教 育 研 究 業 績 書

教 育 研 究 業 績 書
平成
究
分
5
月
1
日
西川 ハンナ
氏名
研
27
年
野
学位
ソーシャルワーク
社会福祉学修士
研究のキーワード
ソーシャルワーク 専門職の価値と倫理 専門職種の連携 社会福祉士の力量形成 地域福祉
教 育 上 の 能 力 に 関 す る 事 項
事
項
年
月
日
概
要
教育方法の実践例
1 学生の介護予防教室レクレー
ションの実施
平成18
年10
月 春日部市高齢福祉課と連携をはかり「社会福祉援助技術演習・コ
~平成22
年3月 ミュニケーション技術」の授業において介護予防教室のレクレー
ションの企画・実施・評価を行う。 共栄学園短期大学
2春日部市・共栄大学・共栄学園 平成19
年5月24
日短大の地域連携プログラムとして企画が選ばれ、春日部市との連
短期大学包括的連携協定 実施
携企画地区公民館での「高齢者予防教室」高齢者を対象とした
プログラムの担当
「一日短大生」等の運営を行う。また、児童福祉教員とのコラボ
レーションとして市民と短大生のアート教室を実施。
3公益社団法人神奈川県社会福祉 平成19
年10
月
士会「実践研究」研修講師
~現在に至る
社会福祉専門職である社会福祉士を対象に研究・調査・報告の方
法について連続講座の形式をとって指導する。その成果を受講生
が第16
回日本社会福祉士会全国大会・社会福祉士学会(神奈川大
会)で「社会福祉士(非会員)の資格観とキャリア形成に関する
質的研究」として報告した。
4視聴覚教材の作成
ソーシャルワーク実践事例をビデオ教材として作成(共栄学園短
期大学 ケアマネジメント論)。
平成19
年11
月
5授業と地域福祉推進活動の連動 平成22
年9月~ 文教大学 科目社会福祉援助技術演習Ⅳ「コミュニティーワー
ク」の授業において越谷市地域福祉推進協議会のワーキンググ
平成23
年3月
ループの活動として学生による地域福祉団体等のヒアリング調査
を計画、実施しその成果を平成23
年2月越谷市福祉社会課主催
「福祉講座」(越谷市市民センター)にて報告した。
平成23
年9月~ 文教大学 社会福祉援助技術演習Ⅳ「コミュニティーワーク」の
授業において越谷市地域福祉推進協議会のワーキンググループの
活動として東日本大震災。の越谷市の被災状況に関する学生によ
平成24
年3月
るヒアリング調査を計画、実施しその成果を平成24
年2月越谷市
福祉社会課主催「福祉講座」にて報告した。
平成24
年9月~ 文教大学 社会福祉援助技術演習Ⅳ「コミュニティーワーク」の
平成25
年3月
授業においてNPO
越谷市まちづくり推進協議会の居住福祉部会
ワーキンググループの活動として越谷市の障がい者の住宅に関す
る住まい方をヒアリング調査を計画、実施その成果を平成24
年2
月文教大学地域フォーラムにて報告した。地域フォーラムには文
教大学、西武文理大学の社会福祉士養成コースの学生がともに参
加。
平成27
年4月~ 文教大学 社会福祉援助技術演習Ⅳ「コミュニティーワーク」の
授業においてNPO
越谷市まちづくり推進協議会の居住福祉部会
ワーキンググループの活動として越谷市の下間久里地区の空き家
をコモンスペース「みんなの家」に改修する際の地域住民へのイ
ンタビュー調査の実施、11
月8日大里東自治会館での報告会を予
定している。
6社会福祉活動の啓発
平成23
年5月~ 西武文理大にてボランティアサークルの発足、顧問就任。活動の
支援を行い埼玉県警察ヤング防犯ボランティア・埼玉県警察少年
非行防止学生ボランティアへの参加、「狭山市手をつなぐ親の
会」(障害。児を持つ親の会)との交流の調整を図り、学生の福
祉活動の啓発を促進する。
7社会福祉士国家試験対策勉強会 平成23
年5月~ 社会福祉士国家試験に向けての学習計画表と学習項目を作成、各
の企画支援
学生に会った計画実施の指導を始め、平成23
年度は週一回授業時
間外に希望者に対して国家試験の対策講座を行った。24
年からは
個別計画立案や学習計画表の作成支援をおこなう。
1 ページ
8学生の地位貢献への促進
平成24
年8月
夏休みに2つの企画の調整実施を図る。①学内のボランティア
サークルと鉄道のコラボレーション企画「夏休み親子鉄道模型見
学レクリエーション大会」企画を促し、地域の子ども関係・福祉
機関へ働きかけ学生のエンパワーメントを促進した。②埼玉県警
察少年課と連携を図り、少年非行防止学生ボランティア活動の一
環として中学生と合同「たこ焼き交流会」の実施にむけ参加者を
募りグループワークを展開した。
平成25
年7月
埼玉県警察少年課と連携を図り、少年非行防止学生ボランティア
活動の一環として、狭山市立柏原中での学習支援と西武文理大学
学内ガイドツアーを企画実施。中学生と大学生の交流会を実施し
た。
平成26
年8月
狭山市手をつなぐ親の会児童部との夏休み交流会の調整。狭山市
子ども支援課企画の小学生キャンプのさぽーたーとして大学生の
ボランティアをコーディネートした。
9教授法の教授
平成26
年1月
社団法人日本社会福祉教育学校連盟主催 第15
回福祉教育研修講
座にて社会福祉援助技術演習模擬授業を担当 「アクティブ・
ラーニングを活用した演習例」を実施した。
教員研修講師
平成26
年9月
平成27
年8月
一般社団法人日本社会福祉士養成校協会主催「平成26
年度社会福
祉士実習・演習担当教員講習会」講師。担当科目「相談援助演習
方法論Ⅲ講義 演習教材の概要」「相談援助演習Ⅲ演習 『地
