看護 - 高知学園短期大学

<看護学科>
専門教育科目・教職専門科目
科目名
ページ
科目名
ページ
<基礎分野>
生活と環境 ······························
保健統計学 ······························
情報科学Ⅰ ······························
情報科学Ⅱ································
医療英語 ································
心理学(発達心理学含む) ··················
人間関係論(コミュニケーション含む) ···············
健康・スポーツ科学 ······················
平和と友愛論 ····························
1
2
3
4
5
6
7
8
9
<専門基礎分野>
人体の構造と機能Ⅰ ······················
人体の構造と機能Ⅱ ······················
医学概論 ································
症候と病態 ······························
治療学総論 ······························
治療援助学Ⅰ ····························
治療援助学Ⅱ ····························
生化学 ··································
臨床薬理学 ······························
微生物学・免疫学 ························
臨床検査学総論 ··························
臨床栄養学 ······························
高次脳機能障害論 ························
高次脳機能障害のケア······················
公衆衛生学(衛生学及び予防医学含む) ····
看護と福祉 ······························
看護と政策 ······························
医療と経済 ······························
医療と安全 ······························
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
老年看護学概論 ··························
老年看護援助論Ⅰ ··························
老年看護援助論Ⅱ ··························
小児看護学概論 ··························
小児保健 ································
小児疾患学 ······························
小児看護援助論 ··························
母性看護学概論 ··························
母性学 ··································
母性看護援助論 ··························
精神看護学概論 ··························
精神看護援助論Ⅰ ························
精神看護援助論Ⅱ ························
急性期看護実習 ··························
慢性期看護実習 ··························
老年看護実習 ····························
小児看護実習 ····························
母性看護実習 ····························
精神看護実習 ····························
在宅看護学概論 ··························
在宅看護援助論 ··························
看護研究 ································
看護管理論 ······························
災害看護学 ······························
看護技術評価 ····························
健康教育演習Ⅰ ··························
健康教育演習Ⅱ ··························
在宅看護実習 ····························
総合看護実習 ····························
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
<教職に関する専門教育科目(養護教諭)>
<専門分野>
看護学概論 ······························
看護過程論 ······························
基礎看護援助方法論Ⅰ······················
基礎看護援助方法論Ⅱ······················
看護と倫理································
フィジカルアセスメント····················
家族看護学 ······························
基礎看護実習······························
急性期看護学概論 ························
急性期看護援助論 ························
回復期看護論 ····························
慢性期看護学概論 ························
慢性期看護援助論Ⅰ ······················
慢性期看護援助論Ⅱ ······················
終末期看護論 ····························
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
養護概説 ································
教育心理学 ······························
教育課程総論 ····························
教職論 ··································
教育原理 ································
教育の方法及び技術 ······················
教育相談 ································
道徳教育の指導法 ························
特別活動の指導法 ························
生徒指導の理論と方法 ····················
学校保健 ································
養護実習事前事後指導 ····················
教職実践演習(養護教諭) ················
養護実習 ································
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
授業科目
生活と環境
開講学科等
看護学科
担当教員
山西
授業の方法・単位
1年
講義・1単位
前期
亜紀子(看護学科)
<授業の目的>
環境を多面的に捉え、健康や生活との関わりを理解し、看護の視点で環境を捉えるための基礎
的知識を学ぶ。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
1.環境の概念及び療養生活環境が患者に与える影響について述べることができる。
2.環境、健康、生活を看護の視点で捉え、看護の役割を説明することができる。
1
環境とは何か
/ 看護学における環境の捉え方
2
病者の心の理解
3
療養生活環境1:空間
4
療養生活環境 2:安全と安楽
5
療養生活環境 3:食・睡眠
6
療養生活環境 4:排泄・清潔
7
グループワーク:療養生活環境と看護の役割
8
発表、討論及びまとめ
授
業
の
9
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義、グループワーク
テキスト
川口孝泰「ベッドまわりの環境学」(医学書院)
参考文献
随時紹介
評価方法
レポート(80%)
提出物(20%)
授業時間外に
事前課題に取り組み授業に臨むこと。授業後はテキスト及び配布資料で理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
開講期間の空き時間(原則として要予約)
履修上の
注意事項
- 1 -
授業科目
保健統計学
開講学科等
看護学科
担当教員
石川
授業の方法・単位
1年
講義・2単位
後期
麻衣、井上
正隆
<授業の目的>
基本となる情報の取扱方法、統計的分析方法、保健医療看護従事者として知っておくべき集団
の健康及び環境に係る統計指標を読み取る技術等を習得する。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
1)基礎的な統計学的手法を理解して活用することができる。
2)基本的な統計指標の定義、特徴、傾向を説明することができる。
1
保健統計が必要な理由、統計学とは
(井上)
2
図表の見かたと解釈
3
統計学的手法1
種類と使い分け
4
統計学的手法2
結果の解釈
5
疫学的因果関係の推定
6
看護師に必要な疫学指標1
有病率、罹患率
7
看護師に必要な疫学指標2
さまざまな死亡率
8
統計調査のしくみと方法
9
健康に関する指標1
人口統計
(石川)
10
健康に関する指標2
疾病統計
(石川)
11
健康に関する指標3
医療統計、福祉・介護統計
12
健康に関する指標4
労働統計、感染症統計、学校保健統計
13
統計からみた高知県の現状と課題1
(石川)
14
統計からみた高知県の現状と課題2
(石川)
15
統計資料の活用方法
16
試験
(井上)
(井上)
(井上)
授
業
の
計
健康被害と母集団、疫学的因果関係、疫学的因果関係
(井上)
(井上)
(石川)
(石川)
画
授業の方法
(石川)
(石川)
講義(一部演習を行う)
テ キ ス ト 「国民衛生の動向」(厚生労働統計協会)
参考文献
適宜紹介する
評価方法
試験(100%)
授業時間外に
教科書を活用し、前回の授業内容の復習をしたうえで授業に臨むこと
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
- 2 -
(井上)
授業科目
情報科学Ⅰ
開講学科等
看護学科
担当教員
寺尾
授業の方法・単位
1年
講義・1単位
前期
康(生活科学学科)
<授業の目的>
情報セキュリティーについての基本的な理解、情報モラルの育成とともに、各専門職・職場
で必要とされる基本的な情報活用力を身につける。統計や検定について、基本的な処理ができ
るようになる。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
情報セキュリティーについて基本的な理解ができる。情報モラルに従って、情報活用のプロ
セスにおいて必要となる、情報を集め、分析し、整理・蓄積し、伝える、基本的な力を持ち、
情報を安全かつ適切に運用することができる。統計や検定について、基本的な処理ができる。
授
業
1
ガイダンス利用者登録、授業の進め方の説明、情報とは?
2
情報セキュリティー・情報検索
3
エクセルと統計の基礎Ⅰ
4
エクセルと統計の基礎Ⅱ
5
エクセルと統計の基礎Ⅲ
6
エクセルと検定Ⅰ
7
エクセルと検定Ⅱ
8
エクセルと検定Ⅲ
9
ワードによる文書作成の基礎Ⅰ
10
ワードによる文書作成の基礎Ⅱ
11
ワードとエクセルの連携
12
パワーポイントの基礎Ⅰ
13
パワーポイントの基礎Ⅱ
14
情報倫理
15
まとめ
の
計
画
16
授業の方法
講義・演習
テキスト
PDF、プリント配布など。
参考文献
医療系のための情報リテラシー(東京図書)
評価方法
授業態度・授業課題(60%)、レポート(40%)
授業時間外に
教員が指定する自主学習教材
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
火曜日
午後 2 時 30 分~4 時
講義であるので、コンピュータ操作については、十分な実習の時間を設定できない。また、概
要の説明である。実際の操作練習については、各自で時間をとって取り組むこと。
- 3 -
授業科目
情報科学 II
開講学科等
看護学科
担当教員
寺尾
2年
授業の方法・単位
演習・1単位
前期
康(生活科学学科)、宮城
嗣春
<授業の目的>
看護における情報リテラシーとしての統計や検定に関する基礎的な知識と処理ができるように
なる。看護師の現場における情報の記録や考え方を理解し、資料としてまとめることができ、発
表することができるようになる。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
統計や検定に関する基礎的な知識と処理ができる、看護に関する情報を検索・調査し、電子的
な資料としてまとめることができる。電子カルテと病院における情報システムの概要が説明でき
る。個人情報漏洩等の事故を起こさないための知識を身につける。
授
業
1
ガイダンス(利用者登録,PC 環境説明,授業の進め方)、統計の基礎概念
2
エクセルと統計の基礎Ⅰ
(寺尾)
3
エクセルと統計の基礎Ⅱ
(寺尾)
4
エクセルと統計の基礎Ⅲ
(寺尾)
5
エクセルと検定Ⅰ
(寺尾)
6
エクセルと検定Ⅱ
(寺尾)
7
エクセルと検定Ⅲ
(寺尾)
8
看護における情報と記録
(寺尾)
9
病院における情報
(宮城)
10
発表資料の収集
(宮城)
11
発表資料の整理
(宮城)
12
パワーポイントによる発表の作成Ⅰ(宮城)
13
パワーポイントによる発表の作成Ⅱ(宮城)
14
パワーポイントによる発表の作成Ⅲ(宮城)
15
まとめ
の
計
画
(宮城)
16
授業の方法
コンピュータ演習
テキスト
プリント配布等
参考文献
適宜、紹介する。
評価方法
授業態度・授業課題(60%)、レポート(40%)
授業時間外に
教員が指定する自主学習教材
必要な学習
オフィスアワー
火曜日
午後 2 時 30 分~4 時(寺尾)
履修上の
注意事項
- 4 -
(寺尾)
授業科目
医療英語
開講学科等
看護学科
担当教員
片山
授業の方法・単位
2年
演習・1単位
後期
美穂(生活科学学科)
<授業の目的>
医療論文を精読することにより、医療英語を理解する土台となる英語力を身に付ける。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
基礎看護学、小児看護学、精神看護学、成人看護学、老年看護学、在宅看護学、母性看護学
に関する基礎的語彙が理解できる。
1
医療英語概説、スピーキング(あいさつ、自己紹介)
2
リーディング(基礎看護学 1)、スピーキング(看護技術)
3
リーディング(基礎看護学 2)、スピーキング(症状)
4
リーディング(小児看護学)、スピーキング(受付、会計)
5
リーディング(精神看護学)、スピーキング(風邪、胃の痛み)
6
リーディング(成人看護学)、スピーキング(内科)
7
履修語彙等のまとめ 1、スピーキング(外科)
8
レポート 1
9
レポートを活用したワーク、スピーキング(小児科、内科)
10
リーディング(老年看護学)、スピーキング(眼科、耳鼻咽喉科)
11
リーディング(在宅看護学)、スピーキング(皮膚科、泌尿器科)
12
リーディング(母性看護学)、スピーキング(産科、放射線科)
13
履修語彙等のまとめ 2、スピーキング(歯科)
14
レポート 2
15
履修語彙等の総復習
16
試
授
業
の
計
画
授業の方法
テキスト
験
演習
「看護英会話入門」 第 3 版、植木武、ドレール・トウン 著 (医学書院)、「スタンダード医学英和辞
典」佐藤登志郎 監修(南山堂)
参考文献
評価方法
平常時課題(40%)、小テスト(20%)、試験(40%)
授業時間外に 授業で扱う論文や会話等に出てくる文法を整理し、語彙や表現をノートなどにまとめること。
必要な学習 授業内で指示する課題を必ず行うこと。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
火曜日 10:30-12:00
「スタンダード医学英和辞典」の購入の詳細については、1 回目の授業で連絡をします。なお、英
和辞書(手持ちのもので可)を持参するようにしてください。
- 5 -
授業科目
心理学(発達心理学含む)
開講学科等
看護学科
担当教員
吉村
授業の目的
・到達目標
授
斉(幼児保育学科)
<授業の目的>
学生は、看護師として対象者の統合的な理解をもとに援助的関係を形成し実施できるよう、
人の心の動きや行動の意味を探り、人間を生涯にわたって発達する存在として捉え、各発達段
階における心理的および身体的発達について理解することを目的とする。
<到達目標>
学生が、人間の各発達段階における心理的および身体的発達について、段階間の変化を踏ま
えて説明することができる。
社会生活における心理学
心理学とは
研究対象
2
知覚①(錯視)
人間の目は確かか?
3
知覚②(反転図形)
ないものが見える?あるものが見えない?
複数の視点から捉える必要性
4
学習①(条件づけ)
人は経験によって造られるのか?
行動
情緒の発達
5
学習②(記憶)
覚えやすいこと、覚えにくいこと
記憶と忘却のメカニズム
6
人格①(類型論・特性論)
人格はわかるか?
測定法
7
健康(欲求不満・防衛機制)
ストレスがたまると、どうなる?
8
発達①(発達の基準)
行動科学
精神分析
9
発達②(遺伝と環境)
発達の規定要因
発達段階
10
発達③(認知発達)
自己中心性
パターンの知覚
11
発達④(言語発達)
概念の発達
外言・内言
12
発達⑤(児童期)
発達課題
役割取得能力の獲得
13
発達⑥(青年期)
発達課題
心理的離乳
14
発達⑦(成人期)
発達課題
更年期障害
15
発達⑧(老年期)
発達課題
認知症
16
試
の
計
授業の方法
講義・2単位
前期
1
業
画
1年
授業の方法・単位
歴史
科学の基準
心理的法則と人間の行動の関係
意義と限界
フラストレーション
乳幼児の特徴
動機
社会行動
親子関係
奥行きの知覚
ホスピタリズム
自我同一性の確立
験
教科書とプリントを使用し、講義形式で行う。テーマに基づいて討論し発表することもある。
テキスト
「新体系看護学
基礎科目
心理学」田中一彦(メヂカルフレンド社)
参考文献
随時紹介
評価方法
試験 60%、授業への取組 40%。
授業時間外に 予習:テキストで該当する部分を予め読んでおくこと(90 分)。
必要な学習 復習:学んだ理論等について、日常生活での体験や身近な事例を挙げられること(180 分)。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
金曜日午後 4 時-6 時。その他の時間も随時。
「学生生活と履修の手引き」に記載されている内容、および授業 1 回目に説明する事項を厳守す
ること。
- 6 -
授業科目
人間関係論(コミュニケーションを含む)
開講学科等
看護学科
担当教員
和泉
1年
授業の方法・単位
講義・2単位
後期
明子(看護学科)
<授業の目的>
関係性の構築のために必要な知識と技術を学び、対人援助者としての資質を養うことを目的
とする。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標
関係性構築のためのコミュニケーション技法を習得し、実践できる。
自己の気づきを深めることの意義を理解し、自己を振り返ることができる。
患者-看護師関係の特徴を理解することができる。
健康相談活動の理論を学び、カウンセリング技法として実践できる。
授
1
人間関係とは、コミュニケーションとは何か。自己紹介(伝える技術・聴く技術)
2
相互作用を促進するコミュニケーション技法①(相手を知る・聴く技術)
3
相互作用を促進するコミュニケーション技法②(伝える技術・アサーティブコミュニケーション)
4
自己への気づきを深める①(自己を知る)
5
自己への気づきを深める②(プロセスレコード)
6
自己への気づきを深める③(プロセスレコード)
7
自己への気づきを深める④(プロセスレコード)
8
患者―看護師関係
9
健康相談活動の理論とカウンセリング技法①
10
健康相談活動の理論とカウンセリング技法②
11
健康相談活動の理論とカウンセリング技法③
12
健康相談活動の理論と技術(ロールプレイ)①
13
健康相談活動の理論と技術(ロールプレイ)②
14
健康相談活動の理論と技術(ロールプレイ)③
15
健康相談活動の理論と技術(ロールプレイ)④
16
試
業
の
計
画
授業の方法
験
講義・演習(グループワークと発表)
テキスト
テキストは指定しない。
参考文献
「系統看護学講座
評価方法
授業態度 10%・演習 20%、課題レポート 40%・試験 30%
基礎分野 人間関係論」
授業時間外に
①家族や友人と会話し、やり取りを記録に残す
必要な学習
オフィスアワー
積極的に来てください。
履修上の
注意事項
- 7 -
長谷川浩
編集
医学書院
②カウンセリング場面のシナリオの作成
授業科目
健康・スポーツ科学
開講学科等
看護学科
担当教員
山本
1年
授業の方法・単位
演習・1単位
前期
英作(幼児保育学科)
<授業の目的>
運動と健康のかかわりについて理解を深める。また、様々なスポーツの基礎となる運動のポ
イントを確認し、正しく実践することができるようになる。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標 ・授業で取り上げた問題に関する基礎知識を身につけ、それらを具体的に説明することができ
る。
・3 種類の運動(ストレッチング運動、有酸素運動、レジスタンス運動)を正しく実践できる。
・自分の生活スタイルと健康状態を顧み、「運動」による健康増進計画を立案し、試行した結
果をレポートにまとめて報告することができる。
1
2
3
授
4
5
業
6
7
8
の
9
10
計
11
12
画
13
14
15
ガイダンス: 「健康・スポーツ科学」で何を学ぶのか?
運動と健康の概念:
「運動」、「体力」、「健康」とは?
