2016年度講義概要 - 大阪健康福祉短期大学

講
義
概
要
2016年度 講義概要
目 次
<介護福祉学科>
【1年次】
【2年次】
人間関係論
……
1
生命倫理
……
39
社会福祉概論
……
2
人間と社会総合演習
……
40
介護福祉制度論
……
3
生物学
……
41
生活学
……
4
統計基礎
……
42
5
福祉マネジメント論
……
43
6
福祉労働論
……
44
7
リスクマネジメント
……
45
8
介護福祉倫理
……
46
9
コミュニケーション論Ⅱ
……
47
10
レクリエーション
……
48
……
49
日本国憲法
介護福祉学
リハビリテーション
介護対象論
在宅介護福祉
コミュニケーション論Ⅰ
……
……
……
……
……
……
生活支援論
……
11
生活支援の展開Ⅲ
生活支援技術Ⅰ
……
12
生活支援の展開Ⅳ
……
50
生活支援技術Ⅱ
……
13
ケアマネジメント論
……
51
生活支援技術Ⅲ
……
14
介護過程Ⅱ
……
52
栄養・調理
……
15
介護過程Ⅲ
……
53
生活支援の展開Ⅰ
……
16
介護総合演習Ⅲ
……
54
17
介護総合演習Ⅳ
……
55
18
介護実習Ⅲ
……
56
19
認知症ケアの理解と支援Ⅱ
……
57
20
障害の理解と支援Ⅱ
……
58
21
こころとからだのしくみ総合演習
……
59
22
医療的ケア概論Ⅱ
……
60
23
医療的ケア概論演習
……
62
……
63
生活支援の展開Ⅱ(視覚障害)
生活支援の展開Ⅱ(聴覚障害)
介護過程概論
介護過程Ⅰ
介護総合演習Ⅰ
介護総合演習Ⅱ
介護実習Ⅰ
……
……
……
……
……
……
……
介護実習Ⅱ
……
24
キャリアアップゼミナールⅢ
発達心理学
……
25
キャリアアップゼミナールⅣ
……
64
医学一般
……
26
健康と福祉Ⅰ
……
65
認知症ケアの理解と支援Ⅰ
……
27
健康と福祉Ⅱ
……
66
障害の理解と支援Ⅰ
……
28
国際理解
……
67
こころとからだのしくみ(総論)
……
29
こころとからだのしくみ(各論Ⅰ)
……
30
こころとからだのしくみ(各論Ⅱ)
……
31
医療的ケア概論Ⅰ
……
32
キャリアアップゼミナールⅠ(本科生)
……
33
キャリアアップゼミナールⅡ(本科生)
……
34
キャリアアップゼミナールⅠ(別科生)
……
35
キャリアアップゼミナールⅡ(別科生)
……
36
国際理解
……
37
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
人間関係論
授業の回数 15 回
授業担当者
演習・講義
時間数(単位数) 2 単位
配当
伊藤
1 セメスター
一美
卒業:必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 人間関係の形成についての要因を理解し、コミュニケーションの基礎を学ぶ。また、介護福祉士
として働く上で必要とされる対人関係とコミュニケーションのスキルを身につけることを目指す。
[授業全体の内容の概要] 人間関係を築く要因が何かを理解した上で、他者との関係性や状況に応じてそれらを活用する
手法を、演習を通して学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 他者に情報を誤解なく伝える方法について自ら模索し、状況に応じた適切なコミ
ュニケーションのあり方について考えられるようになる。
[準備学習の内容]
参考文献を読んでおくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)対人関係・コミュニケーションの意義
言語コミュニケーションと準言語コミュニケーションの重要性について理解する
2)対人関係・コミュニケーションの概要
言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションの違いと特徴を学ぶ
3)言語コミュニケーション 1
状況とメッセージの内容が、相手にどのように伝わるのかを知り、適切な声かけの特徴を考える
4)言語コミュニケーション 2
敬語について学ぶ
5)コミュニケーション技術 1
相槌や姿勢、繰り返しの技法の演習を通して、相手が話しやすい聞き方を学び、傾聴について考える
6)コミュニケーション技術 2
要約の技法、共感の技法を通して、相手が話しやすい聞き方を学び、受容的態度の重要性を考える
7)指示の技法
演習を通して的確な指示の出し方について学ぶ
8)助言の技法
相手に合わせた助言の方法について、演習を通して考える
9)質問の技法
自己決定を促すための質問の仕方について考える
10)わかりやすい記述
相手に誤解なく伝わり、適切な表現を用いた文章の書き方について学ぶ
11)他者との連携と自己理解
他者と協力して活動するために必要な態度について考え、エゴグラムで自分の特徴を知る
12)ディスカッション
集団討議に必要な態度について、演習を通して学ぶ
13)他者理解
他者をどのように理解しているのかを知る
14)自己覚知と他者理解
自分から見た自分と、他者から見た自分の違いを考える
15) 講義のまとめおよび筆記による到達度の確認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
特に指定しない
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
毎回授業時に資料を配付する
・到達度の確認
(100%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
体験学習型ワークブッ ・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
「人間関係とコミュニケーション
ク」諏訪茂樹編著、建帛社
【備考】ただし、授業中の態度について注意しても改善が見ら
れない場合、大幅な減点を行うことがある。また、授業に貢献す
る積極的態度が見られた場合、加点することがある。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
1
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
社会福祉概論
授業の回数 15 回
時間数(単位数) 2 単位
授業担当者
講義
配当
古川
2 セメスター
卒業:必修
利通
資格:必修
[授業の目的・ねらい]学生は、現行の社会保障制度の考え方、歴史、しくみの基本を理解する。とくに、年金制度や地域
における医療・介護の総合法の要点を説明できるようになること。
[授業全体の内容の概要]生活と福祉の内容を、①生活構造・家庭生活の基本機能、②家族、地域、社会・組織の概念や機
能・役割、③ライフスタイルの変化④生活の支援と福祉について学ぶ。2.社会保障制度発達史や制度の仕組みを学ぶ
[授業修了時の達成課題(到達目標)]介護福祉士として福祉現場において、実践を展開するに必要な社会福祉に関連する
考え方や知識、制度の歴史や内容の理解、社会資源の活用等についての他人に説明できる知識・考え方を習得する。
[準備学習の内容] 現代日本の社会福祉は、日々変化しています。大きな頭のアンテナをもって、きみたちの周囲で起こ
り、話されている“年金”や“介護”“保育”“生活保護”“障害者”などの事柄を注意深く集めておくこと。新聞から
も一週間にひとつの記事は切り抜いておくこと。授業感想表にふだん気付いたことや考えたことを記述する。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)オリエンテーション①本科目の全体構造の説明、②カリキュラム全体の中で、「介護」をバックアップする人間と社会
の領域の一環として学ぶべき視点を明らかにし、社会における介護福祉士の役割と任務の理解を促通する。
2)生活構造の理解と家庭生活の基本機能:介護福祉士のケア内容の中核である利用者を支え、ともに創る「生活とはなに
か」について考える。併せて、家庭生活を成立させる機能について構造的に学ぶ
3)家族:社会の基本単位である「家族」を理解する。家族理解のために、①家族の概念と変容②構造や形態③機能や役割
④家族観の多様化の視点から学ぶ。
4)地域:地域に生きる個人にとって地域とは何かについて理解する。そのために①地域の概念,②コミュニティの概念、
③都市化と地域社会、④過疎化と地域社会、⑤地域社会の集団と組織について学ぶ。
5)社会と組織:個人と社会の関係を理解する。そのために、①社会・組織の概念、②社会・組織の機能や役割を学ぶ。
総じて、人間を個人、家族、地域、社会・組織の関係で捉える意味を理解する。
6)現代におけるライフスタイルの変化:社会・経済の進展、変化にともない、個々人ライフスタイルが変化している。女
性労働の変化、少子・高齢化、健康寿命の延長、余暇時間のありかた、生涯学習、地域活動への参加等について考える
7)生活の支援と福祉:生活と福祉のまとめの意味を含めて、生活の支援と福祉について考える。①福祉の考え方と変遷に
ついて、②自助、公助、共助について学ぶとともに、介護福祉士の任務と役割についても論及する。
8)社会保障の基本的な考え方:わが国の社会保障の基本的な考え方を理解するために、①社会保障の概念と範囲、②社会
保障の役割と意義、③社会保障の理念、④社会保障の対象について学ぶ。
9)日本の社会保障制度の発達(その1):①戦後日本の社会保障制度の基本的考え方の根拠として、憲法第 25 条を学ぶ。
②戦後の緊急援護と基盤整備、③国民皆保険、国民皆年金、④福祉 6 法成立について学ぶ。
10) 日本の社会保障制度の発達(その2):わが国の社会保障制度の方向と諸問題について学ぶ。①社会保障費用の適正
化・効率化、②ノーマライゼーション、③地方分権、④地域福祉の充実、⑤社会福祉基礎構造改革から学ぶ
11)日本の社会保障制度のしくみ(その1):その基礎的理解のために、①社会保障の制度の体系、②社会保障制度の財
源について学び、わが国社会保障制度の骨格を理解する。
12)日本の社会保障制度のしくみ(その2):社会扶助、社会保険の意義を理解するとともに、①公的保険制度、②民間
保険制度等の具体的内容を学ぶ。
13)現代社会と社会保障制度:わが国のこれからの社会保障制度の課題と展望を考えるために、①人口動態の変化、②少
子高齢化、③社会保障の給付と負担、④持続可能な社会保障制度について検討する。
14)社会福祉基礎構造改革:介護保険制度および障害者自立支援法への接続するために、①社会福祉基礎構造改革の内容
②措置制度から利用契約制度への転換の意義について学ぶ。
15)地域福祉の概略
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『毎回レジュメ』
・平常点評価
(
36%) ・筆記試験(
64%)
『社会福祉小六法』(ミネルバ書房)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
『新・介護福祉士養成講座(全 15 巻)②【社会制度と理解】』 ・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
(中央法規出版)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
2
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護福祉制度論
授業の回数 15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
直木慎吾
1 セメスター
卒業:選択
資格:必修
[授業の目的・ねらい]【知識・理解】学生が介護現場で働く際に、利用者お一人おひとりへの介護・支援業務が広く国民
の暮らしの安心を担う社会性のある職務であることを自信を持って説明できるよう、介護に関する近年の社会保障制度の
大きな変化である介護保険法と障害者総合支援法について基礎的知識を理解し、概要を説明できるようになる。
[授業全体の内容の概要] 今日の介護・障がい者の課題について多面的な視野で考察できる力を養うために、生活保護法、
介護保険法や障害者総合支援法を中心に各法律・諸制度の具体的な対象・内容を、社会的背景の変遷に連動する形で立案
されていった経緯を講義またはグループワークを通じて理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]福祉六法の成立が社会の変遷に伴う形で成立された経緯を説明し、その延長線に介
護保険制度や障害者総合支援法が成立された社会的な背景について説明できる。
[準備学習の内容] 配布プリントを整理、保存し、復習する。また、介護保険法や障害者総合支援法など社会保障に関す
る新聞や雑誌の記事を読んでおくことが望ましい。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)オリエンテーション「福祉制度は社会生活そのものである」 戦後の混乱期以降の社会的ニーズに連動する形で福祉六
法が成立された経緯を説明できるようになる。
2)社会保障制度の基本的な理解(1)①憲法 25 条の生存権の理解
②生活保護法の内容理解、4つの原理・4つの原則、
8つの扶助について一覧表で掲示できるようになる。
3) 社会保障制度の基本的な理解(2)①措置制度と利用契約制度との違い
②「保険」のシステム。学生の生活感覚か
ら「保険」概念を考える。
4) 社会保障制度の基本的な理解(3)①平成の福祉改革と社会福祉基礎構造改革
②福祉六法以降の制度設立の背景に
ついて、社会情勢を踏まえて説明ができるようになる。
5)介護保険制度のしくみ(1)介護保険制度の概要図から介護保険制度のしくみ・制度の設立背景の説明を聞き、必要な
専門用語の説明ができるようになる。
6) 介護保険制度のしくみ(2)現在の介護保険制度の具体的サービス内容を推察し、予防給付・介護給付に基づいたそ
れぞれのサービス内容と地域密着型サービス内容を具体的に紹介する。
7) 介護保険制度のしくみ(3)介護サービス利用までの流れ:介護申請―訪問調査―介護度決定-ケアプラン作成-サ
ービス利用までの具体的な流れが説明できるようになる。
8) 特養入所手続きをベースに包括的に介護保険制度の利用者の動向について(実際)を説明を聞く。在宅から入所まで
どんなサービスを利用できるのか?入所の条件は?利用者負担は?配置職種の業務など、学生間で話し合う。
9)専門職の役割:地域包括支援センターの概要と専門職の仕事内容を学ぶ。実際に自らの居住地の地域包括支援センター
を訪問または場所の確認を行い、地域包括ケアについて意見を出し合う。
10)障害者総合支援法のしくみと基礎的理解(1)①障害者総合支援法が登場する背景―障害者基本計画と障害者プラン、
支援費制度、障害者自立支援法の変遷について説明できるようになる。
11) 障害者総合支援法のしくみと基礎的理解(2)①給付と利用者負担
②事業者及び施設
③サービス利用の流れ
④
サービスの種類とその内容について説明できるようになる。
12) できるだけ住み慣れた地域で生活を継続するために、介護実践に関連する諸制度(福祉用具・住宅改修等)を学び、
利用する上での手続きや繋ぐ相手先を説明できるようになる。
13) 介護実践に関連する諸制度①高齢者虐待防止法:法の概要、虐待の定義と虐待に関する諸調査からわが国の虐待の特
徴とその理由を考える。さらに実際の虐待事例などを紹介し、養護者の義務・施設での介護者の義務について学ぶ
14) 介護実践に関連する諸制度③成年後見制度と自立生活支援事業について:それぞれの制度と事業の内容を学び、これ
らの制度の必要性について討議を行う。併せて介護者として実際支援するときの基本的な知識を紹介する。
15) 授業のまとめとふりかえり 介護福祉士としての基礎知識として制度の概要を述べられるようになる。
試験)
筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]『福祉小六法』(ミネルヴァ書房)『新・介 【授業内評価】
護福祉士養成講座
[参考文献]
第2巻
社会と制度の理解』(中央法規) ・平常点評価
(
20 %) ・筆記試験(
80 %)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
※さまざまな書籍、雑誌、新聞から、介護保険 ・到達度の確認
などの実際の適用を事例として学んでください。
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
3
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
生活学
授業の回数 15 回
授業担当者
講義・演習
時間数(単位数)
2 単位
配当
1 セメスター
北垣
卒業:選択必修
智基
資格:選択必修
[授業の目的・ねらい]
個人が自立した生活を営むということを理解するため、個人・家族・近隣・地域・社会の単位で人間を捉える視点を養い、
人間の生活と社会との関係性を理解するための知識と技術を習得する。また、以上を通じて豊かな人間性と社会性を身に
つけていくことを目的としている。
[授業全体の内容の概要]
社会生活における人間関係形成、家庭生活、地域生活、高齢者の生活史、認知症のある人への支援の実際に関する基礎的
な知識・技術等について解説する。なお、講義期間中に障がい当事者の生活課題について学ぶためのゲストスピーカーを
お招きする。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
社会生活で求められる人間関係形成の方法、家庭生活・地域生活・高齢者の生活史を把握する方法、認知症高齢者の支援
方法に関する基礎的な知識・技術を理解し、説明できる。
[準備学習の内容]
グループワークを行うため、積極的かつ協力的な参加が求められる。また、新聞やインターネット等を通じて社会生活に
関する出来事をつかみ、幅広く関心を寄せてほしい。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
2) 生活と福祉:社会生活における人間関係形成①
敬語の使い方について
3) 生活と福祉:社会生活における人間関係形成②
コミュニケーションを豊かにする視点と方法
4) 生活と福祉:社会生活における人間関係形成③
生活者の「強み・力」をつかむ視点
5) 生活と福祉:家庭生活の理解①
「生活時間」を理解する
6) 生活と福祉:家庭生活の理解②
「家族」とその機能について
7) 生活と福祉:地域生活支援の視点①
地域における生活上のニーズを知る
8) 生活と福祉:地域生活支援の視点②
社会関係・社会資源を捉える視点
9) 生活と福祉:ゲストスピーカー
障がい当事者の日常生活について
10) 生活と福祉:高齢者の生活史を学ぶ①
高齢者の生活史を捉える視点と方法
11) 生活と福祉:高齢者の生活史を学ぶ②
グループワーク
12) 生活と福祉:高齢者の生活史を学ぶ③
報告会
13) 生活と福祉:認知症のある人への支援の実際①
認知症について
14) 生活と福祉:認知症のある人への支援の実際②
映像学習を通じた考察
15) 講義全体のふりかえりとまとめ
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
必要に応じて適宜紹介・配布する。
【試験】
・平常点評価
(
45%) ・筆記試験(
55%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
日本福祉文化学会監修、河畠修・厚美薫・島村節子著『増補 ・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
1925-2000 年』日本エディターズスクー ・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
高齢者生活年表
ル出版部、2001
【備考】成績評価は授業への参加度と理解度、ならびに期
樋口恵子『大介護時代を生きる―長生きを心から喜べる社会 末試験の結果に基づいて行う。なお、より具体的な評価基
へ』中央法規、2012
準については別途お知らせする。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
4
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
日本国憲法
授業の回数 15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
古川
1 セメスター
卒業:選択必修
利通
資格:選択必修
[授業の目的・ねらい]国民が主権者として裁判に参加する裁判員制度が発足する今、人間の生命、自由、幸福追求の尊重、
福祉の実現のために、学生は高齢者を含め一人ひとりの人権を日本国憲法はどのように保障しているかを学びます。
[授業全体の内容の概要]日本国憲法は、国会・内閣・裁判所・象徴天皇制など統治構造の部分とさまざまな人権規定と平
和主義にかかわる部分がありますが、ここではとくに重要な人権規定と平和主義について講義し、一緒に考えたいと思う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 高齢者や子どもの権利を学ぶためにも、介護福祉士になる皆さんが、一人の市民
として、あるいは専門職として必ず身につける必要がある人権について、学生は説明できるようになること。
[準備学習の内容] 新聞記事に注意を払ってください。とくに、憲法改正問題、平和の問題(安保法、沖縄)、また高齢
者の虐待など人権の問題について関心を持って読んでおいてください。授業感想表で様々な例をだして記述すること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
0)授業計画と試験方法、「勉強」の仕方について案内します。1) 憲法とは何か。憲法という法律の意義と役割、他の
法律との違い、社会規範と法規範の区別、「法規範」の種類を理解する。
2)日本国憲法の基本原理とその歴史、日本国憲法の基本原理である「人権の尊重」「平和主義」「議会制民主主義」は、
「近代」憲法から「現代」憲法への発展の正統な潮流であることを知る。
3)刑法の旧尊属殺重罰規定と「法の下の平等」の原則を考える。「命」の平等と社会的身分、自由が生み出す不平等と現
代の平等原則について考える。
4)労働者の思想の自由について考える。“思想の自由”とは何か。戦前日本における日本人の精神の自由に対する抑圧。
5)三菱樹脂高野事件を考える。現代社会における、勤労者の思想の自由の重要性、憲法の人権規定は、企業の中には及ば
ないのかという問題(人権の私人間効力)について考える。
6)表現の自由とは何か。情報の自由な流れの保障だけではなく、個人情報の保護を含めて、表現の自由の意義を考える。
7)表現の自由の保障。現代の情報社会のマスコミ・インターネット・携帯などの情報発信・受容の問題を考える。
8)生存権論① 自由権(財産権中心)から自由権・社会権への人権発展史のなかで、生存権の意義と役割を考える。憲法
25 条の暗記。
9)生存権論②憲法 25 条と生存権訴訟の原点である朝日訴訟をくわしく学ぶ。
10)生存権論③個人の尊厳にもとづく生存権の具体化である“高齢者の人権”や“子どもの人権”の意義を知る。
11)人身の自由と刑事手続①日本国憲法はなぜ“人身の自由”を詳しく定めているか。無実であるのに、なぜ死刑判決を
受けるのか。刑事手続の概要と問題点を学ぶ。
12) 人身の自由と刑事手続②免田栄事件と島田事件という冤罪再審事件をとりあげ、日本の刑事手続、捜査方法。拘禁施
設などの問題点を考える。
13)憲法 9 条論①
憲法 9 条はなぜ誕生したか。憲法 9 条は国民の安全保障にとって“邪魔”ものか。アメリカの“核の
傘”論、在日米軍、自衛隊と日米安保条約体制と憲法 9 条「体制」を考える。
14) 憲法 9 条論①PKO、イラク特措法とイラク自衛隊派遣違憲判決(平成 20・4・17名古屋高等栽)、日本の集団
的自衛権の閣議決定と中国、韓国、北朝鮮など東シナ海と南シナ海の軍事情勢を講義する。。
15)とくに、日本の集団的自衛権の閣議決定と中国、韓国、北朝鮮など東シナ海と南シナ海の軍事情勢、そのなかで憲法
9 条の意味について、学生とともに討論する。
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
レジュメテキスト『日本の憲法』(改訂版)社会福祉六法 ・平常点評価
・到達度の確認
[参考文献]矢田宏治『日本はなぜ「基地」と「原発」を止め
られないか』集英社インターナショナル、
永田秀樹『歴史の中の日本国憲法』、
芦部信喜『憲法
【試験】
(
30%)
・筆記試験(
70%)
(
%)
・レポート(
%)
・授業内レポート(
%)
・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%)
・面接試験(
%)
【備考】講義を聴きながらノートをとることができる力を身につけ
第三版』岩波書店
よう。板書を写しても、自分で考えなければ意味がありません。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
5
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
介護福祉学
授業の回数 15 回
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
小田
1 セメスター
史
卒業:必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 「尊厳の保持」・「自立支援」という視点に立ち、「介護を必要とする人」を生活の観点から捉
えることを学ぶ。また、そのために必要な安全やチームケア、連携について理解する。
[授業全体の内容の概要]
①
尊厳を支える介護・自律に向けた介護とは何か、②介護福祉士を取り巻く状況、③介護福祉士の役割と
機能を支える仕組み、④介護サービスの概要、⑤介護実践における連携、について考えていく。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]1.尊厳を支え、自立に向けた介護とそれを実践していくための介護福祉士として
の役割を理解する。2.介護の変遷や介護を取り巻く環境から、介護福祉士としての社会的役割と機能について学ぶ
[準備学習の内容] 関連するテキストの個所を読んでおくこと
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション:介護とは?介護・介護福祉士のイメージを膨らませる。介護福祉士が行う介護にはどのような
ものが求められているか考える
2) 介護福祉士を取り巻く状況①:日本の歴史における介護の変遷、社会福祉制度の中の介護の位置づけを理解する
3) 介護福祉士を取り巻く状況②:少子高齢化社会と家族形態・家族機能の変化を理解する
他国の介護状況と比較した
日本の介護問題を理解する 介護の社会化と介護の専門職化の意味を理解する
4) 尊厳を支える介護①:加齢に対することわざから、人間の発達に対する2つの見方について学ぶ
5) 尊厳を支える介護②:加齢に対する2つの発達観について学び、介護を必要とする人の理解を深める
6)生活の自立に向けた介護とは:生活とは何か?生活の自立とは何か?について学び、自立に向けた介護について考える
7) 尊厳を支える介護・自立の向けた介護の原則:介護を必要とする人の「尊厳を支える」、「自立を目指す」というこ
とはどういうことなのか。介護の原則を考える。(傾聴・共感を含む)
8) 介護福祉士の役割と機能を支える仕組み①:「社会福祉士及び介護福祉士法」の改訂のポイントを理解する。介護福
祉士の定義の「心身の状態に応じた介護」に改訂された意味を理解する
9) 介護福祉士の役割と機能を支える仕組み②:介護福祉士の義務と専門性について理解する(日本介護福祉士会倫理綱
領を参考に)
10)介護従事者の倫理:医療や看護の倫理の歴史から、介護倫理について考える。(日本介護福祉士会倫理綱領を参考に)
11)介護サービスの概要:フォーマルな介護保険のサービスとインフォーマルな介護サービス
12) 介護実践における連携①:要介護者の生活課題解決のための他職種連携の意義と目的について理解する
13) 介護実践における連携②:他職種連携のためのツール-介護過程と ICF について学ぶ
14) まとめ:介護福祉学の講義を振り返り、自分が考えている介護福祉士の専門性と役割についてまとめ、発表する
15)
授業内評価の実施
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト] 新・介護福祉士養成講座
【授業内評価】
第3巻
・平常点評価
(
50%) ・筆記試験(
0%)
・到達度の確認
介護の基本Ⅰ 第 4 巻
介護の基本Ⅱ
(中央法規)
[参考文献]
【試験】
(
50%) ・レポート(
0%)
『これだけは知っておきたい介護の禁句・介 ・授業内レポート(
0%) ・実技試験(
0%)
・実技・作品発表(
0%) ・面接試験(
0%)
護の名句』星野政明
増田樹郎
『ヘルプマン』くさか里樹
編著
黎明書房
講談社
【備考】内容等不十分があれば再提出を求めることがある
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
6
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
リハビリテーション
授業の回数 15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
2 セメスター
米谷
元希
卒業:選択必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
【知識・理解】【技能・表現】①現場で共通する基本的な介護の知識・技能の根拠となるリハビリテーション理論を理
解し、説明できるようになる。②適切な技能を習得するために、リハビリテーション専門職との連携を意識した基本的な
力量を身に付け、実践できる。
[授業全体の内容の概要]
リハビリテーションの理念と理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリハビリテーション専門職種が行っている支援に
ついて概説する。実際に介護福祉士が行う支援方法を学ぶために、演習を加えながら解説する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
・リハビリテーションの理念を理解し、介護福祉士との連携の基礎となる知識を修得する。
・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリハビリテーション専門職種が行う支援内容について概説できる。
[準備学習の内容]
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の各協会のホームページを見て、それぞれの職種の業務について予習をしておく。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション:授業全体の内容の概要を理解する。リハビリと介護との関係性について理解する。
2)作業療法の理念(1)
作業療法の成り立ち、病院・施設でのリハビリテーションにおける役割について理解する
3)作業療法の理念(2)
作業療法士が実施する様々な対象者への評価・治療・支援の実際を理解する
4)他職種との連携(1) 病院・施設における作業療法士との連携について理解する
5)他職種との連携(2) 在宅生活支援における作業療法士との連携について理解する
6)作業療法士からみた介護福祉士に期待すること
7) 理学療法士が行うリハビリテーション:理学療法士が行うリハビリテーションを学ぶとともに、リハビリテーション
専門職である作業療法士・言語聴覚士との連携のための共通する基本原則について理解する。
8) リハビリテーション看護・介護の概念:リハビリテーションを通して、ADL や QOL の向上を求めるリハビリテーショ
ンの基本原則について学び、介護実践におけるリハビリテーションの考え方を理解する。
9) 立ち上がり動作:立ち上がり動作に関する動作の特徴を理解するとともに、介護実践におけるリハビリテーションの
考え方を学ぶ。
10) 歩行動作:歩行動作に関する動作の特徴を理解するとともに、介護実践におけるリハビリテーションの考え方を学ぶ。
また、杖の有無による歩行動作の特徴も合わせて理解する。
11) 肩こり・腰痛について:肩こり・腰痛症に関する様々な病態を理解するとともに、体操療法の意味を学ぶ。
12) 言語聴覚士が行うリハビリテーション:聞こえ・ことば・飲み込みに障害がある場合の ADL・QOL の向上を求めるた
めの基本的な理念を理解する。
13) 嚥下障害へのリハビリテーション:口から食べるために介護福祉士が行う支援について理解する。
14) 失語症・高次脳機能障害のリハビリテーション:口頭言語でのコミュニケーションが困難な場合、介護福祉士が行う
コミュニケーション支援について理解する。
15) 聴覚障害・構音障害へのリハビリテーション:聞こえない、うまく話せない場合、介護福祉士が行う支援について理
解する。
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[参考文献]
【授業内評価】
【試験】
リハビリテーション論 メヂカルフレンド社
・平常点評価
(
10 %) ・筆記試験(
90 %)
日常生活活動動作-評価と訓練の実際
・到達度の確認
土屋弘吉 医歯薬出版
絵でわかる言語障害 毛束真知子 学研
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】他の学生の受講を妨げる言動は単位を認めない。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
7
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護対象論
授業の回数 15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
1
矢島
セメスター
繁一
卒業:必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 介護の対象者である高齢者・障がい者等の理解をする。地域で生活をする、介護を要する状態で
生活をすることの「生活のしづらさ」を理解することで、介護を必要とする人の理解と援助方法を学ぶ。
[授業全体の内容の概要] 自分自身の価値観、自分自身の強みと弱みを知ることから始まる。対象者理解の前に、自分
自身を知ること。価値観の違い。高齢者、障がい者の生活や思いを理解し、利用者の視点に立てるようにする。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 介護福祉士としての視点は身体的な介護の視点だけでなく、生活・情緒面に関わ
れる視点を持つことが出来るようになる。自立に向けた介護とは何かを理解し、過剰介護、押し付けケア、いいなり援
助にならないような援助を理解する。介護を必要とする人の理解をする。
[準備学習の内容]毎回、授業の終わりに講義内容に関するレポートを提出してもらいます。レポートの内容が授業内容
が理解されていない場合は、再提出をしてもらいます。また、授業の最初は前回の振り返りを行い進めます。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 自分自身と他人の価値観の違いを感じ取る。他人と信頼関係を持つこととはどの様なことか、高齢者が生きてきた時
代や文化風習を知る。
2) 生活をすることとは、地域での生活は、施設での生活は何か。現実を理解し介護福祉士としてできること、出来ない
こと、しなければならないことを理解する。
3) 高齢者が生きて来た歴史・生活・風習を分ること。明治・大正・昭和の時代背景を知る。その上で自分の生活との違
いを比較する。
4) 前回の事業内容を踏まえて、高齢者が現状生きていく・生活していく上での課題等を抽出する。それらの課題の検討
を全員で行う。介護を必要とする人は、どのような人生を歩み、今、どの様な生活場面にあるかを理解する。
5) 障がいとは、生活に困っていることは、障がいを負うことはどの様なことかを理解する。障害者支援のサービス制度
を理解する。障がい者も介護を必要とする人であるという理解をする。
6)身体・知的・精神・発達障害について理解を深める。認知症の高齢者との対比ができるようにする。
多種・多機能なことを抱える介護を必要とする人の理解をする。
7) 尊厳を支える介護とはどの様なものか。人権を守ること。拘束をしないこと。その理由と方法はどの様なものがある
のか、身体拘束ゼロチェックシートの活用で検証する。
8) ICFの考え方を理解する。(従来の考え方との違い等)
9) 認知症に伴う生活の変化とご本人の気持ち、それを取り巻く家族の気持ちを理解する。その上で介護福祉士として地
域でできること、施設で出来ることを検証する。
10) 事例検討を通して、介護保険制度、ケアプランの理解を深めると同時に介護を必要とする人を理解する。
11) 事例検討を通して、介護保険制度、ケアプランの理解を深めると同時に介護を必要とする人を理解する。その2
12) ケアマネジメントとは何か、アセスメントの重要性を理解する。
サービスの手配師ではない、本当に介護を必要としている人の理解に努める。
13) 地域で生きること、生活することでのコミュニティのあり方、マネジメントのあり方を理解する。また、自分自身の
生活している地域、社会資源を理解する。
14) 地域での共生社会のあり方、地域での専門職の関わり方について理解する。
15) 暗黙知を形式知に変える工夫と知識創造をすることについて学ぶ。
介護を必要としている人のコミュニケーションとしての手段を学ぶことで、介護を必要としている人を理解する。
筆記による到達度の確認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
新・介護福祉士養成講座
第3巻
介護の基本(中央法規) ・平常点評価
(
60%) ・筆記試験(
%)
(
40%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
・到達度の確認
[参考文献]
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
8
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
在宅介護福祉
授業の回数 15 回
[授業の目的・ねらい]
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
1 セメスター
授業担当者
鴻上圭太他(オムニバス形式)
卒業:選択必修
資格:必修
介護福祉士としての必要な在宅での尊厳を支える介護、自立に向けた介護の知識・技術を学び、
生活支援の実践力を養う。また介護実践の連携も視野に入れ幅広い在宅介護の展開方法の知識を習得し、理解を深める。
[授業全体の内容の概要] ]①在宅サービスにおける介護福祉士を取り巻く状況、②在宅介護における介護福祉士の役割と
機能、③在宅における尊厳を支える介護、自立に向けた介護、④在宅介護を必要とする人の理解、⑤在宅介護サービスの
概要、⑥在宅介護における連携、⑦在宅介護における安全の確保とリスクマネジメント、⑧在宅介護従事者の倫理・安全
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 在宅における介護を必要とする人と家族の、「尊厳の保持」と「自立支援」に視
点をおいた介護福祉の知識を習得し、地域福祉への理解を深める。
[準備学習の内容]
自治体が発行している介護保険パンフレット等を参考に在宅介護サービスの概要について、事前に学習しておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 人口動態と高齢社会の実態、高齢社会が抱える問題点を学ぶ。そして「在宅福祉」の概念と在宅福祉に関する制度の
概要を学ぶ。(講義)
2) 訪問介護に関する制度の枠組み(事業所設置の根拠とサービス利用の根拠)、対象者理解と介護福祉士の果たす役割
について学ぶ。(講義)
3) 訪問介護を必要とする対象者の理解と支援方法の基本的視点について学ぶ。(講義
ビデオ)
4) 事例検討①:訪問介護を必要とする対象者の理解と具体的支援の方法について、事例を通して検討する。(演習)
5) 事例検討②:訪問介護を必要とする対象者の理解と具体的支援の方法について、事例を通して検討する。(演習)
6) デイサービス、デイケアに関する制度の枠組み(事業所設置の根拠とサービス利用の根拠)、対象者理解と介護福祉
士の果たす役割について学ぶ。(講義)
7) デイサービス、デイケアを必要とする対象者の理解と支援方法の基本的視点について学ぶ。(講義
ビデオ)
8) 事例検討①:デイサービス、デイケアを必要とする対象者の理解と具体的支援の方法について、事例を通して検討す
る。(演習)
9) 事例検討②:デイサービス、デイケアを必要とする対象者の理解と具体的支援の方法について、事例を通して検討す
る。(演習)
10)グループホームに関する制度の枠組み(事業所設置の根拠とサービス利用の根拠)、対象者理解と介護福祉士の果た
す役割について学ぶ。(講義)
11) グループホームを必要とする対象者の理解と支援方法の基本的視点について学ぶ。(講義
ビデオ)
12) 事例検討①:グループホームを必要とする対象者の理解と具体的支援の方法について、事例を通して検討する。(演
習)
13) 事例検討②:グループホームを必要とする対象者の理解と具体的支援の方法について、事例を通して検討する。(演
習)
14) 在宅福祉の概念と制度の枠組み、支援方法についてのまとめ
15) 在宅福祉の概念と制度の枠組み、支援方法についてのまとめ
試験)定期試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
新・介護福祉士養成講座
【授業内評価】
第3巻
介護の基本Ⅰ
第4巻
介 ・平常点評価
【試験】
(
20 %) ・筆記試験(
80 %)
護の基本Ⅱ(中央法規)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
9
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
コミュニケーション論Ⅰ
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
授業担当者
演習
1 単位
配当
2 セメスター
矢島
卒業:必修
繁一
資格:必修
[授業の目的・ねらい] コミュニケーションの基本的な技術・知識の習得に努める。グループワークを通じて自分の価値
観・他人の価値観を理解し、コミュニケーションの要素を身につける(介護におけるコミュニケーションの基本、介護場
面における利用者・家族とのコミュニケーション)。
[授業全体の内容の概要]
グループワーク・発表、個人ワークを通じてコミュニケーションの多様性を理解することで片寄った概念を無くす。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 介護の対象者は言葉を主としたコミュニケーションではなく、トータルコミュニ
ケーションである。寄り添うこと、五感を駆使することでの介護におけるコミュニケーション手段の幅を広げる。
[準備学習の内容]毎回、授業の終わりにレポートを提出してもらいます。その内容により理解度、出席を確認します。
講義での提示の資料を復習しておくこと。前回の内容を振り返り、毎回の授業の目標を提示します。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) コミュニケーションの要素を理解する。
バーバル・ノンバーバルコミュニケーションの比率の理解とノンバーバルコミュニケーションの使い方。
2) 自己理解を深める。現在の自分を知ること。
介護場面での利用者とのコミュニケーション場面設定での、利用者の立場を理解する。
3) 自分の考えを整理し、介護対象者に伝えることを学ぶ。
利用者の生活に対するニーズ・主訴、家族の生活ニーズと主訴を理解できるよう事例を通じて演習を行う。
4) 第一印象での介護対象者理解と思い込みについて学ぶ。
介護場面における利用者・家族とのコミュニケーションの基本を学ぶ。
5) グループワークでの自己表現方法。自分の考えを理解してもらうためにはどの様にするか。
他職種連稀等の基本を学ぶ。
6)リーダーシップとはどの様なものか、リーダーの役割を整理する。
ユニットケア・グループホーム等を意識した小グループリーダーのあり方を学ぶ。
7) アサーショントレーニングを体験する。
援助者としてのストレスマネジメントを学ぶ。
8) 高齢者(介護対象者)とのコミュニケーション。家族とのコミュニケーションについて理解を深める。
認知症症状のある高齢者とのコミュニケーションの取り方について理解を深める。
9) 障がい種別ごとのコミュニケーションの方法と理解。
身体・知的・精神・発達障害等の症状と生活のしづらさを理解し、その上でのコミュニケーションのあり方を学ぶ。
10) 介護現場における介護対象者とのコミュニケーションのあり方。(聞く・聴く)
施設の場面でのコミュニケーション、在宅での訪問時のコミュニケーション、集団の場でのコミュニケーションを学ぶ
11) 介護現場におけるコミュニケーションにありかた。(答える・応える)
サービスを提供するだけでない、対象者や家族の生活場面の理解、物語としてのナラティブな場面設定を行う
12) 要約する、記録することを 5W1H の要素が含まれて表現できるかを、様々な事例を通じて学ぶ。
13) あやふや、曖昧な表現の要素の理解。多文化コミュニケーションについて、比較し理解する。
14) コミュニケーションツールを使うグループ・地域での人と人の関わり方においちぇ、介護場面における利用者・家族
とのコミュニケーションの理解のまとめ。
15) 介護場面でのコミュニケーションの事例を通じて、介護の実践での対応方法についてまとめ、筆記による到達度の確
認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
講義中に配布
・平常点評価
(
60%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
40%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
10
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
生活支援論
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
講義
2 単位
配当
1
授業担当者
鴻上
セメスター
卒業:必修
圭太・北垣
智基
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
尊厳の保持の観点から、どのような状態であっても、その人の自立・自律を尊重し、潜在能力を引き出したり、見守るこ
とも含めた適切な介護技術を用いて、安全に援助できる技術や知識について習得する。同時に、あらゆる介護場面に共通
する基礎的な介護の知識・技術を根拠に基づいて理解することを目的としている。
[授業全体の内容の概要]
自立に向けた居住環境の整備、自立に向けた食事の介護、自立に向けた身じたくの介護の基礎的な知識とともに、高齢者
の生活における消費者被害や災害時の対応方法について解説する。なお、講義期間中に介護現場における観察の視点と方
法を学ぶためのゲストスピーカーをお招きする。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
自立
生活支援技術の基本的な知識・技術と根拠を理解し、説明できる。
[準備学習の内容]
自分自身の生活体験を振り返るとともに、講義を通じて得た知識や技法を参照し、生活を営むということ、生活を支援す
るということについて意識的に考察することが望まれる。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
2) 自立に向けた居住環境の整備①:住居環境の整備の意義と目的
3) 自立に向けた居住環境の整備②:住居におけるバリアとバリアフリーの視点
4) 自立に向けた居住環境の整備③:高齢者福祉施設の歴史と実践
5) 自立に向けた食事の介護①:食生活の基本知識
6) 自立に向けた食事の介護②:食品の購入と選択
7) 自立に向けた食事の介護③:居宅における買い物―商品の価値を知ろう―
8) 自立に向けた食事の介護④:調理の基本
9) 自立に向けた身じたくの介護①:被服生活の基本知識
10) 自立に向けた身じたくの介護②:被服の洗濯と保存
11) 自立に向けた身じたくの介護③:高齢期の身体変化と快適性
12) ゲストスピーカー:介護現場における観察の視点と支援の実際
13) 消費者被害の実態と対応について
14) 災害時の対応と備え:防災の基本
15) 全体のふりかえりとまとめ
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
介護福祉士養成講座編集委員会編『新・介護福祉士養成講座 ・平常点評価
(
45%) ・筆記試験(
55%)
6
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
生活支援技術Ⅰ〔第 3 版〕』中央法規出版、2014
・到達度の確認
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
適時紹介する。
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
具体的な評価基準については別途お知らせする。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
11
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
生活支援技術Ⅰ
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
[授業の目的・ねらい]
授業担当者
講義・演習
2 単位
配当
小田
1 セメスター
史・上山小百合
卒業:必修
資格:必修
【知識・理解】あらゆる介護場面に共通する基礎的な介護の知識・技術を根拠に基づいて理解
し、何故そうするのかを説明できるようになる。
[授業全体の内容の概要]
生活の理解
アセスメント、自立に向けた睡眠の介護、自立に向けた移動の介護、自立に向けた身じたくの介護、自立に
向けた食事の介護、自立に向けた排泄の介護、自立に向けた入浴・清潔の介護、自立に向けた家事の介護・居住空間の整
備、以上を取り扱う
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
尊厳保持・自立(自律)支援・安全安楽など介護の基本原則を反映した生活支援技術の根拠を理解し説明できる。
[準備学習の内容]
自分たちの日常生活(食事・入浴・排泄・移動など)を意識する。予習課題に取り組んで授業に臨む。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション:生活支援技術ⅠⅡを通した授業内容の概要説明と、生活支援技術を学ぶにあたっての基本と心
構えについて理解する
生活支援技術におけるアセスメントについて理解する
2) 自立に向けた睡眠の介護:睡眠の意義と目的
3) 自立に向けた移動の介護:身体の名称
睡眠におけるアセスメント
移動の意義と目的
(講義・演習)
(講義)
移動におけるアセスメント(講義)
4) 自立に向けた移動の介護:安全で的確な移動・移乗の介護(歩行介助
車椅子介助)
(講義)
5) 自立に向けた身じたくの介護:自立支援を支える身じたくの介護、身じたくにおけるアセスメント(講義)
6) 自立に向けた食事の介護:食事の意義と目的
食事におけるアセスメント(講義)
7) 自立に向けた排泄の介護:排泄の意義と目的
排泄におけるアセスメント(講義)
8) 自立に向けた排泄の介護:尊厳を守り、安心して気持ちよく排泄できる介護の工夫と環境整備(講義)
9) 自立に向けた入浴・清潔の介護:入浴・清潔の意義と目的
入浴・清潔におけるアセスメント(講義)
10) 自立に向けた入浴・清潔の介護:安全・的確な入浴・清潔保持の介護技術(入浴・全身清拭・手浴・足浴) (講義)
11) 自立に向けた家事の介護:対象者の状況に応じた介護の留意点
アセスメント
12) 自立に向けた居住空間の整備:対象者の状況に応じた介護の留意点
アセスメント
13) 授業の総復習
14) 授業の総復習
15) 授業内評価 筆記試験の実施
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
新・介護福祉士養成講座
・平常点評価
(
30%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
第 7 巻 生活支援技術Ⅱ
[参考文献]
(
70%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
12
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
生活支援技術Ⅱ
授業の回数 15 回
授業担当者
講義・演習
時間数(単位数)
2 単位
配当
1 セメスター
小田
史・上山小百合
卒業:必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
【思考・判断】知識基づいたアセスメントにより状況を判断し、状況に応じた介護の方法を考えられるようになる。
【態度】人権を尊重し、人間の尊厳を護るための態度をとることができる。自立・自律や自己選択、自己実現を支援する
態度を身につけ、実践できる。
[授業全体の内容の概要]
生活支援技術Ⅰでの理論学習を軸に、生活支援技術Ⅱでは、具体的な介護技術演習を中心として展開する。自立に向けた
睡眠の介護、自立に向けた移動の介護、自立に向けた身じたくの介護、自立に向けた食事の介護、自立に向けた排泄の介
護、自立に向けた入浴・清潔の介護、自立に向けた家事の介護・居住空間の整備、以上を取り扱う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
尊厳保持・自立(自律)支援・安全安楽など介護の基本原則を意識し、介護の場面で具体的な声かけ、行動を実行できる。
[準備学習の内容]
介護の基本原則が具体的な生活支援とどのように結びついているのかを理解し、実践する
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 身体介護の基本:身体の名称
人体の自然な動きとは
ボディメカニクス
(講義・演習)
2) 自立に向けた睡眠の介護:安眠を促す介護の工夫と環境整備(演習)
ベッドメイキング
3) 自立に向けた移動の介護:安全で的確な移動・移乗の介護(安楽な体位の保持・体位変換) (演習)
4) 自立に向けた移動の介護:自立に向けた移動の介護:安全で的確な移動・移乗の介護(歩行介助
車椅子介助)
(演習)
5) 自立に向けた身じたくの介護:利用者の状態・状況に合わせた衣服着脱の介護技術
6) 自立に向けた食事の介護:利用者の状態・状況に合わせた食事の介護技術
(演習)
(演習)
7) 自立に向けた排泄の介護:安全・的確な排泄の介護技術(トイレ誘導・ポータブルトイレ) (演習)
8) 自立に向けた排泄の介護:安全・的確な排泄の介護技術(尿器・差込便器・導尿器・おむつ) (演習)
9) 自立に向けた入浴・清潔の介護:安全・的確な入浴・清潔保持の介護技術(入浴・シャワー浴・洗髪) (演習)
10) 自立に向けた入浴・清潔の介護:安全・的確な入浴・清潔保持の介護技術(全身清拭・手浴・足浴・整容) (演習)
11) 自立に向けた家事の介護:対象者の状況に応じた介護の留意点
12) 自立に向けた居住空間の整備:対象者の状況に応じた介護の留意点
13) 授業のまとめ:授業内実技評価試験のオリエンテーション
14) 授業のまとめ:授業内実技評価試験
15) 授業のまとめ:授業内実技評価試験
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
新・介護福祉士養成講座 第 7 巻
生活支援技術Ⅱ
[参考文献]
「写真でわかる生活支援技術」監修 東京健康長寿医療センター セ
ンター長 伊藤 秀喜他
インターメディカ
2011 年
(
15%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
85%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
13
【試験】
・平常点評価
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
生活支援技術Ⅲ
授業の回数 15 回
講義・演習
時間数(単位数)
[授業の目的・ねらい]
1 単位
配当
授業担当者
小田、北垣、鴻上、石田、上山
2 セメスター
卒業:選択
資格:必修
【知識・理解】実際の介護場面で求められる知識・技術を根拠に基づいて理解し、何故そうす
るのかを説明できるようになる。【思考・判断】知識基づいたアセスメントにより状況を判断し、多様な状況に応じた介
護の方法を実践できるようになる。
[授業全体の内容の概要]
身支度における介護、緊急時対応の知識と技術、終末期の介護、医療との連携に基づく介護を中心として学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
実際の介護場面で求められる知識・技術を根拠に基づいて理解し、何故そうするのかを説明し、多様な状況に応じた介護
の方法を実践できるようになる。
[準備学習の内容]
生活支援技術Ⅰ・Ⅱの知識・技術を復習しておく。予習課題に取り組んで授業に臨む。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション:生活支援技術Ⅲの授業内容の概要を説明する。生活支援技術を学ぶにあたっての基本と心構え
について復習する
(講義・演習)
2)
身支度における介護: 整容
爪切り
口腔ケア
(講義)
3)
身支度における介護: 整容
爪切り
口腔ケア
(演習)
4)
睡眠の介護 (講義・演習)
5)
緊急時対応の知識と技術: 想定される事故
6)
緊急時対応の知識と技術: 観察
7)
介護福祉士のメンタルヘルス
(講義・演習)
8)
医療との連携に基づく介護:
医療専門職との連携
(講義)
9)
医療との連携に基づく介護:
感染症の知識と予防
(講義)
事故予防の視点
バイタルサイン
緊急時の連携
(講義)
(講義・演習)
10) 医療との連携に基づく介護:
医薬品の使用に関する知識・技術
11) 医療との連携に基づく介護:
褥瘡予防に関する知識・技術
(講義・演習)
(講義・演習)
12) 終末期の介護:終末期ケアの考え方
終末期における介護の役割(講義)
13) 終末期の介護:終末期ケアの考え方
終末期における介護技術
(演習)
14) 授業の総復習
15) 授業の総復習
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
新・介護福祉士養成講座
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
70%)
・到達度の確認
第 7 巻 生活支援技術Ⅱ
第6巻
生活支援技術Ⅰ
[参考文献]
『改訂 介護に使えるワンポイント医学知識』中央法規
(
30%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
14
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
栄養・調理
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
授業担当者
演習
1 単位
配当
2 セメスター
近藤
卒業:必修
由岐子
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 高齢者や障害者の自立に向けた食の介護ができるように、介護福祉士として必要な栄養や調理の
知識や技術を学び、実践できるようにする。
[授業全体の内容の概要] 高齢者や障害者の食生活を中心に健康との関わり、栄養、食品の衛生的な取り扱い方等、自立
に向けた食事介護の基盤となる栄養・調理の基本的な知識と技術を、調理実習を通じて学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]高齢者や障害者の食生活が理解し、高齢者や障害者の自立に向けた食事介護のため
の調理技術を習得し、食生活に関わる支援を実践することができる。
[準備学習の内容]基本的な調理技術(包丁の使い方等)は各自で練習をしておいてください。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション 調理実習室の使用方法と食品衛生について
調理方法の基本と食品の取り扱い方を学ぶ。
2) 調理実習① 粥、味噌汁、即席漬け、卵焼き
3) 栄養のバランスのとれた食事とは(栄養の基礎知識と献立の立て方)
4) 調理実習② ご飯、豆腐入りハンバーグ、温野菜のサラダ、スープ、寒天
5) 高齢者の食事と自立に向けた食事の介護を考える
6) 調理実習③ 鮭ちらし、すまし汁、煮物、青菜ごまあえ、ミルク餅
7) 疾病のある人の食事と自立に向けた食事介護のための介護食を考える(糖尿病の方の食事を考える)
計量をして調理する。栄養価計算、塩分計算などを学ぶ。
8) 調理実習④ ご飯、ホイル焼き、煮物、酢の物、味噌汁、リンゴとさつま芋のかさね煮
9) 献立作成について(自立に向けた食の介護のための介護食を考える①)
10) 献立作成について(自立に向けた食事の介護のための介護食を考える②)
グル―プごとに高齢者を対象にした献立を作成する。
11) 介護食と自立に向けた食事の介護を考える(嚥下障害の方の食形態を考える。調理と試食)
12) 調理実習⑤ フレンチトースト、肉団子の煮物、ポタージュ、茶わん蒸し、ゼリー
13) 調理実習⑥(自主献立作成実習①)
グループごとに考えた献立を買い物から調理まで進める。
14) 自主献立作成実習②
自主献立を調理して試食、評価する。
15) 到達度の確認
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
必要に応じてプリント配布
・平常点評価
(
50%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
50%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
『ヘルシーデーター
食品成分表』教育図書株式会社
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
15
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
生活支援の展開Ⅰ
授業の回数 15 回
授業担当者
演習
時間数(単位数)
1 単位
配当
上山
1 セメスター
小百合
卒業:必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
知的障害、発達障害、運動機能障害にはそれぞれ特徴があり日常生活においてもさまざまな個別の困難がある。日常生活
における状況と特性の理解し、自立支援のあり方を介護福祉士としての役割を説明できるようになる。
[授業全体の内容の概要]
講義とグループワークを交えながら、共に考える思考過程、体験的に理解、修得できるよう授業を展開する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
障害のメカニズムと、障害を持つ人の日常生活における状況や特性を理解し、利用者に合わせた生活支援を説明できる。
[準備学習の内容]
障害を持つ方の実際の生活や就労支援の様々な制度やサービスの理解と生活支援の方法について、地域の社会資源から情
報収集する。(例えば、社会福祉協議会、区役所、施設、ボランティア、NPO 団体等)
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)授業内容と評価方法の説明(オリエンテーション)
知的障害の発生原因、疾病、メカニズム、症状、合併症など知的障害の基本的な知識を説明することができる。(講義)
2)知的障害を持つ人の発達過程における特徴や、社会生活(社会参加や労働)と知的障害とのかかわりの中で発生する矛
盾などを知り、介護福祉士の役割や生活支援の意義について説明することができる。(演習)グループワーク
3) 発達障害の原因、疾病、メカニズム、症状、合併症など発達障害の基本的な知識を説明することができる。(講義)
4) 発達障害を持つ人における特徴や、社会生活(社会参加や労働)と発達障害とのかかわりの中で発生する矛盾などを
知り、介護福祉士の役割や生活支援の意義について説明することができる。(演習)グループワーク
5) てんかんの発生原因、疾病、メカニズム、症状、合併症などてんかんの基本的な知識を説明することができる。(講
義)
6) てんかんを持つ人の発達過程における特徴や、社会生活(社会参加や労働)とてんかんとのかかわりの中で発生する
矛盾などを知り、介護福祉士の役割や生活支援の意義について学ぶ。(演習)グループワーク
7) 運動機能障害の基礎知識
運動機能障害とはどのようなものか、原因疾患はどのようなものがあるのか、また、日常
生活にどのような困難があるのかを説明することができる。(講義)
8)運動機能障害を持つ人の発達過程における特徴や、社会生活(社会参加や労働)の中で発生する矛盾などを知り、介護
福祉士の役割や生活支援の意義について説明することができる。(演習)グループワーク
9)
知的障害をもつ人の生活する上、労働する上での困難と、支援の実際について説明することができる。(演習)グ
ループワーク
10)障害を持つということ①
身体に障害を持ちながら「働く」とはどういうことか。労働することの意味と、身体に
障害を持つ人の就労機会・賃金の実態を学び、その本質について説明することができる。(演習)グループワーク
11)障害を持つということ②
障害者支援に関する制度の枠組みを学び、支援事業所・サービスの役割について説明す
ることができる。(演習)グループワーク
12)障害を持つということ③
地域の障害者を支援する社会資源について理解し、障害と社会、地域のかかわりについ
て説明することができる。(演習)グループワーク
13) フィールドワーク①
知的障害、発達障害、身体障害、精神障害の方と実際にふれあい、支援の実際を体験し、障
害を持つ人の理解と、介護福祉士の役割について説明することができる。
14) フィールドワーク② 知的障害、発達障害、身体障害、精神障害の方と実際にふれあい、支援の実際を体験し、障害
を持つ人の理解と、介護福祉士の役割について説明することができる。(演習)グループワーク
15)授業のまとめと筆記による到達度の確認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
新・介護福祉士養成講座
第 8 巻
生活支援技術Ⅲ(中央法 ・平常点評価
(
30%) ・筆記試験(
%)
(
40%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
30%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
規出版)
・到達度の確認
[参考文献]
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
16
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
生活支援の展開Ⅱ(視覚障害)
演習
松下
授業の回数 8 回 時間数(単位数)1 単位(※2)
配当 2 セメスター
卒業:必修
昭司
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
視覚障害の理解と視覚障害者の介助(移動、コミュニケーション)の習得。
[授業全体の内容の概要]
視覚障害者への理解を深める。屋内・屋外での移動介助法の習得。代読、代筆の支援の仕方。点字の理解。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
視覚障害者の生活を支えるための知識と技術の習得。
[準備学習の内容]
授業中に配布するプリントを読む。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 視覚障害者の生活支援について考える:
【講義】視覚障害の理解。視覚障害とは何か、その背景。
2) 視覚障害の生活支援①:自立に向けた移動の介護
【実技】屋外での移動介助①(基本姿勢・歩き始め・段差)
3) 視覚障害者の生活支援②:自立に向けた移動の介護
【実技】屋外での移動介助②(狭所・溝・階段)