域』で活用される相談援助技術の実際」を担当する。
作成した教科書、教材
1「社会福祉援助技術演習ワーク 平成15年4月24日
ブック
-社会福祉士による実践と教育
をつなぐ試み-」相川書房
社会福祉士養成における援助技術演習テキスト。第8章『個別援
助技術における技法」家族のアセスメントについてエコマップと
ジェノグラムの活用についてを学ぶ部分を担当した。全261
頁。
担当部分p87-92
2「現代社会福祉のすすめ」学文 平成18年1月30日 新たな社会福祉の制度を最新のデータや資料を用いて平易に解
社
説。社会福祉援助技術の体系を担当全238
頁。担当部分第5章社会
福祉の援助技術p70p88
3「保育士のための福祉講座
ソーシャルワーク」相川書房
4「社会福祉士国家試験一問一
答」 ミネルヴァ書房
平成18
年1月18
日 ソーシャルワークの体系や理論を実践的に学ぶテキスト 全128
頁。第1章保育実践における価値と倫理p3-p20
、事例p91-p103
を
担当。
平成18
年4月20
日 社会福祉士国家試験に向けての問題集
社会福祉援助技術を担当
5「新・社会福祉援助の共通基盤 平成21年4月1日 社会福祉士のジェネリックな力量形成に向けての共通基盤を体系
第2版 上・下」
的6領域に分け掲載(全2巻)本著は日本社会福祉士共通基盤研修
中央法規
の基本テキストと位置付けられている。そのうちの「社会福祉士
がとらえる相談援助」の編集を担当
6「社会福祉士国家試験模擬問題 平成21年10月6日 国家試験に向けての新カリキュラムに対応した模擬問題集 社会
集2010
」中央法規
福祉士養成校協会編集 専門職の倫理を担当
7「保育士の今を問う 相談援
助」ミネルヴァ書房
平成25
年4月15
日 保育士の必修科目「相談援助」の概要・方法を具体的に学び、応
用と事例分析を通して対象と実際の理解を深めるテキスト。第1
章相談援助の概要 p1p30
を担当
8 「社会福祉士相談援助演習」中 平成27年2月1日 社会福祉士の相談援助演習のためのテキスト。新たに社会福祉士
央法規
養成校協会より作成された「教育ガイドライン(案)」の内容を
盛り込み改定される。ガイドラインに沿って新しい節として第1
章第3節「価値と倫理」について理論と演習を担当する。合計14
頁を担当した。
教育上の能力に 関する大学の評価
1 授業評価アンケート
平成22
年3月20
日 学生による平成21
年度前期・後期授業評価では「授業内容にほぼ
満足」と回答した学生が8割と高い評価を得た(総合評価は全科目
の平均を超えていた)。共栄学園短期大学
実務の経験を有する者についての特記事項
1福祉実務経験
平成4年4月~
平成7年3月
長野県諏訪市福祉事務所 老人福祉指導主事
2 ページ
その他
1入学時オリエンテーション担当 平成19
年 4月 入学時の先行別企画を担当し、オリエンテーリングを行い、仲間
(1年生担任)共栄学園短期大学 ~20
年4月
づくりを支援。研究室を開放し、オフィスアワーの積極的な活用
を指導、以降春季退学者の減少につながった。
2卒業時共通試験(国家試験にあ 平成18
年 4月 介護福祉士の卒業時試験に向けて、授業外に以前は行っていな
たる)対策担当 共栄学園短期 ~平成22
年3月 かった試験対策講座を企画し、集中講座や模擬試験を重ね、学生
大学
の試験結果の総合点数を確実に毎年上げた。
3神奈川県社会福祉士会横浜支部 平成24
年 1月 横浜市港南区をフィールドにアクションリサーチの手法で地域活
「コミュニティー・ソーシャル ~平成26
年3月 動の展開方法を指導。最終結果及び活動報告を横浜市社会福祉士
ワーク実践講座」講師
会24
年度総会にて行った。その成果は学会誌(査読付き)「社会
福祉士」21
号に報告。平成25
年には「第二回コミュニティー・
ソーシャルワーク実践講座」を実施しその成果は横浜市社会福祉
士会25
年度全体会にて報告した。
4東京都板橋区社会福祉士会
平成25
年 6月 東京板橋区社会福祉士会定期総会にて、「コミュニティー・ソー
2012
年度定期総会 記念講演会 22
日
シャルワーク」の今後の展開の必要性、社会福祉士の社会貢献に
「コミュニティーソーシャル
ついて、横浜支部の研修事例を基に講演を行った。
ワークを通しての連携と地域貢
献」
5神奈川県港南区役所主催合同研 平成24
年 5月 神奈川県港南区役所・ケアプラザ・施設・社会福祉協議会職員を
修アドバイザー
~平成26
年9月 対象に地域支援に向けての連携を図ることを目的に通年で職員オ
リエンテーション・研修をコーティネートした。
6社会福祉法人埼玉県社会福祉協 平成25
年12
月
議会 福祉人材センター・社団 14
日・平成26
法人日本社会福祉士養成校協会 年3月7日
埼玉支部主催「福祉業界就活
オープニングフェア@埼玉」企
画・運営
社会福祉士養成校協議会埼玉支部運営委員(埼玉支部長)として埼
玉県下の社会福祉士養成校と県内福祉施設等への就職支援の連携
を図るため初めての合同就職説明会を企画、各大学との連携を図
り内定者の報告や若手職員による説明コーナーなどの設置し約
230
名の学生が参加した、第2回目は約260
名の参加となった。
職 務 上 の 実 績 に 関 す る 事 項
事
項
年 月 日
概
要
1 資格、免許
(1
)
社会福祉士(登録番号184
号) 平成2年5月18
日
(2
)
平成20
年10
月31
日 介護福祉士養成における教員必須の研修
介護教員講習会修了(No
.