疲労・ストレス・休養と運動:
運動による疲労回復とストレス解消、「ストレッチング運動」の紹介
運動と食事:
スポーツ栄養学の基礎知識、「有酸素運動(ウォーキング)」の紹介
体脂肪を減らす:
運動による健康的なダイエット、「レジスタンス運動」の紹介
「生涯スポーツ」の実践へ:
スポーツ基本法、さまざまな運動施設、総合型地域スポーツクラブの現状など
講義のまとめと復習(小テスト)、実技・演習について
実技・演習:
ストレッチング運動の実践(1)
実技・演習:
ストレッチング運動の実践(2)
実技・演習:
有酸素運動の実践(1)
実技・演習:
有酸素運動の実践(2)
実技・演習:
レジスタンス運動の実践(1)
実技・演習:
レジスタンス運動の実践(2)
実技・演習:
健康法、ニュースポーツ等の実践(1)
実技・演習:
健康法、ニュースポーツ等の実践(2)、課題レポート提出
16
授業の方法
講義(視聴覚教材を活用して行う)、実技を取り入れた演習
テキスト
テキストは指定しない。必要に応じてプリント等を配付する。
参考文献
「新版 健康と運動の科学」九州大学健康科学センター(大修館書店)
「イラストでみる健康づくり運動指導」島岡清(市村出版)
「女性のためのスポーツ指導」[VTR 映像]NPO 法人ジュース(紀伊国屋書店)等
評価方法
授業への積極的な参加(50%)、小テスト(25%)、レポート(25%)により評価する。
授業時間外に
予習:各回テーマに関する自己の現状を把握する。復習:学びをもとに健康増進策を考案する。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
火曜日 14:30~16:00
山本(英)研究室(1 号館 4 階)
実技には、動きやすい服装で参加すること。グループワークにおける取り組みを重視する。
- 8 -
授業科目
平和と友愛論
開講学科等
看護学科
担当教員
浜田
授業の目的
・到達目標
授
業
1年
授業の方法・単位
講義・1単位
前期
幸作
<授業の目的>
職業人としての資質を身に付けるため、国際社会や日本の「平和と友愛」に関する問題
及び人権の尊厳について理解し、洞察できるようになる。
<到達目標>
人権の尊厳に関して、自分の体験や日常生活における事例を踏まえて説明することがで
きる。
1
不安定な国際情勢と国際連合の役割
2
保健政策と国際支援
3
国際人権条約及び少数民族差別
4
世界の人権問題
5
男女共同参画社会の実現に向けて
6
日本の人権問題
7
「児童虐待」と「いじめ」問題
8
感性と洞察力
-正義は神の如し-
の
9
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義(視聴覚教材を活用して行う)
学生への質問
テキスト
本学で作成した教材及び「高知県の人権について」平成 27 年 12 月
参考文献
外交青書(外務省),世界人権宣言,国際人権規約,外務省ホームページ,子どもの権利条約
(日本ユニセフ協会),人種差別撤廃条約,女子差別撤廃条約,男女共同参画社会基本法,
第4次男女共同参画基本計画,女性活躍推進法及び基本方針,児童虐待の防止等に関する法
律,児童相談所での児童虐待相談対応件数,いじめ防止対策推進法
評価方法
レポート 80%、提出物・授業中の態度 20%
授業時間外に
必要な学習
新聞やニュースなどで最新情報を収集すること。
自分との係わりについて、問題意識を深めまとめること。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
授業中に質問時間を設けるので、積極的に質問すること。
- 9 -
高知県
授業科目
人体の構造と機能Ⅰ
開講学科等
看護学科
担当教員
三島
1年
授業の方法・単位
講義・2単位
前期
弘幸(医療衛生学科)
<授業の目的>
人体の形態と構造およびそれらの相互関係について、各系統別に把握し、これらの基礎知識を
総合的に理解できるようになる。体を構成する最小単位は細胞である。細胞やその集団である組
織の機能をもとに、体の仕組みを認識できるようになる。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
人体の形態と構造、さらにそれを構成する細胞、組織や器官がどのように機能しているか具体
的に述べることができる。どのような仕組みで体が調整されているか説明できる。体の各系統別
に観察力を養い、構造をスケッチで表現できる。体の働きについて調べることができる。
授
業
1
解剖学と生理学の概要、解剖学用語(方向用語)、小テスト
2
細胞、組織、器官について、小テスト
3
骨格系(骨の連結、関節)、小テスト
4
筋系
5
消化器系(消化管)
消化と吸収(消化管:胃、小腸、大腸)
6
消化器系(消化腺)
排泄(大腸、皮膚、腎臓などからの排出)
7
呼吸器系
肺の構造、ガス交換、換気量の調節、呼吸の調節
8
循環器系
心臓、動脈系、静脈系、心臓の自動機能、血管の種類と機能、血圧調節、リンパ系
9
泌尿器系
腎臓、尿管、尿道、体液や尿の生成
10
内分泌系
ホルモン、カルシウムや体液量および血糖値の調節
11
神経系(中枢神経、末梢神経、自律神経による内臓の調節)
12
感覚器系(感覚器、感覚の一般的性質、味覚、嗅覚)
13
体温(体温、体温調節、発熱)、生殖器系(男性生殖器)
14
生殖器系
15
発生学
16
試
筋の種類、収縮の仕組み
レポート課題
の
計
画
授業の方法
テキスト
参考文献
評価方法
(女性生殖器)
発生と老化
験
講義:模型、スライドやビデオを使用する。レポート課題や小テストを行う。
「系統看護学講座 専門基礎[1]人体の構造と機能 解剖生理学1」
坂井・岡田著(医学書院)
「図表読解・調べ学習 イメージできる解剖生理学」MC メディカ出版、「ぜんぶわかる人体解剖
図」成美堂出版。解剖学に関する本が図書館に常備されているので、図書館を積極的に活用する
こと。
定期試験 80%、レポート課題 10%、小テスト・提出物 10%
授業時間外に 講義の前後に教科書をよく読み、図や写真を十分に観察して理解すること。毎回学習したことを
必要な学習 しっかりノートにまとめておく。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
毎週火曜日
5時限目
基礎科目あるいは臨床科目との関連を常に意識して、総合的に理解してほしい。図書館の本やビ
デオを活用して、勉強してほしい。わからないことがあれば、積極的に質問すること。
- 10 -
授業科目
人体の構造と機能Ⅱ
開講学科等
看護学科
担当教員
三島
1年
授業の方法・単位
演習・1単位
後期
弘幸(医療衛生学科)
<授業の目的>
演習を通じて、人体の形態と構造、人体を構成する細胞、組織や器官がどのように機能してい
るか理解できるようになる。どのような仕組みで体が調整されているかが認識することができる
ようになる。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
観察力を養い、人体を構成する細胞、組織や器官がどのような構造や働きをしているかが説明
できる。各器官がどのように機能し、どう関連があるか系統たてて説明することができる。体の
各器官の働きについてグループワークを通して調べることができる。
授
業
1
体のしくみについてのグループワーク(TBL)、グループ別発表、相互評価
2
骨の連結や関節についての演習 1 紙の骨格模型ボーニーを制作
3
骨の連結や関節についての演習 2、骨格模型ボーニーを制作、小テスト
4
骨の連結や関節についての演習 3、 同上骨格模型ボーニーを制作
5
骨の連結や関節についての演習 4、 同上骨格模型ボーニーを制作、小テスト
6
筋の生理学
7
循環器
8
血液細胞の観察
9
呼吸の調節や心臓、心電図・心拍数の測定、カラースケッチ
10
血圧の測定、脳底の動脈などのカラースケッチ
11
脳(中枢神経と自律神経系)、カラースケッチ
12
消化器系、唾液検査、カラースケッチ
13
生殖器系・内分泌系、血糖値の測定、カラースケッチ
14
感覚器と体温、体温の測定、2 点閾値の測定、カラースケッチ
15
感覚器:味覚の測定、カラースケッチ
16
試
グループワーク
小テスト
相互評価
部位別の筋のカラースケッチ、筋力の測定、カラースケッチ
動脈・静脈系、血管の種類と機能、カラースケッチ
顕微鏡にて観察、カラースケッチ
の
計
画
授業の方法
験
演習。小テスト、標本観察、スケッチ、各種の測定、顕微鏡観察などを行う。12 色の色鉛筆持参
し、カラースケッチを行う。
テキスト
「「系統看護学講座
解剖生理学 人体の構造と機能〔1〕」坂井・岡田著(医学書院)
参考文献
「図表読解・調べ学習 イメージできる解剖生理学」MC メディカ出版、「ぜんぶわかる人体解剖
図」成美堂出版。解剖学に関する本が図書館に常備されているので、図書館を積極的に活用する
こと。
評価方法
スケッチなどの提出物 10%、小テスト 10%、相互評価 5%、ボーニー作成 5%、試験 70%
授業時間外に 事前に教科書をよく読み、図や写真を十分に観察して理解すること。毎回学習したことをしっか
必要な学習 りノートにまとめておく。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
毎週火曜日
5時限目
基礎科目あるいは臨床科目との関連を常に意識して、総合的に理解してほしい。図書館の本やビ
デオを活用して、勉強してほしい。12 色の色鉛筆持参すること。わからないことがあれば、積極
的に質問すること。
- 11 -
授業科目
医学概論
開講学科等
看護学科
担当教員
大黒
授業の方法・単位
1年
講義・1単位
前期
隆司
<授業の目的>
医学の定義、医学の歴史、医の倫理などを学び、今日求められている医療とは、医療のあるべ
き姿などについて学ぶ。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
・医学の定義、医学の歴史、医の倫理について説明できる。
・医学概論を学ぶことによって、専門基礎医学や看護学との関連について理解することができる。
授
1
医学をどのようにとらえるか
2
医学の発達のすがた
3
健康、病気、医学の体系
4
病気による身体の変化
5
病気の診断
6
病気の治療とリハビリテーション
7
病気の予防
8
新しい医療システム、医学および看護の生命へのアプローチ、衛生統計
9
試験
-医学史
病気の原因
業
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義
テキスト
日野原重明
著「系統看護学講座別巻 医学概論」
参考文献
必要時適宜紹介
評価方法
試験(100%)
(医学書院)
授業時間外に
授業で使用するテキストを熟読し、理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
- 12 -
授業科目
症候と病態
開講学科等
看護学科
担当教員
三木
授業の方法・単位
1年
講義・2単位
前期
友香理(医療衛生学科)
<授業の目的>
病気(疾病)が、どのような原因で機序で発生し、どのような機序で進行して患者に影響を与
えるのか、正常な状態と比較して形態的あるいは機能的変化が生じるのかについて理解する。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
臓器の違いをこえて共通にみられる病気について、原因や特徴が説明できる。さらに、日本人
の死因として重要な病気や罹患率の高い病気についてその病態が説明できる。
授
業
1
病理学とは何か、病理検査、病気の原因
2
細胞・組織の障害と修復(萎縮、肥大、過形成、化生、変性、再生、肉芽組織、創傷治癒)
3
循環障害
①(浮腫、充血、うっ血、側副循環)
4
循環障害
②(出血、塞栓症、梗塞、高血圧症、ショック)
5
循環障害
③(虚血性心疾患、脳血管疾患)
6
炎症と免疫
7
アレルギーと自己免疫疾患
8
感染症
9
代謝障害
①(脂質代謝障害、タンパク質代謝障害)
10
代謝障害
②(糖質代謝障害、その他の代謝障害)
11
老化と死
12
先天異常と遺伝子異常
13
腫瘍
①(腫瘍の定義と分類、腫瘍の広がりと影響)
14
腫瘍
②(腫瘍の発生病理、腫瘍の診断と治療)
15
腫瘍
③(呼吸器の悪性腫瘍、消化管の悪性腫瘍)
16
試
の
計
画
授業の方法
験
講義(視聴覚教材、配布プリントを活用して行う)
テキスト
『系統看護学講座
『系統看護学講座
専門基礎分野「病理学」』大橋 健一、他(医学書院)
専門基礎[1]人体の構造と機能 解剖生理学1』坂井・岡田著(医学書院)
参考文献
『トリセツ・ヤマイ』海堂 尊(宝島社)、『はじめての病理学』清水 道生(ナツメ社)、
『病理学』堤 寛(医学芸術社)、『はじめの一歩のイラスト病理学』深山 正久(羊土社)
『シンプル病理学』笹野 公伸(南江堂)、『標準病理学』坂本 穆彦、他(医学書院)
評価方法
試験(70%)、小テスト(30%)
授業時間外に 講義の前後に教科書をよく読み、図や写真を含めて十分に理解すること。
必要な学習 章ごとに各自で要点をまとめたノートを作成しておくこと。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
毎週
月曜・水曜
16:30~18:30
在室時はこれ以外でも随時可
本来、症候と病態は、正常な構造と機能を理解した上で学習する科目であり、入学してすぐの学
生にとっては非常に難しく感じると思いますが、わからないところは積極的に質問をして理解を
深めてください。また、現代の医療問題について日常的に興味関心を持つよう心掛ける。
- 13 -
授業科目
治療学総論
開講学科等
看護学科
担当教員
久
授業の目的
・到達目標
授業の方法・単位
1年
晃生、西岡
演習・1単位
後期
明人、澁谷 祐一、大田
和道、仙頭
正人、中内
昌仁、石川
裕治
<授業の目的>
健康障害が生じた人に対する治療法の手術療法・放射線療法・人工呼吸器・臓器移植・人工
透析について根拠を踏まえて理解できる。 また、医学的リハビリテーション治療(理学療
法、作業療法、言語聴覚療法)の概要を理解できる。
<到達目標>
手術療法・放射線療法・人工呼吸器・臓器移植・人工透析、医学的リハビリテーション治療
(理学療法、作業療法、言語聴覚療法)の概要が説明できる。
1
手術療法(外科手術、麻酔)①
(久)
2
手術療法(外科手術、麻酔)②
(久)
3
手術療法(外科手術、麻酔)③
(久)
4
ショックの治療と救急蘇生
①
(久)
5
ショックの治療と救急蘇生
②
(久)
6
放射線療法
①
(西岡)
7
放射線療法
②
(西岡)
8
人工呼吸器・人工臓器とME機器
(澁谷)
9
臓器移植
(澁谷)
10
人工透析と血液浄化
①
(大田)
11
人工透析と血液浄化
②
(仙頭)
12
人工透析と血液浄化
③
(仙頭)
13
内視鏡
(中内)
14
医学的リハビリテーションの概要と対象
(石川)
15
理学療法・作業療法・言語聴覚療法
(石川)
16
試
授
業
の
計
画
授業の方法
講義
験
視聴覚教材
テキスト
「治療法概説」
小坂
樹徳 編集(メヂカルフレンド社)
参考文献
目で見るリハビリテーション医学(東京大学出版会)、リハビリテーション論(中央法規)
必要時適宜紹介
評価方法
試験(100%)*担当者ごとに試験を実施する。
授業時間外に
予習:テキストを事前に読んでくること。復習:授業の内容を復習し、理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
医療チームの中心的役割を果たす看護師として他職種チームメンバーの領域を理解すること。
また、看護業務との関係を認識する。
- 14 -
授業科目
治療援助学Ⅰ
開講学科等
看護学科
担当教員
大黒
授業の目的
・到達目標
授
授業の方法・単位
1年
演習・1単位
後期
隆司、池田
光徳、久
晃生
<授業の目的>
「人体の構造と機能」「症候と病態」「治療学総論」で学んだ知識を活用し、内科的・外科
的対応が主となる疾患の治療と健康の回復について理解できる。
<到達目標>
内科的・外科的対応が主となる疾患の治療と健康の回復について説明できる。
1
呼吸器疾患と内科的治療
(大黒)
2
消化器疾患と内科的治療
(大黒)
3
循環器疾患と内科的治療
(大黒)
4
腎及び泌尿器疾患と内科的治療
(大黒)
5
血液及び造血器疾患と治療
(大黒)
6
内分泌及び代謝疾患と治療
(大黒)
7
自己免疫疾患と治療
(大黒)
8
皮膚疾患と治療
(池田)
9
呼吸器疾患と外科的治療
(久)
10
消化器疾患と外科的治療
①
(久)
11
消化器疾患と外科的治療
②
(久)
12
循環器疾患と外科的治療
(久)
13
腎及び泌尿器疾患と外科的治療
(久)
14
脳神経疾患と治療
(久)
15
運動器疾患と治療
(久)
16
試
業
の
計
画
授業の方法
講義
験
視聴覚教材
テキスト
「新体系看護学全書
参考文献
必要時適宜紹介
評価方法
試験(100%)
成人看護学②~⑨、⑪~⑬」
(メヂカルフレンド社)
*各担当者ごとに試験を実施する
授業時間外に
予習:テキストを事前に読んでくること。復習:授業の内容を復習し、理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
眼疾患と治療、耳鼻咽喉疾患と治療については、急性期看護援助論の中で授業内容を修得するも
のとする。
- 15 -
授業科目
治療学援助学Ⅱ
開講学科等
看護学科
担当教員
今村
小野
授業の目的
・到達目標
授
業
2年
授業の方法・単位
演習・1単位
後期
優子・髙藤 裕子・和泉 明子・政平
文子(専攻科地域看護学専攻)
憲子・中岡
亜紀(看護学科)、
<授業の目的>
治療援助学Ⅰで学んだ知識を活用し、主要な疾患に伴う症状への対処について理解する。
<到達目標>
主要な疾患に伴う症状についての病態を理解し、その症状の緩和のための検査・治療・看
護を説明することができる。
1
呼吸器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(呼吸困難)
2
呼吸器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(咳・痰・胸水)
3
循環器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(不整脈)
4
循環器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(ショック・浮腫)
5
消化器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(嚥下障害・食欲不振・悪心・嘔吐)
6
消化器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(便秘・下痢)
7
消化器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(腹痛・吐血・下血)
8
消化器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(黄疸・腹水)
9
消化器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(脱水・口渇)
10
運動器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(褥瘡・転倒)
11
腎・泌尿器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(多尿・無尿・乏尿)
12
腎・泌尿器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
(頻尿・尿閉・尿失禁)
13
脳神経疾患に伴う症状と検査・治療・看護
14
脳疾患に伴う症状と検査・治療・看護
15
血液及び造血器疾患に伴う症状と検査・治療・看護
16
試
の
計
画
授業の方法
(発熱・意識障害・頭蓋内圧亢進症状)
(言語障害・運動麻痺)
(貧血・チアノーゼ)
験
講義・グループワーク
テキスト
根拠がわかる症状別看護過程―こころとからだの 61 症状・事例展開と関連図
参考文献
「病気がみえる」シリーズ
評価方法
試験 100%
授業時間外に
必要な学習
オフィスアワー
メディックメディア
各領域ごとで必要な解剖生理の復習をする
積極的に来てください。
履修上の
注意事項
- 16 -
(南江堂)
授業科目
生化学
授業の方法・単位
開講学科等
看護学科
担当教員
富永
1年
演習・1単位
前期
麻理(医療衛生学科)
<授業の目的>
生化学とは、生命現象を化学の理論と方法で解明し理解する学問である。生体を構成する物
質の化学構造や特性とその動態を学ぶ。
授業の目的
・到達目標
授
業
<到達目標>
生体構成物質の種類・構造・特性を理解し、生命現象との関連を理解できる。
(物質生化学)
生命活動を営むために必要な生体の代謝(同化・異化)過程を理解できる。
(動的生化学)
1
生化学とは(代謝総論・生体成分・細胞)
2
生命維持に必要な栄養素の構造と性質(糖質)
3
生命維持に必要な栄養素の構造と性質(脂質)
4
生命維持に必要な栄養素の構造と性質(アミノ酸とタンパク質)
5
生命維持に必要な栄養素の構造と性質(核酸とヌクレオチド)
6
生命維持に必要な栄養素の構造と性質(ビタミン・ミネラル)
7
酵素(酵素の役割・性質・分類)
8
酵素(臨床診断と酵素)
9
糖質代謝
10
脂質代謝
11
タンパク質とアミノ酸の代謝
12
核酸・ヌクレオチドの代謝
13
エネルギー代謝
14
遺伝情報
15
代謝と疾患
16
試験
の
計
画
授業の方法
講義
テキスト
『 人体の構造と機能②
参考文献
適宜紹介する。
評価方法
試験(100%)
授業時間外に
必要な学習
オフィスアワー
臨床生化学 』
宮澤恵二編
メディカ出版
各回の授業終了後、教科書でその回の内容に関連した部分を読み返して復習し、授業中理解不十分
であった点を確認し、補う。
木曜日
16 時~18 時
履修上の
注意事項
- 17 -
授業科目
開講学科等
担当教員
授業の目的
・到達目標
臨床薬理学
看護学科
授業の方法・単位
田中
1年
演習・1単位
後期
照夫
<授業の目的>
薬物を用いた疾病の治療とその効果や副作用について理解し、薬物を投与した際の管理や観察
における基本的な知識と姿勢について習得する。
<到達目標>
1)代表的な薬物について、その作用機序を生体の構造・機能と関連させて理解する。
2)薬物が生体に及ぼす影響を理解し、実際の臨床現場で使用する際の注意点について理解する。
3)個々の患者の状態に合わせた薬物療法の基本的な考え方を習得する。
1
薬理学総論(1)
2
薬理学総論(2)
3
薬理学総論(3)
4
抗感染症薬
5
抗がん薬・免疫治療薬
6
抗アレルギー薬・抗炎症薬
7
末梢での神経活動に作用する薬物
8
中枢神経系に作用する薬物①
9
中枢神経系に作用する薬物②
10
心臓・血管系に作用する薬物①
11
心臓・血管系に作用する薬物②
12
呼吸器に作用する薬物
13
消化器に作用する薬物
14
生殖器・物質代謝に作用する薬物、その他救急用薬、漢方薬、皮膚科・眼科用剤など
15
まとめ
16
試
授
業
の
計
画
験
授 業 の 方 法 講義(パワーポイントを使用)、確認問題
テキスト
「系統看護学講座
参考文献
適宜紹介する
評価方法
試験(100%)
授業時間外に
必要な学習
専門基礎分野 薬理学」吉岡充弘
授業の内容を復習し、理解を深めること
オフィスアワー
履修上の
注意事項
- 18 -
他(医学書院)
授業科目
微生物学・免疫学
開講学科等
看護学科
担当教員
村上
1年
雅尚・武市
授業の方法・単位
演習・1単位
前期
和彦(医療衛生学科)
<授業の目的>
微生物学では人体に感染を起こすウイルスや細菌などの病原微生物に関する基本的な知識を
理解し、医療現場において感染症への正しい対処法を見につけることを目的とする。
免疫学では免疫のシステムと特徴や免疫が関与する疾患について理解する。
授業の目的
<到達目標>
・到達目標
・病原微生物の種類を把握し感染あるいは感染防御について説明できる。
・病原体ごとに感染の特徴や様式、病原性、診断から治療について説明できる。
・自然免疫と獲得性免疫の違い、細胞の働き、抗体の役割を説明できる。
・アレルギー反応の種類、自己免疫疾患、輸血・移植の検査について説明できる。
授
1
病原微生物とは何か、説明できる。ヒトと感染症の関係(歴史、感染症の予防と治療、検査・診
断のあゆみ)について説明できる。(村上)
2
感染と感染症の違いを理解し、感染機構と種類(感染のしくみ、種類、現状、検査・診断・治療
の概要)について説明できる。(村上)
3
細菌の形態・構造と分類、検査と診断について。(村上)
4
手形培地を用いて、ヒトの常在細菌叢を観察して説明できる。(実習)(村上)
5
細菌の病原性について1(村上)
6
細菌の病原性いついて2(村上)
7
細菌の病原性について3
8
ウイルスの形態・構造と分類、感染増殖、検査と診断、治療と予防について、説明できる。
(村上)
9
ヒトの病気の起因となる、病原ウイルスと疾患 DNA ウイルス感染1:ヘルペスウイルスなど。
(村上)
10
ヒトの病気の起因となる、病原ウイルスと疾患 DNA ウイルス感染2:インフルエンザウイルスな
ど。(村上)
11
クラミジア・リケッチア・真菌感染症(形態と構造、生活現象と分類、病原性、検査診断、治
療、主な疾患)寄生虫感染症および衛生動物(寄生虫、線虫類、吸虫類、条虫類、原虫類、衛生
動物)について、説明できる。(村上)
12
ウイルス性肝炎の種類と肝炎マーカー、梅毒について、説明できる。(村上)
13
自然免疫と獲得性免疫の違い、免疫担当細胞の種類と働き、抗体の種類と役割、補体の活性経路
と役割(武市)
14
免疫不全症、アレルギー、自己免疫疾患(武市)
15
血液型と輸血の検査方法、臓器移植(武市)
16
試験
業
の
計
画
授業の方法
治療と予防:抗菌薬と耐性について、説明できる。(村上)
講義と簡単な実技(項目ごとにまとめを提示する。)
テキスト
