今回の通信は、文字ばっかりでつまんないね。読めない漢字は自分で調べてみてね。 よくわからないことは、親にも聞いてみてね。 というより、今回は大人に読んでほしい通信になってます m(__)m (1)ミニゲームはサッカー ミニゲームはサッカーで一番重要な基礎トレーニングだ!! 基礎トレーニングだ!! スポーツは種目に関係なく体を動かすための基本動作というものがある スポーツは種目に関係なく体を動かすための基本動作というものがあるけど けど、それ以外に種目ごとの 基礎トレーニングというものもある ある。例えば、野球ならキャッチボールやトスバッティング、柔道なら 野球ならキャッチボールやトスバッティング、柔道なら 受け身、というように。 ではサッカーにとっての基礎トレーニングは何か? ①昔は二人で向き合ってインサイドキックでパス インサイドキックでパスをすることが基礎だと言われていた。しかし、イン をすることが基礎だと言われていた。しかし、イン サイドキックで正面に蹴るということは、もっと大きくなってから取り組むべきトレーニングなん サイドキックで正面に蹴るということは、もっと大きくなってから取り組むべきトレーニングなんだ。 子どものうちにこれをたくさんやってしまうと、下半身の骨の組み合わせが悪くなってケガをしやすい やってしまうと、下半身の骨の組み合わせが悪くなってケガをしやすい 体になってしまう。子どもはまだ体が完成していないから、不自然なことをやるとそのまま変形し 子どもはまだ体が完成していないから、不自然なことをやるとそのまま変形し 子どもはまだ体が完成していないから、不自然なことをやるとそのまま変形してし まうことがよくあるんだ。 ②そしてリフティングも基礎トレーニングとして取り入れている も基礎トレーニングとして取り入れているチームが多い が多いけど、海外のプロ選手 でリフティングが苦手な選手は意外と多く、リフティングが上手でなければならない、という考えは日 本独自のこだわりなんだ。ボールを地面に落とさずに蹴り続けることはとても難しいし、サッカーの試 。ボールを地面に落とさずに蹴り続けることはとても難しいし、サッカーの試 合ではボールが地面に落ちないことの方がとても不自然 合ではボールが地面に落ちないことの方がとても不自然だよね。リフティングは“一人でもできるトレ リフティングは“一人でもできるトレ ーニング”と考えるべきだと思う。 。 ※リフティングについてはいつか、有効なトレーニング方法を案内 ※リフティングについてはいつか、有効なトレーニング方法を案内するね! ではなぜ『ミニゲーム』がサッカーの基礎トレーニングなのかを説明する。 サッカーの大きな特徴としてみんながすぐに答えられることは、 『ボールを蹴る』 、 『ボールを止める』、 『ドリブルする』、『ヘディングする』ということ 『ヘディングする』ということだと思う。これはボールに触ることだけについてのこ だと思う。これはボールに触ることだけについてのこ とだよね。これ以外に同じぐらい大切な特徴がある。 『考えながら走る』 、 『攻撃と守備をいつも同時に考 える』 、 『どうするかを自分で決める』 』 、 『じっと止まっていられない(いつも走っている) 『じっと止まっていられない 』ということだ。。 ボールを触ることだけのトレーニングをしていると、考えたり動いたりするトレーニングができない。 だけど、ゲームなら“走る”、“考える”、 “決める”、“ボールを触る”ということを同時にできる。 そして『ミニ』にすれば、普通のゲームよりもたくさんボールに触れるし、ゴールが近いからシュー トもたくさん打てる(入る)。 サッカーが世界で一番人気があるスポーツ サッカーが世界で一番人気があるスポーツな理由は、とにかくミニゲームをやっているだけでだんだ 理由は、とにかくミニゲームをやっているだけでだんだ ん上手になることができるからなんだ。 ん上手になることができるからなんだ。だから世界中にサッカーがあるんだ。 みんな!! 上手くなるには仲間と一緒にミニゲームをすることが一番なんだよ!! そして一人のときにリフティングをしたり、ドリブルをしたり、壁に蹴ったり、というトレーニング をたくさんした人が、より上手になるスポーツだということを知ってほしい。 (2)ミニゲームのとても大切な効果 トリビア① ワールドカップで5回も優勝している世界最強のサッカー王国『ブラジル』には、小学生 の全国大会が無いんだ。 トリビア② サッカーの強い国の小学生は、11人制の試合が無くて8人制、7人制、5人制といった 試合しかやっていない。 トリビア③ 2年前のヨーロッパ選手権で優勝し、南アフリカワールドカップでもブラジルと並んで優 勝候補とされている、見ていておもしろい、美しいサッカーをする『スペイン』では、小 中学生では日本みたいなトレセン制度が無いんだ。 なぜ強い国は日本と違うんだろう?? 答えは簡単、上手にならないことはしないし、いらないことはやらない。ただそれだけ。 【トリビア①の続き】 ブラジルでは50年ぐらい昔に小学生の全国大会をやってみたんだけど、その子どもたちが20才 ぐらいになったときにブラジルのレベルがどんどん落ちちゃったんだ。大きい小学生をたくさん集 めたチームが強かっただけで、将来には全然関係なかった。だからやめた。 【トリビア②の続き】 小学生のときは大人と同じようにたくさんのことを考えることは無理だよね。11人もいると自分 がどうすればいいのかわからなくて困ってしまう。わからないからひまになってしまう。そうする とつまんなくなるよね。だから少ない人数でやる。ポジションだってたくさんあると難しいけど、 少なければ簡単になる。大人に説明されなくても、小学生が自分で答えを見つけれられる。 【トリビア③の続き】 小中学生のうちは、体が大人になっていく速さは人によって違うんだよね。だからトレセンに選ば れる人は、他の人より先に大きくなった人(筋肉がついている人)ばかりになってしまう。足の速 さだって、生まれつき速い人もたくさんいるけど、13才ぐらいからやっと速く走れるようになる 人も以外と多いんだよ。15~18才ぐらいになれば、成長の早さに関係なく、実力のある人が強 い。それまでの途中はまだ「俺はすごいんだぞ!」なんて思わない方がいいよ。 ミニゲームなら、足の速い人と遅い人が一緒にやっても、速いだけじゃ勝てないんだ。 ミニゲームはコートが狭いから、かけっこ競争の距離が短い。賢く走らないとね。 ミニゲームなら、背の高い人と低い人が一緒にやっても、背が高いだけじゃ勝てないんだ。 ミニゲームはコートが狭いから、ボールが空中を飛ぶことが少ない。ただ背が高いだけじゃね。 ミニゲームなら、力の強い人と弱い人が一緒にやっても、力が強いだけじゃ勝てないんだ。 ミニゲームはゴールが小さいから、ただ強くシュートしても入らないんだ。賢くシュートしないとね。 ①『どうするかを自分で決める』、②『攻撃と守備をいつも同時に考える』、③『ポジションにこだわら ずに走る』 、④『負けを恐れずに勝ちたがる』、⑤『楽しいかどうかを一番大切にする』。 小学生のうちにこれをしっかりやっておかないと、中学生、高校生になったら苦しむよ。
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