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ザンビアってどこ?? - ふくしま青年海外協力隊の会

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みなさん! ムリ ブヮンジ?(ニャンジャ語…お元気ですか?)
福島県須賀川市出身、大和田ゆかりです。
今、私は青年海外協力隊員(卓球隊員)として、アフリカ大陸南部の国「ザンビア共和国」
というところで暮らしています。
では、そんなザンビアと私の活動を紹介しましょう。
アフリカ大陸
☆☆ザンビアってどこ??☆☆
みなさん、
「ザンビア」って聞いたことありますか??
ザンビアがどこにあるか分かりますか?
☆この赤いまるで囲まれている
ところがザンビアです。
ザンビアの面積は日本の 2 倍、人口は日本の約 10 分の 1。
日本より大きく、でも人は少ない…
そんな、アフリカ大陸南部の国です。
このザンビアには 73 の部族が住んでいます。
公用語として使われているのは英語ですが、部族ごとで違った言葉が使われています。
ニャンジャ語・ベンバ語・ロジ語・トンガ語…まだまだ沢山ありますヨ☆
ちなみに、私は“ニャンジャ語”が使われている地域…首都の“ルサカ”というところに住
んでいます。
私の住む首都ルサカには、南アフリカの影響を受けて大型ショッピングセンターもあま
す。ですから、日本と同じような買い物も生活も出来ます。でも、このような暮らしをし
ている人はごく一部の少ない人たちだけ…。実際には、1 日 1 ㌦(110 円くらい)以下
で生きていかなければならないという人が沢山います。
☆皆さんに宿題!!
私の住む首都“ルサカ”はどこでしょう??
世界地図開いてみましょう♪
☆☆ビクトリアフォールズ☆☆
はい!!皆さんに問題です。
“世界三大滝”の名前をあげてみましょう。
①ナイアガラの滝(アメリカ合衆国)
②イグアスの滝(アルゼンチン)
そして・・・、
③ビクトリアの滝(ザンビア)
そう、ザンビアには、大きな大きな滝があります。
滝の幅は1700m、高さは水の量によって変わりますが、
76~105mもあります。
☆みなさん夜に虹を見たことありますか??
天気のいい日には二重にも三重にもかかる虹。
でも、そんなことで驚いちゃいけません!!なんと!!
4月~6月の満月の夜には…なんと、夜なのに!月の明
かりで滝に虹がかかります。初めてみた時は、声も出な
いほどキレイで、とってもとっても不思議な感じでした。
これを“ルナレインボー”と呼びます☆
ザンビアでは、沢山の自然に触れることが出来ます。
世界有数の透明度(湖水)を誇る“タンガニーカ湖”
ザンビア西部から、ジンバブエとの国境を流れる“ザンベジ川”
世界でも有数の銅山“コッパーマイン”
野生の動物が沢山住んでいる、19個の“ナショナルパーク(国立公園)
”などなど・・・
身近では・・・
1年を通して、町や村のマーケットには季節それぞれの野菜
や果物がきれいに並べられています。マンゴー、グアバ、パ
パイヤ、バナナ…トマトにサツマイモ・オクラ…まだまだ沢
山ありますヨ。
ザンビアの野菜や果物は、太陽の光をたっぷり受けて育って
います。ですから、とっても、甘くて、それぞれの野菜や果
物の味をしっかりと感じることが出来るんです。
そして、とっても広くて青い“ザンビアの空”
どこまでも広がる“雄大な
雄大な大地”
季節ごとにみられる“色とりどりの花たち”
私はこんなザンビアの自然が大好きです。
落ち込んでいる時も、日本が恋しくなった時も、
顔を上げてみると私の目には沢山のザンビアの自然
が飛び込んできます。
そうすると不思議と心が温かくなって、ス~っと元気になれてしまうんです。
私の配属先…
さて、私の配属先を紹介しましょう!!