「系統看護学講座
微生物学」(南嶋洋一、吉田真一ほか)医学書院
参考文献
「病原体・感染・免疫」(藤本秀士ほか)南山堂「戸田新細菌学」(改訂 33 版)南山堂
評価方法
定期試験(100%)
授業時間以外 教科書を事前に熟読し授業の理解に努めること。
に必要な学習 配付資料を用いて復習し理解を深めること。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
随時、事前に連絡または訪問にて日時を相談してください
項目ごとにまとめを提示するので、わからないところは質問すること。
- 19 -
配付資料
授業科目
臨床検査学総論
開講学科等
看護学科
担当教員
髙岡
授業の目的
・到達目標
授
業
1年
授業の方法・単位
講義・1単位
榮二・武市
後期
和彦・村上
雅尚・中村
泰子(医療衛生学科)
<授業の目的>
看護師は、患者さんに検査について説明するだけでなく、検査の一部を実施するなど、重
要な役割を担っている。講義では、医療における臨床検査の役割と流れ、検査の意義と注意
点について理解することを目的とする。
<到達目標>
臨床検査の役割と流れを理解し、主たる検査の意義と注意点について説明できる。さら
に、尿検査、血液検査、血液型検査、心電図検査については実習を通じて基本的な検査法を
身につけ実践することができる。
1
臨床検査の役割と種類(担当:武市)
2
一般検査の概要と検査の注意点(担当:武市)
3
血液検体の概要と検査の注意点(担当:高岡)
4
血液学検査の概要と検査の注意点(担当:高岡)
5
臨床化学検査の概要と検査の注意点(担当:高岡)
6
免疫・血清検査の概要と検査の注意点(担当:武市)
7
微生物検査の概要と検査の注意点(担当:村上)
8
生理機能検査の種類と検査の注意点(担当:中村)
9
尿検査の実習(尿試験紙法、尿沈さ)(担当:武市)
10
血液検査の実習(自動血球係数法、血液沈降速度)(担当:高岡)
11
血液型検査の実習(ABO 式、Rh 式)(担当:武市)
12
心電図検査の実習(担当:中村)
13
試
の
計
画
験
14
15
16
授業の方法
講義(一部、実習を含む)
テキスト
系統看護学講座『臨床検査』(医学書院)
参考文献
「患者さんに伝える臨床検査の説明マニュアル」櫻林郁之介
評価方法
試験(40%), レポート(20%), 小テスト(40%)
授業時間外に
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
教科書を事前に熟読し授業の理解に努めること。
配布資料、小テスト、実習の内容を復習し理解を深めること。
放課後
毎回、授業の最後に小テストを実施する。
- 20 -
監修/医師薬出版
授業科目
臨床栄養学
開講学科等
看護学科
担当教員
渡邊
授業の目的
・到達目標
授
授業の方法・単位
2年
講義・1単位
前期
慶子
<授業の目的>
病態を始めとして栄養素や代謝を理解することで、疾患及び栄養状態に基づいた適切な栄養
管理方法を学ぶ。
<到達目標>
療養者の栄養マネジメント及びチーム医療による栄養管理が出来るようになる。
1
臨床栄養学の意義・目的
2
傷病者の栄養アセスメント
3
食事療法・栄養補給方法
4
傷病者への栄養教育
5
疾患・病態別栄養マネジメント(栄養障害)
6
疾患・病態別栄養マネジメント(代謝疾患) (1)
7
疾患・病態別栄養マネジメント(代謝疾患) (2)
8
疾患・病態別栄養マネジメント(循環器疾患)
9
試験
業
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義
演習
ビデオ
パワーポイント
テキスト
『疾病の成り立ち‐臨床栄養学』関戸啓子
編著者(株式会社メディカ)
参考文献
『今日の病態栄養療法』渡辺明治、福井富穂 編著者(南江堂)『基礎栄養学』奥恒行、柴田克
巳 編著者(南江堂)『看護栄養学』尾岸恵三子、正木冶恵 編著(医歯薬出版)『患者指導の
ための病気と栄養』糸川嘉則、松倉茂、清野裕 編著者(南山堂)『病態栄養ガイドブック』日
本病態栄養学会(メディカルビュー社)
評価方法
試験 80%、レポート 20%
授業時間外に
予習:テキストを事前に読んでおくこと。復習:テキスト・配布資料等で理解を深めること
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
- 21 -
授業科目
高次脳機能障害論
開講学科等
看護学科
担当教員
和泉 明子(看護学科)、石川 裕治、森岡
(医療衛生学科)
2年
授業の方法・単位
講義・1単位
前期
美帆(生活科学学科)、大野
由香・中石
裕子
<授業の目的>
高次脳機能障害者を理解するための基本的な考え方について学ぶ。
授業の目的
・到達目標
授
業
<到達目標>
1.高次脳機能障害者を取り巻く社会的状況が理解できる。
2.高次脳機能障害者看護における基本的概念が理解できる。
3.高次脳機能障害者看護の機能と役割が理解できる。
4.高次脳機能障害に関わる疾患と治療について理解できる。
5.高次脳機能障害者のリハビリテーション、栄養、嚥下・咀嚼、口腔ケアの技術が習得でき
る。
1
高次脳機能障害とは何か。高次脳機能障害者看護の基本的概念
(和泉)
2
高次脳機能障害に関連した脳の仕組み
(和泉)
3
高次脳機能障害における特徴と基本的アプローチ
(和泉)
4
高次脳機能障害と失語症
(石川)
5
失語症の基礎知識
(石川)
6
脳機能障害と栄養
(森岡)
7
正常な口腔
(大野)
8
高次脳機能障害と口腔機能、全身疾患と口腔の関連
(中石)
9
試験
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義
視聴覚教材
テキスト
「脳血管障害による高次脳機能障害ナーシングガイド第 3 版」小山珠美他監修(日総研)
プリント
参考文献
シンプル生理学、よくわかる解剖学(南江堂)、目で見るリハビリテーション医学(東京大学出
版会)、リハビリテーション医学大辞典、医学大辞典、臨床運動学(医歯薬出版)
その他必要時適宜紹介
評価方法
試験(100%)*担当者ごとに試験を実施する
授業時間外に
和泉:脳の解剖と働きの復習
必要な学習
オフィスアワー
和泉:積極的に来てください。
履修上の
注意事項
- 22 -
授業科目
高次脳機能障害のケア
開講学科等
看護学科
担当教員
和泉 明子(看護学科)、石川 裕治、森岡
(医療衛生学科)、松木 里江、岡部 美枝
2年
授業の方法・単位
演習・1単位
後期
美帆(生活科学学科)、大野
由香・中石
裕子
<授業の目的>
急性期、回復期、慢性期各期において、対象者の身体的、精神的、社会的背景を理解した上
での適切な看護判断、看護ケアについて理解を深める。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標
高次脳機能障害者の急性期、回復期、慢性期各期の特徴に合わせた看護援助の在り方を説明
できる。
高次脳機能障害者の在宅生活を支えるための指導や他職種・他機関との調整や家族の支援に
ついて説明できる。
授
業
1
高次脳機能障害とは。障害別の看護についての事例検討①
(和泉)
2
高次脳機能障害とは。障害別の看護についての事例検討②
(和泉)
3
失語症の検査と評価
(石川)
4
失語症者との対応
(石川)
5
摂食、嚥下障害に対するアプローチ(栄養管理と観察点)
(森岡)
6
7
〃
(森岡)
摂食、嚥下障害に対するアプローチ(口腔ケア―器質的管理)
8
〃
(大野)
(大野)
の
9
摂食、嚥下障害に対するアプローチ(口腔ケア―機能的管理)実習
10
計
画
〃
(中石)
(中石)
11
高次脳機能障害の急性期、回復期、慢性期看護
(松木)
12
症状別看護アプローチ、訓練法、日常生活における特徴的行動と看護アプローチ
(松木)
13
廃用性症候群の予防とリスク管理、在宅に向けた退院準備と継続看護
(岡部)
14
高次脳機能障害者の家族支援
(岡部)
15
高次脳機能障害者を支えるための他職種との連携、社会資源の活用
高次脳機能障害者看護の倫理的視点
(岡部)
16
試験
授業の方法
講義
視聴覚教材
テキスト
「脳血管障害による高次脳機能障害ナーシングガイド第 3 版」小山珠美他監修(日総研)
プリント
参考文献
高次脳機能障害と家族ケア(講談社)、生活を支える高次脳機能障害リハビリテーション(三輪
書店)、高次脳機能を鍛える(全日本病院出版会)必要時適宜紹介
評価方法
試験(100%)*担当者ごとに試験を実施する
授業時間外に
和泉:脳の解剖と働きの復習
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
和泉:積極的に来てください。
高次脳機能障害ケアの理解を深め、障害ごとに対応した看護ケアを考える。
- 23 -
授業科目
公衆衛生学(衛生学及び予防医学含む)
開講学科等
看護学科
担当教員
田口
3年
授業の方法・単位
講義・2単位
前期
徹也
<授業の目的>
公衆衛生学の概念や歴史など基本的内容を学ぶ。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
公衆衛生学の概念や歴史など基本的内容を理解し、生活者の健康増進に対応した法制度、およ
び公衆衛生活動の進め方を理解することができる。
授
業
1
公衆衛生の理念(1)
2
公衆衛生の理念(2)
3
公衆衛生の技術
4
医療の動向と医療保障
5
公衆衛生と国際化
6
地域保健
7
母子保健
8
学校保健
9
成人・老人保健
10
精神保健
11
難病保健
12
生活環境
13
産業保健
14
感染症
15
危機管理
16
試
の
計
画
授業の方法
験
講義
テキスト
「系統看護学講座
院)
参考文献
随時紹介する
評価方法
試験(100%)
専門基礎 健康支援と社会保障制度2
公衆衛生」芦野由利子他(医学書
授業時間外に
講義内容から各人に興味ある事例を割当て各自に発表してもらうので準備をするように。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
- 24 -
授業科目
看護と福祉
開講学科等
看護学科
担当教員
福間
授業の方法・単位
3年
講義・1単位
前期
隆康
<授業の目的>
社会福祉の基本的な理念や概念、制度について学ぶ。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標
・社会福祉の基本的な理念や概念、制度の概要を説明することができるようになる。
・社会福祉の理念や社会保障・社会福祉制度の基本的な知識を踏まえ、患者が抱える生活上
の困難を考察することができるようになる。
1
現代社会と社会福祉・社会保障
2
暮らしと社会福祉・社会保障
3
福祉の実践、資源の活用
4
ライフサイクルと社会福祉
5
生活保護
6
地域福祉
7
社会保障(社会保険)制度
8
生活と福祉
9
試験
授
業
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義
テキスト
「ナーシング・グラフィカ 健康支援と社会保障③ 社会福祉と社会保障」増田雅暢・島田美喜・
平野かよ子編(メディカ出版)
参考文献
「国民の福祉と介護の動向 2015/2016」厚生労働統計協会編(厚生労働統計協会)
「国民衛生の動向 2015/2016」厚生労働統計協会編(厚生労働統計協会)
評価方法
試験(80%)、ミニレポート(10%)、授業への取り組み(10%)
授業時間外に 購入テキストの目次を概観する。
必要な学習 講義内容を復習する。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
授業終了後
予め、テキストを読んでおくことが望ましい。
講義中の私語は禁止
- 25 -
授業科目
看護と政策
開講学科等
看護学科
担当教員
岡谷
授業の目的
・到達目標
授
業
授業の方法・単位
3年
講義・1 単位
後期(集中)
恵子
<授業の目的>
今日の医療変革の時代における政策が、看護に及ぼす影響について理解する。
そして看護のあるべき姿、さらに今後の看護の展望について広い視野で学ぶ。
<到達目標>
医療政策が看護に及ぼす影響について説明することができる。
1
政策とは何か
2
日本の医療政策の推移
3
看護政策と実践の関わり
4
看護実践・教育の現状
5
重要な看護政策課題と具体的な施策
6
重要な看護政策課題と具体的な施策
7
看護の展望
8
看護の展望
の
9
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義
テキスト
参考文献
看護管理学習テキスト第 2 版、第 7 巻
評価方法
レポート(100%)
看護制度・政策論、日本看護協会出版会、2015
社会保障制度、医療保険制度、医療や看護の提供体制、看護教育制度、介護制度等について今ま
授業時間外に でに学習したことを復習しておくこと。特に、看護制度に関連する主要な統計を調べておくこと。
必要な学習
また、日頃より新聞に目を通し、保健医療政策、看護政策に関する記事を読む習慣をつけるこ
と。できれば、記事をスクラップして、読んだ感想や考えたことをメモしておくことを勧める。
オフィスアワー
集中講義の 1 日目の授業終了後 30 分程度。また、メールにて質問受け付け、回答する。
メールアドレス:[email protected]
履修上の
注意事項
- 26 -
授業科目
医療と経済
開講学科等
看護学科
担当教員
宮井
授業の目的
・到達目標
授
授業の方法・単位
3年
講義・1単位
後期
千恵
<授業の目的>
超少子高齢化の進展、人口構造の変化に対応するために、地域において医療と介護を総合的に
確保するよう改革が進み始めている。我が国の社会保障制度(特に医療制度)の現状と改革の内
容を理解し、医療における経済的視点を養う。
<到達目標>
社会保障制度(特に医療制度改革)の内容および医療における経済的視点について説明するこ
とができる。
1
世界の医療制度と日本の医療制度について
2
保健医療福祉関係法令について
3
日本の社会保障制度の現状と課題
4
地域における医療と介護の総合確保について
5
診療報酬制度のしくみ
6
看護と医療経済①
7
看護と医療経済②
8
看護師の労働供給と労働需要
業
の
9
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義・学生への質問
テキスト
参考文献
評価方法
授業時間外に
必要な学習
オフィスアワー
看護師の働き方を経済学から読み解く,医学書院
「医療政策入門」東京大学医療政策人材養成講座編 医学書院
ナーシング・グラフィカ 健康支援と社会保障④ 医療関係法規
レポート(80%)、グループワーク(20%)
常に保健・医療・福祉に関する情報を、新聞・テレビ・インターネット等から得て理解を深める
こと。
授業の内容を復習し理解を深めること。
履修上の
注意事項
- 27 -
授業科目
医療と安全
開講学科等
看護学科
担当教員
池田
授業の方法・単位
2年
講義・1単位
前期
恵美子(看護学科)
<授業の目的>
我が国の医療安全対策をふまえて、組織の安全文化の醸成に参画するための知識と態度を養う。
授業の目的
・到達目標
授
業
<到達目標>
1.医療安全に用いられる基本的な用語を理解し、事故発生のメカニズムと発生防止の考え方に
ついて説明できる。
①ハインリッヒの法則、スイスチーズモデルが説明できる。
②KYT(危険予知訓練)の考え方を用いて、看護ケアの場面に潜む危険に気づくことができる。
2.我が国の医療安全の歴史と医療安全推進のための政策について説明できる。
3.事故発生時の初期対応について患者・家族の立場から説明できる。
1
ガイダンス、医療事故の現状把握
医療事故を知ろう① グループワーク
自己分析・自己課題の記入・自己及びグループワークの計画立案
2
医療事故の現状把握、
医療事故を知ろう② 調べるテーマの絞り込み
3
課題学習 IBL グループワーク① 文献や資料をもとにテーマについてまとめる
4
課題学習 IBL グループワーク② 文献や資料をもとにテーマについてまとめる
5
課題学習 IBL グループワーク③ 「Medical Safety Guide」を作成
6
課題学習 IBL グループワーク④ 「Medical Safety Guide」を完成
7
課題学習 IBL グループワーク⑤ ワールドカフェによる「Medical Safety
Guide」の共有
8
課題学習 IBL グループワーク⑥ ワールドカフェによる「Medical Safety
Guide」の共有、まとめ
の
計
画
授業の方法
グループワークによる自己学習を進めて、知識を整理する。
各グループが整理した知識をまとめて「Medical Safety Guide」を作成し、その共有を通じて
医療安全のために必要な知識・技術・態度を身につける。
テキスト
「看護学テキスト Basic&Practice 統合と実践 医療安全
床力」、小林美亜、株式会社学研メディカル秀潤社
参考文献
人は誰でも間違える 米国医療の質委員会/医学研究所著 日本評論社
医療コンフリクトマネジメント 和田仁孝、中西淑美著 有限会社シーニュ
医療安全に活かす KYT 兵藤好美、細川恭子著 メジカルフレンド社 その他授業時適宜提示する
評価方法
課題成果物 40%、小テスト・グループ評価 50%、授業態度 10%
授業時間外に
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
患者の安全を守る看護の基礎力・臨
①春季休業中に出された事前課題を持参の上、履修を開始する。授業の資料や事前事後の学習は各
自が必要な項目を検討し、自己計画に基づいて実践する。必要な助言は教員より適宜行われる。
②毎回、自己計画に基づいて必要な資料を探し、グループワークの中で活用できるように目を通
しておく。
30 分以上の場合は事前にメールで連絡の上、日時を決定する
①授業時には、初回ガイダンスにおいて設定した自己目標・グループの目標、シラバス、教科書、
配布された資料を持参し活用する。
②グループワーク中には図書館への移動は認めない。事前に必要な資料を探し、持参して授業に臨
む。
③グループワークの途中に事前課題として小テストを行う。小テストはインターネット上で行うの
で携帯電話の持込、携帯端末使用を可能とする。
④インターネットによる情報収集の仕方・プライバシー保護・セキュリティについては、情報科学
教育で既知であることを前提に行う。取り扱いについては情報科学の授業を復習した上で臨む。
- 28 -
授業科目
看護学概論
開講学科等
看護学科
担当教員
矢野
授業の方法・単位
1年
講義・2単位
前期
智恵・池田
恵美子(看護学科)、大西
昭子(専攻科地域看護学専攻)
<授業の目的>
看護専門分野を学ぶにあたっての入門と位置づけ、人間の健康、生活、環境に看護が深く関わ
っていることを理解し、専門職として看護の本質を追及するための基礎的能力を養う。
授業の目的 <到達目標>
1.看護の定義、目的、対象、場、機能について説明できる。
・到達目標
2.看護の対象を個人としてだけでなく、家族、集団、地域という視点から捉えることができる。
3.対象理解のために、解剖生理学、心理学などの学問がなぜ必要なのかを説明できる。
4.看護倫理の基本的な考え方を説明できる。
5.社会の変遷と看護の発展の関係、課題について説明できる。
授
1
ガイダンス、看護学概論を学ぶことへの意味づけ(グループワーク)
2
看護とは①
3
看護とは②
4
看護の対象の理解と生活の捉え(グループワーク)
5
業
6
看護の対象の理解と生活の捉え(グループワーク)
7
8
看護の対象の理解と生活の捉え(グループワーク)
9
グループワーク発表
10
看護倫理の基本的な考え方①
11
看護倫理の基本的な考え方②
12
社会の変遷と看護の発展①
13
社会の変遷と看護の発展②
14
社会の単位としての家族・地域社会の変化と看護
15
公衆衛生看護活動、国際協力活動の歴史・現状と課題
16
試験
の
計
画
授業の方法
講義、演習(グループワーク)
テキスト
「系統看護学講座
専門分野Ⅰ 看護学概論
基礎看護学①」茂野香おる他(医学書院)
参考文献
「看護学の概念と理論的基盤」野嶋佐由美、「看護の対象」小山眞理子、「社会の中の看護」
田村やよひ、「看護の機能と方法」小山眞理子 (いずれも日本看護協会出版会)
評価方法
試験(50%)、課題成果物(30%)、グループ評価(10%)、授業態度(10%)
各授業の履修開始までに、シラバスの内容に沿った教科書の該当箇所をあらかじめ読み、疑問を
授業時間外に
もって授業に参加すること。
必要な学習
第 4 回~第 8 回のグループワークに向けて、課題の取材を進める。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
矢野・池田・森本:30 分以上の時間を要する場合は事前に予約すること。
①毎回授業終了時には学習の振り返りを行い、グループワークの際はピアレビューを行う。
②グループワーク中は教室外への移動は認めない。事前に必要な資料を探し、持参して授業に臨
む。
- 29 -
授業科目
看護過程論
開講学科等
看護学科
担当教員
政平
授業の目的
・到達目標
授
授業の方法・単位
1年
後期
憲子(看護学科)、山西 亜紀子(看護学科)
<授業の目的>
・看護実践の基礎となる看護過程展開の基本的知識について学習する。
・看護過程を構成する要素について学習し、ペーパーペイシェントを用いて看護の対象となる人
の情報収集、アセスメント、看護問題抽出、計画の立案・実施、評価のプロセスを学習する。
<到達目標>
・看護過程の構成要素を説明することができる。
・対象の情報を分析し、様々な知識を統合して対象の健康問題を述べることができる。
1
看護過程とは、看護過程を学習する目的、看護過程の構成要素、アセスメントの枠組み
2
情報の整理:データベース
3
情報の整理:データベース・アセスメント
4
アセスメント分析から問題の明確化
5
アセスメント分析から問題の明確化
6
アセスメント分析から問題の明確化
7
関連図・看護上の問題と優先順位
8
看護目標:長期目標・短期目標
9
計画立案:O-P、T-P、E-P
10
計画立案:実施計画立案
11
計画立案:実施計画立案
12
実施:ロールプレイング
13
評価:目標達成の判断
14
評価:目標達成の判断
15
看護過程のまとめ
業
の
計
画
演習・1単位
16
授業の方法
講義
演習
テキスト
プリントを配布する。
参考文献
「疾患別看護過程の展開第4版」関口恵子、山口瑞穂子監修(学研)
評価方法
提出物(90%)授業態度(10%)
授業時間外に
課題に対するフィードバックを必ず行い、理解を深めて下さい。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
積極的に来てください。原則として要予約です。
分からないことは積極的に質問してください。
- 30 -
授業科目
基礎看護援助方法論Ⅰ
開講学科等
看護学科
担当教員
政平
1年
授業の方法・単位
演習・2単位
前期
憲子(看護学科)、山西 亜紀子(看護学科)、小野
文子(専攻科地域看護学専攻)
<授業の目的>
1.人間の生命維持に不可欠な呼吸・循環・体温についてのメカニズムやそれらに影響を及ぼす要
因を理解し、科学的な視点から観察し、分析・評価するための基本的な方法と技術を学ぶ。
2.人間の基本的ニードである環境、活動と休息、衣生活、食生活、排泄、清潔、安全に影響を及
ぼす要因を理解した、対象にとっての個別的・独創的な方法を創造することの重要性を理解
授業の目的
し、より望ましい状態に調整するための基本的な方法と技術を学ぶ。
・到達目標
<到達目標>
1.対象に必要な看護の方法について説明することができる。
2.人間の生命維持および基本的ニードをみたすための技術が実施することができる。
3.人間の生命維持および基本的ニードをみたす援助時に必要とされる態度を示すことができる。
授
業
1
看護技術とは、安楽のための技術(リラクセーション、ボディメカニクス)、環境を整える技術
2
観察技術(身体面のアセスメント、心理社会面のアセスメント、バイタルサイン、身体計測)
3
環境を整える技術(ベッドメイキング、リネン交換)/観察技術(バイタルサイン)<演習>
4
環境を整える技術(ベッドメイキング、リネン交換)/観察技術(バイタルサイン)<演習>
5
食生活の援助技術(栄養に関するアセスメント、食事の援助)
6
排泄の援助技術(排泄に関するアセスメント、排泄の援助)
7
安全を守るための技術(感染予防のための援助技術、救命救急処置技術)
8
排泄の援助技術(排泄の援助)<演習>
9
身体の清潔の援助技術(清潔に関するアセスメント、清潔の援助)
10
衣生活の援助技術(衣生活に関するアセスメント、寝衣交換)
11
休息・睡眠の援助方法、活動・運動の援助方法
12
身体の清潔の援助技術(洗髪)<演習>
13
身体の清潔の援助技術(清潔の援助・寝衣交換)<演習>
14
記録・報告(看護記録)
15
活動・運動の援助方法(移動・移送)<演習>
16
試験
の
計
画
授業の方法
講義、演習
テキスト
「系統看護学講座 基礎看護技術Ⅰ」基礎看護学②(医学書院)
「系統看護学講座 基礎看護技術Ⅱ」基礎看護学③(医学書院)
「演習・実習に役立つ基礎看護技術 根拠に基づいた実践を目指して」三上れつ(ヌーヴェルヒロカワ)
参考文献
看護技術プラクティス第 3 版 竹尾惠子
評価方法
テスト(60%)、小テスト(10%)、レポート(20%)、態度(10%)
監修(学研)
授業時間外に
授業の内容について予習をして臨んで下さい。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
開講期間中の空き時間(原則として要予約)
「基礎看護援助方法論Ⅰ」単位履修は、「基礎看護実習」履修条件とする。
- 31 -
授業科目
基礎看護援助方法論Ⅱ
開講学科等
看護学科
担当教員
政平
1年
授業の方法・単位
演習・2単位
後期
憲子(看護学科)、山西 亜紀子(看護学科)、中岡
亜紀(看護学科)
<授業の目的>
