平成27年度 芸術科「音楽Ⅰ」シラバス 沖縄県立泊高等学校 芸術科「音楽Ⅰ」 単位数 2単位 必修・選択 必修 対象学科・学年 午前部1年次 使用教科書 Tutti(教育出版) 学習目標 音楽の幅広い活動を通して、生涯にわたり芸術を愛好する心情を育てるとともに、感性を高め、 芸術の諸能力を伸ばし、芸術文化についての理解を深め、豊かな情操を養う。 【学習指導要領】 ①歌唱や楽器演奏などによる表現活動および鑑賞活動の幅広い学習を通して、音楽を愛好し、音や 音楽に対する興味・関心を高めることができる。 到達目標 ②感性を高めて音楽の良さや美しさを感じ取り、それを生かして創造的に表現することができる。 ③我が国や西洋音楽を含む諸外国の音楽を学習し、それぞれの音楽文化の特性や良さを感受すると 共に、多様な音楽観の育成を図る。 関心・意欲・態度 音楽を愛好し、音や音 芸術的な感受や表現の工夫 創造的な表現の技能 感性を働かせて、音楽の 自己のイメージを 鑑賞の能力 多様な音楽を理解 楽に関心をもち、意欲 諸要素を知覚し、音楽のよ もち、創造的な表現を し、そのよさや、美し 的、主体的に音楽活動を さや美しさを感じ取り、創 するための技能を身 さを創造的に味わう。 評価規準 行い、その喜びを味わお 造的な音楽活動の工夫をす に付けている。 評価方法 うとする。 る。 ・授業態度 ・学習の取り組み状況 ・学習の取り組み状況 ・ワークシート ・学習の取り組み状況 (観察・聴取) (観察・聴取) (観察・聴取) ・実技課題 ・実技課題 ・定期考査 ・ワークシート作成状況 期 月 4 単元・題材・教材等 歌の楽しみ ・校歌 ・手紙 ・故郷 ・上を向いて歩こう ・世界に一つだけの花 5 期 ・正しい姿勢と腹式呼吸で発声できるようにする。 ・観察・聴取 ・歌曲に関心をもって取り組み、積極的に声を出 ・実技課題 して歌う。 ・旋律、テクスチュアなどを知覚し、それらの働き ・涙そうそう が生み出す特質や雰囲気を感受しながら歌唱表 ・夏の思い出 現をする。 音楽理論Ⅰ ・楽譜の各名称と効果 ・楽譜上の基礎的な知識及び法則を習得する。 ・音符・音名・強弱 ・ソルフェージュの伸長を図り、階名唱がスムーズ ・反復記号 6 評価方法 ・歌詞の内容を理解し自校を愛する心情を養う。 ・少年時代 前 学習内容及び要点等 ・リズム ・ワークシート にできるようにする。 世界の歌 フランス ・発声の姿勢、発音について理解し、必要な歌唱表 ・Les Champs Elysées イタリア ・O ・実技課題 ・曲想と歌詞の内容、楽曲の背景との関わりに関心 ・ワークシート sole ・Caro 現の技能を身につける。 ・観察・聴取 mio mio ben ドイツ ・Heidenroslein を持ち、それらを生かして歌うことに主体的に取 り組り組む。 7 世界の声と楽器 ・ケチャ 9 ・DVD で鑑賞し、楽曲の文化的・歴史的背景を理 ・ワークシート ・ホーミー ・パンソリ ・シタール ・ガムラン ・バグパイプ 解する。 ・声や楽器の音色の特徴と、表現上の効果とのかか わりを理解し、関心をもつ。 音楽理論Ⅱ ・音程 ・音階 ・和音 ・音の高さの隔たりや和音の構造と響き、音階の性 ・ワークシート 質を理解し、楽器演奏の伸長を図る 英語の歌とアカペラ ・Yesterday ・Oh ・発音や声の出し方、合わせ方、ハーモニーの響き Happy day 前期のまとめ を聴き合って歌う。 ・前期学習内容の基礎的事項の内容確認と、定着を ・観察・聴取 ・実技課題 ・ワークシート 図る。 10 クラシックギターを弾こう ・ギターの種類、構造と響きを理解する。 ・ ・喜びの歌 ・基礎的奏法とタブ譜の読み方を身につける。 11 ・グリーンスリーブス ・弾き語りができ、クラシックギターの音色や表現 ・実技課題 ・乾杯 の楽しさを味わう。 ・観察・聴取 ・ワークシート ・チェリー 12 クリスマスソング ・White Christmas 後 1 ・Silent Night 感と楽曲のもつ雰囲気、響きを感受し、楽しさを ・Joy To The World 味わう。 西洋音楽史 ・「ソナタ形式」を理解し、管弦楽曲の対比を考察 ・ロマン派音楽 ・各舞台芸術の特徴を理解し、それらの文化的・歴 ・ 「魔笛」 史的背景に関心を持って鑑賞する。 ・ 「ライオンキング」 ・曲想と歌詞の内容を理解する。 ・ 「勧進帳」 ・劇に用いる楽器や表現効果を理解する。 春/別れの歌 ・旅立ちの日に 3 ・さくら ・道 する。 ・3月9日 ・贈る言葉 ・Best 後期のまとめ ・ワークシート ・歌詞を味わいながら、気持ちを込めて歌唱表現を ・観察・聴取 ・ ・チェリー ・ワークシート する。 舞台芸術の世界 2 ・観察・聴取 ・古典派とロマン派の概念を理解する。 ・古典派音楽 期 ・ハンドベルによる器楽と歌唱活動によって、季節 ・実技課題 ・季節感を感受しながら、歌う喜びを味わう。 ・日常的に音楽に親しむ態度を育む。 Friend ・後期学習内容の基礎的事項の内容確認と、定着を 図る。 ・ワークシート 平成2 平成27年度 美 術 Ⅰ (シラバス) 教科( 芸術 )科目( 美術Ⅰ )単位数( 2 ) 科目の種類( 選択必修科目 ) 担 当 者( 佐藤 利枝 学習目標 泊高等学校定時制課程(午前部) 校長印 対象年次( 2年次 ) 副校長印 教頭印 印 ) ・美術の幅広い表現活動を通して,美的体験を豊かにし、生涯にわたり美術を愛好する心情を育てる。 ・感性を高め,創造的な表現と鑑賞の能力を伸ばし,美術文化についての理解を深める。 学習内容 単元または項目 学習内容 主な学習活動 ・オリエンテーション ・前期の学習計画、単位修得、学習の心得えについて 前 期 ・鑑賞 ※著名作品(作家)、参考作品(生徒)、教科書 前 ・デザイン ・色彩 半 ・色彩の基礎学習(3要素、光や色料の三原色、混色、配色計画等) ・分割による平面構成 ・モダンテクニック ・デザインの基礎技法(デカルコマニー、マーブリング、バチック、 スタンピング、フロッタージュ、スクラッチ、コラージュ等) ・絵画 ・公募展取り組み① ・「青少年読書感想画コンクール」応募へ挑戦 基本的な描画とモダンテクニックを活用した絵画表現 前 ・公募展取り組み② ・「青少年読書感想画コンクール」応募作品の仕上げ 期 ・鑑賞 ・合評会 ・各課題(学習)のまとめと反省 後 ・校内作品展(前期) ・学習グループの合評会と校内作品展の開催 半 後 ・オリエンテーション ・後期の学習計画、単位修得、学習の心得えについて 期 ・鑑賞 ※著名作品(作家)、参考作品(生徒)、教科書 前 ・絵画 ・鉛筆デッサン 半 ・課題1(直線:明暗の調子) ・課題2(曲線:陰影と光の方向) ・課題3(人物:課題1、2をふまえる) 後 ・彫刻 ・ワイヤ―アート ・ワイヤー(針金)の特性を活かした立体表現 期 ・総合制作 ・リレー絵画 ・大画面の迫力と共同制作の面白さ 後 ・鑑賞 ・合評会 ・各課題(学習)のまとめと反省 半 ・校内作品展(後期) ・学習グループの合評会と校内作品展の開催 教科書 ・日本文教出版「美術Ⅰ」 主な教材 ・画用紙、鉛筆、アクリル絵の具、彩液マーブリング、筆、パレット、練消しゴム等。 