4) 視覚障害者の生活支援③:自立に向けた移動の介護、介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション
【実技】屋外での移動介助③(着席・ドアの通過)、代読、代筆の介助法。
5) 視覚障害者の生活支援④:介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション
【講義】点字のしくみ①(清音)
【実技】点字の書き方
6) 視覚障害者の生活支援⑤:介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション
【講義】点字のしくみ②(濁音、拗音)
【実技】点字の読み①
7) 視覚障害者の生活支援⑥:介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション
【講義】点字のしくみ③(半濁音、促音)
【実技】点字の読み②
8) 講義のまとめと到達度の確認:
【到達度の確認】視覚障害者の介助法(移動、コミュニケーション)について筆記により到達度を確認する。
試験)
[使用テキスト]
新・介護福祉士養成講座
中央法規出版
[単位認定の方法及び基準]
【授業内評価】
生活支援技術Ⅲ第 8 巻
[参考文献]
(
50%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
50%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※ 使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
※2 「生活支援の展開Ⅱ」は(視覚障害)(聴覚障害)の両方の履修が必要です。
17
【試験】
・平常点評価
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
生活支援の展開Ⅱ(聴覚障害)
演習
奈須田
授業の回数 8 回 時間数(単位数)1 単位(※2)
配当 2 セメスター
卒業:必修
恵子
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 聴覚障害の特性を理解し、尊厳の保持と自立・自律を支援する援助方法を習得する
[授業全体の内容の概要] 聴覚障害の理解と援助方法を、具体的な体験を基に学ぶ。また、自立支援のための制度や福祉
用具についての知識と活用方法について、実際に経験をする。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
聴覚障害者の自立に向けた生活支援の技術を身につけ、手話で自己紹介ができる。
[準備学習の内容]
テキストの該当する箇所を読んでおくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 聴覚障害者の特性と実態を理解し、必要な生活支援について考える:聴覚障害についてグループワークにて考え、視
覚障害者に必要な生活支援について討論する。
2) 聴覚障害とコミュニケーション:聴覚障害者の自立に向けた生活支援に必要なコミュニケーション技術について学ぶ。
3) 聴覚障害者の福祉制度と福祉機器:聴覚障害者の自立に向けた居住環境の整備や生活支援に必要な福祉か制度福祉機
器について学ぶ
4) 聴覚障害の高齢者の介護:自立に向けた身じたくの介護、自立に向けた食事の介護、自立に向けた排泄の介護につい
て学ぶ。
5) 聴覚障害の高齢者の介護:自立に向けた移動の介護、自立に向けた入浴・清潔保持の介護、自立に向けた家事の介護
6) 聴覚障害の実際の生活を学ぶ:ゲストスピーカーから、ろう高齢者の実態と介護の現状について知る。
7) 聴覚障害者の介護のまとめ:
8) 講義のまとめおよび筆記による到達度の確認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
新・介護福祉士養成講座 生活支援技術Ⅲ第 8 巻 中央法規 ・平常点評価
(
出版
・到達度の確認 (
『今すぐ始める手話テキスト 聴さんと学ぼう!』一般財団
・授業内レポート(
法人全日本ろうあ連盟
・実技・作品発表(
[参考文献]
『わたしたちの手話 学習辞典』一般財団法人全日本ろうあ 【備考】
連盟
※ 使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
※2 「生活支援の展開Ⅱ」は(視覚障害)(聴覚障害)の両方の履修が必要です。
18
【試験】
30%) ・筆記試験(
%)
50%) ・レポート(
%)
20%) ・実技試験(
%)
%) ・面接試験(
%)
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護過程概論
授業の回数 15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
1 セメスター
鴻上
卒業:必修
圭太
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 【知識・理解】ICF の視点とは何か、ICF を用いたアセスメントの意義について学ぶ。【思考・判
断】ICF の視点から利用者のニーズを把握し、ニーズを満たす介護実践のための介護過程の意義を理解し、課題解決能力
を養う。
[授業全体の内容の概要] 情報収集アセスメントを行い、介護目標を立て実施、評価、再アセスメント、計画までの介護
過程の展開について学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] ICF を用いたアセスメントの特徴と意義を説明できる。
[準備学習の内容] 関連するテキストの個所を読んでおくこと
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーションおよび介護過程の意義と目的;生活支援の重要性と介護過程の必要性について学ぶ(講義)
2 ) オリエンテーションおよび介護過程の意義と目的;生活支援の重要性と介護過程の必要性について学ぶ(講義)
3 ) 介護過程のプロセス;情報収集、アセスメント、計画、実施、評価、再アセスメント、再計画までのプロセスについ
て、用語と内容を理解する。
4 ) アセスメント(1);情報収集を意義と目的、また収集の方法について理解し、実際の情報源から情報の整理までに
ついて理解し習得する(講義・演習)
5 ) アセスメント(2);アセスメントとは何かについて、生活課題(ニーズ)の明確化からその重要性について理解し
習得する。(講義、演習)
6 ) アセスメント(3);情報の解釈、関連づけから生活課題(ニーズ)の実現にいたる課題の明確化までの展開につい
て理解し、習得する。(講義、演習)
7 ) 計画(1);生活課題(ニーズ)の実現にいたる計画について、その全体像について理解する。(講義)
8 ) 計画(2);生活課題(ニーズ)にそって、長期目標の設定と援助内容と方法の決定について、その留意点および短
期目標の設定までについて理解し、習得する。(講義、演習)
9 ) 実施(1);介護計画に基づく実施について、実施のための準備と実施時の留意点について学ぶ(講義)
1 0) 実施(2);実施状況の把握の時期とその方法について学び、支援経過の記録の方法とその留意点について理解し習
得する。(講義と事例を用いてのグループ演習)
11) 評価(1)評価の目的について、必要性と意義について学ぶ(講義)
12 ) 評価(2)評価の内容と方法について、利用者の満足度、実施状況、目標の到達度の観点で行うことを理解し、習得
する。(事例を用いて評価内容と方法について演習)
1 3 ) 評価(3)計画の修正について、その必要性と必要理由について目標の達成状況と再課題の検討とともに理解する。
(講義・演習)
1 4) 評価(4)新たな課題の把握と目標達成の評価から、再アセスメントの必要性について理解し、再計画の実際につい
て学ぶ。(事例検討をグループワーク演習で行い再計画についての理解を深める)
1 5 )授業の振り返りとまとめ
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「新・介護福祉士養成講座」第 9 巻
介護過程(中央法規 ・平常点評価
【試験】
(
10%) ・筆記試験(
70%)
出版)
・到達度の確認
(
0%) ・レポート(
0%)
[参考文献]
・授業内レポート(
20%) ・実技試験(
0%)
ケアプランに活かす「ICF の視点」諏訪さゆり、大瀧清作著 ・実技・作品発表(
0%) ・面接試験(
0%)
日総研
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
19
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護過程Ⅰ
授業の回数 15 回
授業担当者
演習
時間数(単位数)
1 単位
配当
北垣
2 セメスター
智基
卒業:選択
資格:必修
[授業の目的・ねらい]【思考・判断】ICF の視点で個々のニーズを把握し、計画的に介護を実践・評価していく科学的な
方法としての介護過程を学ぶ。
[授業全体の内容の概要]介護過程の展開の一連のプロセス-アセスメント、計画の立案、実施、評価-について方法と留
意点についての知識を講義、演習を中心に習得する(同一の事例を中心に展開)
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
介護過程の一連のプロセスについて理解し、演習での展開ができる。介護実習で対象者の情報収集ができる。
[準備学習の内容] 関連するテキストの個所を読んでおくこと
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 介護過程の展開の全体のプロセス(講義)
介護過程の展開のプロセスの全体像を理解する。介護過程とケアプランの違いについて理解する。
2 )
自立・自律支援とは何かを理解する(講義)
自立と自律について考え、自立・自律支援とは何かを理解する
3 )
情報収集とアセスメント 1(講義)
アセスメントに必要な情報とは何か、必要な「事実」の捉え方(ICF の視点による)
4 )
情報収集とアセスメント 2(講義・演習)
多くの情報の中から、支援に必要な「事実」を捉える
5 )
情報収集とアセスメント 3(講義・演習)
情報から、ICF の視点によってアセスメントを行い生活課題について理解する
6 )
情報収集とアセスメント 4(講義・演習)
利用者の障害と生活課題から、利用者の「望む暮らし」をイメージする
7 )
事例A(実習Ⅰでの対象者)のアセスメント(演習)
事例Aのアセスメントを行い、望む暮らしをイメージする
8 ) 事例Aのアセスメント(演習)
事例Aのアセスメントを行い、望む暮らしをイメージする
9 )
事例Bのアセスメント(演習)
事例Bのアセスメントを行い、望む暮らしをイメージする
1 0) 事例Bのアセスメント(演習)
事例Bのアセスメントを行い、望む暮らしをイメージする
11)
事例Cのアセスメント(演習)
事例Cのアセスメントを行い、望む暮らしをイメージする
12 ) 事例Cのアセスメント(演習)
事例Cのアセスメントを行い、望む暮らしをイメージする
1 3 ) 事例Dのアセスメント(演習)
事例Dのアセスメントを行い、望む暮らしをイメージする
1 4) 事例Dのアセスメント(演習)
事例Dのアセスメントを行い、望む暮らしをイメージする
1 5 ) まとめ
介護過程展開の知識と技術についてのまとめ
試験)レポート;情報収集とアセスメント
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「新・介護福祉士養成講座」第 9 巻
介護過程(中央法規 ・平常点評価
【試験】
(
50%) ・筆記試験(
(
0%) ・レポート(
0%)
出版)
・到達度の確認
[参考文献]
・授業内レポート(
0%) ・実技試験(
0%)
『ICF の視点に基づく施設・居宅ケアプラン事例展開集』
・実技・作品発表(
0%) ・面接試験(
0%)
諏訪さゆり、日総研、2006 年
【備考】平常点は、授業中の参加態度、集積日数など
『自立と甘えの社会学』畠中宗一、世界思想社、2002 年
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
20
50%)
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護総合演習Ⅰ
授業の回数 30 回
授業担当者
演習
時間数(単位数)
2 単位
配当
小田
1 セメスター
史・永原直子・伊藤明代
卒業:選択
資格:必修
[授業の目的・ねらい]【関心・意欲】介護への動機付けを行い、実習の意義と目的を理解する。【技能。表現】対人援助
の基本となるコミュニケーション技法を実践できるようなる。介護実践の根拠となる記録の書き方を習得する。
[授業全体の内容の概要]介護福祉士養成カリキュラムの中心である介護実習の教育効果を上げるため、実習に必要な知識や技術等に
ついて、個別の学習到達状況に応じた総合的な学習を行う。介護実習前の介護技術の確認や施設等のオリエンテーション、実習後の実
習報告会、実習期間中の帰校日指導などを通して、介護福祉士としてふさわしい知識、態度を身につける
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
介護福祉士を目指す動機が明確になっている。報告・連絡・相談を行うことができる。
[準備学習の内容] 介護福祉士を目指す者として、自己の課題を明確にするため、誠実で謙虚に学ぶ姿勢で課題に取り組むこと。提出物
の期限は厳守すること。必要に応じ教員に報告や相談を行うこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 授業のオリエンテーション
いて 学ぶ
介護実習で何を学ぶのか
2) 介護実習での学び「主体的に学ぶ
介護福祉士取得時の到達目標
介護実習の位置づけ
意識的に学ぶ 気づく 振り返りから学ぶ」など学びの特徴について理解する
3) 介護実習における記録①
実習期間中に記入する記録の書き方について演習を通し学ぶ
4) 介護実習における記録②
実習期間中に記入する記録の書き方について演習を通し学ぶ
5) 介護実習における記録③
実習期間中に記入する記録の書き方について演習を通し学ぶ
6) 介護実習における記録④
実習期間中に記入する記録の書き方について演習を通し学ぶ
7) 介護実習における記録⑤
介護実習の評価につ
実習期間中に記入する記録の書き方について演習を通し学ぶ
8) 介護実習Ⅰの実習先の概要について学ぶ
9)
2 年生から 1 年生へ 介護実習Ⅰを語る 実習における学びの特徴を 2 年生のレクチャーを受けることで学ぶ
10) ゲストスピーカー①実習施設の指導者(障害者福祉分野)の話を聞くことにより、実習における心構え、実習での学びの特徴を理
解し、実習Ⅰの具体的なイメージを持てるようにする。
11) ゲストスピーカー② 実習施設の指導者(高齢者福祉分野)の話を聞くことにより、実習における心構え、実習での学びの特徴を理
解し、実習Ⅰの具体的なイメージを持てるようにする。
12) 介護実習Ⅰ 実習のすすめかた①
介護実習計画について
13) 介護実習Ⅰ 実習のすすめかた②
実習目標の設定
14) 介護実習Ⅰ 実習のすすめかた③
巡回教員との面談
15) 授業のまとめ
16) 授業のまとめ
17)~18) 実習直前指導①・② 実習直前指導。実習に当たっての確認、開始に向けたグループワークの展開。
19)~20) 帰校日指導①・②実習期間中に大学へ登校し、実習巡回担当教員から実習到達状況に応じて個別指導
21~24)実習終了後指導①・②・③・④
実習のまとめ、書類作成、報告会原稿作成
25~26)実習終了後指導⑤・⑥
実習のまとめ、書類作成、報告会原稿作成
27~30)実習報告会①・②・③・④ 介護実習Ⅰで学んできたことを報告する。皆の体験からも学び、自分の学びを深める。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『介護実習の手引き』大阪健康福祉短期大学
・平常点評価
[参考文献]
『新・介護福祉士養成講座 第 10 巻
央法規。
介護総合演習・介護実習』中
【試験】
%)
・筆記試験(
%)
・到達度の確認 (
(
100%)
・レポート(
%)
・授業内レポート(
%)
・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%)
・面接試験(
%)
【備考】実習開始前の出席が 3 分の 2 未満の場合、実習の実施は
延期する。また、3 分の 2 以上の出席者であっても遅刻日数と欠
席日数の合計が 7 回以上であれば実習終了後の課題を持って単位
を認定する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
21
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護総合演習Ⅱ
授業の回数
30 回
授業担当者
演習
時間数(単位数)
2 単位
配当
小田
1 セメスター
史、永原直子、伊藤明代
卒業:選択
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 【関心・意欲】実習の意義と目的を理解し、専門職としての介護福祉士を目指す動機付けの機会とする。【技能。
表現】対人援助の基本となるコミュニケーション技法を実践できるようなる。介護実践の根拠となる記録の書き方を習得する。
[授業全体の内容の概要] 介護福祉士養成カリキュラムの中心である介護実習の教育効果を上げるため、実習に必要な知識や技術等に
ついて、個別の学習到達状況に応じた総合的な学習を行う。介護実習前の介護技術の確認や施設等のオリエンテーション、実習後の実
習報告会、実習期間中の帰校日指導などを通して、介護福祉士としてふさわしい知識、態度を見につける
[授業修了時の達成課題(到達目標)]介護実習Ⅱの目的と意義を理解し、介護の原則に沿った個別ケアの実践とは何か、利用者の生活
を支える技術、他職種と介護福祉士との連携等を実践から学び、介護福祉士が果たす役割について説明できる。
[準備学習の内容] 介護福祉士を目指す者として、自己の課題を明確にするため、誠実で謙虚に学ぶ姿勢で課題に取り組むこと。提出物
の期限は厳守すること。実習Ⅰで指摘された課題を自覚し、克服に向けての自発的な努力を惜しまないこと。必要に応じ教員に報告や
相談を行うこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 授業のオリエンテーション 介護実習Ⅱで何を学ぶのか
今後のスケジュール
2) 介護実習Ⅰの振り返り
3) 介護実習Ⅱにおける記録① 実習期間中に記入する記録の書き方について演習を通し学ぶ
4) 介護実習Ⅱにおける記録② 実習期間中に記入する記録の書き方について演習を通し学ぶ
5) 介護実習Ⅱにおける記録③ 実習期間中に記入する記録の書き方について演習を通し学ぶ
6) 介護実習Ⅱにおける記録④ 実習期間中に記入する記録の書き方について演習を通し学ぶ
7) 介護実習Ⅱの実習施設の概要の理解 施設実習
介護職の役割と多職種との連携について学ぶ
8) 介護実習Ⅱの実習計画 目標と課題の設定① 介護実習Ⅰの評価を振り返る
9) 介護実習Ⅱの実習計画 目標と課題の設定② 施設実習の目標と課題を設定する
10) ゲストスピーカー① 実習施設の指導者(施設実習)の話を聞くことにより、実習における心構え、実習での学びの特徴を理解し、
実習Ⅰの具体的なイメージを持てるようにする。
11) ゲストスピーカー② 実習施設の指導者(居宅実習)の話を聞くことにより、実習における心構え、実習での学びの特徴を理解し、
実習Ⅰの具体的なイメージを持てるようにする。
12) 居宅介護実習のオリエンテーション
制度の理解
留意点等
13) 介護実習Ⅱの実習計画 目標と課題の設定③ 居宅実習の目標と課題を設定する
14) 介護実習Ⅱ
巡回教員との面談
15) 授業のまとめ
16)~17) 実習直前指導①・② 実習直前指導。実習に当たっての確認、開始に向けたグループワークの展開。
18~19)帰校日指導①・② 実習期間中に大学へ登校し、実習巡回担当教員から実習到達状況に応じて個別指導を受ける。
20~22)実習終了後指導①・②・③(第 1 日目) 実習のまとめ、書類作成、報告会原稿作成する。
23~24)実習終了後指導④・⑤(第 2 日目)実習のまとめ、書類作成、報告会原稿作成する。
25~28)実習報告会①・②・③・④(第 1 日目)介護実習Ⅱで学んできたことを報告する。皆の体験からも学び、自分の学びを深める。
29~30)実習報告会①・②(第 2 日目)実習報告会の第 2 日目。 グループワークをし、学びを深める。実習報告会感想文の作成・提出。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『介護実習の手引き』大阪健康福祉短期大学
・平常点評価
[参考文献]
『新・介護福祉士養成講座 第 10 巻
央法規。
介護総合演習・介護実習』中
【試験】
(
%)
・筆記試験(
%)
・到達度の確認 (
100%)
・レポート(
%)
・授業内レポート(
%)
・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%)
・面接試験(
%)
【備考】実習開始前の出席が 3 分の 2 未満の場合、実習の実施は
延期する。また、3 分の 2 以上の出席者であっても遅刻日数と欠
席日数の合計が 7 回以上であれば実習終了後の課題を持って単位
を認定する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
22
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護実習Ⅰ
実習の時間数 80 時間
授業担当者
小田 史、永原
実習
時間数(単位数) 2 単位
配当 1 セメスター
卒業:選択
直子、伊藤
明代
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
【関心・意欲】利用者の生活の場である多様な介護現場において、利用者の理解を理解する。【技能・表現】利用者に対するコミュ
ニケーションを実践し、基礎的な技法を確認する。
[授業全体の内容の概要] 認知症対応型共同生活介護、デイサービス、デイケア、小規模多機能型居宅介護事業所、障害者作業所など
で在宅を中心とした事業所での実習を行い、どのような支援を受けながら対象者が暮らしているかを学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①将来、介護福祉士として働くことに希望とやりがいを感じられる
②利用者、家族と講義で学んだコミュニケーション技法を用いてコミュニケーションがとれる
③事実を正確に記録し、利用者の視点で介護・支援の意味を考えられる。
④対象者の障害に対して提供されている支援の必要性が理解できる
⑤マナー、職務規律を守ることができる
[準備学習の内容] 介護総合演習Ⅰでの事前学習 実習前事前訪問・オリエンテーションへの参加による事前学習の実施
[実習の日程と内容]
施設の種別:
・認知症対応型共同生活介護
・デイサービス
・デイケア
・小規模多機能型居宅介護
・障害者作業所
実習期間:
2016 年 8 月 30 日~9 月 13 日(10 日間)
実習内容:
● 対象者のそれぞれの暮らしや、障害に合わせた援助の仕方を学ぶ
● 対象者とコミュニケーションをとり、理解を深める
● 基本的な支援技術について実践的に学ぶ
● 実習機関の種別と役割、その中での介護福祉士の役割を学ぶ
実習指導:
実習施設毎に実習巡回教員が学生を指導する
実習中に 1 日の帰校日、終了後 2 日の登校日を設定し、学内で教員による指導を行う
事後指導;
レポートを作成することで実習での学びを整理し、個々の学びの内容を共通するために実習報告会を行う
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
(
50%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認 (
50%) ・レポート(
%)
『介護における自立援助』石田一紀編著 クリエイツかもがわ ・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
『介護実習の手引き』大阪健康福祉短期大学
[参考文献]
『一人ひとりが人生の主人公』白石恵理子著 全障研出版部
・平常点評価
【試験】
【備考】実習指導者の評価を参考に担当教員が協議の上で決定
1:不合格
2:課題達成後合格
3~5:合格
詳細は実習評価票を参照
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
23
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護実習Ⅱ
実習の時間数 184 時間
授業担当者
小田 史、永原直子、伊藤明代
実習
時間数(単位数) 4 単位
配当 2 セメスター
卒業:選択
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
【関心・意欲】入所・居宅の介護現場において、利用者の個別性、各々の生活背景、必要な支援内容について理解する。【技能・
表現】利用者に対する言語、非言語のコミュニケーションを実践し、意思疎通のための基礎的な技法を確認する。
[授業全体の内容の概要]
高齢者入所施設(特別養護老人ホーム、老人保健施設)、障害者施設(重症心身障害者施設、重度障害者授産施設等)
訪問介護事業所において実習を行い、対象者理解を中心にしながら、障害に応じた介護技術の習得、コミュニケ-ション能力を養い、
対象者の個別性を尊重し生活支援の在り方を理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①多様な施設・事業所の役割を理解できる
②さまざまな対象者の障害、生活の在り方を理解できる
③障害特性に応じた介護方法を習得する
④障害特性に応じたコミュニケーション方法を習得する
⑤介護実践に必要な情報を収集し、記録し、分析、考察できる。
⑥チームにおける各専門職の役割を理解できる
⑦訪問介護の特性を理解し、地域や入所施設との連携について理解する
[準備学習の内容]介護総合演習Ⅱでの事前学習 実習前事前訪問・オリエンテーションへの参加による事前学習の実施
[実習の日程と内容]
施設の種別:
高齢者施設(特別養護老人ホーム 老人保健施設)
障害者施設(聴覚障害施設、視覚障害者施設、救護施設、重症心身障害者施設、療護施設 etc)
居宅実習(訪問介護事業所)
実習期間;
施設実習:2017 年 1 月 23 日~2 月 18 日(18 日間)
居宅実習:2017 年 2 月 20 日~2 月 25 日(5 日間)
実習内容:
●
対象者の情報収集を行い、利用者の個別性について理解を深める
●
対象者の障害特性に応じた自立にむけた支援技術を実践的に学ぶ
●
施設、地域での介護福祉、医療、保健など多職種の連携について学ぶ
●
障害特性に応じたコミュニケーションの技法を実践的に学ぶ
●
在宅生活における介護福祉士の自立にむけた支援の在り方について学ぶ
実習指導:
実習施設毎に実習巡回教員が学生を指導する
実習中に 1 日の帰校日、終了後 2 日の登校日を設定し、学内で教員による指導を行う
事後指導:
レポートを作成することで実習での学びを整理し、個々の学びの内容を共通するために実習報告会を行う
[単位認定の方法及び基準]
【授業内評価】
[使用テキスト]
『介護実習の手引き』大阪健康福祉短期大学
[参考文献]
『あなたの大切な人を寝たきりにさせないための介護の基本
あすなら苑が挑戦する 10 のケア』社会福祉法人協同福祉会
【試験】
・平常点評価
(
50%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
50%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】実習指導者の評価を参考に担当教員が協議の上で決定
クリエイツかもがわ
1:不合格
2:課題達成後合格
3~5:合格
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
24
詳細は実習評価表を参照
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
発達心理学
授業の回数 15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数) 2 単位
配当
2 セメスター
永原
卒業:選択必修
直子
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 老化に伴うこころとからだの変化と日常生活への影響について知る。生命の発生から死までを発
達的変化として捉え、人間の成長と発達の基礎的理解を目指す。
[授業全体の内容の概要]
発達とは何か、生涯発達の概念、心身機能の加齢に伴う変化、高齢期の心理ついて概説する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
人間の成長と発達を心理学的な観点でとらえ、人間の継時的変化について説明
できる。また、老化に伴う心身機能の変化と日常生活への影響を踏まえ、適切な対応方法とその根拠を説明できる。
[準備学習の内容]
周囲の比較的健康な高齢者について、日常生活で若齢者と異なる行動をとったり不便を感じたりし
ている事がないかを観察しておくこと
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーションおよび発達の定義:発達の定義の歴史的変遷、および発達研究における横断法、縦断法、系列法
などの研究法について学ぶ。
2) 発達の理論:遺伝と環境が発達へ及ぼす影響について学ぶ。また、ハヴィガーストやエリクソンの発達段階説を学び、
それぞれの発達段階における発達の課題や危機について考える。
3) 発達に伴う運動機能の変化:身体運動の発達について学び、実際の子どもの発達の様子を映像で見て理解する。また、
中年期以降に生じる運動機能の変化についても学び、介護予防について考える。
4) 感覚・知覚:感覚や知覚に関する心理学的知見を学び、錯視や盲点、二点弁別閾などの簡単な演習を通して、特に視
覚と聴覚についてその特徴を知る。
5) 視覚の発達:視覚と視知覚の変化とその特徴を知り、それが日常生活にどのような影響を及ぼすのかを考える。また、
特に中年期以降に起こる変化について知る。
6) 聴覚の発達:聴覚の変化とその特徴を知り、それが日常生活にどのような影響を及ぼすのかを考える。また、特に中
年期以降に生じる変化について知る。
7) 味覚・嗅覚・触覚・運動機能の発達:高齢期における味覚、嗅覚、触覚、運動機能の変化を知り、それらが日常生活
に及ぼす影響を知る。
8) 認知機能理解の基礎:認知機能とは何かを理解し、記憶や注意などの基本的知識を身につける。また、様々な認知機
能を測定する神経心理学的検査を知る。
9) 認知機能の発達:認知機能がどのように変化していくのかを知る。中年期以降の機能低下について、その予防と機能
維持について学ぶ。
10) 知能:知能とは何かを様々な定義から考える。また、知能を測定するための道具である知能検査の概要について学習
する。
11) 知能の発達:知能の発達的変化について学ぶ。特に、高齢期における知能の変化が日常生活へ及ぼす影響を考える。
12) 老化や障害に伴う気持ちの変化:老化を受け止める高齢者の心理と、障害を受け止める高齢者の気持ちを知り、それ
らがパーソナリティにどのような影響を与えるのかを知る。
13) 老化に伴う対人関係の変化:社会や家庭における役割の変化に伴って、高齢者を取り巻く人間関係も変化する。それ
らの変化を、コンボイ・モデルやソーシャル・サポート・ネットワークの考え方から捉える。
14) 死別体験と経済的不安:兄弟や友人との死別や、その他の家族との死別によって、どのような心理的影響を受けるの
かを考える。また、経済的不安が及ぼす心理的影響についても考える。
15) 授業内試験:授業内容の理解到達度を確認するための筆記試験を実施する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『老年心理学』培風館
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
[参考文献]
『新心理学ライブラリ 5 発達心理学への招待
人間発達の
全体像をさぐる』サイエンス社
【試験】
(
100 %) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】授業中の態度について、注意しても改善が見られ
『エイジング心理学』北大路書房
ない場合、大幅な減点を行うことがある。
※ 使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
25
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
医学一般
授業の回数 15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
眞鍋
2 セメスター
卒業:選択必修
穣
資格:必修
[授業の目的・ねらい]人間の成長発達を理解したうえで老化とは何か「生まれること・生きること・死ぬこととは何か」
を考えられるようにする。高齢者に多い病気とその特徴および対応の留意点を理解し、介護に活かせるようになる。
[授業全体の内容の概要] 担当者は現役医師です。0歳から97歳まで診療しています。その中で学んだことを中心に、
高齢者の症状・訴えの特徴とその留意点、高齢者に多い病気とその特徴対応のポイントを実例を紹介しながら講義します。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]介護現場で必要な実践的知識の医学的基礎知識を身に付け、高齢者と健康の関係性
について理解し、説明できる。
[準備学習の内容]
福祉施設に関する新聞報道に留意して問題認識を持って授業を受けるようにして下さい。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)年をとるとはどういうことか?をふまえて、介護における高齢者と健康の関係性について、高齢者の症状・疾患の特
徴、高齢者に多い症状・訴えとその対応の留意点を中心に理解する
2) 高齢者に多い病気とその留意点1.生活習慣病を高脂血症、高血圧、糖尿病とは何かを紹介しながら、老化と生活習
慣病の関係、合併症としての脳卒中、心筋梗塞などの起きる仕組みを理解します
3) 高齢者に多い病気とその留意点2.骨・関節の病気
高齢者に多い腰痛と骨粗しょう症の関係を椎間板ヘルニアや腰
椎圧迫骨折、大腿骨頚部骨折についてふれて理解する
4) 高齢者に多い病気とその留意点3.歯・口腔の病気
高齢者における歯とかむことの重要性、入れ歯と口腔ケア、8
020運動などと嚥下の仕組みと嚥下性肺炎などとの関連を理解する。
5) 高齢者に多い病気とその留意点4.眼の病気
白内障と糖尿病性網膜症を中心に高齢者の生活の障害の原因とその対
応のしかたについて学ぶ
6) 高齢者に多い病気とその留意点5.耳の病気
難聴とめまい・耳鳴り6.皮膚
老人性掻痒症
耳鳴り、めまい、か
ゆみは本人にとって深刻でも軽く扱われることの多い訴えです。その対応のポイントを理解します。
7) 高齢者に多い病気とその留意点7呼吸器の病気
結核、肺がん、誤嚥性肺炎について理解し、持続する咳と痰への対
応のポイントを理解します。
8) 高齢者に多い病気とその留意点8.腎・泌尿器の病気
高齢者に多い悩みのひとつ尿失禁の仕組みを理解します。男
性の前立腺肥大と前立腺がんへの対応、糖尿病と糖尿病性腎症の関係のポイントを理解します。
9) 高齢者に多い病気とその留意点9.脳・神経系疾患
脳卒中の原因とその後遺症のおきる仕組みを理解し予防と後遺
症への対応介護のポイントを理解します
10) 高齢者に多い病気とその留意点10.消化器系疾患
胃がん、大腸がん、肝癌の早期発見をその起きるC型肝炎や原
因と発見のポイントから考えます
11) 高齢者に多い病気とその留意点11.循環器系疾患
心房細動などの不整脈と脳梗塞の関係、狭心症、心筋梗塞の仕
組みとその対応を理解する
12) 高齢者に多い病気とその留意点12.精神疾患
老人性うつ病と認知症について、とくに脳血管性認知症とアルツハ
イマーとの初期症状のちがいと経過の違いと対応のポイントを理解する
13) 高齢者に多い病気とその留意点13.介護保険の特定疾病は40-65歳で介護保険が認められるもので
アルツハ
イマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)など15疾病あります。その概要について説明します。
14) 高齢者に多い病気とその留意点14.高齢者に起こりやすい感染症
介護サービスでよく問題になる感染症、例えば
入浴サービスで問題になるレジオネラ感染症やインフルエンザの予防対策などについて理解します。
15) 講義のまとめおよび筆記による到達度の確認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
「新・介護福祉士養成講座」第 11 巻
【授業内評価】
発達と老化の理解(中 ・平常点評価
【試験】
(
20%) ・筆記試験(
%)
央法規出版) およびレジュメと関連資料配布
・到達度の確認
(
60%) ・レポート(
%)
[参考文献] NHK今日の健康
・授業内レポート(
20%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】授業態度、筆記試験と課題の提出でおこなう
他の受講生の受講を妨げる態度は減点の対象となります
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
26
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習)
認知症ケアの理解と支援Ⅰ
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
授業担当者
演習
1 単位
配当
2 セメスター
杉原
久仁子
卒業:必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい]認知症に関する基礎的知識を習得するとともに、認知症のある人の体験や意思表示が困難な特性を
理解し、認知症の人の思いに基づいた認知症ケアを実践できる。
[授業全体の内容の概要]①認知症とは何か
認知症を取り巻く状況、②医学的側面から見た認知症の基礎③認知症の心理
的理解、④認知症ケアについて授業を展開する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]認知症は予防できるものもあるが、原因不明で予防できないものもあり、誰でもな
る可能性がある病気である。当事者の心情を理解し人間の尊厳と認知症の基本的介護のあり方を説明できる。
[準備学習の内容] 認知症に関する内容のテレビ、映画、本、新聞記事などを活用してください。ボランティア活動などで認知症
の人や家族と実際に関わる機会をもちましょう。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)授業のオリエンテーション:
認知症とは何か 認知症を取り巻く状況、専門用語の理解を学ぶ
2) 認知症の人の体験を理解する:視覚教材を使い、認知症の人がどんな体験をしているかを意見交換する
3) 医学的側面から見た認知症の基礎:認知機能にかかわる脳の仕組みを学ぶ
4) 医学的側面から見た認知症の基礎:認知症の原因となる疾患①アルツハイマー、血管性認知症を学ぶ
5) 医学的側面から見た認知症の基礎:認知症の原因となる疾患②レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、正常圧水頭
症を学ぶ
6)医学的側面から見た認知症の基礎:認知症の診断・検査の方法、告知について学ぶ
7)医学的側面から見た認知症の基礎:BPSDの基本的理解
適切な対応とは何かを学ぶ
8)医学的側面から見た認知症の基礎:認知症の治療と予防の実践を学ぶ
9)医学的側面から見た認知症の基礎:認知症と間違われやすい疾患を学ぶ
10)認知症の本人の思いを学ぶ:認知症の本人の思いを汲み取りケアに活かすことの重要性を学ぶ
11) 当事者から見る認知症:認知症をテーマにした視覚教材を元に、当事者の視点で認知症を学ぶ
12)若年認知症・初期の認知症の人のサポート:今後早期診断される人が増加傾向にあることから初期の認知症の人や若
年認知症の人の生活の困難、サポートを学ぶ:
13)認知症ケアの歴史的変遷①:視覚教材を元に認知症ケアの歴史を学ぶ
14) 認知症ケアの歴史的変遷②:「ケアなきケアの時代」と現在を比較し、認知症ケアの変化を考える
15)認知症ケアの理念と視点:認知症の人とかかわる上での基本について学ぶ
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
新介護福祉士養成講座
第 12 巻(中央法規)
[参考文献]
・平常点評価
(
10 %) ・筆記試験(
70 %)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
20 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
27
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
障害の理解と支援Ⅰ
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
演習
白井
1 単位 配当 2 セメスター
卒業:選択必修
舒久
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
【知識・理解】「障害とは何か」について構造的に理解し、障害者福祉の基本理念、連携と協働、家族への支援のポイン
トを説明できる。【関心・意欲】演習や実習の基礎的知識や考え方の土台形成と共に、「障害者問題」を考え実践できる。
[授業全体の内容の概要]
授業前半に、障害の基礎的理解や障害者福祉の基本理念、介護の視点など論理的考察を行い、後半で障害の医学的側面の
基礎的知識として具体的な障害における理解と、連携と協働、家族への支援を視野に含んだ介護の視点について学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
障害の概念、障害者福祉の基本理念を理解し、障害の見方、さらに障害を持つ人への介護を展開する上での考え方の視点
を考察できる力量を身につけると共に、障害者の全ライフステージにけるおける支援のポイントを説明できる
[準備学習の内容]
障害のある人との個人的交流や施設で現場体験(見学も)を通して、障害者の思いやニーズに触れておくことが望ましい。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)障害の基礎理解①
障害の概念の学習を通して、「障害とは何か」「障害をどうみるか」の視点について理解する。
2)障害の基礎理解②
社会のなかで障害者を理解しようとするノーマライゼーションなどの概念が北欧を中心に発展してきた経緯がる。わが国
において障害者をどのように捉えるのか、学習する。
3)障害者福祉の基本理念 わが国における障害者の法的定義は障害者施策の柱である。わが国が障害者をどのように捉え
ているのか、またその問題点はどこにあるのか、学習する。
4)障害のある人に対する介護の基本的視点 障害を持つ人への介護の視点として、自己決定やエンパワメント、権利擁
護などの視点がある。これらの考え方や方法論を学ぶ。
5)基本的視点に基づいた個別支援
障害を持つ人は生活上においてどのようなニーズを持っているのか。生活上のニーズを理解することは介護の重要なポイ
ントである。普遍的なニーズから個別のニーズについて学ぶ。
6) 基本的視点に基づいた個別支援(介護過程の展開) 障害を持つ人の生活上のニーズを理解したうえで、それらをど
のように介護の方向性や方法に活かしていくのか。介護のプロセスについて学ぶ。
7) 社会資源の利用と開発
障害を持つ人が自立へ向けての支援には直接的な介護のみならず、社会のあらゆる資源を活用することが望ましい。障害
を持つ人の自立を助ける社会資源とはどのようなものがあるのか、学ぶ。
8) 社会資源の利用と開発
障害を持つ人が自立に向けて活用する社会資源は、既存のものだけでなくその人の生活に応じて新たに開発する実践が行
われている。社会資源の開発はどのように行われるのか、またどのような意義があるのか、学ぶ。
9) 家族への支援
介護における家族の負担の軽減が今日の課題である。介護における家族の役割とはなにか、そして家族に対して支援でき
ること、家族に代って社会的介護が担う部分について学ぶ。
10) 連携と協働
障害を持つ人への介護は、地域と専門家、専門家同士が連携し協働することによって成立している。介護における地域の
役割、各専門家の役割について理解し、連携・協働の方法と意義を学ぶ。
11) 障害のある人の生活の理解 肢体不自由
医学的理解と障害の特性、種類を理解し、肢体不自由を持つ人の生活上の困難や特徴、そして介護の視点を学習する。
12) 知的障害
医学的理解と障害の特性を理解し、知的障害を持つ人の生活上の困難や特徴、そして介護の視点を学習する。
13) 発達障害
医学的理解と障害の特性、種類を理解し、発達障害を持つ人の生活上の困難や特徴、そして介護の視点を学習する。
14) 重症心身障害
医学的理解と障害の特性を理解し、重症心身障害を持つ人の生活上の困難や特徴、そして介護の視点を学習する。
15) 授業のまとめと補足(療育・介護における総合的支援の実践構造とライフステージ支援)
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
「新・介護福祉士養成講座」第 13 巻
出版)
【授業内評価】
障害の理解(中央法規 ・平常点評価
(
・到達度の確認
[参考文献]
28
10%) ・筆記試験(
80%)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
10%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
こころとからだのしくみ(総論)
授業の回数 15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
眞鍋
1 セメスター
卒業:必修
穰
資格:必修
[授業の目的・ねらい]介護福祉士として働いていくうえで必要な人間のこころとからだのしくみを理解できるようにす
る。健康とは何か?人間が生きることを子どもと大人の対比もふまえて理解できるようにする。
[授業全体の内容の概要]担当者は現役の小児科医であり診療所所長であることを生かした具体的な臨床経験をふまえた
実践で役立つ講義をパワーポイント配布資料をつかっておこなう。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]介護現場で必要な基本的な生理学的病理学的知識を習得し、介護が必要なひとに
必要な援助しかたの基本的なこころとからだのしくみがおさえられているようにする。
[準備学習の内容]
福祉施設に関する新聞報道に留意して問題認識を持って授業を受けるようにして下さい。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) こころのしくみの理解①:1.人間の欲求とは?2.自己概念と尊厳を生まれることと死ぬこと
看取りの実例から考えてみる
2) こころのしくみの理解②: 1.こころとは何か?医学がどう考えてきたかを歴史的に振り返ってみる
3) こころのしくみの理解③:2.学習・記憶・思考のしくみ、3感情のしくみについて脳卒中後遺症で見られる失見当
識、失語症や感情失禁の症状が何故起きるかからその概略を理解する
4) こころのしくみの理解④:4.認知のしくみ、5.意欲・動機づけのしくみ、6.適応のしくみを脳血管性認知症や
アルツハイマーではどうなるか?をあげながら理解する
5) からだのしくみの理解①:1.からだのしくみを生命の維持と恒常性のしくみから考える。暑ささむさに人間はどう対
応しているか?熱中症でおきることから考える
6) からだのしくみの理解②:1.からだの各部位器官の役割、①胃腸の役割
消化吸収のメカニズムを子ども、成人、老
人のちがいからそれぞれにふさわしい食事を考える
7) からだのしくみの理解③:2.からだの各部位の役割、②心臓の働き血液の働きを「
人間に必要な酸素の量は?オ
リンピック選手はなぜ高地トレーニングをするのか?」などから理解する
8) からだのしくみの理解④:2.からだの各部位のやくわり肺
③呼吸とは何か?どのように調節されているのか?を
「息をするから胸が膨らむのか?」「経皮酸素モニターは何を調べているのか?」などから考える。
9) からだのしくみの理解⑤:からだの各部位のやくわり
④排泄のしくみ
腎臓と膀胱の働きを尿失禁がなぜおきるか
から理解する。
10) からだの動きを理解する 1.骨関節の動き
肩こり、腰痛などのおきるしくみから骨や関節の動きと筋肉との相関
を考える
11) からだの動きを理解する2.筋肉の動き
12) からだの動きを理解する3.神経の動き
筋肉の収縮のメカニズムと有酸素運動について考えてみる
随意運動のメカニズムを脳卒中の後遺症としての片麻痺のおきるしくみか
ら考えてみる
13) からだの動きを理解する4.ボデイメカニクスとは?腰痛のあるときの起き上がり方と介助の仕方には、必要な技術
があります、その基本を学びます。
14) 高齢者に多い病気から高齢者のからだの問題をかんがえる
全体を概括してあらためて老化とこころとからだの問
題とその対応のポイントを考えて見ます。
15) 講義のまとめおよび筆記による到達度の確認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
「新・介護福祉士養成講座」第 14 巻
【授業内評価】
こころとからだのしく ・平常点評価
【試験】
(
20%) ・筆記試験(
%)
み(中央法規出版)レジュメと関連資料配布
・到達度の確認
(
60%) ・レポート(
%)
[参考文献] ビデオNHKスペシャル「驚異の小宇宙人体」
・授業内レポート(
20%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】授業態度、筆記試験と課題の提出でおこなう
他の受講生の受講を妨げる態度は減点の対象となります
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
29
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
こころとからだのしくみ(各論Ⅰ)
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
授業担当者
講義
2 単位
配当
石田
1 セメスター
卒業:選択
京子
資格:必修
[授業の目的・ねらい] こころとからだのしくみをふまえて、身支度、移動、食事、睡眠など生活行為と生活リズムの意
義を押さえ、対象者に対する適切な介護の理論と技術の根拠を理解し説明できるようになる
[授業全体の内容の概要] 身支度、移動、食事、睡眠について、①意義と目的
②アセスメント
③適切な悔悟の展開
に
ついて順序だてて習得していく
[授業修了時の達成課題(到達目標)] こころとからだのしくみを理解した上で、利用者に対する適切な援助の根拠を説
明できる
[準備学習の内容]
毎回の授業の予習復習をする
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション;
授業計画、評価の方法についての説明と、こころとからだのしくみを学ぶ意義
2) こころとからだのしくみの基礎的知識(1);身体各部の名称、移動に関連する骨・筋肉の名称
3) こころとからだのしくみの基礎的知識(2);移動に関する基礎的知識 (座位、立位、歩行 etc)
4) こころとからだのしくみの基礎的知識(3);身支度に関する基礎的知識(入浴、皮膚・爪 etc)
5) こころとからだのしくみの基礎的知識(4);食事に関する基礎的知識(消化吸収、栄養素 etc)
6) こころとからだのしくみの基礎的知識(5);排泄に関する基礎的知識(排泄のしくみ、失禁 etc)
7) こころとからだのしくみと生活リズムの関係について理解する(1);体内時計とこころとからだのしくみの関係につ
いて理解し、よりよい生活への介護について学ぶ
8) こころとからだのしくみと生活リズムの関係について理解する(2);生活リズムとこころの健康について理解し、機
能低下がもたらす影響とそれについての介護について学ぶ
9) こころとからだのしくみとホメオスターシスの関係について理解する(1);ホメオスターシスと自律神経、生活リズ
ムの関係を理解し、利用者の状況をアセスメントしよりよい生活への介護を学ぶ
10) こころとからだのしくみとホメオスターシスの関係について理解する(2);ホメオスターシスと内分泌、免疫の関
係を理解し、利用者の状況をアセスメントしよりよい生活への介護を学ぶ
11) こころとからだのしくみと 1 日の生活リズムを理解する(1:朝);1 日を活動的に過ごすための食事、活動、睡眠
等について理解し、介護について学ぶ
12) こころとからだのしくみと 1 日の生活リズムを理解する(2:昼);1 日を活動的に過ごすための食事、活動、睡眠
等について理解し、介護について学ぶ
13) こころとからだのしくみと 1 日の生活リズムを理解する(3:夜);1 日を活動的に過ごすための食事、活動、睡眠
等について理解し、介護について学ぶ
14) こころとからだのしくみと四季の関係を理解する(1):こころとからだのしくみと自然との何関係についての基礎
的地誌を学ぶ(外部講師)
15) こころとからだのしくみと四季の関係を理解する(2):こころとからだのしくみと自然との関係を理解し、春夏秋
冬の利用者のよりよい生活への援助を学ぶ(外部講師)
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「新・介護福祉士養成講座」第 14 巻こころとからだのしく ・平常点評価
【試験】
(
10%) ・筆記試験(
90%)
み(中央法規)
・到達度の確認
(
0%) ・レポート(
0%)
[参考文献]
・授業内レポート(
0%) ・実技試験(
0%)
健康管理能力検定 3 級テキスト
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
0%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
30
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
こころとからだのしくみ(各論Ⅱ)
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
[授業の目的・ねらい]
授業担当者
講義
2 単位
配当
石田
2 セメスター
卒業:選択
京子
資格:必修
こころとからだのしくみをふまえて、利用者の身体的、精神、精神的状況をアセスメントし適
切な介護が行える理論と技術の根拠を理解し、説明できるようになる。
[授業全体の内容の概要]
食事、入浴・清潔保持、排泄について ①意義、目的 ②アセスメント ③適切な介護技術の
展開 について順序だてて習得していく。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
心と身体のしくみを理解したうえで、自立にむけて利用者の状況をアセスメン
トし、適切な援助の根拠を説明できる。
[準備学習の内容]
身体の構造・機能を復習する、または参考書などで自己学習を深めておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション;心と身体の仕組みから求められる介護について、その根拠の重要性について学ぶ。
2) 食事に関連した身体の仕組み;移動と移乗をつかさどる神経や筋・骨格などからだの仕組みについて理解し、食事の
メカニズムについて学ぶ。
3) 食事に関連した心の仕組み;目的や意志をもって行われる食事に伴う心の動きについて理解し、食欲を高める介護に
ついて学ぶ。
4) 機能低下が食事に及ぼす影響(1);老化に伴う神経、筋骨格系、視聴覚系の機能低下について理解し、食事にどのよ
うな影響をおよぼすかについて学ぶ。
5) 機能低下が食事に及ぼす影響(2);脳血管系、神経系、事故などによる機能低下と障害による機能低下について理解
し、食事にどのような影響をおよぼすかについて学ぶ。
6) 入浴・清潔に関連した身体の仕組み;入浴・清潔をつかさどる神経や筋・骨格などからだの仕組みについて理解し、
入浴・清潔のメカニズムについて学ぶ。
7) 入浴・清潔に関連した心の仕組み;目的や意志をもって行われる入浴・清潔に伴う心の動きについて理解し、意欲を
高める介護について学ぶ。
8) 機能低下が入浴・清潔に及ぼす影響(1);老化に伴う神経、筋骨格系、視聴覚系の機能低下について理解し、入浴・
清潔どのような影響をおよぼすかについて学ぶ。
9) 機能低下が入浴・清潔に及ぼす影響(2);脳血管系、神経系、事故などによる機能低下と障害による機能低下につい
て理解し、入浴・清潔にどのような影響をおよぼすかについて学ぶ。
10) 排泄に関連した身体の仕組み;排泄をつかさどる神経や筋・骨格などからだの仕組みについて理解し、排泄のメカニ
ズムについて学ぶ。
11) 排泄に関連した心の仕組み;目的や意志をもって行われる排泄に伴う心の動きについて理解し、意欲を高める介護に
ついて学ぶ。
12) 機能低下が排泄に及ぼす影響(1);老化に伴う神経、筋骨格系、視聴覚系の機能低下について理解し、排泄にどの
ような影響をおよぼすかについて学ぶ。
13) 機能低下が排泄に及ぼす影響(2);脳血管系、神経系、事故などによる機能低下と障害による機能低下について理
解し、排泄にどのような影響をおよぼすかについて学ぶ。
14) 食事、入浴・清潔、排泄での変化への気づきと対応;食事、入浴・清潔、排泄時の観察点について学び、必要な対応
および医療職種との連携について学ぶ。
15) 授業のまとめ
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「新・介護福祉士養成講座」第 14 巻 こころとからだの
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
70%)
しくみ(中央法規出版)
・到達度の確認
(
30%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
「からだの地図帳」講談社編 講談社
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
31
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
医療的ケア概論Ⅰ
授業の回数 15 回
時間数(単位数) 2 単位
授業担当者
講義
配当
2 セメスター
石田
京子・伊藤
卒業:選択
明代
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
医療職との連携のもとで、医療的ケアを安全適切に実施できるよう、必要な基礎的知識を修得する
[授業全体の内容の概要]
介護福祉士の医療的ケア実施に関する制度の理解、医療の倫理、高齢者及び障害児・者の健康状態の把握も含め学ぶ。ま
た、喀痰吸引・経管栄養に関する基礎知識を習得する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
医療職との連携のもとで、医療的ケアを安全適切に実施するための、必要な基礎的知識を理解し説明できる
[準備学習の内容] テキストの該当する箇所を読んでおくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 介護福祉士として、医療的ケアを実施するにあたり、個人の尊厳と自立・倫理などの考え方をふまえ、医療的ケアの
対象者及び家族の心理的理解の重要性について学ぶ。
2)医療的ケアを支える保険医療制度とチーム医療①
保健医療に関する制度、医行為に関する制度について学ぶ
3) 医療的ケアを支える保険医療制度とチーム医療②
チーム医療と介護職員の連携、職員の感染予防の必要性について理解する
4) 安全な療養生活①
たんの吸引や経管栄養の安全な実施について学ぶ
5) 安全な療養生活②
痰の吸引や経管栄養の安全な実施と急変状態、救急蘇生法について学ぶ
6) 安全な療養生活③
救急蘇生法について学ぶ
7) 清潔保持と感染予防
感染予防と滅菌・消毒についての基礎的知識を学ぶ
8) 健康状態の把握①
身体・精神の健康状態について学び、健康を維持するために必要な療養環境の清潔、消毒法について理解する
9) 健康状態の把握②
身体の生理的変化を観察する上で必要なバイタルサインについて、正常値・異常値を含め理解する
10) 高齢者および障害児・者の「たんの吸引」概論①
呼吸のしくみとはたらきについて理解する
11) 高齢者および障害児・者の「たんの吸引」概論②
いつもと違う呼吸状態と、人工呼吸について学ぶ
12) 高齢者および障害児・者の「たんの吸引」概論③
人工呼吸と吸引について学ぶ
13) 高齢者および障害児・者の「経管栄養」概論①
消化器系のしくみとはたらきについて学ぶ
14) 高齢者および障害児・者の「経管栄養」概論②
消化・吸収とよくある消化器の症状について学ぶ
15) 復習と筆記による到達度の確認
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
最新 介護福祉全書 13 医療的ケア(メヂカルフレンド社) ・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
(
70%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
30%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
・到達度の確認
[参考文献]
別途指示する
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
32
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
キャリアアップゼミナールⅠ
演習
授業担当者
川口・小田・永原・鴻上
・北垣・伊藤
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
1 単位
1 セメスター
配当
卒業:必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 将来、社会人、職業人として求められるマナーや態度、専門的知識を身につけ、就職及びその後
の人生に向けての実践的な力を身につける。
[授業全体の内容の概要] キャリアアップ指導、フィールドワーク参加、調べ学習、報告。就職指導。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
大学での学びを生かしながら、フィールドワーク参加の経験を他者に伝えられる。
[準備学習の内容]
介護福祉に関する記事を雑誌や新聞で読む習慣をつけておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)
オリエンテーション (教員の自己紹介+研究紹介)
2)
図書館オリエンテーション
3)大学で学ぶということ ・
ノートの取り方
4)
専門ゼミ紹介 ・
5)
新入生自己紹介(初めてのプレゼンテーション
6)
新入生プレゼンテーション(入学前課題-高齢者インタビュー)
7)
原稿用紙などの書き方②
8)
フィールドワーク参加①
9)
フィールドワーク参加① 感想文提出
専門ゼミの希望調査
*何を学びたいかを中心に)
・
原稿用紙などの書き方①
10) フィールドワーク参加②
11) フィールドワーク参加② 感想文提出
12) フィールドワーク参加③
13) フィールドワーク参加③ 感想文提出
14) フィールドワーク事後指導
報告プレゼンテーション
15) フィールドワーク 報告プレゼンテーション
準備
実施
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
なし
・平常点評価
(100%) ・筆記試験(
%)
[参考文献]
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
ゼミ指導教員が提示したもの
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【試験】
【備考】平常点:出席・書類提出・フィールドワーク参加
態度・感想文内容・報告発表の態度・報告発表の内容
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
33
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
キャリアアップゼミナールⅡ
演習
授業担当者
川口・小田・永原・鴻上
・北垣・伊藤
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
1 単位
配当
2 セメスター
卒業:必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 将来、社会人、職業人として求められるマナーや態度、専門的知識を身につけ、社会人となって
からこそ発揮できる実践的な力を身につける。
[授業全体の内容の概要] キャリアアップ指導、フィールドワーク参加、調べ学習、報告。就職指導。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
研究的視点を持ちつつ、フィールドワーク参加を通して学びを深める。
[準備学習の内容]
高齢者介護福祉に関する記事を雑誌や新聞で読む習慣をつけておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)
全体オリエンテーション ・
2)
図書館蔵書検索オリエンテーション
3)
フィールドワーク参加①
4)
フィールドワーク参加①
5)
フィールドワーク参加②
6)
フィールドワーク参加②
7)
フィールドワーク参加③
8)
フィールドワーク参加③ 感想文提出
9)
フィールドワーク参加④
ゼミ別オリエンテーション
感想文提出
感想文提出
10) フィールドワーク参加④ 感想文提出
11) フィールドワーク参加⑤
12) フィールドワーク参加⑤ 感想文提出
13) フィールドワーク参加⑥ 感想文提出
14) フィールドワーク事後指導
報告プレゼンテーション 準備
15) フィールドワーク 報告プレゼンテーション
実施
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
ゼミ指導教員が提示したもの
・平常点評価
(100%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
[参考文献]
ゼミ指導教員が提示したもの
【試験】
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】平常点:出席・書類提出・フィールドワーク参加
態度・感想文内容・報告発表の態度・報告発表の内容
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
34
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
キャリアアップゼミナールⅠ(別科)
15 回
回数
時間数(単位数)
授業担当者
演習
1 単位
川口啓子
配当
1 セメスター
必修
[授業の目的・ねらい] 将来、社会人、職業人として求められるマナーや態度、専門的知識を身につけ、就職及びその後
の人生に向けての実践的な力を身につける。
[授業全体の内容の概要] キャリアアップ指導、経験交流、就職指導。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 大学での学びを生かし、かつ社会人としての経験を加えて自己表現できる。
[準備学習の内容]
介護福祉に関する記事を雑誌や新聞で読みまとめて述べる習慣をつけておく。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)
ハローワーク 4 月度
2)
オリエンテーション(本科生と合同)
3) 図書館オリエンテーション(分室)
4)
図書館オリエンテーション(本館)
5)
大学で学ぶということ、ノートの取り方(本科生と合同)
