在マナウス日本国総領事館山﨑総領事のロンドニア州公式訪問７月１７日及び１８日の両日，山﨑総領事はロンドニア州（以下，ＲＯ州）を公式訪問し，コンフシオ・モウラＲＯ州知事ならびにポルト・ヴェーリョ市マウロ・ナジフ市長，ロウィルソン・テイシェイラＲＯ州高等裁判所長官らを表敬訪問しました。モウラ州知事は，近年，大豆を主とする伯中西部方面からの穀物の中継地点としてＲＯ州が注目されており，将来的にボリビアやチリ方面への新たな流通ルートを構築するために日本企業との経済連携を模索したいと述べ，その実現可能性について意見交換を行いました。また，ジョゼ・オリヴェイラＲＯ州港湾・航路公社（ＳＯＰＨ）社長の案内のもとポルト・ヴェーリョ市内のグラネレイロ港を視察し，デニス・ロベルトＲＯ州工業連盟（ＦＩＥＲＯ）会長，ラニエリー・アラウージョＲＯ州商業連盟（ＦＥＣＯＭＥＲＣＩＯ）会長，ウィリアムス・ピメンテルＲＯ州保健局長とも会談しました。ピメンテル保健局長との会談では，日本政府の「草の根・人間の安全無償資金協力」を通じた，保健衛生分野での具体的な案件形成の可能性につき意見交換を行いました。さらに，２０１３年７月に「草の根・人間の安全無償資金協力」を通じ白内障治療機材等を供与したサンタ・マルセリーナ病院を視察し，日本政府より供与された医療機材が地域医療の改善に大きく貢献していることを確認しました。１９日には，ＲＯ州における唯一の日本人移住地であるトレーゼ・デ・セテンブロ移住地入植６０周年式典に出席し，長年にわたり同移住地の拠り所として活躍してきたトレーゼ・デ・セテンブロ文化協会に対し在外公館長表彰を授与しました。モウラＲＯ州知事表敬ナジフ・ポルト・ヴェーリョ市長表敬グラネレイロ港視察ＲＯ州工業連盟訪問ピメンテルＲＯ州保健局長表敬サンタ・マルセリーナ病院視察テイシェイラＲＯ州高等裁判所長官表敬ＲＯ州商業連盟訪問トレーゼ・デ・セテンブロ移住地入植６０周年式典