人権週間の取り組み ~みんながなかよくすごせるように考えよう そして行動しよう~ 彦根市立城北小学校 城北小学校では、12月1日(月)から12月12日 (金)までを校内人権週間とし、1日(月)2校時には人権 集会を開きました。全校児童が集まって「人権」について話 し合う集会は今年で4年目になります。 今年は、NHKのいじめを考えるキャンペーン『めざせ! 100万人の行動宣言』に参加して、一人ひとりが考えた行 動宣言を紹介し合いました。いじめ問題を他人事とせず、 「城北小の行動宣言」を通して、自分の行動を振り返った り、いじめ防止に向けて取り組んだりする力が育つように、 より一層お互いの人権を尊重していこうと決意する集会となりました。 また、児童会の計画委員会が企画・運営に参加し、子どもたちの思いがこもった集会に なりました。体育館のステージには、全校児童・教職員の行動宣言を大きく掲示しました。 主な活動・内容 ①集会の約束 ◎話をしっかり聞こう ◎自分のこととして考えよう ◎自分の考えをもとう ②行動宣言を紹介し合う 各学級の代表1名が、紹介しました。 「ひとりぼっちの人には声をかけます。」 「人権の花のサルビアのように、一人ひと りの友達を大切にしたいです。」 「 毎日、友達のよいところを見つけます。 」 「いろんな人と遊びます。」 「低中高学年、誰とでも仲良くします。」 ③劇「これでいいのかな」 中休みにドッジボールをして遊ぼうとする子どもたちに、一人で「入れて」と言った子 に、「一人じゃダメだよ」と答える友達、さあ、あなたはどう思う? 「一人でも入れたらいい」 「みんなが遊べる遊びをしたほうがいい」 「相手の立場に立ってほしい」 「周りにいる人も、注意した方がいい」など 「みんなの学級では、悲しんでいる友達はいない? 学級の行動宣言も作ろうね」 児童の感想 ・人権がどんなことかよく分かった。友達のよいところを見つけたり、ぽか ぽか言葉を使ったりしたい。 ・みんなが「わたしの行動宣言」を守ると、城北小ではいじめ0になるな。 ・Aさんのように、自分が正しいと思ったことは、勇気を出して言いたい。 今回の取り組みを通して学校長から 今年の人権集会は、計画委員会が先頭になって、低学年にもよく分かるように寸劇を通 して人権問題(いじめ)の話し合いをした。全校の児童が、「いじめは絶対に許さな い!」ということを確認し合い、有意義な集会となった。
© Copyright 2024 Paperzz