6)
ハローワーク 5 月度
7)
グループワーク:介護に関する新聞記事①
8)
グループワーク:介護に関する新聞記事②
9)
グループワーク:介護に関する新聞記事③
10) ハローワーク 6 月度
11) プレゼンテーション「介護をめぐる諸問題と課題」
12)
ハローワーク 7 月度
13)
本科生キャリアアップゼミナール報告会(本科生と合同)
14) 大阪福祉就職フェア①(本科生と合同)
15) 大阪福祉就職フェア②(本科生と合同)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
教員が提示したもの
・平常点評価(感想文、および ・筆記試験(
【試験】
報告
[参考文献]
%)
(
%) ・実技試験(
%)
・授業内レポート(
%) ・面接試験(
%)
・実技・作品発表(
%)
・到達度の確認
教員が提示したもの
%)
100%) ・レポート(
【備考】提出物未提出の場合、出席を認めない場合がある。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
35
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
キャリアアップゼミナールⅡ(別科)
15 回
回数
授業担当者
演習
時間数(単位数)
1 単位
川口啓子
配当
2 セメスター
必修
[授業の目的・ねらい] 将来、社会人、職業人として求められるマナーや態度、専門的知識を身につけ、就職及びその後
の人生に向けての実践的な力を身につける。
[授業全体の内容の概要] キャリアアップ指導、経験交流、就職指導。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
[準備学習の内容]
大学での学びを生かし、かつ社会人としての経験を加えて自己表現できる。
介護福祉に関する記事を雑誌や新聞で読みまとめて述べることができるようにしておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)
オリエンテーション 実習を振り返って(グループワーク)
2)
ハローワーク 10 月度
3)地域福祉とは①(グループワーク)
4)
地域福祉とは②(グループワーク)
5)
地域福祉とは③(グループワーク)
6)
地域福祉とは④(グループワーク)
7)
ハローワーク 11 月度
8)
映画鑑賞① (制度政策関係)
9)
映画鑑賞①(グループワーク)
10)
映画鑑賞② (認知症関係)
11)
映画鑑賞②(グループワーク)
12)
ハローワーク 12 月度
13)
制度政策・地域福祉・認知症(グループワーク)
14) 本科生キャリアアップゼミナール報告会(本科生と合同)
15)
ハローワーク 1 月度
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
教員が提示したもの
・平常点評価(感想文、および ・筆記試験(
【試験】
報告
[参考文献]
%)
(
%) ・実技試験(
%)
・授業内レポート(
%) ・面接試験(
%)
・実技・作品発表(
%)
・到達度の確認
教員が提示したもの
%)
100%) ・レポート(
【備考】提出物未提出の場合、出席を認めない場合がある。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
36
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
国際理解
授業の回数 20 回
時間数(単位数) 2 単位
授業担当者
講義・演習
配当
永原
2, 4 セメスター
卒業:選択
直子
資格:選択
[授業の目的・ねらい]
社会背景と介護のあり方の関係や介護観について、国際的視野から理解する。
[授業全体の内容の概要]
他国の訪問とその事前/事後学習を通して、文化と福祉について理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
国際的視点から、社会福祉・介護のあり方について説明出来る。
[準備学習の内容]
東南アジア諸国に限らず、広く国際社会に関心を持ち、社会情勢、文化、歴史、言語について触れ
ておくこと。特に、共通のコミュニケーションツールとなる英語については、各自の地道な努力を求める。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
受講ルールおよび評価方法について説明する。訪問国の歴史と福祉・教育施設について、概要を紹介する。
2) 訪問先を知る 1
訪問先の文化や風習、街の様子を調べる。また、交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
3) 訪問先を知る 2
訪問先について調べたことをまとめ、冊子を作成する。また、交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
4) 交流会の準備 1
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
5)交流会の準備 2
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
6) 交流会の準備 3
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
7) 交流会の準備 4
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
8〜9) 式典等の交流会
訪問先で行われる交流式典へ参加する。
10〜13) 他国の大学生との交流
訪問先にて現地学生と交流を深める。
14〜17) 施設見学
訪問国にて幼稚園および高齢者施設を視察する。
18) お礼状・報告集の作成
訪問先施設や交流した学生へ、お礼状を作成する。また、訪問の成果を文章にまとめ、報告集を作成する。
19) 報告会の準備
写真や映像をまとめ、報告会の準備を行う。
20) 報告会
学びの総括として、報告会を実施する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
訪問にかかる費用は学生の自己負担とする。
訪問先は、ベトナムをはじめとする東南アジア諸国とな
ることが多い。
※ 使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
37
38
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
生命倫理
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
授業担当者
講義
2 単位
配当
堀田
3 セメスター
卒業:必修
和義
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 「人間」の理解を基礎として、人間としての尊厳の保持と自立・自律した生活を支える必要性に
ついて理解し、介護場面における倫理的課題について対応するための基礎となる能力を養う。
[授業全体の内容の概要] 「尊厳」「自律」「自己決定」「個別性の尊重」などの意味や概念を理解し、事例検討を通し
て実践力を養うための基礎を提供する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 「人間とは何か」を自ら問い続けることが、対人援助を仕事とする人間の意欲や
興味関心に結びついていく。「尊厳」「自立」などを自分自身で考え、また、他者と意見交換ができるようになる。
[準備学習の内容]
普段の生活や実習を通じて「尊厳」や「自立」について疑問を持つように心がけ、自分で考える機会にする。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)オリエンテーション(「倫理」とは何か):社会で発生している倫理問題のうちでも特に生命倫理に関する事柄を紹介
する。そこから生命倫理問題とは何か、問題への対応手段にどのような種類があるかを説明する。
2)人間の尊厳と自立①:倫理観の核となるものが「尊厳」と「自立」である。社会福祉や介護の領域においてそれらの概
念がどのように使用されているのかを知る。
3)人間の尊厳と自立②:「尊厳」や「自立」は社会福祉や介護の領域だけではなく、他分野でも使用される用語であるた
め、他分野でどのように使用されているのかについて知る。
4)生命倫理の基礎:生命倫理は生命倫理学として学問的研究がなされ、体系化されている。生命倫理学の基礎について紹
介する。
5)介護における尊厳の保持①:介護における尊厳の意味を、具体的事例を通して考える。その際、グループ検討を行い自
己の価値観と他者の価値観の相違を知る。
6)介護における尊厳の保持②:グループでの検討結果を整理し発表することで、多様な価値観や、その調整方法を学ぶ。
7)介護における尊厳の保持③グループ発表で得られた内容を整理し、それぞれの意見を分類し理論的に説明する。
8)介護における尊厳の保持④倫理的問題には常にジレンマが生じる。1人の尊厳を尊重することで周囲の人の尊厳を尊重
できない場合があることを理解する。
9)自立支援①:「自立」とは何かを考える。グループ検討を通じて様々な自立の中身を提案してもらう。
10)自立支援②:自立概念を整理し、それぞれの意味や用語の使われ方を理解する。
11)介護福祉士倫理綱領①:介護福祉士の倫理綱領を理解する。
12)介護福祉士倫理綱領②:介護福祉士の倫理綱領を用いて事例検討を行い、対応力を身につける。
13)倫理の限界:倫理綱領は完璧ではないことを知る。倫理綱領の限界を見極め、それでは対応できない問題に対してど
のように対応するのかを学ぶ。
14)倫理と政治:倫理と政治の関係は非常に深い。倫理問題における政治の重要性について紹介する。
15) 講義のまとめおよび筆記による到達度の確認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
なし
・平常点評価
(
20%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
80%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
適宜紹介する。
【試験】
【備考】ただし、双方の割合の変更がありえる。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
39
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
人間と社会総合演習
授業の回数 15 回
時間数(単位数) 2 単位
授業担当者
講義
配当
2 セメスター
川口
卒業:選択
啓子
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 人間と社会の領域において、これまで学習してきた内容を統合し、介護福祉士として求められる
総合的知識の形成を目指す。
[授業全体の内容の概要] 介護の基本である人間の尊厳、コミュニケーションを学び、社会の理解を中心に学習する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 介護福祉士に必要とされる知識を確たるものとし、卒業時共通試験や国家試験に
合格できる水準の知識を獲得する。
[準備学習の内容] 人間と社会の領域で学んだ事柄について、復習しておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) (オリエンテーション)復習 1
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
2) 復習 2
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
3) 復習 3
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
4) 復習 4
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
5) 復習 5
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
6) 復習 6
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
7) 練習問題
復習した内容を基に、実際に問題を解いてみる。また、その解説を行う。
8) 練習問題
復習した内容を基に、実際に問題を解いてみる。また、その解説を行う。
9) 模擬試験 1
到達度の確認として、模擬試験を実施する。この試験成績は、成績全体の 25%に相当する。
10) 模擬試験 1
模擬試験の解説を行う。
11) 復習 7
模擬試験の解説に加えて、領域の内容について復習を行う。
12) 復習 8
模擬試験の解説に加えて、領域の内容について復習を行う。
13) 模擬試験 2
到達度の確認として、模擬試験を実施する。この試験成績は、成績全体の 25%に相当する。
14) 模擬試験 2
模擬試験の解説を行う。
15) 総復習
卒業共通試験に備えて、領域の総復習を行う。
試験)卒業時共通試験を試験とする。
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
『2016 年度版 U-CAN の介護福祉士書いて覚えるワークシート』 ・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
50 %)
自由国民社
(
50 %) ・レポート(
%)
『クエスチョンバンク介護福祉士国家試験問題解説 2016』メ ・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
ディックメディア
%) ・面接試験(
%)
・到達度の確認
・実技・作品発表(
[参考文献]
【備考】課題未提出の場合、出席を認めないことがある。
※ 使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
40
※ 介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
生物学
授業の回数 15 回
[授業の目的・ねらい]
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
3 セメスター
阿部
卒業:選択必修
一博
資格:選択必修
生物の基礎的あるいは生活における応用面の知識を総合的に習得し、それらの知識を社会にお
けるコミュニケーションに活用することで、介護の対象者である人間と生物界との関連の理解を深める。
[授業全体の内容の概要]
生物(動物・植物・微生物等)の特性を把握し、生物の生命活動が人間の生活(衣食住)と
どのような関わりがあるかを理解し、介護対象者の生活の創造に寄与する視野を広げる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 生物学を通じて、生物の生命環境の重要性を把握し、生物である人間の生きる尊
厳を見つめ、介護の現場で直面する多様な人間関係に対応できる力を養う。
[準備学習の内容] 身近な生物(動物・植物・微生物)等を観察して、これらが自身の生活における役割を把握し、認識
できたことや疑問点等を講義の中での質疑応答時に役立てるように準備して下さい。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション:今後の講義を聴講するのに必要な本講義の概要説明と生物学と介護や人間関係の総論について
学ぶ。
2) 生物の基礎的知識・分類と特性:生物(動物、植物、微生物等)の基本的知識を学び、それらの生物学的分類と特性
を学ぶ。
3) 自然界の食物連鎖と人間:陸上生物(主に微生物、昆虫、動物、植物)の生活環を把握し、それらの相互関係を学び、
人間との関わりを学習する。
4) 自然界の食物連鎖と人間:水生生物(海、川、池、湖等で生活する昆虫・魚介類・哺乳類等)の生活環を把握して、
それらの相互関係を学び、人間との関わりを学習する。
5) 生物の多様性と人間(その1):生物の中でも身近な果実・野菜の多様性と生物学的分類を学び、これらの食用部位
を把握して、人間との関わりを学習する。
6) 生物の多様性と人間(その2):生物の中でも身近な花卉の多様性と生物学的分類を学び、これらの観賞部位(花冠、
花序、ガク、苞等)の違いを把握して、人間との関わりを学習する。
7) 植物の生命活動と人間の関わり:植物の生命活動である光合成のメカニズムを学び、これらが人間生活の衣食住とど
のような関わりがあるかを学習する。
8) 生物と都市環境:生活空間である都市における生物の生態系を学び、これらが人間関係に関与する現象を学習する。
9) 生物と農業生産:身近な生物である果実・野菜の生産状況を学び、それらの生産が人間関係に寄与する現象を学習す
る。
10) 生物と食料供給:身近な生物である果実・野菜と食料供給の関連性を学び、それらが人間関係に関与する現象を学習
する。
11) 生物と食環境:身近な生物である果実・野菜が、我々の食生活に寄与することを学び、それらの食資源が人間関係に
関与する現象を学習する。
12) アジアにおける生物多様性と人との関わり:タイ、インドネシア、フィリピン、ブータン、バングラデシュ、中国、
韓国等における生物多様性と人との関わりを学び、人間関係に関与する現象を学習する。
13) ヨーロッパ諸国における生物多様性と人との関わり:ヨーロッパ諸国(北欧圏を含む)における生物多様性と人との
関わりを学び、人間関係に関与する現象を学習する。
14) アメリカ合衆国と南米諸国ならびにケニアにおける生物多様性と人との関わり:アメリカ合衆国と南米諸国ならびに
ケニアにおける生物多様性と人との関わりを学び、人間関係に関与する現象を学習する。
15) 知識習得ならびに理解度の確認:これまでに学んだ知識の習得状況ならびにそれらの理解度を確認するための筆記に
よる到達度確認試験を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
テキストは使用しません。必要に応じて資料を配付します。 ・平常点評価
( 40%)
・筆記試験(
%)
( 60%)
・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
・到達度の確認
[参考文献]
講義の中で適宜紹介します。
【備考】
※ ※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
41
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
統計基礎
授業の回数 15 回
時間数(単位数) 2 単位
授業担当者
講義・演習
配当
3 セメスター
永原
卒業:選択必修
直子
資格:選択必修
[授業の目的・ねらい] より良い介護をするためには、日々、新たな知見を積み重ねていく必要がある。介護福祉士とし
て必要とされる統計学の基礎知識の習得を目的とする。
[授業全体の内容の概要] 統計学の基礎的な事項である、代表値、分布、相関、検定について紹介し、身近な物事を測定
するための方法や手続きについて、講義・演習を行う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 授業を通じ、他者の研究報告(論文等)を読み解く力を付ける。また、自身で調
査・研究をするために求められる基本的な統計学の知識(主に記述統計)を実際に計算できるようになる。
[準備学習の内容] 高校までの数学について、復習しておくこと。特に、四則演算、二次関数、比例、確率統計。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) データとは何か
統計とは何か、なぜ必要かを理解する。また、データの種類と尺度の種類を学ぶ。
2) 度数分布
度数とは何か、度数分布とは何かを理解し、量的データ及び質的データの度数分布を図表に表す方法を学ぶ。
3) 数値要約 1
代表値と散布度について学び、自身で計算できるようになる。
4) 数値要約 2
代表値と散布度が、個々のデータからどのような影響を受けるかを理解する。
5) 量的データの相関 1
2 つの量的データの関係を学ぶ。相関の概念を理解する。
6) 量的データの相関 2
相関係数の計算方法を身につける。
7) 相関に影響を与える様々な要因
非直線的関係の存在、外れ値の影響などを学び、相関関係と相関図の関係について理解を深める。
8) 質的データの相関 1
クロス集計表を作成できるようになる。また、質的データの相関について理解する。
9) 質的データの相関 2
φ係数とクラメールの連関係数の計算方法を身につける。
10) データの標準化
データ値の比較を考える。標準得点とは何か、偏差値とは何かを理解し、計算できるようになる。
11) 分布 1
確率分布と確率密度関数について理解する。
12) 分布 2
正規分布、t 分布、χ²分布などの代表的な分布について学ぶ。
13) 統計的検定の基礎
記述統計と推測統計、無作為標本抽出などについて学び、統計的検定の基本的な考え方と手続きについて知る。
14) 授業内試験:理解到達度の確認のため、筆記試験を行う。
15) 試験問題解説:試験の問題について、模範解答を示し、解説を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初 ・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
歩の統計の本』北大路書房
・到達度の確認
(
100 %) ・レポート(
%)
電卓(携帯電話不可、√機能のあるもの)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
[参考文献]
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
『マンガでわかる統計学』オーム社
『データ解析テクニカルブック』北大路書房
【備考】
※ 使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
42
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
福祉マネジメント論
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
授業担当者
講義
2 単位
配当
3 セメスター
川口啓子
卒業:選択必修
資格:選択必修
[授業の目的・ねらい] 将来、仕事をする現場について、その組織的特徴や機構を理解し、自らがリーダーとなって職場
を運営する際に必要な民主的な考え方を身につける。キャリアアップのための見通し力を身につける。
[授業全体の内容の概要] 福祉施設の経営主体の種類とその組織的特長を理解する。その上で、組織体のあり方、対人関
係のあり方、人材育成のあり方などを、利用者と現場で働く者がともに豊かになる方途を探求する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 通常起こりうる職場に対する様々な不満や組織の矛盾を、運営の仕方の中に解決
方法を見出すことができるよう分析力を身につける。
[準備学習の内容] クラス、サークル、アルバイトなどの経験から、集団や組織がうまく機能するためには、人がらや性
格や人間関係以外に何が必要か、話せるようにしておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 福祉マネジメントオリエンテーション
教員の側から講義概要および授業の進め方を説明する。
2) 民主主義とは何か。
身近な民主主義を考える。政治原理としてではなく、日常生活で民主主義を語る。
3) 人間社会の 4 つの原理
①自助・自立、②共同、③市場、④協同・協働の原理と社会の在り方―民主主義・基本的人権との関係を考える。
4) 理念の民主主義
実習先など、組織や事業体の理念から考える。
5) 経営主体の民主主義 ①
経営主体別の意思決定のあり方を知る。
6) 経営主体の民主主義 ②
管理の民主主義、陣頭指揮の民主主義を考える。
7) 組織・機構の民主主義 ①
組織の仕組み、仕組みに伴う制度と手続きの民主主義を考える。
8) 組織・機構の民主主義 ②
反面事例を検討し、問題解決を考える。
9) 民主主義を体現する主体 ①
事務手続きの力量と会議運営の力量について考える。
10) 民主主義を体現する主体 ②
基本的人権の尊重を、言動、立ち居振る舞い、マナーとして考える。
11) 労働生産物の民主主義
働く者の誇りと働き甲斐について考える。
12) 民主主義と職場の会議 ①
会議運営―主に準備から会議開始までを知る、考える。
13) 民主主義と職場の会議 ②
会議進行から、会議終了後の執行について知る、考える。
14) 授業の総復習
職場の民主主義を考える 5 つの視点-気持ちや人格に依拠しない問題解決を考える。
15) 到達度の確認
授業のまとめと筆記により到達度を確認する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『職場づくりと民主主義―仕組み・会議・事務』
・平常点評価
(
20%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
80%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
非営利組織や企業形態に関する文献を参考にしてほしい。
【試験】
【備考】提出物未提出の場合、出席を認めない場合がある。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
43
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
福祉労働論
授業担当者
演習
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
2 単位
古川
配当
4 セメスター
卒業:選択必修
利通
資格:選択必修
[授業の目的・ねらい] ひととおり介護と福祉を学んできた諸君が、実際に起こった事件と判決を理解し、それに基き介
護と福祉の実態について自分の考え方をつくることができる力を養うことを目的とする。判例報告を行い、積極的に意見
を述べることができれば単位は授与する。
[授業全体の内容の概要]
この授業は演習方式である。学生が関心を持った介護・福祉に関する判例(事件と判決)を選び。第一時限にグループで
事件と判決の内容を報告し、全員が理解する。第二時限目は、それに基づいて学生全員が討論する方式である。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]介護や福祉の現状に関する深い理解を獲得し、事例を分析し、自分の意見をつくり
あげ、その意見を表明する力を身に付けること。他人の意見に対して意見を述べる事が出来ること。
[準備学習の内容] 報告者グループは、判例を理解し、報告レジュメを作成すること。その他の者は発言内容を考えてお
くこと。2015年度の報告レジュメは優秀なものが多かった。16年度も期待する。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]2015年度に学生が選択した判例は、以下のようである。
1)「福祉労働」論演習のやり方の説明。学生が判例を選ぶ。学生の希望に基づいて報告グループの決定。
2)「有料老人ホーム事業の破綻と経営者の責任」の事実と判決の理解。他の参加者は語句の意味などの質問を行う。
3)「有料老人ホーム事業の破綻と経営者の責任」の判決批判と報告者の意見に基づき、討論する。
4)「ボランティアの民事責任」の事実と判決の理解。他の参加者は語句の意味などの質問を行う。
5)「ボランティアの民事責任」の判決批判と報告者の意見に基づき、討論する。
6)「福祉施設退所後の知的障害者に対する使用者の虐待と福祉事務所など行政主体の責任」事件の事実と判決の理解。
他の参加者は語句の意味などの質問を行う。
7)「福祉施設退所後の知的障害者に対する使用者の虐待と福祉事務所など行政主体の責任」事件の判決批判と報告者の
意見に基づき、討論する。
8)「使用者の安全配慮義務」事件の事実と判決の理解。他の参加者は語句の意味などの質問を行う
9)「使用者の安全配慮義務」事件の判決批判と報告者の意見に基づき、討論する。
10)「知的障害者更生施設による障害基礎年金の横領」事件の事実と判決の理解。他の参加者は語句の意味などの質問
を行う。
11)「知的障害者更生施設による障害基礎年金の」事件の判決批判と報告者の意見に基づき、討論する。
12)「民間養護施設における集団暴力によって生じた入所児の後遺障害」事件の事実と判決の理解。他の参加者は語句
の意味などの質問を行う。
13)「民間養護施設における集団暴力によって生じた入所児の後遺障害」事件の判決批判と報告者の意見に基づき、討
論する。
14)「老人保健施設における事故と施設経営者の責任」事件の事実と判決の理解。他の参加者は語句の意味などの質問
を行う。
15)「老人保健施設における事故と施設経営者の責任」事件の判決批判と報告者の意見に基づき、討論する。
試験)演習をうけて、最後に言いたいことをかく感想文。
[単位認定の方法及び基準]
[教科書]『レジュメ』
【授業内評価】
『社会福祉小六法』(ミネルバ書房)
・平常点評価
(
90%) ・筆記試験(
10%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
石田一紀『介護福祉労働論』萌文社、2004
水谷英夫『介護福祉職
働き方のルール』2001
【試験】
【備考】報告をグループで協力して行うことで50点(50%)
報告者でない時に、積極的に質問・意見を出すことで 40 点(4
0%)、感想文で 10 点(10%)の総合評価。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
44
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
リスクマネジメント
授業の回数 15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
4 セメスター
藤野
卒業:選択必修
ゆき
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 【知識・理解】介護場面で遭遇する介護事故、感染症の発生に対する知識を習得し、実践できる
ようになる。また、介護従事者の心身の健康管理において必要な知識を身につけ実践できるようにする。
【思考・判断】介護現場のリスクに対して幅広い視野でとらえ、状況を判断し、事故防止を実践できるようにする。
[授業全体の内容の概要] ①介護における安全の確保
②リスクマネジメント
③感染対策
④介護従事者の安全(心身
の健康管理)について学習し危険予測能力・利用者の安全に配慮した介護を実践するための知識・技術を身につける
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 安全の確保の重要性とリスクマネジメントの学習を通し、介護福祉士にとって必
要な危険予測能力・利用者の安全に配慮した介護を実践できる
[準備学習の内容]それぞれの実体験を通して講義を行うため、事前の実習等で介護場面におけるリスク、感染症等につい
て十分に考え、観察をしておくこと。通常の講義においても問題提起を行うので、それについて考えておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 安全の確保の重要性とリスクマネジメント:福祉施設においての利用者の安全と安心の向上を目指したリスクマネジ
メントの具体例から、その必要性と課題について学ぶ
2) リスクマネジメントの基礎知識:原因究明と合理的な防止対策を重視するリスクマネジメントの考え方について
理解する
3)事故防止の基本活動:事故防止の基本活動
設備・用具の保守点検、建物・設備の構造の見直しの具体例から、その必
要性と課題について学ぶ
4)事故防止の基本活動:事故防止の基本活動
介護動作・手順、業務手順の見直し、利用者個別のリスクアセスメントの
具体例から、その必要性と課題について学ぶ
5)ヒヤリハットの取り組み :事故が起こる前の防止対策として有効なヒヤリハットの取り組みについて学ぶ
6)事故発生時の対応:現場ではすべての事故や緊急事態に対し、万全の処置(応急処置)を行う義務がある。事故対策マニ
ュアル、事故事例検討の具体例から、その必要性と課題について学ぶ
7)介護事故・トラブルに関する基礎知識:実際におこった事故、トラブルの事例検討から、予防対策を検討する
8) 介護事故・トラブルに関する基礎知識:介護事故についての判決例の検討から、法律的な考え方の基礎知識を身につ
ける
9) 感染管理のための方策:介護施設と感染対策
注意の必要な感染症とその対策の基礎知識について学ぶ
施設の衛生管理と介護職が行うべき感染対策について学ぶ
10) 感染管理のための方策:感染症の発生時の対応(状態把握、拡大の防止、報告)について、個別の感染対策、感染経路
を理解した予防策が行える知識を身につける
11) 感染管理のための方策:介護施設と感染管理体制の仕組みの具体例から、その必要性と課題について学ぶ
12) 介護従事者の心身の健康管理
介護従事者のおかれている状況から発生しやすい、心身の不調について知識を得、理解する
13) 介護従事者の心身の健康管理
こころの健康管理、バーンアウト、ストレスのコントロールなどについて学ぶ
14) 介護従事者の心身の健康管理
からだの健康管理 感染予防、腰痛予防、その他
について学ぶ
15) 授業のまとめと筆記による到達度の確認
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
新・介護福祉士養成講座
【授業内評価】
第4巻
介護の基本Ⅱ
【試験】
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
(中央法規)
・到達度の確認
(
60%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
40%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】授業内レポート内訳:講義時の出席カードの提出、リ
スクマネジメントに関係する課題レポートの提出
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
45
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護福祉倫理
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
授業担当者
講義
2 単位
配当
鴻上圭太
4 セメスター
卒業:必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
介護福祉士として必要な人権擁護の視点、介護従事者の倫理、専門職としての職業倫理の視点を学ぶ。
[授業全体の内容の概要] ] ①人権とは何か人権擁護の歴史
②介護福祉士としての倫理
介護福祉士会倫理要綱
③
介護福祉士に求められる職業倫理など、人権擁護の視点、専門職としての職業倫理観を養う上での幅広い内容を扱う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
介護福祉士として必要な人権擁護の視点、専門職としての職業倫理観を養う
[準備学習の内容] 社会が介護福祉士に対してどのような期待をしているのか、また、人間とは何か、人権とはなにか、
についてまずは一般的な感覚を持つことが必要である。幅広く、社会についての新聞記事や書籍に触れておいて欲しい。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション:介護福祉倫理として取り扱うテーマの概要について説明し、「倫理」とは何かをおさえ、介護
福祉士としての倫理的思考とは何かについて、事前におさえる。
2) 倫理の基本課題①:「価値」について学ぶ。倫理的思考と「価値」がどのようにむすびついているのか、学ぶ。
3) 介護福祉士の責務と役割①:介護福祉士に与えられている責務とはどのようなものか、また社会から期待されている
「役割」とはどのようなものか、学ぶ。
4)
介護福祉士の責務と役割②:介護福祉士に与えられている責務と役割について、制度施策の視点、そして倫理の 4
原則の視点から考える。
5) 倫理の基本課題②:「自由」とはなにか① 「自由」とはどのような状態なのか、歴史的に「自由」についてどのよ
うに考えられてきたのか、について学ぶ。
6) 倫理の基本課題②:「自由」とはなにか②
介護現場における「自由」と何か。利用者にとっての自由、介護福祉士
にとっての自由とは何かについて考える。
7) ケアの倫理その 1:ミルトンメイヤロフのケアの倫理を紹介し、その内容を学ぶ
8) ケアの倫理その 2:ケアの倫理について、さまざまな議論がある。それらを紹介し、ケアの倫理について考える。
9) 正義の倫理:正義の倫理とはどのようなものなのか、について学ぶ。
10) ケアの倫理と正義の倫理:ケアの倫理と正義の倫理は、歴史的に互いに絡み合いバランスを取り合いながら、人権
思想の発展に寄与してきた。その内実を学ぶ。
11) 介護の原則について考える①:テーマとして「尊厳」を取り上げ、尊厳についてどのような議論があり、尊厳につ
いて社会がどのように捉えているのか学び、そして尊厳を基にした介護とはどのようなものなのか考える。
12) 介護の原則について考える②:テーマとして「自律」を取り上げ、自律についてどのような議論があり、自律につ
いて社会がどのように捉えているのか学び、そして自律を基にした介護とはどのようなものなのか考える。
13) 介護の原則について考える③:テーマとして「自己決定」を取り上げ、自己決定についてどのような議論があり、
自己決定について社会がどのように捉えているのか学び、そして自己決定を基にした介護とはどのようなものなのか
考える。
14) 介護の場面における倫理的思考ワーク①:介護現場に見受けられる場面を想定し、介護福祉士として、どのような
思考のもとに、 どのような介護計画をたて、どのような介護実践を行うべきなのか、検討する。
15) 介護の場面における倫理的思考ワーク①:介護現場に見受けられる場面を想定し、介護福祉士として、どのような思
考のもとに、 どのような介護計画をたて、どのような介護実践を行うべきなのか、検討する。
試験)定期試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
授業内で資料を配布する
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
・到達度の確認
[参考文献]
授業内で紹介する
【試験】
100 %)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】但し平常点評価を筆記試験点数に加点する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
46
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
コミュニケーション論Ⅱ
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
授業担当者
演習
1 単位
配当
矢島
3 セメスター
卒業:選択
繁一
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 対人援助職としてのコミュニケーションのあり方について理解し、具体的な利用者・家族に対す
るコミュニケーションの技法、並びに介護チームの他職種間のコミュニケーション技法について学び、習得する。
[授業全体の内容の概要] コミュニケーション論Ⅰに続く科目である。介護におけるチームのコミュニケーションの意義
を理解し、演習を通じて対象者・家族・スタッフ間のコミュニケーションを学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]①感覚機能、運動機能、認知・知覚機能が低下している利用者の状態に応じたコミ
ュニケーション技法について学び、習得する。②介護におけるチームのコミュニケーションを習得する。
[準備学習の内容]毎回、授業の終わりにレポートを提出してもらいます。その内容により理解度、出席を確認します。
講義での提示の資料を復習しておくこと。前回の内容を振り返り、毎回の授業の目標を提示します。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)介護対象者の尊厳とは・倫理とはについて学ぶ。尊厳を保持するケア・ケアとは・パーソンセンタードケアの考え方を
学ぶ。
2)コミュニケーションの“あやふやさ”を、明確化することを学ぶ。
3)コミュニケーションをとる上での、言葉には現れない対象者の心理を理解し、相手の望みや感情の把握、対象者の内面
的な理解の必要性を理解する。
4)チームケアとコミュニケーションにおける、チームリーダーの意味と役割について学び、同じ目標に向かって進む専門
職のとしての人間関係の構築について学ぶ。
5)チームリーダーとしてのチームに個別ケアの倫理を浸透させ、行動を変容させるためのリーダーシップについて学ぶ。
6)会議等のあり方を、ブレインストーミング法等を通じて、批判でない、意見の言い易い自由な雰囲気を作ることができ
るようなる。
7)介護場面における、利用者・家族・地域住民との関わり方について、事例を通して介護職としての対応を学び、援助者
の視点だけでない片寄った視点からの脱却を目的とする。
8)コーチングとは何か。傾聴・質問。自己決定感を学ぶ。
9)自分自身、所属する組織、生活する地域の弱みと強みをしる。その上でのそれぞれの診断をし、円滑なコミュニケーシ
ョンを取れるようにする。
10)介護職員のストレスマネージメントについて認知行動療法等のツールを使い管理方法を学び、対象者とのコミュニケ
ーションをとれるようにする。
11)介護職としての課題、組織としての課題、地域の課題を整理し、課題分析を行う。その上で根拠を持った対応を学び、
円滑なコミュニケーションがとれるようになる。
12)「わたしメッセージ」が使えるようになる。対象者へのコミュニケーションとしての好ましい対応が出来る様に事例
を通じて学ぶ
13) 個別ケアについて、事例を通じてグループワーク・ロールプレイを行う。
14)介護の意義・目的を利用者を中心とした、尊厳・倫理からずれていないかに立ち返り、会議の種類、方法、留意点を
理解して、援助者主体の内容に成らない様に学ぶ。
15)授業のまとめ
コミュニケーション論Ⅱのまとめ。全体のふりかえり。筆記による到達度の確認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
介護福祉士養成講座編集委員会編『新・介護福祉士養成講座 ・平常点評価
(
60%) ・筆記試験(
%)
第5巻
(
40%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
適宜指示する。
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
コミュニケーション技術』中央法規出版。
・到達度の確認
【備考】ただし、双方の割合の変更がありえる。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
47
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
授業担当者
演習
高田
レクリエーション
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
1 単位
配当
3 セメスター
加恵子、池田
卒業:選択
弥生
資格:必修
[授業の目的・ねらい]「思考・判断」利用者が生活の中に快さ、楽しさを感じられるために、学生がレクリエーションの
本来の意味を理解し、個別性を尊重したレクリエーション活動を実践することができるようになる。「態度」人権を尊重
し人間の尊厳を護るための態度をとることができる。自立、自律や自己選択、自己実現を支援する態度を身につけ実践す
ることができるようになる。
[授業全体の内容の概要] 利用者(高齢者、障がい者)の身体面、精神面の特徴を理解し、利用者が求めるレクリエーショ
ン活動の演習と介護福祉士として生活支援の視点からレクリエーション援助の実際を学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]学生が利用者の個別性に即したレクリエーション援助計画を立てることができ、生
活の中に楽しさを感じるレクリエーション活動が実践できる。
[準備学習の内容] 利用者の身体面、精神面の特徴を理解しレクリエーション援助を豊かにするために、利用者の心理面
や高齢者の生きてこられた時代背景、生活文化、風俗などについて、高齢者からの聞き取りや文献等から学び理解する。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエーテイション
高齢者模擬体験を通して利用者の身体的、心理的特徴を理解する。( ①レポート提出 )
2) 生活支援としてのレクリエーション援助の理解
レクリエーションの基本的理解と目的、意義、効果を理解する。
3) 介護福祉士として福祉レクリエーションの理解
利用者への生活支援の側面からレクリエーション援助を理解する。
4)利用者の レクリエーション援助計画とアセスメントの方法
事例をアセスメントし利用者の個別性に合わせたレクリエーション援助計画を作成する。( ②レポート提出
5) レクリエーション財の紹介
)
(ビデオ学習)
福祉現場のレクリエーション援助活動の実際について理解する。( ③レポート提出
)
6) レクリエーションの基本的理解と援助方法について到達度の確認
(
筆記テスト )
7) 介護老人保健施設、介護老人福祉施設におけるレクリエーション援助活動の違いを理解する。
施設の形態によるレクリエーション援助活動の目的、視点を理解し実践力をつける。
8) 福祉施設現場におけるレクリエーション活動(音楽・歌)の実際
①
9) 福祉施設における行事レクリエーション援助活動の目的と意義
利用者の日常生活と非日常生活の関係性、行事レクリエーション活動(屋外、屋内)の注意点を理解する。
10) 福祉施設における行事レクリエーション援助活動の企画書、計画書づくり
各自で行事レクリエーション活動(誕生会)の企画書、計画書作成する。( ④企画書、計画書提出
11) 福祉施設現場におけるレクリエーション活動(音楽・歌)の実際
)
②
12)福祉施設における行事レクリエーション活動(誕生会)計画書に沿って作品制作。
グループで誕生会の準備(役割分担、飾り付け)、演習
13)福祉施設における行事レクリエーション活動(誕生会)計画書に沿ってグループ演習
グループ演習
14)福祉施設における行事レクリエーション活動(誕生会)計画書に沿ってグループ演習
グループ演習
(誕生会リハーサル)
15)福祉施設における行事レクリエーション活動(誕生会)グループ発表
(グループ実践力評価、個人評価
)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
50%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
20%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
30%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
48
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
生活支援の展開Ⅲ
授業の回数 15 回
授業担当者
演習
時間数(単位数)
1 単位
配当
鴻上圭太
3 セメスター
卒業:選択
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 今まで学習した知識と技術を統合して、倫理性・科学性・個別性をもった自立・自律を尊重した
生活支援技術を立案できる能力を身につける
[授業全体の内容の概要]
事例を中心として、ICF の視点で生活場面のアセスメントを行い、実践的な自立に向けた生
活支援の介護計画を立案する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
対象者の生活場面について情報を基にアセスメントができ、具体的な自立に向けた生活支援を考える能力を身につける
[準備学習の内容]
テキスト『新・介護福祉士講座 9 介護過程』第 2 章計画の立案について事前に読破しておくこと
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 授業についてのガイダンス
授業の概要を説明し、事例の紹介を行う
(事例 A;脳梗塞後遺症、事例 B:アルツハイマー認知症 事例 C:視覚障害
事例 D:寝たきり高齢者)
2 ) ICFを使用した個別支援計画立案と、分析・考察について
3 ) 事例A:
事例Aの自立に向けた生活場面についてアセスメントを行い、介護について実施計画立案
4 ) 事例A:
事例Aの自立に向けた生活場面についてアセスメントを行い、介護について実施計画立案
5 ) 事例A:
事例Aの自立に向けた生活場面についてアセスメントを行い、介護について実施計画立案
6 ) 事例B:
事例Bの自立に向けた生活場面についてアセスメントを行い、介護について実施計画立案
7 ) 事例B:
事例Bの自立に向けた生活場面についてアセスメントを行い、介護について実施計画立案
8 ) 事例B:
事例Bの自立に向けた生活場面についてアセスメントを行い、介護について実施計画立案
9 ) 事例C:
事例Cの自立に向けた生活場面についてアセスメントを行い、介護について実施計画立案
10) 事例C:
事例Cの自立に向けた生活場面についてアセスメントを行い、介護について実施計画立案
11) 事例C:
事例Cの自立に向けた生活場面についてアセスメントを行い、介護について実施計画立案
12) 事例D:
事例Dの自立に向けた生活場面についてアセスメントを行い、介護について実施計画立案
13) 事例D:
事例Dの自立に向けた生活場面について介護の実施計画立案(評価対象)
14)事例D:
事例Dの自立に向けた生活場面について介護の実施計画立案(グループワーク)
15) 事例D:
事例Dの自立に向けた生活場面について介護の実施計画立案(グループワーク)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
新・介護福祉士養成講座第 7・8 巻
【授業内評価】
生活支援技術Ⅱ・Ⅲ
(中央法規出版)
【試験】
・平常点評価
(100%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
『本人主体の「個別支援計画」ワークブック』(かもがわ出版)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】実施計画立案 60%、ロールプレイ評価 40%
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
49
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
生活支援の展開Ⅳ
授業の回数 15 回
授業担当者
演習
時間数(単位数)
1 単位
配当
鴻上圭太
3 セメスター
卒業:選択
資格:必修
[授業の目的・ねらい]今まで学習した知識と技術を統合して、倫理性・科学性・個別性をもった自立・自律を尊重した生
活支援技術を展開できる能力を身につける
[授業全体の内容の概要] 事例を中心として、ICF の視点で生活場面のアセスメントに基づいた介護計画に沿って、自立
に向けた生活支援の介護を実践し、分析、考察する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
対象者の生活場面について計画に基づいた具体的な自立に向けた生活支援を実践・分析、考察する能力を身につける
[準備学習の内容] テキスト『新・介護福祉士講座 9 介護過程』第 2 章「実施」について事前に読破しておくこと。また、
テキスト『同、生活支援技術Ⅱ』等を参考に、各場面での介助の留意点について、事前に復習しておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 授業についてのガイダンス:生活支援の展開Ⅲとの関連を説明し、アセスメント、介護計画立案、実施、評価を、一
連の介護実践として理解する。
(事例 A;脳梗塞後遺症、事例 B:アルツハイマー認知症 事例 C:視覚障害
事例 D:寝たきり高齢者)
2 ) ICFを使用した個別支援計画立案と、分析・考察について
3 ) 事例A:
事例Aの実施計画に基づいたロールプレイ実施
4 ) 事例A:
事例Aのロールプレイに対する分析・考察(グループワーク)
5 ) 事例A:
事例Aのロールプレイに対する分析・考察(グループワーク)
6 ) 事例B:
事例Bの実施計画に基づいたロールプレイ実施
7 ) 事例B:
事例Bのロールプレイに対する分析・考察(グループワーク)
8 ) 事例B:
事例Bのロールプレイに対する分析・考察(グループワーク)
9 ) 事例C:
事例Cの実施計画に基づいたロールプレイ実施
10) 事例C:
事例Cのロールプレイに対する分析・考察(グループワーク)
11) 事例C:
事例Cのロールプレイに対する分析・考察(グループワーク)
12) 事例D:
事例Dの実施計画に基づいたロールプレイ実施(評価対象)
13) 事例D:
事例Dの実施計画に基づいたロールプレイ実施(評価対象)
14)事例D:
事例Dの実施記録記述(評価対象)
15) 事例D:
事例Dのロールプレイに対する分析・考察についての考え方
試験)定期試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
新・介護福祉士養成講座第 7・8 巻
生活支援技術Ⅱ・Ⅲ
【試験】
・平常点評価
(40
%) ・筆記試験(60
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
『本人主体の「個別支援計画」ワークブック』(かもがわ出版)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
(中央法規出版)
【備考】実施記録の記述 40%
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
50
分析考察の記述 60%
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
ケアマネジメント論
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
授業担当者
講義
2 単位
配当
水流添
4 セメスター
卒業:選択
真
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
介護過程の実践的展開とチームアプローチを展開するために、ケアマネジメントの基礎理論を学ぶ 。
[授業全体の内容の概要] 失敗したケースも含め、事例を豊富に取り入れ、理論と照らし合わせながら考えることで、介
護過程の実践的展開及び介護過程とチームアプローチについてケアマネジメントを軸にして学び、将来の現場において有
効に機能する知識を身につける。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 個別ケースのニーズの抽出と分析を入り口とし、そこから制度や基本知識などに
つながる一般化への道筋を示し、整理していく。介護福祉士としてのプロフェッショナリズムが、いかに深くケアマネジ
メントと結びついているかについて、認識を深めてもらう。
[準備学習の内容]
テキストの該当する箇所を読んでおくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) ケアマネジメントとは何か Ⅰ
知識のない状態で事例検討し、発生する矛盾や問題点を明らかにする。
2) ケアマネジメントとは何か Ⅱ
ケアマネジメントの定義、意義、目標について、整理する。
3) ニーズの領域と種別 (利用者ニーズの全体像を理解する。
4) ケアマネジメントの基礎知識:健康管理の領域(慢性疾患、看護処置、ふだんの体調、歯・口腔)
5) ケアマネジメントの基礎知識:ADL、日常行動(重度化予防、生活、認知症状)
6) ケアマネジメントの基礎知識:介護負担(動作別負担、時間帯別負担)
7) ケアマネジメントの基礎知識:家事(食生活、生活管理)
8) ケアマネジメントの基礎知識:経済、家族関係(金銭管理、家族関係)
9) ケアマネジメントの基礎知識:社会交流、ストレス
(本人・介護者の社会交流、本人・介護者のストレス)
10) 介護過程の実践的展開としてのケアマネジメント実践の場
(居宅介護支援事業者、在宅介護支援センター、地域包括支援センター等の概要と機能)
11) 介護保険とケアマネジメント(介護保険制度の背景と概要)
12) 介護過程とチームアプローチ(ケアマネジメント体制と介護福祉士、専門職の役割)
13) 社会福祉援助に関連する知識・技術(社会福祉援助技術の体系、社会資源の活用)
14) ケアプラン作成の実際
15) 授業のまとめと学力確認
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
最新介護福祉全書
別巻3
ケアプラン演習
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
20%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
80%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】平常点内訳:平常点・受講態度
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
51
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護過程Ⅱ
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
[授業の目的・ねらい]
授業担当者
演習
1 単位
配当
小田
3 セメスター
卒業:選択
史
資格:必修
【思考・判断】介護過程の実践的展開の中から、介護過程の一連のプロセスの繰り返しの中で、
倫理的、科学的、個別的な介護実践が可能になることを理解する。
[授業全体の内容の概要]
利用者の生活の質の向上に向けて、生活課題を把握し、それを解決していくために必要な介
護のあり方について、介護過程展開の演習を通して理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
ICF の視点に立った実践的なアセスメントを行い、対象者の介護過程が展開で
きる。
[準備学習の内容]
介護過程Ⅰで学習した内容を 講義レジメや教科書で十分に復習しておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 授業についてのオリエンテーションと介護過程の展開の復習
授業についてのガイダンスと介護過程Ⅰで学んだことの復習と確認
2) 介護過程の実践的展開 A-1(事例 A;認知症のある人)(演習)
利用者の事例 A について、情報収集を行う
3) 介護過程の実践的展開 A-2(事例 A;認知症のある人)(演習)
利用者の事例 A についてアセスメントを行い、生活課題を明らかにし、発表する
4) 介護過程の実践的展開 A-3(事例 A;認知症のある人)(演習)
利用者の事例 A について、生活課題から根拠に基づいた介護計画を立案し、発表する
5) 介護過程の実践的展開 B-1(事例 B;認知症のある人)(演習)
利用者の事例 B について、情報収集を行う
6) 介護過程の実践的展開 B-2(事例 B;認知症のある人)(演習)
利用者の事例 B についてアセスメントを行い、生活課題を明らかにし、発表する
7) 介護過程の実践的展開 B-3(事例 B;認知症のある人)(演習)
利用者の事例 B について、生活課題から根拠に基づいた介護計画を立案し、発表する
8) 介護過程の実践的展開 C-1(事例 C:在宅復帰を目指す麻痺のある人)(演習)
利用者の事例 C について、情報収集を行う
9) 介護過程の実践的展開 C-2(事例 C:在宅復帰を目指す麻痺のある人)(演習)
利用者の事例 C についてアセスメントを行い、生活課題を明らかにし、発表する
10) 介護過程の実践的展開 C-3(事例 C:在宅復帰を目指す麻痺のある人)(演習)
利用者の事例 C について、生活課題から根拠に基づいた介護計画を立案すし、発表する
11) 介護過程の実践的展開 D-1(事例 D:身体障害者施設に入所している人)(演習)
利用者の事例 D について、情報収集を行う
12) 介護過程の実践的展開 D-2(事例 D:身体障害者施設に入所している人)(演習)
利用者の事例 C についてアセスメントを行い、生活課題を明らかにし、発表する
13) 介護過程の実践的展開 C-3(事例 D:身体障害者施設に入所している人)(演習)
利用者の事例 C について、生活課題から根拠に基づいた介護計画を立案し、発表する
14)ゲストスピーカー
特養、老健、障害者施設での介護の特徴について理解する
介護過程の展開を行う上で、各施設の目的を理解し介護の特徴について理解する
15) 倫理的、科学的、個別的な介護実践における介護過程の展開の必要性について確認する
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
「新・介護福祉士養成講座」第 9 巻 介護過程(中央法規出版) ・平常点評価
(
「本人主体の『個別支援計画』ワークブック」(かもがわ出 ・到達度の確認
30%) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
版)
・授業内レポート(
70%) ・実技試験(
%)
[参考文献]
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
『ICF の視点に基づく施設・居宅ケアプラン事例展開集』諏 【備考】
訪さゆり、日総研、2006 年
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
52
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護過程Ⅲ
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
[授業の目的・ねらい]
授業担当者
演習
1 単位
配当
小田
4 セメスター
卒業:選択
史
資格:必修
【思考・判断】介護過程の実践的展開の中から、介護過程の一連のプロセスの繰り返しの中で、
倫理的、科学的、個別的な介護実践が可能になることを理解する。
[授業全体の内容の概要]
実習で学生自身が立案した介護過程を基にして、実習現場での介護を振り返り、「自立支援
を目指したより良い介護について検討する。また、そのためには多職種とどのような連携が必要であるか、その中で介護
福祉士にはどの様な専門性が求められるかについての理念を構築する
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
実習における実際の介護過程の展開から、介護過程の一連のプロセスを確認し、
倫理的、科学的、個別的な介護実践を行うための、介護過程の意義について説明できる。
[準備学習の内容]
介護実習Ⅲで立案、実施、評価した事例について、もう一度振り返っておくこと。また、教科書の
事例を読んでおくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 授業についてのオリエンテーションとガイダンス
授業についてのオリエンテーションを行い、学生の授業への取り組みの構えをつくる。
2) 情報についての検証
必要な情報はそろっているか、他に必要な情報はなかったか。情報収集の方法はどうであったか等。
3) アセスメントについての検証
ICF の視点でのアセスメントが行われているか。どのようにアセスメントすればよかったか等
4) 立案された介護計画についての検証
アセスメントに基づき「自立・自律支援」の視点で計画が立案されているか。
5) 介護計画の修正(演習)
今までの検証の結果を基に、既存の介護計画を修正する
6) 各グループ発表の準備
修正した介護計画と、検証のプロセスを発表し、各自の学びを明らかできるような発表方法とツールを考える
7) 各グループ発表1:各グループの発表と質疑応答を行う
8) 各グループ発表 2:各グループの発表と質疑応答を行う
9) 利用者のさまざまな生活と介護過程の展開:事例 1
在宅で暮らす独居高齢者の介護過程の展開(地域との連携を視野に入れて)
10) さまざまな生活と介護過程の展開(介護過程とチームアプローチ):事例 1
在宅で暮らす独居高齢者の介護過程の展開(地域との連携を視野に入れて)
11) さまざまな生活と介護過程の展開:事例 1
在宅で暮らす独居高齢者の介護過程の展開
12) さまざまな生活と介護過程の展開(介護過程とチームアプローチ):事例 2
ターミナル期にある人の介護過程の展開(家族、医療との連携を視野に入れて)
13) さまざまな生活と介護過程の展開:事例 2
ターミナル期にある人の介護過程の展開
14) さまざまな生活と介護過程の展開:事例 2
ターミナル期にある人の介護過程の展開
15) ゲストスピーカー 利用者の「自立・自律支援」で求められる介護福祉士の専門性について
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
「新・介護福祉士養成講座」第 9 巻 介護過程(中央法規出版) ・平常点評価
(
30%) ・筆記試験(
%)
「本人主体の『個別支援計画』ワークブック」(かもがわ出 ・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
版)
・授業内レポート(
70%) ・実技試験(
%)
[参考文献]
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
『ICF の視点に基づく施設・居宅ケアプラン事例展開集』諏 【備考】
訪さゆり、日総研、2006 年
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
介護福祉学科
53
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護総合演習Ⅲ
授業の回数
30 回
授業担当者
演習
時間数(単位数)
2 単位
配当
鴻上圭太、北垣智基
3 セメスター
卒業:選択
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 【思考・判断】利用者にとってのよりよい介護とは何か、介護の原則(倫理性・科学性・個別性)に沿って考
え、判断する方法を身につける。【知識・理解】他科目で学習した知識や技術を総合して、具体的な生活支援の実践力を習得する。
[授業全体の内容の概要]
介護福祉士養成カリキュラムの中心である介護実習の教育効果を上げるため、実習に必要な知識や技術等に
ついて、個別の学習到達状況に応じた総合的な学習を行う。介護実習前の介護技術の確認や施設等のオリエンテーション、実習後の実
習報告会、実習期間中の帰校日指導などを通して、介護福祉士としてふさわしい知識、態度を見につける
[授業修了時の達成課題(到達目標)利用者の全体像を捉える情報収集、アセスメントを行い、生活課題を明確にして、介護過程を展開
することで、利用者の生活をよりよくする支援について具体的な提案ができる。利用者の生活全般における支援技術を現場の指導の元
で実施し、結果について評価、考察ができる。
[準備学習の内容] 介護福祉士を目指す者として、自己の課題を明確にするため、誠実で謙虚に学ぶ姿勢で課題に取り組むこと。提出物
の期限は厳守すること。実習Ⅰ・Ⅱで指摘された課題を自覚し、克服に向けての自発的な努力を惜しまないこと。必要に応じ教員に報
告や相談を行うこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 授業のオリエンテーション 介護実習Ⅲで何を学ぶのか
今後のスケジュール
2) 介護実習Ⅱの振り返り① ディベートを通して学ぶ
3) 介護実習Ⅱの振り返り② ディベートを通して学ぶ
4) 介護観を培う
介護の原則を再確認する①
5) 介護観を培う
介護の原則を再確認する②
6) 介護観を培う
介護の原則を再確認する③
7) 介護観を培う