(3
) 2
031021
)
社会福祉士実習演習担当教員講
平成22
年8月6日 社会福祉士養成における実習・演習担当教員であるための条件資
習会修了
格
(4
)
認定社会福祉士制度 スーパー 平成27
年2月2日 認定社会福祉士制度経過措置期間における スーパーバイザーと
バイザー(登録番号S14-075
して登録
号)
2 特許等
3 実務の経験を有する者についての特記事項
(1
)
実習指導
平成6年8月
諏訪市福祉事務所にて実習指導
(2
)
平成8年1月~3月 財団法人社会福祉振興・試験センターより社会福祉士海外研修助
海外調査研修
成を受けアメリカミシガン大学付属ターナー高齢者クリニック、
カナダベイクレストセンター(高齢者複合施設)等のソーシャル
ワーク実習教育と施設グループ活動に関する調査研究を行う
(3ヶ月)
その他
「ソーシャルワーカーの専門職倫理と価値についての研究」にお
年度福祉諸科学
助成金の獲得
平成17
年3月8日 いて財団法人損保ジャパン記念財団より 平成17
研究助成
3 ページ
研 究 業 績 等 に 関 す る 事 項
単著・
著書、学術論文等の名称 共著の
別
発行所、発表雑
発行又は発表
誌等又は発表学
の年月
会等の名称
(著書)
1.社会福祉援助技術演習
共 著 平成15年4月24日 相川書房
ワークブック
-社会福祉士による実践
と教育をつなぐ試み-
2.現代社会福祉のすすめ
共 著 平成18年1月30日 学文社
3.保育士のための福祉講座 共 著 平成18年1月18日 相川書房
ソーシャルワーク
概
要
社会福祉士養成における援助技術演習のプログ
ラムを様々な形で提示。西川の担当箇所は個
人・家族を理解するアセスメント、ジェノグラ
ムといった技法やソーシャルワークトレーニン
グを総合的に練り上げる演習実例。担当部分p
87-92
澤伊三男他 編 (共著者)澤伊三男 小
嶋章吾 高橋幸三郎 保正友子 西川ハンナ
他18
名 (
再 掲)
新しい福祉ニーズを理解するため、介護保険制
度などのデータをもとに社会福祉の制度や援助
方法を体系的に概説する。担当部分は倫理綱領
を根拠とした専門職としてのソーシャルワー
カー像を述べた。西川は第5章社会福祉の援助技
術p71-p88
を一人で担当した。全253
頁 馬場茂
樹 和田光一編 馬場茂樹 和田光一 西川ハ
ンナ 筒井澄栄 他4名 (再 掲)
保育士に必要なソーシャルワークについて、特
に具体的保育実践におけるソーシャルワークを
事例をあげて論じた。執筆は第一章保育実践に
おける価値・倫理p3-20
第2部事例p91p103
担
当。保正友子編
保正友子 竹沢昌子 長渕晃二 西川ハンナ
(再 掲)
4.新・社会福祉援助の共通 編 集 平成21
年4月1日 中央法規
基盤 第2版 上・下
社会福祉士のジェネリックな力量形成に向けて
の共通基盤を体系的6領域に分け掲載(全2
巻)。編集委員として「相談援助」を担当し編
集にあたった。高山由美子・原田正樹・所正
文・西川ハンナ・福留昌城・前川敦編 執筆
「社会福祉士がとらえる実践研究」領域の編集
にあたりその概要を述べた。執筆p192-p193
再 掲)
5.保育士の今を問う 相談 共 著 平成26年4月15日 ミネルヴァ書房 (
保育士に求められる相談援助の理論とその意義
援助
について述べ、保育場面におけるソーシャル
ワークの視点を事例を基にミクロからマクロま
で捉える必要性を論じた。和田光一監修 横倉
聡・田中利則編 執筆第1章相談援助の概要
p1p30
(再 掲)
6.社会福祉士 相談援助演 共 著 平成27
年1月刊 中央法規
習
行予定
4 ページ
社会福祉士の相談援助演習のためのテキスト。
新たに社会福祉士養成校協会より作成された
「教育ガイドライン(案)」の内容を盛り込み
改定される。ガイドラインに沿って新しい節と
して第1章第3節「価値と倫理」について理論と
演習を担当する。合計14
頁を担当した。(再
掲)
著書、学術論文等の名称
単著・
共著の
別 査
読有無
発行所、発表雑
発行又は発表
誌等又は発表学
の年月
会等の名称
概
要
(学術論文)
1.デイ・サービス場面にお 単 著 平成9年2月20日 日本社会事業大 認知症高齢者のデイ・サービスにおけるグルー
ける痴呆性老人の行動分
学大学院 p1- プワークの効果の質的調査研究。認知症高齢者
析と客観的効果
77
のデイ・サービスの利用効果について、英国の
(修士論文)
ブラッドフォード・デメンシア・リサーチ・グ
ループ開発の、評価尺度デメンシア・ケア・
マッピングを基に痴呆性高齢者のデイ・サービ
ス効果を測った。結果重度の認知症高齢者にお
いても外部刺激の感知、外出は本人や家族への
有効であるとした。全77
p
2.社会福祉士養成における 単 著 平成15年3月30日
社会福祉援助技術演習の
課題 -社会福祉援助技
術現場実習研究会参加教
員へのアンケート調査に
基づいて-
ルーテル学院大
学
テオロギア・
ディアコニア
(ルーテル学院
大学・日本ルー
テル神学校紀
要)36
号
p109-123