診療や検査を受ける対象の苦痛や不安を最小限にするための基本的な援助技術を学ぶ。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標
・診療および検査過程における看護の役割について説明することができる。
・診療および検査過程に必要な看護技術を実施することができる。
・診療および検査の援助時に必要とされる態度を示すことができる。
授
1
診療・検査時の看護
2
治療・処置に伴う看護技術、薬物と看護
3
救命救急処置技術(心肺蘇生法、止血法)<演習>
4
呼吸を整える看護技術(呼吸、吸入)
5
呼吸を整える看護技術(排痰法、吸引)
6
呼吸を整える看護技術(酸素吸入)<演習>
7
呼吸を整える看護技術(口腔内吸引)<演習>
8
呼吸を整える看護技術(気管内吸引)<演習>
9
創傷管理技術、安全管理の技術(罨法、創傷管理、包帯法)
10
治療・処置に伴う看護技術(創傷処置、包帯法)<演習>
11
与薬の技術(注射の管理)
12
与薬の技術(注射法のための薬剤の準備)<演習>
13
与薬の技術(筋肉内注射)<演習>
14
与薬の技術(点滴静脈内注射)<演習>
15
与薬の技術(採血)<演習>
16
試験
業
の
計
画
授業の方法
テキスト
講義、演習
「系統看護学講座 基礎看護技術Ⅰ」基礎看護学②(医学書院)
「系統看護学講座 基礎看護技術Ⅱ」基礎看護学③(医学書院)
演習・実習に役立つ基礎看護技術 根拠に基づいた実践をめざして
三上れつ(ヌーヴェルヒロカワ)
参考文献
看護技術プラクティス第 3 版 竹尾惠子
監修(学研)
評価方法
テスト(60%)、小テスト(10%)、レポート(20%)、態度(10%)
授業時間外に
授業の内容について予習をして臨んで下さい。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
開講期間中の空き時間(原則として要予約)
「基礎看護援助方法論Ⅱ」単位履修は、「基礎看護実習」履修条件とする。
- 32 -
授業科目
看護と倫理
開講学科等
看護学科
担当教員
髙藤
授業の方法・単位
1年
講義・1単位
後期
裕子(看護学科)
<授業の目的>
保健医療福祉現場で看護職者が直面する倫理的課題を分析し検討するための看護の倫理的原則
について学ぶ。また、現代医療と看護との関係について学習し、看護倫理場面において看護専門
職として行動できるための基本的姿勢と態度を養う。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標
1.看護倫理とは何かを説明できる。
2.看護職者の基本的責務を説明できる。
3.看護倫理に関係する重要な言葉とその意味について説明できる。
4.倫理的課題について検討し、倫理的問題が生じていることに気づき、なぜそれが倫理的問
題なのかを説明できる。
1
看護倫理の基礎(倫理とは、看護倫理とは)
2
看護倫理の歴史的推移と看護倫理のアプローチ
3
授
4
5
業
6
看護倫理に関係する重要な言葉①
(コンパッション・ケアリング・患者中心の看護)
看護倫理に関係する重要な言葉②
(アドボカシー・パターナリズム・個人の権利)
看護倫理に関係する重要な言葉③
(看護職の責任・インフォームドコンセント)
看護倫理に関係する重要な言葉④
(情報プライバシーと守秘義務)
7
看護専門職組織の役割と看護者の倫理綱領①
8
看護専門職組織の役割と看護者の倫理綱領②
9
試験
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義、グループワーク、課題学習
テキスト
小西 恵美子編集「看護倫理 よい看護・よい看護師への道しるべ」(南江堂)
日本看護協会監修「看護者の基本的責務」(日本看護協会出版)
参考文献
医療人権を考える会著「学生のための患者さんの声に学ぶ看護倫理」(日本看護協会出版会)
東京医科大学看護専門学校編著「よくわかる看護者の倫理綱領」(照林社)
評価方法
試験 90%
課題、グループワーク課題・グループワークへの参加状況 10%
授業時間外に
前回の授業内容を復習して授業に臨むこと。
必要な学習
オフィスアワー
空き時間を確認してください。
履修上の
注意事項
- 33 -
授業科目
フィジカルアセスメント
開講学科等
看護学科
担当教員
二本柳
1年
圭、下元
授業の方法・単位
演習・1単位
後期
理恵(看護学科)
<授業の目的>
対象の健康状態を総合的に判断するためのフィジカルアセスメントの知識と技術を学ぶ。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標
1.看護実践におけるフィジカルアセスメントの意義や重要性がわかる。
2.フィジカルアセスメントの目的と根拠を理解した上で、系統的な観察技法が習得できる。
3.観察した内容の記述ができ、正常や正常からの逸脱の判断ができる。
1
フィジカルアセスメントの目的、基本的な観察方法、観察の視点と方法、正常・異常状態の判断
2
基本的技術(問診・視診・触診・打診・聴診)
3
身体機能別アセスメント(消化器系)
4
身体機能別アセスメント(消化器系)演習
5
身体機能別アセスメント(呼吸器系)
6
身体機能別アセスメント(呼吸器系)演習
7
身体機能別アセスメント(筋・骨格系)
8
身体機能別アセスメント(筋・骨格系)演習
9
身体機能別アセスメント(循環器系)
10
身体機能別アセスメント(循環器系)演習
11
身体機能別アセスメント(神経系)
12
身体機能別アセスメント(神経系)演習
13
身体機能別アセスメント(外皮系・特殊感覚)
14
身体機能別アセスメント(外皮系・特殊感覚)演習
15
腎・泌尿器、生殖器、乳房
16
試
授
業
の
計
画
授業の方法
験
講義、演習
テキスト
「フィジカルアセスメント完全ガイド
第2版」藤崎
都
参考文献
成人看護学 ヘルスアセスメント
編集:横山美樹・石川ふみよ
写真でわかる看護のためのフィジカルアセスメント 村上美好監修
評価方法
テスト 60%、レポート・技術・実習態度を 40%とし、総合的に判断する
授業時間外に
系統別に人体の構造と機能に関する予習をしてください。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
空き時間を確認してください
身だしなみを整えたうえで演習に参加してください。
- 34 -
(学研メディカル秀潤社)
ヌーヴェルヒロカワ
インターメディカ
授業科目
家族看護学
開講学科等
看護学科
担当教員
坂元
授業の方法・単位
2年
後期
綾、瓜生
浩子
講義・1単位
<授業の目的>
看護の対象としての家族を理解するための諸理論や看護援助について学ぶ。
<到達目標>
1.家族機能の変遷やわが国の現代家族の特徴から、現代家族が直面している課題について理
授業の目的
解できる。
・到達目標
2.一つのシステムとしての家族を、家族内の関係性や家族と社会との関係性の視点から捉え
ることができる。
3.健康障害をもつ家族員を内包している家族全体を看護の対象として捉え、援助を行う必要
性と援助のあり方について理解できる。
4.家族をアセスメントするための視点や理論的枠組みについて理解できる。
授
業
1
イントロダクション、家族とは、家族看護とは、家族の機能、現代家族の特徴
2
家族を理解するための諸理論①―家族システム理論
3
家族を理解するための諸理論②―家族発達理論
4
家族を理解するための諸理論③―家族役割理論
5
家族を理解するための諸理論④―家族ストレス対処理論
6
家族の病気体験の理解①
7
家族の病気体験の理解②
8
家族看護の実際、まとめ
の
9
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義、演習(グループワーク)
テキスト
鈴木和子・渡辺裕子著:家族看護学
理論と実践,第 4 版,日本看護協会出版会,2012、配布資料
参考文献
野嶋佐由美監修:家族エンパワーメントをもたらす看護実践,へるす出版,2005
評価方法
授業中の態度・参加度(10%)、レポート(90%)から総合的に評価する
授業時間外に
予習:テキストを事前に読んでおくこと。復習:テキスト・配布資料等で理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
- 35 -
授業科目
基礎看護実習
開講学科等
看護学科
担当教員
政平
小野
2年
授業の方法・単位
実習・3単位
前期
憲子・山西 亜紀子・髙藤 裕子・吉田
文子(専攻科地域看護学専攻)
亜紀子・二本柳
圭・下元
理恵(看護学科)、
<授業の目的>
患者および患者を取り巻く人々との関わりを通して環境を理解し、看護実践の基盤となる基本技
術と日常生活援助技術の実施を通して看護師の役割を理解する。また、受け持ち患者のニードをみ
たすための援助を通して、看護を展開する基礎的能力と実践力を養う。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標 1.患者及び患者を取り巻く人々との関わりを通して、人間関係を成立させるためのコミュニケー
ションを図ることができる。
2.基本的看護技術を習得することができる。
3.受け持ち患者の基本的ニードをみたすために必要な援助を根拠と共に説明することができる。
4.病院における各部署の機能や役割を述べることができる。
1
2
授
3
4
5
業
【実習期間】
平成 28 年 7 月 4 日(月)~7 月 22 日(金)
6
7
【実習施設】
・細木病院
・JA 高知病院
・仁淀病院
・土佐市民病院
・近森オルソリハビリテーション病院
8
の
9
10
計
11
12
13
画
【実習内容】
1.患者及び患者を取り巻く人々の生活環境の理解
2.患者及び患者を取り巻く人々の入院生活の理解
3.看護師の役割の理解
4.基本的看護技術の実施
5.日常生活の援助
6.対象者を尊重した態度
14
15
16
授業の方法
実習
テキスト
「演習・実習に役立つ基礎看護技術
根拠に基づいた実践を目指して」三上れつ(ヌーヴェルヒロカワ)
参考文献
授業で使用した資料・教材
評価方法
実習の目的・目標がどこまで到達できたか、実習態度、提出物を含め総合的に評価表を用いて評価
する。
・受け持ち患者に対する看護実践、実習記録、実習態度:90%
・レポート:10%
授業時間外に
実習において必要な事前学習・事後学習を行う。
必要な学習
オフィスアワー 開講期間中の空き時間(原則として要予約)
履修上の
注意事項
基礎看護実習は「基礎看護援助方法論Ⅰ」「基礎看護援助方法論Ⅱ」の単位を修得していることが
履修条件である。
「基礎看護実習」単位修得は、「急性期看護実習」「慢性期看護実習」「母性看護実習」
「老年看護実習」「小児看護実習」「精神看護実習」「在宅看護実習」「総合看護実習」の履修条
件とする。
- 36 -
授業科目
急性期看護学概論
開講学科等
看護学科
担当教員
吉田
2年
授業の方法・単位
講義・1単位
前期
亜紀子(看護学科)
<授業の目的>
健康状態が急激に変化している対象を理解するための基礎となる考え方や理論について学ぶ。
急性期にある対象への看護援助の考え方を学ぶ。
授業の目的
・到達目標
授
業
<到達目標>
①健康状態が急激に変化している対象の身体的特徴を説明できる。
②健康状態が急激に変化している対象の心理的特徴を説明できる。
③急性期患者や家族に対する看護援助の考え方を説明できる。
④急性期患者への継続看護の必要性を説明できる。
1
急性期とは(急性期看護、クリティカルケア、救急看護、周手術期看護)
2
急性期における身体面の理解(恒常性の維持、ストレスと生体反応、生体侵襲理論)
3
急性期における身体面の理解(呼吸、循環、意識障害、水・電解質)
4
急性期における心理面の理解(危機、ストレスコーピング)
5
急性期患者を取り巻く環境(治療環境、医療機器、ICU・CCU)
6
急性期患者の家族の理解(家族アセスメント、家族のニード)
7
急性期患者に対する看護援助(アドボカシー、インフォームドコンセント、合併症予防)
8
急性期看護における動向と課題(急性期看護の専門性、継続看護)
9
試験
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義、グループワーク
テキスト
「急性期看護論」池松裕子・山勢善江編集
参考文献
「救急看護学」
評価方法
試験(100%)
(ヌーヴェルヒロカワ)
医学書院、「クリティカルケア看護論」「周手術期看護論」ヌーヴェルヒロカワ
授業時間外に 講義の前にはテキストを使って事前に単元の内容に関する学習をしておいてください。授業中に配布した
必要な学習 資料を使って復習をしてください。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
空き時間を確認してください
「急性期看護学概論」の単位修得は、「急性期看護実習」履修条件とする。
- 37 -
授業科目
急性期看護援助論
開講学科等
看護学科
担当教員
吉田
2年
授業の方法・単位
講義・演習・2単位
前期
亜紀子(看護学科)、野田
幸作、八井田
昌志
<授業の目的>
急性期にある対象の健康問題を身体面・精神面・社会面から総合的に判断し、必要な看護援助を
提供するための基本的知識を学ぶ。
授業の目的
・到達目標
授
業
の
計
画
<到達目標>
①急性期にある対象の病態と治療が対象の生活に及ぼす影響について理解できる。
②急性期にある対象を身体面・精神面・社会面から総合的にとらえ、健康問題を導き出すことがで
きる。
③急性期にある対象の健康問題を解決するために、適切な看護援助を判断できる。
1
急性期の呼吸機能障害と看護援助
2
急性期の循環機能障害と看護援助
3
急性期の栄養摂取・消化機能障害と看護援助
4
急性期の生体防御機能障害と看護援助
5
周手術期にある対象への看護援助(手術療法の理解、術前・術中・術後の看護援助)
6
周手術期にある対象への看護援助(術式に応じた看護援助)
7
周手術期にある対象への看護援助(術式に応じた看護援助)
8
急性期にある対象の病態および治療の理解
9
急性期にある対象の病態および治療の理解
10
急性期にある対象の病態および治療の理解
11
急性期にある対象の情報収集・アセスメント
12
急性期にある対象の情報収集・アセスメント
グループワーク
13
急性期にある対象の情報収集・アセスメント
グループワーク
14
急性期にある対象の健康問題の判断
15
急性期にある対象の健康問題の判断
16
急性期にある対象への看護援助の方法
17
急性期にある対象への看護援助の方法
18
クリティカルケア看護の観察と判断
19
クリティカルケア看護の観察と判断
20
眼科疾患と外科的治療
(野田)
21
眼科疾患と外科的治療
(野田)
22
耳鼻科疾患と外科的治療
(八井田)
23
耳鼻科疾患と外科的治療
(八井田)
24
試験
授業の方法
テキスト
グループワーク
グループワーク
グループワーク
講義・グループワーク
「急性期看護論」池松裕子・山勢善江編集 (ヌーヴェルヒロカワ)
「周手術期看護論」雄西智恵美・秋元典子編集(ヌーヴェルヒロカワ)
「系統看護学講座 臨床外科看護総論」別巻①(医学書院)
「系統看護学講座 臨床外科看護各論」別巻②(医学書院)
演習の提出物(20%)、試験(80%)で総合評価する。
評価方法
眼科・耳鼻科の試験は別途実施する。
授業時間外に 講義の前にテキストを使って各単元の内容に関する事前学習をしておいてください。
必要な学習 配布資料を使って復習をしておいてください。
オフィスアワー
空き時間を確認してください。
参考文献
履修上の
注意事項
1.非常勤講師の授業日程について
20 回・21 回の「眼科疾患と外科的治療」の野田先生および 22 回・23 回の「耳鼻科疾患と外科
的治療」の八井田先生の講義日程は掲示板を確認してください。
2.「急性期看護援助論」の単位修得は、「急性期看護実習」履修条件とする。
- 38 -
授業科目
回復期看護論
開講学科等
看護学科
担当教員
山西
授業の方法・単位
2年
講義・1単位
前期
亜紀子(看護学科)
<授業の目的>
生命や身体機能を脅かされた状態からの回復期にある対象を援助するための基礎となる考え
方や、具体的な援助方法を学ぶ。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
1.対象者の身体的・精神的・社会的特徴を説明できる。
2.急性期から脱した対象者におこりやすい合併症の予防や、対象者がもつ機能を最大限に発
揮できるよう援助する方法を説明できる。
授
1
回復期とは
リハビリテーション看護とは
2
回復期にある人の特徴
3
障害に対する心理社会的反応
4
回復期にある人の家族の特徴
5
回復期にある人への看護の役割と機能
6
回復期にある人を取り巻く社会と制度
7
グループワーク:対象理解と援助の方向性
8
発表・討論
9
試験
業
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義、グループワーク
テキスト
「系統看護学講座
リハビリテーション看護」(医学書院)
参考文献
随時紹介
評価方法
試験(80%)、提出物(20%)
授業時間外に
事前課題に取り組み授業に臨むこと。授業後はテキスト及び配布資料で理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
開講期間の空き時間(原則として要予約)
履修上の
注意事項
- 39 -
授業科目
慢性期看護学概論
開講学科等
看護学科
担当教員
二本柳
2年
圭・下元
授業の方法・単位
講義・1単位
前期
理恵(看護学科)
<授業の目的>
ライフサイクルの中での慢性期にある対象の特徴と看護の役割について理解できる。
授業の目的
・到達目標
授
1
ガイダンス、成人各期の発達課題と健康問題、
成人期における健康障害の特徴と予防対応策① グループワーク
自己分析・自己課題の記入・自己及びグループワークの計画立案
2
成人各期の発達課題と健康問題、
成人期における健康障害の特徴と予防対応策②
3
課題学習 IBL グループワーク①
現状分析(ライフスタイル)
4
課題学習 IBL グループワーク②
課題抽出
5
成人看護に使用される理論・モデル
(アンドラゴジー、アドヒアランス・コンコーダンスなど)
6
課題学習 IBL グループワーク③
到達目標と評価方法の決定
7
課題学習 IBL グループワーク④
実践計画の立案
8
課題学習 IBL グループワーク⑤
成果の提出
業
の
計
<到達目標>
1.成人期の特徴についてのデータの分析方法・解釈を説明できる。
2.成人期の発達段階を学び、健康レベルが慢性状態にある人々を理解するための基礎となる
考え方や学習理論について学び、説明することができる。
3.履修する学習者自身のライフスタイルがどのような状態にあるのか説明できる。
4.IBL:Inquiry-based learning 演習を通して、自ら課題を設定し推論を行える。グループ
ワークでの自分の役割や作業を明確にし、作業を遂行できる。
グループワーク
画
授業の方法
講義(反転授業)・演習
テキスト
ナーシンググラフィカ成人看護学①成人看護学概論
ナーシンググラフィカ成人看護学③セルフマネジメント(MC メディカ出版)
参考文献
「成人看護学概論」
宜提示する
評価方法
課題成果物 40%、小テスト・グループ評価 50%、授業態度 10%
授業時間外に
必要な学習
オフィスアワー
編集
大
和子・岡部聰子
(ヌーヴェルヒロカワ)そのほか、授業時適
①春季休業中に出された事前課題に対してラーニング・ポートフォリオの提出がある。資料・事
前事後学習は各々が必要な項目を検討し、自己計画に基づいて実践する。必要な助言は教員よ
り適宜行われる。
②履修開始までに導入小テストがある。一定の合格ラインに達するまで繰り返し受けることがで
きる。暗記で対応できない記述式の小テストを行う。合格ラインに達した場合は加点される。
二本柳・池田:30 分以上の場合は事前にメールで連絡の上、日時を決定する。
「慢性期看護学概論」単位修得は「慢性期看護実習」履修条件とする。
履修上の
注意事項
①初回ガイダンスでは、2 年生前期から後期実習に使用するガイダンス・シラバス・付属資料・
ワークシートの一式を渡す。毎回の授業時に持参する。
②自分の学習動機・目標を明確にし、授業時には、シラバス、教科書、配布されたプリント類を
持参し活用する。
③毎回、学習行為の振り返りを行い、ピアレビューを行う。
④グループワーク中には図書館への移動は認めない。事前に必要な資料を探し、持参して授業に
臨む。
⑤グループワークの途中に小テストを行う。小テストはインターネット上で行うので携帯電話の
持込、携帯端末使用を可能とする。
⑥インターネットによる情報収集の仕方・プライバシー保護・セキュリティについては、情報科
学教育で既知であることを前提に行う。取り扱いについては情報科学の授業を復習した上で臨
む。
- 40 -
授業科目
慢性期看護援助論Ⅰ
開講学科等
看護学科
担当教員
二本柳
2年
圭・下元
授業の方法・単位
演習・1単位
前期
理恵(看護学科)
<授業の目的>
健康レベルが慢性期にある対象への援助について理解できる。
<到達目標>
1.慢性期看護概論で設定した「望ましいライフスタイルの変容」に必要・利用される理論、
授業の目的
健康モデルなどを使用することができる。
・到達目標
2.対象の健康に対する信念・健康への思いに寄り添うために必要な視点とは何か説明できる。
3.慢性期にある人やその家族への看護援助を展開するために活用できる理論や概念を使用
し、事例を用いて看護過程を展開できる。
4.ディスカッションを通してプレゼンテーションスキルを身につけ、患者指導にどのように
応用できるかを述べることができる。
授
業
1
IBL グループワーク①
課題の実践と評価 PDCA
2
IBL グループワーク②
課題の実践と評価
3
IBL グループワーク③
課題の実践と評価
4
発表準備
5
発表①
6
発表②
7
8
の
計
:ワールドカフェ
発表の振り返り
疾病の受容過程への援助、病みの軌跡,
セルフマネジメントとは
慢性期にある対象への援助
事例の紹介 対象の背景をアセスメントする①
9
慢性期にある対象への援助
対象の背景をアセスメントする②
10
慢性期にある対象への援助
対象の背景から病態をアセスメントする③
11
慢性期にある対象への援助
対象の背景から病態をアセスメントする④
12
中間評価(アセスメント提出)
13
慢性期にある対象への援助看護計画立案①
14
慢性期にある対象への援助看護計画立案②
評価方法・時期の決定
15
看護計画提出
16
試
画
授業の方法
テキスト
参考文献
評価方法
験(看護計画を立案)
講義(反転授業)・演習
①ナーシンググラフィカ 成人看護学③ セルフマネジメント(MC メディカ出版)
②ナーシンググラフィカ 成人看護学① 成人看護概論(MC メディカ出版)
「成人看護学概論」 編集 大 和子・岡部聰子 (ヌーヴェルヒロカワ)
そのほか授業で適宜提示する。
試験・小テスト 60%、成果物(ポートフォリオ)、発表内容・発表状況 30%、授業態度 10%
授業時間外に 事前学習:グループワークの前に自己学習計画に基づき各自で学習内容をラーニングポートフォ
必要な学習 リオにまとめる。講義では、学習行為の振り返りと小テストを行い、ピアレビューをする。
オフィスアワー
二本柳・池田ともに30分以上の場合は事前にメールで連絡の上、日時を決定する
「慢性期看護援助論Ⅰ」単位修得は「慢性期看護実習」履修条件とする。
履修上の
注意事項
①慢性期看護概論のガイダンス資料・ラーニングポートフォリオを持参する。
②授業は到達目標に準ずるルーブリック評価表を基に到達度を理解しながら行う。
③授業の前半は PDCA サイクルを展開する。慢性期看護概論で作成した内容を実践し評価してい
く。
④一般的な治療と経過から患者の特徴をとらえマネジメントモデルを利用し、セルフマネジメン
トとして必要なシンプトン・サイン・ストレスマネジメントに対する計画を立案する。
⑤グループワークのルール・小テストに関する注意事項は慢性期看護学概論に準ずる。
- 41 -
授業科目
慢性期看護援助論Ⅱ
開講学科等
看護学科
担当教員
二本柳
2年
圭・下元
授業の方法・単位
演習・1単位
後期
理恵(看護学科)
<授業の目的>
「慢性期看護援助論Ⅰ」で学んだ知識を踏まえ、慢性期にある対象がもつ様々な問題について、
問題解決のプロセスを理解できる。
授業の目的 <到達目標>
1.慢性の機能障害をもつ対象への援助方法が理解でき、看護過程の展開ができる。
・到達目標
2.生活レベルが慢性状態にある人々が自らの力で生活を拡大し、その人独自の生活が営める
ような看護活動を示すことができる。
3.他職種との連携のあり方を考え、看護の広がりと問題解決のプロセスについて説明するこ
とができる。
1
授
2
3
4
業
5
6
7
の
8
9
10
11
計
12
(慢性呼吸不全)
慢性の呼吸機能障害をもつ患者の看護 (慢性呼吸不全)
演習:吸入療法、MDI ディスクヘラーなどの指導援助の実際、酸素療法
慢性の消化機能障害をもつ患者の看護
耐糖能異常 電解質異常
(慢性肝不全)
慢性の内分泌機能障害をもつ患者の看護
(糖尿病)
演習:自己血糖測定・インシュリン指導の実際
慢性の循環機能障害をもつ患者の看護
(慢性心不全)
慢性の循環機能障害をもつ患者の看護
(慢性心不全)
14
慢性の循環機能障害をもつ患者の看護 (慢性心不全)/ポスターセッション
(事例に応じたテーマを選択し厳選した内容で行う。
疾患理解・運動療法・薬物療法・食事療法・ストレスマネジメント他)
15
演習の振り返り
13
画
ガイダンス、慢性の呼吸機能障害をもつ患者の看護
16
授業の方法
講義(反転授業)・演習
ナーシンググラフィカ 成人看護学③ セルフマネジメント(MC メディカ出版)
ナーシンググラフィカ 成人看護学① 成人看護概論(MC メディカ出版)
「慢性期看護論」 編集 鈴木志津枝 藤田佐和 (ヌーヴェルヒロカワ)
「疾患別看護過程」 編集 井上智子・佐藤千史
(医学書院)
参考文献
「看護過程に沿った対症看護」 監修 高木永子
(学研)
成果物・小テスト・グループワーク演習のパフォーマンス:90%、授業態度:10%