介護の原則を再確認する④
8) 介護実習Ⅲの実習計画 目標と課題の設定①介護実習Ⅱの評価を振り返る
9) 介護実習Ⅲの実習計画 目標と課題の設定②実習の目標と課題を設定する
10) 2 年生から 1 年生へ 【準備】
介護実習Ⅰを語る 実習における学びの特徴を 1 年生にレクチャーする
11) 2 年生から 1 年生へ 【実施】
介護実習Ⅰを語る 実習における学びの特徴を 1 年生にレクチャーする
12)
介護実習Ⅲ
巡回教員との面談
13)
介護実習Ⅱにおける記録①
実習期間中に記入する記録の書き方について演習を通し学ぶ
14)
介護実習Ⅱにおける記録②
実習期間中に記入する記録の書き方について演習を通し学ぶ
授業のまとめ
15)~16) 実習直前指導①・② 実習直前指導。実習に当たっての確認、開始に向けたグループワークの展開。
17~18)帰校日指導①・② 実習期間中に大学へ登校し、実習巡回担当教員から実習到達状況に応じて個別指導を受ける。
19~22)実習終了後指導①・②・③・④(第 1 日目)実習のまとめ、書類作成、報告会原稿作成する。
23~24)実習終了後指導⑤・⑥ (第 2 日目) 実習のまとめ、書類作成、報告会原稿作成する。
25~27)実習報告会①・②・③(第 1 日目)介護実習Ⅲで学んできたことを報告する。皆の体験からも学び、自分の学びを深める。
28~30)実習報告会①・②・③(第 2 日目)ゲストスピーカー 様々な福祉現場で働く卒業生の介護観を聞き、自らの介護観を形成する
きっかけとする。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『介護実習の手引き』大阪健康福祉短期大学
・平常点評価
[参考文献]
『新・介護福祉士養成講座 第 10 巻
央法規
介護総合演習・介護実習』中
【試験】
%)
・筆記試験(
%)
・到達度の確認 (
(
100%)
・レポート(
%)
・授業内レポート(
%)
・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%)
・面接試験(
%)
【備考】実習開始前の出席が 3 分の 2 未満の場合、実習の実施は
延期する。また、3 分の 2 以上の出席者であっても遅刻日数と欠
席日数の合計が 7 回以上であれば実習終了後の課題を持って単位
を認定する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
54
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護総合演習Ⅳ
授業の回数 15 回
時間数(単位数) 2 単位
授業担当者
講義
配当
永原
4 セメスター
卒業:選択
直子
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 介護の領域において、これまで学習してきた内容を統合し、介護福祉士として求められる総合的
知識の形成を目指す。
[授業全体の内容の概要] 介護の領域の各単元について復習を行う。さらに、演習問題と模擬試験、解説を通してこれま
で学んだ知識の総まとめを行う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 介護福祉士に必要とされる知識を確たるものとし、卒業時共通試験や国家試験に
合格できる水準の知識を獲得する。
[準備学習の内容] 介護の領域で学んだ事柄について、復習しておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーションと復習 1
授業のオリエンテーションと、領域の内容について、演習を通して復習を行う。
2) 復習 2
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
3) 復習 3
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
4) 復習 4
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
5) 復習 5
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
6) 復習 6
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
7) 復習 7
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
8) 復習 8
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
9) 復習 9
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
10) 復習 10
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
11)模擬試験 1
模擬試験を実施する。この試験成績は、成績全体の 25%に相当する。
12) 模擬試験 1 解説
模擬試験について、解説を行う。
13) 模擬試験 1 復習
模擬試験について、再度問題を解き、理解を確認する。
14) 模擬試験 2
模擬試験を実施する。この試験成績は、成績全体の 25%に相当する。
15) 模擬試験 2 解説・復習
模擬試験について、解説を行う。また、再度問題を解き、理解を確認する。
試験)卒業時共通試験を試験とする。
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
『U-CAN の介護福祉士書いて覚える!ワークノート』ユーキャ ・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
50 %)
ン自由国民社
(
50 %) ・レポート(
%)
『クエスチョン・バンク介護福祉士国家試験問題解説』メデ ・授業内レポート(
・到達度の確認
%) ・実技試験(
%)
ィックメディア
%) ・面接試験(
%)
・実技・作品発表(
[参考文献]
【備考】課題未提出の場合、出席を認めないことがある。
※ 使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
55
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
介護実習Ⅲ
実習の時間数 192 時間
授業担当者
実習
時間数(単位数) 4 単位
配当
鴻上圭太、北垣智基
3 セメスター
卒業:選択
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
【思考・判断】情報収集、アセスメントを通して利用者の生活課題を明確にし、自立に向けた介護計画の立案、評価、計画の修正と
いった一連の介護過程の展開を実施する。【知識・理解】【技能・表現】他科目で学習した知識や技術を統合して、生活支援の基礎と
なる実践力を習得する。
[授業全体の内容の概要]
高齢者施設(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設)において、一人の入居者を対象にした介護過程の展開を行う。入居者を中心
にした多職種の連携について学び、介護福祉士の専門性について理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①対象者の個別性を理解し、その個別性に応じた介護計画の立案ができる
②対象者の自立・自律について、自分なりの考えを述べることができる
③基本的な支援では、チームの一員として介護を実践することができる
④介護福祉士の専門性について、多職種と連携することの目的・方法を説明できる
[準備学習の内容] 介護総合演習Ⅱでの事前学習 実習前事前訪問・オリエンテーションへの参加による事前学習の実施
[実習の日程と内容]
施設の種別:
高齢者施設(特別養護老人ホーム、老人保健施設)
実習期間:
2016 年 8 月 29 日~9 月 28 日(24 日間)
実習内容:
●
一人の高齢者を対象に介護過程の展開に取り組む
●
夜勤実習を通して、利用者理解を深め、スタッフ同士に連携や協働について学ぶ
●
対象者のカンファレンス等を通して、多職種連携や、専門性のあり方について学ぶ
実習指導:
実習巡回教員の指導
実習中 2 日間、実習後 2 日間の登校日を設け、学内にて実習巡回教員による指導
事後指導:
レポートを作成し、実習報告会で学びを確認し、共有する。
実習における学びを総括し、自分の介護観をまとめる
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『介護実習の手引き』大阪健康福祉短期大学
・平常点評価
(
50%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
50%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
『ICF 国際生活機能分類』世界保健機構 WHO
中央法規
【試験】
【備考】実習指導者の評価を参考に担当教員が協議の上で決定
1:不合格
2:課題達成後合格
3~5:合格
詳細は実習評価表を参照
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
56
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習)
認知症ケアの理解と支援Ⅱ
授業の回数 15 回
時間数(単位数) 1 単位
授業担当者
演習
配当
杉原
3 セメスター
卒業:選択
久仁子
資格:必修
[授業の目的・ねらい]当事者の視点で必要な支援を実践できる。また、認知症の症状を理解し障害観、人間観、介護観
の基本となるものは何かを理解し、説明できるようになる。認知症の障害の進行に合わせた介護を実践できる。
[授業全体の内容の概要]認知症の進行、症状を理解し生活とどのように関連しているか学ぶ。地域におけるサポート体制、
チームアプローチなどの連携と協働、家族への支援を軸に、認知症ケアにおける介護の視点を学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]認知症の本人の思い、家族の思いを学び、進行度にあわせた障害への対応、家族の
支援、地域の今後の課題について理解し、説明できるようになる。
[準備学習の内容] 認知症に関する内容のテレビ、映画、本、新聞記事などを活用してください。ボランティア活動などで認知症
の人や家族と実際に関わる機会をもちましょう。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)認知症総論:認知症ケアの理解と支援Ⅰの復習を行い、医学的理解と認知症の本人の思いに沿った介護とは何かを考
える
2)認知症の予防:予防の科学的根拠を学び、実践できる予防プログラムを演習を通して学ぶ
3)認知症の人の環境:認知症の人にとって適切な環境とは何か、施設での環境整備を学ぶ
4)認知症の人とのコミュニケーション:認知症の人とのコミュニケーション方法を学ぶ
5)認知症の進行度に合わせた介護①:通所ケア、認知症とショートスティ、などのそれぞれの介護と留意点について、
連携と協働をキーワードに事例から学ぶ
6)認知症の進行度に合わせた介護②:認知症対応型グループホーム、特別養護老人ホームなどのそれぞれの介護と留意
点について事例から学ぶ。人として、高齢者として当たり前の生活について考える。
7)高次脳機能障害と若年認知症;高次脳機能障害の広義と狭義について学び、認知障害の広義と狭義について学ぶ。特
に中途障害の脳損傷と若年認知症の違いを理解し、それぞれの対応の仕方を学ぶ
8)認知症の人が求めるケア:視覚教材を使い、認知症の本人の意見から本人が求めるケアを考える
9)認知症ケアの理念:パーソンセンタードケアの実践を学び、パーソンセンタードケアの具体的な内容について意見交
換をする
10)認知症の人のアクティビティ①:認知症の人へのアクティビティの意義、役割、種類を学ぶ
11)認知症の人のアクティビティ②:認知症の人へのアクティビティ(アートワーク)の意義、方法を演習を通して学
ぶ
12)認知症と家族、地域生活;認知症に対する根強い偏見を考える。ゲストスピーカー(家族の体験談)を通して実例か
ら学び、家族への支援と地域におけるサポート体制としての連携と協働、これからの地域福祉のあり方を討議する
13)社会福祉制度今後の課題;認知症の人が人間らしく当たり前に生きるための社会福祉制度、地域の協同、家族のあり
方について現状と今後の課題について理解を深め討論する。
14) 地域で認知症を支える:地域包括ケアの視点から地域で認知症の人と家族を支えることを学ぶ
15)認知症支援の到達点と今後
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
新介護福祉士養成講座
第 12 巻(中央法規)
[参考文献]
・平常点評価
(
10 %) ・筆記試験(
70 %)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
20 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
57
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
障害の理解と支援Ⅱ
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
[授業の目的・ねらい]
授業担当者
演習
1 単位
配当
3 セメスター
石田
卒業:選択必修
京子
資格:必修
障害の基礎的理解について、種別ごとに医学的、心理的理解、生活上の困難などを学び、介護
上の留意点を修得する。また、演習授業や実習の基礎的知識とする。
[授業全体の内容の概要]
障害の医学的側面の基礎的知識について、種別ごとに授業を展開し理解していく。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 障害の概念や障害者福祉の理念と障害の種別ごとの特徴とを融合させ、障害を持
つ人への介護の方法や視点を考察できる力量を習得し、実施できるようになる。
[準備学習の内容]
障害についての疑似体験を行い、レポートを提出する
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 障害者福祉法の歴史と当事者たちの活動 :
福祉法の制定とその背景について理解する
2) 障害の医学的側面の基礎的知識:聴覚・言語障害
視覚障害を持つ人の生活上の困難や特徴を理解し、介護の視点を学習する
3) 支援の実際:聴覚・言語障害
医学的理解と、障害の特性、種類による支援について学ぶ
4) 障害の医学的側面の基礎的知識と支援:内部障害(呼吸)
呼吸機能障害を持つ人の生活上の困難や特徴を理解し、介護の視点を学習する
5) 障害の医学的側面の基礎的知識:内部障害(心臓)
心臓機能障害を持つ人の生活上の困難や特徴を理解し、介護の視点を学習する
6) 障害の医学的側面の基礎的知識:内部障害(腎臓)
心臓機能障害を持つ人の生活上の困難や特徴を理解し、介護の視点を学習する
7) 障害の医学的側面の基礎的知識:内部障害(ストーマ)
直腸・膀胱機能障害を持つ人の生活上の困難や特徴を理解し、介護の視点を学習する
8) 障害の医学的側面の基礎的知識:内部障害(HIV 感染症)
免疫機能障害を持つ人の生活上の困難や特徴を理解し、介護の視点を学習する
9) 内部障害者の日常生活について:実際に当事者の方から話を聞いて学ぶ(疑似体験と連動する)
10) 障害の医学的側面の基礎的知識:精神障害①
医学的理解と、障害の特性、種類を理解する。
11) 支援の実際:精神障害②
医学的理解と、障害の特性、種類による支援について学ぶ。
12) 障害の医学的側面の基礎的知識:難病
医学的理解と、障害の特性、種類を理解する。
13) ICF で障害を理解する
ICF を用いて各障害と生活機能の関連を理解する
14) ICF で障害を理解する
ICF を用いて各障害と生活機能の関連を理解する
15) 授業の振り返りとまとめ
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
新・介護福祉士講座 13 巻
障害の理解
[参考文献]
難病、慢性疾患をテーマにした本を読んで感想文の提出
(20 点満点;15 回の授業終了までに提出)
・平常点評価
(
10%) ・筆記試験(
60%)
・到達度の確認
(
0%) ・レポート(
0%)
・授業内レポート(
30%) ・実技試験(
0%)
・実技・作品発表(
0%) ・面接試験(
0%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
58
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
こころとからだのしくみ総合演習
授業の回数 15 回
時間数(単位数) 2 単位
授業担当者
講義
配当
永原
2 セメスター
卒業:選択
直子
資格:必修
[授業の目的・ねらい] こころとからだのしくみの領域において、これまで学習してきた内容を統合し、介護福祉士とし
て求められる総合的知識の形成を目指す。
[授業全体の内容の概要] 死にゆく人のこころとからだのしくみを学んだ後、各科目の復習を行う。さらに、演習問題と
模擬試験、解説を通してこれまで学んだ知識の総まとめを行う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 介護福祉士に必要とされる知識を確たるものとし、卒業時共通試験や国家試験に
合格できる水準の知識を獲得する。
[準備学習の内容] こころとからだのしくみの領域で学んだ事柄について、復習しておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーションと領域のまとめ
授業のオリエンテーションと、領域のまとめとして死にゆく人のこころとからだのしくみについて講義する。
2) 復習 1
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
3) 復習 2
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
4) 復習 3
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
5) 復習 4
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
6) 復習 5
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
7) 復習 6
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
8) 復習 7
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
9) 復習 8
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
10) 復習 9
領域の内容について、演習を通して復習を行う。
11) 模擬試験 1
模擬試験を実施する。この試験成績は、成績全体の 25%に相当する。
12) 模擬試験 1 解説
模擬試験について、解説を行う。
13) 模擬試験 1 復習
模擬試験について、再度問題を解き、理解を確認する。
14) 模擬試験 2
模擬試験を実施する。この試験成績は、成績全体の 25%に相当する。
15) 模擬試験 2 解説・復習
模擬試験について、解説を行う。また、再度問題を解き、理解を確認する。
試験)卒業時共通試験を試験とする。
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
『U-CAN の介護福祉士書いて覚える!ワークノート』ユーキャ ・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
50 %)
ン自由国民社
(
50 %) ・レポート(
%)
『クエスチョン・バンク介護福祉士国家試験問題解説』メデ ・授業内レポート(
・到達度の確認
%) ・実技試験(
%)
ィックメディア
%) ・面接試験(
%)
・実技・作品発表(
[参考文献]
【備考】課題未提出の場合、出席を認めないことがある。
※ 使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
59
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習)
医療的ケア概論Ⅱ
授業の回数 20 回
時間数(単位数) 2 単位
講義・演習
配当
3 セメスター
授業担当者
石田
京子・伊藤
卒業:選択
明代
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
医療職との連携のもとで、医療的ケアを安全適切に実施できるよう、必要な知識・技術を修得する。
[授業全体の内容の概要]
医療的ケア各論では、医療的ケア概論で学んだ知識をもとに、医療的ケアの実施手順と留意点の理解、医療的ケアにより
生じる危険の理解と安全の確認方法、急変事故発生時の対応と事前の対策等について取り扱う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
医療職との連携のもとで、医療的ケアを安全適切に実施するための、基本的知識を理解し説明できる。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 高齢者・障害児・者の「たんの吸引」概論④
吸引を受ける利用者や家族の気持ちと対応や説明と同意について学び、子どもの吸引の特徴について理解する
2) 高齢者・障害児・者の「たんの吸引」概論⑤
呼吸器系の感染と予防について学び、危険性と安全確認について学ぶ
3) 高齢者・障害児・者の「たんの吸引」概論⑥
たんの吸引により生じる危険と安全確認、対応について学ぶ
4) 高齢者・障害児・者の「たんの吸引」概論⑦
急変・事故発生時の対応と事前対策について学ぶ
5) 高齢者、障害児・者の「たんの吸引」実施手順解説①
たんの吸引で用いる器具・機材とそのしくみ、吸引の一連の流れについて学ぶ
6)高齢者、障害児・者の「たんの吸引」実施手順解説②
吸引の一連の流れと各段階の注意点について学ぶ
7)高齢者、障害児・者の「たんの吸引」実施手順解説③
吸引の一連の流れと各段階の注意点について学ぶ
8)高齢者、障害児・者の「たんの吸引」実施手順解説④
吸引の一連の流れと各段階の注意点について学ぶ
9)高齢者、障害児・者の「たんの吸引」実施手順解説⑤
たんの吸引に伴うケアについて学ぶ
10)高齢者、障害児・者の「たんの吸引」実施手順解説⑥
医療職への確実な報告・連絡、確実な記録について学ぶ
11) 高齢者および障害児・者の「経管栄養」概論③
経管栄養法とはなにかについて学び、経管栄養を受ける利用者や家族の気持ちを理解する
12) 高齢者および障害児・者の「経管栄養」概論④
注入する内容に関する知識と留意点
13) 高齢者および障害児・者の「経管栄養」概論⑤
子どもの経管栄養について学び、実施上の留意点について理解する
14) 高齢者および障害児・者の「経管栄養」概論⑥
経管栄養に関する感染と予防について学び、経管栄養により生じる危険、注入後の安全確認について理解する
15) 高齢者および障害児・者の「経管栄養」概論⑦
経管栄養により生じる危険、注入後の安全確認について理解し、急変・事故発生時の対応と事前対策について学ぶ
16)高齢者、障害児・者の「経管栄養」実施手順解説①
経管栄養で用いる器具・機材とそのしくみ、清潔の保持と、一連の流れについて学ぶ
17)高齢者、障害児・者の「経管栄養」実施手順解説②
経管栄養の一連の流れと各段階の注意点について学ぶ
18)高齢者、障害児・者の「経管栄養」実施手順解説③
経管栄養の一連の流れと各段階の注意点について学ぶ
19)高齢者、障害児・者の「経管栄養」実施手順解説④
経管栄養に必要なケアについて学ぶ
60
20)高齢者、障害児・者の「経管栄養」実施手順解説⑤
医療職への確実な報告・連絡、確実な記録について学ぶ
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「新・介護福祉士養成講座」第 15 巻
医療的ケア
[参考文献]
別途指示する
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
70%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
30%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
61
【試験】
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習)
医療的ケア演習
授業の回数 5 回
時間数(単位数)
授業担当者
講義・演習
1 単位
配当
3 セメスター
石田
卒業:選択
京子・伊藤
明代
資格:必修
[授業の目的・ねらい]
医療職との連携のもとで、医療的ケアを安全適切に実施できるよう、必要な技術を演習により修得する。
演習は集中講義で実施する。なお医療的ケア演習は医療的ケア概論・各論の履修を終えていなければ履修できない。
[授業全体の内容の概要]
医療的ケア演習では、医療的ケア概論・各論で学んだ知識をもとに、医療的ケアを安全に実施するための実施手順を
学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
医療職との連携のもとで医療的ケアを安全適切に実施するための、基本的技術を修得し、実施できるようになる。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 医療的ケア演習のオリエンテーション及び演習評価(実技試験)に関するオリエンテーション
2) 喀痰吸引(口腔内吸引・鼻腔内吸引)
3) 喀痰吸引(気管カニューレ内部の吸引)
4) 経管栄養(経鼻 胃ろう又は腸ろう)
5) 経管栄養(経鼻 胃ろう又は腸ろう) 救急蘇生法演習
試験)実技試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「新・介護福祉士養成講座」第 15 巻
医療的ケア
[参考文献]
別途指示する
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(100%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
62
【試験】
%)
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
キャリアアップゼミナールⅢ
演習
授業担当者
川口・小田・永原・鴻上
・北垣・伊藤
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
1 単位
配当
3 セメスター
卒業:必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 将来、社会人、職業人として求められるマナーや態度、専門的知識を身につけ、社会人となって
からこそ発揮できる実践的な力を身につける。
[授業全体の内容の概要] キャリアアップ指導、フィールドワーク参加、調べ学習、報告。就職指導。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
フィールドワーク参加の経験を生かしながら、就職を視野に入れて自ら活動する。
[準備学習の内容]
介護福祉に関する記事を雑誌や新聞で読む習慣をつけておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)
全体オリエンテーション ・
2)
図書館オリエンテーション
3)
フィールドワーク参加①
4)
1 年生へ専門ゼミ紹介
5)
図書館文献検索オリエンテーション
6)
フィールドワーク参加① 感想文提出
7)
フィールドワーク参加②
8)
フィールドワーク参加②
9)
フィールドワーク参加③
ゼミ別オリエンテーション
感想文提出
10) フィールドワーク参加③ 感想文提出
11) 学内就職フェア
12) 大阪福祉の就職フェア①
13) 大阪福祉の就職フェア②
14) フィールドワーク事後指導
報告プレゼンテーション 準備
15) フィールドワーク 報告プレゼンテーション
実施
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
なし
・平常点評価
(100%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
ゼミ指導教員が提示したもの
【試験】
【備考】平常点:出席・書類提出・フィールドワーク参加
態度・感想文内容・報告発表の態度・報告発表の内容
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
63
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
キャリアアップゼミナールⅣ
演習
川口・小田・永原・鴻上
・北垣・伊藤
授業の回数 15 回
時間数(単位数)
1 単位
配当
4 セメスター
卒業:必修
資格:必修
[授業の目的・ねらい] 将来、社会人、職業人として求められるマナーや態度、専門的知識を身につけ、社会人となって
からこそ発揮できる実践的な力を身につける。
[授業全体の内容の概要] キャリアアップ指導、フィールドワーク参加、調べ学習、報告。就職指導。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
就職および就職後を視野に入れつつ、これまでの学びの成果を報告する。
[準備学習の内容]
高齢者介護福祉に関する記事を雑誌や新聞で読む習慣をつけておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)
全体オリエンテーション ・
2)
フィールドワーク参加①
3)
フィールドワーク参加①
4)
フィールドワーク参加②
5)
フィールドワーク参加② 感想文提出
6)
フィールドワーク参加③
7)
フィールドワーク参加③ 感想文提出
8)
フィールドワーク参加④
9)
フィールドワーク参加④ 感想文提出
ゼミ別オリエンテーション
感想文提出
10) フィールドワーク参加⑤
11) フィールドワーク参加⑤ 感想文提出
12) フィールドワーク参加⑥
13) フィールドワーク参加⑥ 感想文提出
14) フィールドワーク事後指導
報告プレゼンテーション 準備
15) フィールドワーク 報告プレゼンテーション
実施
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
なし
・平常点評価
(100%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
[参考文献]
ゼミ指導教員が提示したもの
【試験】
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】平常点:出席・書類提出・フィールドワーク参加
態度・感想文内容・報告発表の態度・報告発表の内容
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
64
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
健康と福祉Ⅰ
授業の回数 15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
川口啓子
3 セメスター
卒業:選択
資格:選択
[授業の目的・ねらい]
絵本や映画などの作品を通して健康と福祉のイメージを広げ、自分の言葉で健康・福祉を語ることができる。
[授業全体の内容の概要]
健康や福祉にかかわるさまざまな事例から、健康とは何か、福祉とは何か、その概念を広げる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
絵本や映画にみる健康や福祉の風景から、介護の基本的姿勢を語ることができる。
[準備学習の内容]
ヒューマンドラマに類する小説や映画に親しんでおくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)
オリエンテーション
今考える、健康、福祉の概念について
2)
絵本にみる障・老・病・死①
講義
3)
→ 音読/主張/感想
→ 音読/主張/感想
→ 音読/主張/感想
→ 音読/主張/感想
→ 音読/主張/感想
→ 音読/主張/感想
→
絵本に描かれた死去のイメージから「健康とは、福祉とは」を考え、語る。
→
映画に描かれた障害のイメージから「健康とは、福祉とは」を考え、語る。
→
映画に描かれた老齢のイメージから「健康とは、福祉とは」を考え、語る。
映画に描かれた障・老・病・死③
講義
9)
絵本に描かれた病気のイメージから「健康とは、福祉とは」を考え、語る。
映画に描かれた障・老・病・死②
講義
8)
→
映画に描かれた障・老・病・死①
講義
7)
絵本に描かれた老齢のイメージから「健康とは、福祉とは」を考え、語る。
絵本にみる障・老・病・死④
講義
6)
→
絵本にみる障・老・病・死③
講義
5)
絵本に描かれた障害のイメージから「健康とは、福祉とは」を考え、語る。
絵本にみる障・老・病・死②
講義
4)
→
→ 音読/主張/感想
→
映画に描かれた病気のイメージから「健康とは、福祉とは」を考え、語る。
映画に描かれた障・老・病・死④
講義
→ 音読/主張/感想
→
映画に描かれた死去のイメージから「健康とは、福祉とは」を考え、語る。
10) 障・老・病・死と介護の基本①
講義
→ 絵本・映画から広がる健康・福祉の概念を基礎に、実習での学びと介護の基本姿勢を語る
11) 障・老・病・死と介護の基本②
講義
→ 絵本・映画から広がる健康・福祉の概念を基礎に、実習での学びと介護の基本姿勢を語る
12) 障・老・病・死と介護の基本③
講義
→ 絵本・映画から広がる健康・福祉の概念を基礎に、実習での学びと介護の基本姿勢を語る
13) 障・老・病・死と介護の基本④
講義
→ 絵本・映画から広がる健康・福祉の概念を基礎に、実習での学びと介護の基本姿勢を語る
14)プレゼンテーション
それぞれの健康概念、福祉概念に基づく介護基本のプレゼンテーション
15) 講義のまとめとレポート(健康とは、福祉とは)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
教員がその都度提示する。
・平常点評価
(
50%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
障・老・病・死を扱った小説・映画・絵本
【試験】
【備考】提出物未提出の場合、出席を認めない場合がある。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
65
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
健康と福祉Ⅱ
授業の回数 15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2 単位
配当
川口啓子
4 セメスター
卒業:選択
資格:選択
[授業の目的・ねらい]
健康概念、福祉概念の歴史的変遷を知り、今日の到達段階として語ることができる。
[授業全体の内容の概要]
特別養護老人ホームの先進的実践および日常生活のなかから介護の基本を考える。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
介護の基本を身体で感じ取る。言葉で表せる。将来の仕事に活かす自分をイメージできる。
[準備学習の内容]
テキスト、参考文献、障・老・病・死を扱った本や新聞、雑誌を読む。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
授業の進め方、学びとる内容、フィールドワークについて。
2) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本(川柳)
介護の現場の「おかしさ」に気づく。
3) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本①
特養の先進的実践が日常のどういう生活と結びついているのかを理解する
→座位
4) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本②
特養の先進的実践が日常のどういう生活と結びついているのかを理解する
→立位
5) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本③
特養の先進的実践が日常のどういう生活と結びついているのかを理解する
→歩行
6) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本(振り返り)①
人間力とは何か、日常生活のなかから人として生きる力を発見する。
7) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本④
特養の先進的実践が日常のどういう生活と結びついているのかを理解する
→排泄
8) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本⑤
特養の先進的実践が日常のどういう生活と結びついているのかを理解する
→食事
9) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本⑥
特養の先進的実践が日常のどういう生活と結びついているのかを理解する
→入浴
10) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本(振り返り)②
人間力とは何か、介護福祉士として利用者の生きる力を発見する。
11) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本⑦
特養の先進的実践を視察して学ぶ
→理念・方針
12) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本⑧
特養の先進的実践を視察して学ぶ
フィールドワーク
→職員の体制
14) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本⑩
特養の先進的実践を視察して学ぶ
フィールドワーク
→施設・設備
13) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本⑨
特養の先進的実践を視察して学ぶ
フィールドワーク
フィールドワーク
→教育と実践
15) 健康・福祉・人間力回復の介護の基本(まとめ)
これまでの学びを通して、各自の介護観を語る(プレゼンテーション)。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
(社福)協同福祉会編『あなたの大切な人を寝たきりにさせ ・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
ないための介護の基本』クリエイツかもがわ
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
大國康夫『人間力回復』クリエイツかもがわ
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
日野秀逸『保健活動の歩み』医学書院
【備考】提出物未提出の場合、出席を認めない場合がある。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
66
介護福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
国際理解
授業の回数 20 回
時間数(単位数) 2 単位
講義・演習
配当
授業担当者
永原
2, 4 セメスター
直子・西岡
卒業:選択
正義・野村
朋
資格:選択
[授業の目的・ねらい]
社会背景と介護のあり方の関係や介護観について、国際的視野から理解する。
[授業全体の内容の概要]
他国の訪問とその事前/事後学習を通して、文化と福祉について理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
国際的視点から、社会福祉・介護のあり方について説明出来る。
[準備学習の内容]
東南アジア諸国に限らず、広く国際社会に関心を持ち、社会情勢、文化、歴史、言語について触れ
ておくこと。特に、共通のコミュニケーションツールとなる英語については、各自の地道な努力を求める。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
受講ルールおよび評価方法について説明する。訪問国の歴史と福祉・教育施設について、概要を紹介する。
2) 訪問先を知る 1
訪問先の文化や風習、街の様子を調べる。また、交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
3) 訪問先を知る 2
訪問先について調べたことをまとめ、冊子を作成する。また、交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
4) 交流会の準備 1
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
5)交流会の準備 2
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
6) 交流会の準備 3
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
7) 交流会の準備 4
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
8〜9) 式典等の交流会
訪問先で行われる交流式典へ参加する。
10〜13) 他国の大学生との交流
訪問先にて現地学生と交流を深める。
14〜17) 施設見学
訪問国にて幼稚園および高齢者施設を視察する。
18) お礼状・報告集の作成
訪問先施設や交流した学生へ、お礼状を作成する。また、訪問の成果を文章にまとめ、報告集を作成する。
19) 報告会の準備
写真や映像をまとめ、報告会の準備を行う。
20) 報告会
学びの総括として、報告会を実施する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
必要に応じて授業内で紹介する。
【試験】
・平常点評価
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
訪問にかかる費用は学生の自己負担とする。
訪問先は、ベトナムをはじめとする東南アジア諸国とな
ることが多い。
※ 使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
67
68
<子ども福祉学科>1年次
【教養科目】
教育課程論
……
30
卒業必修科目
保育内容(表現)
……
31
日本国憲法
……
1
保育内容(言葉)
……
32
子ども学入門
……
2
乳児保育
……
33
情報教育入門
……
3
障害児保育Ⅰ
……
34
英語
……
4
社会的養護内容
……
35
体育(実技)
……
5
保育実習指導Ⅰa(保育所)
……
36
6
保育実習指導Ⅰb(児童養護施設)
……
37
保育実習Ⅰa(保育所)
……
38
保育実習Ⅰb(児童養護施設)
……
39
体育(講義)
……
選択科目
文章表現Ⅰ
……
7
文章表現Ⅱ
……
8
コミュニケーション入門Ⅰ
……
9
【選択必修科目】
コミュニケーション入門Ⅱ
……
10
調理実習Ⅰ
……
40
調理実習Ⅱ
……
41
【必修科目】
音楽Ⅰb(理論・声楽)
……
42
卒業必修科目
造形Ⅱ
……
43
保育原理
……
11
子どもと遊びⅠ
……
44
発達心理学
……
12
子どもと遊びⅡ
……
45
音楽Ⅰa(理論・声楽)
……
13
音楽Ⅱa(器楽)
……
14
造形Ⅰ
……
15
教育実習指導Ⅰ
……
46
幼稚園実習Ⅰ
……
47
【幼稚園資格必修科目】
幼児体育Ⅰ
……
16
保育内容(総論)
……
17
キャリアアップ教育Ⅰ
……
18
キャリアアップ教育Ⅱ
……
19
キャリアアップ教育Ⅴ(インターンシップ)
……
48
国際理解
……
49
保育基礎ゼミⅠ
……
20
保育基礎ゼミⅡ
……
21
教育原理
……
22
子ども家庭福祉
……
23
保育ソーシャルワーク
……
24
社会的養護
……
25
保育心理学演習
……
26
子どもの保健Ⅰ
……
27
子どもの保健Ⅱ
……
28
子どもの食と栄養
……
29
保育士資格必修科目
【選択科目】
<子ども福祉学科>2年次
【教養科目】
教材研究A(おもちゃ・製作あそび)
……
27
保育士資格必修科目
教材研究B(絵本)
……
28
保育メディア演習
……
29
施設ケアワーク演習
……
30
情報リテラシー演習
……
1
選択科目
人間理解
……
2
子どもと保育の音楽Ⅰ
……
31
現代社会と子ども・家族
……
3
子どもと保育の音楽Ⅰ
……
32
子どもと保育の音楽Ⅱ
……
33
【必修科目】
幼児体育Ⅱ
……
34
卒業必修科目
卒業実習指導Ⅰ(障害児・者施設)
……
35
4
卒業実習指導Ⅱ(児童館)
……
36
5
卒業実習Ⅰ(障害児・者施設)
……
37
6
卒業実習Ⅱ(児童館)
……
38
キャリアアップ教育Ⅲ
キャリアアップ教育Ⅳ
保育研究ゼミ
……
……
……
保育士資格必修科目
幼稚園資格必修科目
社会福祉
……
7
教職論
……
8
保育・教育相談演習Ⅱ
……
39
子どもの保健(演習)
……
9
教育方法論
……
40
家庭支援論
……
10
子どもと学習活動
……
41
保育内容(環境)
……
11
児童文化
……
42
保育内容(人間関係)
……
12
保育内容(健康)
……
13
保育・教育相談演習Ⅰ
……
14
養育実習指導Ⅱ
……
43
15
幼稚園実習Ⅱ
……
44
16
算数教育
……
45
国語教育
……
46
総合表現
保育実習指導Ⅱ(保育所)
……
……
保育実習Ⅱ(保育所)
……
17
保育・教職実践演習
……
18
幼稚園資格必修科目
【幼稚園資格必修科目】
【児童厚生員指定科目等】
【選択必修科目】
卒業実習指導Ⅲ(学童保育)
……
47
保育士資格選択必修科目
卒業実習Ⅲ(学童保育)
……
48
地域福祉論
……
19
児童館の機能と運営①
……
49
子ども権利論
……
20
児童館の機能と運営②
……
50
グループワークの理論と方法
……
21
キャリアアップ教育Ⅴ(インターンシップ)
……
51
臨床心理学
……
22
学童保育の指導法
……
52
23
児童の健全育成と福祉
……
53
国際理解
……
54
子育て支援演習
……
障害児保育Ⅱ
……
24
障害をもつ人の発達保障
……
25
保育制度論
……
26
【教養科目】卒業必修科目
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
日本国憲法
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
単位
授業担当者
義
古川
配当
1
セメスター
利通
卒業必修
[授業の目的・ねらい]国民が主権者として裁判に参加する裁判員制度が発足する今、人間の生命の安全、自由の尊重、福
祉の実現のために、一人ひとりの人権を日本国憲法はどのように保障しているかを学ぶ。
[授業全体の内容の概要]日本国憲法は、国会・内閣・裁判所・象徴天皇制など統治構造の部分とさまざまな人権規定と平
和主義にかかわる部分がありますが、ここではとくに重要な人権規定と平和主義について講義し、一緒に考えたいと思う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]保育士・幼稚園教諭になるにあたり、子どもの権利を学ぶためにも、人権について
の基本的な考え方と精神を一人の市民として、あるいは労働者として必ず身につけ、人に説明できる。
[準備学習の内容]新聞記事に注意を払ってください。とくに、憲法改正問題、平和の問題(日米安保・沖縄の基地・尖閣
列島・武器輸出などの記事)、人権の問題について関心を持って読んでおいてください。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
0)授業計画と試験方法、「勉強」の仕方について案内します。
1) 憲法とは何か。憲法という法律の意義と役割、他の法律との違い、社会規範と法規範の区別、「法規範」の種類を理
解する。
2) 日本国憲法の基本原理とその歴史
日本国憲法の基本原理である「人権の尊重」「平和主義」「議会制民主主義」は、「近代」憲法から「現代」憲法へ
の発展の正統な潮流であることを知る。
3) 刑法の旧尊属殺重罰規定と「法の下の平等」の原則を考える。「命」の平等と社会的身分、自由が生み出す不平等と
現代の平等原則について考える。
4) 労働者の思想の自由について考える。“思想の自由”とは何か。戦前日本における日本人の精神の自由に対する抑圧。
5) 三菱樹脂高野事件を考える。現代社会における、勤労者の思想の自由の重要性、憲法の人権規定は、企業の中には及
ばないのかという問題(人権の私人間効力)について考える。
6) 表現の自由とは何か。情報の自由な流れの保障だけではなく、個人情報の保護を含めて、表現の自由の意義を考える。
7) 表現の自由の保障。現代の情報社会のマスコミ・インターネット・携帯などの情報発信・受容の問題を考える。
8) 生存権論① 自由権(財産権中心)から自由権・社会権への人権発展史のなかで、生存権の意義と役割を考える。憲
法 25 条の暗記。
9) 生存権論②憲法 25 条と生存権訴訟の原点である朝日訴訟をくわしく学ぶ。
10) 生存権論③個人の尊厳にもとづく生存権の具体化である“高齢者の人権”や“子どもの人権”の意義を知る。
11) 人身の自由と刑事手続①日本国憲法はなぜ“人身の自由”を詳しく定めているか。無実であるのに、なぜ死刑判決を
受けるのか。刑事手続の概要と問題点を学ぶ。
12) 人身の自由と刑事手続②免田栄事件と島田事件という冤罪再審事件をとりあげ、日本の刑事手続、捜査方法。拘禁施
設などの問題点を考える。
13) 憲法 9 条論① 憲法 9 条はなぜ誕生したか。憲法 9 条は国民の安全保障にとって“邪魔”ものか。アメリカの“核の
傘”論、在日米軍、自衛隊と日米安保条約体制と憲法 9 条「体制」を考える。
14) 憲法 9 条論①PKO、イラク特措法とイラク自衛隊派遣違憲判決(平成 20・4・17名古屋高等栽)の意義につい
て考える。
15) 授業のまとめ・試験対策
試験)筆記試験
[使用テキスト]
レジュメテキスト『日本の憲法』(改訂版)
社会福祉六法
[単位認定の方法及び基準]
【授業内評価】
・平常点評価
( 36 %)
・到達度の確認 (
%)
・授業内レポート(
%)
・実技・作品発表(
%)
[参考文献]長谷川正安『日本の憲法』岩波新書、
永田秀樹『歴史の中の日本国憲法』、
芦部信喜『憲法 第三版』岩波書店
【試験】
・筆記試験(
・レポート(
・実技試験(
・面接試験(
64 %)
%)
%)
%)
【備考】授業感想表(36 点未満)を持ち点とし、100 点満
点の筆記試験を行う。筆記試験は、40 問 40 点の「穴埋め」
問題、約 20 行程度の論述問題が 60 点である。講義を聴き
ながらノートをとる力を身につけよう。板書を写しても、
自分で考えなければ意味がありません。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
1
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
子ども学入門
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2 単位
授業担当者
義
専任教員オムニバス
配当
1 セメスター
卒業必修
[授業の目的・ねらい]各教員の専門分野の講義を受け、受講する学生が、教員の人格とのふれ合いを通じて授業への興味や関心をも
つ機会とする。また、いろいろな視点からものごとを考えることの大切さに気づくようにする。
[授業全体の内容の概要]オムニバスの形式をとり、専任教員による専門分野の特性を生かして、それぞれの立場から学生に興味のも
てる内容で話をする。そのことを通じて、子ども観・人間観について考える。学生は自らの子ども時代と重ねあわて考える。2年間
の大学での学びを有機的にとらえる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]講義に対する興味関心をもってきくことができる。講義を聞くことによって、幅広く子ども観
・人間観を持つことができる。
[準備学習の内容]事前に講義概要のテーマを見て、どのような内容か考えておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法] 以下は、現在、調整中で、仮講義日で仮テーマです。
1)
<岡本学長>①悠久の生命~内なる子どもを呼び覚ます
2) <高砂>環境を通して行う保育の理解(身近な自然とのかかわり)~子どもの「五感」を育てる~
3)
<岡本学長>②闇という光~外なる子どもを輝かす
4)
<野村>①「自分」を知ろう!性格心理学入門、こころとからだの不思議
5)
<代田>学童保育って何だ?~学齢期の児童と放課後
6)
<笘広>未定
7)
<西岡>保育所での子どもの育ち
8) <塩田>スポーツは良い子を育てるか、スポーツの危機
9)
<高木>未定
10) <永谷>保育所における人間関係について
11) <平尾>宇宙とエネルギー
12) <熊谷>音楽の楽しみ~うたが人を元気にする
13) <黒田>ヒトとはどういう動物か
14) <野村>②被災地の子どもの保育
15) <黒田>14回のはなしを振り返って
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
なし
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
・到達度の確認
60 %) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
40 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】教員紹介のねらいもあるので全回の出席を求めます。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
2
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
情報教育入門
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
授業担当者
習
単位
谷
配当
1
セメスター
賢一・中井
敏子
卒業必修
[授業の目的・ねらい] 近年、保育・教育の現場においても情報機器の導入が進んでいる。また、子ども達が情報機器を
通じて様々な情報に触れる機会も増加している。本講では情報機器の操作及び情報化社会の抱える諸問題について学習す
る。
[授業全体の内容の概要] 情報機器の基本的な構造理解や Windows の基本操作を習得した上で、卒業論文作成にあたって
必要となる Word の基本操作を学ぶ。Excel の基本操作についても理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 卒業論文や表作成など、基本的なアプリケーション操作の技術の習得をし、実際
に使いこなせるようになる。また、最低限のマナー(ネチケット)や著作権なども理解し、注意を払って情報機器を使用
できる。
[準備学習の内容]
パソコンの起動・終了、保存などの初歩的な操作に慣れておく。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) はじめに:授業に関するオリエンテーションを行う。機器の扱い方について学ぶ。
2) パソコンについて:日常的に利用することの多いパソコンの基本構造についての理解を深める。また、実際に情報処
理室のパソコンに触れることで、その機能や役割を理解する。
3) パソコンの基本操作①:OS(Windows)の基本操作について、その基本的な概要や仕組みについての理解を深める。
4) パソコンの基本操作②:基本的なファイルの移動・コピーといったファイル操作について学ぶ。また、FEP の役割や
機能を理解し、基本的な文字入力・変換方法について学ぶ。
5) Word を使った文書作成①:Word の基本操作について学ぶ。文字入力・変換を用い、簡単な文書作成を行う。その上で
フォントの変更やポイントの変更といった簡単な文書装飾の為の操作を行う。
6) Word を使った文書作成②:余白設定や文字数といったページ設定や入力した文字のレイアウト変更について学ぶ。そ
の上で簡単なビジネス文書の作成を行う。
7) Excel を使った表作成①:Excel の基本操作について学ぶ。セル・シートの役割について理解し、簡単なデーター入力
を行う。
8) Excel を使った表作成②:セルに入力されたデーターの編集や文字装飾、罫線等について理解する。その上で簡単な
カレンダーなどの作品を作成する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
・平常点評価
(
40 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
60 %) ・面接試験(
%)
【備考】授業内で作成した課題及びミニレポート提出、作
品提出(60%)・学習態度(40%)を合計して評価します。
※テキスト・USB メモリーは毎回用意した上で、授業に臨
[参考文献]
むこと。USB メモリー忘れについては減点。また、講義の
進行を妨げる行為については厳しく対処し、減点する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
3
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
英
授業の回数
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
語
15 回
演
時間数(単位数)
2
授業担当者
習
単位
中尾
配当
1
セメスター
薫
卒業必修
[授業の目的・ねらい] 「世紀の 6 分間」と言われるチャップリンの「独裁者」の演説を読み、平和を愛する心と人間愛
を読み取る。また、保育に関わる英語を学びながら保育園や幼稚園の生活や子どもの発達が理解できるようにする。
[授業全体の内容の概要] 演説の内容を理解するための読解と、中学、高校で習った英語の基礎的事項の復習をする。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]重要な単語や語句を覚え、演説文が読み取れる。また、簡単な日常的英語表現がで
きる。
[準備学習の内容]
授業の理解を深めるため、辞書を使って教材を下調べすること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 「チャップリンの独裁者」chapter1,2
「保育の英会話」unit1
2) 「チャップリンの独裁者」chapter3
「保育の英会話」unit1
3) 「チャップリンの独裁者」chapter4
「保育の英会話」unit1
4) 「チャップリンの独裁者」chapter5
「保育の英会話」unit2
5) 「チャップリンの独裁者」chapter6
「保育の英会話」unit2
6) 「チャップリンの独裁者」chapter7
「保育の英会話」unit2
7) 「チャップリンの独裁者」chapter8
「保育の英会話」unit3
8) 「チャップリンの独裁者」chapter9
「保育の英会話」unit3
9) 「チャップリンの独裁者」chapter10
「保育の英会話」unit3
10) 「チャップリンの独裁者」chapter11
「保育の英会話」unit4
11) 「チャップリンの独裁者」chapter12
「保育の英会話」unit4
12) 「チャップリンの独裁者」chapter13
「保育の英会話」unit4
13) 「チャップリンの独裁者」chapter14
「保育の英会話」unit5
14) 「チャップリンの独裁者」chapter15
「保育の英会話」unit5
15) 「チャップリンの独裁者」chapter16
授業のまとめ
試験) 筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
プリント配布
・平常点評価
(
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
チャップリンに関する本
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
4
【試験】
50%)
・筆記試験(
50%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
体育(講義)
授業の回数
8
回
講
時間数(単位数)
1
授業担当者
義
単位
塩田
配当
2
セメスター
桃子
卒業必修
[授業の目的・ねらい]
・運動・スポーツの多様性について理解し、運動・スポーツと人間とのかかわりについて多角的な視点で考える。
・運動・スポーツの仕方や効果について理解し、生活に応用できる力を身につける。
[授業全体の内容の概要]人間にとって運動・スポーツとは何か?を問う。また、運動・スポーツと身体との関わりについ
て学習する。また、体力の概念、運動処方についての基礎的な知識を理解し、運動の仕方について自分の生活と結びつけ
て考える力をつける。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]運動・スポーツの意義・役割について理解し、スポーツのかかわり方について自分
の生活と結びつけて考え、実践することができる。また、運動の効果を理解しつつ、日常生活における運動について振り
返り、よりよい生活をつくることができる。
[準備学習の内容]
運動・スポーツに関心を持ち、日ごろから運動・スポーツを生活に取り入れられるようにすること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)オリエンテーション・体育とは何か
本講義の概要・授業姿勢・評価等についてのオリエンテーションを行う。「体育」の意義について学習する。
2)運動・スポーツの多様性
スポーツ概念の変容・多様化について学習する。
3)運動・スポーツとの関わり方
運動・スポーツの楽しさやかかわり方について学習する。
4) 運動・スポーツの効果
運動・スポーツが心身に及ぼす効果について学習する。
5) 体力とトレーニングの方法①
体力の概念・分類等を理解し、体力トレーニングの基本知識について学習する。
6) 体力とトレーニングの方法②
体力トレーニングの基本的なプログラミングについて学習する。
7)子どもと運動・スポーツ
子どもの運動に関わる実態および運動・スポーツの必要性について学習する。
8)まとめ
講義のまとめ及び筆記による学力確認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
(
30 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
70 %) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
5
【試験】
・平常点評価
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
体育(実技)
授業の回数
15 回
実
時間数(単位数)
1
授業担当者
技
単位
塩田
配当
1
セメスター
桃子
卒業必修
[授業の目的・ねらい]各領域の運動の方法について理解し、それを応用して自ら運動を実践していく基礎を身につける。
運動・スポーツの魅力に触れ、スポーツに求められる社会性を学びながら、それを日常生活に結びつけて考える力を養う。
[授業全体の内容の概要] さまざまな運動に触れるなかで、運動・スポーツの仕方や進め方について学び、日常生活に結
びつけ、運動・スポーツのかかわり方について学習する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]運動・スポーツを通して身体を動かす気持ちよさを感じ、仲間の良さを味わうこと
ができる。運動そのもののおもしろさを学び、実践していくことができる。
[準備学習の内容]
運動・スポーツに関心を持ち、生活の中に運動・スポーツを取り入れられるようにすること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)オリエンテーション・仲間づくりゲーム
本授業の概要と安全管理について・仲間と触れ合う運動
2) ストレッチング
スタティックストレッチングおよびパートナーストレッチングの方法がわかってできる。
3) なわとび①
短なわとびのさまざまな技を獲得する。
4) なわとび②
短なわとびのさまざまな技を連続させることがわかってできる。
5) なわとび③
短なわとびのさまざまな技を連続させることがわかってできる。
6) 跳び箱運動①
跳び箱運動のための基本運動および開脚跳びがわかってできる。
7) 跳び箱運動②
台上前転がわかってできる。
8) 跳び箱運動③
横跳びこしがわかってできる。
9)ダンス①
現代的なリズムダンス(HIP-HOP)の基本的なリズム・ステップを獲得する。
10)ダンス②
ダンスの創作(選曲・グループ決め・パート別振り創り)方法を知り、協力して行うことができる。
11)ダンス③
ダンスの創作(パート別振り創り)方法を知り、協力して行うことができる。
12)ダンス④
ダンスの創作(グループ発表・振りうつし)方法を知り、協力して行うことができる。
13)ダンス⑤
ダンスの創作(振りうつし・発表会練習)方法を知り、協力して行うことができる。
14)ダンス発表会
ダンスの発表を行う。
15)まとめ
講義のまとめ及びレポート作成
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
40 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
10 %) ・面接試験(
%)
【備考】ダンスの発表会は必ず発表すること
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
6
【教養科目】選択科目
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
文章表現Ⅰ
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
授業担当者
義
単位
配当
黒田
1
治夫
セメスター
選択
[授業の目的・ねらい]保育者にとって、正しい文章が書ける、読み書きができるといった力は常に問われます。そうした、
力の基礎を学ぶことがこの授業のねらいです。当然この力は、コミュニケーションの能力とも関係しており、会話表現も
含めた総合的な力を学びます。
[授業全体の内容の概要]最初に、何気ない日常の会話の中にも基本的なルールがあります。そうした会話表現から出発し、
文章表現の基礎までを、文章表現Ⅰでは学ぶことになります。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]保育者にとって必要な文章表現力を基礎から学び、実習日誌、指導計画、実習の礼
状など手紙やハガキの書き方を学び、実習に役立てることができることを達成課題とします。
[準備学習の内容]
書きやすいシャープペンとボールペンとサインペンを探して用意してください。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
日々の生活の中で文章表現力を身につけるためには
2) ことばの読み書き①
学校生活や日常生活で必要なことばの読み書き(よみを中心に)
3) ことばの読み書き②
学校生活や日常生活で必要なことばの読み書き(書くことを中心に)
4) 会話表現を学ぶ①
話し方の基本を学ぶ(自分自身の話し方の癖を知り、聞き取りやすい話し方を学ぶ)
5) 会話表現を学ぶ②
あいさつの基本を学ぶ(人間関係、コミュニケーションの基本的要素であるあいさつの重要性を再確認する)
6) 敬語の使い方を学ぶ①
敬語の種類を知り、敬語の基本を学ぶ
7) 敬語の使い方を学ぶ②
さまざまな敬語を使い、敬語表現の実際を学ぶ
8) 会話表現の応用①
自己紹介の仕方、実習先との電話などのやりとりの実際を演習形式で学ぶ
9) 会話表現の応用②
保育現場での子どもへの話しかけ方、保護者との話し方で気をつけなければいけないことなどを学ぶ
10) 文章表現の基礎を学ぶ①
正しい、読みやすい字を書くためには?