社会福祉士養成施設の、社会福祉援助技術演習
担当教員の教授法のスキルアップに、模擬授業
を取り入れる効果についての調査研究。結果と
して、主に所属教育機関別に教員の求める演習
教授技術の差が表れた。本調査により教員の、
潜在的研修ニードが判明、演習のスタンダード
を築くべく教員間のネットワークや研修の必要
性を提唱した。
3.社会福祉援助技術演習担 共 著 平成16年1月1日
当教員の研修方法に関す
る一考察 ―教員の演習
観の差異とそのぶれを埋
める研修について
日本社会事業大
学社会福祉学会
社会事業研究
43
号
p188
~p189
社会福祉士養成校の教員への調査から、演習教
授の困難理由を分析した。結論として、演習の
課題を個人采配で背負っている現実が、明らか
になった。社会福祉士養成に必要な演習教材の
教育関係者と福祉現場の社会福祉士の共同開発
を提言する。
西川分担は調査票作成分析を中心に、論文では
その調査方法と解釈について担当した。西川ハ
ンナ・筒井澄栄
4.障害者施設における介護 共 著 平成17年2月28日 財団法人 日本 障害者施設における介護事故の調査研究。1.
事故の現状と課題
社会福祉士会
介護福祉士・ホームヘルパー資格取得者は
『社会福祉士』 28.8
%2.介護事故の多くは「転倒」3.今後
第12
号p96
~
学びたい知識に「精神障害等の知識」77.5%
「利
102
用者の健康情況および注意事項」73.2%
「身体介
護に関する知識や技術」65.9%
があげられ、知
識・技術・連携の不足が介護事故に直結すると
考えられる。西川は調査分析と解釈、考察を担
当した。西川ハンナ・筒井澄栄
5.障害者施設における介護 共著
職員の医療(関連)行為 査読
における課題
付き
平成18
年2月28
日 財団法人 日本 障害者施設の介護職員を対象に医療(関連)行
社会福祉士会
『社会福祉士』
第13
号p130
~
140
為及びその認識を調査した。結果は医療(関
連)行為と経験の有無について「緊急的行為
郡」「介護間連行為群」「日常生活行為群」
「特殊技術行為郡」の4領域に分類でき、それぞ
れの領域区分により必要と思われる知識と研修
を提示した。本稿は共著であり西川は分析の概
念形成を担当し、調査目的・方法の執筆を担当し
た。筒井澄栄・西川ハンナ
6.社会福祉士養成校教員研 共 著 平成18年3月30日 つくば国際大学 社会福祉士養成校の社会福祉教育にあたる教員
修プログラムの開発に関
研究紀要 12
号 へのアンケート調査を基に研修の効果を考察し
する研究:模擬演習を用
p71
~79
た。結果は研修効果についても「人脈形成」
いた教員研修のあり方
「理論的背景の取得」「演習組み立ての理解」
などは所属する養成機関により教員の研修ニー
ズに差があった。
和田光一・筒井澄栄・西川ハンナ 西川はアン
ケート調査票作成、集計、分析を個人で担当、
執筆にあたり考察を担当した。
7.ソーシャルワーク実践に 単 著 平成19年2月28日 日本社会事業大 ソーシャルワークの要とされる価値に焦点をあ
おける価値とその意義
学社会福祉学会 てた文献調査。先行研究のレビューにより、価
社会事業研究
値の再評価として1、専門職の価値を職能集団内
46
号
で社会化すること2、専門職の見解として位置付
p98
~103
けられる「ソーシャルワークの価値」に今日的
な意義があることを論じた。
5 ページ
8.社会福祉士志望の社会福 共 著 平成20年3月31日 共栄学園短期大 通信制社会福祉士養成校の社会福祉従事者を対
祉事業従事者の実態と期
学研究紀要 第 象にキャリア志向と専門性尋ねる調査を行なっ
待
24
号
た。結果は①対象者の8割は既に何らかの保健・
p73
~83
福祉関係の資格を取得している②最終学歴にお
いて社会福祉を専攻している社会福祉従事者
は、社会福祉従事年数は長いが現職経験が短い
ことから福祉現場におけるキャリアシフトを
行っていると分析した。分析解釈の指導を筒井
に受けその他西川がした。 西川ハンナ・筒井
澄栄
9.社会福祉士実習指導者の 単 著 平成21年10月1日 総合人間科学研 社会福祉士養成カリキュラムの変更に伴って実
役割と責任
究
習指導者の研修や資格所有が義務付けられた、
第1号p11
~p 実習指導者の役割について、「職業的社会化の
16
支援者」「成熟期の職員としての指導業務の遂
行者」「福祉サービスの実践者としてのモデ
ル」の三点から考察した。
10.社会福祉士養成における 単 著 平成23年1月1日 日本社会事業大 社会福祉士養成の新カリキュラムにおいて「倫
専門職倫理教育-先行分
学社会福祉学会 理綱領」「倫理的ジレンマ」については学習項
野を手ががりに社会事業研究
目とされている。しかし、その内容はまだ研究
50
号
の余地がある。専門職倫理の先進分野である医
p56
~p59
療、技術士を例に、更にアメリカやオーストラ
リアの福祉分野の倫理教育の文献からその内容
や倫理教育の課題を注出し、社会福祉専門職の
倫理教育への示唆を得ることを目的とした。結
果1.
