平成25年度(PDF - 関西ハンガリー交流協会

<会員の広場>
【平成25年】
■会報誌25号が出来上がりました。
シュディー・エリカさんからの美しい写真がついた楽しいお話や日本ハンガリー友好協会の方からの
特別寄稿もあります。
お問い合わせは事務局武田まで(06-6271-6681)
■ヒダシ・ユディットさん歓迎会開催 9月25日(水)
大阪大学中之島センターで
ブタペストにあるハンガリー友好協会前会長の
ヒダシ・ユディットさんが京都学術訪問のために
来日されました。
これを機に当協会では大阪大学中之島センターで、
ヒダシさんを囲んでの歓迎会を催しました。
参加者は向山会長、伊藤神戸大教授(元ハンガリー
大使〉をはじめ12名ほど。ヒダシさんは私達の
ためにパソコンを使って、ハンガリーのEUの中での
位置づけと今後の変化への期待を分かりやすく
解説されました。そのあとヒダシさんご持参の
ワインをいただきながら温泉・グルメ・ワインの話で
盛り上がりながらランチを楽しみました。
■セルダヘイ大使が神戸大学で講義 6月28日(金)
神戸大学経済学部で セルダヘイ大使が、ご出身の
神戸大学で講義を行いました。100名を超える学生を
前に久保広正教授の司会で講義が始まり、大使は
ハンガリーの地理的歴史的説明から中欧4か国
(ハンガリー、ポーランド、スロバキア、チェコ)による
新しい政治・経済グループV-4の意義や日本との
関係を大変わかりやすくお話しされました。
駐ハンガリー大使を経験された伊藤哲雄教授の進行に
よる質疑応答では学生から活発な質問が出て、大使は
丁寧に応えておられました。
taishikougi.jpg(写真提供:EUIJ関西事務局)
講義終了後、大学と協会関係者が大使を囲んで懇談
する場が設けられ、親しくお話し合いをさせて
いただきました。
■音楽の祭日2013 6月22日(土)生野区役所ロビー,
6月23日(日)大阪ヒルトンロビー 夏至の日に合わせて
世界各地で行われる「第12回音楽の祭日2013」の
一環として、おなじみラークトリオの皆さんが生野
区役所ロビーと大阪ヒルトンロビーで演奏会を
開きました。生野区役所ロビーの演奏会にはご近所
のお客様150名ほどがつめかけ「チャルダッシュ」
「チゴイネルブギ―」等を楽しみました。
■会報誌24号が出来上がりました。
シュディー・エリカさんの刺しゅう談義は佳境に入りました。その他行事のご報告やエッセー満載です。
お問い合わせは事務局武田まで(06-6271-6681)
■25年総会で国際理解講演会
4月20日、総会に引き続き恒例の国際理解講演会
があり、大阪ユネスコ協会の会員と一緒にダイアン
吉日さんの落語とトークを楽しみました。一般参加者を
含めて50名ほどに膨れあがった会場は終始湧
きっぱなしでした。ダイアンさんは1990年に来日、
桂枝雀さんと出会ったのがご縁で英語と関西弁による
創作落語を始められ、いまやかなりの売れっ子。
ちなみに「ダイアン」は、「大安吉日」をもじった
のでなく本名だそうです。
トークは落語そのものの紹介からスタート。せんす、
風呂敷の小道具や独特の立ち居振る舞い等を、
笑いを誘いつつの英語で説明。落語は、初めて
来日した「ジェフさん」の日本驚き体験。
落語もさることながらダイアンさんの真骨頂はトーク。
最初から最後まで高いテンションで観客を
巻き込みます。日本人は日本に来てすぐの外国人に
必ず「Do you like Japan?」で始まり
「Where do you come from?」と続き、会って
すぐなのに極めつけの「How old are you?」と
質問すること、積極的にも消極的にも、時には
否定的にも使われる「ちょっと・・・・」という日本語の
真意がなかなか理解できなかったことなど日本文化の
一端をチクリと皮肉しつつも、最後は日本文化の素晴
らしさに日本人自信が気付いていない面がある、
もっともっと自信を持って日本文化を発信するべきだ、
と力強く応援メッセージ。
■2年ぶりの新年会
2月15日(金)、帝国ホテルオオサカで2年ぶりとなる新年会が大阪ユネスコ協会と合同で開催
されました。
当日ははあいにくの雨でしたが両会合わせて42名が参加。中馬大阪ユネスコ協会会長に続いて
向山会長の挨拶があり、「このところ震災の影響で途絶えていたイベントが目白押しで嬉しい悲鳴」
との挨拶。また、「ニーチェの馬」がキネマ旬報ベストワンになったこと、京都工芸繊維大学 所蔵の
