3・14弾圧を忘れるな!

3・ 1 4 法 大 弾 圧 1 周年 弾 劾 !
総長室包囲デモ
法大弾圧1ヶ年弾劾
退学・停学処分粉砕
3・14総長室包囲デモ
2007年3月14日(水)
正午 法政大正門前、土手公園に集合
12時33分 九段校舎へ、デモ出発
06年3月14日、29人逮捕から一年。我々は、あの
3月14日を忘れない! 法大当局と警視庁は、立て看板
撤去に抗議した学生29人を逮捕した。キャンパスに、2
00人の警察官を突入させた、戦時下の弾圧であった。し
かし、我々は敢然と弾圧に立ち向かい、闘う思想と団結を
武器に完全黙秘で勝利した。
あれから一年。我々は、キャンパスから一歩も引かず、
法大生とともに闘い続けてきた。6月15日の1000人
集会をはじめ、大衆的に不当処分をはね返してきた。一年
間で40人もの不当逮捕は、さらに学生運動を飛躍させた。
絶望的にも法大当局は、停学処分の切れた友部君に対し
て、すぐさま「退学処分」を決定した。絶対に許せない!
絶対に平林総長体制を打倒する!
07年3月14日を迎えるにあたり、我々は、怒りを胸
に、新たな闘いを宣言する。
ぜひ、法政大に結集し、ともに闘いましょう!
3・14弾圧を許さない法大生の会
▼電話 080-5537-1519(内海)
▼メール[email protected]
▼ブログhttp://hosei29.noblog.net
仮処分裁判の陳述書の
パンフレットが出来ました!
1部500円(カンパ込み)で
販売しています!
3・14弾圧を忘れるな!
退 学ナンセンス!
謝 るべ きは法 大当局 だ!
停学 →退 学処分 者
友 部君の アピ ール文
当時のことは割と鮮明に覚えているので説明します。富士見
「暴力」は、果たして同じ暴力として批判されるべきことなの
坂校舎(嘉悦校舎)の廊下を僕と学生部職員、猪脇は反対方向
だろうか?
から歩いてきたところ、廊下の角でちょうど鉢合わせになり、
撃は同じ暴力なのだろうか?
お互いびっくりして、ぶつからないよいうに一歩後ろに下がっ
暴力はいけないと批判することに違和感がないだろうか?
た。ここまでは、まあよくあることですね。
易に暴力を肯定するのは危険であるとの指摘も受けた。引き続
しかし、その時何を思ったのか、猪脇は「何すんだよ!」と僕
き考えていきたいし、みなさんにも考えてほしい。
に対して言ってきた。
例えば、いじめっ子の暴力といじめられっ子の反
それらを同じ暴力だとしても、
安
謝りながら法大当局と闘うことも出来たであろう。「謝った
何もしていないのに、「何すんだよ!」と言われ僕はカッと
のに、退学(あるいは停学?)はいき過ぎだ」と逆ギレするこ
頭に血が上り、猪脇の足を蹴った。その後は、角を曲がって歩
とは勿論可能であっただろうし、実際謝罪文も一度は書いた。
いていったのでわからない。その間、5秒ぐらいの出来事です。 しかし、悩んだ結果、やはり事の原因をつくったのは猪脇を含
長い間、猪脇が何で何もされていないのに「何すんだよ」と
めた法大当局であること。僕が退学にするために、本来問題に
言ってきたのは謎でした。また、僕も何故この程度の言葉でカッ
もならないことを、問題にしてきた不当性。どう考えても許す
となってしまったのかを考えました。猪脇は、つじつまを合わ
ことはできない。謝るのは僕でなく、猪脇であり法大当局だ。
せるために、その時僕が、持っていた旗ざおを振り下ろしてき
最終的に、最悪退学になることも覚悟して絶対謝らないことに
た、と主張しているそうです。しかし、そんなことは僕はして
決めた。
いない。何かの勘違いか。しかし、手に持っていた以上多少旗
ざおがブレることはあっても、それが振り下ろしたように見え
たとはちょっと考えられない。
結局原因としては猪脇自信が染めてきた悪行の数々にあるの
蹴ったことについて法学部の事情聴取があった2月19日、
法学部の教授たちは、自分たちや猪脇のしてきたことを省みる
こともなく、人の人生を滅茶苦茶にすることにも何ら躊躇する
彼自身がどう理屈をこねて正当化してきたかは
ことなく、僕が蹴ったことを謝らなかったという理由で即日退
知らないが、自分が報復されておかしくないことをしていると
学を決定した。謝らないと腹を決めつつも、やはり大学や卒業
自覚し、心の奥底でおびえていたのではないだろうか。僕とぶ
に未練があり、事情聴取の場で僕は黙秘した。隠しカメラでも
つかりそうになってことが、僕が旗ざおを持っていたことが、
ない限り、証拠はない自信はあったから即日退学には驚いたし、
旗ざおが傾いたことが、自分への攻撃と映ったのではないだろ
法大当局はそんなにも僕を追い出したかったのかと分かって、
うか?
二重に驚いた。この一年間の闘いが打撃を与えていたからこそ、
ではないか?
僕の方も、何故こんなつまらないことで頭に血が上って蹴り
法大当局をここまで不寛容にさせているのだろう。
を放ったのか。それは猪脇も含め、僕たちを弾圧してきた教職
員に対する、筆舌にしがたい怒りです。(別に因縁つけられた
らって、普段から蹴っているわけではないですよ)
退学になったことは、僕のこれからの人生に間違いなく悪影
響を与えていくだろうし、これからどうやって生きていくか途
法大当局が、僕を退学にしたいために、この問題を仕掛けて
方にくれている。しかし、もう失うものは何もないので、遠慮
きたのは明らかでした。それに対し、いかなる態度を取るべき
なく退学処分撤回、平林体制打倒、法大解放の闘いをやってい
か?
くことはハッキリしている。法大
選択肢は3つでした。①誤る、②謝らない、③9割がた
証拠や証人はいない自信があるので「知りません」と言い張る。 当局もますます凶暴に、不寛容に
③は、僕の詰めの甘さ、運のなさを考えてやめておいたが、
なっていくだろうが、自分の大学
謝るべきか、謝らないべきなのか、そして暴力をふるったこと
の学生、教職員をむきだしの権力
そのものについても、1ヶ月間相当悩んだ。1日10時間だっ
で弾圧するような体制がいつまで
た睡眠時間が4時間に減り、連日悪夢にうなされるくらい悩ん
も続くわけがない。学内、学外の
だ。
仲間のみなさん、ともに闘おう!
特に暴力を振るったことについて、僕たちは普段「暴力=悪」
の価値観のもとで暮らしているし、実際僕たちも法大当局や公
安警察の弾圧を暴力だとして弾劾してきたこともあり悩んだ。
だがしかし、法大当局がふるってきた暴力と僕が猪脇を蹴った