倫理教育の意義の教授2.
組織的支援3.
学際
的な研究4.
事例検討と実践家との協働を提唱し
た。
11.介護福祉士養成における 共 著 平成23年3月31日 共栄学園短期大 卒業研究に焦点を絞り、実習がいかに研究課題
グループ研究:授業実践
学研究紀要 第 へと繋がっていくのかを分析した。方法は、介
と研究課題の抽出
27
号
護体系と社会福祉援助体系のマトリックスか
p1~16
ら、学生の研究課題分析を複数の教員で確認し
ながら行った。結果、学生の研究課題は介護の
ミクロ部分、実習体験に偏る傾向があり、メゾ・
マクロの視点への誘導が教育課題として明らか
になった。西川の分担は授業プログラムの企
画、研究の方法部分の執筆。柊崎京子・西川ハ
ンナ・人見優子・中井紀代子
12.介護福祉士養成における 単 著 平成23年3月31日 共栄学園短期大 介護福祉士養成の新カリキュラムへの移行に伴
地域福祉教育の効果と課
学研究紀要 第 い、失われた科目「レクレーション活動法」や
題
27
号
「社会福祉援助技術演習」の総体として行って
p51
~62
いた高齢者の「介護予防教室」における企画・
プレゼンテーション・模擬実施・実施・評価と
いった一連の授業プログラムを振り返り地域実
践と教育の連携、社会福祉援助技術の体験的な
学習の意義を考察し、今後の新カリキュラムに
繋げる提案をした。
13.地域福祉計画策定後にお 共 著 平成24年3月31日
ける地域福祉の推進体制
と方法-埼玉県越谷市の
事例より-
文教大学生活科 市町村は地域福祉計画策定後の地域福祉推進体
学研究所「生活 制と評価についてはいまだ策定に留まっている
科学研究」第34 市町村が多く課題がある。そこで、埼玉県越谷
集 p129
~p137市の地域福祉計画策定後の推進体制及び方法に
ついての実践を一つの試案として提示し、その
経緯と実践を提供した。森恭子 西川ハンナ
14.社会福祉士養成における 共 著 平成25年3月31日
総合型地域演習の在り方
-東日本大震災における
越谷市の被災体験に関す
るヒアリングを例として
-
文教大学生活科 実践力を高める総合的な演習の在り方につい
学研究所「生活 て、東日本大震災後の越谷市の生活弱者を中心
科学研究」第35 とした市民へのヒアリング調査を「コミュニ
集 p183
~p195ティーワーク演習」にて実施した。その成果越
谷市の地域福祉計画策定後の推進体制及び方法
についての実践を一つの試案として提示し、そ
の経緯と実践を提供した。 西川ハンナ・ 森恭
子
6 ページ
15.社会福祉士を対象とした
地域参加型研修 -横浜
支部のアクティブラーニ
ングの活用例-
共
著
査読
付き
平成26
年3月1 社団法人日本社 神奈川県社会福祉士会横浜支部の地域福祉実践
日
会福祉士会「社 力を向上させる目的で行われた「コミュニティ
会福祉士」第21 ソーシャルワーク実践講座」の工程を報告し
集 p57
~p63 た。地域を基盤としたソーシャルワークの学習
に本物の地域での課題の解決を講座の内容とす
る、アクティブ・ラーニングの手法を活用し
た。本講座のメリットはより実践的な技術の活
用しながらの展開であり、地域住民の胸をかり
つつも、成果を還元し地域貢献にも繋がった。
今後の県支部の地域性を活かした研修の在り方
を提案した。 西川ハンナ・尾形淳子・中島礼
子
16.社会福祉士養成における 単 著 平成26
年3月31 文教大学生活科 「グループワーク演習」では、越谷市と連携を
グループワーク -越谷
日
学研究所「生活 はかり実施した地域の社会資源を活用した「バ
市役所との連携によるア
科学研究」第36 スツアー」の企画・模擬・反省・実施・評価と
クティブ・ラーニング集 p167
~p177いう一連のプロセスをグループで体験する。本
研究はその工程の報告と学生の評価アンケート
を基に、社会福祉士として求められる実践力の
形成について検討を行った。学生は本授業の目
的を十分理解したうえで積極的なメンバー間の
関わりを持ち達成感を得ていること、実践力の
形成には総合的な力の出力を目指す構成要素が
あげられるとした。
単
著・
著書、学術論文等の名称
共著
の別
(その他)
発行所、発表雑
発行又は発表
誌等又は発表学
の年月
会等の名称
概
要
1.北米におけるソーシャル 共 著 平成9年3月30 財団法人 社会 本報告書は助成事業をへて行った北米のソー
