まちづくりニュース

まちづくりニュース
ア
アワ
ワセ
セゴ
ゴル
ルフ
フ場
場地
地区
区
平
平成
成 2211 年
年度
度 第
第 22 号
号
発行/北中城村 企画開発課
編集/株式会社オオバ沖縄支店
まちづくりの実現化に向けた取組み
本年度は、まちづくりデザインの検討と、良好な市街地環境の形成に向けた目標の策定
を行っており、昨年10月の第1回検討委員会に続き第2回、第3回検討委員会及び第1
回、第2回地権者勉強会が開催されました。
検討委員会を開催しました
第 2 回検討委員会(平成 21 年 12 月 22 日開催)
第2回検討委員会では、地権者勉強会でのアンケート結果等
が報告され、地区計画の必要性、地区計画ゾーニングや地区計
画素々案等について討議されました。
≪討議項目≫
【開催風景】
1.前回の議事録(報告)
2.まちづくりニュースについて(報告)
3.第1回アンケート調査の結果について(報告)
4.地区計画の必要性(審議)
5.住民意見と課題整理(審議)
7.地区計画ゾーニング
(各ゾーンの機能誘導)(審議)
6.上位計画とまちづくりコンセプト(案)(審議)
8.地区計画素々案(審議)
第 3 回検討委員会(平成 22 年 2 月 24日開催)
第3回検討委員会では 、第2回検討委員会を踏まえた課題
の整理や今年度のまとめ、そして今後の課題等について討議さ
れました。
≪討議項目≫
【開催風景】
1.まちづくりの方針(審議)
2.まちづくりイメージ、土地利用計画と建築物誘導(審議)
3.地区の土地利用方針と用途地域の想定(審議)
4.想定用途地域(案)(審議)
6.地区計画の実現に向けて(今後の課題)(審議)
5.地区計画素々案(審議)
7.報告書の概要説明等
1
まちづくりの方針
『環境』
『健康』
『観光』 の 3 つの理念をまちづくりの方針とし、多くの機能を複合した広
域交流拠点を形成するまちづくりを目指します。
≪3つの理念≫
≪キーワード≫
環境を創造する交流拠点
●自然環境の保全・再生
●良好な景観の形成
●公共交通の利用
●地域の特性を活かす
●道路環境の整備
●地球環境への配慮
健康を増進する交流拠点
●健やかで文化的な生活
●健康スポーツの推進
●食の安全
●安全・安心のコミュニティ
●長寿、子育て等の福祉の充実
観光を振興する交流拠点
●リゾートショッピングの拠点
●滞在型観光の推進
●魅力ある空間の創造
●沖縄文化とのふれあいの場
●スポーツアミューズメント
土地利用計画と地区計画による建築物誘導
生 活 系
生活拠点施設地区
(病院、福祉施設など)
商業交流系
複合型商業交流施設地区
(商業施設、観光施設、交通広場など)
沿道・眺望B地区
沿道・眺望A地区
(物販、飲食、オフィスなど)
(ホテル、マンションなど)
沿道サービス系
緩衝緑地
緩衝緑地
周辺との
環境共生
戸建住宅B地区
(ファミリー層むけ 一般住宅)
戸建住宅A地区
(グレードの高い ゆとり住宅)
住 宅 系
集合住宅A地区
(グレードの高い 集合住宅、小規模店舗など)
集合住宅B地区
(ファミリー層むけ 集合住宅、小規模店舗など)
2
地 権 者 勉 強 会 を 開 催 し ま し た
第 1 回地権者勉強会(平成 21 年 12 月 10 日開催)
第1回勉強会では、下記の事項を中心に進められました。また、
ビデオ(那覇新都心地区)とスライド(与那原町東浜地区)によ
り地区計画の事例を紹介し、地区計画に関するアンケート調査を
行いました。
≪説明事項≫
・平成 21 年度の取組み状況
【開催風景】
・「アワセゴルフ場地区の計画的なまちづくり」
アワセゴルフ場跡地地区第1回アンケート調査結果について
問1
本日の説明について、地区計画の内容については理解できましたか。
理解できた
14名
(29%)
ある程度理解できた
もっと説明が必
理解できなかった
1名
(
2%)
その他
0名
(
0%)
30名
4名
(61%)
(
8%)
地区計画の内容に対する理解度としては、
「理解できた」と「ある程度理解できた」を合わ
せると 90%となっており、概ね理解していただきました。
問2
まちづくりのテーマについて、アワセゴルフ場跡地地区の特色として、何を「ま
ちづくりのテーマ」にすべきだと思いますか。 (複数回答可)