私は、国立スポーツ協議会(以下 NASDEC…ナスデック)に
卓球のコーチとして配属されています。そして、ナスデックに
併設されている国管轄の体育館で毎週月曜日~金曜日、午後 2 時~5 時までの1日3時
間のトレーニングコースを持ち指導にあたっています。
ザンビアで、人気
人気のある
人気のあるスポーツ
のあるスポーツは
スポーツは“サッカー”
サッカー”。ザンビアの子ども達は、ビニール
袋に新聞紙やいらない布などをつめて即席ボールを作り、家の周りで友達と遊ぶのが
“日課”というほど、サッカー好き。
逆に、卓球
卓球は
卓球はまだまだ身近
まだまだ身近にあるものではなく
身近にあるものではなく、
にあるものではなく、気軽に
気軽に楽しめるスポーツ
しめるスポーツではあり
スポーツではあり
ません。
ません。ですから、競技スポーツとして厳しく卓球の指導にあたっているというより、
卓球というスポーツを楽しむ中で、挨拶やマナーなど道徳的な指導をしていると言っ
た方が正解かもしれませんね。
通ってくる子どものほとんどはコンパウンドという
低所得者層の集合住宅に住み、シューズも無く、着
ている服もほとんど同じものです。多くの子どもは
時間も守れず、挨拶もままならない、決まりを守る
ことも出来ません。
私の伝えたい『継続は力なり』以前の問題が
山積みの状態です。
でも、卓球をしている時の子ども達は、とっても楽しそうで「卓球が大好き~」
という気持ちが伝わってきます。打ったボールが気持ちよく決まった時、入らなか
った時、子ども達は、嬉しさ・悔しさを体全身をつかって表現します。そんな時、
友達に勝ちたい!!・卓球が大好き!!っていう気持ちが、純粋に、とても強く
伝わってくるのです。
☆☆ ナスデック 卓球大会 ☆☆
ザンビアには卓球大会は
卓球大会は数えるほどしかありません。
そして、その大会に出場できるのは数少ない卓球クラブのメンバーと、決まった高校の
生徒だけです。ナスデックに通ってきているほとんどの子どもは、クラブに所属してい
るわけではなく、大会の参加費を払えないため、その大会に出ることが出来ません。
そこで、職場となっているナスデックの体育館で、 “ナスデック カップ”を開きました。
卓球の大会に参加するのが初めて!!という子どもが約半分。
いつも、練習に遅刻してくるのに、大会当日に限って、集合時間の前にはほとんどの子ど
もが集まっているではありませんか!そして、卓球台の準備の早さ、ものすごい張り切り
ぶりの大会運営の手伝い・・・。
それほどこの大会を楽しみにしていたんだぁ~と思うと、
大会までの準備にかけた苦労もどこかに吹っ飛んでしまいます。
当日の参加チームは合計 8 チーム、約 50 人の選手が集まりました。
種目は男子・女子のトーナメント戦です。
いつも、同じメンバーとの練習、他の学校やクラブのメンバーとの関わる機会の少ない中、
この大会中は、いつも見ることのできない他の学校やクラブの自分より強い選手のプレー
を見たり、新しい友達が出来たりと、とても子ども達の満足した姿が見られました。
大会の上位のほとんどをナスデックの
生徒が占めるという大変嬉しい結果でした。
最後に…
私の家にいるガードマンとのお話しを紹介しましょう。
とある日の夕方、いつものように仕事から帰ってきて、
ガードマンに扉を開けてもらいゲートをくぐった時、
ガードマンが『ンジャーラ
ンジャーラ…
ンジャーラ…』っていいます。
→これ、ニャンジャ語で『腹へった…。
』
これから夜勤が始まるのに、今日は夕ご飯を忘れてしまったとの事。
→これ、ザンビア人よくやります…。
理由を聞くと多くのザンビア人曰く…「ただ、忘れてしまった…」先のことを考え
て見越して行動するザンビア人…とっても少ない・・・。
