住民生活部会長報告

東伊豆町
まちづくり協議会
≪住民生活部会報告書≫
① 住民生活部会の報告
② 部会長の加味するところ
③ 視察報告(町内)
④ 視察報告(町外)
⑤ 観光への提言
報告者 ・ 住民生活部会長 須佐 衛
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① 住民生活部会の報告
まちづくり協議会がスタートして早2年、そろそろ部会としての報告をする時期になりました。
私の方で住民生活部会の意見を集約したいと思い、9/16の部会で委員の皆さんに中間発
表をしてもらいました。その後、町外視察や会合を重ねることにより、より濃密な意見が交わ
されたと思います。以下の各委員の意見は、私の理解したところで、町の担当者の受け取り
方と相違があるかもしれませんがご了承願います。
◆加藤真理 委員
子育て支援
子どもの数が減っている。地域に世話役がない。
健康づくり
育成会の働きが不透明、夏休みなど中学生に参加してもらって町内全
体でラジオ体操を盛り上げたらどうか。
リサイクル
エコポイント制度を導入したらどうか。
けやき公園
宝の持ち腐れになっている。活用法の検討を急ぎする必要がある。歴
女にヒントが…。
◆森田系美 委員
少子化が深刻
地区にまとめ役がいない。
助産師を核とした子育てネットワーク
リサイクル
安心してお産が出来る体制づくりが急務。
地域ぐるみでリサイクルを考える必要性。
温泉会館
地元が温泉に入れる施設がない。
◆山田恵子 委員
廃油
収集していることを知らない。
子育て手当
長いスパンで考えてほしい。
観光資源
鳩サブレのような名物お菓子を、つるしをイメージにできないか。
◆金指久子 委員
リサイクル
子育て
廃油・牛乳パックなど呼びかけたらどうだろうか。
育児サークルなどが終わった後、集まるところがない。母親の拠点づくりを。
図書館の有効利用も。
メール配信
非常時の緊急連絡に使用できないか。
◆岡崎寅 委員
若者が遊ぶところがない
観光資源
娯楽をどのように喚起するか。
雨の日にバナナワニ園、雛の展示ぐらいしか楽しめるところがない。松
の大木に名前をつけたり、テングサを活用できないか。
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◆鈴木宏之 委員
リサイクル
学校をリサイクルの拠点に。
懸賞金
結婚したカップルに支払う。あるいは紹介者。婚活事業の推進。
観光資源
写真のデータベース化、絵葉書を作成しては?浅草のアンテナショップ
の活用は、明るい兆し。
◆相良将樹 委員
防災意識
防災の先進町として、防災のモデルハウスを建てたらどうか。←雨の日
の観光施設としても有効か。
町で備品を貸出
農工具など、個人で購入するのをためらうような物の貸し出しは
できないか。
リサイクル
学校でのリサイクル・廃品回収は、親が主体になるべき。
◆野見山文宏 委員
健康+エコ+食
認定制度(マイスター制度)を導入したらどうか。認定者はその分野
の指導者として活動してもらう。
◆栗原京子 委員
医療
救急車の搬送に時間がかかるときがある。搬送先がなかなか見つからない
例も。下田の湊病院の先行きが不安。伊東市民病院は診療科目が増えたと
聞くが、町民はどちらにメリットが?