ワーカー養成教育
日
福祉振興・試験 シャルワーカーの養成教育と、ソーシャルワー
センター 第2 カーがプログラムするグループワークの調査報
回社会福祉士海 告である。具体的にはミシガン大学大学院生の
外研修・調査事 ソーシャルワーク実習への参加とカナダベイク
業報告書
レストセンターのグループワークの視察成果を
報告した。
9
2.生命の価値を考える
単 著 平成12
年6月1 学校法人聖心学 p7-p2
近年の少年による犯罪の共通項をあげ、社会的
日
園(東京保育専 弱者の命の価値について社会福祉における価
門学校) 児童 値・倫理観、人権の尊重と社会正義の視点から
研究46
卷第3号 論じた。p3-p4
3.障害者への支援費制度と 共 著 平成14
年3月31 障害者に対する
マンパワー政策
日
介護労働の特性
に関する調査研
究報告書
社団法人日本労
務研究会報告書
雇用・能力開発
機構「介護労働
環境改善事業」
助成
障害者に対する介護労働の特性の調査研究。2年
次計画の第1年度は障害者介護の関係機関・関係
者へのヒアリングと文献調査を行なった。担当
部分は障害者介護の根拠法と支援費の流れ、今
後の人材確保についての課題を述べた。西川は
第2部わが国における障害者介護等の変革第4章
p29p37
石川豹・筒井澄栄他6名
4.社会福祉士による社会福 共 著 平成14
年6月9 日本社会福祉学 社会福祉士養成に携わる教員の不安と課題を、
祉援助技術演習研究会の
日
会第50
回記念全 社会福祉援助技術演習研究会に参加する教員へ
効果と展望
国大会(日本社 のアンケート結果から分析した。
会事業大学会
(西川ハンナ 澤伊三男 保正友子)
場)口頭発表
5.社会福祉専門職に求めら 単 著 平成15
年4月1 学校法人聖心学 児童との関わりに見る対人援助の際の自己覚知
れるもの
日
園(東京保育専 について、社会福祉従事者の価値・倫理につい
門学校) 児童 ての考察とソーシャルワーカーの役割・機能に
研究49
卷第1号 ついて提示した。P4-p5
6.社会福祉援助技術演習担 共 著 平成15年6月29日
当教員の研修方法に関す
る一考察
~教員の演習観の差異と
そのぶれを埋める研修に
ついて~
日本社会事業大
学社会福祉学会
第42
回社会福祉
研究大会(日本
社会事業大学会
場)口頭発表
7 ページ
社会福祉援助技術演習担当教員へのアンケート
結果から、演習担当教員の持つ演習観や演習の
範囲について少なからず隔たりがあった。これ
らを埋めるための研修プログラムとしての模擬
演習の効果について報告した。
(西川ハンナ・筒井澄英)
7.ソーシャルワーカーの
単 著 平成16年6月27日
キャリアデザイン
~再就職支援に関する研
究~
日本社会事業大
学社会福祉学会
第43
回社会福祉
研究大会(日本
社会事業大学会
場)口頭発表
8.高齢者の介護事故とリス 単 独 平成16年10月1日 学校法人聖心学
クマネジメント
園(東京保育専
門学校) 児童
研究50
卷第6号
掲載
ソーシャルワーカーの自己研鑽の一つとして、
キャリアデザインの概念を導入し、社会福祉士
会生涯研修制度で用いる研修手帳とキャリア
シートの比較検討をおこなった。離職者も含め
たソーシャルワーカーが資質を向上させるため
の動機付けとなるキャリアシートの作成を提言
した。
高齢者介護の現場における介護事故事防止・予
防の概念を先行研究からレビューし、介護現場
のリスクマネジメントについて最近の動向を述
べた。P4
-p5
9.社会福祉士養成における 単 独 平成17年6月26日 日本社会福祉実 専門職教育における専門職倫理の形成について
倫理教育~他専門職養成
践理論学会第22 先進分野でもある技術士会の動向とアメリカに
の動向を踏まえて~
回大会(同志社 おける専門職倫理プログラムから今後のソー
大学会場)自由 シャルワーカー教育のプログラムについて提言
発表
をおこなった。
10.社会福祉士実習における 単 独 平成17年6月4日 日本社会福祉士 社会福祉士養成の実習システムにおける実習指
実習指導者像とその基本
会全国大会第13 導者の価値伝承についての文献レビューを行
姿勢の構築
回香川県大会口 なった。結果1.
実習指導者に求められる項目は
頭発表
テキストによって大きな差があり2.
教育機関か
らの要望が大きく専門職としてという視点が乏
しい3.
