高井田障害者センター 地域啓発事業 「福祉体験学習」 当センターでは、「障がい者のための教室」を中心に地域交流や啓発活動な ど、当事者の社会参加促進や地域の障がい理解等を目的とした事業を展開して います。その一環として、障がい者と児童とが直接ふれあうことで障がいにつ いての理解が地域に広がっていくことを目指し、以下のような内容で障がい福 祉に関する体験学習の提供を行っています。 1.「手話」を知ろう(主に 1.2 年生対象) 内容:聴覚障がい者のコミュニケーション手段の一つである「手話」を知ることに加え、ゲームを通して手話 を体験してもらうことや、質問を通じた当事者とのふれあいから聴覚障がい者の日常生活における場面などを 学ぶ。 自己紹介(当事者)⇒手話ってなあに?⇒簡単な手話をおぼえよう(手話であいさつ等) ⇒伝言ゲーム(手話を使って実際に伝えることを体験しよう)⇒当事者への質問コーナー ≪時間≫ 1 時限(45 分)≪対象人数≫ 40 人程度(2 クラス程度)を上限とします ≪場所≫教室 2.障害者スポーツ『ボッチャ』を体験してみよう(主に 3.4 年生対象) 内容:パラリンピックの正式な種目で、重度の障がい者でも取り組むことができるスポーツ「ボッチャ」を学 び、体験することに加え、質問を通した当事者のふれあいから、車いすでの生活や障がい者スポーツ等を学ぶ。 自己紹介⇒デモンストレーション(ボッチャのルールを学ぶ)⇒ボッチャ体験(チームに分かれてのトーナ メント)⇒当事者への質問を通した話合い ≪時間≫ ≪対象人数≫ 90 人程度を上限とします ≪場所≫ 体育館 2時限(90 分) 3.「車いす体験」からバリアフリーについて考えよう(主に 5.6 年生対象) 目的:「車いす」の利用方法等を学ぶことに加え、実際体験していただき、その操作方法や車いすの方に対す る配慮などを学んでいただく。また、質問を通した当事者のふれあいから、車いすでの生活やバリアフリー等 を学ぶ。 自己紹介⇒レクチャー(車いすの操作方法を学ぶ)⇒車いす体験(学校内にコースをつくり体験) ⇒当事者への質問コーナー ≪時間≫ 1 時限(45 分) ≪対象人数≫ 30 人程度を上限とします(1 クラスづつ) ≪場所≫教室~学校内(事前にコースの設置) ※その他、上記のものにとどまらず、要望をもとにそれぞれの学校にあわせた内容を検討させていただきます。 ≪ご利用までの流れ≫ ご依頼 ※内容説明のみ の依頼でも可 (プログラムをもとに) 内容の説明 講師と 日程調整等 の調整 ※直接お伺いさ せて頂きます (連絡先) 高井田障害者センター 福祉体験学習担当まで 電話 06-6789-0131・FAX 06-6789-2870 詳 細につ い て 打合せ 実施 タイムスケジュール(例) 1.「手話」を知ろう! 時間 (1.2 年生対象) 高井田障害者C 0:00 手話とは何か?(スタッフ) 学校 備考 児童集合 0:05 手話でご挨拶(当事者) 簡単な手話単語を教えて 簡単な手話のレクチャー 0:15 ロールプレイング 手話を通じた伝言ゲーム いただく(当事者より) 班ごとに分かれての伝言 ゲーム (手話を通じたもの) 0:35 質問コーナー(質問を通じた当事者とのふれあいから学ぶ) 0:45 終了 2.障害者スポーツ『ボッチャ』を体験してみよう(3.4 年生対象) 時間 高井田障害者C 0:00 挨拶 学校 備考 児童集合 各クラス 4チーム ボッチャについて 0:10 デモンストレーション として 1試合実施 に事前に分けておく 各クラスのコートへ 移動誘導 4チームでトーナメント ゲーム補助 2エンドで勝負 0:20 ゲーム開始 第 1試合 各担当コートへ配置 0:30 第 2試合 チーム入れ替え誘導 0:40 第 3試合 0:50 第 4試合 試合結果発表 1:05 質問コーナー(質問を通じた当事者とのふれあいから学ぶ) 1:30 終了 3.「車いす体験」からバリアフリーについて考えよう(5.6 年生対象) 時間 高井田障害者C 0:00 挨拶 学校 備考 児童集合・完了 車いすコースの設置 車いすの操作方法について 0:10 車いす体験 車いす 5 台用意 校内の車いすコースへ 班に分かれて、介助する経験、車いすに乗る経験の両方を体験する 0:35 質問コーナー(質問を通じた当事者とのふれあいから学ぶ) 0:45 終了 平成 24 年度 活動実績 高井田東・三ノ瀬・太平寺・意岐部東・玉川・加納小学校 6校 14件
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