「第三世代霊柩車」導入のご提案 拝啓 このたび弊社では「新型 霊柩車」“ ユーロ エレガンス ”を輸入販売することになりました。 この霊柩車は、イタリアの新進気鋭のデザイナーによる斬新な設計と、ドイツのメルセデス認証工場 に於いてストレッチ架装が施された、プレミアムな車両でございます。 新しいコンセプトに基づいて設計された霊柩車は、2012年3月にヨーロッパ市場に投入されて以 来、その斬新なデザインと機能美に魅せられた多くのエンドユーザー様から賞賛をいただきました。 はじめてご利用されたヨーロッパのお客様は、多くの人々から特別な注目が集まることに当初は戸惑 いを感じられましたが、やがて、それは驚きと羨望の混ざった眼差しであることに気づかれました。 この時お客様が体験された「満足と高揚感」は、次のお客様へと伝わり、葬儀で使用する霊柩車を “ ユーロ エレガンス ”に、指定されることが急増致しました。 このように“ ユーロ エレガンス ”は、ハイレベルなお客様のハートを掴む魅力にあふれています。 葬儀業者様の、営業戦略に必ずお役に立てる製品でございますので、心を込めてお奨めいたします。 敬具 日本特殊車両製造株式会社 代表取締役 田之上俊朗 霊柩車の世代交代 第一世代 センチュリー(国産) 第一世代の霊柩車は、宮型霊柩車と呼ばれました。 高級乗用車やトラックの改造車体に、宗教的装飾(主に神社や寺院を 模した)のある棺室を設置したものです。 近年目立ち過ぎるのを嫌う声が増えたために、宮型霊柩車の乗り入れを拒否する施設が増えました。そのため洋型霊柩車に 数を奪われつつあります。 もともとのベース車が高額であること、架装がほぼ全て職人の手作業によることから高額となり、新車の購入は 2,000 万円 台と言われました。 第二世代 第二世代は、洋型霊柩車と呼ばれ、主に高級国産乗用車や外車をベースに、センターストレッチ、オーバーハングストレッ チ等の板金加工で車体を延長した霊柩車です。 金属加工のため重量が大幅に増加し、エンジンや足回りに余分な負荷がかかるため、トラブルが起きやすくなります。また 板金加工の痕跡(パテ盛り等)を隠すために、ルーフには黒や白色のビニールレザーが張られているため、独自のメンテナ ンスが必要となります。 なお側面には、ビニールレザーのアクセントに金属製のランドマークを取り付けることが多くあります。 米国クリスタルコーチ社製の新車輸入で、約 1.300 万円∼。メルセデスベンツ E クラスの中古車を国内で改造した場合、 1.200 万円程度。第一世代に比べ、明らかに車体価格は低下傾向となっています。 搬送・霊柩車 ワンボックス型ワゴン車の後部座席等を撤去し、棺とストレッチャーを搭載できる「台」を取り付け、搬送 と霊柩の両方に対応できるようにした車体です。 中古車ベースで、300 万円程度から販売されており、家族葬や直葬等といった低価格帯の葬儀を中心に使われています。 「低価格車=低料金」を武器に、さらに上位の葬儀にも進出してきており、霊柩料金の下落、伸び悩みの一因とも言われてい ます。 第三世代の霊柩車 第三世代の特徴は、流麗なボデイ―ラィンと豪華な仕上がりです。 従来の板金加工による平板なデザインとは決別して、新たな FRP(Fiber Reinforced Plastics) による一体成型工法が採用さ れています。 ヨーロッパ発の華やかで大胆なデザインと、明確な高級志向が特徴です。また車体のインテリアにも技術革新が及んでおり、 高級ガラスや各種の特殊なプラスチック類を使い、機能的で豪華なものに進化しています。 日本向けには、株式会社ヤナセ様から供給されましたメルセデスベンツを使用しております。 全国のヤナセ店様でメンテナンスや修理、部品の供給が受けられるほか、大手オートリース会社様のメンテナンスリース契約 も可能でございます。 価格帯は、メルセデスベンツ E クラスをベースにした、 「EURO ELEGANCE」が、2.280 万円、ロールスロイスファントムは、 1 億円以上となります。 は ヨーロッパの工場で生産されています 一体成型ボディ―の新型霊柩車“EURO ELEGANCE”は、2012 年 3 月に初めてヨーロッパ市場に投入されました。 以後着実に販売台数が増加し、1 年が経過する頃には注文が殺到するほどに至りました。 そして、瞬く間に霊柩車業界のシェアを掴みとり、まさにブランド戦略の実証となりました。 ただし少々困ったことに、新型販売とともに中古の霊柩車が大量に発生し、中には2006年製のまだ新しい霊柩車でさえ 下取りに出されているため、中古霊柩車業界は処分に困り、受け入れを制限しましたので混乱が続いています。 葬儀業界の近未来 人口減少等により日本経済全体が縮小している中で、葬儀業界は数少ない「統計数値に裏付けられた成長力のある業種」と 言われています。それゆえ今後は、異業種からの参入などによる供給過剰と熾烈な顧客獲得競争は避けられません。 このような厳しい環境で、自社の安定した経営と健全な発展を目指していくためには、「如何にして価格競争に巻き込まれ ないようにするか」が最も重要なポイントです。 そこで大切なことは、ブランド戦略です。