また、ザンビアでは道を歩いていると・・・
「金くれ~!あんたの乗ってる自転車くれ~!!」
マーケットで買い物していれば・・・
「あたしに何買ってくれるの?お腹すいたから何か買って!!」
→これ、日常茶飯時…。
でも、みんな、本気で言っているのではなく、ほとんどが『駄目モト』で軽い
ノリ。だから、あたしは何か理由をつけて軽く断っています。
そう、この時もいつもの如く、駄目もとで軽い感じで言っているのだろうと思い断り
ました。・・・っが、断られてもいつも明るいザンビア人が…この人は違いました。
そこで、冷蔵庫にあったレモンを二人で半分こして一緒に食べました。
こんなことがきっかけでガードマンと語ったんです。
『幸せ』ってなんだろう…
ってなんだろう…?って。
ガードマンは、日本
日本は
日本は金持ちだから
金持ちだからイイ
ちだからイイ国
イイ国…幸せだろう…って言います。
…言い張ります。
ザンビア人から見たら、日本人は「お金持ち」。
日本はすごくいい国なんだろう…って思っています。
あたしも、日本は大好きだし、いい国だって思います。
でも、日本を出てザンビアを見て…。そして、ザンビアから日本を見て…。
『幸せ…』ってなんだろう?って、感じることがあるし、この時も考えさせられまし
た。
ザンビア人
ザンビア人は家族をすごく
家族をすごく大切
をすごく大切にします
大切にします。
にします。
遠くと~くの親戚までも本当の家族のように…。
そして、家族で一緒に過ごす時間を大切にします。
お母さんと子どもが一緒に過ごす時間もいっぱい。
仕事をしているお母さんの脇で、一生懸命お手伝いをする子どもたち。…と思いきや、
兄弟ケンカを始めたりして・・・。笑
時間にとらわれることなく人と人とのかかわりを大切にします。
こんな光景を見ていると、
「あったかいなぁ…。」って感じます。
そして、みんな心から幸せいっぱいの笑顔で笑います。
こんな風な家族との関わり、人と人の関わり…、どこかせかせかして忙しい、今の日
本には少ないんじゃないかなぁ…って感じます。
最後まで、ガードマンは「お金のある日本のほうが幸せだ!」
「…いや、金があるだけが幸せじゃない」っと私。
どちらも幸せなんだと思います。
当たり前のこと…だから幸せと気づかない。
日本を出てザンビアを見て、外から日本を見なかったら気づかなかったことだと思うし、
考えなかったかもしれない。
ザンビア人も、実際に日本を見たり、ザンビアの外の世界を見たりして、外からザンビ
アを見てみないと、当たり前のことが当たり前すぎて、ザンビアの彼らの幸せを幸せと
気付かないのかもしれません。
◎みなさんの“しあわせ”ってなんですか??
美味しいご飯を沢山食べれること~♪
テレビゲームが出来ること~♪
テストで 100 点取った~♪♪
お母さんお父さんと買い物にいけること~♪♪
みんな、それぞれ幸せに感じることがあると思います。
それが当たり前すぎて幸せということに気付かないかもしれません。
そして、世界では、皆さんの感じる、その当
当たり前
たり前の幸せが、
せが、当たり前
たり前に出来ない
出来ない人
ない人が
沢山います
沢山います。
います。
みなさん、そんな人がいること、想像してみてください。
そして、そんな当たり前の幸せを大切にしてくださいね。
みなさん、ザンビアのことを沢山知ることが出来ましたか??
大和田ゆかりの“ムリ ブヮンジ通信”はこの辺で・・・。
最後までお付き合いくださってありがとうございます。
では、みなさん、「テザオナナ フーティ!!」(また会う日まで!!)
2008年1月10日
平成 18 年度2次隊
ザンビア・卓球
大和田ゆかり
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