LESSON 1 LESSON 1 1. AT 1. AT それでは、さらに場所や位置を表す at の用法を見ていきましょう。 1. AT ネイティブスピーカーが at を使う場合、一般的に、人や物の位置、時間、目標などを 「指さしている」イメージを頭の中に思い浮かべています。この「指さす」というイメー ジから想像できるように、at は Location(場所・位置) 、Movement(動き)、Relationship(関係)、Time(時)に関連する、具体的で明確な情報を表します。 1.1 AT: Location(場所・位置) at は、場所や位置を特定します。ただし、どこまで具体的に特定するかには幅がありま す。 왗왗왗 場所や位置を特定する (1-1.1c) 緑色の印の部分を掴んで、ローラーを持ち上げます。 ○ Lift the roller at the green mark. (1-1.1d) 高度 50 フィートのところで、飛行機のエンジンが止まった。 ○ The plane lost power at 50 feet. (1-1.1e) その船は、水深 200 フィートの地点に横たわっています。 ○ The vessel lies at 200 feet. 왗왗왗 計測器の目盛の一点、連続する物の中の一点を示す (1-1.1f ) 目盛はゼロを指していなければなりません。 ○ The dial should be at zero. (1-1.1g) ヨウコは列の一番後ろにいました。 ○ Yoko was at the end of the line. AT 次の 2 つの例文は、場所の具体性が異なります。 AT 왗왗왗 勤務先や通学先を示す (1-1.1h) (1-1.1i ) (1-1.1a) ミチコは横須賀リサーチパークでシンポジウムに参加しています。 ○ Michiko is at Yokosuka Research Park attending the symposium. (1-1.1b) ハイキングコースは、北緯 38 度 24 分 47.7 秒、西経 109 度 25 分 54.2 秒から スタートします。 ○ The hiking trail starts at N 38º 24’ 47.7”, W 109º 25’ 54.2”. 例文(1-1.1a)では、ミチコが横須賀リサーチパークの中のどこにいるかまでは特定で きません。これに対し、例文(1-1.1b)では、ハイキングコースの出発点の座標が明確 に示されています。 6 彼は、DHC コーポレート銀行に 3 年間勤めています。 ○ He’s been at DHC Corporate Bank for three years. 「マリコには長い間会っていません。 「 」聞いていませんか。彼女はハーバード に行っています(ハーバードで勉強しています) 。」 ○ “I haven’t seen Mariko in a long time.” “Didn’t you hear? She’s (studying) at Harvard. 왗왗왗 物や人の相対的な位置関係を示す (1-1.1j ) 郵便配達人はドアのところにいました。 ○ The postman was at the door. ※郵便配達人 at (= outside) ドア (1-1.1k) 彼女の傍らには、大きなスーツケースがありました。 ○ At her side was a large suitcase. ※スーツケース at (= beside / next) 彼女の傍ら 7 LESSON 1 LESSON 1 1. AT 1. AT 왗왗왗 活動や催しの場所を示す (1-1.1l) (1-1.1m) (1-1.2d) インストラクターは大声で訓練生に指示を与えた。 ○ The instructor shouted instructions at the trainee. ※指示→訓練生 (1-1.2e) 私は頭上を飛ぶ飛行機に手をふった。 ○ I waved at the plane passing overhead. ※手をふる→飛行機 (1-1.2f) 消防士は身振りで給水調節弁のほうを示した ○ The firefighter gestured at the water shutoff valve. ※身振り→給水調節弁 彼女は映画に行っています。 ○ She is at the movies. ※ at the movies = 映画が上映されている場所に 彼はカーニバルに出かけています。 ○ He is at the carnival. ※ at the carnival = カーニバルが開かれている場所に 1.2 AT: Movement(動き) 왗왗왗 動きの方向を示す 1.3 AT: Relationship(関係) at は、ある動きが、他の人や物に対して向けられていることを表す場合に使われます。 AT Relationship(関係)を表す at の用法は、point on a scale(数値、割合、頻度) 、condition(状況、状態) 、cause(原因、理由) 、judgment(能力の評価)に分けて考えるこ とができます。 왗왗왗 point on a scale(数値、割合、頻度)を表す at は、数値、割合、頻度などを示します。 $100 (1-1.2a) 彼は受付係に微笑みかけた。 ○ He smiled at the receptionist. ※微笑み→受付係 (1-1.2b) 彼はキーボードを壁に投げつけた。 ○ He threw the keyboard at the wall. ※キーボード→壁 (1-1.2c) 8 詳しくは、コントロールパネルのページを参照してください。 ○ Take a look at the Control Panel page for more information. ※視線→コントロールパネルのページ AT $50 $25 (1-1.3a) この指輪は、1 個 50 ドルの価格がついています。 ○ The rings are priced at $50 each. (1-1.3b) ボートは時速 50 マイルのスピードで、埠頭に衝突した。 ○ The boat hit the pier at 50 mph. (1-1.3c) この新型の記憶装置は、毎秒 10MB でデータを書き込むことができます。 ○ The new storage drive can write data at 10 MB/sec. 9 LESSON 1 (1-1.3d) (1-1.3e) (1-1.3f) LESSON 1 1. AT 1. AT NASAのクローラー運搬車は、6百万ポンドの重量があり、世界で最も重い軌 道車両です。 ○ At six million pounds, NASA’s crawler-transporter is the world’s heaviest tracked vehicle. 低であることを表します。 (1-1.3n) これは最悪の植民地化政策でした。 ○ This was colonialism at its worst. (1-1.3o) サッカーコーチは選手たちにベストコンディションで土曜の試合に臨んで欲 しかった。 ○ The coach wanted the soccer players to be at their best for Saturday’s game. 現在のインフレ率は 5% です。 ○ Inflation is running at 5%. 2 週間おきに、答案を郵送してください。 ○ You should mail in your work at 2-week intervals. 同様の用法で、距離や角度を相対的に表す場合にも使われます。 (1-1.3g) 警官は、デモ参加者と一定の距離を保っていた。 ○ The police officer kept the demonstrator at arm’s length. (1-1.3h) 折れた給水管は、30 度の角度で地上に突き出ていた。 ○ The broken water pipe jutted out of the ground at a 30 degree angle. 왗왗왗 cause(原因、理由)を表す at は、何かが起こる原因や理由となった事柄を示すために使われます。 All of you should attend the lecture! AT 왗왗왗 condition(状況、状態)を表す at は人や物の状況、状態、日常的な行動を表します。 (1-1.3i) 受付係は昼食中でした。 ○ The receptionist was at lunch. (1-1.3j) わが国は、現在戦争中です。 ○ Our country is at war. (1-1.3k) 私は、落ち着かなかった。 ○ I didn’t feel at ease. (1-1.3l) 彼はやっと安心した。 ○ He finally felt at peace. (1-1.3p) 社長の要請により、我々はその講義に出席しました。 ○ We attended the lecture at the president’s insistence. (1-1.3q) そのニュースを聞いて驚いた。 ○ We were surprised at the news. (1-1.3r) 国防長官は批判に悩まされていた。 ○ The Secretary of Defense was annoyed at being criticized. 왗왗왗 judgment(能力の評価)を表す用法 at は、「形容詞+ at +分野」の形で、能力の評価を表します。 彼は、精を出して仕事をしていた。 (1-1.3m) ○ He was hard at work. (1-1.3s) 彼は会議の運営と立案に優れています。 ○ He is good at organizing and planning conventions. at を「at +所有格+最上級」の形で使った場合は、何かが最良/最悪または最高/最 10 11
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