登呂ムラの米 づくりと建物

登呂博物館見学シート①
学校名
こめ
たてもの
登呂ムラの米づくりと建物
と
ろ いせき
登呂遺跡は、今から約(2,000
)年前の(
氏名
弥生
)時代後期という時代に
お米づくりを行っていたムラの遺跡です。
登呂ムラでは、いろいろな道具をつかって米づくりを行っていました。
米づくりに関係する道具を見つけて名前を書こう!
たがや
●田んぼを 耕 す道具
⇒(
は
●田んぼの中で履く道具
⇒(
かこ
くず
●田んぼのまわりを囲んで崩れないようにした道具
みの
いね
⇒(
くわ
すき
鍬、鋤
た
げ
)
た
田下駄
やいた
)
くい
矢板、杭
)
しゅうかく
実った稲は、どうやって 収 穫 していたでしょう?
回答例(自分の考えを記載)
・手で穂の部分だけとった。
・石器をつかった。
登呂ムラには、(
いっぱんてき
3
)種類の建物がつくられていました。
じゅうきょ
たてあなじゅうきょ
弥生時代の一般的な 住 居 は(
竪穴 住 居
る住居です。登呂ムラの住居は、地面に穴を(
あな
ほ
)という地面に穴を深く掘ってつく
掘って
・
掘らずに
)つくられて
います。なぜでしょう?
深く掘ると、地面から水がしみ出てきてしまうから。
ほかん
ゆか
たかゆか そ う こ
食べ物を保管する床が高い建物は、(
はしら
がえ
① 柱 には、
( ねずみ返し
)といいます。
)が取り付けられ、小動物が入らないようにしてありました。
②物を出し入れする時は、(
かべいた
高床倉庫
はしご
)を使って上にのぼりました。
はじ
③壁板の端は、下の写真のように切りこみが入っています。なぜでしょう?
組み合わせることでゆがみを防ぐ
ため。
高床の建物は、倉庫の他に(
倉庫より倍近く大きく、(
なな
さいでん
祭殿
むなも
棟持ち
うらな
ぎしき
)という 占 いや儀式を行った建物があります。
ばしら
むなぎ
) 柱 という棟木を支える
とくちょう
斜めの柱があることが 特 徴 です。
ふくげん
外の遺跡では、復元されたこの建物を見ることができます。
ちが
倉庫との違いを確認してみよう!
登呂博物館見学シート②
学校名
ど き
もくせいひん
登呂ムラの土器・木製品
さまざま
ど
き
氏名
もくせいひん
登呂ムラでは、使いみちにあわせて様々な土器や木製品をつくりました。
てんじぶつ
かんたん
展示物を見て、それぞれ簡単にスケッチしてみよう!
台付甕形土器(だいつきかめがたどき)
に
た
食べ物の( 煮炊き
)に使った土器です。
火がよくあたるように、コップをひっくり返した
ような( だい
)がついています。
台
壺形土器(つぼがたどき)
食べ物などの(
です。
あか
赤
多くが(
ほぞん
)に使った土器
保存
ぬ
)色に塗られています。
高杯(たかつき)
も
うつわ
食べ物を盛りつけた 器 です。
登呂ムラでは、土ではなく( 木 )で作られま
した。
さら
きゃく
だい
皿・ 脚 ・台の3つを組み立てて作られています。
とくい
おう
登呂ムラの人々は、木でものをつくるのがとても得意だったようです。使いみちに応じ
しゅるい
むす
て使う木の種類も変えていました。木の種類と使い方の説明を線で結ぼう!
ま る き ゆみ
【木の種類】
●
スギ
ほ
ぼう
じょうぶ
し っけ
丸木弓や掘り棒に使われました。丈夫で水や湿気に強いのが
とくちょう
特 徴 です。
●
くわ
の うぐ
かた
か こう
鍬などの農具に使われました。硬く加工しにくいですが、
イヌマキ
●
●
きょうど
強度が高いのが特徴です。
よ うき
いたざい
もく せいひん
容器や板材など、登呂ムラの木製品のほとんどに使われまし
イチイガシ
●
●
か こう
た。加工しやすいのが特徴です。
学校名
登呂博物館見学シート③
しょくじ
~
いふく
登呂ムラの食事・衣服・まつり~
すいでん
氏名
きせつ
おう
さまざま
登呂ムラの人々は、水田でつくったお米はもちろん、季節に応じて様々なものを
てんじぶつ
食べていたと考えられています。展示物を見て、書いてみよう!
ゆみや
か
●弓矢などで狩りをしたもの
シカ、イノシシ
など
タイ、イワシ、バイ、ハマグリ
など
りょう
●海や川で 漁 をしたもの
さいしゅう
●野山で 採 集 したもの
オニグルミ、モモ、マクワウリ、
センナリヒョウタン
いせき
登呂遺跡からは、
(
たいま
せんい
大麻
など
ぬのへん
)の繊維からつくられた布片が発見されています。また、
はたお
お
機織りの道具も見つかりました。登呂ムラの人々は自分たちで布を織って、衣服をつくっ
ていました。
や よいじ だい
ぼくが着ているのは、弥生時代の衣服と言われている
かんとう い
「
」だよ。
貫頭衣
登呂ムラの人たちもこんな服を着ていたのかな?
まがたま
また、登呂遺跡からはアクセサリーも発見されています。石でできた勾玉や、青い色が
うで
きれいな( ガラス玉
)、腕にはめた(
うらな
どうかん
銅環
)などがあります。
ぎしき
登呂遺跡からは、 占 いや儀式に使ったと考えられる道具が見つかっています。
写真の道具は、
(
ぼっこつ
卜骨
)という占いの道具です。どうやって使われたのかな?
や
ぼう
お
こ
あと
焼いた棒を押し当ててできた焼け焦げた跡で
占いをする。
こと
このほかにも、占いや儀式の道具として、(
ミニチュアの(
土器
琴
がっき
)という楽器や、
)なども見つかっています。