◆瀧 幹事会委員
健康づくり
町民、観光客とも楽しめるような健康づくりのプランニングが必要。町民
は「我が家の健康自慢」のような取り組みを。観光客は湯治場的要
素を含んだ健康づくりを。
空き店舗対策
地域資源を見つめなおす。雛のつるし飾り祭り3割減。
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② 部会長の加味するところ
リサイクル
各委員の報告を聞きながら、自分の考えもまとめてみたい。まず、一番多い意見としてリサ
イクルがあった。限りある資源を有益に使おうとする考えは、町民全体に浸透しているといっ
ていい。その点で、学校や幼稚園をその拠点として町民全体にアピールすれば効果がある。
たとえば熱川地区では小学校でアルミ缶を収集しているし、中学校ではプルタブ、ダンボー
ルなどを随時収集している。子どものいる家庭ではそのことを知ってはいても、学齢児童がい
ない家庭では、リサイクルをしたくてもどうしたらいいかわからない場合がある。どの学校でど
ういうものを回収しているか告知し、回収のルール、集められたものをどのように利用されて
いるか説明すればリサイクルの喚起にもつながるかもしれない。(奨励金があるというのを子
ども議会ではじめて知りました。)これは廃油などの回収も同様である。町民目線に立ったわ
かりやすい告知が大切である。
学校を拠点にしたリサイクル方法は、いい意味で学校開放につながるチャンスでもある。閉
鎖的と思われがちな学校を、より広く集いの場としてとらえてもらうことが大切である。そのこ
とで、古紙・アルミ缶などの業者への引き渡し作業などを支援してくれる人が出てくるかもしれ
ない。(県教委がすすめる「学校支援ボランティア」に発展も)
少子化・子育て支援
住民生活部会の永遠のテーマともいうべき少子化・子育ての問題は、女性の委員を中心
に関心が高かった。この町を一町単独で今後も存続させるのなら、子を産み育てる環境をつ
くることは必須である。幼児教育、義務教育とも充実し、今後も物心両面で整備が進められる
中、出産から学齢期に至るまでの乳児を抱える家庭への支援は必須である。特に核家族化
が一般化している昨今にあって、乳幼児を抱える母親のサポートは自治体の責務である。気
軽に集え、何でも相談できる「子育てセンター」の設立を求めたい。もちろんその施設の中に
は妊婦が安心して出産に望めるように、専門職(産婦人科医・助産師・看護師)の人を置いて
ほしい。この辺は「子供議会」でも提案があり、子どもの関心の高さに驚いています。
政府の子育て支援策が明確になる中、各自治体においても特色ある支援を施す必要があ
る。協議会でも話題になったが、高校生の通学費用を軽減できないだろうか。高速道や伊豆
スカイラインの通行料が値下げされる中で、伊豆急の運賃は高すぎる。定期券を購入しても
その負担は大きく、家庭では少しでも町で負担をしてもらえれば助かる。
また、熱川中学校においては、北川地区、大川地区から通う子もいるが、通学費は各家庭
が持っている。電車通学が建て前になっている地域に通学費の補助はないのだろうか。これ
は教育基本法で云う教育の機会均等、あるいは義務教育の規定に触れないだろうか。
さらに、東伊豆町独自の奨学金を創設してほしい。政府の仕分け作業により、地方自治体
が使途を自由にできる補助金が今後増えてくるように思われる。産婦人科医療・小児科医療、
あるいは看護の方面に進み国家資格を目指そうとする者に、一定の支援を施す必要がある。
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志があるが経済的に困難な青少年には積極的に手を差し伸べてほしい。
また、学校生活において子どもが安全に楽しく遊べる配慮も必要で、園庭や校庭を全部、
あるいは一部芝生化し、裸足でのびのび遊べる部分を作ってあげたいという提案もあった。
健康づくり関連
高齢化が進む昨今において、健康づくりは日常的に取り組むべき問題である。地域が一体
になるためにも、子どもと高齢者が協力できる健康づくりがあるといい。たとえば地場産品を