評 価 方 法 評価方法には通常の試験がないため、自己課題に応じた到達目標に沿って計画し、実践した内容
が評価される(絶対評価)。毎回の演習(グループワークを含む)内容が評価となる。
事前学習・事後学習:演習のプレゼンテーションおよび講義は反転授業のためインターネットで
事前に学習する。夏季休暇中に事前課題を学習する。事前課題学習内容はラーニングポートフォ
授業時間外に
リオにまとめて授業開始時に提出する。履修開始時までに到達度小テストがある。一定の合格ラ
必要な学習
インに達するまで何回でも受けられる。講義・演習後の学習はラーニングポートフォリオとして
提出する。
テキスト
オフィスアワー
二本柳・池田ともに 30 分以上のときは、事前にメールで連絡の上、日時を決定する。
「慢性期看護援助論Ⅱ」単位修得は「慢性期看護実習」履修条件とする。
履修上の
注意事項
①事例に合わせた指導方法を計画し、実践する(実習室で演習)。
②器具の操作方法は事前に動画を確認し、準備したうえで、患者役・看護師役に分かれて実践す
る。
③ルーブリック評価表に応じて手技の確実性をチェックし、ピアレビューを行う。演習中は暗記
で対応できない記述小テスト行う。
④実習室の使用状況等で演習が前後することがある。
⑤事例に合わせた指導方法について、ポスターを作成し、プレゼンテーションを実施する。
⑥プレゼンテーションは、他学年学生、教員からの相対的、真正(オーセンティック)評価が行
われる。
- 42 -
授業科目
終末期看護論
開講学科等
看護学科
担当教員
山西
授業の方法・単位
2年
講義・1単位
後期
亜紀子(看護学科)
<授業の目的>
終末期にある患者の身体的・精神的・社会的状況について理解し、具体的な身体的苦痛の緩和
や精神的支援方法、また家族への看護について学ぶ。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標
1.終末期にある患者の身体的・精神的・社会的特徴を説明することができる。
2.終末期にある患者の身体的苦痛の緩和や精神的援助、家族への支援方法について説明する
ことができる。
3.終末期看護における倫理的課題について自らの考えを説明することができる。
授
業
1
終末期看護
終末期患者の身体的特徴 緩和ケア
2
終末期患者の徴全人的苦痛と看護
3
緩和ケアとチームアプローチ
4
がん性疼痛のメカニズム
5
がん性疼痛の症状マネジメント
6
終末期看護における倫理的課題
7
グループワーク:終末期にある患者・家族の理解と援助の方向性
8
発表・討論
9
試験
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義、グループワーク
テキスト
鈴木志津枝・内布敦子編集「緩和・ターミナルケア看護論」(ヌーヴェルヒロカワ)
参考文献
随意紹介
評価方法
試験(80%)、小テスト(10%)、提出物(10%)
授業時間外に
事前課題に取り組み授業に臨むこと。授業後はテキスト及び配布資料で理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
開講期間の空き時間(原則として要予約)
履修上の
注意事項
- 43 -
授業科目
老年看護学概論
開講学科等
看護学科
担当教員
今村
2年
授業の方法・単位
講義・2単位
前期
優子(看護学科)
<授業の目的>
高齢者を生活者として理解し、老年期の特徴と老年看護の基盤となる考え方を学ぶ。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標 1.加齢変化が高齢者の生命や生活にどのような影響をもたらしているか説明できる。
2.高齢者の生活の質の確保に必要な保健・医療・福祉制度について説明できる。
3.老年看護の役割と特徴、基盤となる概念を説明できる。
4.老年看護が展開される様々な場における高齢者・家族への看護について考えることができる。
授
業
1
老年看護の対象
2
加齢と老化
3
高齢社会と社会保障
4
老年看護の理念と倫理的課題
5
老年看護に用いる理論①
6
老年看護に用いる理論②
7
高齢者の加齢変化とアセスメント
8
高齢者によくみられる身体症状とアセスメント
9
高齢者の生活機能を整える看護①
10
高齢者の生活機能を整える看護②
11
認知機能の障害に対する看護
12
終末期における看護
13
生活・療養の場における看護の展開
14
高齢者と家族
15
高齢者のリスクマネジメント
16
試
の
計
画
授業の方法
験
講義、視聴覚教材
テキスト
系統看護学講座「老年看護学」「老年看護 病態・疾患論」(医学書院)
参考文献
国民衛生の動向(厚生労働統計協会)、「生活機能からみた老年看護過程」山田律子編、「健康
障害を持つ高齢者の看護」鎌田ケイ子他(メヂカルフレンド社)、ナーシンググラフィカ「高齢
者の健康と障害」堀内ふき他(メディカ出版)
評価方法
試験 70%、提出物 20%、授業態度 10%
授業時間外に
授業内容を復習し、高齢者の特徴について理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
開講期間の空き時間(原則として要予約)
「老年看護学概論」単位修得は、「老年看護実習」履修条件とする
- 44 -
授業科目
老年看護援助論Ⅰ
開講学科等
看護学科
担当教員
今村
2年
授業の方法・単位
演習・1単位
後期
優子(看護学科)
<授業の目的>
高齢者の強みや残存機能を活かした日常生活援助を行うための基礎的技術が理解できる。
授業の目的 <到達目標>
1.高齢者への食事の援助のポイントを説明できる。
・到達目標
2.高齢者への排泄援助のポイントを説明でき、基本的なおむつ交換が実施できる。
3.高齢者への基本動作への援助のポイントを説明でき、移動の援助が実施できる。
4.高齢者の生活機能への環境の影響について説明できる。
授
業
1
高齢者の生活機能
2
老年看護の基本技術(日常生活を支える基本動作と看護ケア)
3
老年看護の基本技術(転倒と環境整備)
4
老年看護の基本技術(生活リズムと看護ケア)
5
老年看護の基本技術(食事と看護ケア)
6
老年看護の基本技術(誤嚥・窒息の予防、口腔ケア)
7
老年看護の基本技術(排泄と看護ケア、身じたくと看護ケア)
8
老年看護の基本技術(コミュニケーションと看護ケア)
9
老年看護の基本技術(基本動作への援助・排泄への援助)①
10
老年看護の基本技術(基本動作への援助・排泄への援助)②
11
老年看護の基本技術(食事への援助・高齢者のフィジカルアセスメント、褥瘡ケア)①
12
老年看護の基本技術(食事への援助・高齢者のフィジカルアセスメント、褥瘡ケア)②
13
老年看護の基本技術(心理的活動への援助
14
老年看護の基本技術(認知症と看護ケア)①
15
老年看護の基本技術(認知症と看護ケア)②
16
試
の
計
画
授業の方法
高齢者のレクリエーション)
験
講義・演習・視聴覚教材
テキスト
系統看護学講座「老年看護学」「老年看護病態・疾患論」(医学書院)、「生活機能からみた老
年看護過程」(医学書院)
参考文献
「健康障害を持つ高齢者の看護」鎌田ケイ子他(メヂカルフレンド社)、「根拠がわかる老年看
護技術」泉キヨ子ほか編(メヂカルフレンド社)、「老年看護技術」奥野茂代 ヌーヴェルヒロ
カワ
評価方法
試験 60%、演習 20%、提出物 10%、授業態度 10%
授業時間外に
授業内容を復習し、高齢者への日常生活援助を行うための基礎的技術の根拠を理解すること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
開講期間中の空き時間(原則として要予約)
「老年看護援助論Ⅰ」単位修得は、「老年看護実習」履修条件とする。
- 45 -
授業科目
老年看護援助論Ⅱ
開講学科等
看護学科
担当教員
今村
3年
授業の方法・単位
演習・1単位
前期
優子(看護学科)
<授業の目的>
高齢者の看護援助とその展開のプロセスを「目標志向型思考」に基づいて学び、看護実践の根
拠となる知識を得て、高齢者が望む生活の実現に向けた課題解決を考察できる。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標
1.高齢者特有の疾患について病態生理・症状・治療・検査・看護を理解し説明できる。
2.高齢者の事例を生活機能の視点からアセスメントし計画が立案できる。
3.高齢者看護が目標志向型思考に基づく理由を説明できる。
4.高齢者看護の特徴を理解し、高齢者やその家族の意向を尊重する姿勢を示すことができる。
授
業
1
目標志向型思考に基づく高齢者の看護
2
高齢者施策の外観と課題
3
特異的な疾患と看護(1)認知症・脳血管性疾患
4
特異的な疾患と看護(2)神経系疾患
5
特異的な疾患と看護(3)呼吸系疾患
6
特異的な疾患と看護(4)循環器系疾患
7
特異的な疾患と看護(5)消化器系疾患
8
特異的な疾患と看護(6)腎・泌尿器系疾患
9
特異的な疾患と看護(7)運動器系疾患
10
生活行動モデルによる看護過程の展開
11
生活行動モデルによる事例演習①
12
生活行動モデルによる事例演習②
13
生活行動モデルによる事例演習③
14
生活行動モデルによる事例演習④
15
まとめ
16
試
の
計
画
授業の方法
験
講義、グループワーク、
テキスト
「生活機能からみた老年看護過程」山田律子編
学」「老年看護 病態・疾患論」医学書院
医学書院、系統看護学講座専門Ⅱ「老年看護
参考文献
「根拠が分かる症状別看護過程」関口恵子編(南江堂)、「看護理論」松本光子 ヌーヴェルヒ
ロカワ、「老年看護技術」奥野茂代 ヌーヴェルヒロカワ、他必要時適宜紹介する。
評価方法
試験 70%、事例演習レポート 20%、授業態度 10%
授業時間外に
授業内容を復習し生活行動モデルに基づいた看護過程の展開プロセスの理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
開講期間の空き時間(原則として要予約)
「老年看護援助論Ⅱ」単位修得は、「老年看護実習」履修条件とする。
- 46 -
授業科目
小児看護学概論
開講学科等
看護学科
担当教員
矢野
2年
授業の方法・単位
演習・1単位
前期
智恵(看護学科)、中岡 亜紀(看護学科)
<授業の目的>
小児看護を実践するために必要な小児看護学の理念と特性について理解することができる。
<到達目標>
1.小児が成長・発達過程にあることを理解するための基礎となる考え方や理論を学び、小児看護
の対象である子どもの特徴について理解できる。
授業の目的 2.健やかであること、健康を害することが子どもや家族にとってどのような体験なのかを理解で
きる。
・到達目標
3.子どもの権利を擁護する小児看護の考え方を理解できる。
4.様々な発達段階の子どもや家族の生活、健康問題を理解し、看護援助のあり方を考えることが
できる。
5.健康障害をもつ子どもや家族のストレス体験を理解し、子どもや家族への看護について考える
ことができる。
6.子どもとの援助関係を形成するために必要なコミュニケーションを理解できる。
授
業
1
小児看護の理念/歴史と課題
2
子どもの成長・発達①
3
子どもの成長・発達②
4
小児看護で用いられる理論①
5
小児看護で用いられる理論②
6
子どもの権利と小児看護
7
子どもの発達と家族、養育期・教育期の家族の特徴
8
乳児期の子どもの成長発達と看護
9
小児の栄養(調乳・離乳食) (演習)
10
幼児期の子どもの成長発達と看護
11
学童期の子どもの成長発達と看護
12
思春期・青年期の子どもの成長発達と看護
13
健康障害をもつ子どものストレスと看護
14
健康障害をもつ子どもを育む家族のストレスと看護
15
子どもとのコミュニケーション
16
試
の
計
画
授業の方法
テキスト
参考文献
評価方法
験
講義、視聴覚教材、演習
「系統看護学講座 小児看護学[1]小児看護学概論 臨床看護総論」奈良間美保 他著(医学書
院)、独自に作成した資料
「新体系 看護学全書 小児看護学① 小児看護学概論 小児保健」濱中喜代 他編集(メヂカ
ルフレンド社)、「小児の発達と看護」中野綾美 編 メディカ出版
試験(65%)、小テスト(10%)、レポート(20%)、学習態度(5%)
授業時間外に
予習:テキストを事前に読んでおくこと。復習:テキスト・配布資料等で理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
開講期間中の空き時間(原則として要予約
「小児看護学概論」単位修得は、「小児看護実習(3 年前期)」履修条件とする。
- 47 -
授業科目
小児保健
開講学科等
看護学科
担当教員
矢野
授業の方法・単位
2年
講義・1単位
前期
智恵(看護学科)、中岡 亜紀(看護学科)
<授業の目的>
子どもを取り巻く社会の動向を捉え、ライフサイクルにおける小児期の健康について理解し、
現在・将来の小児看護の課題について考察することができる。
<到達目標>
授業の目的 1.子どもが置かれている様々な環境を学び、子どもの成長・発達、健康に及ぼす影響、子どもの
・到達目標
安全を保証する看護について理解できる。
2.子どもの発達を考えるうえで、遊び・教育が重要な意味をもつことを理解できる。
3.母子保健の指標を分析しながら、わが国の母子保健水準について理解できる。
4.様々な健康レベルにある子どもと家族を支援するための社会の取り組み(法律、制度、施策)
について理解できる。
授
業
1
社会環境と子どもの健康
2
子ども・家族と健康
3
子どもと遊び・教育
4
子どもと家族の諸統計
5
子どもと家族を支援する社会の取り組み(法律・制度・施策)①(母子保健対策)
6
子どもと家族を支援する社会の取り組み(法律・制度・施策)②(予防接種、児童虐待)
7
子どもと家族を支援する社会の取り組み(法律・制度・施策)③(学校保健対策)
8
子どもの事故防止と安全教育/災害と子ども
9
試験
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義、視聴覚教材
テキスト
「系統看護学講座 小児看護学[1] 小児看護学概論
(医学書院)、独自に作成した資料
小児臨床看護総論」奈良間美保
他著
参考文献
「新体系 看護学全書 小児看護学① 小児看護学概論 小児保健」濱中喜代 他編集(メヂカ
ルフレンド社)、「小児の発達と看護」中野綾美 編 メディカ出版、「国民衛生の動向」(厚
生統計協会)、「母子保健の主なる統計」(財団法人母子衛生研究会)、「わが国の母子保健」
(財団法人母子衛生研究会)
評価方法
試験(75%)、小テスト(10%)、レポート(10%)、学習態度(5%)
授業時間外に
予習:テキストを事前に読んでおくこと。復習:テキスト・配布資料などで理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
開講期間中の空き時間(原則として要予約)
「小児保健」単位修得は、「小児看護実習(3 年前期)」履修条件とする。
- 48 -
授業科目
小児疾患学
開講学科等
看護学科
担当教員
前田
授業の目的
・到達目標
2年
授業の方法・単位
賢人、佐藤
前期
演習・1単位
集中
哲也
<授業の目的>
子どもを看護するうえで必要とされる小児疾患全般の病態生理・症状・経過・検査・治療法・
予後を理解し、看護判断・看護展開の基盤とすることができる。
<到達目標>
小児疾患全般の病態生理・症状・経過・検査・治療法・予後を理解し、説明することができる。
1
染色体異常・体内環境により発症する先天異常
2
新生児・低出生体重児の解剖生理の特徴・代表的な疾患
3
小児期における代謝・内分泌系の解剖生理の特徴・代表的な疾患
4
小児期における免疫疾患・アレルギー疾患・リウマチ疾患
5
小児期における感染症の特徴・代表的な疾患
6
小児期における呼吸器系の解剖生理の特徴・代表的な疾患
7
小児期における循環器系の解剖生理の特徴・代表的な疾患
8
小児期における消化器系の解剖生理の特徴・代表的な疾患
9
小児期における血液・造血器系の解剖生理の特徴・代表的な疾患
10
小児期における悪性新生物の特徴・代表的な疾患
11
小児期における腎・泌尿器および生殖器系の解剖生理の特徴・代表的な疾患
12
小児期における神経系・運動器系の解剖生理の特徴・代表的な疾患
13
小児期における皮膚・眼・耳鼻咽喉科系の解剖生理の特徴・代表的な疾患
14
精神に問題をもつ児を生み出している社会的背景・精神疾患
15
小児の事故・外傷・虐待
16
試
授
業
の
計
画
験
授業の方法
講義、視聴覚教材
テキスト
「系統看護学講座
小児看護学[2] 小児臨床看護各論」奈良間美保
他著(医学書院)
参考文献
評価方法
試験(100%)
授業時間外に
新聞、テレビなどでニュースをみること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
「小児疾患学」単位修得は、「小児看護実習(3 年前期)」履修条件とする。
- 49 -
授業科目
小児看護援助論
開講学科等
看護学科
担当教員
中岡
2年
授業の方法・単位
演習・1単位
後期
亜紀(看護学科)、矢野 智恵(看護学科)
<授業の目的>
小児看護特殊技術に関する知識や方法を修得するために、健康障害をもつ子どもの生活行動へ
の援助方法、症状緩和の援助方法などを理解できる。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標 1.様々な状況の中で療養生活している健康障害をもつ子どもや家族について、身体的・心理的・
社会的側面から理解できる。
2.1 に基づきながら、子どもと家族の権利を尊重する看護のあり方を考えることができる。
3.様々な症状を呈する子どもの看護援助方法を理解できる。
4.ロイ看護適応モデルの小児看護への活用について理解できる。
授
業
1
ガイダンス
2
症状を示す子どもの看護②
3
症状を示す子どもの看護③
4
小児看護技術①
5
小児看護技術②
6
小児を対象とした看護過程の展開(ロイ適応看護論の小児看護への応用)
7
/
症状を示す子どもの看護①
Ⅰ.急性期の子ども:外来受診の後、予定入院となり、手術を受ける子どもと家族への看護
8
Ⅱ.慢性期子ども:長期療養をしている、予後不良の子どもと家族への看護
9
Ⅲ.在宅療養の子ども:ハイリスク新生児として出生後、先天性障害をもち、在宅療養への移行
を検討している子どもと家族への看護
の
10
計
11
12
画
上記の3事例から、1事例を選択し、グループで看護過程を展開していく。
1:必要な解剖生理、疾患、症状、治療の理解
2:子どもの成長発達の理解、家族の理解
3:必要な看護援助
13
事例展開の発表・振り返り
14
事例展開の発表・振り返り
15
演習:子どもの輸液管理の実際
16
試験
授業の方法
等
講義、視聴覚教材、演習、グループワーク
テキスト
「系統看護学講座
各論」奈良間美保
小児看護学[1]小児看護学概論 小児臨床看護総論
他著(医学書院)、独自に作成した資料
[2]小児臨床看護
参考文献
「小児の発達と看護」「小児看護技術」中野綾美 編集(メディカ出版)、「新体系看護学全書
小児看護学①小児看護学概論 小児保健 ②健康障害をもつ小児の看護」濱中喜代 他編集(メ
ヂカルフレンド社)
評価方法
試験(30%)、小テスト(10%)、発表内容・発表状況(55%)、学習態度(5%)
授業時間外に 第 1~5 回までは、テキストの指定箇所をあらかじめ読み、授業に参加すること
必要な学習 第7~12 回のグループワークについては、自己学習をすすめ提示する疾患の理解をしておくこと
オフィスアワー
履修上の
注意事項
開講期間中の空き時間(原則として要予約)
「小児看護援助論」単位修得は、「小児看護実習(3 年前期)」履修条件とする。
①毎回授業終了時には学習の振り返りを行い、グループワークの際はピアレビューを行う。
②グループワーク中は教室外への移動は認めない。事前に必要な資料を探し、持参して授業に臨
む。
- 50 -
授業科目
母性看護学概論
開講学科等
看護学科
担当教員
小野
2年
授業の方法・単位
演習・1単位
前期
文子(専攻科地域看護学専攻)
<授業の目的>
母性の一生を通じた健康の維持・増進・疾病予防を目的とした、母性看護を実施するための基
盤となる考え方や方向性を理解する。
授業の目的
・到達目標
授
業
<到達目標>
1.母性看護の基礎となる概念を説明できる。
2.母性看護の対象を取り巻く社会の変遷と現状、母性看護に関連する施策を説明できる。
3.母性看護を必要とする対象の特徴を述べることができる。
4.母性看護に必要なおもな看護技術とその特徴、それらの関連性を述べることができる。
5.母性のライフステージ各期の特徴とその看護について説明することができる。
6.リプロダクティブヘルスの概念とリプロダクティブヘルスケアについて、具体的に述べるこ
とができる。
1
母性看護とは(母性看護を取りまく環境、活動内容、母子とは、家族とは)
2
女性の健康と性(セクシャリティとは、リプロダクティブヘルス・ヘルスプロモーション・ウェ
ルネスについて)
3
母性看護が果たす役割やその課題、母性看護における倫理
4
母性看護の今と昔(看護の移り変わりと保健統計、母性看護に関する組織や法律、母子保健施
策)
5
母性看護における対象の理解と母性看護に用いられる看護技術
6
ライフサイクルと女性の健康
7
女性のライフサイクルと看護(思春期の特徴と健康問題)
8
女性のライフサイクルと看護(思春期の健康問題と看護)
9
女性のライフサイクルと看護(家族計画と受胎調節法)
10
女性のライフサイクルと看護(成熟期の特徴)
11
女性のライフサイクルと看護(成熟期の健康問題と看護)
12
女性のライフサイクルと看護(更年期の特徴と健康問題・看護)
13
女性のライフサイクルと看護(老年期の特徴と健康問題・看護)
14
リプロダクティブヘルスと女性の健康(子育ての現状と課題)
15
リプロダクティブヘルスと女性の健康(女性を取り巻く諸問題・女性の健康に関する法律)
16
テスト
の
計
画
授業の方法
講義・グループワーク
テキスト
系統看護学講座「母性看護学概論」(医学書院)
参考文献
「国民衛生の動向:厚生統計協会」「女性のデータブック:有斐閣」
評価方法
試験 80%、小テスト 10%、レポート 10%
授業時間外に 予習…教科書の授業内容のところを事前に読んでおくこと
必要な学習 復習…授業内容の要点を見直し、理解しておくこと
オフィスアワー
開講期間中の空き時間(確認してください)
履修上の
注意事項
「母性看護学概論」単位修得は「母性看護実習」の履修条件とする
- 51 -
授業科目
母性学
授業の方法・単位
開講学科等
看護学科
担当教員
瀨沼
2年
講義・1単位
前期
美保
<授業の目的>
女性の性機能を理解し、ライフステージにおける機能的変化による疾患と治療を学び女性の一
生を通した看護をするための基礎知識を深める。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
1.女性の生殖生理について理解できる。
2.女性のライフステージにおける特徴的な疾患について理解できる。
3.妊娠・分娩・産褥期の正常と異常について理解できる。
1
女性生殖器の構造と機能、婦人科的診療
2
生殖器に発生する疾患と治療
3
機能的疾患と治療
4
妊娠の成立、胎児の発育と母体の変化
5
妊娠の異常
6
正常な分娩の経過
7
分娩の異常
8
産褥・新生児
9
試験
(感染症、腫瘍および類腫瘍性疾患)
(月経異常・更年期障害・不妊症)
授
業
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義
テキスト
系統看護学講座「女性生殖器」「母性看護学各論」(医学書院)
参考文献
「病気がみえる
「病気がみえる
評価方法
試験(100%)
婦人科・乳腺外科 第3版」(メディックメデア)
産科 第3版」(メディックメデア)
授業時間外に
各自行う
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
「母性学」単位修得は「母性看護実習」履修条件とする。
- 52 -
授業科目
母性看護援助論
開講学科等
看護学科
担当教員
小野
2年
授業の方法・単位
演習・2単位
後期
文子(専攻科地域看護学専攻)
<授業の目的>
女性の周産期に関して、母子および家族の特性と健康問題をふまえ、必要な基本的看護援助を
理解する。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
1. 周産期における母子の身体的、心理的、社会的特徴を説明できる。
2. 周産期における母子への必要な看護援助、技術について述べることができる。
3. 事例をとおしての具体的看護の展開について考えることができる。
授
業
の
計
画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
授業の方法
母性看護とセルフケア、妊娠期の身体的特性、胎児の発育とその生理
妊娠期の心理的、社会的特性
妊娠の経過と診断、妊婦と胎児のアセスメント
妊婦の保健相談(食事、日常生活、運動)
妊娠期の異常と看護
演習:妊婦体験、触診法①
グループワーク(マイナートラブル・妊娠中の食事について)
演習:妊婦体験、触診法②
グループワーク(マイナートラブル・妊娠中の食事について)
演習:妊婦体験、触診法③
グループワーク(マイナートラブル・妊娠中の食事について)
演習:妊婦体験、触診法④
グループワーク(マイナートラブル・妊娠中の食事について)
グループワーク発表
事例を用いての妊娠期のアセスメント
分娩の要素と機序、分娩の経過
分娩第1期の看護
分娩第2・3・4期の看護
分娩時の異常と看護
産褥期の母体の変化
産褥期のアセスメントと看護①
産褥期のアセスメントと看護②
新生児の生理
新生児のアセスメントと看護
演習: 沐浴、乳房の手当、授乳法、新生児の観察、おむつ交換、抱き方①
演習: 沐浴、乳房の手当、授乳法、新生児の観察、おむつ交換、抱き方②
演習: 沐浴、乳房の手当、授乳法、新生児の観察、おむつ交換、抱き方③
演習: 沐浴、乳房の手当、授乳法、新生児の観察、おむつ交換、抱き方④
産褥期の異常と看護
