資料 3 女性活躍推進に関する職員アンケート結果 「女性活躍推進法」に基づく、特定事業主行動計画を策定するに当たり、女性活躍に 対する職員の皆さんの現在の意識や考えを確認するため、アンケート調査を実施した。 ○ 対象職員 一般事務・技術職員 ・ 260 人 管理職及び育休等休職者を除く職員 648 人(男性 517 人・ 女性 131 人)の中から男性 130 人・女性 130 人を抽出) ・ 昇格や異動等により職責や職務分担に比較的差異が生ずる 事務・技術職の意識調査を行った。 ○ アンケート回答者数 233 人(回収率 89.6%) ※ 集計に当たっては、各設問の未回答については集計していないため、必ずしも合 計が回答者数の合計とは一致しない。 回答者自身のことについてお伺いします。 ○ 性別 ○年齢 60代以上 0% 50代 5% 女性 52% 男性 48% 20代以下 20% 40代 52% 30代 23% ○ 配偶者の就労状況 92 配偶者なし 122 就業中 就業なし 19 - 28 - 昇進・勤務に対する意識についてお伺いします。 問1 あなたは将来的に、どこまで昇進したいと思っていますか? 主任級 1% 2% 4% 主査級 46% 4% 主幹級 24% 主幹(困)級 男性 15% 課長級 38% 8% 部長級 女性 39% 12% 3% (女性職員のみ) 主任級 0% 4% 4% 35% 主査級 24% 24% 主幹級 12% 主幹(困)級 4% 課長級 部長級 0% 1% 48% 51% 30% 17% 16% 20代 13% 30代 7% 40代 8% - 29 - 問2 課長級以上への昇進を望まない理由は何ですか?(最もあてはまるものから 3 つま で) ※昇進を望まない人数(男性 54 人:女性 104 人) 周りに同性の管理職がいない (女性のみ回答) 8 31 自分の能力に自身がない 8 やるべき仕事が増える 16 29 責任が重くなる 0 1 19 仕事と家庭の両立が困難になる 4 必要な職務能力を身につける 機会が与えられていない 問3 50 15 15 メリットがない又は低い 家族が反対する 75 特に理由はない 2 その他 2 72 11 7 男性 4 女性 課長級以上への昇進を希望する理由は何ですか?(最もあてはまるものから 3 つま で) ※昇進を望む人数(男性 57 人:女性 12 人) 同世代の男性と同程度には昇進したい (女性のみ回答) 10 自分の能力を活かすことができる やりがいのある仕事ができる そのポストのステータスに魅力がある 17 1 26 4 3 1 特に理由はない その他 28 5 給与が上がる 家族から期待されている 21 4 13 3 1 男性 2 女性 - 30 - 問4 仕事を続けていくうえで、現在の職場に対する満足度についてお答えください。 男性 女性 分からない 9% 分からない 8% 満足していない 20% 満足していない 12% 満足している 43% 満足している 45% どちらでもない 35% どちらでもない 28% 職場における男女平等についてお伺いします。 問5 職場の事務分担における男女平等について、あてはまるものに○をつけてください。 男性 女性 性別により異なるの で改善が必要 26% 分からない 22% 男女平等である 35% 問6 性別により異なるの で改善が必要 15% 分からない 27% 性別により異なるが 現状のままでよい 17% 男女平等である 30% 性別により異なるが 現状のままでよい 28% 問 5 で回答していただいたような性別により異なる事務について、具体的に記入で きるものがあれば記入してください。 男性だから任されている事務 時間外の多い業務 会議・打合せの多い業務 外部との調整が必要な業務 企画立案業務 苦情処理 財政・滞納整理・生活保護関係事務 宿直業務・力仕事 女性だから任されている事務 受付・窓口業務 会計・経理・庶務関係事務 お茶出し - 31 - 職場における女性職員の活躍についてお伺いします。 問7 現在、女性職員は仕事で活躍していると思いますか。 ( )内は男女内訳(男・女) 56(33・23) 活躍している 117(50・67) どちらかといえば活躍している 49(26・23) どちらかといえば活躍していない 活躍していない 問8 男性 4(2・2) 女性 女性が活躍できる職場にするためには何が必要ですか。(最もあてはまるものから 3 つまで) 女性の積極的な採用 25(19・6) 31(17・14) 女性の積極的な管理職登用 111(45・66) 育児・介護との両立に向けた職務分担の配慮 63(46・17) 責任ある業務への女性の積極的登用 57(12・45) 時間外勤務の抑制 76(54・22) 性別にとらわれない仕事の割り振り 114(49・65) 育児・介護との両立を支援する制度の充実 能力向上のための職員研修の充実 29(9・20) 85(40・45) 家庭・家族の理解・協力 その他 ※ 13(9・4) 男性 女性 その他女性活躍推進に係る提案等のご意見がある場合は、記入してください。 (男性意見) ○ 女性管理職の登用率達成のためだけに昇格させることは、本人にとっても周りの職 員にとってもよくない。 ○ 家事・育児や介護等を任される女性が多い中、残業が常態化している・休みが取得 しにくい職場では、仕事との両立事態が困難となる。 ○ 完全に男女の概念を取り払って採用・人事異動を行えば、自然に男女同様に活躍で きる。 ○ 子育てと仕事を両立できる職場づくり、安心して仕事のできる環境づくりが重要(フ レックスタイム制の導入等) ○ 女性職員自身の意識改革、仕事に対する取組姿勢の改革が必要である。 - 32 - ○ 面談等を実施し、向上心や積極性のある女性職員については、しっかりとした責任 のあるポジションや職務へ登用しては。 (女性意見) ○ 20~30 歳代での女性職員の配属先が偏っている。任される仕事が男性に比べて偏っ ているため、経験値がとぼしく、責任のある立場を任されると厳しい。 ○ すべての人が昇格を希望しているわけではない。希望者のみが活躍できればそれで よい。無理に昇格しても家庭との両立ができない。 ○ 子が小学校に入学すると子育て支援制度を利用できなくなるため、働きづらい。 ○ 現実的には、家事・育児の負担は女性にかかってくるため、仕事への意欲がある、 または個人的能力が高い女性職員も、あきらめなければならない状況になる。 ○ 女性自身の仕事やキャリアに対する意識が低いことにも問題がある。 ○ 女性が上司になった場合、男性職員がどう受け止めるか等も気になる部分です。全 庁的な意識改革がなければ、形式だけのものになりかねません。 ○ 女性は家庭に比重をかけるため、管理職に向かないと思われがちですが、男性も時 間外勤務をしない雰囲気を作り、男女同じ条件で働くことが必要。 - 33 -
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