11) 文章表現の基礎を学ぶ②
文章の基本的な書き方を学ぶ(原稿用紙の使い方、句読点の打ち方など文章作成の基本を学ぶ)
12) 文章を書く①
さまざまな感想文を書く(本、社説などの新聞記事を材料に)
13) 文章を書く②
よい文章を書写し、なぜ読みやすいのか、分かりやすいのかなど文章を分析してみる
14) 文章を書く③
他人の文章を添削する、また添削された自分の文章を書きなおしてみる
15) 授業のまとめ・試験
これまでの授業の復習及び感想文課題を決められた時間内に完成させる
試験)
[使用テキスト]
『保育者になるための国語表現』田上貞一郎著、萌文書林
[単位認定の方法及び基準]
【授業内評価】
・平常点評価
( 50 %)
・到達度の確認 ( 50 %)
・授業内レポート(
%)
・実技・作品発表(
%)
[参考文献]
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
7
【試験】
・筆記試験(
・レポート(
・実技試験(
・面接試験(
%)
%)
%)
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
文章表現Ⅱ
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
授業担当者
義
単位
配当
黒田
2
治夫
セメスター
選択
[授業の目的・ねらい]保育者にとっては、正しい文章が書ける、読み書きができるといった力は常に問われます。そうし
た力の基礎を学ぶことがこの授業のねらいです。当然この力は、コミュニケーションの能力とも関係しており、会話表現
も含めた総合的な国語力、日本語力を学びます。
[授業全体の内容の概要]文章表現Ⅰで学んだことをもとに、文章表現の応用を学び、履歴書の書き方、小論文の書き方を
学び、就職活動にも役立てる国語力を身につけます。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]保育者にとって必要な文章表現力として、実習日誌、指導計画、実習の礼状、さら
には連絡帳や園だよりの書き方を学び、実習、就職、現場で役立てることができることを達成課題とします。
[準備学習の内容]
書きなれるため、日記用のノートを用意して、書いてください。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
文章表現Ⅰの復習をかねた試験をおこないます
2) 履歴書の書き方①
履歴書を書く上での基本的なルールについて学びます
3) 履歴書の書き方②
就職活動に向け、いくつかのパターンの履歴書を実際に作成します
4) 小論文の書き方①
小論文のエッセンスである社説を多く読み、よい文章の書き方を学ぶ
5) 小論文の書き方②
作文と小論文の違い、資料の収集方法、資料の引用方法などを学ぶ
6) 小論文の書き方③
資料をもとに小論文を書く
7) 就職小論文に挑戦①
実際の就職試験で出題された小論文を書く
8) 就職小論文に挑戦②
実際の就職試験で出題された小論文を書く
9) 就職小論文に挑戦③
実際の就職試験で出題された小論文を書く
10) 保育現場での連絡帳の書き方
保護者への返事の書き方
11) 実習日誌の書き方①
観察記録の書き方
12) 実習日誌の書き方②
よくない実習日誌の添削と書き直し
13) 指導計画、行事のまとめなど保育現場で求められる文章表現を学ぶ
14) メールやパソコンを使用する場合の留意点を学ぶ
メールなどを利用した保護者とのやりとりが増える中での、注意すべき点について学ぶ
15) 授業のまとめ これまでの授業の復習及び小論文課題を決められた時間内に完成させる
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『保育者になるための国語表現』田上貞一郎著、萌文書林
・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
50 %) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
8
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
コミュニケーション入門Ⅰ
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
演
1
単位
授業担当者
習
配当
1
セメスター
選択
[授業の目的・ねらい
[授業全体の内容の概要]
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
[準備学習の内容]
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
(本年度不開講)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】報告内容、発言などを平常点として評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
9
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
コミュニケーション入門Ⅱ
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
演
1
単位
授業担当者
習
配当
1
セメスター
選択
[授業の目的・ねらい
[授業全体の内容の概要]
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
[準備学習の内容]
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
(本年度不開講)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】報告内容、発言などを平常点として評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
10
【必修科目】卒業必修科目
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
保育原理
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
単位
授業担当者
義
永谷
配当
2
セメスター
孝代
卒業必修
[授業の目的・ねらい]
1.保育の意義を理解するために、理念と法的枠組みを学び、説明できる。2.保育所保育指針に
おける保育の基本について理解し、保育所の目標と方法が説明できる。3.保育の思想と歴史的変遷について理解し、保育
の社会的意義について説明できる4.保育者の専門性を知り、専門職としての自覚を持つ 5.保育の現状と課題について
考察する。
[授業全体の内容の概要]
保育所・幼稚園で働く保育者としての基礎知識・技術、実践記録の書き方を学ぶ。保育の意
義(保育所保育指針と幼稚園教育要領・保育制度・子育て支援・全国保育士会倫理綱領等)、保育の基本(乳幼児の遊び・
教材・保育環境等)について具体的な事例を通して学ぶ。諸外国の保育の現状と課題、保育の思想と歴史を学ぶ。子ども・
保育に関する保育問題の研究では、新聞のスクラップに取り組み考察する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
・保育所、幼稚園における保育の理念、法的枠組み、歴史的変遷を理解し、保
育の意義について説明できる。・基礎技術など保育活動全般にわたる保育の具体的な内容について説明し、実演できる。・
社会の仕組みや動きを知り、保育の現状・課題を説明できる。
[準備学習の内容]
日常的に新聞に目を通し、「子ども」「保育」等の記事を読む。興味を持った記事はスクラップし、分からない用語等が
あれば調べておく。スクラップは、後日指定した期日に提出すること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
保育原理を学ぶということ
保育とは
保育士とは
保育所の役割 について
2) 保育の意義
保育所保育指針と幼稚園教育要領に基づく保育制度
児童福祉法・子どもの権利条約に基づく子どもの最善の利益
3) 保育の理念
最善の利益を考慮した保育・子ども子育て支援制度
子ども・保育に関する新聞の切抜きスクラップを活用(グループ討議)
4) 保育の社会的意義
保護者との緊密な連携 保護者支援のあり方
地域の子育て支援の実態
視聴覚教材
5) 保育の基本
生活とあそびを通して総合的に行う保育 発達課程に応じた保育 環境を通して行う保育
6) 保育の社会的意義
倫理観に裏づけられた保育士の専門性①
7) 保育の社会的意義
倫理観に裏づけられた保育士の専門性②(ゲストスピーカーによる保育士の仕事について)
8) 諸外国の保育の現状と課題①
カンボジアの保育
9) 諸外国の保育の現状と課題②
中国の保育
10) 諸外国の保育の現状と課題③
ニュージーランドの保育
11) 保育の思想と歴史的変遷①
子ども・保育の思想と歴史
12) 保育の思想と歴史的変遷②
日本の保育の思想と歴史
13) 保育の目標と方法
保育の計画
保育所・幼稚園の指導計画
運動会・発表会等の目標と取り組み
14) 実践記録について
実践記録に取り組む
15) 授業のまとめ
保育の現状と課題
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
講義内で必要なプリントを配布します。
・平常点評価
( 30 %) ・筆記試験( 70 %)
・到達度の確認 (
%) ・レポート(
%)
[参考文献]平成 28 年度版「子ども・子育て白書」内閣府、「保 ・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
育白書」ひとなる書店、「子ども白書」日本子どもを守る会、 ・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
「保育小事典」大月書店、「保育用語辞典」ミネルヴァ書房、 【備考】
保育所保育指針、幼稚園教育要綱、 社会福祉小六法
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
11
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
発達心理学
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
授業担当者
義
単位
野村
配当
1
セメスター
朋
卒業必修
[授業の目的・ねらい] 発達に応じた保育を行うために、発達のみちすじと発達に応じた保育のあり方について理解する
人間の持つ可能性と価値について考えを深める。
[授業全体の内容の概要]
①発達のとらえ方②発達のみちすじ、③発達に応じた保育のあり方について基礎的な知識を学ぶ
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
発達のみちすじについて理解し、説明できる。発達に応じた保育のあり方について考察できる
[準備学習の内容]
日常生活において子どもの姿を関心を持ち、観察に努めること
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)発達とは何か ①
発達の概念・理論について学ぶ
2)発達とは何か ②
発達の概念・理論について学ぶ
3) 0歳前半期の発達と保育;社会的存在へのはじめの一歩
発達と保育の関係について概観し、乳児期前半期の3つの発達段階の特徴を理解する
4) 0歳後半の発達と保育;モノ・人・ことばを結び付け始める
乳児期後半期の3つの発達段階の特徴を理解する。特に8か月頃の「人見知り」の発達的意義について理解を深める
5) 1歳前半の発達と保育;自我の土台を築く
1歳前半期の発達的特徴と保育内容を理解し、保育の中でたいせつにしたいことについて学ぶ
6) 1歳後半の発達と保育;人間独自の能力を獲得する
「1歳半の発達の節」について理解し、その時期の保育のあり方・保育の中でたいせつにしたいことについて学ぶ。
7) 2歳児の発達と保育;行きつ戻りつゆれながらすすむ
2歳児の発達的特徴と保育内容を理解し、保育の中でたいせつにしたいことについて学ぶ
8) 3 歳児の発達と保育;イッチョマエの三歳児
自我の拡大期の発達的特徴と保育内容を理解し、保育の中でたいせつにしたいことについて学ぶ
9) 4 歳児の発達と保育;誇り高き 4 歳児
『自制心の獲得』の過程と意義を理解し、保育内容及び保育の中でたいせつにしたいことについて学ぶ
10) 5 歳児の発達と保育;学力の土台を築く幼児期の総まとめ
中間的世界の創出・論理的思考の基礎など発達的特徴と保育内容を理解し、保育の中でたいせつにしたいことを学ぶ
11) 接続期の発達と保育・教育
幼児教育と学校教育の接続期において必要な支援・教育内容について学ぶ
12) 児童期の発達
『9 歳の発達の節』、論理的思考の獲得など児童期の発達の特徴について学ぶ
13) 思春期・青年期の発達の課題
生涯発達の理論について概括し、思春期・青年期の発達課題について学び、自らを振り返る契機とする
14) 青年・成人期の発達
青年・成人期の発達理論の概況について学び、人間発達の可能性について考える
15)ヒトの発達の可能性と可塑性
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
適宜プリントを配布する
・平常点評価
(
10 %) ・筆記試験(
75 %)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
15 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
12
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
音楽Ⅰa(声楽・理論)
授業の回数
8
回
授業担当者
実技・演習
時間数(単位数)
1
単位
配当
熊谷
1
セメスター
綾子
卒業必修
[授業の目的・ねらい] 現場で求められる音楽分野の中で、子どもたちにとって最も身近な「歌うこと」に対する支援を
行うための、技能と読譜に関する基礎知識を習得する。
[授業全体の内容の概要] 歌唱技能と読譜力の基礎知識の習得を目指す。実技演習と教材を用いた講義による反復訓練を
行い、独習の方法を提示する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育や幼児教育の現場での音楽活動を展開するために必要な音楽理論や用語、楽語などを理解し、保育や幼児教育の現場
で無理なく展開出来る。正しい発声法を身につけ、実践できる。
[準備学習の内容]
本授業での学びは、声楽のみならず全ての音楽に共通して必要なで知識です。表示記号や楽語などを事前に調べて授業に
臨むようにして下さい。理論問題集を広げ、目前の問題のみに取り組むのでは無く、実技課題と照らし合わせて独習する
ことが必要です。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
講義と歌唱個人レッスン又はグループレッスンを並行しながら以降の項目反復学習を行う。
1) ガイダンス/現場で求められる能力、「音楽とうた」の基礎技能と音楽の学習法について
楽譜を読む力を身に付けるための基礎訓練
2)音名と音階
3)さまざまな調
4) 各調の主要 3 和音とコード進行
5) 効果的な保育音楽の実践と留意点
その 1
色々な歌にふれる(季節の歌)
6) 効果的な保育音楽の実践と留意点
その 2
色々な歌にふれる(生活の歌)
7) これまで培った基礎技能を生かしながら、保育・幼児教育現場での反証に当たり、子どもの目が輝くような
「うた」を各自で選曲し、全員の前で発表する。
8) 到達度の確認
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
*「こどものうた 200」
チャイルド本社
1680 円
【試験】
・平常点評価
(
20 %) ・筆記試験(
%)
*「音楽Ⅰa 基礎理論問題集」
・到達度の確認
(
40
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
40 %) ・面接試験(
%)
【備考】平常点評価には、授業内で行われる確認プリント
の内容評価を含みます。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
13
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
音楽Ⅱa(器楽)ピアノ
授業の回数
15 回
時間数(単位数)
授業担当者
実技・演習
2
単位
配当
熊谷
1
セメスター
綾子
卒業必修
[授業の目的・ねらい] 本授業は、保育・幼児教育の現場において、豊かな保育を展開するために必要なピアノの基礎技
能や、ピアノを用いた創造的な展開方法を習得する。
[授業全体の内容の概要] 本演習では、単なるピアノ演奏法にとどまらず、読譜力を身につけ、正しい音感やリズム感、
表現力、応用力などを習得するために、ソルフェージュや弾き歌いなどにも一層力を注いで、ピアノを主体とした総合的
な音楽の演習を行う。個々の学習経験を踏まえ、特異な点と不得意な点を確認しつつ、ステップ制を取り入れた個人レッ
スンとグループレッスンに加え、音楽基礎理論確認プリントを並行して行う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育や幼児教育の現場での活動を展開するために必要なピアノの基礎技術(ステップ4終了以上、若しくはそれと同程
度の実力の保持)を身につけ、自身を持って読譜を行い、弾き歌いが出来る。
[準備学習の内容] 2 年後に保育現場での音楽活動を展開するにあたり、授業内だけの取り組みで必要な技術を修得する
ことは困難です。授業では、教員が担当学生の独習した練習曲のチェックを行い、改善点の指導、次の練習方法をアドバ
イスします。ですから、毎回の授業に必ず出席するのは当然のこと、日々の独習が必要不可欠です。毎日鍵盤に触れ、予
習を怠らない。独習中に疑問点が生じた場合は、次回授業まで持ち越さず、質問をし、解決するよう心がけて下さい。
ステップ表に基づいた順に学習することで復習と応用、予習が出来るようになっています。練習の際は、ゆっくりとした
速度で、順番に、着実に読譜をするよう心がけましょう。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 総合ガイダンス
「ピアノ授業の進行方法について」
担当教員の紹介とグループ発表の後、グループ別に個人ガイダンス及びレベルチェックを行う。
個人レッスンとグループレッスンを並行しながら以降の項目の反復学習を行う。
2)~7)
ト音記号とヘ音記号、左右の指の独立、指番号と運指法、ソルフェージュと正しいテンポ感の習得、
メトロノームの使用による練習、音階の運指、和音の学習と演奏、楽譜における色々な記号とピアノ演奏、
音楽基礎理論確認プリント
8) 中間発表会
人前で演奏するための力を身につける
9)~14)
リズム曲(マーチ、スキップ、ギャロップ、ワルツ)、色々な弾き歌い、
ペダルの使い方~より高いレベルを目指したピアノ技術習得のための演奏法、音楽基礎理論確認プリント
15) 実技発表
より高いレベルを目指したピアノ技術を披露する
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
*「バイエルピアノ教則本
音楽之友社
やさしい楽典付き」
1000 円
【試験】
・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
*「音楽Ⅱa 併用曲集」700 円
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
*
各自の進度に見合う教本を個別に指定する場合がある
・実技・作品発表(
50 %) ・面接試験(
%)
*
その他、随時教材プリントを作成し、配布する。
【備考】
本授業はステップ制を取り入れています。ステップ 4 終了
を課題達成の目標とし、そこまでに取り組んだ曲数に応じ
て課題達成度を平常点として評価します。
また、定められた時間のレッスンの受講は勿論のこと、同
時間内に取り組む音楽基礎理論確認プリントの指定時間
内提出を行わない場合には授業出席の取り扱いは行いま
せん
[参考文献]
*「ハノンピアノ教則本」全音楽譜出版社
*「ブルグミュラー25 の練習曲集」全音楽譜出版社
*「ソナチネアルバム」全音楽譜出版社
*「ソナタアルバム」春秋社
*不合格者は再履修とし、再試験は行わない
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
14
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
造形Ⅰ
授業の回数
演
15 回
[授業の目的・ねらい]
時間数(単位数)
1
授業担当者
習
単位
井口
配当
1
セメスター
和子
卒業必修
幼児期における造形活動の重要性を認識し、保育の中でしっかりと実践していける基礎的な能
力を身につける。制作する喜びを実感し、自分自身の感性を磨く。
[授業全体の内容の概要]
①造形活動に必要なさまざまの教材の基本的な使い方を習得し、その教材で制作する。
②幼児期にふさわしい基本的な造形技法を習得し、作品制作することにより理解を深める。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] ①造形活動におけるさまざまな教材の基礎知識や造形知識、技法を習得し、絵の
具やパス、折り紙、粘土を使いこなせ、幼児の造形活動に生かすことができる。
[準備学習の内容]
時間が有れば、絵本や画集を見たり、読んだり、美術の展覧会を鑑賞しに行く機会を持つ。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 幼児教育の中での造形活動についての講義と、新聞紙を使ったゲーム遊び。鉛筆を削る。鉛筆で描く。
幼児にとって遊びと造形活動は密接な関係があり、発達に重要であることを理解する。鉛筆の使い方を楽しむ。
2) 色彩の基礎理論や知識を習得する。
絵の具を使用して「色環」制作し、その作品を提出する。
絵具やパレット、筆、バケツなど水彩絵の具の基本的な使い方を習得する。配布のプリントを参考にする。
3) パスについての知識とさまざまな基本技法を習得する。幼児期に適したパスの使い方を学習し、実際にパスを使用し
て基本技法を1つ1つ確認する。
配布のプリントを参考にする。
4) パスによる作品制作をする。習得した様々なパスの技法を使い、応用して空想の花を描く。描いた空想の花の絵を提
出する。 空想の花は次回の共同制作に使用する。
5) パスを主に使用して共同制作をする。5~7 人のグループに分かれ相談し、テーマに沿った空想画を制作する。
共同制作の意味と意義を理解する。絵具も併用し、各グループで模造紙1枚の絵を制作し、その絵の物語を考える。
6) 共同制作作品の発表と鑑賞をする。各グループで発表内容や方法を相談して、人にどの様にすればより良く伝わるか、
その方法を研究し、発表する。 鑑賞教育の意義を学習し、全員で他のグループの作品を鑑賞する。作品は提出する。
7) 折り紙、切り絵の基本技法を習得する。折り紙、はさみを使用する。お花紙を使って、花の作り方を習得する事によ
り、入学式、お誕生日会、運動会、七夕など様々な行事における飾り付けの方法や応用を理解する。配布のプリント
を参考にする。
8) 前回習得した折り紙や切り絵の技法とお花紙を使って、新聞紙で楽しい T シャツ制作をする。
テーマを持って服のデザインを決める。
9) 新聞紙で楽しいTシャツ制作の2回目。作品完成させる。ファッションショーをして発表と鑑賞をする。
新聞紙の作品を提出する。
10) さまざまな造形技法習得の 1 回目。幼児期に興味を持って取り組める造形技法を学習し、プリントの全ての技法を各
自が実際にする事で、習得する。配布のプリントを参考にする。
11) さまざまな造形技法習得の 2 回目。幼児期に興味を持って取り組める造形技法を学習し、プリントの全ての技法を各
自が実際にする事で、習得する。配布のプリントを参考にする。
12) さまざまな造形技法の 3 回目。
夏休み宿題の課題と造形技法の関連の説明を聞き、季節の壁面構成のアイデアを練る。配布のプリントを参考にする。
13) 水彩による写生画。写生画の意味と意義を学習し、実際に野菜を写生する事で、物をしっかり観察する態度を身につ
ける。水彩画における絵の具の使い方を習得する。本時の写生画作品を提出する。
14)超軽量紙粘土の特徴を生かした作品を制作する1回目。超軽量なので、吊るして鑑賞することを前提に、「飛ぶ生き
物。泳ぐ生き物」というテーマにふさわしい作品を粘土で制作する。
15))超軽量紙粘土作品制作 2 回目。絵の具による着色を中心に、他の材料を付けたすなど、自由な発想を生かして作品
を完成させる。作品を完成させ、糸を付けて吊るして展示鑑賞する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト] 造形個人持ちセット(絵の具、クレパス、鉛 【授業内評価】
筆、折り紙、のり、スケッチブックなど。)
【試験】
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認 (
[参考文献] 「0・1・2 歳児の造形あそび百科」阿部寿文編著 ・授業内レポート(
ひかりのくに㈱ 「絵画あそび技法百科」富山典子、岩本克 ・実技・作品発表(
%) ・レポート(
%)
%) ・実技試験(
%)
%) ・面接試験(
%)
子共著
・平常点評価
ひかりのくに㈱
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
15
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
幼児体育Ⅰ
授業の回数
15 回
演
時間数(単位数)
1
単位
授業担当者
習
塩田
配当
2
セメスター
桃子
卒業必修
[授業の目的・ねらい]運動あそびの意義・役割や内容を理解し、年齢別・領域別における運動あそびの指導法を習得する。
[授業全体の内容の概要]さまざまな用具や教材を用い、各領域の運動あそび(走運動・ボール運動・マット運動等)を行い
ながら、あそびの内容を理解しつつ、各種の運動技術を習得しながら、その指導法を学習する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
発達を踏まえた運動あそびの指導法を習得し、保育・教育現場で実践できる。
[準備学習の内容]
乳幼児期の運動あそびのねらいと内容、課題について使用テキストから学ぶ。また、乳幼児の発達に関する文献にあたり、
発達的特徴について学習しておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)オリエンテーション
授業の概要を説明・仲間づくりゲーム
2)運動あそびの指導計画①
運動あそび(しっぽとり)の指導計画の作成(実技)
3)運動あそびの指導計画②
運動あそび(新聞紙あそび)の指導計画の作成(実技)
4)運動あそびの指導計画③
運動あそびの指導計画の作成(講義)
5)運動あそびの指導計画④
運動あそびの指導計画の作成(講義)
6)伝承あそび
さまざまな伝承あそびを知り、指導技術を獲得する。
7)おにごっこ
おにごっこの指導技術を獲得する。
8)ボール運動
ボール運動の指導技術を獲得する。
9)跳び箱運動
跳び箱の指導技術を獲得する。
10)キャスターボード運動
キャスターボードの指導技術を獲得する。
11)マット運動①
マット運動の基本的な指導技術を獲得する
12)マット運動②
側転の指導技術を獲得する。
13)マット運動③
連続技の指導技術を獲得する。
14)器械運動(発表会)
マット運動と跳び箱運動の表現技術を発表する。
15)まとめ
まとめおよび筆記による学力確認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
・『みんなが輝く体育①
幼児期
運動あそびの進め方』(創 ・平常点評価
【試験】
(
30 %) ・筆記試験(
%)
文企画)
・到達度の確認
(
60 %) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・『乳幼児の体育あそび』(草土文化)
・実技・作品発表(
10 %) ・面接試験(
%)
【備考】側転の実技チェックは必ず受けること。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
16
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
保育内容(総論)
授業の回数
15 回
演
時間数(単位数)
1
授業担当者
習
単位
高砂
配当
1
セメスター
朋子
卒業必修
[授業の目的・ねらい] 1.保育所保育指針における保育の目標、発達過程、保育の内容等を関連付けて保育の全体的な構
造を理解する。2.子どもと子ども集団の特性を踏まえ、保育の計画と記録の観点を学び、実習における指導計画の基本を
学習する。3.子どもの生活全体を通して、養護と教育が一体的に展開することを具体的な保育実践から理解し実習への期
待につなげる。4.保育環境と保育の多様な展開について具体的に学ぶ。5.手あそび・ふれあいあそび・絵本の読み聞かせ
等、保育文化に触れながら楽しく交流し、保育技術の基礎を習得して実演できるようになる。
[授業全体の内容の概要]授業の目的・ねらいを達成するため、子ども理解、発達過程、保育の計画、環境構成、援助のあ
り方等についての知識や理解が必要である。視聴覚教材等も使用して、具体的に学びながら子ども観・発達観・保育観の
基礎を養う。発達・年齢にあった手あそび・ふれあいあそびの基礎を習得し、実習等で実践できるようにする。(教材 DVD
制作予定)また、子ども・保育に関する新聞記事をスクラップし考察する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育内容を多様な視点で総合的に学び、子ども理解や保育方法(指導・援助)についての基礎を習得する。保育文化に触
れ、楽しく交流しながらその基礎を実演できる。
[準備学習の内容]
共通テキストとして購入している、『指導計画の考え方・立て方』(萌文書林)の第 1 章・第 2 章を読んでおくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法] 本講義のオリエンテーションを行う。
1) 本講義のオリエンテーション 保育内容における「総論」の位置づけ
家庭と保育所・幼稚園
手あそび・ふれあいあそび・絵本の交流(先輩の DVD 教材視聴) スクラップについて
2) 保育の全体構造と保育内容の理解1-①
視聴覚教材の視聴(保育所の 1 日)
手あそび・ふれあいあそび・絵本の交流
3) 保育の全体構造と保育内容の理解1-②
手あそび・ふれあいあそび・絵本の交流
保育は「養護」と「教育」が一体的に展開し、遊びや生活を通して子ども達が体験しながら学ぶことを知る。
4) 遊びによる総合的な保育
視聴覚教材の視聴
手あそび・ふれあいあそび・絵本の交流
子どもの主体的な活動としての遊び、興味や関心を捉え遊びの楽しさを共有することなど、実践例を通して考える。
5) 個と集団の発達と保育内容
視聴覚教材の視聴
手あそび・ふれあいあそびの交流
保育の中での子どもの発達を、相互関連で捉える。
6) 子どもの発達の特性と保育内容
視聴覚教材の視聴
手あそび・ふれあいあそび・絵本の交流
保育の中で一人ひとりの子どもの育ちを支えていく為に必要な「発達」の捉え方について、実践例を通して考える。
〔ゲストスピーカーを予定している〕
7) 保育内容と子どもにそった「指導計画」のあり方1
手あそび・ふれあいあそび・絵本の交流
実習に向けて「指導計画」(部分実習)の基礎を学習する。※実習指導と連携する(共通テキスト『指導計画の考え方・
立て方』活用)
8) 保育内容と子どもにそった「指導計画」のあり方②
手遊び・ふれあいあそび・絵本の交流
実習に向けて「指導計画」(部分実習)の基礎を学習する。また記録をとる意義を知り、記録方法と内容の基礎を学ぶ。
※実習指導と連携する(共通テキスト『指導計画の考え方・立て方』活用)
9) 保育所保育指針・幼稚園教育要領に基づく保育の基本及び保育内容の理解 手あそび・ふれあいあそび・絵本の交流
10) 子どもの活動と環境1
環境を通して行う保育の理解 身近な自然とのかかわり(栽培活動)
視聴覚教材の視聴(幼稚園における環境を通して行う保育)
11) 子どもの活動と環境2
環境を通して行う保育の理解 身近な自然とのかかわり(栽培活動)
12) 保育の全体構造と保育内容の理解2-①
視聴覚教材の視聴(幼稚園の 1 日)
手あそび・ふれあいあそび・絵本の交流
13) 保育の全体構造と保育内容の理解2-②
生活や発達の連続性に考慮し、豊かな生活づくりと遊びの関係など環境を通して行う保育について考える。
14) さまざまな保育課題と保育内容
保育所・幼稚園における多様な保育ニーズへの対応と現状
家庭、地域、小学校との連携を踏まえる
学んだことを具体化して子ども観・発達観・保育観の基礎を養う。
15) 授業のまとめ・到達度の確認
試験)
[使用テキスト]
梅谷美子『子どもと楽しむ手遊びわらべうた』かもがわ出版
その他、講義内で必要なプリントを配布します。
[参考文献] 幼稚園教育要領・保育所保育指針
「保育小事典」大月書店
「シリーズ 子どもと保育」0 歳児~5 歳児 かもがわ出版
【単位認定の方法及び基準】
【授業内評価】
・平常点評価
( 30 %)
・到達度の確認 ( 70 %)
・授業内レポート(
%)
・実技・作品発表(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
17
【試験】
・筆記試験(
・レポート(
・実技試験(
・面接試験(
%)
%)
%)
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
キャリアアップ教育Ⅰ
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
演
1
習
単位
配当
1
授業担当者
黒田治夫・高砂朋子
熊谷綾子・高木
セメスター
卒業必修
[授業の目的・ねらい]
初年次教育としての大学での学び、そして将来の就職に向けたキャリア形成について学びます。
[授業全体の内容の概要]大学での学びのための基礎能力として、資料収集力、文章作成力、パソコン活用術。プレゼンテ
ーション力などを身につけます。高校時代との学びのちがい、学びの技法を身につけることにより、普段の授業やレポー
ト作成、試験に役立てます。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 大学生としての基礎知識や一般常識を習得し、2年次の卒業論文や就職活動に役
立つ実践力を身につけます。
[準備学習の内容]入学後、2 年間を通じてどのような専門職を目指すのか、また大学で何を学びたいかを考えて講義に臨
んでください。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
保育士、幼稚園教諭、指導員の「職域」について考えます。
2) 情報リテラシー①
パソコンなどを活用して、情報を収集する際に気をつけなければいけないこと、図書の探し方などを学びます。
3) 情報リテラシー②
G-mail を活用したコミュニケーションの実際と方法について学習します。
4) プレゼンテーションの体験①
「自己紹介」を通じて、口頭発表の方法について学習します。
5) プレゼンテーションの体験②
「自己紹介」を通じて、口頭発表の方法について学習します。
6) 履歴書・エントリーシートの作成①
履歴書の書き方について学びます。
7) 履歴書・エントリーシートの作成②
エントリーシートの書き方について学びます。
8) ふりかえり・まとめ
この科目で学習した内容の振り返りを行います。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
キャリアガイド
・平常点評価
(
・到達度の確認
[参考文献]
【試験】
50 %) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】あわせて「就職指導」への参加を強く求めます。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
18
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
キャリアアップ教育Ⅱ
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
演
1
単位
習
配当
2
授業担当者
黒田治夫・高砂朋子
熊谷綾子・高木
セメスター
卒業必修
[授業の目的・ねらい]キャリアアップ教育Ⅰで学んだ事をもとに、将来専門職として必要とされる専門性や資質、能力な
どを考え、自らの課題に気付くことから出発し、自らの成長のために必要な課題の克服や改善に向けて取り組む。
[授業全体の内容の概要] 授業はグループワークを中心に行い、コミュニケーション能力を含む対人関係能力やチームで
仕事をする力を身につける。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 2年次の就職活動に向け、自分自身の就職活動に主体的に取り組む力を身につけ
る。また、自らのキャリア形成のためのボランティア活動などにも積極的に取り組むなど、受け身の姿勢から就職活動に
向けた能動的な力を身につける。
[準備学習の内容]
グループ討議などで必要とされる調べ学習などについて、講義時間外の活動を課題とすることがありえる。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) グループワーク①
集団で討議し、コンセンサスを得る方法について学習する。
2) グループワーク②
グループで目的をたて、その目的を達成するためのプロセスについて討議する。
3) グループワーク③
グループで討議し、役割分担や業務遂行、計画の立て方について学習する。
4) 企業(就職先・進学先)研究の方法
キャリアアップ教育Ⅰで学習した情報検索の手法などを用い、企業(就職先・進学先)研究を行う。
5) 就職試験の実際
模擬試験などを通じて、就職試験の実際を知る。
6) 履歴書・エントリーシートの作成
キャリアアップ教育Ⅰで学習した、履歴書・エントリーシートの書き方を振り返り就職活動を踏まえ作成する。
7) 先輩との懇談
8) ふりかえり・まとめ
この科目で学習した内容の振り返りを行います。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
キャリアガイド
・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
【試験】
【備考】あわせて「就職指導」への参加を強く求めます。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
19
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
保育基礎ゼミⅠ
授業の回数
15 回
演
時間数(単位数)
1
習
黒田治夫・熊谷綾子・高木玉江・高砂朋子
単位
配当
1
セメスター
卒業必修
[授業の目的・ねらい] ①大学での学び方―個人研究や、小集団で討論し、大学での学び方を深める。②実習入門―実習
と関連付けて学ぶ(観察・記録など)③保育技術入門―保育現場で求められる保育技術を研究し、実践する。
[授業全体の内容の概要] 新入生合宿にむけての取り組みで、話し合い、協力し、まとめて発表する。「幼稚園実習Ⅰ」
と関連付けて子どもとの関わりを学ぶ。保育に必要な保育技術をゼミの中で研究し学ぶ。各ゼミで取り組んだ内容を保育
基礎ゼミⅠ発表会で発表する。(内容は、変更となる場合がある)
[授業修了時の達成課題(到達目標)]大学での学び方や、福祉や教育に関することを学び、保育者として求められる基礎
的な知識や保育技術及び実習における指導法を知る。
[準備学習の内容]
図書館にある保育関係の本と雑誌をみておくこと
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 大学での学び方① オリエンテーション・新入生合宿の取り組み
2) 大学での学び方② 新入生合宿の取り組み
3) 大学での学び方③ 新入生合宿を振り返り、今後の大学生活を考える
4) 実習入門① 実習と関連付けて学ぶ(保育記録の取りかたを学ぶ)
5) 実習入門② 実習と関連付けて学ぶ(保育観察の準備をおこなう)
6) 実習入門③ 実習と関連付けて学ぶ(保育観察を行う)
7) 実習入門④ 実習と関連付けて学ぶ(保育観察したことを記録する)
8) 実習入門⑤ 実習と関連付けて学ぶ(保育記録の発表、討論を行う)
9) 保育技術入門① 現場で求められる保育技術の研究を行う
10) 保育技術入門② 現場で求められる保育技術の研究を行う
11) 保育技術入門③ 現場で求められる保育技術の研究を行う
12) 保育技術入門④ 現場で求められる保育技術の研究を行う
13) 保育技術入門⑤ 現場で求められる保育技術の研究を行う
14) 保育技術入門⑥ 現場で求められる保育技術の研究を行う
15) 大学での学び方④ まとめを行う
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
必要に応じて資料を配布する
・平常点評価
(
70 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
30 %) ・面接試験(
%)
[参考文献]
佐藤智明他編『大学学びのことはじめ』ナカニシヤ出版
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
20
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
保育基礎ゼミⅡ
授業の回数
演
15 回
[授業の目的・ねらい]
時間数(単位数)
1
習
授業担当者
熊谷綾子・黒田治夫・高砂朋子・高木玉江
単位
配当
2
セメスター
卒業必修
①実習入門―実習と関連付けて保育現場より学ぶ。②保育技術入門―保育現場で求められる保
育技術を研究し、高める。③大学での学び方―個人研究や小集団で討論し、大学での学び方を深める。
[授業全体の内容の概要]
「幼稚園実習Ⅰ」、「保育実習Ⅰa」、「保育実習Ⅰb」と関連付けて子どもとの関わりを学
ぶ。保育に必要な保育技術をゼミの中で研究し、学ぶ。各ゼミで取り組んだ内容を保育基礎ゼミⅡ発表会で発表する。
(内
容は変更となる場合がある)
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 福祉や教育に関することについて多面的・総合的な視点から問題を把握し、解決
することの重要性を認識できる。実習を通して、保育者として求められる基礎的な知識や保育技術及び実習における指導
方法が説明できる。
[準備学習の内容] 実習指導で学んだ内容について、しっかりと理解しておくこと。図書館にある保育関係の書籍、雑誌
に目を通しておくこと
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 保育技術入門① 現場で求められる保育技術の研究をする
2) 保育技術入門② 現場で求められる保育技術の研究をする
3) 保育技術入門③ 実習と関連付けて学ぶ(保育教材の作成)
4) 保育技術入門④ 実習と関連付けて学ぶ(保育教材の作成)
5) 保育技術入門⑤ 実習と関連付けて学ぶ(保育教材の作成)
6)実習入門③ 調べ学習①
7) 実習入門④ 調べ学習②
8) 実習入門⑤ 調べ学習③
9) 大学での学び方①総合表現発表会参加
10) 大学での学び方②総合表現発表会参加
11) 大学での学び方③1 年間のまとめ①
履修カルテと発表会原稿作成
12) 大学での学び方④1 年間のまとめ②(発表)
13) 大学での学び方④1 年間のまとめ③(発表)
14) 卒業研究発表会参加
15) 大学での学び方⑤ 試験対策
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
必要に応じて資料を配布する
・平常点評価
(
・到達度の確認
(
【試験】
70
%) ・筆記試験(
%)
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
佐藤智明他編『大学学びのことはじめ』ナカニシヤ出版
・実技・作品発表(
30 %) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
21
【必修科目】保育士資格必修科目
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
教育原理
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
単位
授業担当者
義
笘広
配当
1
セメスター
隆史
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい] 教育の意義と目的、教育と児童福祉との関連などを学び、教育の歴史、制度など教育に関する基
礎的な知識を理解する。
[授業全体の内容の概要] ①教育の基礎概念、理念、歴史、②教育制度、教育法規、基本的な実践や指導原理、③生涯学
習社会における教育のあり方、④今日的な教育の課題などについて学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 教育の意義と目的について自らの考えを深め、教育に関する必要な専門知識を説
明できる。子どもの発達・成長を教育的な思考、視点でとらえることができる。教育と保育の関連性、共通性を理解し、
今後の実践に活かすことができる。
[準備学習の内容] 子どもや教育に関わるニュース、新聞記事などに関心を持つ。それらを見る、読むようにする。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション:講義の進め方についての説明。教育原理とは何か、教育原理で学ぶことの内容、その時間配分
について説明。将来、乳幼児に関わる仕事に就く者が、教育を学ぶ意義を考える。
2) 教育の意義と目的(その①):教育の意義と目的について概括する。教育が人の発達・成長、および社会の発展など
に果たしている役割について学習する。
3) 教育の意義と目的(その②):教育の意義と目的について、新旧の教育基本法を比較検討することを中心に学習する。
教育の意義と目的について、自らの考えをまとめる。
4) 保育と教育について(その①):保育所と幼稚園に関する法律や指針、制度、施設等について学ぶ。乳幼児に関わる
仕事に就く者が教育を学ぶ意義を考える。
5) 保育と教育について(その②):保育と教育の関連、特徴、保育所と幼稚園それぞれが果たしている役割を学習する。
自分がめざす教師(保育士)像を出し合い、子ども観、保育観について考える。
6) 教育思想および子ども観の変遷(その①):教育思想の歴史について、ヨーロッパを中心に学習する。歴代の思想家
や教育者の教育観や子ども観を学び、それらが現代の教育や子ども観にどう繋がっているかを学ぶ。
7) 教育思想および子ども観の変遷(その②):引き続き、教育思想の歴史について、ヨーロッパを中心に学習する。歴
代の思想家や教育者の教育観や子ども観を学び、それらが現代の教育や子ども観にどう繋がっているかを学ぶ。
8) 日本における子ども観の変遷について:日本社会で歴史的に、子どもがどのように認識されてきたかを具体的な例を
示しながら説明する。
9) 日本における学校教育制度確立の歩み(その①):明治から戦前に至る日本の学校教育制度の成立と歩みについて、
時代的背景や変遷、学校と教育がその時代に果たした役割などについて学ぶ。
10) 日本における学校教育制度確立の歩み(その②):日本国憲法のもとでの現在の教育と学校、制度と内容、教育行政、
教員制度、教育法規などについて学ぶ。
11) 日本における学校教育制度確立の歩み(その③):引きつづき、日本国憲法のもとでの学校と教育などについて学び、
それらをふまえて、どのような「教育改革」が提起されているか、学校と教育、教師に求められている課題を考える。
12) 諸外国における教育と学校制度:諸外国の教育・学校制度の特色、教育状況について、国を選び、資料などを使って
調べる。比較して日本の教育と学校の課題を考える。
13) 子どもの権利条約と子どもの人権について:子どもの権利条約の理念、内容、およびこの条約の意義について学ぶ。
また、世界の子どもがおかれている現状を学習する。子どもの人権について学習する。
14) 教育の実践と今日の課題(その①):教育課程について学ぶ。学習指導要領の役割と位置づけ、教育課程編成で何が
重要かなどを学ぶ。また、いわゆる「学力問題」について考え、学力とは何かを学ぶ。
15) 教育の実践と今日の課題(その②):教育目標をかかげる意義、教育方法や教育評価について、具体的な実践例を示
し概括する。また、生涯学習の意義、現状と課題を説明する。
試験)筆記試験を行う。
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト] 「新 保育士養成講座 第 2 巻 教育原理」 【授業内評価】
(新 保育士養成講座編纂委員会編 全国社会福祉協議会) ・平常点評価
(
・到達度の確認 (
・授業内レポート(
・実技・作品発表(
[参考文献]
その都度紹介する。
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
22
40 %)
%)
%)
%)
【試験】
・筆記試験(
・レポート(
・実技試験(
・面接試験(
60 %)
%)
%)
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
授業担当者
子ども家庭福祉
授業の回数
15回
北川
時間数(単位数)
2
単位
配当
1
セメスター
拓
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい] 子ども家庭福祉の理念や制度、社会資源、対人援助とは何かなど、基本的なことを理解すると同
時に、社会で起きている現象には相互作用があることについても学習する。
[授業全体の内容の概要]
今まさに起きている児童問題や家庭支援を中心に、その背景についても問題意識を持って取り組む。
[授業修了時の達成課題(到達目標)保育士として必要な児童福祉に関する基本的な知識を習得すると同時に、児童福祉
に関する知識の引き出しを多く持つことができる。
[準備学習の内容]
普段から新聞や児童福祉に関する書物に触れておくこと。(課題は前回の授業で指示する)
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 授業の進め方の説明
アイスブレイク
2) 児童福祉法の概要
児童福祉施設の種類 子どもの最善の利益とは何か理解する
3) 社会的養護とは
社会養護の下で暮らす子どもの理解(ワークショップ)
4) 子どもの福祉と子育て支援の法①
児童虐待の防止に関する法律
(虐待を受けた子どものケアについて・虐待が起こる背景について考える)
5) 子どもの福祉と子育て支援の法②
配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(
DV となにかを理解する)
6) 子どもの福祉と子育て支援の法③
子どもを取り巻く関係機関について理解する(要保護児童対策地域協議会を中心に)エコマップづくりを体験する
7) 子ども家庭福祉の政策と課題①
少子化高齢化の進行の背景と問題について考える
グループ討議
8) 子ども家庭福祉の政策と課題②
社会構造と子どもの貧困について(社会で起きていることには相互作用があることを理解する)
9) 子どもと子育て家庭へのソーシャルワーク①
ソーシャルワークとはなにか(ソーシャルワークに必要な技術について理解する)
10) 子どもと子育て家庭へのソーシャルワーク②
ワークショップ(ジェノグラムの書き方を習得する)
11) 子どもと子育て家庭へのソーシャルワーク③
保育士の役割と課題 子育て家庭支援を行う際の留意点につて理解する
12 障害児福祉施策の現状と課題
障害の定義と現状につて理解する
13) 情緒障害・少年非行対策の現状と課題
情緒障害とは・非行少年とはなにか理解する
14) 保育施策の現状と課題
就学前の子どもの保育施設・保育施策の課題について考える
15) 授業の振り返り及びレポート作成
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
全訂子どもの福祉と子育て家庭支援
星野政明
株みらい
[参考文献]
・平常点評価
(
・到達度の確認
23
50%) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
保育ソーシャルワーク
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
演
1
単位
授業担当者
習
配当
セメスター
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]
[授業全体の内容の概要]
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
[準備学習の内容]
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
(本年度不開講)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
【授業内評価】
[参考文献]
(
%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
24
【試験】
・平常点評価
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
社会的養護
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
授業担当者
義
単位
西山
配当
2
セメスター
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]
社会的養護の体系と理念・原理および社会的養護サービスについて学び、説明出来ようになる。
[授業全体の内容の概要]
子どもの権利擁護と家庭養護・施設養護の役割・機能について理解し、説明出来るようになる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
子どもの権利擁護と児童福祉施設を利用している子どもと家族への支援内容を理解し、説明出来るようになる。
[準備学習の内容]
当日の授業の予習としてテキストの関連箇所を必ず読んでおくこと。(前回の授業で指示する)
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)社会的養護の意義
社会的養護の全体のしくみ、社会的養護の理念と原理について理解し、説明する。
2) 子ども観と社会的養護理論
子どもの発達過程と愛着形成について理解し、説明する。
3) 社会的養護の歴史的変遷
社会的養護の歴史的変遷について学び、説明する。
4) 社会的養護の仕組み
児童福祉関係法令と実施体制について学び、説明する。
5) 権利擁護
「子ども権利ノート」の背景と内容、意見箱等について理解し、説明する。
6) 社会的養護と基本的実践
ケース会議等による情報共有とスーパーバイザー体制等によるチーム支援について学び、説明する。
7) 施設養護の基本原理
児童福祉施設の目的・役割と対象児童及び養育のあり方について理解し、説明する。
8)虐待を受けている子どもの養護
虐待を受けた子どもの不適応行動について理解し、説明する。
9) 社会的養護サービスと実践事例(1)
里親・ファミリーホーム・自立援助ホーム等について学び、説明する。
10) 社会的養護サービスと実践事例(2)
乳児院・養護施設・情緒短期治療施設等について学び、説明する。
11) 社会的養護サービスと実践事例(3)
児童自立支援施設での支援および少年院との相違について学び、説明する。
12) 自立支援と家族への支援
自立援助計画と家族への支援を理解し、説明する。
13) 社会的養護の現状と課題(1)
職員としての専門性と職員倫理について理解し、説明する。。
14) 社会的養護の現状と課題(2)
被措置児童等虐待公表事案から、再発防止について考え、子どもと接する際には、虐待をおこなわない。
15) 授業のまとめ及びレポート作成
子どもを支援する歳に大切と思われるキーワードを選び、その理由を説明する
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト] 『よくわかる社会的養護』山縣文治・林浩康 【授業内評価】
編、ミネルヴァ書房
[参考文献]
・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
25
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類
授業担当者
保育心理学演習
授業の回数
8
回
演習
時間数(単位数)
2
単位
配当
高木
2
セメスター
玉江
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい] 「発達心理学」の授業で説明した発達の捉え方に基づいて、どのような力を獲得することがこ
どもの発達上の課題であるかを明確にし、具体的な保育内容・保育方法として考える力量をつけることをねらいとする。
保育現場での子どもの観察やエピソード事例を取り上げながら、理論を実際につなげていく
[授業全体の内容の概要] 提示されたテーマや保育事例をどう解釈していくか、という視点で講義を行うとともに、学
生同士の意見交流(グループ討議)も含めて、保育職としての事例の解釈を深め,問題解決力をつけていく
[授業修了時の達成課題(到達目標)]発達の理論を学び、こどもの発達的理解をすすめていき、 子どもの心身の発達と
保育実践について理解を深め、生活と遊びを通して学ぶ子どもの経験や学習の過程を理解し、保育における発達援助について
説明できる。
[準備学習の内容]こどもの具体的な行動や姿を観察し、発達理論をものに読み解き考察してください。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 乳児期前半の発達と保育実践(1):「発達」をどう捉え、発達心理学で学んだ「発達の概念」について、再度捉
えなおし、発達のみちすじを捉える力を育てる。
2) 乳児期後半の発達と保育実践(2):各年齢期における発達における子どもの理解
本講では、主に保育所・こども園で生活している乳児期の子どもの発達を、年齢に応じて獲得するもの、成長・発達
していく段階にそって、各年齢で捉えなおす
3)幼児期の発達と保育(1):子ども相互のかかわりと関係づくり
「遊び」を発達段階を通して捉えていく。「遊び」を通して他児との関わりについて捉えていき、遊びの集団のなかでのやりとりを
通じた自我の育ち、自分らしさの形成について考える。
4) 幼児期の発達と保育(2):子ども集団と保育の環境「ごっこあそび」「うそっこの世界」について
子どもと保育者の関係性としての「集団」について捉えた上で、実際の保育でみられる実践や年長児における集団づくりの経
過-特に「ごっこ遊び」「うそっこの世界」の中での集団のなかでのやりとりを通じた自我の育ち、自我の充実について考える。
5)乳児期の発達診断の実際と保育
乳児期の母子関係の発達のメカニズムについて捉えなおす
1 歳半の節ををどう捉えれば良いのか学ぶ
6) 幼児期の発達診断の実際と保育 「3 歳児神話」「4 歳の節」
幼児期の「3 歳児神話」と言われる社会的背景を考察していく
自立から自律へと発達していく「4 歳の節」の重要性について考察していく
7) 保育における発達援助: 子どもの「困った行動」をどう捉えるか
乳幼児における自我の発達をふまえながら、「困った行動」の事例について保育援助、また接続問題として生じる発達的課題
と社会支援のあり方を考察する。
8) 学童期の発達について:小1プロブレムについて
発達課題を捉え、接続問題として生じる発達的課題と社会支援のあり方を取り上げる。学習内容の再確認を授業内にレポー
ト記述にて行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
「発達がわかれば子どもが見える」―0 歳から就学までの目 ・平常点評価
(
40%) ・筆記試験(
%)
からウロコの保育実践
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
田中真介 監修・乳幼児保育研究会 編著 ぎょうせい 2009
・授業内レポート(
60%) ・実技試験(
%)
[参考文献]
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
26
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
子どもの保健I
授業の回数
講
15 回
時間数(単位数)
2
授業担当者
義
単位
配当
眞鍋
1
セメスター
穰
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい] 子どもの健康・成長発達の意味を認識し、社会・家庭および保育生活との関係、保育における健
康管理・保健活動の重要性を理解する
[授業全体の内容の概要] 子どもの心とからだの変化を分析し、子どもの健康に影響を与える因子と健康の指標との関係
を概説する
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 子どもの心と身体の健康問題が社会と家庭の広義の養育環境・方法にあることを
認識して保育場面での適切な対処および家庭や地域と必要な連携について知る
[準備学習の内容]
福祉施設に関する新聞報道に留意して、問題意識を持って授業を受けるようにすること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 子どもと社会 子どもの身体と心の変化及びその社会的背景をパワーポイントをつかって概括する
骨折の増加
体力の低下
肥満児の増加
アレルギーの増加の背景と原因を考える
2) 子どもと社会 子どもの身体と心の変化及びその社会的背景をパワーポイントをつかって概括する
離婚
虐待 不登校などの増加の背景を考える
3) 子どもと社会
子どもの健康とは?
