(2016年10月)第67号 真駒内公園の秋 (文・写真撮影:片桐 信和) 札幌市南区の真駒内公園は、1972年に札幌冬季 五輪が開催された北海道の道立公園です。四季が豊 かな公園には約13,200本(針葉樹3,800本、広葉樹7,3 00本、潅木(低木)2,100本)の樹木があり、天然林は50 ,000本あります。豊平川沿いの公園の中央を真駒内川 が流れ、施設としては陸上競技場、アイスアリーナ、サ ケ科学館があります。駐車場は祝日・土・日のみ有料 で平日は無料となっています。 今回の札幌通信は、そんな真駒内公園(自宅から1 00m)の秋の写真スケッチです。(10月16日撮影) 公園内の広葉樹が色づき始めました。北海道には 黄葉が多く、紅葉は少ないのですが、真駒内公園は広葉樹が7000本植えられていて、紅く色づく木も点 在しています。 真駒内公園は、戦後、進駐軍に接収されゴルフ場として利用されてきた場所であったため、公園の半分 はゴルフ場のような広場が幾つも点在し、植栽はカラフルです。公園内は十分なスペースがあるため、近 い将来構築が検討されている日本ハムファイターズの専用球場の候補地にもなっています。 公園内には1周3キロのマラソン周遊コースがあり、走る人、歩く人、自転車、インラインスキー(冬は歩く スキー)、インラインスケート、犬と散歩するなど、市民の憩いとスポーツの場となっています。 北海道の人たちは、紅葉見物を紅葉狩りとは言わず観楓会と呼び、札幌では夕方に近郊の定山渓温 泉などに集まり宴会をして翌日ゆっくり黄葉(豊平峡、札幌湖、豊羽鉱山の道道95号線)を見て帰ります。 ◆定山渓温泉周辺の見どころ(10月15日撮影) 定山渓温泉かっぱ淵 定山渓かっぱ淵近くのナナカマド 定山渓→豊羽鉱山途中の天狗山
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