APRU-ACES ワークショップを開催しました(2014/7/21)

APRU-ACES ワークショップを開催しました(2014/7/21)
テーマ:APRU, APEC、地震シミュレーション
場 所:東北大学片平キャンパス片平北門会館 2 階(宮城県仙台市)
7 月 21 日(月)に災害科学国際研究所(IRIDeS)は、Association of Pacific Rim Universities
(APRU)と APEC Cooperation for Earthquake Simulation (ACES)グループと共に、ワーク
ショップを東北大学にて開催しました。東北大学客員教授でもあるジョン・ランドル教授(カリ
フォルニア大学デービス校)が議長を務め、アンドレア・ドネラン教授(カリフォルニア工科大
学・NASA)や、防災科学技術研究所(NIED)
、APRU 事務局から 10 名が参加しました。当研
究所からは、遠田晋次教授(災害理学研究部門)
、小野裕一教授と泉貴子特任准教授(以上、情報
管理・社会連携部門)が参加しました。ACES はこれまでにもアメリカ、日本、オーストラリア、
中国において、2 年ごとに国際シンポジウムを開催し、地震シミュレーション分野で著名な研究
者との意見交換や議論を行ってきました。
今回のワークショップでは、地震シミュレーションや予測システムなどの高度な技術を、いか
に実践的なものとして防災に活用するかなどについて、意見交換がなされました。最後に、今後
の計画として、APRU-IRIDeS マルチハザードプログラムと ACES の連携を強化し、様々な研
究・学術機関や若手研究者との交流を深め、APEC 加盟国との共同研究やデータ共有などを進め
ていくことを確認しました。また、来年には、ACES の年次シンポジウムを日本で開催できるよ
う APEC の中で検討を進めていく予定です。
アンドレア・ドネラン教授
福山英一主任研究員 (NIED)
ジョン・ランドル教授
遠田晋次教授
文責:泉貴子(情報管理・社会連携部門)