WHOの定義について考える
日本の乳児死亡率の経年的変化と国際比較について調べその背景考える
4) 子どもと社会 子どもの発達と家庭の保育の関係
テレビビデオと子どもの発達の関係を小児科学会の報告から考える
5) 子どもと社会 子どもの健康状態の指標
健康21の設定目標について考える
健康の指標について
6) 子どもと社会
健康21の設定目標について
乳児突然死症候群について
7) 子どもと社会 子どもの虐待について
8) 子どもの発達と保育 年齢発達に応じた保育とは
保育所保育指針から考える
9) 子どもの発達と保育 「集団になじめない子」
10) デイベート 「保育所と家庭での保育どちらがいいのか?」
11) 子どもの発達と保育
離乳食の役割
授乳と離乳の支援ガイ
乳幼児の栄養 3 大栄養素の消化と吸収と離乳食の内容
12) 子どもの発達と保育 離乳食の役割
ベビーフードと食育について
授乳と離乳の支援ガイド
家庭での食事の現状から
保育所給食の役割を考える
13) デイベート 「保育所給食はなぜ必要か?」
14) 復習 いままでの講義をふりかえって
15) 授業のまとめ・試験対策
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト] レジュメ
【授業内評価】
[参考文献] 「年齢別保育」かもがわ出版
・平常点評価
(
30 %) ・筆記試験(
70 %)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
27
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
子どもの保健Ⅱ
授業の回数
15 回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2
単位
眞鍋
配当
2
セメスター
穰
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]
子どもの病気・事故の年齢発達に応じた特徴、特に集団保育での特徴を理解し、緊急時の基本的対応について学ぶ
[授業全体の内容の概要]
感染症サーベイランス対象疾患の概要、小児期の事故とくに保育所で起きて問題となった事故の概要について講義
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育所で問題となる感染症と事故の概要を理解しその予防対策が考えられるようになる
[準備学習の内容]
福祉施設に関する新聞報道に留意して、問題意識を持って授業を受けるようにすること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法] 各々について講義と一部グループワーク・討論をおこなう
1) 小児の感染症 感染症サーベイランス対象疾患の概要
2) 小児の感染症 麻疹
風疹
ムンプス
水痘
3) 小児の感染症 感染性胃腸炎などについて
潜伏期
潜伏期
4) 小児の感染症 溶連菌性感染症などについて
5) 健康管理 子どもがカゼを引きやすい理由
6) 健康管理
予防接種の意義と現状
登園停止期間などについて
登園停止期間などについて
潜伏期
登園停止期間などについて
免疫系の発達について
生ワクチンと不活化ワクチンの違い
7) 保育所で問題になる病気
8) 保育所で問題になる病気
9) 事故の予防と対応 ①0-5歳児とくに保育園での事故について概観
10) 事故の予防と対応 ②異物誤飲、けがとやけどの対応
11) 事故の予防と対応 ③事故防止対策と事故が起きたときの対応
12) 子どもの食事と健康 とくに保育園における食物アレルギー対応
13) 子どもの食事と健康
14) 復習
15) 授業のまとめ・試験対策
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト] レジュメ
【授業内評価】
[参考文献]
・平常点評価
(
30 %) ・筆記試験(
70 %)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
28
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
子どもの食と栄養
授業の回数
15 回
演
時間数(単位数)
2
習
単位
近藤由岐子
配当
1
セメスター
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい] 健康な生活を営むために食生活は基本であることを理解し、食生活の意義や栄養に関する基礎知
識を学ぶ。子どもの発育・発達と食生活、食育を理解して説明できる力をつける。
[授業全体の内容の概要] 子どもの発育・発達と食生活の重要性について学ぶ。基本的な食生活に関する知識を学び、現
在の食生活上の問題や課題を考える。課題に沿って各自が考え、計画できるように演習を取り入れる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]子どもの食生活の意義を理解し、子どもの食生活や栄養に関する知識を習得する。
保育者として保育の中で「食育」を意識して、計画・実践していくことができる。
[準備学習の内容]まずは自分自身の毎日の食生活を見直し、食に関心を持って生活を送ること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 子どもの健康と食生活の意義:子どもの心身の健康や食生活の現状から問題点と課題を考える。
自分自身の食生活をチェックして改善点を見つけよう。
2) 栄養と食品に関する基礎的知識
(1)栄養素とその機能(糖質、脂質、たんぱく質)
3) 栄養と食品に関する基礎的知識
(2)栄養素とその機能(ビタミン、ミネラル、食物繊維、水分他)
4) 栄養と食品の基礎知識
(3)食品の分類、特徴、食の安全性
5) 栄養と食品の基礎知識
(4)献立作成と調理の基本
6)子どもの発育・発達と栄養生理について
子どもの摂取機能の発達、栄養素の消化・吸収・代謝について
7) 子どもの発育・発達と食生活
(1)授乳期の意義と食生活
8) 子どもの発育・発達と食生活
(2)離乳期の意義と食生活
9) 子どもの発育・発達と食生活
(3)幼児期の心身の発達と食生活
10) 子どもの発育・発達と食生活
(4)学童期・思春期・妊娠期の栄養と食生活
11) 食育の基本と内容
食育や栄養教育の方法について考える。
12) 特別な配慮を要する子どもの食と栄養
疾病及び体調不良の子ども、食物アレルギーへの対応等
13) 家庭や児童福祉施設における食事と栄養
保護者に向けての便りを作成する
14) 子どもの食生活についてのまとめ
作成した便りの報告
15) 授業のまとめ
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「子どもの食と栄養演習」建帛社
・平常点評価
(
30 %) ・筆記試験(
70 %)
・到達度の確認
[参考文献]
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
29
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
教育課程論
授業の回数
講
15 回
時間数(単位数)
2
授業担当者
義
単位
高砂
配当
2
朋子・秋本
セメスター
美知子
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]1.保育内容の充実と質の向上に資する保育の計画と評価について学習する。2.教育課程・保育課程
の編成と指導計画の作成について具体的に理解し立案できるようになる。3.計画、実践、省察、評価、改善の過程につい
てその全体構造を動態的にとらえ理解する。
[授業全体の内容の概要]カリキュラムの基礎理論を学び、教育課程・保育課程の編成、指導計画の作成における子どもの
見方、ねらいや保育内容、予想される活動や保育者の援助について、具体的な事例を通して考える。実習「保育実習Ⅰa」
に向けて、乳幼児の指導計画を作成する。保育所・幼稚園以外の児童福祉施設の取り組みについても学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育は子どもの状態に合わせた対応が求められる。子どもの現状に則した計画、実践、省察、評価、改善の基本を学び、
指導計画の立案ができる。
[準備学習の内容]
共通テキストで購入している、『指導計画の考え方・立て方』(萌文書林)を読んでおくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
教育課程・保育課程の意義
2)教育課程・保育課程の実際―編成の手順
3)保育・教育の計画と評価の基本―指導計画の実際①
乳幼児の指導計画作成
4) 保育・教育の計画と評価の基本―指導計画の実際②
乳幼児の指導計画作成
5) 教育課程・保育課程の編成のための基本①
・子どもの発達 ・環境構成 ・保育者の援助 ・地域の実態 ・園の実態など
6) 教育課程・保育課程の編成のための基本②
・行事 ・食育 ・小学校との連携 ・異文化理解など
7) 保育・教育の計画と評価の基本―指導計画の実際③
乳幼児の指導計画作成
8) 保育所・幼稚園における保育の計画―教育課程・保育課程から指導計画
指導計画の種類(年間、期間、月間、週間、日案、特別支援教育の指導計画)
9) 教育課程・保育課程の編成の為の基本―保育所・幼稚園以外の児童福祉施設における計画と評価の意義
10) 実践記録・報告の書き方を学ぶ①―保育の省察と記録〕
実践記録をとることの意義を知り、その記録方法と内容を実践事例から学ぶ。
11) 実践記録・報告の書き方を学ぶ②
保育実習での実践を振り返り、実践記録(指導報告)をまとめて発表する。
12) 教育課程・保育課程の評価①―保育実習で作成・実践した「指導計画」を振り返り、評価する。
13) 教育課程・保育課程の評価②―評価の意義と方法
14) 教育課程・保育課程の変遷―幼稚園における教育課程の変遷、保育所における保育課程の変遷
15) 授業のまとめ・到達度の確認
試験)
[使用テキスト]岩崎
【単位認定の方法及び基準】
淳子
他『教育・保育課程論』(萌文 【授業内評価】
【試験】
書林)
・平常点評価
(
30 %) ・筆記試験(
%)
その他、講義内で必要なプリントを配布します。
・到達度の確認
(
70 %) ・レポート(
%)
[参考文献]指導計画の考え方・立て方(萌文書林)、
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
第二版(同文書院)、独自性を活 ・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
教育課程・保育課程総論
かした保育課程に基づく指導計画(ミネルヴァ書房)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
30
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
保育内容(表現)
授業の回数
15 回
演
時間数(単位数)
1
授業担当者
習
単位
高砂
配当
2
セメスター
朋子
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]乳幼児期の発達にそくした保育内容の表現形態・方法について実体験を通して基礎を理解し表現で
きるようになる。乳幼児期の表現活動の重要性とそれを指導する保育者の役割について体験的に学習する。
[授業全体の内容の概要]保育士・幼稚園教諭が表現活動の指導を行ううえで必要とされる代表的な方法について、その知
識・技術をオムニバス形式で展開する。一部集中講義期間に行い、リズム運動は学外(保育園)を予定している。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]保育士・幼稚園教諭として必要とされる表現活動の知識・技術を習得するとともに、
その意義を自らが体験的に学習し、表現活動そのものの楽しさを感じることを通して自ら発表することができる。
[準備学習の内容]
別途、集中講義期間前にオリエンテーションを設定する。諸注意等行うので必ず出席すること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) リズム運動①(集中講義予定)
リズム運動の基礎について学ぶ
2) リズム運動②(集中講義予定)
リズム運動の内容について学ぶ
3)リトミック①
表現活動のひとつであるリトミックについて体験的に学ぶ
4) リトミック②
リトミックの内容と指導法の基礎について学ぶ
5) リトミック③
リトミックの技法について実技を通して学ぶ
総括・リトミック実技試験
5)民族芸能・民舞①
民舞の魅力・基礎・表現方法を知る
6)民族芸能・民舞②
民舞の楽しさ・踊りや所作にこめられた意味を知り、表現する
7) 民族芸能・民舞③
日本の伝統文化である民舞を通して民族芸能のすばらしさを体得する
8)民族芸能・民舞④
総括・民舞実技試験
10)リズム運動③(集中講義予定)
リズム運動の内容・意義を体験的に把握する
11)リズム運動④(集中講義予定)
リズム運動の指導方法を体験的に把握する
総括・リズム実技試験
12) 民族芸能・太鼓①(集中講義予定)
和太鼓の演奏法を学び、和太鼓を演奏することの魅力・楽しさ・アンサンブルを体得する
13) 民族芸能・太鼓②(集中講義予定)
和太鼓の演奏法を学び、和太鼓を演奏することの魅力・楽しさ・アンサンブルを体得する
14) 民族芸能・太鼓③(集中講義予定)
和太鼓の演奏法を学び、和太鼓を演奏することの魅力・楽しさ・アンサンブルを体得する
15)民族芸能・太鼓④(集中講義予定)
和太鼓の演奏法を学び、和太鼓を演奏することの魅力・楽しさ・アンサンブルを体得する。総括・実技発表
試験)
【単位認定の方法及び基準】
[使用テキスト]
『リズム運動と子どもの発達』(かもがわ出版)
その他、講義内で必要なプリントを配布します。
[参考文献]
保育所保育指針・幼稚園教育要領
※
【授業内評価】
・平常点評価
(
・到達度の確認 (
・授業内レポート(
・実技・作品発表(
100 %)
%)
%)
%)
【試験】
・筆記試験(
・レポート(
・実技試験(
・面接試験(
%)
%)
%)
%)
【備考】各々の講師で課題レポートの作成・実技発表等を
行う。各担当者の評価により、総合評価を行う。
※講師の都合で、順序・時期・場所等調整する場合は、事
前に通知する。またオリエンテーションは必ず受けること。
使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
31
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
保育内容(言葉)
授業の回数
15 回
演
時間数(単位数)
1
授業担当者
習
単位
井口和子・高砂朋子
配当
1
セメスター
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]人と人を結びつけるコミュニケーション手段としての「ことば」の発達過程を探り、保育実習や保
育現場で役立つ、ことばを伸ばす保育内容・教育内容を創造していく。
[授業全体の内容の概要]担当者による講義と、受講者による制作や発表を主とするグループワークを設け、言葉の機能(講
義形式)と言葉を促す保育内容(演習形式)を探る。
[授業修了時の達成課題(到達目標)素話しづくり、絵本の読み聞かせ、ペープサート、パネルシアター作成と発表など
の保育現場で必要な保育技術の基礎を習得し、じっせんできる。
[準備学習の内容] ことばを促す保育教材(絵本、紙芝居、ペープサート、パネル[エプロン]シアター、手遊びなど)に
触れておいてください。身の回りの子どもたちが発することばに耳を傾け、聴き取っておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 保育内容における「言葉」の位置づけ
本講義の説明(オリエンテーション)を行う。
ことばを促す児童文化財に触れる。
2) ことばの発達過程(講義形式)
乳児期・幼児期前期・幼児期後期のことばの発達過程を捉える。
3) 絵本の世界①~保育の中の絵本~(演習形式)乳児期・幼児期に使う絵本の世界を紹介し、
年齢にあわせた絵本の選定について説明する。実際に絵本の読み語りも行う。
4) 絵本の世界②~保育の中の絵本~(演習形式)【ゲストスピーカーを予定している】
絵本の世界を紹介し、年齢にあわせた絵本の選定について説明する。実際に絵本の読み語りも行う。
5) ペープサートをつくってみよう①(演習形式)
保育・教育現場で使える保育技術としてペープサートを作成し、実際に演じてみる。<実習指導と連携する>
6) ペープサートをつくってみよう②(演習形式)
保育・教育現場で使える保育技術としてペープサートを作成し、実際に演じてみる。<実習指導と連携する>
7) ペープサートをつくってみよう③(演習形式)
保育・教育現場で使える保育技術としてペープサートを作成し、実際に演じてみる。<実習指導と連携する>
8) 保育教材におけるパネルシアター①【ゲストスピーカーを予定している】
保育教材としてのパネルシアターの実演を鑑賞し、どのように保育教材として生かしていくかについて学ぶ。
9) 保育教材におけるパネルシアター②【ゲストスピーカーを予定している】
実習での設定保育で使用できる保育教材となる手遊びのグループ発表と、パネルシアターに使用する題材の選定をする。
10) ペープサートをつくってみよう③
保育・教育現場で使える保育技術としてパネルシアターを作成し、実際に演じてみる。
11) ペープサートをつくってみよう④
保育・教育現場で使える保育技術としてパネルシアターを作成し、ポケット付き板を作成する。
12) 保育教材づくり①(パネルシアター)⑤パネルシアターのシナリオ(台本)を作成する。
13) 保育教材づくり②(パネルシアター)⑥パネルシアターのPペーパーを完成させる。
14) 保育教材づくり③(パネルシアター)⑦パネルシアターを完成させ、発表の練習を行う。
15) 保育教材づくり④(パネルシアター)⑧パネルシアターの実技発表
<基礎ゼミと連携する予定>
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト] 準備物として、保育内容(言葉)制作用セット 【授業内評価】
(授業内で配布予定) 必要資料は講義内にて配布する。
・平常点評価
【試験】
(
・到達度の確認 (
[参考文献] 「子どもと楽しむ手遊びわらべうた」梅谷美子 ・授業内レポート(
かもがわ出版 2010
・実技・作品発表(
「はじめまして」新沢としひこ/作 大和田美鈴/絵 すず
【備考】
き出版 2003
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
32
30 %) ・筆記試験(
%) ・レポート(
%)
%)
10 %) ・実技試験(
%)
60 %) ・面接試験(
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
乳児保育
授業の回数
演
15 回
時間数(単位数)
2
授業担当者
習
単位
野村
配当
1
セメスター
朋
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい] 乳児保育の歴史と社会的意義を理解し、今日の乳児保育において求められる保育者の役割につい
て説明できるようになる。乳児の保育を行うために、発達に応じた保育方法を説明できるようになる。
[授業全体の内容の概要]
①乳児保育の歴史、②乳児の発達のみちすじ、③発達に応じた保育のあり方
について基礎
的な知識を学び、乳児保育において必要とされる基礎的な技能を取得する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
乳児保育に必要な養護内容・保育内容について説明し、実演できる。発達に応じた乳児の保育内容を計画できる。
[準備学習の内容]
そ料を整理するためのファイルを用意する。保育に関連するニュースなどに関心を持ち、視聴する。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)赤ちゃんの姿を知る;視聴覚教材を用いて生後1年間の乳児の発達の姿を具体的に知る。養育していく上での配慮のポ
イントを知り、保育者の役割に気づく。感想文提出
2)乳児保育の理念と意義、歴史;
保育制度の変遷と歴史を知り、乳児保育のあゆみと今日的意義について学ぶ
3)乳児保育の歴史と現代における課題;保育所における乳児保育の現代的課題と保育士の役割について学ぶ。特に家族支
援的役割について政策とともに具体例に学ぶ。
4) 乳児保育における家庭との連携・保護者支援について
事例に基づいて保育士が家庭との連携をとることの重要性と方法・留意点について学ぶ
5)乳児の健康と安全①
乳児の健康と安全を保障するために0歳児の身体の特徴と集団保育における配慮点について学ぶ
6)乳児の健康と安全②
乳児期の免疫の仕組みと集団保育においてよく見られる感染症への対応・事故の予防と対応について学ぶ
7) 乳児保育の実際;基本的生活
保育所でのデイリープログラムについて学ぶ。活動のアクセントとなる手遊びを習得する
8) 乳児保育の実際;あそびと環境①
0歳児のあそびと環境構成、0歳児の発達を考慮した手作りおもちゃについて学ぶ
9) 乳児保育の実際;あそびと環境②
1、2歳児のあそびと環境構成、実習で使える手作りおもちゃについて学ぶ
10) 乳児保育の実際;食事・調乳
乳児クラスの食事・授乳について、具体的な方法・留意事項について学ぶ
11) 乳児保育の実際;排泄・清潔
オムツの替え方や沐浴の際の留意点など具体的な養護の方法について人形を用いて学ぶ
12) 保育の記録と計画
保育計画と指導計画の必要性と指導計画を立てる際の考え方について学ぶ
13) 「問題行動」を発達要求としてとらえる視点;乳児クラスにおいて多く見られる「かみつき」を例に保育において「問
題行動」をどうとらえていく必要があるのか考察する
14) 乳児保育の役割と機能;
乳児院・家庭的保育等における乳児保育の内容と課題について学ぶ
15) 到達度の確認;
到達度の確認を行う
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「テキスト乳児保育」(フォーラム・A)
・平常点評価
(
15 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
70 %) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
10 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
「シリーズ◎子どもと保育
0 歳児」(かもがわ出版)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
33
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
障害児保育Ⅰ
授業の回数
15 回
[授業の目的・ねらい]
授業担当者
演習
時間数(単位数)
2
単位
野村
配当
2
セメスター
朋
保育士資格必修
障害を持つ子どもの保育を行うために、障害に関する基礎知識を習得し、「子どもの権利を保
障する」観点から権利としての障害児保育のあり方について理解する
[授業全体の内容の概要]
障害についての基礎的な知識と個別的な保育上の留意点および集団保育の視点について学
び、関係機関の種類と役割を知り、連携の必要性について学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 障害についての基本的な知識を得た上で、障害を持つ子どもの発達を保障する保
育のあり方について考察することができる
[準備学習の内容]
テキストをあらかじめ予習してくること。日常的に障害児問題に関心を持ち、ニュースなどを見ること
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 障害とは何か
「障害」をどのようにとらえるか、身近な例をもとに障害の定義・種類・基本的な考え方について学ぶ
2) 障害を持つ子どもの保育の歴史と現状
障害児保育・教育の歴史と到達点について学び、障害を持つ子どもの保育にとって必要な視点について考察する
3) 障害についての基礎知識①
知的障害(発達の遅れ)を持つ子どもの保育について基礎的な知識を得る
4) 障害についての基礎知識②
知的障害(発達の遅れ)を持つ子どもの保育について理解の方法を考える
5) 障害についての基礎知識③
自閉症(広汎性発達障害)を持つ子どもの保育について基礎的な知識を得る
6) 障害についての基礎知識④
自閉症(広汎性発達障害)を持つ子どもの保育について事例から学ぶ
7) 障害についての基礎知識⑤
LD、ADHD、高機能自閉症等の発達障害を持つ子どもの保育について基礎的な知識を得る
8) 障害についての基礎知識⑥
視覚・聴覚障害を持つ子どもの保育について基礎的な知識を得る
9) 障害についての基礎知識⑦
脳性まひなど運動障害を持つ子どもの保育について基礎的な知識を得る
10) 障害についての基礎知識⑧
医療との連携が必要な子どもたちの保育について基礎的な知識を得る
11) 障害児保育の実際①;
保育所における統合保育の実際、子ども同士の育ち合いを生み出す保育について学ぶ
12) 障害児保育の実際②;学童保育での統合保育・障害児学童での保育に関わる現状と課題について学ぶ
13) 障害児保育の実際③;
14) 保護者・関係機関との連携と支援
ゲストスピーカーを招き、障害を持つ子どもの保護者の思いや求められる支援のあり方について学ぶ
15) 授業のまとめ
障害についての基礎知識、障害を持つ子どもの発達を保障する保育のあり方の考察について到達度を確認する
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「保育者のためのテキスト障害児保育」全障研出版部
・平常点評価
(
20 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
[参考文献]
障害を知る本シリーズ 大月書店
「発達の扉
下」白石正久
かもがわ出版
(
80 %) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
34
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
社会的養護内容
授業の回数
8
[授業の目的・ねらい]
回
演
時間数(単位数)
1
授業担当者
習
単位
北川
配当
2
セメスター
拓
保育士資格必修
施設実習の意義や児童福祉施設の目的や役割について理解するとともに、福祉職である保育士
に必要な、ソーシャルワークに関する理解を深める。施設の種別ごとに実習の内容や学んでいきたい課題、取り組み方、
留意点などについて具体的に学び、実践力を身につける
[授業全体の内容の概要]
乳児院、児童養護施設での子どもたちのとのかかわり方や、児童福祉施設を利用している、子どもの保護者とのかかわり
方や、施設職員間の役割・機能などを学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
居住型児童福祉施設の養護内容を理解し、子どもと一緒に成長し現場で役立つ実践力を身につけることができる。
[準備学習の内容] 施設実習の事前学習及び事後学習として位置づけているので、「社会的養護」の授業内容についても
十分な学習、理解が必要である。そのため、社会的養護の授業内容についての復習をしっかりと行うこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
授業内容及び居住型児童福祉施設実習の事前学習としての授業の進め方について
2) 施設実習で実習生が学ぶこと
施設実習の意義 子どもに対する態度・行動・プライバシーの保護について理解する。
3) 児童養護のプロセス
児童養護施設の入所前ケアからアフターケアまでの内容を知る
4) 実習計画の必要性と作成のポイント
施設実習の課題設定・実習日誌の重要性と書き方の留意点について学ぶ
5) 子どもと家族の権利保障・ソーシャルワークの基本原理と原則
子どもとしての権利・個別援助技術について学ぶ
6) 事後学習①
乳児院、児童養護施設等施設養護の現状と課題(グループ討論及び報告)(1)
7) 事後学習②
乳児院、児童養護施設等施設養護の現状と課題(グループ討論及び報告)(2)
8) まとめ及び 実習振り返りレポートの作成
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト] 施設実習ガイド(保育者として成長するため 【授業内評価】
の事前事後学習)
駒井美智子編著
萌文書林
[参考文献]
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
子ども福祉学科
35
【試験】
・平常点評価
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
保育実習指導Ⅰa(保育所)
演
習
熊谷綾子・高木玉江・黒田治夫・高砂朋子
金森多代美・宮崎とも子・秋本美知子・
(
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
1
単位
配当
2
セメスター
)
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]保育所の機能と役割、実習の意義・目的を理解する。指導計画の作成、実習の記録の書き方、実習
手続きを学ぶ。実習事後指導や報告会を通して、実習体験の発表・討論を行い、子ども・保育内容の理解を深める。実習
の総括と自己評価を行い、新たな課題や学習目標を明確にする。まとめ・実習の記録などの評価・指導を受ける。
〔授業内容の概要〕①実習手続きを理解する。 ②実習の意義・目的・概要を理解する。 ③実習の内容と課題を明確化
する。 ④実習に際しての心構え・留意事項を理解する。⑤指導計画の作成・実践および記録の書き方を理解する(実習
における観察、記録及び評価)⑥実習報告会の取り組みなど、基礎的な学習を行う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 実習及び実習報告会に取り組み、実習での学びを主体的に深め、新たな課題や学
習目標を明確にする。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 本講義のオリエンテーション
講義の内容理解・保育所の理解(DVD 視聴)
2) 実習の意義と目的・事務手続き・事前訪問
実習のねらい・実習関連書類の作成・事前訪問について
3) 実習課題
実習課題の設定
4) 実習の記録の書き方
日誌の書き方・留意事項等
5) 部分実習の計画①・保育技術①(手遊び・絵本の読み聞かせ等)
「実習における指導計画」を立案する。(教育課程論・幼児体育と連携し、実践できるものに完成する)
6) 部分実習の計画②・保育技術②(手遊び・絵本の読み聞かせ等)
「実習における指導計画」を立案する。(教育課程論・幼児体育と連携し、実践できるものに完成する)
7)直前指導
実習の心構え・実習の記録の取り扱い・実習事後指導について
8) 実習事後指導
実習の振り返りとまとめ・お礼状
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
実習の記録・実習ハンドブック・その他配布資料
・平常点評価
【試験】
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
%)
[参考文献]
(
(
授業で提示する。
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
子ども福祉学科
36
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
保育実習指導Ⅰb
演
習
熊谷綾子・高木玉江・黒田治夫・高砂朋子
(児童福祉施設)
授業の回数
金森多代美・宮崎とも子・秋本美知子・
(
8
回
[授業の目的・ねらい]
時間数(単位数)
1
単位
配当
2
セメスター
)
保育士資格必修
児童養護施設・乳児院の機能と社会的役割を学ぶ。施設実習の目的、実習のテーマ、実習の記
録の書き方などを学ぶ。実習後、実習での体験や疑問など実習体験を振り返り、報告と討論を行い、子どもたちに関わる
事の意義や生活の仕方などを深める。まとめ・レポートの作成などを行い、実習記録などの評価・指導を受ける。
[授業全体の内容の概要]
先輩の話、児童養護施設の先生の講義など、実践に即した内容を通して「施設実習」への意
欲を高める。グループ学習を通して実習施設の概況などを学び、実習施設の理解を深める。
*ゲストスピーカーを呼んで講義を行う場合がある。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
実習及び実習報告会に取り組み、施設における子ども理解を深め、保育士の役割について説明できる。
[準備学習の内容]
関連する科目のテキスト、資料等を準備しておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 保育実習Ⅰbについて
実習先の発表、実習に対する心構え、DVD 視聴などによる施設理解などを行う。
2) 実習事務手続きについて
これまでの実習での経験を踏まえて、実習関係の事務手続きについて説明し、書類作成を行う。
3) 対象児者・施設の理解①
他の授業内容等も踏まえながら、自らが実習を行う施設についての理解を深める。
4) 対象児者・施設の理解②
前講義に引き続き、DVD 視聴などを通じて自らの実習先の理解を深めます。また、実習課題の設定に取り組む。
5) 実習課題の設定・実習記録の記入について
前講と引き続き、自らの実習課題設定を行います。また、実習記録の書き方についても学習する。
6) 直前指導①
実習を直前にむかえ、事務手続きや心構えを再度確認する。
7) 直前指導②
8) 実習事後指導
お礼状などといった、実習の事後手続きの他、実習の振り返り・まとめを作成することで次の実習へつなげる。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「実習の記録」
「保育・教育実習ハンドブック」
・平常点評価
50 %) ・筆記試験(
%)
その他必要に応じて資料配付
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
%)
【試験】
(
(
[参考文献]
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
【備考】上記 8 回の他に実習報告会への参加を義務づけ
る。
平常の授業態度、提出物、現場評価、実習の記録、実習報
告会の出席及び取り組みなどで評価する。詳細は授業で伝
える。
◎実習報告会には必ず参加すること。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
子ども福祉学科
37
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
保育実習Ⅰa(保育所)
実
習
熊谷綾子・高木玉江・黒田治夫・高砂朋子
金森多代美・宮崎とも子・秋本美知子・
(
授業の時間
80 時間
時間数(単位数)
2
単位
配当
2
セメスター
)
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]
保育所の生活に参加し、観察や子どもとの関わりをとおして、乳幼児への理解を深める。保育所の機能と保育士の業務内
容について、具体的に学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
保育所の機能や役割について理解し、保育士の仕事内容を知る。また、指導計画の作成および教材製作をする中で、子ど
もの発達や保育内容についての理解を深める。観察やかかわりの中で保育士の専門性について学習する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育所の役割や機能等を現場での体験を通して、具体的に説明できる。既習の教科全体の知識・技能を基礎とし、これら
を実習の場で実践できる。保育士としての職業倫理と子どもの最善の利益の具体化について討論できる。
〔実習の内容〕
1、実習体験を通して保育士としての仕事にやりがいを感じる。
2、子どもの観察や関わりをとおして乳幼児の発達過程を理解する。
3、子どもの生活や遊びに参加し、子どもへのかかわり方や援助の方法を理解する。
4、保育の計画、保育課程、指導計画を理解する。
5、職員間の役割分担とチームワークについて理解する。
6、記録や保護者とのコミュニケーションなどをとおして、家庭・地域社会のことに気づく。
7、子どもの最善の利益を具体化させる方法について学ぶ。
8、守秘義務をはじめ保育士としての倫理を具体的に学ぶ。
9、安全及び疾病予防への配慮について理解する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「実習の記録」「実習ハンドブック」など
・平常点評価
【試験】
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
%)
[参考文献]
(
(
授業で提示する。
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
38
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
保育実習Ⅰb(児童福祉施設)
実
習
熊谷綾子・高木玉江・黒田治夫・高砂朋子
金森多代美・宮崎とも子・秋本美知子・
(
授業の回数
15 回
時間数(単位数)
2
単位
配当
2
セメスター
)
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]
児童福祉施設の内容、機能等を実践現場での体験を通して理解する。既習の教科全体の知識・技能を基礎とし、これらを
総合的に実践する応用力を養う。保育士としての職業倫理と子どもの最善の利益の具体化について学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
児童養護施設・乳児院の生活に参加し、子どもへの理解を深めるとともに、施設の機能とそこでの保育士の職務について
学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
児童養護施設・乳児院の実際について理解を深め、その場に生活する子どもたちとの関わりを通して子どもを援助するた
めの技術を習得し、実践に生かすことができる。
[準備学習の内容]
保育実習指導Ⅰb で事前指導を行う。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
実習の内容
1、実習施設について理解する。
2、施設の生活に参加し、一日の流れや施設での生活状況を理解する。
3、観察を通して、子どもの実態を理解し、積極的に関わることを通して、子どものニーズを理解する。
4、援助計画の意味を理解し、年齢・発達・個人の特性などに応じた援助計画のあり方を学ぶ。
5、生活や援助などの一部を担当し、養護技術を習得する。
6、職員間の役割分担とチームワークのあり方について学ぶ。
7、記録や保護者とのコミュニケーションなどをとおして家庭・地域社会を理解する。
8、子どもの最善の利益を具体化させる方法について学ぶ。
9、守秘義務の遵守、個人のプライバシーの保護など、どのようになされているか具体的に学ぶ。
10、安全及び疾病予防への配慮について理解する。
試験)実技試験・レポート
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「実習の記録」「保育・教育実習ハンドブック」「配布資料」 ・平常点評価
【試験】
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
(
%)
(
[参考文献]
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
【備考】平常の授業態度、提出物、現場評価、実習の記録、
実習報告会の出席及び取り組みなどで評価する。詳細は授
業で伝える。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
39
【選択必修科目】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
調理実習Ⅰ
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
単位
習
授業担当者
阿南
配当
2
セメスター
泰子・近藤
由岐子
選択必修
[授業の目的・ねらい]
食育につながるクッキングを調理実習を通して体験する。
[授業全体の内容の概要]
実際に保育の場で実践できるように、調理実習を通してクッキング保育の内容を体験する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
子どもの食生活をクッキングを通して理解し、実践することができる。
[準備学習の内容]
機会があれば基本的な調理操作(包丁の使い方など)は各自練習をしておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 調理実習を始めるにあたってのオリエンテーション、食育の計画とクッキング
2) 調理実習① 子どもとともに作るクッキング
おむすび、味噌汁
3) 調理実習② 子どもとともに作るクッキング
4)
ハンバーグ、ポトフ、パン、バター
5) 調理実習③ 子どもとともに作るクッキング
6)
炊き込みご飯、ホイル焼き、汁物、
7) 調理実習④ 子どもとともに作るクッキング
8)
ちらしずし、つみれ汁、みたらし団子
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「調理実習Ⅰ・Ⅱ」の冊子
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】エプロン、三角巾、手拭きタオル持参のこと
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
40
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
授業担当者
演習
阿南
調理実習Ⅱ
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
1
単位
配当
2
セメスター
泰子・近藤
由岐子
選択必修
[授業の目的・ねらい]
乳幼児の発達をふまえて離乳食や食事を調理する。
[授業全体の内容の概要]
子どもの発達・発育に合わせて離乳食や幼児食を調理実習を通じて体験する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
調乳の方法や発達段階に応じた離乳食を理解し、自ら調理することができる。
[準備学習の内容]
特に乳幼児期の食生活(離乳の進め方)の理解をしておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 調乳方法、離乳の基本を学ぶ
2) 離乳食実習①
離乳食の基本(1)お粥の種類と作り方を学ぶ
3) 離乳食実習②
離乳食の基本(2)
4) 発育の段階に応じた離乳食を調理する
5) 離乳食実習③
6) 煮物(肉じゃが)、あえ物、味噌汁から離乳食を作る
7) 子どもの間食を考える
8)
手づくりおやつ(さつま芋を使用して)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「調理実習Ⅰ・Ⅱ」の冊子
・平常点評価
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
【試験】
【備考】エプロン、三角巾、手拭きタオル持参こと
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
41
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
音楽Ⅰb (声楽・理論)
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
授業担当者
実技・演習
1
単位
配当
熊谷
2
セメスター
綾子
選択必修
[授業の目的・ねらい] 子どもたちにとって最も身近な「歌うこと」に対するより良い支援を行うための、技能と読譜に
関する知識の向上を目指し、様々な場面における展開方法を学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
これまで培ってきた基礎知識をさらに発展させ、保育現場での実践を意識した発展的な実技
演習に取り組む。 受講生が全員の前で個人とアンサンブルでの発表(歌唱実技)を行い「発表する力」と「聴く力」を
身につける。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
自身を持って独唱が出来るようになる。協同して音楽活動を展開する喜びを体感できる。保育や幼児教育の現場で展開さ
れる様々な活動場面への応用することができる。
[準備学習の内容]
音楽では、基礎として学んだ知識も含め様々な理論が組み合わさり、繰り返し出てきます。次回の学習内容にあらかじめ
目を通し、疑問点を先に見つけ、授業内で解決していくことが大切です。また「うた」は、言葉を持つ音楽です。美しい
言葉を子どもたちに伝えていくために、毎回授業で取り組んだ内容を振り返るようにしましょう。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
2) 総合ガイダンス
「身体フォームと呼吸法」
発声テキストを使用し、腹式呼吸の練習と全身の構え方、顔や口の開き方を再学習する。
3) 「声について学ぶ」正しい発声を理解し、くせのない自然な歌唱法のヒントを探る。
コード使用による左手の簡易伴奏による伴奏付け
4) 「より広い音域の獲得練習」頭声区、中声区、胸声区の響きの違いを理解する。
造形や身体表現を伴った音楽の展開①
4) 「より広い音域の獲得練習」各声区の違いを理解し、その用法を学ぶ
造形や身体表現を伴った音楽の展開②
5) アンサンブルの導入
ハーモニーを感じながら歌う。その1
6) アンサンブルの導入
ハーモニーを感じながら歌う。その2
7) アンサンブルの導入
ハーモニーを感じながら歌う。その3
8) 声楽実技⑧
これまで培った技能を生かしながら、保育現場での範唱にあたり、より芸術的で、子どもの目が輝くような
「うた」を各自で選曲し、全員の前で発表する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
*「こどものうた 200」
【授業内評価】
チャイルド本社 1680 円
【試験】
・平常点評価
(
30 %) ・筆記試験(
%)
* 市販の音楽ノート(五線譜)を各自 1 冊携行するとよい
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
70 %) ・面接試験(
%)
【備考】授業内プリントや提出物等を平常点評価の対象と
する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
42
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
造
授業の回数
形
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
Ⅱ
15 回
演
時間数(単位数)
1
単位
授業担当者
習
配当
2
セメスター
選択必修
[授業の目的・ねらい
[授業全体の内容の概要]
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
[準備学習の内容]
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
(本年度不開講)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】報告内容、発言などを平常点として評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
43
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
子どもと遊びⅠ
授業の回数
8
回
講
時間数(単位数)
1
授業担当者
義
単位
代田
配当
2
盛一郎
セメスター
選択必修
[授業の目的・ねらい]
ロシアの心理学者ヴィゴツキーは、「子どもにとって遊びは発達の主導的路線である」と述べました。しかし、現在の
子どもを取り巻く環境の変化に伴い、「遊べない子ども」「遊ばない子ども」の問題が論じられることが増えてきていま
す。この授業では、「子どもにとっての遊び」「保育としての遊び」「遊びの援助・指導」について、こうした問題意識
から深めていくことを目的とします。
[授業全体の内容の概要]
「子どもにとっての遊び」「保育としての遊び」「遊びの援助/指導」について、理論や事例を通じて学びます。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
「子どもにとっての遊び」「保育としての遊び」「遊びの援助/指導」について、基本的な理解をし、自らの考えを説
明できることを到達目標とします。
[準備学習の内容]
わからない言葉や用語は事前に学習・検索しておいてください。まずは“ざっくり”とした理解で結構ですので。
また、実習等における「遊び」の場面について事例として取り上げます。「実習の記録」等を読み直すこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)ガイダンス/イントロダクション~「子どもと遊び」について考える
授業の進め方、評価の方法についてガイダンスを行います。また受講生の実体験を通じて「子どもと遊び」について考
察します。
2)「子どもと遊び」①(乳幼児期~幼児期までの遊び)
このテーマは、他の授業科目でも繰り返し学ぶことだと思います。各自の学びに関する報告を元に概観します。
3) 「子どもと遊び」②(幼児期後期からの遊びⅰ)
遊びにおけるトラブルや「遊べない子ども」「遊ばない子ども」について、事例を元に学びます。
4) 「子どもと遊び」③(幼児期後期からの遊びⅱ)
遊びにおけるトラブルや「遊べない子ども」「遊ばない子ども」について、事例を元に学びます。
5) 「子どもと遊び」④(学齢期以降の遊びⅰ)
学齢期以降の遊びについて、その特徴と「遊びの援助/指導」について、事例を元に学びます。
6) 「子どもと遊び」⑤(学齢期以降の遊びⅱ)
学齢期以降の遊びについて、その特徴と「遊びの援助/指導」について、事例を元に学びます。
7)保育における遊びとその指導/援助の構造
保育における遊びとその指導/援助の構造について学びます。また試験についてのガイダンスを行います。
8)授業のふりかえり・まとめ
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
子どもは遊べなくなったのか? [気になる子ども]とヴィゴツ ・平常点評価
(
キー=スピノザ遊び理論 (神谷栄司編著、三学出版、201 年) ・到達度の確認
50 %) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
(1,980 円税込)
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
[参考文献]
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
「かくれんぼ」ができない子どもたち(杉本厚夫著、ミネル 【備考】
ヴァ書房、2011 年))
荒れる子どもとガチンコ勝負(清水結三著、フォーラムA、
2007 年)、他授業時に紹介します。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
44
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
子どもと遊びⅡ
授業の回数
8
回
講
時間数(単位数)
1
授業担当者
義
単位
代田
配当
2
盛一郎
セメスター
選択必修
[授業の目的・ねらい]
保育における遊び―とりわけ幼児期後期から学齢期にかけての子どもたちの遊びについて、その援助/指導について実
践的に身につけることを目的とします。受講生自身が遊ぶことを通じて、単に受講生が楽しむだけでなく、保育で子ども
たちの遊びを援助/指導できるようになることを目的とします。
[授業全体の内容の概要]
さまざまな遊びについて、実際に遊びながらその援助/指導していく力を身につけていくプログラムを展開します。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
単に受講生自身が「楽しく遊べた」だけでなく、実際に子どもたちの遊びを援助/指導していく力を獲得し、実践する
ことができることを到達目標とします。
[準備学習の内容]
これまでの自分自身の「遊び体験」「遊び史」を思い起こしておいてください。
同時に現代の子どもたちの遊びを取り巻く社会の状況についても日常的に情報収集しておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)ガイダンス/イントロダクション~「子どもと遊び」について考える
授業の進め方、評価の方法についてガイダンスを行います。
2) 手わざであそぼ
伝承遊びとしてのこま、けん玉等の遊びについて、実際に遊びながらその援助/指導について学びます。
3) つくってあそぼ
工作遊びについて、実際に遊びながらその援助/指導について学びます。
4) みんなであそぼ
ルールのある集団遊びについて、実際に遊びながらその援助/指導について学びます。
5) 保育における子どもの遊びの実際(まとめ)
保育における子どもの遊びとその援助/指導についてまとめの考察を行います。
6) 実技「遊びの指導/援助」準備
遊びの指導/援助に関わる実技試験の準備を行います。
7)実技「遊びの指導/援助」
遊びの指導/援助に関わる実技試験を行います。
8)授業のまとめ・ふりかえり
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
子どもは遊べなくなったのか? [気になる子ども]とヴィゴツ ・平常点評価
(
キー=スピノザ遊び理論 (神谷栄司編著、三学出版、201 年) ・到達度の確認
50 %) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
(1,980 円税込)
・授業内レポート(
20 %) ・実技試験(
%)
[参考文献]
・実技・作品発表(
30 %) ・面接試験(
%)
こまワールドであそぼう(四方則行著、かもがわ出版、2004 【備考】授業開始時にはスポーツウェアと運動靴等に着替
年)
えて集合すること。
【絵本】びゅんびゅんごまがまわったら(宮川ひろ(作)、
林明子(絵、童心社、1982 年)、他授業時に紹介します。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
45
【幼稚園資格必修科目】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
教育実習指導Ⅰ
講
義
熊谷綾子・高砂朋子・黒田治夫・高木玉江秋本
美知子・金森多代美・宮崎とも子・(
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
0.5 単位
配当
1
セメスター
)
幼稚園資格必修
[授業の目的・ねらい]
幼稚園教諭二種免許状の取得希望者を対象に、幼稚園実習Ⅰの事前事後指導として行う。
[授業全体の内容の概要]
幼稚園実習Ⅰの目的、内容、方法、留意事項を具体的に理解し、保育観察の方法、保育日誌
の記録方法、指導計画の作成方法、基礎的な保育技術、技法を身につける。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
実習及び実習報告会に取り組み、幼稚園における子ども理解を深め、幼稚園教諭の役割について説明できる。
[準備学習の内容]
日常の健康管理に十分留意し、実習に臨むための心構えと体力を養っておく。あいさつ・マナーなどを身につけておくこ
と。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 幼稚園実習について
・幼稚園実習の意義と目的、実習の内容と方法、実習の時期と手続き、必要書類等
・実習園(自己開拓)の確認を行う
2) 2) 保育観察のポイント
・ビデオ視聴「第 1 巻
ある幼稚園教諭の一日」
・幼児の園生活と保育環境、幼児の活動と保育者の関わり、幼児の園生活と保育行事
3) ) 実習先訪問(オリエンテーション)について
・訪問の際の手続きを理解し、必要な書類を作成する。実習先に電話をかけ、訪問日を決める。
・「実習の記録」の記入(表紙、概要)、誓約書・個人票・出席簿の記入
4) 実習に際しての心得・留意事項
・実習生としてふさわしい服装、言葉遣い、社会人としてのあいさつ、約束事の意味を理解する
・個人のプライバシー保護と守秘義務を学び理解する
5) 保育教材の研究
・絵本、紙芝居、折り紙、手遊び・指遊び等の実技指導及び保育教材の研究と模擬保育(演習・実技
6) 指導計画の立案
・実習のための基本的な保育技術(手あそび・絵本の読み聞かせ等)に関する指導計画を立案する
7) 実習日誌の書き方、記録の取り方
・幼児の観察と記録の取り方、実習日誌の書き方と注意事項
・見学実習のポイント、実習課題下書き
8) 実習事後指導
・実習振り返り表の記入と今回の実習で学んだことを出し合う
・お礼状作成
・幼稚園実習で学んだ点を情報交換する
・自己反省表の記入:「実習Ⅰで学んだ点、これから学びたいこと」を記入する
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
幼稚園実習Ⅰ実習の記録
・平常点評価
実習ハンドブック・実習ワークブック
【試験】
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
%)
(
[参考文献]
幼稚園・保育所実習指導計画の考え方・立て方(萌文書林)
46
%)
・面接試験(
%)
【備考】
提出物、課題への取り組み、実習園の評価・実習日誌から
総合的に評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
50 %) ・実技試験(
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
幼稚園実習Ⅰ
実
習
熊谷綾子・高砂朋子・黒田治夫・高木玉江秋本美
知子・金森多代美・宮崎とも子・(
授業の回数
40 時間
時間数(単位数)
1
単位
配当
1
セメスター
)
幼稚園資格必修
[授業の目的・ねらい]
子どもと触れあい、幼稚園の実態を知る。幼稚園の生活の流れ、教諭との関わりや指導、援助の実際を観察する。
子どもとの交流を通して、子どものありのままの姿を観察し、子どもの心と体の状態を理解する。
[授業全体の内容の概要]
幼稚園での観察実習、部分実習を行いながら、現場に必要な「保育者像」を学びとる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育者の仕事に触れ、集団教育の必要性・あり方や方法を見聞きし、学び取りながら理想の保育者像を表明することがで
きる。
[準備学習の内容]
教育実習指導Ⅰで事前指導を行う
「幼稚園教育実習Ⅰ」(1週間)観察実習・部分実習を行う
・幼稚園の人的配置や物的条件、環境づくりについて理解する
・幼稚園の 1 日の流れを理解する
・幼稚園での子どもの生活や発達について、多様な課題を把握する
・幼稚園で生活する子どもの集団的な行動や個別的な配慮を知ることによって、子どもの年齢別発達の特徴を理解する
・教諭の職務内容や役割を理解する
・教諭の教育活動にふれ、学ぶ
・自己の課題を明らかにし、次の実習に備える。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
実習ハンドブック・実習ワークブック
・平常点評価
【試験】
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
%)
(
[参考文献]
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
【備考】
提出物、課題への取り組み、実習園の評価・実習日誌から
総合的に評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
47
【選択科目】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
キャリアアップ教育Ⅴ(インターンシップ)
授業の回数
40 時間
時間数(単位数)
実
1
授業担当者
習
単位
配当
野村
朋
1・2・3セメスター
選択
[授業の目的・ねらい]
将来の進路・就職に関係する施設や職場などで、実践的な実習を通して就業体験を行う。そして、実習先の施設や職場で
の就業体験をもとに進路、就職を考える。
[授業全体の内容の概要]
実習前には事前オリエンテーションを受け、インターンシップ契約(協定)を結んだ実習先(事業所)で実習を行う。1
日8時間の実習を5日間行うのが原則だが、実習先との関係で実習期間の分割、特定の曜日のみ実習を行うことも可能で
ある。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
実践的な就業体験を通じて、実際の仕事や職場の状況を知り、自らの職場適性を把握し、自分自身の進路、就職の課題に
ついて述べることができる。
[準備学習の内容]
事前指導は原則行わないので、実習施設についての事前学習を各自がしっかりと行うこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 実習施設について理解する
2) 実習施設での実習内容を理解する
3) インターンシップとして実習することの意義を十分に理解する
4) 実習先での職業倫理、仕事をする上での社会的マナーや態度を学ぶ
5) 実習を通して自らの職業適性を知り、現状の課題、今後学ぶべき課題を把握する
6) インターンシップ終了後は、ふりかえりレポートを作成する
試験)レポート試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
20 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
80 %)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】◎実習先については原則自己開拓であり、インタ
ーンシップを希望する学生が実習施設に依頼し、受諾され
た後に、大学と実習施設がインターンシップ契約(協定)
を結び、実習を行う。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
48
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
国際理解
授業の回数
20
回
授業担当者
講義・演習
時間数(単位数)
2
単位
配当
西岡
2,4
正義・野村
セメスター
朋
選択
[授業の目的・ねらい]
国際的視野をもち、福祉・教育に携わることのできる人材の育成を目指す。
[授業全体の内容の概要]
他国の訪問とその事前/事後学習を通して、文化と福祉について理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
国際的視点から、社会福祉・保育・教育のあり方について説明出来る。
[準備学習の内容]
東南アジア諸国に限らず、広く国際社会に関心を持ち、社会情勢、文化、歴史、言語について触れ
ておくこと。特に、共通のコミュニケーションツールとなる英語については、各自の地道な努力を求める。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
受講ルールおよび評価方法について説明する。訪問国の歴史と福祉・教育施設について、概要を紹介する。
2) 訪問先を知る 1
訪問先の文化や風習、街の様子を調べる。また、交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
3) 訪問先を知る 2
訪問先について調べたことをまとめ、冊子を作成する。また、交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
4) 交流会の準備 1
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
5)交流会の準備 2
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
6) 交流会の準備 3
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
7) 交流会の準備 4
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
8〜9) 式典等の交流会
訪問先で行われる交流式典へ参加する。
10〜13) 他国の大学生との交流
訪問先にて現地学生と交流を深める。
14〜17) 施設見学
訪問国にて幼稚園および高齢者施設を視察する。
18) お礼状・報告集の作成
訪問先施設や交流した学生へ、お礼状を作成する。また、訪問の成果を文章にまとめ、報告集を作成する。
19) 報告会の準備
写真や映像をまとめ、報告会の準備を行う。
20) 報告会
学びの総括として、報告会を実施する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
訪問にかかる費用は学生の自己負担とする。
訪問先は、ベトナムをはじめとする東南アジア諸国と
なることが多い。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
49
【教養科目】保育士資格必修科目
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
情報リテラシー演習
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
単位
習
谷
配当
3
賢一・中井
セメスター
敏子
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい] 近年、保育・教育の現場においても情報機器の導入が進んでいる。また、子ども達が情報機器を
通じて様々な情報に触れる機会も増加している。本講では情報化社会の抱える諸問題について学習し、情報機器の操作が
できるようになることを目指す。
[授業全体の内容の概要]情報教育入門で学んだ Word、Excel の基礎知識・技能を基に複雑な文章作成や簡単な統計をとれ
ることを目標とする。またインターネットを利用し様々な情報収集を行い、プレゼンテーションに活用できるようにする。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]実際に現場に出た際に使える技術の習得を目標とする。自らの興味関心を様々なア
プリケーションを活用し、考え、表現できる。
[準備学習の内容]
Wordでの文書入力に、慣れておくこと。保存用フォルダの作成や場所がわかるようになっておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) はじめに:授業に関するオリエンテーションを行う。機器の扱い方について学ぶ。Word を使った文章作成(応用①):
情報処理Ⅰで学んだ文字入力、文字装飾やページ設定、文書のレイアウト変更について復習する。
2) Word を使った文章作成(応用②):図形の挿入やワードアート、写真・イラストの挿入について学ぶ。テキストボッ
クスなどを利用し、より複雑な文書のレイアウト方法を学ぶ。Word を使った文章作成(応用③):基本的な文字入力、
装飾に加え図形やイラストの挿入により複雑な文書装飾を目指す。その上で課題に従った文書を作成する。
3) Excel を使った表作成(応用①):情報処理Ⅰで学んだセルへのデータ入力、文字装飾や罫線といった基本操作につ
いて復習する。
Excel を使った表作成(応用②):合計・平均・最大値・最小値といった簡単な関数について学ぶ。また、グラフの作
成について学ぶ。
4) Excel を使った表作成(応用③):セルへのデータ入力、文字装飾、簡単な関数の活用、グラフ作成を行う。その上
で課題に従った表、およびグラフを作成する。
インターネットの利用:インターネットを活用することで、自らの興味関心のある事柄について情報収集を行う。ま
た、その活用方法とルールについて学ぶ。
5) ホームページ作成:ホームページビルダーの基本操作について学習する。ネット上の保育園・幼稚園等のホームペー
ジを閲覧する。その上で架空の園を設定し、その紹介ページを数ページ作成する。またリンクなどを活用出来るように
する。
6) PowerPoint を用いたプレゼンテーション:PowerPoint の基本操作について学ぶ。自らの興味ある事柄について、イン
ターネット等を利用し、情報収集しプレゼンテーションに活用する。
PowerPoint のアニメーション効果等を利用し、より効果的なプレゼンテーションを行うための技術について学ぶ。
7) 作品作成:架空の園の紹介ができるように PowerPoint を用いて発表用の作品を作成する。その際自らの意図や工夫を
伝えられるように考え、全体発表できるようにイメージトレーニングをおこなう。
8) 作品発表:PowerPoint を用い、全体発表を行う。その際自らの意図や工夫を伝えられるように考え、実践する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
・平常点評価
(
40 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
60 %) ・面接試験(
%)
【備考】授業内で作成した課題及びミニレポート提出、作
品発表(60%)・学習態度(40%)を合計して評価します。
※USB メモリーは毎回用意した上で、授業に臨むこと。USB
メモリー忘れについては減点。また、講義の進行を妨げる
行為については厳しく対処し、減点する。
[参考文献]
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
1
【教養科目】選択科目
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
人間理解
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
授業担当者
義
単位
黒田
配当
3
治夫
セメスター
選択
[授業の目的・ねらい]
知性と労働と社会の視点から人間理解を深め、生き方を考える。
[授業全体の内容の概要]
心理学や人類学や経済学や政治思想のトピックスを手がかりにして、人間についての理解を深める。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育及び幼児教育の基礎としての視点から、人間理解を深め、子ども理解について考える。
[準備学習の内容]
図書館にある科学や歴史の雑誌や本をみるようにすること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) はじめに
2) 知性について(1)
人間と動物との区別について知性の観点から考える
3) 知性について(2)
知性・感情・意志について考える
4) 知性について(3)
心と脳の関係について考える
