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緑の森博物館所沢市分の雑木林の保全
GFN 所沢理事 大堀 聰
(早稲田大学理工学術院)
グリーン・フォレスト・ネットワーク所沢
まちの緑を守ろう
● 季節にあわせ、散策会や観察会を行っています
● 緑の森博物館所沢市分の雑木林の保全
● 春:シジュウカラの繁殖、夏:ホタル、秋:野鳥、
冬:雑木林
観察会
調 査
講演会
保 全
活 動
● 狭山丘陵の自然、雑木林の保全、生物多様性、
里山の循環型、生物の生活についてなどの講
義
グリーン・フォレスト・ネットワーク所沢事務局
代表 齊藤幸子
住所:〒 359-1166 埼玉県所沢市糀谷 62-14
TEL :090-5991-0311
FAX:04-2949-5907
FB :facebook.com/207760362694518/
HP :gfnt.wordpress.com
mail:[email protected]
このパンフレットは公益信託武蔵野銀行みどり
の基金の助成金で作成しました
2013123000
● 毎木調査、林床草本調査、鳥類調査などを参加
者が出来る範囲で行います
● 下刈り、常緑稚樹や外来種の除伐、落ち葉かき、
堆肥づくり、田んぼやため池の整備など
堆肥を作るための下刈りや落ち葉かき、薪や炭、
シイタケ栽培の原木、萌芽(ぼうが)再生のための
伐採など、生活の糧を得るための作業は、林の栄養
や長年の蓄積を持ち去ります。雑木林は、これらの
作業に強いコナラやエゴノキなどの落葉広葉樹で構
成されています。適度な撹乱を伴う里山の持続可能
な利用が豊かな生物多様性を育み、人と自然との共
生を可能にして来ました。
さいたま緑の森博物館所沢市分は、狭山丘陵の緑
を守るため 2013 年春に開設されました。しかし、
博物館内の雑木林は 30 年以上管理放棄されたため、
アズマネザサやシラカシ、ヒサカキなどが侵入し、
林内が暗くなっています。グリーン・フォレスト・ネッ
トワーク(GFN)所沢は、市民の力
で常緑稚樹の伐採、下刈りや落ち葉
かき、堆肥づくりなどの作業や調査、
散策会などを行い、雑木林の生物多
様性を保全することを目的に作られ
ました。狭山丘陵や街の緑を守るた
め、皆さんも活動に参加しませんか。
「グリーン・フォレスト・ネットワーク(GFN)所沢」とは
代表 齊藤幸子
所沢の人口は、1955 年の 56,518 人から 2012 年
には 343,164 人と約 60 年間で 6 倍に増え、市内の
林や田畑などの緑の面積は減少しました。
1960 年代後半以降、狭山丘陵東京都側に宅地開
発の波が押し寄せ、緑は減少しました。1970 年代
の半ばには、その波は埼玉県側にもやってきました。
1980 年早稲田大学の狭山丘陵進出をきっかけに、狭
山丘陵の緑を守ろうという市民の思いと活動は高ま
りました。
県や市は緑を残すため、1994 年に埼玉いきものふ
れあいの里センター、1995 年にさいたま緑の森博物
館入間市分(65ha)を開館しました。2013 年には
ようやくさいたま緑の森博物館所沢市分(20. 5ha)
も開館しました。これらの林の多くは肥料や燃料な
ど、人の生活と深く関わって出来た雑木林です。開
発されなかった雑木林は放置され、林の様子は大き
く変わってしまいました。
「グリーン・フォレスト・ネットワーク(GFN)所沢」
は、2012 年 12 月 1 日に立ち上げました。緑の森博
物館所沢市分の雑木林を保全する
ためのグループです。保全の知識
や技術を学び、市民の手で雑木林
を守っていくことを活動の目的と
しています。緑の森博物館所沢市
分の雑木林の復活のために、あな
たも散策や作業に参加してみませ
んか。