“海外に住もう! アメリカ編” グローバル語り部派遣事業に係わる講演会を

グローバル語り部派遣事業に係わる講演会を実施しました
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日 時
平成26年7月15日(火)11:40-12:30
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場 所
本校体育館
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参加者
第1学年生徒、保護者、学校評議員、他校教職員
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講演テーマ
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講演者
“海外に住もう!
アメリカ編”
グローリー株式会社 海外営業統括部 毛利 裕也 様
グローリー株式会社 人事部
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グループマネージャー
大河原 勲 様
内 容
講師の毛利様より、パワーポイントを使いながら、わかりやすく説明していただきました。
以下が講演の概略です。
1 アメリカ人と日本人の違いは? 私の友人のブログによると
アメリカ人は考えたらすぐ走り出す。成功すれば Good job! 失敗しても Good try!
転んでも
良いが止まってはいけない Keep going. あきらめてはいけない Never give up. 間違えばやり
直す Try again.
それでまた目標に向かって走り出す Moving forward.
彼らがよく使う言葉で非
常に参考になる。
2 PDCAを回せ
我々は会社で「PDCAを回せ」と言います。P=Plan D=Do C=Check A=Action の意味です
が、日本人がやるとやたら check が多くなって次に進めない。アメリカ人は同じことでも Check
がほとんどなく、PDA Plan Do Action ばかり目立つ。
3 2700 マイル
4000km を自動車 3 日間で走破
2001 年 9 月 11 日の朝、私は会社の主要なユーザーの方のミーティングのためラスベガスに来
ていた。アメリカ本社からの電話で目が覚め、それは、
「テレビをつけろ」という内容だった。
テレビをつけるとワールドトレードセンター(ツインタワー)が燃えていた。何が何だか分から
なくなった。急いでニュージャージーに電話して家族の安否を確認。それからは全く電話が繋が
らなくなった。飛行機などの交通機関はすべてストップ。ミーティング終了後、社用車で帰るこ
とに決め、4000km を 2 人で交代しながら本社のニュージャージーまで運転した。9.11 を通じて、
いざという時のアメリカ人の対応能力高さを垣間見た。
2度の米国駐在で得た最高のものは、子どもたちの国際経験。長女は米国で生まれ、小・中・
高校全て現地校卒業した。長男は 5 才から 13 才まで米国にいたため、完全にバイリンガルに成
長してくれた。
(講演後の後の生徒謝辞より)
私は今回の講演会を聞いて、まず私たちの身近にグローリー株式会社という世界に進出しているすば
らしい企業があることに驚きました。毛利さんが実際アメリカに行かれた時の体験をお聞きし、コミュ
ニケーションの重要性を改めて感じました。今回学んだことを、これから私たちが自分の進路を決めて
いくうえで生かしていきたいと思います。
(講演の感想より)
〇以前から外国に行くことには興味があり、今回のお話を聞いて、もっと行ってみたいと思いが強くな
りました。
アメリカでは季節によってするスポーツが変わることに驚きました。もっと英語の勉強をしてコミュ
ニケーションができるようになりたいです。お話を聞いて外国に行ったときは、日本人とだけではなく
現地の人と行動を共にしようと思いました。
〇アメリカの高校は4年制で単位制というのにびっくりしました。日本とアメリカの違いがかなりある
ことを改めて知りました。計画派と行動派。私は行動派になりたいと思います。
一番印象に残ったのは友達を大切にすることとたくさんの人とコミュニケーションをとることです。
人生で人の存在はとても大切なものだと思っています。どこにいても友達との関係は続くと思うので大
切にしていこうと思います。
〇英語に全く自信がない中でアメリカに行くことはとても勇気がいることだったと思います。合計16
年間もアメリカの第一線で働いてこられたのはすごいと思います。
私は物事をはっきり決めたり、何もしないところから自力で何かをすることが苦手なので、アメリカ
人の「常に自分を持って行動している」ところにとてもあこがれを持ちました。今日の話を自分の進路
へ役立てたいです。
〇毛利さんのお話を聞く中で、たくさんのことを学ぶことができました。私が一番印象に残っているの
は、やはり日本人とアメリカ人の違いです。アメリカ人は常に自分を持って行動している点や何事にも
前向きな言葉でどんどん前へ進んで行くような姿勢が日本人とは違って、私は凄いなと思いました。P
DCAの違いを見て更にそう感じました。アメリカと日本の違いだけを見てもこんなにたくさんあるの
で、他の国ではどんな違いがあるのだろうと新たな興味を持つことができました。
〇日本人とアメリカ人とのポジティブな心の差を思い知りました。4・5カ国語をしゃべれるのが普通
だと知って、英語もろくにできない私はどうなるんだと思いました。昔から留学に興味があり、今日の
話を聞いて余計に行きたくなりました。希望は現地の異文化に触れ、友達を作り、英語が上手になるこ
とです。英語をもっと勉強しようと強く思いました。
(写真)
講演の様子
成功すれば
失敗しても
転んでも良いが
止まってはいけない
あきらめてはいけない
間違えばやり直す
目標に向かって走り出す
アメリカ人と日本人行動様式の違い
謝辞を述べる本校生
Good job!
Good try!
Keep going!
Never give up!
Try again!
Moving forward!