新生児期の異常と看護
事例を用いての看護の展開(褥婦)
事例を用いての看護の展開(褥婦)
事例を用いての看護の展開(新生児)
事例を用いての看護の展開(新生児)
テスト
講義・演習・グループワーク
テキスト
系統看護学講座「母性看護学各論:医学書院」
参考文献
「根拠がわかる母性看護技術」(メヂカルフレンド社)「母性看護実習ガイド」堀内成子編(照
林社)「ウエルネス看護診断にもとづく母性看護過程」医歯薬出版株式会社「ウエルネスからみ
た母性看護過程」(医学書院)
評価方法
試験(80%)、小テスト(20%)として総合的に評価する
予習…授業内容の部分の教科書を事前に読んでくること。演習については各自で内容についての
授業時間外に
自己学習をしておくこと。
必要な学習
復習… 正常な妊娠・出産・産褥・新生児の経過について、自分でまとめて学習すること。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
開講時間中の空き時間(確認してください)
「母性看護援助論」単位修得は「母性看護実習」の履修条件とする
- 53 -
授業科目
精神看護学概論
開講学科等
看護学科
担当教員
和泉
2年
授業の方法・単位
講義・1単位
前期
明子(看護学科)
<授業の目的>
あらゆるライフステージにある人を対象として、精神の健康の保持増進、および健康・医療・
福祉の統合を視野に入れ、精神の健康を障害した人への看護を理解する。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
1.こころとは何かについて考えることができる。
2.こころの健康・不健康について、精神分析理論、発達論、危機論などの視点から理解するこ
とができる。
授
1
精神の健康とは(「心のケア」と現代社会)
2
精神障害と治療の歴史
3
人間のこころの動き(フロイトの無意識・自我)
4
防衛機制①
5
防衛機制②
6
人間の精神の成長発達(エリクソンの漸成的発達理論・ボウルビーの愛着理論)①
7
人間の精神の成長発達(エリクソンの漸成的発達理論・ボウルビーの愛着理論)②
8
ストレス・コーピング理論と危機理論
9
試
業
の
験
計
画
授業の方法
テキスト
講義
「系統看護学講座
精神看護学Ⅰ 精神看護の基礎」武井麻子ほか
医学書院
参考文献
評価方法
授業態度 10%・試験 90%
授業時間外に
プリントの配布はしないので、毎時間の授業の内容についてノートを作成し復習する。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
積極的に来てください。
「精神看護学概論」単位修得は、「精神看護実習」の履修条件とする。
- 54 -
授業科目
精神看護援助論Ⅰ
開講学科等
看護学科
担当教員
山﨑
2年
授業の方法・単位
講義・1単位
前期
正雄
<授業の目的>
精神疾患の病態・症状・検査・治療を理解し、精神看護の展開に関連させることができる。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
精神疾患の病態・症状・検査・治療を理解し説明することができる。
精神疾患に応じた看護の展開が説明できる。
1
統合失調症の診断と治療①
2
統合失調症の診断と治療②
3
気分障害の診断と治療①
4
気分障害の診断と治療②
5
神経症性障害・ストレス関連性障害・身体表現性障害の診断と治療
6
摂食障害・パーソナリティ障害の診断と治療
7
認知症・症状精神病・精神作用物質による精神および行動の障害の診断と治療
8
発達障害・精神遅滞の診断と治療
9
試験
授
業
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
テキスト
講義
「系統看護学講座
「系統看護学講座
精神看護学Ⅰ 精神看護の基礎」武井麻子ほか
精神看護学Ⅱ 精神看護の展開」武井麻子ほか
医学書院
医学書院
参考文献
評価方法
試験(100%)
授業時間外に
予習:テキストを事前に読んでおくこと。復習:テキスト・配布資料等で理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
「精神看護援助論Ⅰ」単位修得は、「精神看護実習」の履修条件とする。
- 55 -
授業科目
精神看護援助論Ⅱ
開講学科等
看護学科
担当教員
和泉
授業の目的
・到達目標
授
業
の
計
画
3年
授業の方法・単位
前期
明子(看護学科)
<授業の目的>
こころの健康問題を持つ人々を生活者として捉え、代表的な精神障害のある患者への看護お
よび家族への看護を理解する。
<到達目標>
1.精神障害のある患者の生きづらさを理解することができる。
2.精神障害者への看護過程を展開する知識・技術を身につけることができる。
3.学校や地域、職場におけるメンタルヘルスについて理解する。
1
2
3
4
5
6
統合失調症の症状と看護(陽性症状=妄想・幻覚)
統合失調症の症状と看護(陰性症状=意欲低下・感情鈍麻)
統合失調症の治療と看護(薬物療法・ECT)
統合失調症の治療と看護(認知行動療法・SST・作業療法)
気分障害(躁状態)の症状・治療と看護
気分障害(うつ状態)の症状・治療と看護
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
神経症性障害・ストレス関連性障害・身体表現性障害の症状と看護
神経症性障害・ストレス関連性障害・身体表現性障害の治療と看護
摂食障害の症状・治療と看護
パーソナリティ障害の症状・治療と看護
アルコール・薬物依存症の症状・治療と看護(集団療法・ピアサポート)
発達障害・精神遅滞の症状・治療と看護
てんかんの症状・治療と看護
認知症・症状精神病の症状・治療と看護
不安・暴力と看護
隔離・拘束と看護
患者の処遇(法と看護)
精神科におけるリスクマネジメント①
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
精神科におけるリスクマネジメント②
精神科における倫理と看護
成長にともなう発達課題と問題
看護師のメンタルヘルス・リエゾン精神看護
オレム・アンダーウッドのセルフケア理論
全体像を描く(関連図)
事例の看護過程の展開①
事例の看護過程の展開②
事例の看護過程の展開③
事例の看護過程の展開④
事例の看護過程の展開⑤
事例の看護過程の展開⑥
31
試験
授業の方法
テキスト
演習・2単位
講義・グループワーク
「系統看護学講座
精神看護学Ⅱ
精神看護の展開」武井麻子ほか
医学書院
参考文献
評価方法
授業時間外に
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
授業態度 10%・試験 90%
プリントの配布はしないので各自授業内容のノートを作成し、復習をすること。
積極的に来てください。
「精神看護援助論Ⅱ」単位修得は、「精神看護実習」の履修条件とする。
- 56 -
授業科目
開講学科等
担当教員
急性期看護実習
看護学科
吉田
2年
授業の方法・単位
実習・4単位
後期
亜紀子(看護学科)
<授業の目的>
1.急性期・周手術期にある成人患者の身体的・心理的状況や対象者の社会的背景を理解し対象者
の尊厳を守りながら回復に向かうための看護を展開する能力と態度を養う。
2.身体侵襲をきたした外来患者及び術前患者の病態・治療・処置・検査を理解し、外来看護の役
割を学ぶ。
授業の目的 <目的 1 に対する到達目標>
①急性期・周手術期にある患者の状態を理解し、経過に応じた基本的看護が提供できる。
・到達目標
②急性期病棟のチーム医療及び看護師の役割を理解する。
③カンファレンスを通して自己洞察を深める。
<目的 2 に対する到達目標>
①身体侵襲をきたした外来患者の治療・処置・検査及び外来看護援助を理解する。
②救急医療の現状を理解し、チーム医療における看護の役割を理解する。
③手術を受ける患者の術前の検査・処置を理解する。
1
授
2
【実習期間】
平成 28 年 12 月 5 日(月)~平成 29 年 3 月 9 日(木)
3
【実習内容・実習場所】
4
5
業
6
7
8
の
9
10
計
11
12
13
画
14
15
1.急性期病棟
○急性期・周手術期にある入院患者を受け持ち看護過程を展開する。
○受け持ち患者の理解と、患者の状態に応じた看護を展開しながら看護援助を学ぶ。
○手術を受ける患者の身体侵襲を理解し、回復に向かうために必要な看護援助を学ぶ。
○急性期治療に必要とされる検査・治療を受ける患者への看護援助を学ぶ。
○カンファレンスを通して対象理解を深め、個別性のある看護援助について理解を深
める。
○病棟反省会や学生間のカンファレンス及び学内反省会を通して、今後の自己課題を
明らかにする。
2.急性期外来
○手術前にある患者の術前検査・処置に対する看護援助を学ぶ。
○身体侵襲をきたした外来患者の治療・処置・検査及び苦痛症状を理解し、個別性の
ある看護援助を学ぶ。
○救急医療の現状を理解し、救急現場のチーム医療を理解する。
○外来実習におけるカンファレンス・反省会を通して自己の課題を明らかにする。
【実習施設】
近森病院
高知医療センター
土佐市民病院
細木病院
16
授業の方法
施設での臨地実習
テキスト
授業で使用した教科書全般。成人看護学「急性期看護論」「周手術期看護論」(ヌーベルヒロカワ)
参考文献
実習の中で必要時紹介する
評価方法
病棟実習 90%(うちレポート 10%)
・受け持ち患者に対する看護展開・実習記録 ・レポート・実習の態度
外来実習 10%
・外来看護実習の実習記録・実習の態度
授業時間外に
実習前に、実習に必要な知識をまとめたノートを作成します。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
空き時間を確認してください。
急性期看護実習は、「急性期看護学概論」「急性期看護援助論」「基礎看護実習」の単位を修得して
いることが履修条件である。
- 57 -
授業科目
慢性期看護実習
開講学科等
看護学科
担当教員
二本柳
授業の目的
・到達目標
<実習の目的>
1. 慢性疾患をもつ対象(患者・家族を含む)のライフスタイルを理解し、対象とのかかわりを通して、慢性の
健康問題について理解する。
2. 慢性疾患をもち、病と共に生活する対象のセルフマネジメントを促進するための援助について理解する。
3. 保健福祉医療およびチーム医療による連携を理解し、ヘルスプロモーション促進の視点から慢性期看護につ
いて考える。
<実習の目標>
1. 自己課題を明確にした上で必要な知識・技術が適切に判断できて、ラーニングポートフォリオに反映され
る。
2. 慢性期援助論Ⅰ・Ⅱのグループワークの学びを通し、クリティカルシンキングを用いて活発なディスカッシ
ョンが展開できる。
3. 患者、実習先のクライエントとの関わりから、相手の健康への願いに寄り添う意味を説明できる。
4. 対象の看護問題を述べる。医療者側のゴールと患者のゴールを見極め、ゴールの共有の重要性が説明でき
る。
5. 科学的な根拠に基づき、対象の生活背景やライフスタイルを考慮した具体的な看護計画を立案できる。
6. セルフマネジメントとして教育的プランには何が必要か、アセスメントから準備・実践・評価および必要な
知識・物品の準備、使用媒体を考慮して個別性のある計画立案にむけて日々実践、評価し、修正(PDCA)が
できる。
7. 相手の健康行動に対する、意欲・自己効力感を高めるための支援の説明ができる。
8. 実習での体験を振り返り、セルフコントロールを必要とする人にとっての看護の意義を明らかにできる。
9. 体験を振り返り、レジリエンス、メタ認知を養うことができる。
1
2
3
4
5
6
授
業
の
計
画
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
授業の方法
2年
授業の方法・単位
実習・4単位
圭・池田
後期
恵美子(看護学科)
【実習期間】
平成 28 年 12 月 5 日(月)~平成 29 年 3 月 7 日(火)
【実習施設】
細木病院、近森病院、近森オルソリハビリ病院、土佐市民病院、仁淀病院
【実習方法】
1. 学内実習
・ 実習前では、ロールプレイ演習を通して、望ましい援助スキルの実践について検討を行う
・ 実習後は、主に病棟実習での振り返りを通してエビデンスに基づく看護実践と自己の課題を明確にする。更
なる自己成長に向けた課題設定を掲げることができる。これらの内容を論ずるレポートの作成を行う。
2. 病棟
・ 病棟に入院している慢性疾患をもつ患者1 名以上を受け持ち、看護過程の展開を行う。
・ 受け持ち患者との人間関係を構築しながら、慢性期にある人への看護援助を展開する。
・ カンファレンスを通して、慢性疾患をもつ人の看護についての理解を深める。
・ 病棟での中間カンファレンスや反省会をもち、個別性のあるケア、自己の課題を明らかにする。
3. 外来
・ 外来通院する対象と受診過程を共にしながら、慢性疾患を抱えて生活する様子を想像し、病いへの思いを聴
ける。
・ 基礎実習後、援助的信頼関係から、さらにステップアップして、慢性疾患を持つ人の身体的状態や日常生活
の変化、病気の捉えや病気の意味についての理解を深める。また、慢性疾患と共に生活することを支えてい
る資源について知る。
・ カンファレンスを通して、外来看護の必要性や役割について考える。
施設での臨地実習
テキスト
授業で使用した教科書、教材
参考文献
実習中に適宜提示する
評価方法
実習目標の達成度 70%、課題レポート 20%、実習態度 10%として総合的に評価する
実習開始までの夏季休暇中に専門基礎科目(「人体の構造と機能」「症候と病態」「治療学総
授業時間外に 論」「治療学援助論」「臨床薬理学」)、「慢性期看護学概論」「慢性期看護援助論Ⅰ」「回復
必要な学習 期看護論」「終末期看護論」等の講義内容について復習しておく 実習開始前に系統的なフィジ
カルアセスメントを実践できることが望ましい。学内演習では到達度小テストを行う
オフィスアワー
履修上の
注意事項
二本柳・池田ともに事前にメールで連絡の上、日時を決定する
「慢性期看護学概論」「慢性期看護援助論Ⅰ」「慢性期看護援助論Ⅱ」の単位を修得しているこ
とが、慢性期看護実習の履修条件である。
ルーブリック評価表に基づき自分がどこまでステップアップしているのかを確認して行う
慢性期看護概論、慢性期看護援助論Ⅰ・Ⅱで振り返った自己課題から自己学習計画に基づき実
習を展開する。
- 58 -
授業科目
老年看護実習
開講学科等
看護学科
担当教員
今村
3年
授業の方法・単位
実習・4単位
前期
優子(看護学科)
<授業の目的>
老年看護学に関する授業で学んだ考え方と援助の方法を活用して、高齢者の生活と家族に関
する理解を深め、高齢者を一人の生活者としてとらえ、可能な限りその人らしい生活が営まれ
るような看護過程の展開ができる能力を養う。また、看護実践を通して老年看護の役割と課題
について考え、倫理的問題に対処できる能力を養う。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標 1.老年期にある対象を統合的に理解し、説明できる。
2.老年期にある対象とその家族の関係を把握し、説明できる。
3.健康上の問題を持つ高齢者を受け持ち、看護過程が展開できる。
4.老年期にある対象に必要な社会資源を理解できる。
5.高齢者の意思を尊重し、尊厳を守る態度をとることができる。
6.グループでの実習を通して、安全管理や時間管理、リーダーシップやメンバーシップの重
要性を理解し、説明することができる。
1
2
授
3
4
5
業
6
7
8
の
〈実習期間〉平成 28 年 6 月 6 日(月)~7 月 1 日(金)
7 月 25 日(月)~8 月 19 日(金)
1~ 6 グループ
6 月 6 日(月)~7 月 1 日(金)
7~12 グループ
7 月 25 日(月)~8 月 19 日(金)
〈実習施設〉JA 高知病院
細木病院
仁淀病院
いずみの病院
9
10
計
11
12
〈実習方法〉
1.病棟で1名の老年期にある患者を受け持ち、受け持ち患者との円滑な人間関係を基盤とし
て、看護過程の展開を行う。
2.高齢者の生きてきた過程に目を向け、望む生活の実現に向けた多職種との協働、社会資源
の活用について理解を深め、関係職種とのチームビルディングや看護師の役割を考える。
3.カンファレンスを持ち、他者との意見交換を通して視野を広め、自己認識を深める。
13
画
14
15
16
授業の方法
病院での臨地実習
テキスト
授業で使用した教科書、教材
参考文献
実習中に適宜紹介する
評価方法
実習目的の達成度を実習記録・態度(90%)、レポート(10%)から総合的に判断する。
授業時間外に 事前に提示する事前学習を実習に活用できるよう充実させる。実習中に見聞または体験した事象
必要な学習 をこれまでの学習と結びつけて日々学びを深める。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
開講時間の空き時間(原則として要予約)
老年看護実習は、「老年看護学概論」「老年看護援助論Ⅰ」「老年看護援助論Ⅱ」「基礎看護実
習」の単位を修得していることが履修条件である。
主体的に学習し、実習記録等の提出期限を守ること。
- 59 -
授業科目
小児看護実習
開講学科等
看護学科
担当教員
矢野
3年
授業の方法・単位
実習・2単位
前期
智恵・中岡
亜紀(看護学科)、大西
昭子(専攻科地域看護学専攻)
<授業の目的>
1.小児看護学で学んだ知識を活用し、身体的・心理的・社会的・成長発達的側面から統合的に子
どもを理解する。
2.健康な子どもの養護と健康上の諸問題をもつ子どもを一人の人間として尊重し、計画的に看護
が展開できる実践能力を養う。
3.小児看護の役割と課題について考え、倫理的問題に対処できる能力を養い、自己洞察を深め
る。
<到達目標>
授業の目的 1.子どもの成長発達過程を理解できる。
1)子どもの身体的成長発達を理解できる。
・到達目標
2)子どもの心理的発達を理解できる。
3)子どもの基本的生活習慣の自立の過程を理解できる。
2.子どもとのコミュニケーションを通して、子どもと援助関係を形成する技術を学ぶ。
3.子どもの健康状態や発達段階に応じた日常生活の援助技術を学ぶ。
4.子どもの健康障害や入院が、子どもと家族に及ぼす影響を理解できる。
5.様々な健康レベルにある子どもや家族を支援するための機関とそこでの取り組みを知る。
6.様々な健康レベルにある子どもと関わっている他職種との関わりの中で、それぞれの役割につ
いて学び、他職種との連携の重要性や看護の役割について理解を深める。
7.学生同士の討議や医療者、教員とのかかわりを通して、自己洞察を深める。
1
2
授
3
4
5
業
6
7
8
の
9
10
計
11
12
13
画
14
15
【実習期間】
平成 28 年 7 月 15 日(金)~9 月 16 日(金)
【実習施設】
1.高知医療センター すこやか 4A(小児病棟)、小児外来
2.高知大学医学部附属病院 2 階東病棟(小児科・歯科口腔外科)、小児科外来
3.公益財団法人 ドナルド・マクドナルド・ハウスこうち
4.高知市立保育所
【実習場所・実習内容】
1.病棟
○健康障害をもった子どもを受け持ち、個別性を尊重しながらその子どもの理解を深める。
○受け持った子どもとのかかわりを通して、子どもとのコミュニケーション技術を高め、援
助関係を形成しながら看護援助を展開する。
2.小児科外来
○小児科外来を受診する子どもと家族のニーズについて理解する。
○小児科外来特有の環境について学ぶ。
○変化する社会の中で小児科外来看護に求められている役割について理解を深める。
3.ドナルド・マクドナルド・ハウスこうち
○ドナルド・マクドナルド・ハウスの財団設立の趣旨・概要の説明を受け、施設の理解を深
める。
○ボランティアスタッフの方々との交流を通して、ボランティア活動を行うなかで、施設の
理解を深め、小児医療におけるハウスの意義について考察する。
4.高知市立保育所
○保育の場で健康な子どもと過ごすことで、健康な子どもの成長発達への理解を深める。
16
授業の方法
各施設での臨地実習
テキスト
「系統看護学講座 小児看護学[1] 小児看護学概論 小児臨床看護総論
論」奈良間美保 他著(医学書院)、その他授業で配布した資料
[2]小児臨床看護各
参考文献
必要時適宜紹介する
評価方法
実習目標の到達度(70%)、自由課題レポート(15%)、実習態度(15%)とし総合的に評価する。
授業時間外に
予習:子どもの成長発達に関するノート作成。受け持った子どもの疾患等の事前学習
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
実習時間
終了後(原則として要予約)
実習記録はその日に必ず記録し、指定された提出期限を守ること。
小児看護実習は、「小児看護学概論」「小児保健」「小児疾患学」「小児看護援助論」「基礎看
護実習」の単位を修得していることが履修条件である。
- 60 -
授業科目
母性看護実習
開講学科等
看護学科
担当教員
小野
2年
授業の方法・単位
実習・2単位
後期
文子(専攻科地域看護学専攻)
<授業の目的>
妊娠・分娩・産褥各期、および新生児期とその家族を対象に、対象の特徴を理解し、実践を
通して母性看護を展開できる基礎能力を養う。
授業の目的 <到達目標>
①妊娠・分娩・産褥各期および新生児期の特徴と正常な経過が説明できる。
・到達目標
②褥婦および新生児を対象に、看護過程が展開できる。
③妊婦・産婦・褥婦・新生児への看護援助に必要な技術を習得できる。
④命の尊さと母性の発達、家族関係の再構築について考えることができる。
⑤実習を通して学生自身の母性・父性意識を高めることができる。
1
2
3
授
4
5
業
【実習期間】
平成 28 年 12 月 12 日(月)~平成 29 年 3 月 13 日(月)
【実習施設】
高知医療センター
独立行政法人国立病院機構高知病院
高知県立あき総合病院
高知赤十字病院
JA 高知病院
6
7
8
の
【実習内容】
病棟
・産婦に付き添い、指導のもとに対象に応じた分娩各期の看護援助を学ぶ。
・褥婦または新生児を受け持ち、看護過程を展開する。また受け持ちケースをとおし
て産褥期および早期新生児の生理的変化や母子関係の成立過程について理解する。
9
10
計
産科外来
・妊婦さんと受診を共にし、健診内容や妊娠の生理的経過について理解し、妊娠各期
に必要な看護支援と保健指導について学ぶ。
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
病院での隣地実習
テキスト
系統看護学講座「母性看護学各論」(医学書院)
参考文献
「母性看護実習ガイド:堀内成子編、照林社」「根拠がわかる母性看護技術」(メヂカルフレン
ド社)「ウエルネスからみた母性看護過程」(医学書院)
など
授業時間外に
必要な学習
予習…母性看護援助論で学んだ妊娠・出産・産褥・新生児期の正常な経過について、自分でまと
めて学習しておくこと。
復習…実習を通して学んだことを、知識として定着させるように、教科書で見直しておくこと。
評価方法
オフィスアワー
履修上の
注意事項
実習目標の到達度(65%)実習レポート(15%)、実習態度(20%)とし総合的に評価する。
随時(教員と相談すること)
母性看護実習は、「母性看護学概論」「母性学」「母性看護援助論」「基礎看護実習」の単位を
修得していることが履修条件である。
- 61 -
授業科目
精神看護実習
開講学科等
看護学科
担当教員
和泉
3年
授業の方法・単位
実習・2単位
前期
明子(看護学科)
<実習目的>
・精神疾患を持つ人との援助関係の形成技術を学び、自己洞察を深める。
・精神疾患を持つ人の、ひとりの人としてのありようを理解する。
・精神疾患を持つ人へのケアの必要性を理解し、看護ケア計画を立案し、実施する。
・精神疾患を持つ人の地域生活を支援する制度や体制を知り、地域での生活について理解する。
・精神科医療におけるチーム医療について知り、看護師の役割を理解する。
・精神科医療における倫理的配慮について考えることができる。
<到達目標>
授業の目的 ・受け持ち患者とのかかわりを通して、援助関係を形成することができる。
・到達目標 ・受け持ち患者とのかかわりを通して、プロセスレコードも活用しながら、自己洞察する。
・受け持ち患者の情報から患者像を描き、患者のその人らしさを理解することができる。
・受け持ち患者の精神状態・セルフケア・患者の置かれた環境を理解し、ケアを考え実施できる。
・デイケア、訪問看護、グループホーム、ケアホームなどの機能や役割を理解する。
・さまざまな制度を利用している患者の生活を理解することができる。
・精神科医療におけるチーム医療の実際を理解することができる。
・精神科チーム医療における看護師の役割を考えることができる。
・精神科医療における倫理的問題に気づくことができる。
・精神疾患を持つ人の人権について考えることができる。
1
2
授
3
4
5
業
6
7
の
8
9
10
計
11
12
実習期間
平成 28 年 6 月 6 日(月)~9 月 16 日(金)
実習施設
細木ユニティ病院
近森病院総合心療センター
実習方法
・受け持ち患者を一人もち、患者との援助関係を形成し、看護過程を展開する。
・自己洞察をする方法として、プロセスレコードを書き分析する。
・カンファレンスを持ち、他のメンバーとディスカッションすることで学びを深める。
また、同時にカンファレンスの持ち方を学ぶ。
・病棟のほかにデイケアでの実習を行いながら、他職種の業務内容や役割について理解を
深め、チーム医療の中の看護師の役割を考える。
13
画
14
15
16
授業の方法
施設での臨地実習
テキスト
授業で使用したもの
参考文献
適宜紹介する
授業時間外に
それぞれ受け持ち患者の疾患や治療・看護についての自己学習
必要な学習
評価方法
オフィスアワー
履修上の
注意事項
実習目的・目標の達成度 70%・レポート 10%・実習態度 20%として総合的に評価する。
積極的に来てください。
精神看護実習は、「精神看護学概論」「精神看護援助論」「精神看護援助論Ⅱ」の単位を修得し
ていることが履修条件である。
- 62 -
授業科目
在宅看護学概論
開講学科等
