地域で起とる様々な課題の解決方法を見つけるためにワークショップを 用いるととがあります。ここではそういうものを取り上げています。 地域で起きた問題が行政等に伝わり、取り組み方の一案としてワ ーク ショッブを示される、という行政主催パタ ンが多く見うれます。参加者 は課題の現状を把握し、他人の意見を聞くことで理解を深め、解決方法の 入口を見い出す、という流れになります。 「課題」とは生活マナ 問題から環境問題など地域で問題と認識される 様々なテーマです。一方、「解決」の段階は、事例によって様々です。解 決の糸口が見つかる場合、解決に至う芯くても参加者がお互い問題を共有 することができればいいとする場合、対立する参加者の相互理解を深める ためにする場合などです。また、環境問題や人権問題などのテ マで実施 したときには明確な「答え」はなく、参加者の意識が高まることを到達点 としており、その場合は研修'啓発的な意昧合いが強くなります。 このタイプのワ クショップでは、最後の目標(到達点)をどの段階に 置くのか、ということをあらかじめよく考えておく必要があります。目標 が問題意識の共有ならば、ワ クショッブでは解決策を見い出すことより もむしろプロセスが重要と言えます。 又、このタイプのワ クショッブで扱えない、扱いにくい課題(テ マ) もあります。 個人レベルの課題、常識・ルルだけでは解決できないものでのワ ショップは困難ですし、合意形成の必要がない場合にはワ ク クショッブ以 外の方法でも可能です。また、あまりに多様な意見があったり、答えのイ メ ジさえ湧かない課題はおそ 5くプログラムを組むことさえ困難となり ます。課題解決にワ クショッブを使うべきか否かはテ マや目標点に よってよく検討した方がいいでしょう 。 2 1 -雲中公園の野良猫対策ワークショップ 経緯 とのワ ークシ ョッブは、中央区・東部衛生監視事務 所による「動物とのいい関係づくり事業J の飼い主の い芯い猫に対する取り組みとして神戸市中央区雲中 地区の雲中公園とその周辺を対象に行われました。 年度)、中央区の「動物 雲中地区は前年度(平成 14 との共生推進モデル地区」に選定され、地域住民団 日配コ 体である NPO輝うんちゅうを中心に、パネルテ"イ スカッシヨン開催等により事業を展開してきた地域 です。雲中公園は、南に小学校が隣接し、周辺は住 宅地といった閑静な環境にあり、子供達が遊んだり、 犬の散歩の途中に立ち寄ったりといった、地域の 方々の生活に根ざした公園と言えます。しか し公園 には野良猫が多く、砂場や猫の餌やり場になってい るととろは不衛生であるという現状でした。 ワークショップを行うにあたって ワークショ ッブは東部衛生監視事務所の担当者 2名 と神戸まちづくりワ クショッブ研究会のメンパ一 概 ね 10名で企画、運営し、愛護団体の日本動物福 祉協会阪神支部の方々の協力も得うれることになり ました。また参加住民として NPO輝うんちゅうの 方々に協力していただくととになりました。 メンバーは東部衛生監視事務所の方か 5猫の生態や 猫を取り巻く環境、動物愛護法についてのレクチャ ーを受け、 NHK放映の野良猫についてのコミュ二 ティーの連帯を扱ったビ、テ‘オを観賞することで、共 通の基礎知識をストックしました。 2 2 雲中公園の野良猫対策ワークショッブ 園隠 州一一 幅一 一 一 ド (表) 一-一 一間 一 企画ミーテイング :・ : ・ 町一 一 一 一 一 知 誌 : "1 : 与認謀総白 自己紹介力 一 も 個 ! 。一 一 一 一: 命 , : 法 九 島 潟 、τ 名前開 叫 叩 (裏) どのあたりを目標にしてワ ークショッブを行うかについては、「地域猫j までいければ理 想だが、まずは避妊方法の伝授、餌やりのルールを決めるお手伝いができれば、というこ とになりました。