不毛な価格競争を避けて、「しっかりと優良顧客を囲い込む」といった営業戦略 を持つことが必要です。 人口ピラミッドと葬儀市場 現在人口のピークは 62 ∼ 65 歳のゾーンに集中しておりますが、その下の55∼60歳のゾーンは急激に減少しています。 平均寿命は、男性が 79.44 歳 、女性が 85.90 歳(厚生労働省「平成 23 年簡易生命表」)ですので、今後 15 年間(2028 年頃まで)は葬儀市場の拡大が続きますが、その後約 10 年間(2038 年頃)で、65%程度まで急速に減少します。 さらにその後は、団塊ジュニア世代の高齢化で一旦葬儀市場は再拡大しますが、人口減に伴い緩やかに現在の半分程度まで 縮小するとみられます。 総務省 統計局人口データ 霊柩事業は発展の余地あり 特別企画 : 2011 年葬儀業者の経営実態調査(抜粋) 帝国データバンクのデータから以下の傾向が読み取れます 葬儀関連ビジネスの動向 − 関連ビジネスの売上高は減少傾向 葬儀関連ビジネス業者では、仏壇仏具・墓石・棺などを扱う業者 226 社の伸び率が、2009 年度では前年並みを維持している。 一方で、供花を扱う業者 225 社や運輸業者 334 社(送迎バス、霊柩車等)を見ると、総じて売上高総額の伸び率はマイナ スで推移しており、葬儀の簡素化の影響が見られる。 供花と送迎バスは、葬儀自体の簡素化、小型化の影響を受けてお りやむを得ない一面があります。 しかし、霊柩搬送は、葬儀の件数が増加しているにも関わ らず売上高総額がマイナスとなっているのは、猛烈な単価下落が 起きていると推測されます。消費者のマインドを高める「魅力」 を失い、低価格競争に陥っています。 これは魅力的な商品投入によりシェアを取る絶好のチャンスでも あります。 収支試算 葬儀業者様 例( 年間葬儀施行 300 件 ) ・霊柩売上 1,500,000 円 (60,000 円 ×25回 / 月)― 経費 1,000,000 円 / 月(下記参照)= 粗利益 500,000 円 / 月 ・年額 = 6,000,000 円 (経費内訳) ファイナンスリース 360,150 円 / 月額 車両定価 2,280 万円(税・諸費用別 6 年 72 回満了時 100 万円で買取) 駐車保管料 60,000 円 / 月 燃料費 55,830 円 / 月 人件費 416,600 円 / 月 修繕積立金 30,000 円 / 月 任意保険 6,000 円 / 月 車検・自賠責・消耗品 25,410 円 / 月 経費小計 953,990 円 / 月 ( 約 100 万円) 7 年目以降はリース料金 ( 年間 432 万円 ) の支払いが不要ですので、10,320,000 円 / 年の粗利益が見込まれます。 *詳細は別紙「ユーロエレガンス導入に伴う収支計算書(メンテナンス・ファイナンスリース)」をご参照ください。 *減価償却による大きな節税効果も期待できます。 ご購入について “EURO ELEGANCE”のご購入を希望される場合は、当社へ直接お電話いただくか、もしくはお近くの株式会社ヤナ セ店様、または下記の株式会社ヤナセ東京支店様へ、日本特殊車両製造の霊柩車“EURO ELEGANCE”の件とご相談 ください。 ご連絡先 日本特殊車両製造株式会社 〒349−0133 埼玉県蓮田市閏戸 4075 営業部 本城または早野 TEL 048(766)0526 FAX 048(766)0306 E メール [email protected] http://www.jsv-inc.com 株式会社ヤナセ 東京支店 〒105-8575 東京都港区芝浦 1-6-38 メルセデス・ベンツ販売課 TEL 03(5440)4755 FAX 03(3458)8728 「フューネラルビジネスフェア 2013」に出展しました オートリースのお取扱い (みずほフィナンシャルグループ) 芙蓉オートリース株式会社 営業第三部 〒102-0073 東京都千代田区九段北 1-13-5 TEL 03(6685)6813 FAX 03(6685)6843 * 弊社は霊柩車のベース車体(メルセデスベンツ E250 ステーションワゴン)は、お客様のお近くのディーラー様から仕入させていた だくことを基本といたしております。業務用の自動車には、車検・整備・修理・メンテナンス、等のアフターサービスが欠かせません 。エンジン・車体周りはディ―ラー様に、改造部分は弊社自動車部が整備を担当いたします。 なお、並行輸入車は当社整備工場で、すべてのメンテナンス・修理に対応させていただいております。 *オートリースは、上記芙蓉オートリース株式会社様と提携いたしております。 ファイナンスリース、メンテナンスリースを承ってお ります。別添のリース料金の試算資料をご参照ください。 JSV Japan special vehicles Inc. 日本特殊車両製造株式会社 〒349−0133 埼玉県蓮田市閏戸4075 TEL:048-766-0526 FAX:048-766-0306 http://www.jsv-inc.com
© Copyright 2024 Paperzz