超初心者用 アジングの基礎講座

超初心者用 アジングの基礎講座
1). アジングで使用しているライン
・2~2.5lbs のフロロライン (※lbs はポンドと呼ばれ、糸の細さを現す単位)
・4lbs 以下(出来れば suspend タイプ、4 つ編みタイプ)の PE ライン
主なオススメのフロロライン(メバル用フロロ全般、特にならクレハ フロロカーボンライン)
2). アジングで使用するジグヘッド
・キャロシンカー(3g~11g)を使用する場合は 0.0~0.4g 以下のジグヘッド
・ジグヘッド単体で使用する場合は、3.0g~1.0g ぐらいのジグヘッド
・スプリットシンカー(1g~5g)を使用する場合は、0.0~0.6g 以下のジグヘッド
主なオススメのジグヘッド(Daiwa 月の鏃、がまかつ キャロヘッド)
3).ドラグ
・ドラグの設定は、いわゆる「ゆるゆるドラグ」と言われるもの。アジは全体的に口が弱く、フッキ
ングしてもボトボトとこぼしてしまう。サビキ釣りなんかでその代表例がある。これを防ぐため、ア
ジングではドラグをある程度まで緩める事。この「ある程度」が分かりにくいが、その設定基準は、
実践で磨くしかない。ちなみにドラグという言葉が分からない方は
→URL: http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1397520.html
4). アジのアタリ
・アジはエサと同じぐらいのスピードで捕食し、エサでなければ吐き出すという一連の動作を得意と
しており、これがアジングの最大の肝である。したがってエサと全くの同スピードであればアタリは
出にくい。そのため「モソモソ感」や「ソワソワ感」とも表現される事もある。また、春先の乱舞食
いには、「ガン」としたアタリが出る。このようなアタリがある場合は、サビキでよく釣れている。
5).アワセ
・「違和感」は取り合えずアワセを入れる。「アワセ」は「早く」から「スーっとユックリと」であ
る。最初のフッキングは「早いと遅いの中間」という感じで、力任せではなく、「またメバルのよう
なビッという感じとも若干違う」とにかく針先をアジの「上顎」に掛ける事に意味がある。その後、
ユックリと肘を曲げて、確実に上顎を貫通させる。
6).アジとのファイト
・アジという魚はシーバスがやっているような「エラ洗い」のような動作が実は得意で、「ハリの外
し」も実は上手である。そのため、「一定のテンションを保ちながら、とにかく手前まで寄せる」と
いうのが重要である。またシーバスと同じように水面で「エラ洗い」の動作中も、フックアウトしや
すい。その場合もシーバスと同じように竿先を横にしたり、下にしたりのいわゆる「イナシ」が有効
になる。
・竿先は常に一定に保つ事。最初にアジを釣っている初心者を見て分かったのが、リールを巻いてい
る時に竿先を揺らしながら巻いている初心者もいるが、これもバラシの素になる。
7).アジの引っこ抜き
・アジを陸に上げて引っこ抜くという「最後の大仕事」がある。この瞬間は、実は上手い人間でも
「ドキドキ感」がある。コツとしては、アジの頭をこちら(釣り人側)へ向かせ、アジからの引きが
弱まった瞬間に一気に引っこ抜くという感じである。 引っこ抜くタイミングを間違えたり、頭がこち
らへ向いていない時などは大型になるほどバラシの素になる。
8). 高いゲーム性を理解する
たかがアジなんだが、されどアジで周年を通してアジのパターンは変わるので、それに対して何らか
のアクションを打って出る必要がある。それは皆さん方の経験から学んでもらえればと思う。
輪廻の沼 「アジングファイトクラブ」