「地域外から猫に餌をやりに来ている方々にどう協力してもらうかj が ポイントとなりましたが、そのためにもまず地域住民の理解と共通の認識(ル ル)を決 めることが大切だというととになりました。 以上のことを念頭に、 3回のワ ークショ ッブを行うことにしました。第 1回かう第 3固ま でのテ マとポイン卜は以下の通りです。 第1 回…猫と人間一相E理解ー 猫の生態について理解し、いろいろな考えや立場の人がいることを理解する。 第2回・・・雲中公園と猫ー解決に向けての課題の共有一 雲中公園の猫について考える ( 実際に公園を見てまわる)。 他の地区はどうしているかを参考にする(主に猫の避妊について)。 どうすれば問題を解決できるか案出しをする 。 第3回 ・・猫と共存するためにー具体的な行動のためにー ・ 実現に向けて、それぞれの立場でどの様なことができるかを考える 。 第 1回のプログラムについてはおおよそまとまりましたが、 第2回以降のプログラムは第 l回の参加者の様子をみてか 5考えるというととになりました。 ワークショッブ開催当日 当日はどのような考えの方々が集まるかは分かりませんでした。なるべく楽しい雰囲気で 参加していただけるよう、猫の顔の絵を描いて、飼っている動物のシ ルを貼ってもうう 自己紹介力 ドを準備したり、会場には野良猫のパネル写真 ( かわいいの)を展示しまし た。 以下、 3回に渡るワークショ ッブの流れを台回毎にご紹介します。 2 3 問¥回/ 劃 一 一 H J mJ m y-Qd ono E 営一 L 設一 U 場一 3 会一 E 刊 一胎 , ‘ ‘ - /第 ¥ 1)cf 一波 闇 DATA 日 時 :2 0 0 3 . 11 . 2 7 場 所 :葺合文化センター 参 加 者 地域住民 25 人 行政 09人 愛護団 体 08 人 スタッフ 1 2人 • r 猫と人間」 第 1回の目的は、猫の生態についての理解、 猫に対しての立場や考え方の遣いについて の「相互理解」にありました。 そこで、ます猫の習性や法律に関するクイ ズ&レクチャーを行いました。その後のグ ループワ ー クでは、ただ嫌いという主張だ 0 9 : 4 0猫に関するクイズ &レクチャー けが先走らないように、住民の他に、行政 一旗上げ回答で 職員と愛護団体の方が必ず 1 人以上参加す 1 0 : 1 0グループワーク @ る混合グループにしました。 自己紹介 事否定正とって猫とはつ旗上げクイズ の8を活用して各々の立場を述べる。 カード選び&理由の説明 24 枚の形容詞力一ドの中から各々 の猫に対する印象を表すカー ドを 3枚すつ選ぶ。そのカードを選ん だ理由をふせんに書いて発表す る 。 1 1: 1 0まとめ・次回に向けて いろいろな立場の人がいますが共通の 思いもたくさんありますね。 自己紹介力 ドに感想を記入 : 3 0終了 形容詞カードの文字は誘導にならないようになるべく同じ 大きさにする こと l 参加者の中 には最初猫が大嫌いという方も いましたが、概ね「みんなで考える必要が ありそう」となりました。 旗上げクイズの問題(答えは下に) 1中国で猫が飼われる様になったのは何故で、しよう 。 2雌猫の排卵を促す刺激は何でしょう。 3昨年度、何匹の猫が神戸市の保健所に持ち込まれたでし ょう。(持ち込まれた猫は処分される) 4雌猫の不妊手術費用はいくらでしょう。 5野良猫の平均寿命は何年でしょう 。 6動物愛護法では猫を捨てると罰則は何でしょう。 ア動物愛護法で、飼い主に守って欲しいこととして定められていることは? 8猫好きつ(大好き,好き,分からない,嫌い大嫌い) 1 ! > ! ( 目白止7 苛 I : d ! 正o s 目 当fv-S 24 を凶血;f(- ~\'t亭')J.