[3] 英語 英語の学習は毎日コツコツと努力すること以外にはない。簡単に英語をマスターできる 特別な方法はない。英語の力を身につけるには毎日英語に触れることである。毎日一定の 時間を決めて、必ず勉強することである。授業前の予習が必要で、できるだけ自分で調べ ておいて、疑問点を授業で解決する。予習でわからなかった箇所は、授業で先生の説明を よく聞いて理解し、さらに復習によって学んだことを完全に使えるようにする。 (1) 予習 ① 音読する。 教科書を声に出して数回読んでみる。区切るべきところを区切り、声の 上がり下がりの調子や強弱のリズムをつけて読む練習をする。声を出すことが大切で読 めない語はチェックしておき,授業で注意して聴いて覚える。 ② ノートに本文を書き写し、単語や熟語の意味を調べる。 意味を考えながら写本する。 新出単語や熟語、既習の単語でも忘れたものは辞書で調べる。その際,意味だけでなく、 発音記号や品詞、語法や例文などにも注意する。 ③ 訳してみる。 本文を自分なりに訳してみる。重要な文法事項や構文があれば参考書 で調べる。わからないところはチェックしておき,授業で解決できるようにする。 ④ 再び音読する。 語句や文の意味を調べてあるから、最初の時より読み易くなり、時 間もかからないだろう。意味を考えながら声を出して読む。 (2) 授業 ① 音声教材や先生の音読を注意して聴く。 新出単語の発音、文全体のリズム、抑揚、強弱、文の区切りに注意して聴く。正しい 発音ができるように、大きな声で発音練習をすることが大事。述べられている内容の要 点や話者の伝えたいことは何か,注意して聴くこと。 ② 先生の説明を集中して聴く。 大切な語句、表現,文法の説明をしっかり聴く。 ③ ノートを取る。 板書されたものを全部ノートに取る必要はなく、何を説明するために板書しているか を確認してノートを取るようにする。後で復習整理する時に見易いように、書き足せる ようにスペースを十分取ること。 ④ 質問をする。 予習でわからなかった箇所や,説明を聴いてもよくわからない時は,その場で質問し、 理解するようにする。 (3) 復習 ① 音読する:意味を理解しながら音読する。暗唱するぐらい音読するとよい。 ② 新出語句や表現を覚える:新出語句、重要な構文、文法事項など、その日で覚える。 ③ ノートを整理する:授業で確認した訳文の訂正,新しく発見したこと等を整理する。 ③ 練習問題をする:問題集で力試しをしたり、新出語句や構文を利用して英文を書いて みるのは表現力を高めるのに役立つ。 ◎英語力を伸ばすあらゆる機会を積極的に利用しよう! ▲校内の各種コンテストに参加して、自分の英語力を試してみよう! 1 スピーチコンテスト (7 月) 「県大会の予選を兼ねる」 2 エッセイ・絵日記コンテスト(9 月) 3 英語カラオケコンテスト (11 月) 4 (3 月) スキットコンテスト 5 英単語コンテスト 「県大会の予選を兼ねる」 (3 月) ▲英語検定に合格するという目標を定めよう! 在学中に普通科は英検 2 級の合格をめざそう。 ▲「毎日英文日記」「週にまとめて英語エッセイ」を書いて表現力を磨き、英語の力を確 実なものにしよう! 最初は、5 文英文日記から始めて英文の数を次第に増やしていく。辞書を引いたり 参考書で例文を探したりしながら、単語の数を増やし、英語で自己表現ができるよう にすることが大切である。授業で学んだ単語や表現を用いれば復習にもなる。自分の 思っていることや言いたいことが英語でスムーズに出てくるようになれば、実力がつ いた証拠である。 Practice makes perfect!! 日々の積み重ねが大切! ▲テレビやラジオの英語会話を視聴したり、ALT に積極的に話しかけたりして、コミュ ニケーション能力を高める訓練をしよう! 英字新聞や雑誌等に目を通し,生の英語に触れよう。ネィティブの発音やイントネ ーションを聴き,自然な英語の音やリズムに慣れるように心がけよう。 ▲各種留学制度やハワイ交流プログラム、姉妹校交流プログラムなど、在学中に海外 に出るチャンスがいろいろある。チャレンジしてみよう! 実際に外国に出てそこで生活してみることは異文化を理解するよい機会となる。改 めて学習意欲がかき立てられ、自分の将来の進路につながる良いきっかけとなる。事 情が許すのであれば,ぜひ挑戦してみよう。ただし注意すべきことは,決して安易な 留学はしないこと。在学中にしっかりと学力をつけておくこと。行けば何とかなると いう甘い考えは捨てることである。
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