親子で読みたい平和を考える本(2011年‐2012年出版から) 「パンプキン! ~模擬原爆の夏~」 「戦争を取材する 令丈ヒロ子/作 山本美香/著 ~子どもたちは 何を体験したのか~」 扶桑町図書館 ☎ (93)8630 開館時間 午前 10 時~午後 6 時 「わたしたちの 窪島誠一郎/作 『無言館』」 From LIBRARY 身近にあっても見すごしていた戦 地雷で脚を失ったアデム、ゲリラ 戦争に兵隊として駆り出された 画学生たちは、自分が愛した人や故 に誘拐され兵士にされたターティ、 争の大きな傷あとを、夏休みの自由 郷の山河を描きのこし、それまで 目の前で友達を殺されたアブドゥヌ 研究で調べてみると…。1945 年、 握っていた絵筆を銃にかえて、戦地 ール。世界の紛争地域を取材するジ 終戦の年に、原爆投下の練習のため に発っていきました…。戦争で犠牲 ャーナリストが、戦争の中で懸命に 模擬原爆・通称パンプキン爆弾が日 になった画学生たちの作品を紹介し 生きる子どもたちの姿を紹介し、平 本各地に落とされていた事実を小説 和の大切さを訴える。 ます。 作者は 1967 年生まれ。山梨県 で紹介する。 作者は 1941 年東京生まれ。信 出身。都留文科大学卒業。ジャーナ 作者は大阪府生まれ。嵯峨美術短 濃デッサン館、無言館館主、作家。 「無 リスト、ノンフィクション作家。独 期大学卒業。作品に「若おかみは小 言 館 も の が た り 」 で、 第 46 回 産 立系通信社ジャパンプレスに所属。 経児童出版文化賞、第 7 回信毎賞、 イラク戦争報道でボーン・上田記念 学生 !」シリーズ「ミルカちゃんと 第 53 回菊池寛賞などを受賞。 はちみつおためしかい」など。 国際記者賞特別賞を受賞。 8 月の催しもの と き 5 日(日) その他の平和を考える本 催しもの 11:00 ~、 夏休みおたのしみ会 15:00 ~ 11 日(土) 10:30 ~、 原爆のビデオ上映 14:30 ~ 19 日(日) 11:00 ~、 子どもビデオ劇場 14:00 ~ ◆「94 歳から 10 代のあなたへ伝えたい大切なこと」 吉沢久子/著 ◆「語り伝えるアジア・太平洋戦争」1 ~ 5 吉田裕文/監修 ◆「地雷原のポン」 山本けんぞう/文 デュフォ恭子/絵 ◆「絵本子どもたちの日本史4 戦争と子どものくらし」 石井勉/絵 25 日(土) 10:30 ~ のりくんのおじさん 26 日(日) 11:00 ~、 子ども科学教室 15:00 ~ 毎週木曜日 10:00 ~ あかちゃんクラブ 12:30 ラッコルーム 毎週土曜日 14:00 ~ ◆「ピートのスケートレース ~第二次世界大戦下のオランダで~」 ルイーズ・ボーデン/作 ニキ・ダリー/絵 ◆「デイゴの花」 桜井信夫/文 鈴木義治/絵 ◆「へいわってどんなこと?」 浜田桂子/作 俳句 「茅の輪」 ふそう俳句会 市川 信子 真先に風のくぐりし茅の輪かな みどり児のよく笑ふ日や青葉風 伊藤 北宵 乗鞍高原郭公の声しかと聞く 飯田千代子 円満な家庭 男が負け上手 前本たかし 法要にたぐり寄せられ五年ぶり 玉田 博子 猛犬と書かれチワワのお留守番 猪野 和子 短歌 和田 悦子 小木曽澄子 荻生徂猍 「百歳 」 ふそう短歌会 百歳まで生きてと励まし歌ひたる ふる 〈これから音頭〉に母還りこよ ろうせんたいみん ちょう 緑陰に憩う人らの談笑を さらいて初夏の風の過ぎゆく 後藤 一枝 わた さいけい るの楼船大明を震わす あ ー 26 ー 川 柳 扶桑川柳クラブ (2012 年課題図書) 雨の中ひときわ百合の香りいて 硝子戸しばしあけおく一日 いずく じ 々悪しく じ んぞ知らん此の地柴刑を長ぜんとは 海を絶 寧 しった 千山の風雨時 作す 当年叱咤の声 なお な 猶 「意」 秀吉の朝鮮征伐の軍船は明の国を震わした。その秀吉の 豪華な居城も没後三十四年で廃城となり、石垣一つ残ら ない。茨など雑木の生い茂るさまを誰が予想することが できたろうか。この附近の山々には風雨凄ましい唸りを あげて荒れ狂うことがあるが、それはさながら秀吉の大 音叱咤の声か。 正風流二代目家元 山内 正風 詩 吟 「豊公の旧宅に寄題す」 「おはなし」と 「あそび」の広場 広報ふそう 2012 年 8 月号
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