申辛勝 士印 Jl~ 'JI; l出 ‘雪 +1 6 手 官 士菜 、品l!!JfP 習 、 !It主主婦さH車三k 叶 句 >I : dE 正z: ャ 司 000v:8 i ! l* :c 申 立雪辛 '), n ;c 宇~,)If鶏臼准 ワ} 一 品﹀ ⋮ 雲中公園の野良猫対策ワークシ ョッフ・・ DATA 日時 2 003.12. 1 7 場 所 雲 中 公園。小朝交 参加者地域住民1 6人 行政 08 人 愛護団体 08 人 1 3 : 0 0会場設営 スタッフ 1 5人 1 3: 30受付 雲中公園にて 1 4 : 0 0雲中公園ガイドツアー 1)オリエンテーション 2 )現地調査 公園マップを 持って • r 雲中公園と猫」 第2回の 目的は、「課題の共有」でした。 ととでは課題の対象を主に雲中公園の猫に して、より具体的に すすめていくととに 芯りました。そとで 雲中公園で集合し て、現地を調査した 情理l 後に考えを深めるプログラム!こしました。 野良猫に対してより積極的に考えていく導 1 4 : 3 0ガイドツアーのまとめ 雲中小学校に て 参加者が気付いた事を公園の大マ ップ にスタッフがまとめる。 ・ポ ッチシール(猫、 糞、餌、その他) ・i 3 ¥せん(気付いたこと)1 5 : 0 0前固までの振り返り、今回の進め方 現地調査結果の説明 入として、 1 5: 2 0日本動物福祉協会阪神支部の活動報告 「猫を減らしていくためにはJ 1 5: 40グループワーク ( 4クループで) I T : ¥r 今いる猫たちをどうする? 部で活躍されている方の野良猫の避妊の必 司幽" ~餌やりのついて考えよう」 ディベートゲーム 猫が好きか嫌いか、餌やりについてど う思うか、の 2軸で自分の立場を明う r r 1 . 猫を減らしていくためには J避妊 2 . 今いる猫たちをどうするつ 餌やりについて考えよう」 一餌やり という 2つのテーマを設けました。 避妊に関しては、日本動物福祉協会阪神支 要性や具体的な捕獲方法についてのお話に 感心すると共に非常に勇気付けうれました。 (芯んと!この方は自費で 1年間で約 1,500匹 捕獲、不妊去勢手術を依頼されていました。) グループワー クでは住民、行政、動物愛護 ファシ リテ タ は意見を記録しなが ら整理していく。 1 6 : 2 0グループ毎に発表 1 6 : 3 5まとめ・次回に向けて 自己紹介カードに感想を記入 1 6 : 4 5終了 支部の方の活動報告の直後だったこともあ り、具体的で前向きな意見も出ました。 25 - 雲中公園の野良猫対策ワークショ ッブ 勾白 ¥J り -A 円 昌一 ハ リ 唱 つd-nu っこ qU 4E4 -'A 設一 け 場一 付分 会一 受班 SCHEDULE 1 3: 30あいさつ 進行説明 1 3 : 3 5ビデオ視聴 DATA 日 時 :2 004.01. 2 3 場所:旗塚地域福祉 センター 参加者.地域住民 16 人 行政 09人 愛護団体 09 人 スタッフ 14 人 • r 猫と共存するために」 第 3回の目的は、「具体的な行動のために」 でした。 ビデオ視聴 r 内容は「地域猫の紹介J 地域猫の実現に向 けて住民が奮闘する」というものでした。 同町 │ 猫嫌いだったおじさんが、パザ で子猫を 里子に出す時に涙ぐんでいたところは皆の 涙と笑いを誘いました。後のプログラムで、 雲中公園の野良猫について自分達ならどん J配 J ビデオ視聴 1 3 : 5 5オリエンテーション 前固までの振り返りと 今回の進め方について 1 4: 1 5グループワーク 全体進行説明 テーマ①.野良猫と付き合うルルを決 めよう 。 テーマ② 不妊去勢手術を進めるには 1 4 : 2 5セッション 1 lTi¥テーマ①,②、各2f 任ずつ計4f 妊で、各 F 班に様々な立場の人が混ざるように。 なととができるか、考えが出やすくする事 がねらいです。 セッション 1 これまで通り様々な立場の人を混ぜたグル ープワークで、テーマに対するアイデア出 しを行いました。 