観光
12件
(
8%)
地域の文化
10件
(
海への眺め
12件
(
8%)
豊かな自然・緑
27件
(18%)
2件
(
1%)
文化・コミュニティ形成
13件
(
歴史的建造物(中城城跡等)
6%)
8%)
医療・福祉
23件
(15%)
防災
6件
(
4%)
健康・スポーツ
20件
(13%)
音楽
0件
(
0%)
閑静な住宅地
24件
(16%)
その他
4件
(
3%)
まちづくりのテーマについては、
「豊かな自然・緑」と「閑静な住宅地」を合わせると 34%、
「医療・福祉」と「健康・スポーツ」を合わせると 28%で健康的な住みよい街を意識した
回答が多く、6 割以上という結果になっています。その他の意見においても、生活面に密着
した意見が多く、住環境に対する意識が感じ取れます。
問3
特色ある「まち並み」を演出するためには、何をルール化すれば効果的だと思い
ますか。 (複数回答可)
建物の色
19件
(10%)
建物の高さ
30件 (15%)
屋根の色・素材(琉球がわら等)
15件
(
8%)
屋根の形
5件 (
2%)
庭木の樹種(琉球の花木)
16件
(
8%)
庭木の高さ
7件 (
4%)
石垣の素材(琉球石灰岩)
4件
(
2%)
石垣の高さ
13件 (
7%)
柵、フェンスの色
8件
(
4%)
柵、フェンスの高さ
13件 (
7%)
看板の色
7件
(
4%)
看板の大きさ
13件 (
7%)
14件
(
7%)
無電中化
27件 (14%)
2件
(
1%)
電柱の位置
その他
まち並のルールについては、
「建物の高さ」に続き「無電柱化」の圧迫感のないまち並を意
識した回答が多く、29%となっています。次に、
「建物の色」や「屋根の色」、
「庭木の樹種」
等景観を意識した回答が多くなっています。
3
自由意見
問4
まちづくりルール(建築物の規制等)について、ご意見があればお書き下さい。
自由意見では、地区計画の必要性への理解、交通機関の充実に対する要望等が出されまし
た。
第 2 回地権者勉強会(平成 22 年3月4日開催)
第2回勉強会では、下記の事項を中心に、地区計画素案に関して
の説明を行い、まちづくりコンセプト等に関するアンケート調査
を行いました。
≪説明事項≫
・地区計画の必要性
【開催風景】
・まちづくりの方針
・まちづくりイメージ、土地利用計画と建築物誘導
・想定用途地域(案)
アワセゴルフ場跡地地区第2回アンケート調査結果について
問1
まちづくりコンセプト「多元的な交流拠点のまちづくり」
(環境を創造・健康を増
進・観光を振興する交流拠点)について、理解できましたか?
理解できた
31名
(38%)
ある程度理解できた
変更すべき
理解できなかった
3名
(
4%)
無回答
2名
(
2%)
45名
0名
(56%)
(
0%)
まちづくりコンセプトに対する理解度としては、「理解できた」と「ある程度理解できた」
を合わせると 94%となっており、概ね理解していただきました。
問2
各ゾーンの土地利用の方針と建築物の用途制限について、理解できましたか?
理解できた
33名
(41%)
ある程度理解できた
変更すべき
2名
(
2%)
理解できなかった
無回答
2名
(
2%)
43名
1名
(54%)
(
1%)
まちづくりコンセプトに対する理解度としては、「理解できた」と「ある程度理解できた」
を合わせると 95%となっており、概ね理解していただきました。
自由意見
問3
その他、まちづくりについて、ご意見があれば、自由にお書き下さい。
自由意見については、交番設置や地域での連携など治安に関する意見が 4 件と一番多く、
続いて、子供の遊び場としてドーム型多目的広場や託児所の設置など子育てに関する意見が
3 件となっています。その他に、健康、ショッピングや換地に関することなど様々な意見が
寄せられ、まちづくりに対しての関心の高さが伺えました。
まちづくり・土地利用に関するお問い合わせ先
北中城村 企画開発課
担当:平田・大田 電話:098−935−2233
このニュースに関するお問合せ先
(業務受託者) 株式会社オオバ 沖縄支店
担当:荒本・示野 電話:098−951−1717
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