使った伝統料理を高齢者から教わるとか、逆に中学生・高校生に手伝ってもらってラジオ体
操やストレッチ、簡単な球技に取り組めるようになるといい。子供会や育成会、ふるさと学級
なども中高生を指導者に取り入れて運営したらどうだろうか。
また、若者が遊ぶところがないという意見もあったが、町が積極的に「町長杯」「町議長杯」
などの大会をつくって、スポーツに打ち込める環境づくりも大切だと考える。さらにスポ―ツと
文化は同根であるとの考えから、文化の振興にも力を注ぐ必要がある。
そんな中、まちづくり協議会から発案された「お花見ヘルシーウォーキング大会」は大いに
期待したい。稲取方面が中心になっているようだが、城東地区からも気軽に参加できる雰囲
気作りをお願いしたい。
一方、健康被害にあっている人々を見捨てないでほしい。三井大林地区の住人は、風車が
回るたびに寿命の縮まる思いをしている。現在、町に入ってもらい三者協議が開かれている
が、今後も協議を継続し、風車と健康被害の因果関係を突き詰めてほしい。
観光資源
鈴木委員のいう“写真のデータ化”や絵葉書の作成はすぐ取り組んでいただきたい。以前、
築城石の絵葉書があったがあれはどうなったろうか。また、郵便局とタイアップして、雛のつる
し飾りの絵葉書を町で販売できないのだろうか。
野見山委員から“松陰そば”の話があったが、多少脚色しても歴史的事実を生かした観光
資源の発掘が大切である。私の見たてによると、太田道灌は箒木山のすそ野で巻狩りをし、
途中あの「けやき公園」で休息したというところまで突きとめている。
それに、観光客は訪れた先の歴史的経緯を知りたいと思っている。「奈良本」はなぜ奈良
本というのか。けやき公園に札を建てるだけでも観光の目玉だ。
細野高原は尾瀬に負けない湿原を持っていると聞く。町ではプロジェクトとして取り組むと
聞くが、期待したいところだ。熱川で俳句の吟行ツアーが3年ほど実績を積んでいるが、細野
の貴重な草花や春の山焼き、秋の芒は、俳人には大変魅力的で、未知なる可能性を秘めて
いる。
伊豆半島には南伊豆や下田のように、自治体が積極的に教育旅行を受け入れているとこ
ろがある。旅行の形態が年々変化しつつある中、修学旅行などの教育旅行を受け入れること
の意味は大きい。ただ、その受け入れ母体になっているのは民宿・ペンションなどの小規模
零細旅館で、知名度、財源に乏しい部分は否めない。行政にしっかりリードしてもらって、旅
行代理店や学校関係者にアピールできれば、未来の誘客の礎として意味は大きい。
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7月30日の部会では、稲取・城東の地区別で会合を持った。その中で二つほど検討すべき
ことが浮上してきた。城東地区に限定するが、一つはけやき公園の活用法で、今のところ特に
何の活用法もないけやき公園を、ホタルの名所づくりや箒木山から万二郎岳に至るハイキング
の拠点にしたり、共同浴場を作って住民の憩いの場にしたらどうか。などについて話し合った。
もう一つは奈良本に大きな看板状の案内図がないという切実な問題。いちご狩りやみかん狩
りなどの観光農園、ミニゴルフ場などの観光施設、宿泊施設、商店などを、ひと目見てわかる
大きな案内板にまとめる作業が必要であるとの意見が出た。さらには図書館・役場支所などの
公共施設もありながらそれを示す道路標識が全くない。これら公共の標識も含めて、観光客や
住民がゆっくりと見られるようにどこかに大きい案内板を作る必要がある。これに関連して、大
川にある廃墟のホテルや旧熱川日石跡地を利用して、町の玄関にふさわしい案内施設にでき
ないものだろうか。周りを見ればきりがないが、河津町の観光交流施設が恨めしい。
観光地の案内板の設置は、観光協会が中心になってやるのかもしれないが、熱川の温泉場
と奈良本方面は温度差が大きい。旧道から上は観光客にとって不親切な土地になっている。こ
こで、私の提案だが温泉場と奈良本を分けて考え、奈良本に観光協会分室(兼まちづくり室)を