各テーマでは、 テ マ① 唱 自己紹叶 それぞれのアイディアをふせんに書き 出し、 1慣に発表 発表したものを整理 1 5: 05グループ毎に発表 ッション 2の為に移動 1 5 : 3 0セッション2 E官 も 地域2 行政 1 愛護団体 1 に別れる I 立場毎にできるととを考え、現実性の 司 . . . 高いものを3つあげる 他の立場の人たちに、お願いしたいと ともあげる 1 6 : 0 0グループ毎に発表 1 6 : 2 0まとめ 旗上げアンケー卜 自己紹介力 ドに感想を記入 1 6: 3 0終了 「野良猫と付き合うルールを決めよう j ・餌のやり方(量、時間、 場所)を決める ・糞の掃除(公園にトイレを作る?) -餌を与える人とのコンタクト、話し合い の機会をつくる -飼い猫にもルール テーマ① 「不妊去勢手術を進めるにはJ o Jl.ザーをしたり、寄付を募る ・獣医師に協力をお願いする -地域助成金や行政の補助をお願いする -捕獲は愛護団体や餌を与えている人にお 願いする -地域の理解を得ることが大切 などの意見が出ました。 26 雲中公園の野良猫対策ワークショップ 創 園 瞳 セッション 2 まとめの模造紙 それぞれの立場(地域住民、愛護団体、行政) に分かれて、できることを考えました。また、 他の立場の人に協力して欲しいことについても 話し合いました。 自分達で出来る事、協力してもらいたい事 J J酬 匝圏 、 ¥ 、 J パンフレツ卜を作成 ¥ : 地域配付、看板設置 L ;パンフレツ卜作 そ ・館を与える人との話合い PY 5 J < を手伝って l J ‘ 不妊去勢手術の費用集め ・助峨金があれば , 、 、ー-., . , . ・捕獲を協ブ干して lマ ・日ン' 府 間 守 ¥ ・同園 J ‘ 、 J・情報発信のパックアップ ¥ ・‘ f 不妊去勢手術の助成枠検討 : ・ルールを浜める 日 工 目 Li ときに手Eって 1 凶 . . ~ -“、 啓発 J・捕獲、病院への搬送 ¥ 、 他地域への拡充 a v 嗣 4F • ' ‘-啓発活動への協力 , ¥ ‘ E h司 AV 46 h u 金 成 助 れ あ ,, , , 、 、 、 、 ' ・簡を与える人への仲介 , , , , , , a ・獣医師会への協力要請 J'匿董国国 、 、 、 : 旗上げアンケ一卜・まとめ 最後に、この 3回のワ クショッブの感想と今 後の取り組みについての「旗上げア ンケート」 を行いました。その結果を受けて、今日をスタ ー卜として、とれかうお互いの意識を共有しな がら、ワークショッブ参加者全員が応援団とな 2 7 聞闇 雲中公園の野良猫対策ワークショッブ -参加者の感想 参加者には毎回、感想を 自己紹介カー ド (P.23参照)の裏に書いてもらいま した 。 とれはその中 から数名の感想を抜粋したものです。 餌やり、 マナー等両方の立 場の意見を聞くことで、今 後の話し合いも進展するの では。 3回続いた終わりの目、 少し先が見えてきたよう に思う 。今後も心を一つ に取り組んでいく。 避妊去勢の大切さと、 餌やりの人との会合。 資金の件考えたい。 3回続いた話し合い。少 しずつ先が見えてきて、 地域での広がりに期待で きそう。 猫も生きていると実感しま した。人間の思いやりも大 切に共生できるよう道を見 つけたい。 餌を与える人と会うのは難 しいかもしれませんが、努 力したいと思います。砂場 の掃除は手伝います。 心配しましたが、皆の協 力もあり運動を進められ そうですのでよろこんで います。 皆さんの色々な意見を聞い て、猫が生きていくのは大 変だ芯ーと,習いました。 猫のトイレを作る案が出て、 それは良いと思う 。そのトイ レの始末をするのが私にまわ ってきそうな気がする。 猫も生きている 。やさしく してあげたい。