10月のほけんだより - 下府中保育園 公式サイト

10月のほけんだより
平成 26 年度
10 月 1 日発行
下府中保育園
食欲の秋!
ようやく、秋の気配を感じるようになりましたね。最高気温が
30℃を下回るようになってきました。これからは外あそびに適し
た時期になり、子どもたちの食欲も増加します!
夏に減った体重を戻すには、やはりもりもり食べることがいち
ばんです。子どもは 3 食しっかり食べて、朝から十分なカロリー
を摂取することが大切です。朝は忙しくて……という方が多いか
もしれませんが、子どもの食習慣をつけることは大人の大切な役
割です。朝食をしっかり食べる習慣のある子は、賢く強く、元気
な子に成長するともいわれています(成績がよいという研究デー
タがあるそうですよ)
。乳幼児期からの毎日の働きかけが、食生活
の習慣をつけるためのポイントですので、食事はきちんととるよ
うにしていきましょう。
10月のポイント
体をたくさん動かそう!
少しずつ涼しくなってきましたね。10 月になると、秋も本番に
なります。気温が少しずつ下がり、運動には最適の季節です。運
動会が近づき、毎日元気いっぱいの子どもたち。乳幼児期に体を
たくさん動かすことは、神経の発達のためにもとてもよいことで
す。脳にもよい影響を与えます。
また、運動会が終わると、遠足もあります。行事や、普段のあ
そびを通して、丈夫な体を作りましょう。この時期に、体を鍛え
て体力をつけておくと、風邪のはやりやすいこれからの季節を元
気に乗り越えることができますね。
足に合った靴を履いていますか?
運動会、散歩、園外保育(遠足)など、動くことの多いこの時期、今履いている
靴は子どもの足に合っていますか? きつい、ブカブカ、まめができたということ
はありませんか?
子どもが大人と同じような歩行動作ができるようになるのに、10 年近くかかると
言われています。足の骨が形成される時期に、足に合わない靴を履かせると、発達
を阻害し、変形したり扁平足になったりします。
値段やデザインで選びがちですが、子どものためを考えた靴選びをしてください。
【手足口病】
手足口病が
はやっています
園では手足口病が出はじめています。
(特に 0 歳児クラス)
感染期間が長いため、予防がしにくい
ですが、どんな病気に対しても、うが
い・手洗いは欠かせません。
規則正しい生活をし、体力をつけるよ
うがんばりましょう。
※潜伏期間…3~6 日
※感染経路…飛沫感染です。排せつされた便から
感染することもあります。
※登園基準…医師の判断によります。
糞便のみからウイルスが排せつされている場合は、
一般的な予防方法を行なえば登園は可能ですが、
口の中の水疱が痛くて給食が食べられない時には
登園をひかえるようにしましょう。
《主な症状》
夏かぜのひとつで、めったに合併症もなく、比較的軽い症
状の病気です。初期は、指、手のひら、足の裏、唇やほおの
内側、舌などに白い水疱状の発疹が出ます。熱はあまり高く
なることはありません。しだいに水疱の発疹がおしりやひざ
に出ることもあります。水疱が破れ潰瘍(かいよう)となり、
2~3 日で炎症は治まります。水疱は茶色くなり、発病から
1 週間ほどで消えます。うがい・手洗いをして予防をしましょ
う。
手足口病は、原因となるウイルスが一種類ではないため、
一度かかっても免疫はつきません。
水痘ワクチン定期予防接種化
RS ウィルス感染症が
増えています
RS ウィルス感染症は、風邪に似た症状
で、多くの場合、軽症で治まります。し
かし、感染力が強く、1 歳未満の乳児や、
しっかん
先天性心疾患、慢性肺疾患などをもつ子
どもは、重症化するおそれがありますの
で、早めの受診を心がけましょう。手洗
い・うがいの徹底や、せきなどの症状が
ある場合は無理をさせないなど、流行を
拡大させないための注意も必要です。
平成 26 年 10 月 1 日から水痘ワクチ
ンが定期接種(無料)になります。
2回接種です。
対象は、
・水痘にかかったことがなく、かつ一度も水痘
ワクチンを接種していない満 1 歳~3 歳未満
の子
・1 回目接種後、6 か月~12 か月の間(3 か月
からでも可能)に 2 回目の接種をします。
ただし、すでに 1 回任意で接種している子は
1 回だけ無料で接種を受けられます。
なお、今までに水痘にかかったことがなく、
かつ一度も水痘ワクチンを接種していない満 3
歳~5 歳未満の子は、平成 26 年 10 月 1 日か
ら平成 27 年 3 月 31 日の間に、1 回だけ無料
で接種を受けられます。
水痘は感染力の強い病気で、ワクチン接種に
より、重症化のリスクは下がり、将来二度目の
水痘といわれる帯状疱疹の発症も少なくなりま
す。
予防接種で防げる病気は予防接種を受け
個人のため、集団のため、社会のために、
健康で過ごしましょう。