評価の観点 ・美術への関心・意欲・態度 美術の創作活動の喜びを味わい、美術や美術文化に関心をもち、主体的に表現や鑑賞の創造活動に 取り組もうとする。 ・発想や構想の能力 感性や想像力を働かせて、主題を生成し、創造的な表現の構想を練っている。 ・創造的な技能 創造的な美術の表現をするために必要な技能を身に付け、表現方法を工夫して表している。 ・鑑賞の能力 美術や美術文化を幅広く理解し、そのよさや美しさを創造的に味わっている。 及び趣旨 評価方法 ・学習のねらい、基礎知識及び技法、表現方法、創造性、出席状況等、総合的に判断する。 配慮事項 ・生徒の実態、興味・関心を把握し、各分野より題材を設定し、個々の指導の充実を図る。 ・多種多様の教材教具を扱うので、生徒の安全管理に充分注意する。 平成27 平成27年度 27年度 郷土の音楽 シラバス 教科名 芸術 科目名 郷土の音楽 単位数 2 単位 対象年次 対象年次 2~4年次 科目の種類 学校設定科目 科目の目標 ①三線の演奏や沖縄の歌を通して、郷土文化に親しむ。 ②三線と伴奏楽器を組み合わせての演奏や、伝統芸能や各地域に伝わる郷土芸能の中の三線音 楽を鑑賞し、郷土文化への理解を深めるとともに、豊かな表現力と感性を養う。 教科書 教科書不使用 主な教材 自主選択教材使用 学習の展開<年間指導計画の概要> 単元・題材・教材等 主な学習活動(教材等) ◇オリエンテーション ・三線の各部の名称を知る ◇三線について ・演奏姿勢、三線の勘所(ポジション)を確認 三線の各部名称 ・三線の歴史、文化について学ぶ 三線の勘所 前 三線文化を知る ◇「工工四」に慣れよう ・「工工四」の読み方を学び、基本奏法を身に付け、 「打音」「掛音」等の工工四の記号を理解する。 期 ◇三線実技演奏と歌Ⅰ ・沖縄の民謡、古典音楽、沖縄POPSの工工四を 見ながら演奏する。 渡りゾウ ・工工四を見て、歌いながら演奏する。 てぃんさぐの花 安波節、など ・春~夏に関する曲、行事に関わる曲、沖縄各地の ◇三線音楽鑑賞Ⅰ 楽曲を鑑賞し、歌詞の理解を深める。 ◇定期考査 ◇三線実技演奏と歌Ⅱ ・民謡、古典音楽、沖縄POPSなど、沖縄各地域 かぎやで風節 に伝わる曲を演奏する。 三線の花、など ・二揚、三下げ、調子の演奏。 後 ◇三線音楽鑑賞Ⅱ ・秋~冬に関する曲、行事に関わる曲、沖縄各地の 楽曲を鑑賞し、歌詞の理解を深める。 ◇沖縄の楽器 ・沖縄の伴奏楽器に触れ、三線と一緒に演奏する。 期 箏曲、笛、胡弓、太鼓、三板 ・沖縄以外の地域の音楽を鑑賞し、沖縄の音楽の特 ◇郷土の音楽と日本、世界の音楽 徴を知る ◇一年間の総まとめ ◇定期考査 評 価の 観点 及び趣旨 ○合唱奏への 合唱奏への関心 への関心・意欲・態度 関心・意欲・態度 ・三線と歌唱による表現活動をすることの喜びを味わい、郷土の音楽やその背景に関心を持ち、 主体的に表現や鑑賞の活動に取り組もうとする。 ○基礎的な知識 ・表現活動をするために必要な基礎的な読譜力を身につける。 ・楽曲への理解を深めるために楽曲の持つ背景を知る。 ○鑑賞の 鑑賞の能力 ・楽曲やその背景を幅広く理解し、そのよさや美しさを味わうことができる。 ・鑑賞をする際のマナーを身につける。 