看護学科
担当教員
髙藤
3年
授業の方法・単位
講義・2単位
前期
裕子(看護学科)
<授業の目的>
在宅療養者と家族を取り巻く社会の動向や、地域における看護の現状を知り、在宅療養者と家
族が住みなれた地域で生活できるためのシステムと看護活動について学ぶ。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
1.在宅看護の対象である療養者と家族の特性について説明できる。
2.在宅看護の役割・機能について説明できる。
3.在宅療養者と家族の生活を支える社会資源とその活用方法について説明できる。
授
業
1
地域看護と在宅看護の位置づけ
2
社会の変化と在宅看護の変遷
3
在宅看護の特徴
4
継続看護、退院支援、退院調整
5
在宅看護に関係する法規
6
介護保険制度の理解①
7
介護保険制度の理解②
8
在宅における看護活動①
9
在宅における看護活動②
10
在宅看護と家族①
11
在宅看護と家族②
12
在宅療養者の自立支援
13
在宅療養者の権利保障
14
在宅におけるケアマネジメント
15
関係職種との連携
16
試
の
計
画
授業の方法
験
講義
テキスト
「在宅看護論 実践をことばに」 杉本正子他(ヌーヴェルヒロカワ)
「国民衛生の動向」(厚生労働統計協会)
参考文献
「ナーシンググラフィカ 在宅看護論 地域療養を支えるケア」櫻井尚子ほか(メディカ出版)
「訪問看護業務の手引」(社会保険研究所)
評価方法
試験 100%
授業時間外に
前回の授業内容を復習して授業に臨むこと。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
空き時間を確認してください。
「在宅看護学概論」単位履修は「在宅看護実習」履修条件とする。
- 63 -
授業科目
在宅看護援助論
開講学科等
看護学科
担当教員
髙藤
授業の目的
・到達目標
授
業
の
計
画
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
授業の方法
3年
授業の方法・単位
後期
裕子(看護学科)
<授業の目的>
在宅での日常生活援助、医療的援助におけるアセスメントの視点と看護技術について学び、在
宅で必要とされる看護職としての基本的姿勢を養う。
<到達目標>
1.在宅における看護技術に必要なアセスメントの視点と援助の方法について説明できる。
2.演習をとおして、在宅での援助の方法と工夫について考えることができる。
在宅看護における信頼関係形成のための技術
療養環境の調整、緊急・災害時の看護
在宅における受診と服薬、感染予防に対する援助
日常生活援助技術①(食事、排泄)
日常生活援助技術②(清潔、移動)
在宅における症状・状態別看護①(脳血管疾患)
在宅における症状・状態別看護②(難病)
在宅における症状・状態別看護③(ターミナル)
在宅における症状・状態別看護④(認知症)
在宅における症状・状態別看護④(小児、精神疾患)
在宅におけるリハビリテーション
在宅における終末期ケア
医療管理技術①(在宅酸素療法)
医療管理技術②(在宅人工呼吸療法)
医療管理技術③(腹膜透析療法)
医療管理技術④(ストーマケア)
医療管理技術⑤(褥瘡)
医療管理技術⑥(膀胱留置カテーテル法)
医療管理技術⑦(経管栄養法)
医療管理技術⑧(在宅中心静脈栄養法)
在宅における看護過程①
在宅における看護過程②
演習①/グループワーク・課題学習
演習②/グループワーク・課題学習
演習③/グループワーク・課題学習
演習④/グループワーク・課題学習
演習⑤/グループワーク・課題学習
演習⑥/グループワーク・課題学習
演習⑦/グループワーク・課題学習
演習⑧/グループワーク・課題学習
試 験
講義(視聴覚教材を使用)、演習(グループワーク)
テキスト
「在宅看護論
参考文献
「ナーシング・グラフィカ
評価方法
試験 70%、課題 30%
実践をことばに」
杉本正子他(ヌーヴェルヒロカワ)
在宅看護論
地域療養を支えるケア」
授業時間外に
前回の授業内容を復習して授業に臨むこと。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
演習・2単位
空き時間を確認してください。
「在宅看護援助論」単位修得は「在宅看護実習」履修条件とする。
- 64 -
MC メディカ出版
授業科目
看護研究
開講学科等
看護学科
担当教員
矢野
授業の方法・単位
3年
演習・1単位
智恵・池田
前期
恵美子・吉田 亜紀子(看護学科)
<授業の目的>
看護における研究の意義を理解し、研究活動を通じて看護の今日的課題を解決する能力を
養う。研究過程を理解し、既存の研究論文の検索や分析能力を身につける。代表的な研究デ
ザインに関する知識を学ぶ。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標
①看護研究の意義が理解できる。
②研究過程が理解できる。
③研究論文やその他の文献の検索や分析の方法が理解できる。
④代表的な研究デザインについて理解できる。
⑤データ分析方法について理解できる。
授
業
1
看護研究とは・看護における研究の役割・研究の動向
2
研究過程の概観―研究プロセス
3
研究過程の概観―研究テーマの絞り方、関心のある研究テーマ・キーワード
4
文献検討(文献検索)―文献検索の演習(図書館にて)
5
概念枠組みと仮説―概念とは・研究の枠組み・概念枠組み
6
研究デザイン(質的研究方法)―質的研究とは・種類・研究プロセス・質的分析
7
研究デザイン(質的研究方法)―インタビュー・KJ法による分析法(演習)
8
研究デザイン(質的研究方法)―インタビュー・KJ法による分析法(演習)
9
研究デザイン(量的研究方法)―量的研究とは・種類・量的研究の枠組み・概念の量化
10
研究デザイン(量的研究法)―アンケート用紙の作成・データ収集・統計処理(演習)
11
研究デザイン(量的研究法)―アンケート用紙の作成・データ収集・統計処理(演習)
12
研究計画書―研究計画書の書き方
13
研究計画書―既存の研究論文から研究デザインを読み取り、研究計画書を再現してみる
14
研究計画書―既存の研究論文から研究デザインを読み取り、研究計画書を再現してみる
15
看護研究における研究倫理―既存の研究論文から研究の倫理的配慮を考える
16
試
の
計
画
授業の方法
験
講義・演習
テキスト
「看護における研究」南裕子編集
日本看護協会出版会
参考文献
「これからの看護研究―基礎と応用」小笠原知枝・松木光子編集
「看護研究 step by step」黒田裕子 学研
評価方法
試験(80%)・レポート(20%)
ヌーヴェルヒロカワ
授業時間外に 講義の前にはテキストを使用して各単元の内容の事前学習をしてください。
必要な学習 授業で配布した資料を使用して復習をし、理解が不十分な点は質問をしてください。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
空き時間を確認してください。
演習には積極的に参加してください。
- 65 -
授業科目
看護管理論
開講学科等
看護学科
担当教員
松永
授業の方法・単位
3年
講義・1単位
前期
智香
<授業の目的>
質の良い看護サービスを提供するための看護管理の原則と組織的活動について理解する。
授業の目的
・到達目標
<到達目標>
看護サービス管理とは何かについて説明できる。
看護サービス管理の要素について説明できる。
グループワークができる。
1
コミュニケーション
2
動機付け理論
3
リーダーシップ理論
4
キャリア開発
5
看護と情報管理のシステム
6
看護サービス管理とは何か・看護サービスの質保証について
7
看護倫理と看護サービス管理
8
看護政策・経営管理
9
試験
授
業
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義・グループワーク
テキスト
「看護サービス管理」中西睦子ほか編集(医学書院)
参考文献
「病棟マネジメントに役立つ!みんなの看護管理」任和子編集(南江堂)
評価方法
筆記試験(100%)
授業時間外に
テキストを事前に読んでくること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
- 66 -
授業科目
災害看護学
開講学科等
看護学科
担当教員
竹崎
授業の方法・単位
3年
講義・2単位
後期
久美子、尾谷
智加
<授業の目的>
この講義では、阪神淡路大震災・東日本大震災を事例に取り上げ、災害の実態や市民や都市に
どのような影響を与えるのか、その復旧・復興の過程について学ぶ。
また、高知県は近い将来南海大地震の発生が予想される。災害時における医療従事者の活動な
授業の目的
どについて学ぶ。
・到達目標
<到達目標>
災害の実態や影響について説明できる。
災害時における医療従事者の活動について説明できる。
授
業
1
災害とは:さまざまな災害と人々の生活への影響
2
大規模自然災害の発生とその後の社会:阪神淡路大震災とその後の 20 年、東日本大震災(竹崎)
3
被災と看護活動:「その時」に何が起こるか
(竹崎)
4
被災と看護活動:専門職として、住民として、南海地震を考える
(竹崎)
5
災害看護の歴史
(尾谷)
6
災害医療の基礎知識
(尾谷)
7
災害看護の基礎知識
(尾谷)
8
災害看護の特殊性
(尾谷)
9
災害への準備
10
地震災害看護の展開
(尾谷)
11
地震災害看護の展開
(尾谷)
12
災害と心のケア
(尾谷)
13
災害と心のケア
(尾谷)
14
国際救護活動における看護
(尾谷)
15
赤十字の活動
(尾谷)
16
試
災害時の情報伝達
(竹崎)
の
計
画
授業の方法
災害時に必要な技術 トリアージ
災害医療のトピックス
(尾谷)
験
講義
テキスト
災害看護学・国際看護学 日本赤十字社事業局看護部編集(医学書院)
その他各講義必要な資料を作成し配布する。
参考文献
災害看護
評価方法
試験(80%)
メディカ出版
レポート(20%)
授業時間外に 日頃から国内外の災害に関する情報に関心をもち、新聞やニュースから積極的に情報収集する。
必要な学習 高知県民に配布されている『南海地震に備えちょき』を読んでおく。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
- 67 -
授業科目
看護技術評価
開講学科等
看護学科
担当教員
今村 優子・髙藤 裕子・吉田 亜紀・和泉 明子・政平
(看護学科)、小野 文子(専攻科地域看護学専攻)
3年
授業の方法・単位
演習・1単位
後期
憲子・下元
理恵、山西
亜紀子
<授業の目的>
看護技術を対象の状況に応じて活用する能力を養う。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
1.各看護技術の根拠を明確にでき、技術を実践することができる。
2.事例を通して必要な看護技術を判断し、実施することができる。
1
オリエンテーション・デモンストレーション
2
3
授
4
5
6
業
7
8
の
学内演習
学内演習
9
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
技術試験
演習
テキスト
「考える基礎看護技術Ⅱ 看護技術の実際」坪井良子(ヌーヴェルヒロカワ)
「演習・実習に役立つ基礎看護技術 根拠に基づいた実践を目指して」三上れつ(ヌーヴェルヒロ
カワ)
参考文献
適宜提示する
評価方法
技術試験 70%、小テスト 30% とし総合的に評価する 。技術試験は事例を用いて行い、評価表
に沿って技術の到達度を評価する。
授業時間外に
オリエンテーション時に事前課題を提示する。授業開始後は各自技術練習を行う。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
随時(担当教員と相談する)
卒業年次生の履修とする
- 68 -
授業科目
健康教育演習Ⅰ
開講学科等
看護学科
担当教員
吉村 斉(幼児保育学科)、古屋 美知・下元 智世(生活科学学科)、竹村 正(幼児保育学
科)、武市 和彦・村上 雅尚(医療検査専攻)、大野 由香・中石 裕子・坂本 まゆみ・野村
加代・和食 沙紀(歯科衛生専攻)、山本 和代(看護学科)
授業の目的
・到達目標
2年
授業の方法・単位
演習・1単位
前期
<授業の目的>
子ども期の健康を支える職業人養成を目的とし、学生が食・医・教育の分野から「歯みがき」
の指導法についての計画を立て実践する。さらに、学習内容を所属学科・専攻へ持ち帰り、各専
門性に活用する視点を養う。
<到達目標>
子ども期の歯みがきについて、各専門性と連携しながら、子ども期の健康づくりに貢献できる
実践力を身につけ、自分たちの専門性へ反映することができる。
1
オリエンテーション
子ども理解と子どもへの対応①(幼児保育学科)幼児の発達特性と健康指導案の作成
2
子ども理解と子どもへの対応②(幼児保育学科)
子どもの理解と音楽表現
3
口腔内の健康①(医療衛生学科医療検査専攻)
口腔内細菌の観察
4
授
業
の
5
6
子ども期(幼児)のおやつ②(生活科学学科)
その必要性と与え方について
7
歯みがきの方法①(医療衛生学科歯科衛生専攻)
8
歯みがきの方法②(医療衛生学科歯科衛生専攻)
9
10
計
生活習慣としての衛生管理①(看護学科)
手洗い指導:指導案のたて方
生活習慣としての衛生管理②(看護学科)
手洗い指導の実際
11
12
画
口腔内の健康②(医療衛生学科医療検査専攻)
口腔内細菌の観察
子ども期(幼児)のおやつ①(生活科学学科)
その必要性と与え方について
学外における実践1
歯っぴいスマイルフェアでの実践
13
14
15
学外における実践2
高知学園短期大学附属高知幼稚園における連携活動
内容 ①子ども期(幼児期)のおやつ
(生活科学学科)
②あそびを中心にした基本的生活習慣の指導(幼児保育学科)
③子どものメタボ検査:身長と体重測定
(医療衛生学科医療検査専攻)
④歯磨き指導
(医療衛生学科歯科衛生専攻)
⑤手洗い指導
(看護学科)
16
授業の方法
テキスト
学内外での演習と学外実践活動
プリント等を配布
参考文献
評価方法
各テーマに基づく態度、レポートを 90 点(各学科・専攻担当分で 18 点)、実践での取組・レポ
ート等(10 点)を総合的に評価する。
予習:自分が所属する学科・専攻における専門性の活用方法を調べる(30 分)。
授業時間外に
復習:他の専門性を自分の専門性への活用方法を整理し、実践できるようにする。対象に応じた
必要な学習
プレゼンテーションを行うための方法や注意点について学習しておく(60 分)。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
日程については掲示でお知らせします。
- 69 -
授業科目
健康教育演習Ⅱ
開講学科等
看護学科
担当教員
吉村 斉(幼児保育学科)、古屋 美知・下元 智世(生活科学学科)、竹村 正(幼児保育学
科)、髙岡 榮二・森田 尚亨・中村 泰子(医療検査専攻)、大野 由香・坂本 まゆみ・中石 裕
子・野村 加代・和食 沙紀(歯科衛生専攻)、今村 優子(看護学科)
授業の目的
・到達目標
2年
授業の方法・単位
演習・1単位
後期
<授業の目的>
高齢者の健康を支える職業人養成を目的とし、学生は食・教育・医療の分野から高齢者の健康
の指導法について計画を立て実践する。さらに、学習内容を所属学科・専攻へ持ち帰り、各専門
性に活用する視点を養う。
<到達目標>
高齢者の健康について、各専門性と連携しながら、地域・施設における高齢者の健康で心豊か
な生活を支える実践活動を通し地域貢献の意義を自分たちの専門性へ反映することができる。
授
業
1
オリエンテーション
発達心理学からみた高齢者の特徴
2
高齢者の理解と音楽の効果
3
高齢者の臨床検査値
4
高齢者の生理検査と骨密度の測定法
5
高齢者の体の変化と疾患
6
高齢者が安全に日常生活を送るための方法
7
口腔体操(口腔機能向上)の目的と効果
8
口腔体操の方法と媒体作成
9
高齢者の日常生活
10
高齢者に適した食事
の
計
11
12
画
13
14
学外における実践(事前事後指導含む)
施設 デイケア施設
内容 ①高齢者のための歌とあそび
②疾病予防のための食事
③骨粗しょう症とは
④骨密度測定
⑤口腔体操
⑥食事摂取時の姿勢と注意事項
(幼児保育学科)
(生活科学学科)
(医療衛生学科医療検査専攻)
(医療衛生学科医療検査専攻)
(医療衛生学科歯科衛生専攻)
(看護学科)
15
16
授業の方法
テキスト
学内での演習と学外実践活動
プリント等を配布
参考文献
評価方法
各テーマに基づく態度、レポートを 90 点(各学科・専攻担当分で 18 点)、実践での取組・レポー
ト等(10 点)を総合的に評価する。
予習:自分が所属する学科・専攻における専門性の活用方法を調べる(30 分)。
授業時間外に
復習:他の専門性を自分の専門性への活用方法を整理し、実践できるようにする。対象に応じたプ
必要な学習
レゼンテーションを行うための方法や注意点について学習しておく(60 分)。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
日程については掲示でお知らせします。
- 70 -
授業科目
在宅看護実習
開講学科等
看護学科
担当教員
髙藤
3年
授業の方法・単位
実習・2単位
後期
裕子(看護学科)
<授業の目的>
1.地域で生活をする人々の生活の場で行われている在宅ケア活動の実際を知り、看護の役割、
機能について学ぶ。
2.在宅療養者と家族の生活を支えている保健医療福祉サービスを知り、関係職種の役割・機能
および連携の必要性について学ぶ。
3.在宅における看護の責任や倫理的配慮について考え、自己洞察を深める。
授業の目的
・到達目標
<到達目標>
1.在宅療養者と家族の生活環境を把握し、地域で療養する対象者をあらゆる側面から理解する
ことの重要性が分かる。
2.在宅療養者と家族の生活に影響を及ぼしている健康問題を理解することができる。
3.在宅療養者と家族のセルフケア能力を把握し、生活機能を維持・向上する観点から援助の方
法を考えることができる。
4.在宅療養者の状態に応じた看護技術の必要性を理解し、可能な技術を実施できる。
5.サービス事業所の役割・機能および各職種の専門性と連携の必要性を理解することができ
る。
6.在宅療養者と家族、関係職種、グループメンバーとのかかわりを通して自己の行動を振り返
ることができる。
1
2
授
3 【実習期間】
平成 28 年 12 月 5 日(月)~12 月 16 日(金)
4
5
業
の
【実習場所、実習内容】
1.訪問看護ステーション
・訪問看護師に同行し、1 日 1~4 件の療養者宅を訪問する。
7
・実習期間中に訪問した 1 名を選択し、療養者の全体像を学生の視点から把握する。
・療養者に対して、可能な範囲で日常生活の援助技術を実施する。
8
・医療処置が必要な療養者に対して、必要な技術を見学または指導の下で実施する。
6
9
10
計
11
2.通所サービス事業所・居宅介護支援事業所・在宅療養支援診療所のいずれか1施設
・各施設のスケジュールに則り、利用者のケアを指導者の指示のもとで実施または訪問に同
行し、支援の実際を見学する。
12
13
画
【実習施設】
訪問看護ステーション、通所サービス事業所・居宅介護支援事業所・在宅療養支援診療所
14
15
16
授業の方法
臨地実習
テキスト
講義で使用した教科書、資料全般
参考文献
実習前に随時紹介する
評価方法
実習目標の到達度を実習記録・態度(90%)、レポート(10%)から総合的に評価する。
授業時間外に
必要な学習
介護保険制度、訪問看護制度については復習をし、理解を深めておくこと。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
実習時間終了後(原則として要予約)
在宅看護実習は、「在宅看護学概論」「在宅看護援助論」「基礎看護実習」「急性期看護実習」「慢
性期看護実習」「老年看護実習」「小児看護実習」「母性看護実習」「精神看護実習」の単位を
修得していることが履修条件である。
- 71 -
授業科目
総合看護実習
開講学科等
看護学科
担当教員
矢野
下元
3年
授業の方法・単位
実習・3単位
後期
智恵・池田 恵美子・今村 優子・中岡 亜紀・和泉 明子・吉田
理恵(看護学科)、小野 文子(専攻科地域看護学専攻)
亜紀子・二本柳
圭・
<授業の目的>
3 年間の講義、演習、実習の集大成として関心のある看護領域を選択し、対象者への看護支援のあり方を深め
る。また、チーム医療、他職種との協働、看護倫理、看護管理の視点で看護者の役割を学ぶ。実習をとおし
て、自らの看護観・人間観・健康観と看護者としてのアイデンティティを育む。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標 1.様々な健康レベルにある対象者や家族の特徴を総合的に理解する。
2.チーム医療の中での看護者の役割を理解する。
3.対象者への看護を継続するために必要なシステムを理解する。
4.関係機関との連携における看護者の役割を理解する。
5.看護者として必要な倫理的視点を培い、専門職としての責任を自覚する。
1
2
3
4
授
5
6
業
7
8
の
9
10
計
11
12
画
13
14
15
16
「急性期看護学」「慢性期看護学」「母性看護学」「老年看護学」「小児看護学」「精神看護学」の 6 領域の
うちから各自関心のある領域を選択し、1 看護領域十数名で実習を行う。
<急性期看護学領域>
1.急性期病院の地域医療連携室の実習から、退院・転院調整及び医療連携の必要性を理解し、退院調整におけ
る看護師の役割を学ぶ。
2.学内での事例検討や課題学習を通して倫理的問題の検討や、日本の医療制度・医療経営に関する知識を深
め、急性期看護援助のあり方を学ぶ。
3.外部講師による高知県の医療政策及び看護の動向と課題などの講話から、医療・看護の現状や動向を理解
し、看護専門職としての姿勢を培う。
<慢性期看護学領域>
1.目的:対象の健康問題、心理的状況、社会的な背景等を踏まえ、対象の生活の質の維持・向上するためのセ
ルフマネジメントを援助する能力を養う。また、これらの援助方法を学び、自らの看護観を構築する。この
実習は事前学習・学内演習・臨地実習の 3 つで構成される。
2.事前学習:自己の課題に沿った学習を行い教員の助言のもと、学びを深める。
3.学内演習:可能なら模擬患者から情報収集を行う。模擬患者・事例の患者指導計画を立案、ロールプレイを
行い、自己評価・他者評価の方法を深める。以上のプロセスを経て、セルフマネジメント促進のための看護
について学ぶ。ゲストスピーカーによる講義をうけ、慢性疾患でも特殊な事例の援助や障害者総合支援法の
改正によって、関連する機関にどのような変化があり、対象にどのような影響が及ぶのか、ディスカッショ
ンにより学びを深める。
4.臨地実習:高知市地域高齢者支援センター、クリニック(外来)で、慢性疾患を持つ患者の介護事業、行政
施策と社会資源について学ぶ。
<母性看護学領域>
施設実習や講義、グループ学習、事例検討を通して、身体的、精神的、社会的側面から女性の健康問題を理解
するとともに、様々な場所で行われている母性看護活動と看護者の役割、母性看護に関わる関係機関や多職種
との連携や協働について学びを深める。
<老年看護学領域>
1.介護老人保健施設での実習や講義を通して、個人、家族、地域を包括した看護過程の展開と高齢者の QOL を
尊重した看護を学び、高齢者を支えるケアチームにおける看護師の役割について理解を深める。
2.地域で高齢者の生活を支える活動の実際の理解と高齢者支援に関わる外部講師の講話より、地域で暮らす高
齢者の現状と課題を考察し、看護の継続性という視点から、保健医療福祉機関および多職種との協働のあり
方について学ぶ。
<小児看護学領域>
1.地域で生活している健康障害をもつ子どもやその家族の事例を用いて、保健・医療・福祉・教育の専門職と
共に、支援のあり方について検討し、他職種との連携について学ぶ。
2.心身の発達に障害がある、あるいはその心配のある子どもと家族を支援する総合的な施設である療育福祉セ
ンターが、地域の中で担っている役割を知り、その中における看護の役割について学ぶ。
<精神看護学領域>
1.精神障害者の就労支援事業の実際と課題について見学と体験・臨床講義で理解を深める。
2.受け持ち患者の看護過程を展開するとともに、グループホームの見学や、訪問看護への同行により、患者の
地域生活と、その支援を行うチームについて考える。
3.CVPPPのトレーナーからの臨床講義で、暴力防止について学び、患者への倫理的配慮とともに安全管理
について考える。
授業の方法
テキスト
参考文献
評価方法
実習
なし
適宜紹介する。
各領域担当教員による評価。実習要項にて説明する。
授業時間外に
必要な学習
各領域担当教員の提示に従う。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
随時(各担当教員に要予約のこと)
総合看護実習は「基礎看護実習」「急性期看護実習」「慢性期看護実習」「老年看護実習」「小児
看護実習」「母性看護実習」「精神看護実習」の単位を修得していることが履修条件である。
- 72 -
授業科目
養護概説
開講学科等
看護学科
担当教員
山本
授業の方法・単位
1年
講義・1単位
後期
和代(看護学科)
<授業の目的>
養護教諭の職務内容、期待される役割について理解し、効果的に児童生徒の健康問題を把握し、
解決するための知識及び技術について学ぶ。
授業の目的
<到達目標>
・到達目標
1. 学校保健活動の法的根拠について理解できる。
2. 健康実態の把握方法・健康問題解決への支援方法について理解できる。
3. 養護活動の展開過程において、組織活動、地域・家庭との連携の必要性について理解を深める
ことができる。
授
1
養護の概念・養護教諭の歴史
2
保健室の機能と運営
3
養護教諭の職務
4
健康実態の把握
5
保健管理・保健教育
6
健康相談活動
7
学校安全管理と危機管理
8
組織的活動及び地域・家庭との連携
9
試験
業