5)知性について(4)
知力の発達ついて考える
6) 労働について(1)
労働が人間をつくったことについて考える
7) 労働について(2)
労働が人間の自由を拡大してきたことについて考える
8) 労働について(3)
労働が人間らしさを奪う面について考える
9) 労働について(4)
労働が人間発達を実現する面について考える
10) 社会について(1)
進化のなかで人間の社会について考える
11) 社会について(2)
近代社会の形成と人権について考える
12) 社会について(3)
近代社会における自由と民主主義
13) 社会について(4)
社会発展と人間の自由について考える
14) 労働についてまとめ
15) 社会についてまとめ・レポート作成
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
テキストは使用せず、プリントを配布
・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
牧野広義『人間と倫理』青木書店 1987
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
2
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
現代社会と子ども・家族
授業の回数
15 回
時間数(単位数)
講
2
授業担当者
義
単位
黒田
配当
4
治夫
セメスター
選択
[授業の目的・ねらい]
人間社会の形成と発展をとらえ、現代社会における家族と子どもと労働について考える。
[授業全体の内容の概要]
人間社会と日本社会の変化を追いつつ、家族の成立と現代社会における家族と子どもと労働について理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
現代社会の家族と子どもと労働について、自分の理解を形成する。
[準備学習の内容]
図書館にある科学や歴史の雑誌や本をみるようすること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 人間とは何かを進化のなかで考えてみる。サルの行動様式からヒトの行動様式への進化のなかで、子どもに食べ物を
与えるヒトの行動様式の意味を考える。
2) 狩りと争いを避ける知恵である「性=生産タブー」の出現が、次世代の生産期間の短縮がもたらしたことを知り、ま
た、知能の発達が近親婚を強め、次の世代が充分に形成できない危機をもたらしたことを考える。
3) 次世代の生産期間の短縮と近親婚の進行をという危機を、氏族(=最初の社会)によって解決したことを考える。
4) 日本における氏族を背景にした通い婚である妻問婚の状況と子どもたちの様子を考えてみる。そして、貴族のなかか
ら通い婚ではなく、同居する婿取婚が現れる。
5) 武士にとって、この婿取婚は相続者である息子が婿とられてしまう不都合があり、嫁取婚をうみだしていく。嫁取婚
(=家族)の成立過程を、母系制社会から父系制社会へ、分割相続から単独相続への転換をてがかりにみる。
6) 戦後、日本国憲法により合意婚が成立する。憲法第 14 条、24 条、44 条により、合意婚の内容について詳細にみて、
合意婚の意義を考える。
7) この合意婚が日本社会のなかで一般化するのは、高度経済成長のもたらした変化のなかであることをみる。そして、
この合意婚のこれからについて考える。
8) 労働が人間の自由を拡大してきたことについて考える。しかし、労働が人間らしさを奪う面について考える。現代社
会の労働の問題点を、過労死・過労自殺、職場流産によって考える。
9) 現代社会の家族と子どもと労働の問題点を、非正規労働、貧困によって考える。
10) 現代社会の家族と子どもと労働の問題点を、児童労働によって考える。
11) この解決の方向を、高齢化と少子化で労働力の縮小が進み、GDP が低下するのを救うのは、女性が働くことであり、
女性が働きやすくするために諸問題を解決する必要があるという IMF 緊急提言の内容をてがかりに考える。
12) この解決の方向を、OECD 最新レポートでも、男女の賃金格差が61%となり、日本が OECD 内で最下位となった、こ
の問題を解決するには、ワークライフバランスの確立が必要だという提言の内容をてがかりに考える。
13) この解決の方向を、ILO が提唱しているディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)という考えを学ぶ。
また、まともな働き方を実現するために EU ですすんでいるワークシェアリングを学び考える。
14) 労働のまとめ
15) 家族のまとめ・レポート作成
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
プリントを用意する
・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
セミョーノフ・著 中島寿雄/中村嘉男・訳『人類社会の形成』
上・下、法政大学出版局、1970,71
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
3
【試験】
【必修科目】卒業必修科目
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
キャリアアップ教育Ⅲ
授業の回数
12 回
演
時間数(単位数)
1
習
塩田桃子・笘広隆史・代田盛一郎・永谷孝代
単位
配当
3
セメスター
卒業必修
[授業の目的・ねらい] 社会人、職業人として求められる能力を身につけ、就職活動をすすめていくための実践的な力を
身につける
[授業全体の内容の概要]
キャリア支援センター作成の『キャリアガイドⅡ』などを参考に、就職活動に必要な知識を身につける。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
履歴書の作成、面接、小論文など就職活動に必要な課題に取り組み、自信をもって就職試験に取り組むことができる。
[準備学習の内容]
履歴書の作成や面接練習など、授業内で行った内容を復習し、実際の就職活動に活かすこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 保育士、幼稚園教諭、指導員などが活躍している現場の状況
現場の現状を理解しながら、就職活動に向かうための自らの課題などの自己点検を行う
2) 就職活動に必要な情報収集の方法について
福祉人材センター、ハローワークなど就職情報の把握に必要な機関の利用方法などを学ぶ
3) 就職試験の実際(1)
一般教養、専門試験とは
4) 就職試験の実際(2)
就職試験で行われる面接試験、小論文(作文)
、実習で求められるものは
5) 履歴書、エントリーシートの書き方について
就職に不可欠な書類である履歴書を作成する
6) 面接試験で求められるものは
面接試験を受ける際の面接のマナー、言葉づかいの注意、面接でよく聞かれる質問について
7) 就職試験の実際(1)
一般教養試験に挑戦、傾向と対策について
8) 就職試験の実際(2)
専門試験に挑戦、傾向と対策について
9) 就職試験の実際(3)
小論文(作文)試験に挑戦、傾向と対策について
10) 就職試験の実際(4)
面接試験に挑戦、傾向と対策
11) 実習及び実技試験について
実習の注意事項、実技試験の対策について
12) 模擬試験
模擬試験を受験し、就職試験の実際と自らの現時点での到達点を理解する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
キャリア支援ガイド2016年度版
・平常点評価
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
[参考文献]
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
4
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
キャリアアップ教育Ⅳ
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
習
塩田桃子・笘広隆史・代田盛一郎・永谷孝代
単位
配当
4
セメスター
卒業必修
[授業の目的・ねらい]社会人、職業人として求められる能力を身につけ、就職活動をすすめていくための実践的な力を身
につける。また、内定後の就職に向けた心構え、社会人としてのマナーなどを再確認する。
[授業全体の内容の概要
キャリア支援センター作成の『キャリアガイドⅡ』などを参考に、就職活動に必要な知識を身につける。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
履歴書の作成、面接、小論文など就職活動に必要な課題に取り組み、自信をもって就職試験に取り組むことができる。
[準備学習の内容]
キャリアアップ教育Ⅲでの学習内容を振り返り、履歴書の作成など積極的に受講者個人で取り組むこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 就職活動等の計画を立てる
キャリアアップ教育Ⅲを踏まえ、後期に各自が行わなければならない課題を設定する。
2) 個別指導 (1)
それぞれの進路にあわせた指導を行う。
(個人面談等・レポート提出①)
3) 個別指導(2)
それぞれの進路にあわせた指導を行う。
(個人面談等・レポート提出②)
4) 内定者に話を聞く
現時点での就職内定者に試験内容やその実際について話を聞く
5) 就職活動のふりかえり
自らの就職活動をふりかえり、今後の課題を考える
6) 中間まとめと小テスト
中間まとめと小テストを行う。
7) 個別指導(3)
それぞれの進路にあわせた課題設定、指導を行う。
(個人面談等・レポート提出③)
8) キャリア形成に向けた課題
自らの将来を展望しながらキャリア(生き方)を考える(課題提出)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
キャリア支援ガイド2016年度版
・平常点評価
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
5
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
保育研究ゼミ
授業の回数
8
演
回
時間数(単位数)
習
1
塩田桃子・笘広隆史・代田盛一郎・永谷孝代
単位
配当
4
セメスター
卒業必修
[授業の目的・ねらい]
卒業研究レポートを執筆するために必要な知識や技術を習得し、完成させる。これまでの学びの中から、興味・関心のあ
るテーマを選び、文献の収集および読解と整理を行うと共に、卒業研究論文の最終アウトラインを完成させる。「ものご
とを整理する」、「文章にまとめる」、「人に説明する」、「人の意見を聞いて自分の意見を発表する」などの力を養う。
[授業全体の内容の概要]
保育・教育に関するテーマについて、文献研究、調査研究などの研究方法を用いながら自分の問題意識をまとめあげる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
卒業研究レポートを作成し、発表できる。
[準備学習の内容]
『卒業研究レポート作成の手引き』を全ページ読んでおくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 卒業研究とは何か
卒業研究レポートの位置づけについて確認し、卒業研究レポートの作成過程について確認する。『卒業研究レポート作
成の手引き』活用
2) レポート・論文の書き方指導
『図書館の達人 レポート・論文作成法-誰にでも書ける10のステップ-』から学ぶ。
3)情報検索と情報収集の方法について
卒業研究を行うにあたり、必要となる情報検索と情報収集の方法について学ぶ。
4) 研究方法の種類とその内容、選択方法
文献研究、調査研究などの研究方法について知る。
5) テーマの選定:ゼミ生個別の課題設定について
自分自身が卒業研究論文で深めたいテーマを選定する。
6) 文献(資料)収集:文献調査の必要性、重要性とその方法について
自分が深めたいテーマに沿った文献検索の方法を知り、文献検索と文献の活用について学ぶ。
7) 卒業研究レポートの作成
卒業研究レポートを作成する。
8) 卒業研究発表会
卒業研究レポートを完成させ発表する。
*内容変更を行うことがある
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『卒業研究レポートの手引き』大阪健康福祉短期大学作成
・平常点評価
(
40 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
60 %) ・実技試験(
%)
%) ・面接試験(
%)
【試験】
[参考文献]
・授業内レポート(
・宮内克男(編著)1984 年「レポート・論文のまとめ方と書
・実技・作品発表(
き方~保育・教育と看護・福祉のために~」
・小笠原善康(著)2002 年「大学生のためのレポート・論文 【備考】
術」講談社
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
6
【必修科目】保育士資格必修科目
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
社会福祉
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
単位
授業担当者
義
中原
配当
4
セメスター
康博
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]社会福祉の仕組みと運営、社会福祉の機関・施設の機能や役割を知る。また、高齢者福祉、障害福
祉など社会福祉サービス体系を理解し、社会福祉サービス利用者の利用者保護制度の仕組みを理解する。
[授業全体の内容の概要] 社会福祉の基礎的、全般的な事項を学び、社会福祉の今日的な問題や課題について知る。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]保育者にとって必要な福祉全般にかかる知識を学び、福祉現場で仕事をする際に必
要とされるさまざまな社会資源や社会福祉サービスの知識を身につける。
[準備学習の内容]
社会福祉の様々な領域の重要なテーマや課題について調べ、授業で発表する(テーマや課題は前回の授業で指示する)
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 社会福祉の基礎概念について
社会福祉の基本的な枠組み、社会福祉における価値の重要性を考える
2) 社会福祉と社会保障
社会福祉の理念とさまざまな社会保障について知る
3) 社会福祉の歴史と成立(1)
ヨーロッパでの社会福祉の歴史的変遷を学ぶ
4) 社会福祉の歴史と成立(2)
日本での社会福祉の歴史的変遷を学ぶ
5) 社会福祉のサービス主体(1)
社会福祉サービスを供給する国・自治体・民間の機関や施設について知る
6) 社会福祉のサービス主体(2)
さまざまな施設と最低基準、利用者ニーズについて知る
7)低所得者の福祉(1)
生活保護の基礎知識と利用プロセスについて知る
8)低所得者の福祉(2)
生活保護の施設、関連制度について知る
9)現代社会と子ども家庭福祉
少子化、児童虐待などの現状と福祉ニーズについて考える
10)障害者福祉
さまざまな障害と福祉サービスの内容について知る
11)高齢者福祉
高齢者への介護と社会福祉ニーズについて知る
12)その他の社会福祉
地域福祉、医療福祉、教育と福祉について学ぶ
13)社会福祉の専門職
社会福祉実践に携わる様々な人の職務と現状を知る
14)社会福祉援助技術
ソーシャルワーク、ケースワークの方法とプロセスを学ぶ
15) 授業のまとめ及びレポートの作成
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
(
・到達度の確認
7
50 %) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
【試験】
・平常点評価
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
教職論
授業の回数
講
15 回
[授業の目的・ねらい]
時間数(単位数)
2
単位
授業担当者
義
平尾
配当
4
達夫・代田盛一郎、他
セメスター
保育士資格必修
子どもたちを取り巻く環境やそのニーズは年々多様化し、「せんせい」と呼ばれる専門職の役
割と責務はますます重要なものとなっています。本科目では「せんせい(保育士/幼稚園教諭)」の役割、責務、専門性、
倫理などについて理解することを目的とします。
[授業全体の内容の概要]
テキストや資料を中心としながら、これまでの実習での経験や現場における実例に基づき授
業を進行します。また同時にテーマにそって自分たちで考えをまとめ発表することを行います。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]「せんせい(保育士/幼稚園教諭)」の役割、責務、専門性、倫理などについて理
解し、自らの「せんせい」像を形成することができる。また自信をもって子どもたちの前に立つことができる。
[準備学習の内容] 本科目では、これまでに学習してきた内容を振り返りながら、その意味を再度考えていくことが重要
になってきます。テキストや資料、「実習の記録」などを整理しておいてください。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法] (※日程調整により、一部変更する場合がある。)
1) 授業ガイダンス/「せんせい」っていったい何なのか。
授業の進行に関するガイダンス、「役割」「責務」「専門性」「倫理」など今後学ぶ内容の意味を説明します。
2) 保育士/幼稚園教諭の役割
保育士/幼稚園教諭とは一体何をする存在なのか、その「役割」について学びます。
3) 保育士/幼稚園教諭の責務
保育士/幼稚園教諭に求められる責任と義務は何なのか、その「責務」について学びます。
4) 保育士/幼稚園教諭の職務内容①
子どもたちの活動や生活に関する基本的な職務内容について学びます。
5) 保育士/幼稚園教諭の職務内容②
子どもの主体的な活動や集団生活における職務内容について学びます。
6) 保育士/幼稚園教諭の職務内容③
計画・記録・要録などの資料作成について、その必要性について学びます。
7) 保育士/幼稚園教諭の職務内容の実際①
8) 保育士/幼稚園教諭の職務内容の実際②
9) 保育士/幼稚園教諭の職務内容の実際③
10) 保育士/幼稚園教諭の職務内容の実際④
11) 保育士/幼稚園教諭の自己評価と資質向上
自己評価の必要性と方法、資質向上の意味について学びます
12) 保育士/幼稚園教諭の協力体制
チームワーク、チーム労働、「同僚性」などをキーワードにしてその協力体制について学びます。
13) 養成課程(カリキュラム)から探る基本的職務内容
保育士/幼稚園教諭になるための教育課程(カリキュラム)についてその検証を行います。
14) 保護者・地域・小学校との連携
保護者との連携(子育て支援・保護者支援を含む)、地域、小学校、他機関等との連携について学びます。
15) 授業のふりかえり・まとめ
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト] 『幼稚園教育要領解説』『保育所保育指針解 【授業内評価】
【試験】
説書』『幼稚園における教職員の役割(Ⅰ・Ⅱ)』 (Ⅰは本学 ・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
紀要第 5 号掲載と同)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
[参考文献] 『「かしこい」親の幼稚園えらび 』(フォーラム・ ・実技・作品発表(
A )、『プロフェッショナルとして働くということ』(本学出 【備考】
50 %) ・実技試験(
%)
%) ・面接試験(
%)
・到達度の確認
版)、保育小辞典』(大月書店)他
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
8
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
子どもの保健(演習)
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
授業担当者
習
単位
亀岡
配当
3
セメスター
照子
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]
保育士にとって小児保健の重要性について、疾病や事故の予防、虐待予防や対応等について学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
講義、グループワーク、演習等を通して理解を深める。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育士として必要な知識、技術を習得し、子どもの保健についての専門知識を説明できる。
[準備学習の内容]
自己の成長・発達について確認し、文献により事前学習する。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 講義、グループワーク
最近の子どもをめぐる情勢をグループワークし、小児保健の概要を講義する。
2) 講義
子どもの成長・発達について
3) 演習
体温、身長、体重、頭位の測定及び沐浴について、実際に学ぶ
4) 講義及び小テスト
子どもの疾病、事故の予防と対応
5) 講義
子どもの栄養の理解、障害児の理解と対応
6)演習
ミルクや離乳食の作り方や与え方について
7) 講義及び小テスト
児童虐待の現状と予防、対応について、関係機関との連携について
8)グループワーク及び講義
小児保健の現状と課題、今後の取り組みについて、グループワークを行い、まとめの講義を行う。
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「子どもの保健
演習」編集執筆大西文子
中山書店
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
20 %) ・筆記試験(
80 %)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
小テスト2回(20%)本試験1回(80%)により評価
を行う。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
9
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
家庭支援論
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
授業担当者
義
単位
高木
配当
3
セメスター
玉江
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]
現代の子どもを取り巻く社会状況と家庭支援と子育て支援について現状を理解する。
[授業全体の内容の概要] 家庭の意義と今日および家庭支援の必要性をふまえて、保育士が家庭支援を行なうことの意義
と役割を理解する。さらに子育てを取り巻く状況について理解を深め、子育ての支援体制、子育て家庭のニーズに応じた
多様な支援の展開と関係機関の連携について考察を行う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]子どもと家庭について、環境・社会・心理を包括的に捉えて家庭支援を行なうこと
の意義と課題について理解を広げる。そして、さまざまな課題を抱えた家庭に対する他の資源との連携と関連させて、具
体的な支援のあり方について学んでいく。
[準備学習の内容]
当日の授業の予習としてテキストの関連箇所を必ず読んでおくこと。(前回の授業で指示する)
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)オリエンテーション: 家庭支援の必要性、役割について
家庭・家庭とは何か、考察していく。
2) 子どもを取り巻く社会状況①
地域社会の変容・家庭発達の課題について
3) 子どもを取り巻く社会状況②
男女共同参画社会とワークバランスのあり方と子育て支援の関連性
4) 子どもの成長発達と家族・家庭の機能
家族の形態や機能を知り、家族関係の関わりの変化を知る。
5) 家族支援に関連する法律・制度
子育てや子どもに関連する法律や制度、サービスの実際を知る
6) 困難な状況を抱える家族とその支援
育児不安・育児ストレス・ひとり親家庭の子育て支援
7) 子どもや家族を支える社会資源
地域の社会資源の機能や役割を理解し、その利用やつなぎ方について知る
8) 保育所の家庭支援助機能
子育て支援という視点から保育所の機能や役割を理解する
9) 幼稚園の家庭支援機能
子育て支援という視点から幼稚園の機能や役割を理解する
10) 要保護指導とその家族への援助
児童福祉施設に入所している子どもや家族への援助の実際を理解する
11) 障害のあるこどもを抱えた家庭支援
障害のある子どもとその家族への援助の事例から援助の実際を学ぶ
12) 地域における家庭支援の取り組み
家庭の代替機能をはたす地域における家庭支援の役割を理解する
13) 保育園における家庭支援の取り組みと役割
家族機能の低下や家族間のつながりが薄れる中で、保育園の役割と援助の実際を学ぶ
14) 幼稚園における家庭支援の取り組みと役割
家族機能の低下や家族間のつながりが薄れる中で、幼稚園の役割と援助の実際を学ぶ
15) 授業のまとめ
試験)レポート提出
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
橋本真紀・山縣文治編『よくわかる家庭支援論』ミネルヴァ ・平常点評価
(
書房
・到達度の確認 (
・授業内レポート(
・実技・作品発表(
[参考文献]
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
10
%)
%)
30 %)
%)
【試験】
・筆記試験(
・レポート(
・実技試験(
・面接試験(
%)
70 %)
%)
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
保育内容(環境)
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
単位
授業担当者
習
金森
配当
3
セメスター
多代美
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい] 保育者自身が豊かな構想の基に身近な環境を構成する役割を担うための基本的な考え方と具体的
な方法を身につける。「子どもの活動と環境」について調べ、理解する。
[授業全体の内容の概要] 子どもの生活を豊かにするために、環境の役割、大切さを理解し、必要な知識を習得する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]保育者自身が環境としての重要な存在であることを認識し、子ども達の発達に必要
な体験を得られる活動の場面を創り出すことができる。
[準備学習の内容]
保育所指針、幼稚園教育要領の「環境」の項目を読む。今までの実習(実習日誌)を振り返える。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 保育内容における「環境」とは何か?(保育所指針から)
自分の成育歴から環境の意義を考える
2) ①物的環境とは何か?
居心地のいい環境とは。
3) ②物的環境
子どもと遊具、教材について
4)環境教材―地域社会の中で育つ子どもたち
園外保育について
5) 環境教材―身近な自然や生き物との関わり
飼育、栽培について
6)人的環境とは何か?
保育の中での保育士の役割について
7) 人的環境
保育の中での保育士の役割について
8) 授業のまとめ
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
講義内で必要なプリントを配布
・平常点評価
(
30 %) ・筆記試
(
%)
・到達度の確認
(
50 %) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
20 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
保育所保育指針、幼稚園教育要領
環境(新保育内容シリーズ)谷田貝公昭監修
【試験】
【備考】
授業中に提出するレポートも評価の対象とします。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
11
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
保育内容(人間関係)
授業の回数
15 回
授業担当者
演習
時間数(単位数)
1
単位
永谷
配当
3
セメスター
孝代
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい] 1.乳幼児期の発達過程を学び、人間関係の特質や重要性が説明できる。2.子どもを取り巻く
社会状況を知り、人間関係を築いていく上で大切なことを学び実践に生かす。3.具体的な遊びや教材調べ・おたより作
りを通じて、人間関係を高める具体的な方法を実演できる。
[授業全体の内容の概要]
子どもにとっての「人間関係」の意味と自我形成、生活とのかかわり、遊びや集団とのかか
わり、人とのかかわりと保育者の指導・援助などの事項を、事例を手がかりに検討・考察する。通信「クラスだより」を
通して、子どもと保護者、保育者をつなぐ意味を理解する。レポートを提出する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
自らがグループ討議や具体的な取り組みに積極的に関わることで人間関係の重要性を理解し、子ども一人ひとりを大切に
しながら、子ども集団の中で人とかかわる力を育てる保育者の役割について説明できる
[準備学習の内容] 授業全体の内容を理解し毎回の事前学習に努める。日頃から身近な子どもの遊ぶ様子や人とのかかわ
り方について関心を持ち観察しておく。大学やクラスの取り組みに積極的に参加する中で人間関係の重要性を考える。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
講義の目的と進め方
「自分」を振り返ってみよう。
2) 保育における領域「人間関係」
保育所保育指針・幼稚園教育要領より、人間関係のねらいと内容を理解する
3) 子どもの生活と人とのかかわり①
3歳未満児の発達過程と人間関係
乳児期の人間関係の発達(母子関係…愛着を中心にして)
子どもの人間関係の広がりについて学ぶ
4) 子どもの生活と人とのかかわり②
3歳以上児の発達過程と人間関係
大人との基本的信頼関係・自己主張・自己抑制・個と集団
5) 遊びの中で育つ人間関係①
3 歳未満児
子どもにとっての遊びの意義についてまとめ、子どもの発達と保育における遊びの重要性について具体例をもと
に学習する
6) 遊びの中で育つ人間関係②
3歳以上児
遊びを通して育つ基本的な人との関わりや、遊びの中の様々な人との関わりを、具体例をもとに学習する
7) 遊びの実践①
遊びを体験する中で、保育者の働きかけについて学ぶ
8) 遊びの実践②
グループ活動…遊びがより一層楽しくなるように相談しながら発展させ体験する
9) 子どもの行動の理解と対応 ①
集団生活の中で気になる子どもの行動を具体的に取り上げ、その背景を理解し、現場での対応について学ぶ
10) 子どもの行動の理解と対応 ②
集団生活の中で気になる子どもの保育の工夫と保護者への対応を考える
11) 保護者と保育者のより良い関係づくり
保育所と家庭をつなぐ通信「クラスだより」の意味について
グループ討論
12) 保育の実際より①・・・保育実習の体験をもとに「クラスだより」を作成する
13) 保育の実際より②・・・「クラスだより」の作成および発表
14) 大人の人間関係と子どもの育ち、保育者の役割について
15) 授業のまとめ
レポート作成
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト] 必要に応じて授業でプリントを配布する
【授業内評価】
『幼稚園教育要領解説』文部科学省
『保育所保育指針解説書』厚生労働省
フレーベル館
フレーベル館
[参考文献] シリーズ子どもと保育 0 歳児~5歳児(かもがわ
出版)、最新保育講座
保育内容「人間関係」(ミネルヴァ
・平常点評価
(
・到達度の確認
12
30 %) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
70 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
書房)、領域「人間関係」(萌文書林)、雑誌「ちいさいな 【備考】
かま」(ちいさいなかま社)
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
保育内容(健康)
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
単位
授業担当者
習
(
配当
3
)
セメスター
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]幼年期の子どもの発達を心身両面からとらえ、領域「健康」の内容をを理解する。また、子どもの
健康づくりを保育実践に活用するために、身体運動・生活習慣・安全教育などについての知識や技能を習得する。
[授業全体の内容の概要]
テーマに応じて実技やグループ発表を取り入れる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育現場で応用できる「健康」についての知識や具体的な指導方法を習得する。
[準備学習の内容]健康の内容は、保育者・教育者自身の生活習慣など生き方を問われる事と重なる中身が多いので、自ら
を見直す学習と言えます。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 幼稚園児・保育園児の健康の意義と重要性
2) 子どもの体と心の発達と健康
3) 子どもの運動能力の発達
4) 子どもの身体活動・運動遊びの指導①
5) 子どもの身体活動・運動遊びの指導②
6) 幼稚園・保育園での保健指導について
7) 安全教育と事故防止について
8) 授業のまとめ
試験)筆記試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『保育内容「健康」
(最新保育講座)
』ミネルヴァ書房
・平常点評価
(
40 %) ・筆記試験(
60 %)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
『子どもと健康』萌文書林
【試験】
【備考】講義は、一方的にならないよう、授業のテ-マに
ついて考えを出し合ったり、実技を入れるなどして進めま
す。前向きに取り組みましょう。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
13
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類
保育・教育相談演習Ⅰ
授業の回数
8
回
授業担当者
演
時間数(単位数)
1
習
単位
山本
配当
3
セメスター
弥栄子
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい] 近年、保育所等の保育サービス資源や保育士が果たす保育相談の役割は、育児支援に欠かせないも
のとなりつつある。保育・教育相談は、①保育場面における様々な子どもとのかかわりの中で保育臨床的にすすめられ、
②保護者や家庭からの養育や保育に関する悩みに応じる、などがその役割である。保育者は保護者にとって、もっとも身
近な相談援助者であり、子育て中の保護者から様々な疑問を投げかけられた時、誠意を持って答えられる心構えが必要で
あり、本授業を通して相談支援能力を身につけ、実際に相談対応が行なえるようにする。
[授業全体の内容の概要]乳幼児における発達的な課題に弱さを持つ場合や、日常起こりうる「問題行動」などの姿を子ども
の発達理解を中心に捉え、事例研究では、保育相談の想定される内容について意見交換をし、模擬面接を演じてみること
で実際の相談場面で対応できる能力を身に付ける。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
様々な保育相談に対応できる保育者として、子どもと保護者を含む家族の状況や社会的環境を学び、子どもの発達的特徴
が説明できる。さらに、他機関の連携の方法を学び、相談事例によって支援方法が説明できる。
[準備学習の内容] 保育実習や教育実習を中心にその他の実習のなかでも、保育者が保護者とどのように関わっているか、
相談支援の実際について観察するなかで学ぶ機会をもつように努めてください。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 子育てにおける保育・教育相談の位置づけと必要性
現在、子どもたちが育っている社会状況をふまえ、子育ての状態はどうあるのか、現代社会における保育相談援助の必要
性や留意点について捉える。
2) 相談援助の第一段階「聴く」 カウンセリングの基本姿勢
相談援助の第一段階として、相手の話を「聴く」ために必要な技量について学ぶ。
また、実際に演習を行うことで、「聞き手」がどのように感じるかを体験することで学びを深める。
3) 相談援助の第二段階「伝える」
相手が心地よく聞くように自分の主張を伝えるために必要なことについて、考える。特にアサーションの考え方を説明し
ながら、自らに必要な相談技量について自己理解を深める。
4)保護者の主訴にどう応えるか?
保育所で起こりうる事例(ケース)を取り上げ、保護者の主訴を的確に捉え、それに対して保育士としてどのように対応するか
について、保育・教育相談で想定される内容について意見交換を行う。
5) 保護者の主訴への対応
ロールプレイ演習 /ロールプレイ(役割演技)を演じてみることで実際の相談場面で様々な対応の仕方があることを学ぶ。
6) 各年齢における相談内容①/ 乳幼児期における相談や「問題行動」の理解
例えば、「かかわりが分からない」など乳児期特有の、「トイレットトレーニングの時期」「イヤイヤへの対応」など
幼児期前期特有の、「集団に入りにくい」「くせが治らない」というような、集団への参加や自己コントロールについ
ての相談など幼児期後期特有の保護者の持つ相談事例について紹介する。
7) 各年齢における相談内容② / 乳幼児期における相談内容への対応
家庭で子育てしていたり、保育所(園)や幼稚園などに通っている乳幼児期を中心に、各年齢で育児や保育をする上で
難しさを感じる発達的特徴について捉え、それぞれの年齢でよく出される相談事例とその対応について学ぶ。
8) 各年齢における相談内容③ / グループ討議
6~8 回目で学んだ相談への対応について、各年齢の発達をふまえながら、実際の対応の仕方についてグループ討議をふ
まえ、さまざまな対応の仕方があることを知り、自らの対応方法だけではなく、多様な対応について学びを深める。また、
授業時間内において、本科目の学習内容の再確認をレポートにて行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
京都発達研究会(編) 2009 年 「子どもの『困った』を理解する~発達を見 ・平常点評価
【試験】
(
%) ・筆記試験(
%)
通した子育てを~」 かもがわ出版
・到達度の確認
(
100 %) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】・本科目は保育・教育相談で想定される事例を取り上
げ、自ら実演していくことで体験学習を行いますので、受講生
の積極的な参加を求めます。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
14
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
総合表現
演
授業担当者
習
熊谷綾子・塩田桃子・永谷孝代・
井口和子・宮崎とも子
授業の回数
15 回
時間数(単位数)
1
単位
配当
4
セメスター
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]
保育内容における表現技術を応用し、表現活動を体験する。保育者自身が、表現者として取り組むことを通して、表現活
動に協同して取り組むことの意義と喜びを体験的に理解する。
[授業全体の内容の概要]
保育士・幼稚園教諭が、表現活動の指導を行う上で必要とされる知識、技術を体験的に修得し、4 つのグループ(音楽表
現・身体表現・保育表現)に分かれ、協同して取り組む。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育士・幼稚園教諭として必要とされる表現活動の知識・技術を総合的に修得し、その成果を発表できる。
また、保育現場における表現活動の指導法が説明できる。
[準備学習の内容]
本授業は、学生の自主性を非常に大切にした内容であり、各グループの取り組みによっては、授業外での自主活動が必要
な場合もあります。個々の役割に責任と自覚を持って挑むように普段から心がけてください。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 全体オリエンテーションおよびグループ別オリエンテーション
「総合表現」講義内容についての説明
2) ~13)表現活動(音楽表現・身体表現・保育表現)①~⑪
グループ別の表現活動を行いながら、以下の活動にも継続して取り組む
*造形
プログラム、招待状、看板制作、衣装および舞台装飾をはじめとする関連物の制作
*発表会の開催のための企画・準備
14~15)
発表会準備
リハーサル
試験)実技試験(発表会)・レポート
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
30 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
20 %)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
50 %)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】発表会が試験の扱いとなるので、必ず出席・参加
すること
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
15
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
保育実習指導Ⅱ(保育所)
演
習
塩田桃子・代田盛一郎・笘広隆史・永谷孝代
秋本美知子・金森多代美・宮崎とも子・(
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
1
単位
配当
3
セメスター
)
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]
保育所の役割や機能、保育士の果たす役割を確認し、実習の目的、実習テーマを明確にする。「実習の記録」の書き方、
指導計画の立て方など実践をイメージしながら具体的に作成することで実習全体を理解する。実習での体験や疑問を持ち
帰り実習体験の報告と討論を行い、子どもの保育及び保護者支援について総合的にぶ。まとめ・レポートなどを作成し、
「実習の記録」などの評価・指導を受けることで、保育者を目指すための自己課題を明確にする。
[授業全体の内容の概要]
①
実習の目標・目的・内容を実習の手引きを元に学習し、実習の注意事項など実習への心構えを理解する②担当年齢の
発達と遊びを理解し、各年齢の保育する上での大切にすることを学ぶ。③保育所の一日の流れを理解し、指導計画を立案
する④発達の理解を元に年齢に見合った教材を研究し、製作する。⑤実習報告会の取り組みなど、総合的な学習を行う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育所実習のまとめとして指導計画の作成、実践し、自己評価を行うことができる。グループ討議や報告会を通して、実
習での学びを主体的に深め、保育士としての子ども観・保育観を表明することができる。
[準備学習の内容]
実習施設の理解、保育所の役割の理解、実習の記録の意義の理解、指導計画の立案と実践、発達に合わせた教材作り等。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 「保育実習Ⅱ」の意義・目標・目的・内容を理解する。②保育士の専門性及び保育所の一員として実習に参加するこ
とを確認し、実習への自己課題を明確にする。③実習講義計画の説明を聞き、見通しを持った学習態度を身につける。
2) 実習配属先確認・実習前訪問について
①
実習施設の保育理念・方針について学び理解を深める。②保育所の社会的役割と責任を理解する③保育現場に
おける子どもの一日の生活と保育の流れをつかみ、実習に役立てる。
3) 「実習の記録」「指導計画」の意義・書き方について学ぶ。
①
実習日誌を書く目的・意義・諸注意を 1 年次の「実習の記録」を参考に深める。②「指導計画」の意義を学び、
「発達過程」に見合った書き方のポイントを理解する。
4) 一日の保育を担当する「指導計画」を立案する。①
「指導計画」(案)の内容を設定し、環境構成を計画する。
5) 一日の保育を担当する「指導計画」を立案する。②
「指導計画」(案)を作成し提出する。
6) 担当年齢の発達や特徴を生かした教材づくりをする。
7)直前指導
「指導計画」と教材の確認、「私の実習課題」、実習後の提出物の確認
8)現場実習の振り返りと実習報告会準備
実習報告会での個人発表・討論資料の作成
*実習報告会①個人発表・グループ討論
「保育する上で大切にしたいこと」をグループで柱を立て討論しまとめる。
*実習報告会②全体発表
全体会での発表・質疑・応答に取り組む。講評を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]「実習の記録」(保育実習Ⅱ)・【子ども福 【授業内評価】
祉学科
実習ハンドブック】・その他の配布物
・平常点評価
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む ・レポート(
%)
[参考文献]
(
「幼稚園・保育所実習指導計画の考え方・たて方」久富陽子
編
【試験】
(
萌文書林
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
16
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習
保育実習Ⅱ(保育所)
実
習
授業担当者
塩田桃子・代田盛一郎・笘広隆史・永谷孝代
秋本美知子・金森多代美・宮崎とも子・(
授業の回数
80 時間
時間数(単位数)
2
単位
配当
3
セメスター
)
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]
①
具体的な実践を通して理解を深め保育所の役割や機能についての説明ができるようになる。②観察や関わりの視点
を明確に持ち、実践を通して保育の理解を深めていく。③既習教科や保育実習Ⅰの経験を踏まえ、子どもの保育及び保
護者支援について説明ができるようになる。④保育の計画と記録及び自己評価等について実際に取り組む中で、保育を
デザインする力を身につける。⑤保育士の業務内容や職業倫理について実習の中での学びを保育の専門性に結び付けて
理解する。⑥保育士としての自己課題を明確化にし、学習に結びつける。
[授業全体の内容の概要]
保育所の機能や役割について理解し、保育士の仕事内容を知る。また、指導計画の作成および教材製作をする中で、子
どもの発達や保育内容についての理解を深める。観察やかかわりの中で保育士の専門性について学習する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
実習を通して、保育者として必要な保育・養護の知識・技術を身につける。実習を通して自己評価を行い、学習課題・
努力目標を見直し、自らの子ども観・保育観について説明できる。
[準備学習の内容]
保育実習指導Ⅱで事前指導を行う。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 保育所の役割や機能の具体的展開を理解する。
①
養護と教育が一体となって行われる保育
②
保育所の社会的役割と責任
2) 観察に基づく保育理解
3) 子どもの保育及び保護者・家庭への支援と地域社会等との連携
①
環境を通して行う保育、生活や遊びを通して総合的に行う保育の理解
②
入所している子どもの保護者支援及び地域の子育て家庭への支援
③
地域社会との連携
4) 指導計画の作成、実践、記録、評価
①
保育課程に基づく指導計画の作成・実践・省察・評価の過程の理解
②
作成した指導計画に基づく保育実践と評価
5) 保育士の業務と職業倫理
①
多様な保育の展開と保育士の業務
②
多様な保育の展開と保育士の職業倫理
6) 自己の課題の明確化
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「実習の記録」(保育実習Ⅱ)
・平常点評価
[参考文献]
【試験】
・筆記試験(
%)
・到達度の確認(事後指導を含む)・レポート(
(
%)
(
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
17
50 %)
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
保育・教職実践演習
授業の回数
23 回
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
演
習
塩田桃子・笘広隆史・代田盛一郎・永谷孝代
時間数(単位数)
2
単位
配当
4
セメスター
保育士資格必修
[授業の目的・ねらい]これまでの学習内容や実習を振り返り、保育・教育の実践に必要な知識・技能について有機的に統
合する中で、自分自身の課題や目標を明確にする。目標の達成に向けての努力をする中で自らの保育観・教育観を深化さ
せることを目的とする。
[授業全体の内容の概要]
今までの実習や学習で学んだことをもとに、自分が保育者として子どもと向かい合うための実践的な知識・保育技術の統
合を目指す。保育現場の見学やディスカッション、模擬保育(ロールプレイ)を通じ、保育実践力の基礎を養う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
体験を振り返り、考察して学び、実践とつなぐことを通じて、自らの保育観・教育観を表明できる。
[準備学習の内容]・これまでの『実習の記録』を読み返し、実習の振り返りを行う。
・「保育・教職履修カルテ」の記入を行う
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)オリエンテーションと今までの実習の振り返り①
全体のオリエンテーション。学習の振り返りのためのカルテを作成する。今までの実習体験を振り返り、個人面談を通
して到達と課題を明確にする。
2)今までの実習の振り返り②
今までの実習体験を振り返り、個人面談を通して到達と課題を明確にする。
3)今までの実習の振り返りと保育見学事前学習
今までの実習体験を振り返り、個人面談を通して到達と課題を明確にする。保育見学のオリエンテーションと事前学習
4)5)保育見学とディスカッション/保育の基礎技能の指導法(造形)①
保育現場における実践の見学を行う。実際に用いられている保育指導案との関連を念頭に見学を行い、ディスカッション
を通じて深化させる
運動・造形・音楽の3分野の『指導法』を学び、指導案を作成する
6)7)保育見学とディスカッション/保育の基礎技能の指導法(造形)②
保育現場における実践の見学を行う。実際に用いられている保育指導案との関連を念頭に見学を行い、ディスカッショ
ンを通じて深化させる
運動・造形・音楽の3分野の『指導法』を学び、指導案を作成する
8)9)保育の基礎技能の指導法③(音楽・体育)
運動・造形・音楽の3分野の『指導法』を学び、指導案を作成する
10)11)保育の基礎技能の指導法③(音楽・体育)
運動・造形・音楽の3分野の『指導法』を学び、指導案を作成する
12)模擬保育にむけて①
これまで学んだことを総合して、模擬保育のための指導案を作成する。
13)模擬保育にむけて②
これまで学んだことを総合して、模擬保育のための指導案を作成する。
14)模擬保育にむけて③
模擬保育の準備を行う。指導案を完成させ、清書する。
15)模擬保育①
模擬保育の準備を行う。
16)17)模擬保育②
模擬保育の発表の準備とリハーサルを行う。
18)19)模擬保育③
模擬保育の発表を行う。
20)21)模擬保育④
模擬保育の発表を行う。
22)23)模擬保育⑤
模擬保育の発表を行う
試験)
【単位認定の方法及び基準】
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
・平常点評価
( 50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認 (
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート( 50 %) ・実技試験(
%)
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]久富陽子編 「幼稚園・保育所実習 指導計画の ・実技・作品発表(
考え方・立て方」萌文書林
【備考】内訳
①平常点評価(ディスカッション・模擬保育・行事参加等)
②授業内レポート(指導計画・レポート等)
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
18
【選択必修科目】保育士資格選択必修科目
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
地域福祉論
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2 単位
授業担当者
義
配当
黒田
4
セメスター
治夫
選択必修/児童厚生員資格必修
[授業の目的・ねらい]地域福祉の基本的な概念、歴史を学ぶ。その上で住民・当事者主体の福祉を実現するための担い手
や機関・活動内容について理解を深める。
[授業全体の内容の概要]地域福祉の理念、歴史について学習する。また、実際にどのような人々が地域福祉の担い手とし
て活躍しているかを知り、自治体の施策との関連についても学習する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]児童厚生 2 級指導員資格取得に必要な科目である「地域福祉活動」への理解を深め
る。また、子育て支援の観点から保育者がコミュニティワークを行う際の知識についても学習する。
[準備学習の内容]社会福祉・子ども家庭福祉といった科目で学習した内容を振り返り、実習先で見た地域活動についても
振り返っておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
授業の進め方および、これまでに学習した内容(社会福祉等)の基本的なタームのチェックを行う。
2) 「地域」について考える:
私たちの生活する「地域」について考え、その変容について学習する。
3) 地域福祉の概要:
社会福祉法における「地域福祉の推進」
、ノーマライゼーション、ソーシャル・インクルージョンについて考える。
4) 地域福祉の歴史:
地域福祉の展開について、欧米・日本の歴史をたどりながら学習する。
5) 地域福祉サービスの概要:
様々な領域で展開される「地域福祉型福祉サービス」についてその内容と概要について学習する。
6) 地域福祉に関わる機関について①
地域福祉を推進する上での社会福祉協議会の役割、仕組み、行政機関の役割について学習する。
7) 地域福祉に関わる機関について②
地域福祉を推進する上での社会福祉法人、NPO、当事者組織などの概要について学習する。
8) 地域福祉の担い手①
地域住民のための福祉、地域住民による福祉を実現するためにどのような担い手が必要とされるかを学習する。
9) 地域福祉の担い手②
ボランティアコーディネーター、各種リーダーの養成、民生委員・児童委員の活動等について学習する。
10) 中間チェックテスト
これまでの講義で学んだ知識を振り返るために中間テストを実施する。
11) 子育て支援と地域福祉
子育て支援を目的に活動する「地域福祉の担い手」について学習する。
12) 「地域福祉計画」について①
各自治体における「地域福祉計画」についてその理論、動向について学習する。
13) 「地域福祉計画」について②
「地域福祉計画」について、実際の自治体における展開を検討、学習する。
14) 「地域福祉」のこれからを考える
福祉施策の動向や財源といった国の動向から、これからの地域福祉について考える。
15) 授業のまとめ・レポート作成
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
授業内でレジュメを配布する
・平常点評価
(
・到達度の確認
[参考文献]
19
%)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
【試験】
50 %) ・筆記試験(
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
子どもの権利
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
授業担当者
義
単位
古川
配当
3
利通
セメスター
選択必修
[授業の目的・ねらい]生成途上の権利である「子どもの人権」を、学生が自ら選択した事件の検討を通じて理解し、子ど
もの権利のさまざまな面について説明できるようになることをねらいとする。
[授業全体の内容の概要]「子どもの人権」に関する事件の判決を7件ほど学生が選択し、当該事件を報告、報告に基づく
討論をとおして、「子どもの歴史」を学び、「子どもの人権」の内容を明らかにし、「子どもの人権」をささえる制度につ
いて理解をふかめる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 学生自身が選んだ事件の内容や判決の理屈を理解し、それについて賛成であれ、
反対であれ、自分の意見がもつことができる。また、学生が他人の意見に対して自分の意見を出せる。
[準備学習の内容] 毎日の新聞をよく読み、子どもに関する事件や政府の子供に関する政策をみつけ、それらを読んだ上
で、必要であればメモを残しておくように心がけることが大切である。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
0) 授業計画と試験の方法についてレクチャー。
1) 判例の選択、担当者、報告順序を決定します。以下の授業で選択された判例は、2012 年度の実績です。2013 年度は学
生が選択した判例となります。
2) 例:
「児童相談所長による里親委託等の承認の申し立て」事件の読み合わせと用語解説
3) 例:
「児童相談所長による里親委託等の承認の申し立て」事件に関する討
4) 例:
「児童相談所長による親権喪失の申し立て」事件の読み合わせと用語解説
5) 例:
「児童相談所長による親権喪失の申し立て」事件に関する討論
6) 例:
「公立保育園の民営化」事件の読み合わせと用語解説
7) 例:
「公立保育園の民営化」事件に関する討論
8) 例:
「生活保護の不正受給と詐欺罪」事件の読み合わせと用語解説
9) 例:
「生活保護の不正受給と詐欺罪」事件に関する討論
10) 例 「民間養護施設における集団暴力によって生じた入所児の後遺障害」事件の読み合わせと用語解説
11) 例:「民間養護施設における集団暴力によって生じた入所児の後遺障害」事件に関する討論
12)例 「民間養護施設における集団暴力によって生じた入所児の後遺障害」事件の読み合わせと用語解説
13) 例「民間養護施設における集団暴力によって生じた入所児の後遺障害」事件に関する討論
14) 例 「ボラティアの民事責任」事件の読み合わせと用語解説
15) 例「ボランティアの民事責任」事件に関する討論
試験)レポート提出
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
レジュメを使用する。
・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
・到達度の確認
【試験】
%)
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
50 %)
『社会保障法判例百選』有斐閣
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】報告内容、発言などを平常点として評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
20
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
グループワークの理論と方法
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
演
1
単位
授業担当者
習
配当
4
セメスター
選択必修
[授業の目的・ねらい
[授業全体の内容の概要]
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
[準備学習の内容]
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
(本年度不開講)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】報告内容、発言などを平常点として評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
21
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
臨床心理学
授業の回数
8
回
講
時間数(単位数)
1
単位
授業担当者
義
配当
野村
3
セメスター
朋
選択必修
[授業の目的・ねらい] 臨床心理学についての基礎的な知識や技法を学ぶとともに、乳児期から青年期までの発達過程の
中で人が直面するさまざまな発達課題や問題を取り上げ、心理臨床的な支援や援助の実際について検討する。
[授業全体の内容の概要] この講義では、特に学童期以降の精神発達について中心に学ぶ。乳幼児期の精神発達について
は、「発達心理学」および「乳児保育」で学びを深めること。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 現在は、多様な価値観が錯綜し、高ストレス社会といわれる現代にあって、我々
が最も関心を寄せる問題の一つである「こころ」のあり様について理解を深め、社会的援助のあり方について説明できる。
[準備学習の内容] 自分自身、ストレスの負荷が過重に掛かった場合のことを想定し、精神的な負担を背負った場合、社
会生活を送る上で、どのような制限が生じてくるのかについて、考える機会をもつように努めてください。
※本講義で扱う研究方法は、対象理解のための手段の一つであり、本格的な治療として紹介するものではないことに留意すること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 臨床心理学とは
臨床心理学の学問的領域を説明し、この領域にかかわる専門家などの紹介と、子どもと楽しくかかわれるカウンセリ
ングについて学びを深める。
2) 臨床心理学の対象理解①:ストレス、フラストレーション、バーンアウト
人間が感じるストレスとは何か、ストレスの対処方法などについて心身のシステムの理解を深める。
3) 臨床心理学の対象理解②:精神分析からみる自我・防衛機制について
精神分析の観点から、人間の精神的エネルギーについて捉え、どのように対応していくのかについて知る。
4) 臨床心理学の対象理解③:乳幼児期の心理的疾患について【ゲストスピーカー】
発達臨床の現場で出会う可能性のある心理的な課題をかかえた乳幼児の事例を紹介しながら、発達理解にもとづい
て、臨床的な援助方法について探る。
5) 臨床心理学の研究方法①:投影法
臨床的アプローチとして、自らが被験者となって投影法を行うことによって、その解釈の多様性を知る。
6) 臨床心理学の研究方法①:質問紙法
臨床的アプローチとして、自らが被験者となって質問紙法を行うことによって、その解釈の多様性を知る。
7) 臨床心理学の実際(乳幼児期):ゲストスピーカー
教育や福祉現場で活動されている臨床心理士を招き、カウンセリングにおける実践的経験から、臨床分野での対象理
解と援助の実際について学ぶ。
8) 臨床心理学の実際(学齢期・):ゲストスピーカー
教育や福祉現場で活動されている臨床心理士を招き、カウンセリングにおける実践的経験から、臨床分野での対象
理解と援助の実際について学ぶ。学習内容の再確認を授業内にレポート記述にて行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト] 講義内にて随時、資料を配布。
【授業内評価】
[参考文献]
・平常点評価
(
40%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
60%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
22
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
子育て支援演習
授業の回数
8
[授業の目的・ねらい]
回
演
時間数(単位数)
1
単位
授業担当者
習
永谷
配当
3
セメスター
孝代
選択必修
昨今の子育て環境の変化を調べることで子育て支援に求められている多様なニーズを知り、
保育所・幼稚園とそこに働く保育者に求められる役割が説明できる。子育て支援の実態をまとめ、子育て支援に必要な基
礎的力を身につけ実演する。
[授業全体の内容の概要]
現代における子どもの育ちや子育ての課題について、実際の子育て支援の場面を想定し、グ
ループごとの課題に取り組む。※フィールドワークを含む。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育所・幼稚園における子育て支援に携わるための基本的な知識・技能を理解
し、子育て支援の重要性を説明できる。フィールドワークを通して「保育者の視点」を身につけ、専門職としての保育者
の役割が説明できる。
[準備学習の内容]
これまでの学習における「子育て支援」に関する内容について、テキスト・資料等に目を通しておくこと。
日常的に「子育て支援」に関する情報収集(報道・告示、現場観察等)を行っておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
子育て支援の基本的な考え方
2) 子育て支援の対象
保育所・幼稚園の子育て支援、
子ども・子育て支援制度による子育て支援
3) 地域における子育て支援
子育て支援事業、各市における子育て支援事業の具体化
4) 子育て支援における保育者の専門性と業務
5) フィールドワーク
6) フィールドワークのプレゼンテーション準備
7) フィールドワークのプレゼンテーション
8) 授業のまとめ レポート作成
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
なし(授業ごとに資料を配布する)。
・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
[参考文献]
『保育所保育指針解説書』厚生労働省(フレーベル館)
『幼稚園教育要領解説』文部科学省(フレーベル館)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
23
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
障害児保育Ⅱ
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
授業担当者
習
単位
野村
配当
3
セメスター
朋
選択必修
[授業の目的・ねらい] 障害児保育について実践的な知識技能を習得し、「子どもの権利を保障する」観点から子どもの権
利としての障害児保育の在り方について理解する。
[授業全体の内容の概要] 障害児保育についての実践的な知識を深める。専門施設での療育、健常児集団の中での障害児
保育実践から学び取り、関係機関との連携の在り方について学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 障害を持つ子どもの発達を保障する保育の保育方法と展開について検討できる
[準備学習の内容]
「障害児保育Ⅰ」で学んだ知識の整理を行っておく。関連領域の情報、資料に関心を持って目を通しておくこと
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 障害児保育の形態と場
障害児保育には多様な形態と場があることを学ぶ
2) 障害児保育実践に学ぶ①
統合保育について、実践記録・視聴覚教材を用いて事例から学ぶ
3) 障害児保育実践に学ぶ②
発達支援センターなど専門施設での保育の実際について事例から学ぶ(現場指導者をゲストスピーカーとして招く)
4) 関係機関との連携の実際
関係機関とのカンファレンスのあり方や連携の実際について学ぶ
5) 統合保育の現状と課題①
障害を持つ子どもと持たない子どもが共に育ちあうための保育内容について考える
6) 統合保育の現状と課題②
事例の検討を通して障害を持つ子どもを含めた保育の内容と計画について考察する
7) 障害を持つ子どもの保護者の支援
障害を持つ子どもの子育てについて、保護者をゲストスピーカーとして招き、現状と課題を学ぶ
8) 授業のまとめ
課題による到達度の確認を行う
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
「保育者のためのテキスト障害児保育」全障研出版部
・平常点評価
(
20 %) ・筆記試験(
%)
(障害児保育Ⅰのテキストと同じ)
・到達度の確認
(
60 %) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
20 %) ・実技試験(
%)
授業時に示す
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
24
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
障害を持つ人の発達保障
授業の回数
8 回
時間数(単位数)
授業担当者
演習
1
単位
野村
配当
4
セメスター
朋
選択必修
[授業の目的・ねらい]
障害を持つ人のライフサイクルを通した支援の在り方について考えるために学童期以降の障害者問題について学ぶ
[授業全体の内容の概要]
乳幼児期以降の障害者問題を取り上げ、家族支援も視野に入れつつ、それぞれの時期におけ
る支援の在り方、「発達保障」の在り方を考察する。施設見学なども行い、実践的に学ぶ
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
「発達を保障する」支援のありかたについて自分の考えを述べることができる。
ライフサイクルを見通して、乳幼児期の支援の在り方について考察できる
[準備学習の内容] 障害を持つ人に関する今までの実習や学習の内容を自分なりに整理しておくこと。関連テーマに関心
を持ち、情報収集すること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 発達保障とは何か
障害を持つひとの発達を生涯にわたって保障するとは?