他職種に比べ指導者自身の指導職の使命
という捉え方の欠如が見られた。
11.実習に求められる実習指 単 著 平成18年1月30日 日総研出版「介 介護人材育成における実習指導者のあり方につ
導者の基本姿勢
護リーダー
いて、職業的社会化という概念から、指導者の
2005
」第10
巻第 役割を論じ、職業人のキャリア発達理論を応用
1号通巻41
号p し、「熟考された訓練」としての実習指導者の
125p129
スーパービジョンについて論じた。
12.成人教育理論を応用した 単 著 平成18年6月30日
職場研修の企画~中堅ス
タッフによる研修企画・
実行を例として~
日総研出版「介 介護職員の現任者研修の一手法として、職場研
護人財育成
修の企画・立案・実施例を提示した。具体的に
2006
」
は研修の企画書の書き方、成人教育理論を応用
vol.3NO. 3p11した現任者向きの学習スタイルを提示した。
-p19
13.「社会福祉士在宅研修モ 共 同 平成19年3月
デル事業」報告書
社団法人日本社
会福祉士会 基
礎・共通研修課
程整備委員会
(社会福祉振
興・試験セン
ター助成事業報
告書)
14.ソーシャルワーク専門職 単 独 平成20年10月12 日本社会福祉学
日
の価値志向性尺度の開発
会第56
回全国大
に向けて
会(岡山県立大
学会場)口頭発
表
社会福祉士会の全会員に研修の機会を提供する
べくして、研集合研修の他に在宅研修の方法に
ついて検討し、モデル事業を重ね、その手法に
ついてマニュアルの開発をおこなった。主担当
として報告書の編集をおこなった。 実施概要お
よび学習者 ・支援者マニュアル部分を担当
pⅠ-3pⅠ-15
、pⅡ1-pⅡ21
、pⅢ1-pⅢ1
ソーシャルワーク専門職の価値志向性の可視化
を試みて、価値測定の量的調査の先行研究をレ
ビューし、尺度開発に向けてその構成要素と成
る下位因子をわが国の倫理綱領における5つの価
値原則「人間の尊厳」「社会正義」「貢献」
「誠実」「専門的力量」と規定した。
15.社会福祉士実習生のスト 共 同 平成20年10月11 日本社会福祉学 社会福祉実習生の実習ストレスが、実習体制、
日
レスと関連要因
会第56
回全国大 個人特性とどのように関連するのか明らかにす
会(岡山県立大 ることを目的に事前事後ストレス調査を行っ
学会場)ポス
た。実習ストレス尺度と身体健康度、消極傾向
ター発表
との間に相関が認められた。実習ストレスが、
坂野純子・筒 精神健康度ではなく、体の不調も含めた身体健
井澄栄、 川上 康度と消極傾向に影響する可能性を示唆した。
富夫、西川ハン
ナ、 矢嶋祐樹
16.社会福祉士国家試験模擬 共 同 平成21年10月1日 中央法規出版
社会福祉士国家試験対策士として社会福祉士養
問題集 2010
成校協会が編集する模擬試験問題。新たな科目
編成で構成された。担当は科目「相談援助の基
盤と専門職」おける専門職の倫理にあたる問題
4問と解説。
社会福祉士養成校協会偏
8 ページ
単 独 平成21年11月21 社団法人東京社
日
会福祉士会「社
会福祉士共通基
盤研修」基調講
演早稲田大学西
早稲田キャンパ
ス63
号館
18.ソーシャルワーカー教育 共 同 平成23年8月27日 日本社会福祉教
に関する日本・アメリ
育学会第7回大
カ・イギリスの比較研究
会 青森県立保
(第一報)
健大学 保正友
子・小山隆・守
本友美・所めぐ
み・西川ハンナ
17.社会福祉士の実践力と
キャリア形成
社会福祉士の生涯研修制度の制定の経緯や近年
の多様な社会福祉士の誕生について調査結果を
踏まえ報告し、「バベルの塔」を例にとり社会
福祉士の生涯研修の重要性、その体系と共通基
盤を確認していく意味を論じた。
「社会福祉士養成教育はソーシャルワーク教育
たり得るのか」という課題から、ソーシャル
ワーク発祥のイギリス、発展のアメリカの教育
の達成基準の比較検討を行い、相違点として、
わが国では「専門的自己確立」が知識の習得項
目として見られない。わが国の特徴としては
「教育方法」「教育プログラムの評価」の明示
が要件となっているなど教育プログラムの枠組
みへの規制が多いことが明らかになった。
19.独立型社会福祉士事務所 共 同 平成23年8月27日
でソーシャルワーク実習
教育を行なう意義と課題
-指定実習施設としての
現状と問題意識の整理か
ら-
20.エンパワーメントとパ
ワーレスネス
日本社会福祉教 独立型社会福祉士の実習受け入れ体制につい
育学会第7回大 て、独立型社会福祉士の実践の課題と実習指導
会 青森県立保 を担うことに関しての課題を明示した。実習に
健大学 水島正 関しては、①個人的負担の過多②費用対効果が
浩・大門俊樹・ 見合わない③専門職団体からの支援の要望など
関秀樹・大井川 があげられ、今後の調査研究の方向性と課題を
裕代・西川ハン 述べた。
ナ・久保田光
雄・姜壽男
単 独 平成23年9月11日 社団法人神奈川 専門職集団である社会福祉士の生涯研修制度に
県社会福祉士会 位置づけられている研修。6つの領域の一つ「社
「社会福祉士」共 会福祉士がとらえる相談援助」を担当する、ク
通基盤研修」
ライエントのエンパワメントを中心にパワーレ
ウィング横浜12 スネスと、社会的弱者への支援者の視点につい
階
て論じた。
21.ソーシャルワーカーの価 単 独 平成23年10月9日
値・倫理の教育内容-欧米
のソーシャルワーカー養
成テキストからの抽出-
日本社会福祉学
会第59
回秋学会
淑徳大学 千葉
キャンパス
22.社会福祉士がとらえる相 単 独 平成24年11月24
日
談援助~多様性し固有性
エンパワメント視点に
立った支援~