勉強になり ました 。 やさしく付き合っていこう かなと思います。動物とし て人間のやり方ひとつだと 思います。 ただキライだけでなく、好 きな人の意見も聞き、地域 で取り組む乙との大切さを 感じた。 動物との共生モデル地区として 地域で支え合い、餌やり、不妊 問題 に しっかり取り組みたい。 特に餌やりの方へのお願い。 ユ劇引﹂ 参加していろいろな意見を聞 き、何か良い対策があればと 思います。避妊の費用をバザ ーを開いてしたらいかが。 皆様の意見を聞き、猫に不 妊手術ができて、猫が段々 少なくなるのを願いたい。 大変良かったと思いま す。又協力させていた だくつもりです。 3回色々芯問題が出まし たが、これからが大変だ と思います。がんばりま 猫、大嫌いでしたが、 3回の話し合いで猫と 仲良しになりたい。 , ー ー ー ー ー ー ー ー 圃 圃 圃 圃 圃 圃 圃 圃 圃 ・ 園 田 園 . 第 1回 猫好きな人もおられる が、猫に迷惑をかけられている人 が多いと思った。無責任に餌をや らないとと。不妊手術は是非 l 第3回 初めて参加しましたが行 政の方々も一生懸命とりくんで下 さったので心強く思いました。今 から楽しみに期待しています。 2 8 目 参加者がワークショッブを通じて感じていた ことが、この感想文にはいろいろあらわれて います。第3田に今後の取り組みへの希望を 見い出した人、自分とは違う意見を聞くこと で様々な考えがあることを感じた人、中には 猫嫌いの人が最後には猫と仲良し になりたい と書いた感想もありました。なお、地域の参 名の中で 3固とも出席したのは 3 加者合計 30 分の l程度でした。 I , 雲中公園の野良猫対策ワークショッフ ・・ -ワークシ ョッブを終えて その後の雲中地区 く空長-lJa. 闘の刷叫力闘.~~ 今後は fNPO輝うんちゅう jを核として、野良猫問題 に取り組むととになり、ワークショ ッブの内容や結果と N問 問 崎 同 帽 聞 書 代, ".,・.,但I& '~ID町東闘峰三盤償週宮司t甫 o . 同..叫...どで0<開掴ヲていまT . ・齢、ま巴櫨てらn疋・"ちで. @鉱11:1:1:.<0:溜..が‘.曹三 遁 もe s と."・隠 枚のチラシを作 これか 5の取り組みへの理解を求める 1 ぞれ伊予楢をZんで漕えてい,.奄ので唱,. そ Cで、野図書の伺睡霊 .:;nCl...tJl悶 ::vq~恨のに 『 酬 の 問 睡 目 立 つ い て 叩 ワークショッブ'" 酬し環日咽闘醐レて〈閏叫 枚配布しました。 成し、雲中公園周辺の住民に500 そして、 3月から愛護団体の支援を受けて野良猫の捕獲 が行われ、現在のところ 18匹の捕獲に成功しています 年4月4日時点)。また、地域と愛護団体からの (平成 16 ワーク山加傾 開始..ことζなり ζ叩 . c ε 刷に酎て刊号 電量怒品川・ … tτ 、 同叫 L a 一一…… ')J,且. . 温屋造且呈鑑皐丘三 rョ r . . ..I:"¥. T...."" .., TL1~ J........,. .r .l:1'l醐陶居酒 山 と明制f.j?'t ~1 1!1:': ~1 c.:雪えていま乱 寄付金が予想以上に集まり、当面の手術費用を賄える見 通しが立っています。もちろん引き続き寄付金を募った りして資金集めは続けていきます。 ζ暗闘・I) .~l~ること四宮内R …即由 にと..いと周 奪 できること0も 怠 臥 砂 でち. 0よる o. onT " . c ……笠・'"酔…" ーし'C~1 1!.e~\e.e~I IlT0l:'.h~<!iIt(l).:lUI c û1i1J!!: dR ろし〈醐~\(.,Ø! Y • o r .261-1533) . . . . . . . 匂 蓋 腕 " ' " 商 う ん ち 0う 晦5 1 . . 1 1 1. 