評 価方 法及 ・学習のねらい、基礎的知識及び技術、表現方法、提出物、出席状況等、授業へ取り組む態度から び配慮事項 総合的に判断する。 ・生徒の実態、興味・関心を把握し、柔軟に題材を設定し、個々の指導の充実を図る。 ・三線の取り扱いの指導を徹底する。 平成2 平成27年度 楽しい工芸 (シラバス) 教科( 芸術 )科目( 楽しい工芸 )単位数( 2 ) 科目の種類( 学校設定科目 ) 担 当 者( 佐藤 利枝 学習目標 泊高等学校定時制課程(午前部) 校長印 対象年次( 1~4年次 ) 副校長印 教頭印 印 ) ・工芸の幅広い創造活動を通して、美的体験を豊かにし、生涯にわたり工芸を愛好する心情と生活を心 豊かにするために工夫する態度を育てる。 ・感性を高め、創造的な表現と鑑賞の能力を伸ばし、工芸の伝統と文化について理解を深める。 学習内容 単元または項目 学習内容 主な学習活動 前 ・オリエンテーション ・前期の学習計画、単位修得、学習の心得えについて 期 ※著名作品(作家)、参考作品(生徒)、参考文献 前 ・鑑賞 ・郷土の伝統工芸 ・紅型、織物、陶芸、漆芸、ガラス等、郷土の工芸品を知る。 半 ・紙工芸 ・張り子 ・身近にある紙工芸品を知る。 前 ①面 ・アイディアスケッチ(面)、張り子の作成、着色、ニス仕上げ ②皿 ・アイディアスケッチ(皿)、張り子の作成 〃 〃 期 ・鑑賞 ・合評会 後 ・校内作品展(前期) ・学習グループの合評会と校内作品展の開催 着色、ニス仕上げ ・各課題(学習)のまとめと反省 半 後 ・オリエンテーション ・後期の学習計画、単位修得、学習の心得えについて 期 ※著名作品(作家)、参考作品(生徒)、参考文献 前 ・鑑賞 ・郷土の伝統工芸 ・紅型、織物、陶芸、漆芸、ガラス等、郷土の工芸品を知る。 半 ・織物 ・織物の基礎 ・組織図、意匠計画、色彩計画について ①平織メモリアル シート (縦糸・緯糸、飾り糸のデザイン:色画用紙、色糸の活用) ・絵葉書、写真等を意匠計画の一部として活用する。 後 ・陶芸 ①たたら作り ・①~③の基本的な技法で、皿、コップ、花鉢などの器を制作する。 期 ②手びねり ・陶芸用粘土の取り扱い方、たたら板、きり糸、へら、手ろくろ等の道 後 ③ひもづくり 半 ・鑑賞 ・合評会 具の使い方等を学習する。 ・各課題(学習)のまとめと反省 ・校内作品展(後期) ・学習グループの合評会と校内作品展の開催 主な教材 ・新聞紙、フエキ糊、習字紙、アクリル絵の具、スプレーニス、陶芸用粘土、手ろくろ、へら、等。 評価の観点 ・工芸への関心・意欲・態度 工芸の創造活動の喜びを味わい、工芸や工芸の伝統と文化に関心をもち、主体的に表現や鑑賞の創 造活動に取り組もうとする。 ・発想や構想の能力 感性や想像力を働かせて、心豊かな発想をし、よさや美しさなどを考え制作の構想を練っている。 ・創造的な技能 創造的な工芸の制作をするために必要な技能を身に付け、表現方法を工夫して表している。 ・鑑賞の能力 工芸や工芸の伝統と文化を幅広く理解し、そのよさや美しさを創造的に味わっている。 及び趣旨 評価方法 ・学習のねらい、基礎知識及び技法、表現方法、創造性、出席状況等、総合的に判断する。 配慮事項 ・生徒の実態、興味・関心を把握し、各分野より題材を設定し、個々の指導の充実を図る。 ・多種多様の教材教具を扱うので、生徒の安全管理に充分注意する。
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