組織したらどうだろうか。伊豆市のラウベのような施設を奈良本に造ったら素晴らしいと感じた
し、けやき公園の存在意義も増すことであろう。それらを組織し実行するには、町の協力が是
が非でも必要である。検討をお願いしたい。
けやき公園の活用についてもう一言。政権が代わって、これまでのハコモノ行政は姿を消
し、自治体にとって真に必要な施設の建設が叫ばれるようになる。私は奈良本なので、この地
域に特化していうと、やはり地元民が憩えるような裸で付き合えるような施設が必要だと思う。
観光業に従事している人は、ホスピタリティを重視するように言われるが、「人を癒すにはまず
自分から」との考えを私などは持っている。お客さんにいくらいい顔を見せようと思っても、自分
が癒されていなかったらそれは無理である。観光地でいい町にしようと思ったら、まず自分たち
がお客さん以上に町に癒されていないといけないと思う。
その意味でけやき公園には足湯ではなく“湯船” が必要だと思う。100 円で入れる銭湯が出
来ればみな入りに行くのではないだろうか。管理が必要なら私がやりましょう…。これは冗談に
しても、それぞれがマナーを守って入れば管理人もいらないのでは?ちなみに銭湯といっても
循環装置が付いたような立派なものはいらない。檜の三寸角を重ねたような湯船で、囲いと脱
衣場があればそれでいい。きっと口コミで入りに来る観光客もいることでしょう。そうすれば観光
の拠点にもなる。
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③ 視察報告(町内)
今年の初旬に実施した町内視察では、各地区の隠
れた魅力探しに有益だったと思う。奈良本の人は稲
取の、稲取の人は奈良本の知らなかった部分を再認
識できた。
いま一番活用法を模索しているのは「さくらやまパ
ーク」だと思う。無機質な公園にどのような味付けした
ら人が集まるか。各委員それなりに考えが浮かんだ
ようだ。
私としては「俳句」を町おこしのキーとして考えている。1/23に、「第一回雛のつるし飾り俳
句大会」を開催し、俳句と観光とのかかわりをNHKたっぷり静岡の「しずおかあなたの街か
ら」のコーナーで紹介された。
現在の活動は生涯学習の要素が強いが、町内に投句箱を設置し観光客が投句するような
仕掛けを施せれば、誘客に結びつくのではないか。投句された俳句を審査し、このなかで優
秀な作品は貼りだすといい。打ちっぱなしの公園の壁面に貼り付ければ吟行でこの地に訪れ
た観光客の何よりの挨拶になる。(このアイディアは、甲子園球場の『甲子園のレンガに名前
を残そう』というイベントにヒントを得た。)
“優秀者に一泊旅行などの景品をプレゼントする” これはどこでも聞くフレーズだが、2~3
万円のお金を取ってタイルに書いた俳句を展示する。あくまでも希望者にではあるが…。この
作業を丹念に行ったらきっと大きな観光イベントになると思う。ちなみに、熱川温泉では出版
社が企画した俳句の吟行旅行が好評だと聞く。こういった方たちがやってきても、どこにも句
碑がないのでは恥ずかしい。さくらやまパークが特に何も目的がなく今もあるとしたら、これは
けっこうチャンスだと思う。
全国的に“古道”ブームだと聞くが、伊東市では宇佐
美-網代間のけもの道を古道として復活させて、散策
するツアーが好評だと聞く。伊能忠敬や吉田松陰は、
その古道(東浦路)を歩き東伊豆を通り過ぎた。ウォー
キングイベントとして盛り上げ、協力を募り古道と石切
り場の整備をしたらどうだろうか。
また、町内から出土した文化遺産を収集・保管・展示
できるような場所も整備したらどうだろうか。地元が大し
たものではないと思っても、よそから来た人には新鮮で、実は貴重な出土品ということもある。
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④ 視察報告(町外)
10月22日、2年目の集大成として意見集約のための視察に出かけた。朝7時半に役場を
出発、4町が合併してできた伊豆市へ向かった。伊豆市の職員の皆さんが丁寧な対応と説明