1 11 1 さらに、実際にえさやりをしていた人(の一部)と話合いを行いました。地域の野良猫へ の取り組みゃ不妊去勢手術のことなどを説明し、手術への賛同は得ることができました。 雲中公園での野良猫に対する取り組みは、地域が主体となり、愛護団体や行政等からの協 力を得て、あせらす、じっくりと進めていくことになるでしょう 。 .運富者のつぶやき一運営にあたった東部衛生監視事務所の担当者に、ワークショップを 終えた感想を伺いました。 ・ブロク‘ラムと運営体制をふりかえって 今回のワークショッブプログラムには満足しています。その理由は次の 3点です。 が参加者の閏 ます、第 1に、ワークショッブの一番の目的であった「相互理解」と「合意形成J 1こ、地域のやる気を醸成することができたこと 。最後に 、 で達成できたとと 。そして第 2 行政、愛護団体、地域との協力関係ができたとと。この3つです。 しかし反対によくなかった点もあります。 ひとつは話し合いが地域全体の動きにまで、至らなかったこと。もうひとつはワ クショ ッ ブの運営が行政主体になってしまったことです。地元と行政、そして神戸まちづくりワ クショッブ研究会の協力体制はまあとれていましたが、特に地域との関係においては、行 政主体になりすぎたと思っています。 ・今後への思い しかし参加者の意見は地域の野良猫への取り組みに反映され、ワークショ ッブにより具体 的な取り組みの方向性を共有することができました。 ワークショッブ後にもチラシ配布や不妊去勢手術等の取り組みが進めうれています(上記 参照)。まだ地域全体での活動にはなっていませんが、それはこれからだと思っています。 29 広団仁 これか 5も少しす、つ地域との融和をはかっていくことになりそうです。 m凶 皿 巾山 巾 ω mω :仁コワークシ ョッブの報酬の実際 ワークショッブの企画・運営には、場合にもよりま: :すが、手聞がかかるととが多いようです。では、そと: で必要になった経費や、運営スタッフへの報酬は、ど: のよう に考えればいいのでしょうか? 残念なごとに実際のまちづくりの現場では、ワ ク: ショッブは「住民の意見聴取のプロセスの一つ」程度: にし か認識されておらず、それ に見合った適切な報酬: が用意されていないのが現状です。公園づくりの例を: あげると、ワ ークショッブは基本設計や基本構想の策 定の一部にしか過ぎず、ワ ークショッブを行う行わな いに関わうす同ーの報酬基準で判断されることがほと んどで、その効果や重要性は、まだまだ顧み 5れてい ないといってよいでしょう。 f 神戸まちづくりワ ーク ショッブ研究会jのメンバーからは、歩掛り計算に基 づいて「基本料金 50万円、各回ワ ークショ ッブの実施 アフタ ーフ ォローも含む) 50万円程度jという提案 :が出されていますが、 一部を除いて、実際に適用され .ることはほとんどありません。 こうした現状もありますが、 一方でワ ークショッブ: のスキルや効果に対する一般的な評価軸が設けられて: いないという問題もあると思われます。つまり、ブロ : グラムの企画能力や、ファシリテ ターの運営能力を: 評価する仕組みが、まだ全くないのです。例えば同じ: テーマで、同じ数の運営スタッフが用意されていたと: しても、プログラムやスタッフの質、参加者の性格な: どによって、ワ ークショッブの成果は全く異芯るもの: になり得ますが、その差をどのように評価すべきかと . .言う課題があります。 とのような課題は充分に理解されているとは言えま せんが、例えば上に示したような報酬基準を設定する ことは、ワ クショッブという手法が適正な社会的位 置づけを持つために、今後、大きな重要性を持つと考 ・えられます。 3 0 ・
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