変な名前の木!? 珍しい 「ナンジャモンジャ」が開花

Press Release
―報道資料―
広島市 City of HIROSHIMA
情報提供日
平成 24年(2012年)5月8日
問い合わせ先
広島市植物公園 担当
(金曜日は休園日です。
)
管理課
山本、平井、泉川
TEL082-922-3600
栽培・展示課 藏田、木原
変な名前の木!? 珍しい
「ナンジャモンジャ」が開花
「ナンジャモンジャ」とは、ヒトツバタゴの別名で、一風変わったこの別名は、この種が本州中部の木曽
川流域と対馬に自生しますが、それ以外ではあまり目にすることがなく、何の木かわからないことが多い
ので、「ナンジャモンジャ」と呼ばれたことに由来します。アオダモの仲間で、雌雄異株の落葉高木です。
毎年5月上旬頃、小さな白い花が木いっぱいに開花します。学名の Chionanthus は「雪の花」という意
味で、対馬では、山の斜面が真っ白になるほど一面に咲いた花が海を照らす様子から、地元では「ウミテ
ラシ」とも呼ばれます。
現在、園内のヒトツバタゴが咲き始めました。見ごろは、5月中旬頃までの予想です。比較的珍しいこの
花を是非ご覧ください。
ヒトツバタゴ(Chionanthus retusus)モクセイ科
別名:ナンジャモンジャ
分布:本州(長野、岐阜、愛知)、九州(長崎県対馬)、朝鮮半島、中国、台湾
樹形:落葉高木。高さ 30m、直径 70cm に達する。
(※当園の株は高さ 6~7m 程度)
花:新枝の先に白い花をたくさんつける。円錐花序。
用途:公園樹などとして植えられることがある。
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