ＮＯ．２０２８２０１５．７．２１本日の例会第 2029 回 7 月 28 日ロータリーソング「手に手つないで」卓話「女子高生と超ひも理論」担当稲邑清也会員行事ちさと川柳句会先週（第 2028 回）の例会記録ビジター1 名野村誠氏会長の時間会長粉川雅至園児を連れて、能勢の山でキャンプをしています。そこで気がつくのは、聞こえるセミの鳴き声の違いです。街中では朝起きると、セミの声がけたたましく聞こえて暑苦しく感じますが、能勢では透明感のある鳴き声でむしろ爽やかさを感じます。前者はクマゼミで、後者はニイニイゼミです。小さいころ、夏休みの遊びと言えばまずセミ捕りでした。虫かごを下げて、網を持ってセミを探したものですが、最近の子どもたちにそういう姿はあまり見られなくなりました。見られなくなったといえば、能勢では主役のニイニイゼミが、最近市街地では見かけなくなりました。一方で、クマゼミの台頭が著しく、鳴き声は耳をつんざくばかりです。大阪市内では、セミの 95％がクマゼミとのことです。私たちが子どものころは、アブラゼミの陰に隠れてむしろ少数派で、捕獲すれば大喜びだったことを思えば隔世の感です。気候や環境の変化でセミの勢力図が大きく変わっているようです。特に市街地の舗装化や乾燥化が大きいようです。ですから、万博公園内では昔の勢力図が保たれているという調査結果が出ています。とは言うものの、夏の昆虫の定番という意味では、セミは昔も今も変わりません。そして、何よりも神秘的な羽化の様子を比較的身近に見せてくれることは、次回例会予定 8月4日卓話「会員増強は必要か？」会員増強委員長御前治行事お誕生祝・結婚記念・入会記念定例理事役員会子どもたちにとってとてもありがたいことです。幹事報告 1） 2660 地区ローターアクトより、2013−14 年度年次報告・年次大会書が届きました。サポートシステムに関する記事を特に読んでいただきたいそうです。受付に置いておりますので、ご一読ください 2） 2015−16 年度、年間例会変更及び休会等のお知らせが、次のロータリークラブから届きました。高槻東・茨木東。詳細は事務局にお尋ねください 3）次週例会後、ちさと川柳句会を開催いたします委員会報告 ①7 月 18 日の米山研修会に出席された萬年米山委員長、報告をお願いします出席報告 27 年 7 月 21 日会員数 33 名第 2028 回欠席 11 名第 2025 回補正出席率出席 22 名出席率 66.67％ 6 月 23 日 85.71％ＳＡＡ報告稲邑会員国際医学物理学会のフェローになりました西田会員台風 12 号が来ない様に！25 日∼27 日奥穂高登山の予定新原会員友人野村誠氏をお招きして先週の卓話「死刑制度を考える」門間進会員の廃止に向けた措置をとるよう勧告を受けてきています。日本弁護士連合会も、死刑執行の発表の都度、反対声明を出しています。ところで、こうした死刑廃止論に対し反対論も根強いものがあります。死刑制度は、人間の基本的な人権・命について平等性を保ち、犯罪を予防し国民の安全を保つために必要とされるために出来た制度であり、生命・人権を平等とするならば、殺人者は己の命を差出すべきであるという論理です。即ち、死刑執行賛成の立場です。わが国でも、大昔（810 年頃）は死刑執行は停止されていましたが、1156 年頃から復活しています。死刑の存廃については、基本的に各国でそれぞれの国の諸事情のもとに独自に決定すべき事柄であります。日本では世論調査で、悪質な凶悪犯罪について死刑も止むを得ないと考えられています。日本では「死んでお詫びする」という表現も、罪悪に対する感覚の現れでしょう。本日のビジターの野村誠氏に、来月 8 月 18 日の例会で「蓄音機は語る」のタイトルで卓話をいただきます。予め野村氏のメッセージを掲載いたします。わが国の刑事法典では、死刑が刑の種類として定められており（刑法第 9 条）、死刑の執行は判決確定の日から 6 ヶ月以内に法務大臣の命令により行われることとなっています（刑事訴訟法第 457 条）。現に、平成 24 年には民主党政権下で 7 名に死刑が執行され、平成 25 年以降は、当時の谷垣法務大臣のもとの自民党政権下で 11 名に死刑が執行され、つい最近の 6 月 25 日上川陽子法相のもとで 7 度目の死刑執行が行われました。 OECD（経済協力開発機構）加盟国 34 ヶ国の中で、死刑制度がある国は日本・韓国・アメリカの 3 ヶ国だけで、韓国は死刑の執行を 18 年間停止しており、実際に死刑を執行しているのは日本とアメリカだけです。しかもアメリカでは 50 州のうち 18 州で死刑を廃止していて、国家として死刑を執行しているのは日本だけです。ただここで論外な問題は確定死刑判決後に再審請求が認められるなどということです。昨年 3 月 27 日静岡地方裁判所で再審請求が 33 年ぶりに認められたという事例がありました。誤判と刑の執行とは、全く別の問題です。死刑の廃止は国際的な趨勢で、平成 24 年 12 月 20 日の国連総会で全ての死刑存続国に対し、死刑廃止を視野に執行を停止するよう求める決議が 111 ヶ国の賛成多数で採択されています。日本政府は国際関係機関から繰り返し死刑の執行を停止し、死刑制度約 10 年前に、品川征郎氏を知ることになったのが、蓄音機との出会いです。もともとオーディオが趣味で、音楽は、広く浅く聴いていました。ところが、電気を一切使わないチコンキが驚く程、いい音色で、さもそこに歌手がいるように感じました。その感動を是非みなさまにもお伝えしたくとお邪魔することになりました。どうぞよろしくお願い致します。関西蓄音機倶楽部野村誠