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義・テーマに基づいて討論、発表
テキスト
「新養護概説」采女智津江(少年写真新聞社)
参考文献
授業のなかで適宜紹介する
評価方法
試験70%、レポート・課題10%、授業への取り組み20%
授業時間外に
授業のなかで適宜指示する。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
火曜日13:00~15:30
履修上の注意事項については、第1回目の授業で説明する。説明事項を厳守すること。
- 73 -
授業科目
教育心理学
開講学科等
看護学科
担当教員
吉村
授業の方法・単位
1年
講義・2単位
後期
斉(幼児保育学科)
<授業の目的>
学生は、教育心理学の理論と実践の関連を理解することによって、教師として多様な問題に対
処できる基礎知識・態度を身につけることを目的とする。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
学生が、教育心理学に関する基礎理論や研究方法を理解し、幅広い分野にわたる心的特性の関
連を説明することができる。
1
教育心理学の役割
教育心理学と学校教育
2
調べる
教育心理学の研究法
3
学ぶ
学力
4
教える
学習活動
5
評価する
教育評価
6
接する
教師と子どもの関係
7
パーソナリティの発達
自己概念 知能
8
見る
個人差
9
仲間関係
ソシオメトリー
10
思考と身体の発達
発達段階
11
特別支援教育
不適応 障害児の教育
12
幼児期、児童期、青年期の心理的問題
学習障害、保幼小中連携の重要性
13
思春期の生徒との関わり
生徒から相談を受ける際に注意する事項
14
資料の見方
平均値の差の検定
15
教育心理学と指導
理論・専門用語と実践の関係
16
試
授
業
の
計
画
授業の方法
動機づけ
知能検査
学級担任および担任以外の立場から
験
教科書とプリントを使用し、講義形式で行う。テーマに基づいて討論し発表することもある。
テキスト
「教育心理学」西口利文・高村和代(編)(ナカニシヤ出版)
参考文献
随時紹介
評価方法
試験 60%、授業への取組 40%。
予習:テキストとプリントの該当部分を予め読むとともに、新聞やニュース等から日常生活との
授業時間外に
関連を整理すること(90 分)。
必要な学習
復習:学んだ内容について「自分が養護教諭なら」の観点から事例を考察する(180 分)。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
金曜日午後 4 時-6 時。その他の時間も随時。
「学生生活と履修の手引き」に記載されている内容、および授業 1 回目に説明する事項を厳守す
ること。
- 74 -
授業科目
教育課程総論
開講学科等
看護学科
担当教員
谷
1年
授業の方法・単位
講義・1単位
前期
智子(生活科学学科)
<授業の目的>
教職の意義を知るために、教育課程の編成及び実施、新しい動き等を理解する。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標 ・教育課程とは何か、教育課程の編成及びその実施、教育課程の新しい動き等について説明す
ることができる。
・学校教育における養護教諭の位置付けや意義について考えることができる。
1
オリエンテーション
教育課程とは何か
2
教育課程の編成及び実施①
教育課程編成の原則及び要素
3
教育課程の編成及び実施②
教育課程に関する法令
4
教育課程の編成及び実施③
生きる力
5
教育課程の編成及び実施④
授業時数
6
教育課程の編成及び実施⑤
授業づくり
7
学校教育における養護教諭の位置付け
8
教育課程の新しい動き
授
業
の
9
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義
ディスカッション
テキスト
小学校学習指導要領解説
適宜資料を配付する。
参考文献
小学校
評価方法
レポート(70%) 授業態度(30%)
学習指導要領
総則編
文部科学省
文部科学省
東洋館出版
東京書籍
授業時間外に
授業の内容を復習し理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
授業時間中に討議時間を設けるので、積極的に発言すること。
- 75 -
(必ず持参のこと)
A授 業 科 目
教職論
授業の方法・単位
開講学科等
看護学科
担当教員
小島
1年
講義・2単位
後期
一久、池畠
千恵子
<授業の目的>
学校教育の成否は、児童・生徒の教育に直接携わる教員の資質に追うところが極めて大き
い。そこで、教職の制度的側面についての基礎知識の習得とともに、教職の意義や教員の役割
について理解を深め、教職への意欲を高める。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
(1)教育行政の仕組みや教育関係法規について理解することができる。
(2)教員として求められる資質・能力について理解することができる。
(3)今日の学校教育の課題について理解し考察することができる。
1
教育委員会制度や学校制度
(小島)
2
教育関係法規(1)
(小島)
3
教育関係法規(2)
(小島)
4
教員の服務や倫理観
(小島)
5
学校経営と教員の役割
(小島)
6
養護教諭制度の概要及び職務
(池畠)
7
教員に求められる資質・能力
(池畠)
8
児童生徒理解(1)児童生徒の心理と行動
(池畠)
9
児童生徒理解(2)問題行動と社会規範
(池畠)
10
学習指導と教育課程・学習指導要領
(池畠)
11
授業力について
(池畠)
12
今日の学校教育の課題(1)危機管理
(池畠)
13
今日の学校教育の課題(2)学校と家庭・地域の連携
(池畠)
14
今日の学校教育の課題(3)学校間の教育接続
(池畠)
15
今日の学校教育の課題(4)インクルーシブ教育
(池畠)
16
試験
授業の方法
講義
ディスカッション
テキスト
本学で作成した教材。教職論(東海大学出版会)。
参考文献
小・中・高等学校の学習指導要領(文科科学省)
教育委員会月報(文科省)等
評価方法
試験70%、レポート、学習意欲、授業態度30%
授業時間外に
必要な学習
授業の内容を復習し理解を深めること。
教育に関する社会の動きについて情報を収集すること。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
- 76 -
文部法令要覧(ぎょうせい)
授業科目
教育原理
開講学科等
看護学科
担当教員
谷
授業の方法・単位
1年
講義・2単位
後期
智子(生活科学学科)
<授業の目的>
教育とは何か、教育の意義と目的、子ども観と教育、学校教育とその歴史や制度など、教育の
基礎的概念と理論について学ぶ。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
・教育についての基礎的概念や思想、学校の制度的枠組みなどを説明できる。
・現代の教育問題について主体的に考え、よりよい教育のあり方を探究することができる。
授
業
1
オリエンテーション:授業の計画、評価方法等
教育とは何か
2
近代教育の問題点
(1)学校といじめ
3
近代教育の問題点
(2)義務教育と不登校
4
近代教育の問題点
(3)学級経営の問題
5
近代教育の問題点
(4)学校と家庭
6
近代教育の問題点
(5)道徳
7
近代教育思想の形成(1)ルソーの教育思想
8
近代教育思想の形成(2)ペスタロッチの教育思想
9
近代教育思想の形成(3)ヘルバルトの教育思想
10
近代教育の超克
(1)アメリカの新教育思想
11
近代教育の超克
(2)ドイツの新教育思想
12
近代教育の超克
(3)イタリアの新教育思想
13
近代教育思想の制度化(1)海外の教育制度史
14
近代教育思想の制度化(2)日本の教育制度史
15
授業のまとめ
の
計
画
デューイ
モンテッソーリ
シュタイナー
16
授業の方法
テキスト
講義
ディスカッション
資料等を配布する。
参考文献
評価方法
レポート(70%) 授業態度(30%)
授業時間外に
授業の内容を復習し理解を深めること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
授業時間中に討議時間を設けるので、積極的に発言すること。
- 77 -
授業科目
教育の方法及び技術
開講学科等
看護学科
担当教員
寺尾
2年
授業の方法・単位
演習・1単位
後期
康(生活科学学科)
<授業の目的>
養護教諭に必要な情報機器の操作・活用方法を身につける。さらに、養護教諭に必要な知識・
考え方をコンピュータを用いて教材化することを通して、教育の方法、及び、技術について学
ぶ。また、ネット社会と教育について、児童・生徒を指導できるようになる。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
ワープロ資料・プレゼンテーション資料の作成ができる。健康調査等の統計データの集計分析
ができる。養護教諭に必要な知識・考え方をコンピュータを用いて教材化することができる。ネ
ット社会と教育について、児童・生徒の教育用の教材を作成できる。
授
業
1
ガイダンス利用者登録、授業の進め方の説明、ICT 活用と学校現場
2
デジタル素材の利用と著作権
3
保健便りの作成と情報伝達の考え方
4
健康調査データの集計と分析、校内における利用について
5
養護教諭に必要な知識・考え方の教材化Ⅰ(保健管理等)
6
養護教諭に必要な知識・考え方の教材化Ⅱ(健康教育等)
7
養護教諭に必要な知識・考え方の教材化Ⅲ(救急処置等)
8
教育の方法及び技術Ⅰ(見方・考え方と認知)
9
教育の方法及び技術Ⅱ(学習に対する考え方と認知)
10
教育の方法及び技術Ⅲ(電子黒板とタブレット)
11
ネット社会と教育携帯依存症などの問題点について
12
ネット社会と教育事例調査と発表資料作成Ⅰ
13
ネット社会と教育事例調査と発表資料作成Ⅱ
14
発表
15
発表に関する振り返り
の
計
画
16
授業の方法
講義・演習
テキスト
プリント配布
参考文献
適宜紹介する
評価方法
授業態度・授業課題(60%)、レポート(40%)
授業時間外に
教員が指定する自主学習教材
必要な学習
オフィスアワー
火曜日
午後 2 時 30 分~4 時
履修上の
注意事項
- 78 -
授業科目
教育相談
開講学科等
看護学科
担当教員
山本
授業の目的
・到達目標
授
業
授業の方法・単位
2年
講義・2単位
前期
和代(看護学科)
<授業の目的>
今、学校現場は、いじめ、不登校、保護者の養育に関する不安、さらに特別な支援を必要とす
る子どもに対する対応など、多くの深刻な問題に直面している。また、対人スキルが低い子ども
たちが増えているといわれ、学校現場では予防的・開発的支援の必要性も指摘されている。この
ような観点から、学校教育相談の実際、学校教育相談に必要な基礎となる理論と技法、特別な支
援を必要とする子どもたちへの対応、自己表現やソーシャルスキルの教育について学ぶ。
<到達目標>
1.子どもの発達上の問題点や人との関わりの問題について理解を深めることができる。
2.教育相談の理論背景や歴史的経緯、扱う問題領域、技法について理解することができる。
3.発達上の問題に対する学校保健活動や教育相談活動の在り方を教育との関連から理解するこ
とができる。
1
教育相談の歴史・役割・意義/カウンセリングと教育相談
2
学校教育と学校教育相談の意義
3
児童・生徒の発達(学業的、キャリア的、個人的・社会的発達)と学校教育相談(1)
4
児童・生徒の発達(学業的、キャリア的、個人的・社会的発達)と学校教育相談(2)
5
学校不適応の理論と実際―臨床教育学の視点から
6
生徒指導と学校教育相談―臨床教育学の視点から(1)
7
生徒指導と学校教育相談-臨床教育学の視点から(2)
8
学校教育相談の理論と実践(1)
9
学校教育相談の理論と実践(2)
10
学校教育相談の理論と実践(3)
11
特別支援教育と学校教育相談(1)
12
特別支援教育と学校教育相談(2)
13
保護者への支援と教育相談
14
教師のメンタルヘルス
15
我が国の教育相談に関する研究動向
16
試験
の
計
画
授業の方法
講義・視聴覚教材、テーマに基づいて討論・発表
テキスト
「教師たまごのための教育相談」金沢信彦
北樹出版
参考文献
「生徒指導提要」「生徒指導の手引」(文部科学省)
評価方法
試験60%、レポート・課題20%、授業への取り組み20%
授業時間外に
授業のテーマに応じて適宜指示する。
必要な学習
オフィスアワー 火曜日13:00~15:30
履修上の
注意事項
事前に示された文献、資料は必ず目を通して授業に臨む姿勢が求められる。報告や討論のある授業
であることから、積極的な発言や活動性が不可欠になる。
- 79 -
授業科目
道徳教育の指導法
開講学科等
看護学科
担当教員
田邊
3年
授業の方法・単位
講義・1単位
後期
重任
<授業の目的>道徳教育の原理や方法を理解し、道徳教育の実践的指導力を身につける。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標 1、道徳教育の本質や道徳教育の基本的な在り方を理解する。
2、道徳教育と食育及び健康教育との関連を考察できる。
1
道徳教育の本質
2
道徳教育と学習指導要領
3
道徳性の発達
4
道徳教育の内容
5
道徳教育の指導計画(全体計画、道徳の時間の年間指導計画等)
6
学校における道徳教育の推進(栄養教諭及び養護教諭の役割)
7
道徳の時間の指導の理解
8
道徳学習指導案の作成
9
試験
授
業
の
計
画
授業の方法
テキスト
講義、グループワーク
小学校学習指導要領解説道徳編(平成20年8月)株式会社東洋館出版社
中学校学習指導要領解説道徳編(平成20年9月)日本文教出版株式会社
参考文献
評価方法
テスト 60%、学習指導案作成 30%、学習意欲態度 10%
授業時間外に
養護教諭、栄養教諭の実務から各講義(道徳教育)をとらえ直し、まとめること。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
- 80 -
授業科目
特別活動の指導法
開講学科等
看護学科
担当教員
池畠
2年
授業の方法・単位
講義・1単位
後期
千恵子
<授業の目的>
学習指導要領に基づいて、特別活動の果たす役割や意義を学び、養護教諭として身につける
基礎的事項を理解できる。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
1)特別活動の目標、教育的意義を説明することができる。
2)特別活動の各活動・学校行事の目標と内容、指導計画を理解することができる。
3)特別活動における健康・安全に関する指導ができる。
授
1
特別活動の目標、特別活動の特質、教育的意義
2
特別活動の具体的展開
3
学級活動、生徒会活動・児童会活動、クラブ、学校行事の目標・内容
4
特別活動の全体計画と各活動・学校行事の年間教育指導計画
(健康・安全に関する指導計画との関連)
5
学級活動に関わる学習指導案の作成
6
特別活動の学習指導案の発表・評価
7
特別活動の学習指導案の発表・評価
8
特別活動の学習指導案の発表・評価
9
試験
業
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
テキスト
講義と演習
小学校学習指導要領解説「特別活動編」(文部科学省)
中学校学習指導要領解説「特別活動編」(文部科学省)
参考文献
評価方法
試験(50%)、プレゼンテーション力(30%)、学習意欲・態度(20%)
授業時間外に 授業に内容を復習し理解を深めること。
必要な学習 模擬授業に関する資料作成。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
- 81 -
授業科目
生徒指導の理論と方法
開講学科等
看護学科
担当教員
坂本
1年
授業の方法・単位
講義・1単位
後期
和生
<授業の目的>
生徒指導上の諸問題、指導の実際を理解したうえで、生徒指導のあるべき姿について理論と実
際の面から検討し、実践的態度を養う。
授業の目的
・到達目標 <到達目標>
1.生徒指導の特性・意義及び機能を理解することができる。
2.生徒指導上の諸問題の背景・現状と生徒指導の実際を理解したうえで、望ましい対応の在
り方を習得することができる。
授
業
1
生徒指導の特性・意義及び機能
2
生徒理解の基本
3
生徒指導上の諸問題の背景・現状
4
生徒指導と法規
5
生徒指導と教育相談
6
生徒指導の方法(集団指導・個別指導)
7
学校の指導体制と支援システム
8
事例検討・生徒指導の理論と方法総括
の
9
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
講義・視聴覚教材、グループディスカッション、学生への質問
テキスト
「入門生徒指導」
片岡紀子 学事出版
参考文献
「生徒指導提要」「生徒指導の手引き」(文部科学省)
評価方法
レポート(70%)・グループワーク・授業態度等について(30%)
授業時間外に 教材を事前に読んでくること。また、指示されて事柄についてインターネット等で調べること。
必要な学習 授業の内容を復習し理解を深めること。
オフィスアワー
履修上の
注意事項
授業で配布したプリントは、毎回授業に持参すること。積極的に質問すること。
- 82 -
授業科目
学校保健
開講学科等
看護学科
担当教員
山本
授業の方法・単位
2年
講義・1単位
前期
和代(看護学科)
<授業の目的>
学校における保健管理、保健教育、組織、保健室の運営、児童生徒の健康問題をとりあげ、
学校保健の重要性について理解すること。また、児童生徒の健康問題を教育の視点から考察
し、その要因をあげ対応の在り方について学習する。
授業の目的 <到達目標>
・到達目標 1.学校における保健管理、保健教育、組織活動、保健室の運営、学校保健の意義について理
解できる。
2.児童生徒の健康問題を教育の視点から考察することができる。
3.学校における問題行動の要因をあげ、その防止教育について考察を深めることができる。
4.養護教諭の特別支援教育へのかかわりについて、理解できる。
授
業
1
学校保健の意義と特質
2
学校における保健管理
3
児童生徒の健康障害と指導
4
喫煙・飲酒・薬物乱用防止教育
5
性・エイズ教育
6
慢性疾患児の支援
7
特別支援教育と学校保健
8
学校保健研究の最新動向
9
試験
の
10
計
11
12
画
13
14
15
16
授業の方法
テキスト
参考文献
評価方法
講義・テーマに基づいて討論、発表
「学校保健実務必携」学校保健・安全実務研究会編著
第一法規
授業のなかで適宜紹介する。
試験60%、レポート・課題20%、授業態度20%
授業時間外に
授業のテーマに応じて適宜指示する。
必要な学習
オフィスアワー
履修上の
注意事項
火曜日13:00~15:30
履修上の注意事項については、第1回目の授業で説明する。説明事項を厳守すること。
- 83 -
授業科目
養護実習事前事後指導
開講学科等
看護学科
担当教員
山本
授業の目的
・到達目標
授
業
3年
授業の方法・単位
演習・1単位
前期
和代(看護学科)
<授業の目的>
本授業では3年次の「養護実習Ⅰ」にあたっての事前事後指導をおこなう。実習前の事前指導
では、養護教諭に必要な知識や技術の再学習を行うとともに、指導案や教材の作成、模擬授業な
どをおこなうことにより、養護実習にむけての準備態勢をつくる。事後指導では、養護実習を終
えた後、評価、反省、課題などをレポートし、それに基づいて討論することにより知識の共有化
を図ることを目的とする。
<到達目標>
1.養護実習の目的、意義、内容、方法を理解する。
2.保健教育に必要な知識や技術を習得する。
3.実習後は、教育現場で体験した事柄の内容、意味を整理し、学習の成果と課題を確認するこ
とができる。
1
養護実習の目的・意義・内容
2
教育計画と学校組織の理解
3
養護教諭の執務計画と保健室経営
4
健康管理体制の理解
5
保健教育①-保健教育の位置づけ(学習指導要領・教育課程)
6
保健教育②-保健教育の位置づけ(学習指導要領・教育課程)
7
保健教育③-保健教育の学習指導法
8
保健教育④-学習計画と指導案の作成
9
保健教育⑤-学習計画と指導案の作成
10
模擬授業①-模擬授業・相互批評
11
模擬授業②-模擬授業・相互批評
12
模擬授業③-模擬授業・相互批評
13
養護実習直前の指導(実習計画の作成・実習記録の書き方など)
14
養護実習のまとめと課題の確認①
15
養護実習のまとめと課題の確認②
/保健教育の評価
の
計
画
16
授業の方法
講義・演習
テキスト
「養護実習ハンドブック」大谷尚子他
参考文献
「学校保健実務必携(第 3 次改訂版)」学校保健・安全実務研究会編著
評価方法
模擬授業・作成資料60%、受講態度(演習への参加度・態度)40%
授業時間外に
必要な学習
授業のなかで適宜指示する。
オフィスアワー
火曜日13:00~15:30
履修上の
注意事項
東山書房
第一法規
事前に示された文献、資料は必ず目を通して授業に臨む姿勢が求められる。報告や討論のある授
業であることから、積極的な発言や活動性が不可欠になる。
- 84 -
授業科目
教職実践演習(養護教諭)
開講学科等
看護学科
担当教員
山本
3年
授業の方法・単位
演習・2単位
後期
和代(看護学科)
<授業の目的>
本授業の目的は、3年間、教職課程で学んできた養護に関する専門科目及び教職に関する専門
科目の知見を結集するとともに、教育実習で得た学校現場の視点を取り入れながら、その内容を
整理統合することである。授業では、教育実習のふり返りや、現在までの「履修カルテ」を基
授業の目的 に、養護教諭になるために不足していると見られる知識・技術などの課題の克服を意識しながら
・到達目標 学習をすすめていく。
<到達目標>
1.教員としての力量と資質が3年間の学習を通して身についたかどうかを確認できる。
2.履修を通じて、将来教員になるうえで、自己にとって何が課題であるのかを自覚し、必要に
応じ不足しているとみられる知識、技術などを補完することができる。
授
業
1
オリエンテーション/これまでの学修の確認(履修カルテ)
2
教育実習のふり返り(カルテ、実習日誌)による自己課題の認識
3
教育実習のふり返り(カルテ、実習日誌)による自己課題に対する方策
4
学校の特性を理解するということ
5
子どもを理解するということー臨床教育学の視点から①
6
子どもを理解するということー臨床教育学の視点から②
7
授業力の向上①―模擬授業(集団指導)と検討会
8
授業力の向上②―模擬授業(個別指導)と検討会
9
事例検討①
保健室登校
10
事例検討②
いじめ
11
事例検討③
発達障害が疑われる児童
12
事例検討④
摂食障害
13
養護教諭の職業倫理、求められる資質能力について①
14
養護教諭の職業倫理、求められる資質能力について②
15
まとめ
の
計
画
教職者としての自己の資質能力の確認
16
授業の方法
演習形式で、グループ討論、ロールプレイ、事例研究、模擬授業などを取り入れながら実施す
る。
テキスト
適宜プリントを配布する。
参考文献
授業のなかで適宜紹介する。
評価方法
課題・発表60%、受講態度(演習の参加意欲・態度40%)
授業時間外に
授業のテーマに応じて適宜指示する。
必要な学習
オフィスアワー
火曜日13:00~15:30
履修上の
事前に示された文献、資料は必ず目を通して授業に臨む姿勢が求められる。また、報告や討論の
注意事項 ある授業であることから、積極的な発言や活動性が不可欠になる。
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授業科目
養護実習
開講学科等
看護学科
担当教員
山本
授業の方法・単位
3年
前期
実習・3単位
集中
和代(看護学科)
<授業の目的>
大学で履修した教養的・専門的な知識を基盤として、学校現場において、学校教育・学校保
健・養護教諭の職務を実践的に学ぶ。
<到達目標>
授業の目的 1.学校保健を推進する仕組みや、学校における組織の一員としての養護教諭の役割を理解す
・到達目標
る。
2.成長・発達過程にある児童生徒の特性や健康問題を把握し、理解する。
3.保健室に来室する児童生徒への対応ができる。
4.集団を対象とした健康教育ができる。
5.学校保健活動のなかで、生命の尊厳と人権の尊重を基本とする倫理観を養う。
1
2
1.実習期間
平成 28 年 9 月 8 日(木)~30 日(金)
3
授
4
5
業
6
7
8
の
9
10
計
11
12
画
2.実習内容
以下の実習項目を基準に、実習校の実情や実習時期に応じて実習内容が決められる。
その方法は、説明を受ける(講話)、観察、参加、実習のいすれかで行われる。
実習項目
1)学校教育計画の理解
2)学校保健計画・学校安全計画の理解
3)保健室経営計画の理解
4)健康観察の実施
5)健康管理活動の理解と実施
6)救急処置の理解
7)健康相談活動の理解と支援活動
8)学校安全・安全点検の理解と実施
9)環境衛生活動の理解と実施
10)学校感染症予防の理解と実施
11)保健学習の計画と実施
12)特別活動、保健委員会活動の理解及び参加
13)保健だよりの作成
14)保健事務、公簿管理の理解
13
14
15
3.実習施設
県内の公立小学校
16
授業の方法
学外実習
テキスト
「養護実習要項」を独自に作成し使用する。
参考文献
「学校保健実務必携」学校保健・安全実務研究会編著
評価方法
第一法規
実習校における評価、実習日誌、自己学習資料について総合的に評価する。
・適宜指示する。
授業時間外に
・特に「教師として知っておかなければならない主たる教育関係法規」「小学校学習指導要領」
必要な学習
については、理解を深めておく。
オフィスアワー
火曜日13:00~15:30
履修上の
・養護実習は、「養護実習事前事後指導」を履修していることが履修条件である。
注意事項 ・養護実習要項に記載している「養護実習の心得」に関する事項を厳守する。
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