をしてくれたのが印象に残った。
一点目として人口定住化プロジェクト。伊豆の市町
はどこもそうだが(沼津・三島は除く)、かなり過疎化が
進んでいる。その中、どうやって住民を確保するかが大
きなテーマで、伊豆市では他県者に空き家情報を提供
したり、田舎暮らし体験ツアーを進めたりと先進的な施
策を行っている。また、「i リーグ」と銘打った婚活事業
は、それこそ他県からも多くの参加者を集めている。
体験農園ラウベはログハウス風の小屋のついた農
園のことで、貸出農園のほかに七つが独立してある。このラウベは年間36万円の貸出料金
だそうで、この格安ぶりに数年先まで予約がいっぱい
だそうだ。このラウベは、耕作放棄農地が多い東伊豆
町においても十分応用できると思った。たとえば、赤川
-大川線の小林園より少し先に入った開拓地付近に、
養豚場の廃屋がある。ああいった土地を整備して貸し
出し、農地として開拓すれば、周辺に別荘地があること
などを考えても利用者は多いと思う。また、地元住民と
新住民との交流にもつながる。
伊豆市全体の印象としては、様々なアイデアが市
の運営に活かされているなと思った。これは、合併し
たことによって新たな血が混ざり、思考能力が再生し
たことによると思う。また、民間に汗を流している人が
多い。当町でもこのような人材を期待するのであれば、
別荘地に遊んでいる人を活用することが必要だし、地
元住民と結び付ける接着剤的な人材を確保すること
が大切だろう。
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⑤ 観光とまちづくり
これは産業振興部会とも重なるので慎重にしたいところだが、おもに熱川温泉の活性化に
ついて述べたい。すでにこのプランは、部会や町職員にも話しているところだが、今年『細うで
繁盛記』が放映されてから40周年を迎える。“期間限定もの”が市場経済に及ぼす影響は大
きいと聞くが、これを見逃すチャンスはない。熱川温泉がこれほどの知名度を上げた原点を
探れば、細うで繁盛記に突き当たる。原点回帰で『細うで繁盛記40周年イベント』に力を注い
だらどうか。
出演者でまだご存命な方もおられるので、トークショーを開いて観光客はもちろん、その当
時働いていた地元の人たちを招待するのもいいと思った。ゲストとして冨士眞奈美さんをお薦
めしたい。冨士さんは三島のご出身と聞くし、話も面白いので来ていただきたい人。俳句の腕
も先生級である。付随イベントとして『眞奈美さんと行く熱川湯の街の俳句会』など、どうであ
ろうか。
このイベントが成功すれば、毎年『熱川温泉・ドラマ祭』(仮題)ということで、『カンヌ映画祭』に
匹敵するような保養地のイベントを打ち立てることが出来る。これは一年間に放映されたドラ
マの中で、「伊豆」を取り上げてくれたドラマを住民が審査し、もっとも心象がいいものに賞を
与えるというもの。この企画は町の財産である自然の風景をロケ地として提供するプログラム
とリンクしていく。
ちなみに、この『細うで繁盛記40周年イベント』は、先日パブリック・リレーションズが開催し
た広報スキルアップセミナーにて発表させてもらったが好評だった。
-終わりに-
いま思うと、この「まちづくり協議会」に参加できてよかったと思う。第一回目の会合に出席
した際、遠藤氏より「須佐さん、実は部会長を…」と言われた時は面食らったが、2年間務め
てきてこの町のことをよく知ることができたし、部会に参加する仲間と語り合うことができた。
政権が代わっても世の中が劇的に変化することは考えづらく、これからの外需中心の経済
に地方の恩恵を期待するのは難しい。地方には地方の良さがあり、この町にある財産の付加
価値を検証し直し、アピールすることが大切であると思う。
最後に、私たちの思いつきの提案を様々な角度から調べあげ、その可能性を真摯に報告
してくれた企画調整課の諸君に感謝したい。
― 以上報告を終わります ―
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