100年前のジョルナイ作品が公開展示される動きがあること等を皆さんに報告しました。
続いて会員のマルコン・シャンドルさんが流暢な日本語で乾杯の音頭。バイキング方式の食事を
いただきながら しばし歓談。お待ちかね、福永精一さんのグループ「チャパーシュ」による演奏が始まる
と会場は一気に盛り上がり、おなじみの「ひばり」をふくめて五曲たっぷり楽しみました。
また、ユネスコ関係で花の宮祐三子さんによるインド古典舞踊のお披露目がありました。幻想的で
おおらかな感じの踊りに一同うっとりして見入りました。
終了後、臨時の講習会があり、会員の辰田夫人や関大のユネスコクラブの学生が壇上で熱心に
教わりました。山幡大阪ユネスコ協会副会長の中締めの挨拶でお開きとなりましたが、終了後も
あちこちで談笑の輪が続きました。
■向山和子さんがハンガリー日本友好協会から賞を受賞
理事の向山和子さんが長年の貢献によりハンガリー日本友好協会(ヴィハル・ユディト会長)から
文化交流貢献賞を受けられました。
向山和子さんは何度もハンガリーを訪れ個展を開いたり、ワークショップを開いたりして日ハの文化
交流を精力的に続けておられます。
また、昨年春に刊行された「向山和子の世界」が同会長によってハンガリー語に翻訳されました。
ご本人は「ハンガリーは第2の故郷。お互いの国に、より関心を持ってもらえたらうれしい」と語っています。
このニュースは9月12日付で神戸新聞に掲載されました
■ハンガリー映画「ニーチェの馬」が「キネマ旬報1位に
1月11日に「キネマ旬報ベストテン」が発表され、ハンガリーのタル・べーラ監督作品の「ニーチェの馬」
(原題:トリノの馬)が2012年度外国映画部門の一位となり、
外国映画部門の作品賞に選ばれた、という報道がありました。「梅田ガーデンシネマ」で3/2~3/15に
アンコール上映されル予定です。
■平成24年度総会で三つの講演
平成24年6月15日に開かれた総会の後、大阪ユネスコ協会の会員の皆さんと一緒に三つの講演を
聞きました。講演の概要は秋に発行の会報誌に掲載します。
1.「ハンガリーの温泉文化」 講師:ボルショシュ・レヴェンテ大阪大学外国人特任教員
お話は、火山のないハンガリーになぜ温泉が多いのかということから入って、歴史を紐解きつつ
それぞれの時代の温泉事情を解説いただきました。ハンガリー語による講演で大阪大学の
岡本真理先生が通訳にあたられました。温泉が容易に出るという環境に恵まれていることも
さることながら、いつの時代にも温泉をこよなく愛し続けてきた人たちがいて、その積み重ねが
文化として根付いてきたのだということが良くわかる本当に楽しい講演でした。
2.「お味噌にまつわるお話」講師:フレンリー・アントニー大阪味噌醸造(株)代表取締役
講師のフレンリー・アントニーさんは1986年から大阪に住み、1990年に明治30年創業の
同社にご入社。会社は奥様の父上が3代目という老舗です。今回は私達になじみ深い
お味噌のあれこれについてお話ただきました。同社は長期熟成と天然醸造がウリで、基本的に
業者さん相手のご商売だそうです。従ってスーパーなどではお目にかかれません。
流暢な日本語(関西弁)でお味噌の世界をわかりやすくお話しいただきました。
「味噌汁一杯三里の力」
3.「樹木医の世界」 講師:中川育男・中川技術士事務所長・樹木医
多くの樹木を診断してこられた経験をもとに、樹木に対する見方についてのお話を伺いました。
守る・残すだけでなく時には切り捨てる判断も大切だし、木一本ではなく森を見ることがさらに大切、
という含蓄のあるお話でした。
■会報誌22号が出来上りました。
関西ハンガリー交流協会の会報誌22号が出来上がりました。今回の号は新大使のご紹介
向山会長による書籍紹介のエッセー、マンガリッツァポークフェア(高槻京都ホテル)、
チャルカさんの「一日酒場」等など。
お問い合わせは協会事務局・武田まで TEL 06-6271-6681
■FAX番号が変わりました。
06-6271-6681(電話番号と同じです)
■向山和子さんが出版記念小品展開催
会員の向山和子さんが「向山和子の世界」出版を記念してH23年2月1日~15日、神戸市の
ジュンク堂で小品展を開きました。1日にはオープンセレモニーがあり、お弟子さんをはじめ大勢の
関係者が駆け付けました。会場には「岳」シリーズの作品が展示され、ご本人は御礼の挨拶のあと
竹と菖蒲の水墨画を即興で書きあげ、会場は大いに沸きました。