社団法人神奈川 専門職集団である社会福祉士の生涯研修制度に
県社会福祉士会 位置づけられている研修。6つの領域の一つ「社
「社会福祉士」共 会福祉士がとらえる相談援助」を担当する、ク
通基盤研修」
ライエントのエンパワメント視点に立つ支援展
ウィング横浜12 開を事例検討から具体的に行った。
階
ソーシャルワーカー養成における「価値・倫
理」部分の教育方法について、わが国において
は十分研究されていない。そこで先進国のソー
シャルワーク教育において価値・倫理のテキス
トからその内容の抽出を試みた。結果①価値の
意義②倫理の範囲③多様なレベルの価値と視点
を新たな視点として抽出することが出来た。こ
の三点は、今後の日本におけるソーシャルワー
カー養成にも求められる内容と考える。
23.社会福祉士の倫理綱領と 単 独 平成25年1月12日 社団法人東京社 専門職集団である社会福祉士の生涯研修制度に
行動規範の理解
会福祉士会「社 位置づけられる、基礎研修 「倫理綱領と行動
会福祉士」共通 規範」について、社会福祉士会の倫理綱領と行
基盤研修Ⅰ 戸 動規範を具体的に用いて講義を行った。
山サンライズ
24.平成24
年度埼玉県共助社 共 著 平成25年2月25日 越谷市住まい・ まちづくり協議会のが埼玉県の「住まい・まち
会づくり支援事業活動報
まちづくり協議 づくり分野の協労ネットワークの構築と人材育
告書「共助社会の住まい
会
成、及び住居福祉推進事業」として採用された
方-空き家・空き室を活
事業の大学との連携部分を担当し、①ふれあい
用した新・福祉住宅事業
サロンのヒアリング②持ち屋にすむ障がいのあ
の提案」
る市民の住まいと住まい方に関するヒアリング
③大学生のシェアハウスに関する意識調査の部
分を担当した。総頁134
。担当p82
~p94
9 ページ
25.コミュニティーソーシャ 共 同 平成25年4月28日
ルワークの実践研修その
展開について「フリース
ペース」の運営者から学
ぶ地域福祉推進力
社団法人神奈川
県社会福祉士会
横浜支部年度総
会 横浜市西区
福祉保健活動拠
点多目的室
平成24
年度の「コミュニティーワーク実践講
座」の成果報告。コミュニティーワークを体験
的に学ぶため港南区の中学生のためのフリース
ペースの運営者へのインタビューの実施、その
まとめを地域住民へ報告することを研修内容と
したアクティブ・ラーニング型の研修を実施。
アクションリサーチの工程と理論について報告
を行った。
26.授業「コミュニティー
共 同 平成25年11月17 社団法人日本建 NPO
法人越谷市住まい・まちづくり協議会の協力
日
ワーク」との地域との連
築学会関東支部 のもと「コミュニティーワーク演習」で実施し
携
埼玉支所「埼玉 た「住まい・まちづくりを意識する授業」の成
住まい・まちづ 果報告を行った。学生の成果物はポスターセッ
くり交流展2013ション①「県内住まい・まちづくり団体の活
inこしがや」 動」において掲示を行った。
越谷市市民活動
支援センター
27.居心地の良い場所探し
単 独 平成25年2月15日 越谷市都市計画 社会福祉士を目指す学生の授業において地域や
地域参加型授業展開につ
課主催第2回越 まちづくりを意識させる展開とNPO住まい・
いて
谷市景観シンポ まちづくり協議会との連携を図っている「コ
ジウム 越谷レ ミュニティーワーク実践講座」の成果報告。少
イクタウン 水 子化に伴う空き家・空き室の増加、市民のまち
辺のまちづくり づくりの意識の向上は社会福祉士養成において
館
も不可欠な学びであることを強調した。
28.社会福祉士の「コミュニ 単 独 平成25年6月22日
ティーソーシャルワーク
研修」を通しての連携と
地域貢
公益法人東京社
会福祉士会 板
橋区社会福祉士
会定期総会 記
念講演会 板橋
区立グリーン
ホール402
会議
室
社会福祉士がコミュニティーソーシャルワーク
を実践するための力量形成を地域をフィールド
に行った研修の効果と成果について報告した。
社会福祉士会支部活動の地域の特色を生かした
コミュニティーソーシャルワーク研修の立案と
地域貢献を提唱した。
29.コミュニティーソーシャ 単 独 平成26年4月27日
ルワークの実践研修その
展開について「庭木グ
ループのインタビューを
通して学ぶ地域福祉推
進」
社団法人神奈川
県社会福祉士会
横浜支部年度総
会 横浜市西区
福祉保健活動拠
点多目的室
平成25
年度の横浜社会福祉士会「コミュニ
ティーワーク実践講座」の成果報告。コミュニ
ティーワークを体験的に学ぶため港南区のボラ
ンティア「庭木グループ」へのインタビューの
実施、その分析はSCAT
を活用した。受講生のだ
けではなく住民にも調査結果を還元することで
研修と社会貢献を兼ねた成果を継続的に産出し
ている本研修の意義を述べた。
30.コミュニティソーシャル 単 独 平成27年4月26日
ワークの実践研修とその
展開について「民生・児
童委員のスゴ技から学ぶ
地域力」
社団法人神奈川
県社会福祉士会
横浜支部年度総
会 横浜市西区
福祉保健活動拠
点多目的室
平成26
年度の横浜社会福祉士会「コミュニ
ティーワーク実践講座」の成果報告。コミュニ
ティーワークを体験的に学ぶため港南区の民生
児童委員の中でも特に熱心な活動を行うと民生
委員会会長に推薦された者を対象にインタ
ビューを実施、SCAT
分析を行い、熱心な民生委
員の信頼関係形成、ニーズ発見力、問題解決が
ループをなしている事、しかし、熱心な民生児
童委員ほど問題を抱え込んでしまうことなどの
を構造を図式化した。
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