自閉症の小学生(放課後児童デイサービス)での実践に学ぶ
2) 映画
「どんぐりの家」
ろう重複障害者のための作業所を題材にしたアニメーション映画を視聴する
3) 障害観を深める①
絵本を題材としたグループワークを行う
4) 障害を持つ人と自立について
事例を通してグループワークを行う
5) 施設見学と職員・利用者との交流①
青年の学びの場 ぽぽろスクエアの見学と交流
6) 施設見学と職員・利用者との交流②
青年の学びの場 ぽぽろスクエアの見学と交流
7)
障害を持つ人の進路①
乳幼児期以降の障害を持つ人の進路と発達保障について
8)まとめとレポート
まとめの授業とレポート
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
・平常点評価
(
・到達度の確認
25
30 %) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
70 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
保育制度論
授業の回数
8
回
授業担当者
講義
時間数(単位数)
2
単位
西岡
配当
3
正義
セメスター
選択必修
[授業の目的・ねらい]
卒業後の職場である保育所が、どのようにして現在の段階に到達したのか、わが国の保育政制度を中心に学ぶが、幼稚
園の歴史についても目を向ける。進捗しつつある「新システム」について 学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
第 2 次世界大戦後、わが国の保育制度が児童福祉法に基づいて成立した過程と、その後の変遷を学ぶ。特に現在推進さ
れようとしている「子ども・子育て新システム」についての問題点を明らかにする。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
子ども、父母、保育士にとって、保育施設がどうあるべきかについて説明できる。
[授業への準備]
「新システム」に関する報道に注意して、新聞等の関連記事のスクラップ・ブックを作る。最終授業の後、提出する。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 保育制度とは何か
諸外国の例も参考にしながら、わが国の保育制度の歴史的な歩みについて。
2) 戦後、保育政策はどのように変遷したか
――
1940 年代~1060 年代
保育の公的保障、児童福祉法に基づく保育制度、都市化・核家族化と革新自治体の保育制度の充実について。
3) 戦後、保育政策はどのように変遷したか
――
1970 年代~1980 年代
革新自治体の崩壊、臨調行革の民営化路線、福祉予算の大幅カット等に対抗する保育運動の高まりについて。
4) 戦後、保育政策はどのように変遷したか
――
1990 年代
少子化が止まらす、消費税導入に合わせたエンゼル・プランについて。
5) 戦後、保育政策はどのように変遷したか
――
2000 年~現在
社会福祉基礎構造改革から「新システム」までの経過について。措置から契約への移行に留意して。
6) 保育制度についての諸問題 ――
待機児童、最低基準、定員の弾力化
保育所が足りない、保育士が足りない、入所希望者が増えて待機児童が減らない等の問題について。
7) 保育制度についての諸問題 ――
保育所と幼稚園の役割
保育の市場化と幼保一体化の問題点について。
8) 授業のまとめ・レポート記述
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
プリント教材を準備する。
[参考文献]
特に指定はしないが、講義中に紹介する。
【試験】
・平常点評価
(
40 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
60 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
スクラップ・ブックを作成し、評価の対象とする。スクラ
ップ・ブック、レポートの内容を総合的に考えて成績をつ
ける。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
26
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
教材研究A(手作りおもちゃ・製作あそび)
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
授業担当者
習
単位
高砂
配当
3
朋子
セメスター
選択必修
[授業の目的・ねらい]
乳幼児期の発達にそくした保育教材について研究する。保育内容にそった教材の基本的な考え方と具体的な制作技術を習
得し、保育技術の基礎を身につける。
[授業全体の内容の概要]
保育実習における保育教材の理解を深め、保育技術の基礎を身につける。
各自テーマ(例
健康・食育)などテーマをもって取り組む
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
乳幼児が発達に必要な体験を得られる保育教材について研究し、基本的な保育技術の実演ができる。
[準備学習の内容]保育内容(総論)で購入した『子どもと楽しむ手遊びわらべうた』を準備しておくこと。
各自、裁縫道具箱(最低限必要なもの:縫い針・針やま・糸・糸きり鋏・布きり鋏等)を準備し、第 1 回に持参すること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
教材(保育教材)とは何か。
2) 保育教材の実技①
乳児期の手作りのおもちゃあそび(壁面制作
手あそび
絵本の読み聞かせと選書等
3) 保育教材の実技②
幼児期の手作りのおもちゃあそび(壁面制作
手あそび
絵本の読み聞かせと選書等)
4) 保育教材の実技③
制作した教材の模擬実践
5) 保育の基本と保育教材の考察
〔ゲストスピーカーを予定している〕
手あそび・絵本の読みきかせと選書
6) 保育教材の意義:①
保育教材と子どもとのかかわり方について、指導・援助・保育者の心構えについて知る。
手あそび・絵本の読みきかせと選書
7) 環境教材の意義:②
遊具・教材・設備と子どもとのかかわり方について、指導・援助・保育者の心構えについて知る。
手あそび・絵本の読みきかせと選書
8) 授業のまとめ
実技・作品発表(提出)
試験)
【単位認定の方法及び基準】
[使用テキスト]
【授業内評価】
【試験】
準備物として「教材研究 A」制作用キット(授業内で配布予 ・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
定)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
かもがわ出 ・実技・作品発表(
%) ・実技試験(
%)
50 %) ・面接試験(
%)
[参考文献]
「子どもと楽しむ手遊びわらべうた」梅谷美子
版 2010
・到達度の確認
【備考】
保育教材は、発表後提出すること。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
27
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
教材研究B(絵本)
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
授業担当者
習
単位
高砂
配当
4
朋子
セメスター
選択必修
[授業の目的・ねらい]
乳幼児期の発達にそくした保育教材について研究する。保育内容にそった教材の基本的な考え方と具体的な制作技術を習
得する。保育技術の応用編に取り組み、就職後にも役立つ保育教材について研究し、絵本の自主制作ができるようになる。
[授業全体の内容の概要]
実際に就職を希望する保育現場(保育所・幼稚園・障害児施設
他)で保育するための教材の制作に取り組みながら保育教
材の理解を深め、保育技術を身につける。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
乳幼児が発達に必要な体験を得られる保育教材について研究し、その知識と技術を習得し実演できる。
[準備学習の内容]
「私の好きな絵本 ベスト 10」を選書し、10 冊読んでおくこと。
「子ども福祉学科
実習ワークブックB」を活用し、そ
の内容を記載しておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
子どもと絵本(年齢別)
準備した課題を提出する
2) 保育教材の実技① 絵本の仕組みと製本
子どもと絵本(年齢別)
3) 保育教材の実技② 製本を完成させる
子どもと絵本(年齢別)
4) 保育の基本と保育教材の考察
〔ゲストスピーカーを予定している〕
5) 保育教材の実技③ 内容の考察
子どもと絵本(年齢別)
6) 保育教材の実技④ 絵本を仕上げる
子どもと絵本(年齢別)
7) 保育教材の意義と保育環境
子どもと絵本(年齢別)
8) 授業のまとめ
実技・作品発表(提出)
試験)
[使用テキスト]
【単位認定の方法及び基準】
【授業内評価】
【試験】
準備物として「教材研究B」制作用キット(授業内で配布予 ・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
定)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
授業内で必要な絵本や資料は適宜紹介します。
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
50 %) ・面接試験(
%)
【備考】
保育教材は、発表後提出すること。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています
28
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
保育メディア演習
授業の回数
8
回
講
時間数(単位数)
1
単位
授業担当者
義
配当
4
セメスター
選択必修
[授業の目的・ねらい
[授業全体の内容の概要]
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
[準備学習の内容]
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
(本年度不開講)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】報告内容、発言などを平常点として評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
29
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
施設ケアワーク演習
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
単位
授業担当者
習
配当
3
セメスター
選択必修
[授業の目的・ねらい
[授業全体の内容の概要]
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
[準備学習の内容]
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
(本年度不開講)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】報告内容、発言などを平常点として評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
30
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
音楽Ⅱb(器楽)
授業の回数
8
回
演
時間数(単位数)
1
授業担当者
習
単位
猪瀬
配当
3
セメスター
千裕
選択必修
[授業の目的・ねらい]
本授業は保育・幼児教育の現場において、音楽を通して子どもたちのより豊かな情操を育むために、より高度なピアノ演
奏技術と、ピアノを用いた創造的な保育の展開方法を習得する。
[授業全体の内容の概要]
本授業は音楽Ⅰa(器楽)ピアノの単位修得者を対象とした科目である。音楽Ⅰa(器楽)で修得した基礎技能に加え、よ
り応用的なピアノ演奏技能と読譜力を身につけるため、総合的な実技演習を行う。ピアノ独奏に加え、各自の能力に応じ
て弾き歌いや、連弾にも取り組み、アンサンブル能力を身につけ、楽しく豊かな表現力の習得を目指す。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
より高度な演奏技術と表現力を身につけ、発表会で披露することができる。
様々なジャンルにまたがる多くのピアノ曲のレパートリーを身につけ実際に弾くことができる。
[準備学習の内容]
実技系科目は、日々の練習が非常に重要です。現在の能力に満足することなく、より高い芸術性を目指す心構えを持って
練習に取り組むようにして下さい。曲の全体だけでなく特に苦手な個所を取り出して、反復練習をするなど細部の集中的
な練習が必要です。また、受講生同士で互いに練習の様子を公開し、演奏を評価し合うことや、数多くの音源に触れるこ
とも「聴く力」を育てるために有用です。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) ガイダンス
それぞれのピアノ学習経験の違いを踏まえ、得意な点と不得意な点の確認を行いつつ、個人指導を中心に
以下の項目を学習する。
1) ~6)
ピアノ演奏法
演奏解釈
弾き歌い
7) プログラムビルディングとリハーサル
8) まとめ
発表会(実技テスト)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
*個別の進度に合わせて担当教員が指定するテキスト
・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
*その他、随時教材プリントを作成し配布する
・到達度の確認
[参考文献]
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
50 %) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
31
【試験】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
子どもと保育の音楽Ⅰ
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
演
1
授業担当者
習
単位
熊谷
配当
3
セメスター
綾子
選択必修
[授業の目的・ねらい]
1 年次に履修した音楽分野の知識や技能を基として、さらに柔軟で自由な展開が保育の現場で出来るよう、また幼児
が音楽とともに豊かな時を過ごせるよう、その知識と実際的な技能、展開例などを学ぶ。幼児の心に寄り添える保育者と
して、現場で役立つ「子どもと保育の音楽」の実際的な能力の習得を目指す。
[授業全体の内容の概要]
保育の現場で求められる「子どもと保育の音楽」の実践能力と展開力、柔軟に対応できる基
礎技能と知識の習得。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育の現場で音楽と関わる場面において、あそびと音楽の融合を効果的に実施する方法について学び、手遊び・歌う表現・
簡易楽器や伴奏・お話や製作などと歌唱や演奏を融合した展開が行えるようになる。
[準備学習の内容]
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 保育の現場で有用な音楽Ⅰ
園の一日と音楽の関わり/関係音楽の学習/子どもたちを惹きつける音楽の力と音楽あそび
2) 保育の現場で有用な音楽Ⅱ
手作り楽器の楽しみ
3) 保育の現場で有用な音楽Ⅲ
図形楽譜を作って演奏しよう
4) 保育の現場で有用な音楽の学習Ⅲ
園の各種行事と音楽の関わり、その理解と内容 (リズム奏 / 行進曲/スキップ/ギャロップ/ワルツ/その他)
5) 楽器と歌
童謡と簡易楽器の効果的な活用事例
6) レパートリーの拡大Ⅰ
保育の音楽あそび 歌い、弾き、表現し、子どもの発育を支援する
7) レパートリーの拡大Ⅱ
季節のうた 季節の音楽あそび、他の表現分野と音楽分野の融合
8) 実技発表と今後の発展への指針
学習者それぞれの実力向上への指針を理解し、「子どもと保育の音楽」の知識と技能習得への意欲を醸成する
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
*随時教材プリントを作成し配布する
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
・到達度の確認
20 %) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
30 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
50 %) ・面接試験(
%)
【備考】
平常点は、授業目標についての達成度を、各授業時の発表
と達成度により評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
32
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
子どもと保育の音楽Ⅱ
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
演
1
授業担当者
習
単位
猪瀬
配当
4
千裕
セメスター
選択必修
[授業の目的・ねらい]
3 セメスターで履修した「子どもと保育の音楽Ⅰ」での知識や技能を基として、さらにより豊かで発展的な展開が出来る
よう、4 セメスターでは保育現場で有用な器楽活用法の経験も加えて、音楽分野において幼児の心に寄り添える保育者と
して、現場で役立つ「子どもと保育の音楽」のより実際的な能力の習得を目指す。
[授業全体の内容の概要]
保育現場で役立つ音楽あそびについてより深く学ぶ。簡易楽器、手作り楽器の活用例、歌うこと、弾くこと、身体表現を
行うこと、これらを軸に身近で実践的な保育音楽のさまざまな展開例を学ぶ
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育者として、子どもの豊かな情操、音楽的感性の発達、を支援出来る知識と技能を獲得し、音楽関連分野での保育実践
能力と応用展開力の獲得を目指す
[準備学習の内容]
3 セメスターで学習した教材を見直し、それらの中から各自の得意な分野、不得意な分野を自覚して、授業にのぞむこと。
以後の準備については、毎時、担当者から指示を行う。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 保育現場で用いられる楽器 幼児の心に寄り添って
簡易楽器の紹介 その扱い方や特徴、幼児の保育を想定した実践演習
2) 簡易楽器で楽しむ保育の音楽Ⅰ(楽器と歌)
子どもが輝く保育の音楽 童謡と簡易楽器の効果的な活用の事例
3) 簡易楽器で楽しむ保育の音楽Ⅱ(合奏)
例〈幸せなら手をたたこう〉その他の音楽、を用いた楽しい展開例を学ぶ
4) 簡易な手作り楽器 その理論と製作Ⅰ
手作り楽器の意義と製作 その注意点について
5) 簡易な手作り楽器 その理論と製作Ⅱ
図画工作や遊びとは異なる手作り楽器を実際に作る。音楽的保育としての観点からそのポイントと活用法を学ぶ
6) 幼児と保育者で楽しむ合奏 Ⅰ(心をひとつに)
歌、手作り楽器、簡易楽器、ピアノ、手ぶり、身ぶり、身体表現、による保育音楽の知識と工夫
7) 幼児と保育者で楽しむ合奏 Ⅱ(みんなが楽しい時間を)
歌、手作り楽器、簡易楽器、ピアノ、手ぶり、身ぶり、身体表現、による総合的な「子どもと保育の音楽」の展開
8) 実技発表と講評 保育現場での発展のための指針
保育現場での豊かな実践のため、これからの各自の課題を理解し、さらなる実力向上への指針を得る
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
*随時教材プリントを作成し配布する
・平常点評価
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
50 %) ・面接試験(
%)
[参考文献]
【試験】
【備考】
平常点は、授業目標に対する各授業時の発表と、達成度に
より評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
33
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
幼児体育Ⅱ
授業の回数
15 回
演
時間数(単位数)
1
単位
授業担当者
習
塩田
配当
3
桃子・永谷
セメスター
孝代
選択必修
[授業の目的・ねらい]
乳幼児の運動あそびの意義を理解し、保育における運動あそびの内容や展開に必要な知識・技術を習得する。
[授業全体の内容の概要]
・実際に子どもたちと運動を行いながら、発達を踏まえた運動あそびの指導法・民舞(荒馬)について学習する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
発達を踏まえた運動あそびの指導法を習得し、保育・教育現場で生かすことができる。
[準備学習の内容]
レジュメや指定テキストから、乳幼児の運動あそびの指導法について学ぶ。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)オリエンテーション・民舞①
授業の概要・評価等を理解する。現地の荒馬、保育現場で行われている荒馬について知る。
2)民舞②
荒馬の踊りを知る。
3)民舞③
荒馬の踊りができる。
4)民舞④
荒馬発表会に向けて構成を考える。
5)民舞⑤
荒馬発表会に向けて構成を考える。
6)民舞⑥
荒馬発表会に向けて最終準備を行う。
7)民舞⑦
荒馬発表会を行う。
8)民舞⑧
まとめを行い授業内レポートで確認を行う。
9) 音楽に合わせた運動①
リズム運動の指導法
10)音楽に合わせた運動②
リズム運動の指導法
11)音楽に合わせた運動③
リズム運動の指導法
12)音楽に合わせた運動④
リズム運動の指導法
13)音楽に合わせた運動⑤
リズム運動の指導法
14)音楽に合わせた運動⑥
リズム運動の指導法
15)まとめ
講義のまとめを行い授業内レポートで確認を行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
授業で配布するレジュメ
・平常点評価
(
30 %) ・筆記試験(
%)
『リズム運動と子どもの発達』(かもがわ出版)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
20 %) ・面接試験(
%)
【試験】
【備考】荒馬発表会で必ず発表すること
2名の講師で担当し、平均点を評価とする。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
34
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
卒業実習指導Ⅰ(障害児・者施設)
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
演
1
単位
習
授業担当者
永谷
配当
4
孝代・塩田
セメスター
桃子
選択必修
[授業の目的・ねらい]
障害児・者を対象とした施設における実習に向けて事前・指導を行う
[授業全体の内容の概要]
障害児施設実習にあたり発達と基礎知識(教材含む)を復習し、実習に生かせる様にする。障害児施設の概要を理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]実習事前事後の学びを深めることによって、自らの人間観につながるものとしての
障害観を深め、障害児・者の保育について自分の考えを述べることとができる。
[準備学習の内容]
これまでの実習におけるすべての「実習の記録」を初回に持参すること。(実習内容と課題を振り返る)
事前説明会に参加し、予防接種等準備を済ませていくこと。障害児保育Ⅱを必ず受講すること。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 今までの実習の振り返り
2) 発達と障害についての基礎知識①
3) 実習施設の概況と保育内容の研究
4) 発達と障害についての基礎知識②
5) 保育計画の作成・教材づくり①
6)保育計画の作成・教材づくり②
7) 模擬保育
8) 事後指導
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
・平常点評価
[参考文献]
【試験】
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
(
%)
(
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
【備考】※履修前に設定されたオリエンテーションに必ず
参加し、説明内容を理解すること
「障害児保育Ⅱ」を必ず受講していること
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
35
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
卒業実習指導Ⅱ(児童館)
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
演
1
授業担当者
習
単位
代田
配当
4
セメスター
盛一郎・笘広
隆史
選択必修
[授業の目的・ねらい]
「卒業実習Ⅱ(児童館)」の事前準備を行い、実習課題達成をその目的とする。また実習後の振り返りを通して自身の到
達と課題について理解する。
[授業全体の内容の概要]
以下の内容について受講生が主体的にとりくむ。
○事務的準備…アポイントメント、事前訪問、書類の整備と提出など
○対象理解…実習施設の機能と役割の理解、対象児童の理解、事業所概要の理解など
○実習準備…保育指導計画(案)の策定、教材等準備など
○事後課題…お礼状、振り返り・まとめ、報告会準備など
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
定められた期間の実習を達成するための課題に対し主体的にとりくむことができる。また実習後の振り返りを通して自身
の到達と課題について説明できる。
[準備学習の内容]
『児童館―理論と実践―』を読み、児童館の機能と運営に関する知識を習得する。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 実習及び実習指導の概要・事務的準備に関するガイダンス
2) 対象理解と事前訪問準備
3) 実習準備
4)実習準備
5)実習準備
6)直前指導
7)振り返り・まとめ
8)振り返り・まとめ
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『児童館論』
、『実習の記録』卒業実習Ⅱ(児童館)
、
『実習ハ ・平常点評価
ンドブック』
、その他配布資料
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
%)
域福祉論」
「児童の健全育成と福祉」の科目を必ず履修し、単
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
36
(
(
【備考】「卒業実習Ⅱ(児童館)
」
「児童館の機能と運営」
「地
位を取得しなければならない。
【試験】
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
卒業実習Ⅰ(障害児・者施設)
授業の回数
80 回
時間数(単位数)
実
2
単位
授業担当者
習
永谷
配当
4
孝代
・
セメスター
塩田
桃子
選択必修
[授業の目的・ねらい] 障害を持つ人を対象とした施設における養護・保育を実践し、保育士として必要な技術・知識を
習得し、資質・能力を身につける。また、家庭と地域の生活実態に触れ、子育て支援のために必要な能力を養う。
[授業全体の内容の概要] 事前指導を受け、必要な準備をすべて整えた上で保育実践現場に実習生として参加する。事後
指導において学んだことをまとめ、発表する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]障害を持つ人の保育・養護において保育士として必要とされる技術・理解力・判断
力を養うとともに、自らの人間観につながるものとしての障害観・保育観を表明することができる。
[準備学習の内容]
「卒業実習指導Ⅰ」で事前指導を行う。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 保育・養護全般に参加し、障害を持つ人の発達を保障するための生活援助・保育技術を習得する。
2) 子どもの発達と個人差について理解し、対応する力を身につける。特にさまざまな障害や生活環境に伴う子どものニ
ーズを理解し、その対応について学ぶ。
3) 保育計画を立案し、実際に実践する。
4) 子どもの家族との連携・コミュニケーションの方法と保育士の役割について学ぶ。
5) 地域社会との連携の方法について学ぶ。
6)障害を持つ子ども・人を共感的、受容的に理解し、最善の利益を具体化する方法について考察する。
7) 保育士としての姿勢・職業倫理を学ぶ。
8) 児童福祉施設等の保育士に求められる資質・能力・技術に照らし合わせて、自己の課題を明確化させる・
9) 実習における経験をもとに自らの保育観・人間観について考える機会とする。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
・平常点評価
【試験】
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導含む) ・レポート(
%)
[参考文献]
(
(
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
37
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
卒業実習Ⅱ(児童館)
授業の時間
80 時間
時間数(単位数)
実
2
単位
習
授業担当者
代田
配当
4
セメスター
盛一郎・笘広
隆史
選択必修
[授業の目的・ねらい]
児童館での活動を実際に経験し、その機能と役割について理解すると同時に職員として必要な資質・能力・技術を習得す
る。
[授業全体の内容の概要]
家庭と地域の生活実態にふれ、子育てを支援するために必要とされる能力を養う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
定められた期間の実習を達成し、事前に受講生自身が設定した課題についての達成を目指す。
[準備学習の内容]
卒業実習指導Ⅱで事前指導を行う。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
・児童館の内容、機能、活動内容等を実際の体験を通じて理解する。
・児童館の一日の流れを理解し、参加する。
・子どもとのかかわりのなかで児童の理解を深める。
・指導員の活動を観察し、その役割を理解する。
・児童の遊びを理解する。
・乳幼児のためのプログラムを理解する。
・遊びの指導計画の立案、実施、評価を行う。
・保護者とのコミュニケーション、家庭・地域との連携を理解する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『実習の記録』卒業実習Ⅱ(児童館)
・平常点評価
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
%)
【備考】「卒業実習指導Ⅱ(児童館実習)」「児童館の機能と
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
38
(
(
運営」「地域福祉論」「児童の健全育成と福祉」の科目を必ず
履修し、単位を取得しなければならない。
【試験】
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
【選択必修科目】幼稚園資格選択必修科目
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類
保育・教育相談演習Ⅱ
授業の回数
8
回
授業担当者
演
時間数(単位数)
1
単位
習
配当
山本
3
セメスター
弥栄子
選択必修/幼稚園資格必修
[授業の目的・ねらい] 近年、保育所等の保育サービス資源や保育士が果たす保育相談の役割は、育児支援に欠かせない
ものとなりつつある。保育・教育相談は、①保育場面における様々な子どもとのかかわりの中で保育臨床的にすすめら
れ、②保護者や家庭からの養育や保育に関する悩みに応じる、などがその役割である。保育者は保護者にとって、もっ
とも身近な相談援助者であり、子育て中の保護者から様々な疑問を投げかけられた時、誠意を持って答えられる心構え
が必要であり、本授業を通して相談支援能力を身につけ、実際に相談対応が行なえるようにする。
[授業全体の内容の概要]乳幼児における発達的な課題に弱さを持つ場合や、日常起こりうる「問題行動」などの姿を子ど
もの発達理解を中心に捉え、事例研究では、保育相談の想定される内容について意見交換をし、模擬面接を演じてみる
ことで実際の相談場面で対応できる能力を身に付ける。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
様々な保育相談に対応できる保育者として、子どもと保護者を含む家族の状況や社会的環境を学び、子どもの発達的特
徴が説明できる。さらに、他機関の連携の方法を学び、相談事例によって支援方法が説明できる。
[準備学習の内容]
保育実習や教育実習を中心にその他の実習のなかでも、保育者が保護者とどのように関わっている
か、相談支援の実際について観察するなかで学ぶ機会をもつように努めてください。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 保育・教育相談の展開過程
多くの保育(教育)相談は、相談事例(ケース)の発見に始まり、面接、事前評価(アセスメント)、援助計画の作
成と実施、経過観察、事後評価、アフターケアと他機関の連携という展開過程をたどる。この相談援助の展開過程を
ある事例にもとづいて学び、各展開過程で重要な援助ポイントについて理解を深める。
2) 連絡ノートの書き方 / 幼児期中期における相談や「問題行動」の理解
例えば、各年齢の特有の子育てにおける悩みに対する相談と支援の仕方(保護者・子ども)を理解し、保護者との信
頼関係を築く連絡ノートの書き方についても学ぶ。
3) 電話相談のメリット&デメリット / 接続期における問題・発達上の課題をもつ子どもについて
幼児期後期特有の子育ての悩みやスムーズに就学へつなげていくために、各機関が連携をとりながら、子どものもつ
発達上の課題について、相談内容と支援方法を理解するとともに、電話相談のあり方についても学ぶ。
4) さまざまな保護者対応について
人はおのおの、多面的な性格特性を持ちえており、思考様式や行動様式は一人ひとり多様である。人の性格や思考様
式、行動様式を心理学的な側面から捉えることによって、より相手が快適に感じる対応について学ぶ。
5) 保護者の主訴にどう応えるか?
保育所で起こりうる事例(ケース)を取り上げ、保護者の主訴を的確に捉え、それに対して保育士としてどのように対応する
かについて、保育・教育相談で想定される内容について意見交換を行う。
6) 保育・教育相談の実際(演習)
実際に、相談者、支援者の役割を設定し、保育対象となる子どもの悩みを想定した上で実際に相談対応について演じ
てみることで支援のあり方について学びを深める。
7) 相談記録の書き方(基礎編)
ジェノグラムの書き方や相談記録を的確に書くポイントについて学ぶ。
8) 相談記録の書き方(応用編)
あらかじめ設定された相談事例にもとづいて、学習内容の再確認をレポートにて行う。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
京都発達研究会(編)
2009 年
「子どもの『困った』を理解 ・平常点評価
する~発達を見通した子育てを~」
かもがわ出版
(
%) ・筆記試験(
%)
(
100 %) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
・到達度の確認
[参考文献]
【試験】
【備考】・本科目は保育・教育相談で想定される事例を取り
上げ、自ら実演していくことで体験学習を行いますので、受講
生の積極的な参加を求めます。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
39
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
教育方法論
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
単位
授業担当者
義
配当
谷
4
セメスター
賢一
選択必修/幼稚園資格必修
[授業の目的・ねらい] 子どもが学ぶことと、教師が教えることとをつなぐために、さまざまな手立てが講じられている。
その方法にはどのようなものがあるのか、またそれを支える理論について学ぶ。
[授業全体の内容の概要]子どもと教師をつなぐ具体的な手立てとして、どのような方法があり、その方法が生み出される
にはどのような歴史的変遷、あるいは思想的な背景があるのかを解説しながら、教育方法とは何かについて考える。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]さまざまな教育方法があることを理解し、現場で保育士や幼稚園教諭として教育・
保育方法を考える際に活用することができる。
[準備学習の内容]保育学習や幼稚園での指導分野についての基礎的な知識(図工・音楽・算数・理科など)を、事前に図
書館などで本を読んで、学習しておく。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション:教育方法論で学ぶことの概要を説明し、教育に関する「ものの見方、考え方」について学習す
る(講義)
。
2) 教育方法とは何か①:前回に引き続き「教育」についての考えを深めるために、
「教育」という漢字の成り立ちや定義
を確認し、社会科の視点から教育方法とは何かについて考える(講義)
。
3)教育方法とは何か②:数の概念を獲得するに当たっての教育方法とは何かについて学習する(講義)
。
4)教育方法とは何か③:言語を習得するための教育方法とはどのようなものかということについて学習する(講義)
。
5) 「学力」とは何か:教育目標の一つとしてあげられることのある「学力」とは何かについて考え、そのためにどのよ
うな方法があるかを考える(講義)
。
6) 教材と教具①:教材と教具、教育内容について整理し、その語句の意味を知る。教材にこだわった授業について講義
し、授業方法について考える(講義および演習)
。
7) 授業方法に関する理論:教科(文化)中心主義と児童・生徒(経験)中心主義について講義を聞き、それぞれの考え
方について理解する(講義および演習)
。
8) 教師の教育技術:すぐれた教育実践を共有財産とし、たとえば跳び箱をとばせられるようにするにはどのような方法
があり、それをどう共有化するかについて解説し、教育方法を伝えていくことについて考える(講義)
。
9) 子どもの生活と教育を結ぶ:子どもたちの生活と教育を結びつける方法について考える。題材として子どもたちに身
近な生活を用いる方法や、生活を作文に書くことを通じて自分たちの生活を見直す方法があることを知る(講義)
。
10) 科学と教育を結ぶ:科学と教育を結びつけた実践として、仮説実験授業や極地方式の授業などを紹介し、そこから、
科学的な授業についての特徴を理解する(講義)
。
11) 現代的な課題への対応:現代的な課題に対応するために、どのような方法がとられているか、その一例として「参加
型学習」を紹介し、実際に体験することを通じて理解を深める(講義およびグループワーク)
。
12)授業方法の工夫:授業方法のひとつとして、
「キミ子方式」や「点字の仕組み」などの解説をおこない、模擬的な体験
を行うことにより、授業方法を学ぶ(講義および演習)
。
13) 子どもたちを取り巻く環境:保育、教育する方法を考える際、子どもたちを取り巻く環境を考慮に入れる必要がある。
事例を参考に、実際にどのように環境が生かされているのかを考える(講義)
。
14) 行事の位置づけと展開:保育、教育する中で、行事の種類を考え、それをどう日々の保育、教育と結び付けていくか、
その方法について事例をもとに考える(講義)
。
15) 指導者としての資質などを身につけるために、必要な研修会への参加や自学自習の大切さについて学ぶ。講義全体の
まとめをおこない、教育方法全般について理解を深める。
(講義)
試験)
[使用テキスト]
[単位認定の方法及び基準]
【授業内評価】
【試験】
・平常点評価
( 100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認 (
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】平常点評価の内訳は、レポート(毎回)…70%
実技・・・10%、学習態度…20%
*レポートの評価については、提出状況だけではなく、書
かれている内容も評価の対象とする。
*学習態度が目に余る場合は減点することもある。
随時、レジュメ、資料等をプリントで配布する。
*ファイルを用意し、なくさないように保管すること。
[参考文献]
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
40
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
子どもと学習活動
授業の回数
15 回
時間数(単位数)
講
2
単位
授業担当者
義
配当
笘広
4
セメスター
隆史
選択必修/幼稚園資格必修
[授業の目的・ねらい] 子どもが人として成長し、人格を形成していく道筋やそのための条件、行う学習活動について学
び、子どもへの理解を深めるとともに、指導する視点を整理し説明できるようになる。
[授業全体の内容の概要] ①子ども(人間)の成長と発達の道筋や成長の節目、②子どもが育つ条件や環境の時代的な変
化と現状、③子どもの成長に果たす教育および学習の役割などについて学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 子ども(人間)が発達し成長していく過程についての理解を深める。 また、そ
のために保育士・教師にとって必要な考え方、子ども観、指導の視点を持ち、自分の言葉で説明することができる。
[準備学習の内容] 子どもや教育に関わるニュース、新聞記事に関心を持つ。それらを見る、読むようにする。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1)オリエンテーション:講義で学ぶ内容、進め方についての概要を説明する。子どもの作品などの題材を示すなどして、
かけがえのない存在としての子どもの発達・成長について学ぶことへの意欲、興味を高める。
2)ヒトの進化のあゆみと子どもの発達・成長:ヒトの進化のあゆみを学ぶことを通して、今を生きる子どもの生命がい
かに尊いものであるか、その子どもを育てる仕事に就くことへの思いを深める。
3)乳児の能力と学習:乳児がどのような方法で、どのようなことを学習しているのか、またその学習が言葉の獲得に大
きな役割があること、「赤ちゃん」がもつ高い能力について学ぶ。
4)子どもの発達・成長と言葉(その①):言葉がどのようにして誕生し、人間の能力の向上や社会の発展にどのような
役割をはたしてきたかを学習する。
5)子どもの発達・成長と言葉(その②):子どもが話し言葉を獲得するうえで何が土台になり、何が必要かを学ぶ。乳
児から幼児期前半段階の言葉について学習する。
6)子どもの発達・成長と言葉(その③)幼児期前半から後半段階にかけての言葉について学習する。子どもが言葉を獲
得するうえでの親、指導者等の大人の役割を学ぶ。日本語とくに漢字の特徴について概括する。
7)子どもの発達・成長と集団の役割(その①):子どもは、属している集団、そこでの活動や体験(日常の遊び、コミ
ュニケーション、トラブルなど)を通して、どんな力を獲得していくのかについて学ぶ。
8) 子どもの発達・成長と集団の役割(その②):子ども集団に果たす大人[指導者]の役割は何かを考える。また、子
どもの人間関係、「子ども時間」の減少など、現代の子ども集団をとりまく社会的な環境や課題について学習する。
9) 子どもの発達・成長と集団の役割(その③):子ども集団の成立にも関係している少子社会について学習する。少子
社会にいたる経過と現状、それらが子どもの発達・成長に与える影響について学習する。
10) 子どもの学びについて(その①):子どもと学力について学ぶ。子どもが習得すべき学力とは何か。学力向上には何
が必要か、具体例を示し説明する。
11) 子どもの学びについて(その②):国の学力についての考え方とその変遷などについて概括し、現在の学力政策を検
討する。国際的な学力テスト(PISA)について説明する。
12) 子どもの学びについて(その③):幼児期における子どもの学習、活動、体験、および獲得する力と学力の関係を考
える。発達障害について学ぶ。早期教育の是非について検討する。
13) 子どもの発達・成長と社会的な課題:今日の「いじめ」「ひきこもり」「不登校」などの問題の経緯と特徴を学習す
る。社会的な背景をふまえつつ、子どもの発達・成長の視点で、それらの問題を考える。
14) 子ども観、指導の視点の問い直し(その①):子どもを取り巻く生活と環境、社会や家庭の変化がどのように起こっ
ているのかを学習し、今を生きる子どもをどう見るのか、求められる指導の視点について考える。
15) 子ども観・指導の視点の問い直し(その②):ひきつづき、子どもが育つ今の社会や環境をふまえ、今の子どもをど
う見るか、求められる指導の視点について考える。
試験)筆記試験を行う
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
使用しない。
[参考文献]
その都度紹介する。
(
40 %) ・筆記試験(
60%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
41
【試験】
・平常点評価
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
児童文化
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
単位
授業担当者
義
配当
代田
4
セメスター
盛一郎、秋本美知子
選択必修/幼稚園資格必修
[授業の目的・ねらい] 児童文化に対する基本的理解を深めると共に、保育所・幼稚園などにおける児童文化の実践的展
開について学習することを目的とします。併せて児童文化財に関する理解とスキルを身につけることを目指します。
[授業全体の内容の概要] 児童文化に関する理解を深めます。また、児童文化財に関するスキルについては専門家のアド
バイスを受けながら実際にその獲得を目指します。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 児童文化に対する基本的な理解と児童文化財に関する理解をし、そのスキルを習
得できること、それらを用いて実践の展開についても理解できることを目標とします。。
[準備学習の内容]わからない言葉や用語は事前に学習・検索しておいてください。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) ガイダンス/イントロダクション~児童文化とは何なのか①
2) 児童文化とは何なのか②
3) 児童文化の史的変遷
4) 子どもと遊び①
5) 子どもと遊び②
6) 保育における児童文化①
7) 保育における児童文化②
8) 保育における児童文化③
9) 保育における児童文化④
10)児童文化財の保育への展開①
11)児童文化財の保育への展開②
12)児童文化財の保育への展開③
13)児童文化財の保育への展開④
14)児童文化の今日的課題
15)授業のふりかえり・まとめ
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
なし(授業ごとに資料を配布します)。
【授業内評価】
[参考文献]
初回の授業にてリストを配布し紹介します。
・平常点評価
(
・到達度の確認
42
60 %) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
40 %) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
【試験】
【幼稚園資格必修科目】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
教育実習指導Ⅱ
実
習
塩田桃子・代田盛一郎・笘広隆史・永谷孝代
秋本美知子・金森多代美・宮崎とも子・(
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
0.5 単位
配当
3
セメスター
)
幼稚園資格必修
[授業の目的・ねらい]
幼稚園教諭二種免許状の取得希望者を対象に、「幼稚園実習Ⅱ」の事前準備を行い、実習課題達成をその目的とする。
また実習後の振り返りを通して自身の到達と課題について理解する。
[授業全体の内容の概要]
以下の内容について受講生が主体的にとりくむ。
○事務的準備…アポイントメント、事前訪問、書類の整備と提出など
○対象理解…実習施設の機能と役割の理解、対象児童の理解、事業所概要の理解など
○実習準備…指導計画(案)の策定、教材等準備など
○事後課題…お礼状、振り返り・まとめ、報告会準備など
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
幼稚園実習の目的、内容、方法、留意事項を具体的に理解し、保育観察の方法、保育日誌の記録方法、指導計画の作成
方法、基礎的な保育技術、技法を身につける。
[準備学習の内容]
幼稚園実習Ⅰにおける「実習の記録」をふり返り、課題を見つけておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 実習概要理解/事前準備①(講義)
講義計画確認、実習日程等確認、実技チェック表について、必要書類等配布、等
2) 事前準備②(講義)
責任実習について、実技チェック表の確認、指導計画案の策定、等
3) 事前準備③(講義)
事前訪問準備、実習課題の策定、実習指導案の完成、等
4) 事前準備④(講義)
実習課題の完成、実習指導案に沿った実技/教材の実際(演習を含む)
、等
5) 直前指導①
実習記録指導、最終チェック、等
6) 直前指導②
中間登校日について、実習中の諸注意、等
7) 事後指導①
実習の振り返りとまとめ、他
8) 事後指導②
実習の振り返りとまとめ、他
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
実習の記録・実習ハンドブック・実習ワークブック
・平常点評価
【試験】
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
%)
(
[参考文献]
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
【備考】
提出物、課題への取り組み、実習記録等から総合的に評価
する。
○二年次の実習については、受講生各々が主体的にとりく
むことを重視する。実習に必要な書類等の提出期限は厳守
とし、提出催促の個別連絡等は行わない。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
43
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習) 授業担当者
幼稚園実習Ⅱ
実
習
塩田桃子・代田盛一郎・笘広隆史・永谷孝代
秋本美知子・金森多代美・宮崎とも子・(
授業の時間数
120 時間
時間数(単位数)
3
単位
配当
3
セメスター
)
幼稚園資格必修
[授業の目的・ねらい]
(1) 子どもの心身の発達に必要かつ十分な環境を整え、子どもの活動を援助する。
(2) 指導の目標を立て、環境や計画を整えて、子どもに適切に働きかける方法を具体的な実践を通して学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
幼稚園での観察実習、部分実習、責任実習を行いながら、現場に必要な「保育者像」を学びとる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
保育者の仕事に触れ、集団教育の必要性・あり方や方法を見聞きし、学び取りながら理想の教師像を表明できる。
[準備学習の内容]
「教育実習指導Ⅱ」で事前指導を行う。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
「幼稚園教育実習Ⅱ」
(3週間)
○子どもの発達に即した援助のあり方を学美、子どもの教育のあり方を知る。
○実習する幼稚園の教育目標、幼稚園の特色、幼稚園行事などに参加し、その意味と方法を把握する。一日の指導計画を
作成し実践する。
○年間、学期、月、週、1日の流れを把握し、クラスの子どもの実態に即した指導計画の立て方を学び、実践する。
○幼稚園と地域社会との連携の方法を学ぶ。
○幼稚園教諭に求められる資質や技能に照らし合わせて、自己の課題を明らかにする。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
実習の記録・実習ハンドブック・実習ワークブック
・平常点評価
【試験】
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
%)
(
[参考文献]
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
【備考】
提出物、課題への取り組み、実習園の評価・実習日誌から
総合的に評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
44
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
算数教育
授業の回数
15 回
講
時間数(単位数)
2
単位
授業担当者
義
配当
4
セメスター
選択/幼稚園資格必修
[授業の目的・ねらい
[授業全体の内容の概要]
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
[準備学習の内容]
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
(本年度不開講)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
%) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】報告内容、発言などを平常点として評価する。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
45
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
国語教育
授業の回数
講
15 回
時間数(単位数)
2
授業担当者
義
単位
配当
下岡
4
セメスター
正忠
選択/幼稚園資格必修
[授業の目的・ねらい] 様々な言語活動を通じて言語感覚を磨き、国語教育の指導力を養う。また幼児期の遊びやコミュ
ニケーション活動を理解し、実践的交流を通じてことばと社会性を培う。
[授業全体の内容の概要] 詩の鑑賞、音読、朗読などとともに絵本の鑑賞、分析を通して幼児期理解と言語感覚を磨く。
同時に、新聞記事や時事問題を取り上げ、考えや主張をまとめる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 児期における国語教育の指導力を身につける。社会人として現場、教育実践に資
する国語教養を身につけると同時に、社会問題について考察し自らの意見を持つことができる。
[準備学習の内容]
日常的に幼児、児童文化に興味と関心を持つ。メディア、報道に注目し社会的視野を広げる。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 授業の進め方、参考文献紹介などのオリエンテーション
2) 詩、綴り方の鑑賞と分析 ①
国語教養分野についての学習
3) 詩、綴り方の鑑賞と分析 ②
国語教養分野についての学習
4) 詩、綴り方の鑑賞と分析 ②
国語教養分野についての学習
5) 絵本の世界と分析 ①
国語教養分野についての学習
6) 絵本の世界と分析 ②
国語教養分野についての学習
7) 私が選んだ絵本の紹介、読み聞かせ
①
作品世界とひびきあう。
8) 私が選んだ絵本の紹介、読み聞かせ
②
作品世界とひびきあう。
9) 私が選んだ絵本の紹介、読み聞かせ
③
作品世界とひびきあう。
10) 社会問題の考察と主張 ①
国語教育分野についての学習
11) 社会問題の考察と主張 ②
国語教育分野についての学習
12) 社会問題の考察と主張 ③
国語教育分野についての学習
13) 言葉の役割と学びについて ①
国語教育分野についての学習
14) 言葉の役割と学びについて ②
国語教育分野についての学習
15) 授業のまとめ・授業レポート
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
プリントを用意します。
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】授業内容に即して授業後、感想レポート(課題)
を提出。評価は感想レポート 40%、授業ノートの提出(資
料含む)50%、学習態度 10%。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
46
【児童厚生員指定科目等】
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
卒業実習指導Ⅲ(学童保育)
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
演
1
習
単位
授業担当者
代田
配当
4
盛一郎・笘広
セメスター
隆史
選択
[授業の目的・ねらい]
「卒業実習Ⅲ(学童保育)」の事前準備を行い、実習課題達成をその目的とする。また実習後の振り返りを通して自身の
到達と課題について理解する。
[授業全体の内容の概要]
以下の内容について受講生が主体的にとりくむ。
○事務的準備…アポイントメント、事前訪問、書類の整備と提出など
○対象理解…実習施設の機能と役割の理解、対象児童の理解、事業所概要の理解など
○実習準備…保育指導計画(案)の策定、教材等準備など
○事後課題…お礼状、振り返り・まとめ、報告会準備など
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
定められた期間の実習を達成するための課題に対し主体的にとりくむことができる。また実習後の振り返りを通して自
身の到達と課題について説明できる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
児童館の職員として必要とされる知識や技能を習得する。
[準備学習の内容]
『実習の記録』を熟読しておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 実習及び実習指導の概要・事務的準備に関するガイダンス
2) 対象理解と事前訪問準備
3) 実習準備
4)実習準備
5)実習準備
6)直前指導
7)振り返り・まとめ
8)振り返り・まとめ
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『実習の記録』卒業実習Ⅲ(学童保育)
、
『実習ハンドブック』
、 ・平常点評価
その他配布資料
【試験】
(
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
%)
(
【備考】
「児童館の機能と運営」「地域福祉論」「児童の健全育成と福
祉」
「学童保育の指導法」の履修を推奨する。
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
47
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
卒業実習Ⅲ(学童保育)
授業の時間
80 時間
時間数(単位数)
実
2
習
単位
授業担当者
代田
配当
4
盛一郎・笘広
セメスター
隆史
選択
[授業の目的・ねらい]
学童保育での活動を実際に経験し、その機能と役割について理解すると同時に指導員として必要な資質・能力・技術を習
得する。
[授業全体の内容の概要]
家庭と地域の生活実態にふれ、子育てを支援するために必要とされる能力を養う。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
定められた期間の実習を達成し、事前に受講生自身が設定した課題についての達成できる。
[準備学習の内容]
卒業実習指導Ⅲで事前指導を行う。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
・学童保育所の内容、機能、活動内容等を実際の体験を通じて理解する。
・生活の場である学童保育の一日の流れを理解し、参加する。
・子どもとのかかわりのなかで児童の理解を深める。
・指導員の活動を観察し、その役割を理解する。
・児童の遊びを理解する。
・遊びの指導計画の立案、実施、評価を行う。
・保護者とのコミュニケーション、家庭・地域との連携を理解する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『実習の記録』卒業実習Ⅲ(学童保育)
・平常点評価
【試験】
50 %) ・筆記試験(
%)
・到達度評価(事後指導を含む) ・レポート(
%)
【備考】
(
(
「児童館の機能と運営」「地域福祉論」「児童の健全育成と福
祉」
「学童保育の指導法」の履修を推奨する。
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
48
50 %) ・実技試験(
%)
・面接試験(
%)
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
児童館の機能と運営①
授業の回数
8/15 回
講
時間数(単位数)
2
授業担当者
義
単位
配当
川口
4
セメスター
誠也
選択/児童厚生員資格必修
[授業の目的・ねらい]
児童厚生員資格取得に必要な科目で、児童館の機能及び運営に関する内容を学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
児童館の現状、運営の実態、機能を学び、遊びの健全育成上の意義を理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
児童厚生員に必要な児童館の機能と運営に関する知識を習得し、自分の言葉で説明することができる。
[準備学習の内容]
児童館・放課後児童クラブについて、新聞記事、インターネット等で基礎的な知識を得ておく。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 児童福祉法の理念と健全育成 ~児童厚生員って何する人〜
2) 児童館の歴史•現状•役割•機能
3) 児童館のプログラム 〜大型児童館ビッグバンプログラムを例に〜
4) 児童館•放課後児童クラブにおけるリスクマネージメント
5) 児童館における中高生対応 〜八王子市の事例より〜
6) 児童厚生員と必要なプレゼンテーション能力(伝え方)
、実習前要点整理
7) 児童館•放課後児童クラブの遊び
〜学童期の遊びの実践、体験〜
8) 児童館•放課後児童クラブにおける援助技術(ケースワーク•グループワーク)
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『児童館論』(児童健全育成推進財団)
・平常点評価
[参考文献]
【試験】
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認 (
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
2名の講師で担当し、平均点を評価とする。
授業には積極的に参加し、遅刻をしないこと。平常点評価
には授業内の提出物・小テスト・授業態度等を含みます。
児童厚生二級指導員資格取得に必要な科目です。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
49
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
児童館の機能と運営②
授業の回数
8/15 回
講
時間数(単位数)
2
単位
授業担当者
義
大角
配当
4
セメスター
玲子
選択/児童厚生員資格必修
[授業の目的・ねらい]
児童館の機能及び運営について学び、児童健全育成について説明できるようになる。
[授業全体の内容の概要]
児童館の機能及び運営について学び、児童への支援方法、健全育成に資する遊びの企画、指導ができるようになる。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
児童厚生員として適切な児童の支援方法を説明、実演でき、児童の健全育成に資する遊びの企画、指導ができる。
[準備学習の内容]
児童館・放課後児童クラブについて、新聞記事、インターネット等で基礎的な知識を得ておく。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 児童館ガイドラインと児童館に求められる機能①(地域ネットワークづくり、子育て支援)
2) 児童館ガイドラインと児童館に求められる機能②(課題を抱える児童との関わり)
3) 放課後児童クラブガイドラインと設備運営基準、運営指針
4) 児童館・放課後児童クラブのコンプライアンス(法令遵守、子どもの権利擁護、職場倫理)
5) 児童厚生員・放課後児童支援員の役割①(環境構成、居場所づくり)
6) 児童厚生員・放課後児童支援員の役割②(グループワーク、授業内レポート)
7) 児童館・放課後児童クラブの課題と展望
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
『児童館論』(児童健全育成推進財団)
・平常点評価
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
[参考文献]
【試験】
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
2名の講師で担当し、平均点を評価とする。
授業には積極的に参加し、遅刻をしないこと。平常点評価
の内容、は授業内の提出物(30%)
・小テスト(10%)
・発
表(30%)
、授業態度等(30%)とします。
児童厚生二級指導員資格取得に必要な科目です。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
50
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
キャリアアップ教育Ⅴ(インターンシップ)
授業の回数
40 時間
時間数(単位数)
実
1
授業担当者
習
単位
配当
野村
朋
1・2・3セメスター
選択
[授業の目的・ねらい]
将来の進路・就職に関係する施設や職場などで、実践的な実習を通して就業体験を行う。そして、実習先の施設や職場で
の就業体験をもとに進路、就職を考える。
[授業全体の内容の概要]
実習前には事前オリエンテーションを受け、インターンシップ契約(協定)を結んだ実習先(事業所)で実習を行う。1
日8時間の実習を5日間行うのが原則だが、実習先との関係で実習期間の分割、特定の曜日のみ実習を行うことも可能で
ある。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
実践的な就業体験を通じて、実際の仕事や職場の状況を知り、自らの職場適性を把握し、自分自身の進路、就職の課題に
ついて述べることができる。
[準備学習の内容]
事前指導は原則行わないので、実習施設についての事前学習を各自がしっかりと行うこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) 実習施設について理解する
2) 実習施設での実習内容を理解する
3) インターンシップとして実習することの意義を十分に理解する
4) 実習先での職業倫理、仕事をする上での社会的マナーや態度を学ぶ
5) 実習を通して自らの職業適性を知り、現状の課題、今後学ぶべき課題を把握する
6) インターンシップ終了後は、ふりかえりレポートを作成する
試験)レポート試験
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
20 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
80 %)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】◎実習先については原則自己開拓であり、インタ
ーンシップを希望する学生が実習施設に依頼し、受諾され
た後に、大学と実習施設がインターンシップ契約(協定)
を結び、実習を行う。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
51
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
学童保育の指導法
授業の回数
8
回
講
時間数(単位数)
1
単位
授業担当者
義
代田
配当
3
盛一郎
セメスター
選択
[授業の目的・ねらい] 学童保育は「放課後児童健全育成事業」としてその一部分が児童福祉法に位置付きましたが、そ
の内容と方法については今後さらに整備されることが求められます。本科目では具体的な事例を通して学童保育における
指導法について、その基本的な構造を理解することを目的とします。また具体的な事例から問題意識や到達/課題を組み
立てる「検討」する力の獲得を目指します。
[授業全体の内容の概要] 学童保育における具体的事例(場面、実践等)を提示します。そこから受講生自身の問題意識
に沿ってその「意図」と「方法」について考察を行います。最終的に学童保育における指導法についてのまとめを行いま
す。授業は講義形式でおこないますが、その一部にはグループワークを含みます。
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 実際の現場における事例を元に、そこで「意図」されているものや「自分だった
らどうするのか」について考察することを通じて、学童保育における指導法について理解し、自分の言葉で説明できるこ
と、保育現場において求められるであろう「事例検討」「実践検討」についての力量を身につけ、実践に生かすことがで
きることを目標とします。
[準備学習の内容]これまでの学習における「学童保育」に関する内容について、テキスト・資料等に目を通しておくこと。
日常的に「学童保育」に関する情報収集(報道・告示、現場観察等)を行っておくこと。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) ガイダンス/イントロダクション~学童保育における指導概念とその構造
2) 学童保育実践から学ぶ①生活づくり
3) 学童保育における指導の実際①生活づくり
4) 学童保育実践から学ぶ②遊びの指導(ゲストスピーカー)
5) 学童保育における指導の実際②遊びの指導(ゲストスピーカー)
6) 学童保育実践から学ぶ③集団づくり
7) 学童保育における指導の実際③集団づくり
8) まとめ・レポート作成
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
なし(授業ごとに資料を配布します)。
・平常点評価
(
・到達度の確認
【試験】
50 %) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
初回の授業にてリストを配布し紹介します。
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
52
子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
児童の健全育成と福祉
授業の回数
8
回
時間数(単位数)
授業担当者
講義
1
単位
代田
配当
3
セメスター
盛一郎
選択/児童厚生員資格必修
[授業の目的・ねらい]
児童の健全育成について、その基本的な考え方、変遷、制度、方法について理解することを目的とします。またその福
祉的側面を踏まえ、今日的な課題について実際の事例に基づき考察を深めます。
[授業全体の内容の概要]
受講生による事前学習に基づき各項目への理解を深めます。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
児童の健全育成について理解し、自身のことばで語れることを到達目標とします。併せてその背景となっている社会と
その問題をとらえる視点の獲得できることを目標とします。
[準備学習の内容]
わからない言葉や用語は事前に学習・検索しておいてください。まずは“ざっくり”とした理解で結構ですので。
まずは「フルバリューコントラクト(Full Value Contract)」という言葉について第一回の授業で試験します。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) ガイダンス/イントロダクション~児童の健全育成の基本的な考え方
2) 児童の健全育成の変遷
3) 児童の健全育成の制度
4) 児童の健全育成の方法
5) 児童の健全育成の今日的課題
6) 児童の健全育成の実際①
7) 児童の健全育成の実際②
8) まとめ・レポート作成
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
なし(授業ごとに資料を配布します)。
・平常点評価
(
・到達度の確認
【試験】
50 %) ・筆記試験(
%)
(
%) ・レポート(
%)
[参考文献]
・授業内レポート(
50 %) ・実技試験(
%)
初回の授業にてリストを配布し紹介します。
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
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子ども福祉学科
授業のタイトル(科目名)
授業の種類(講義・演習・実技・実習)
国際理解
授業の回数
20
回
授業担当者
講義・演習
時間数(単位数)
2
単位
配当
西岡
2,4
正義・野村
セメスター
朋
選択
[授業の目的・ねらい]
国際的視野をもち、福祉・教育に携わることのできる人材の育成を目指す。
[授業全体の内容の概要]
他国の訪問とその事前/事後学習を通して、文化と福祉について理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
国際的視点から、社会福祉・保育・教育のあり方について説明出来る。
[準備学習の内容]
東南アジア諸国に限らず、広く国際社会に関心を持ち、社会情勢、文化、歴史、言語について触れ
ておくこと。特に、共通のコミュニケーションツールとなる英語については、各自の地道な努力を求める。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
1) オリエンテーション
受講ルールおよび評価方法について説明する。訪問国の歴史と福祉・教育施設について、概要を紹介する。
2) 訪問先を知る 1
訪問先の文化や風習、街の様子を調べる。また、交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
3) 訪問先を知る 2
訪問先について調べたことをまとめ、冊子を作成する。また、交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
4) 交流会の準備 1
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
5)交流会の準備 2
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
6) 交流会の準備 3
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
7) 交流会の準備 4
他国の学生との交流会での企画を考える。交流に不可欠な英語の基礎について学ぶ。
8〜9) 式典等の交流会
訪問先で行われる交流式典へ参加する。
10〜13) 他国の大学生との交流
訪問先にて現地学生と交流を深める。
14〜17) 施設見学
訪問国にて幼稚園および高齢者施設を視察する。
18) お礼状・報告集の作成
訪問先施設や交流した学生へ、お礼状を作成する。また、訪問の成果を文章にまとめ、報告集を作成する。
19) 報告会の準備
写真や映像をまとめ、報告会の準備を行う。
20) 報告会
学びの総括として、報告会を実施する。
試験)
[単位認定の方法及び基準]
[使用テキスト]
【授業内評価】
[参考文献]
【試験】
・平常点評価
(
100 %) ・筆記試験(
%)
・到達度の確認
(
%) ・レポート(
%)
・授業内レポート(
%) ・実技試験(
%)
・実技・作品発表(
%) ・面接試験(
%)
【備考】
訪問にかかる費用は学生の自己負担とする。
訪問先は、ベトナムをはじめとする東南アジア諸国と
なることが多い。
※使用テキスト及び参考書は図書館に納められています。
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