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12月14日 県高P連 生徒指導専門委員会全体会

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埼玉県高等学校PTA連合会
PTA会長
小林
生徒指導専門委員会全体会報告
祐一
平成 22 年 12 月 14 日川口市総合文化センターリリア音楽ホールで開催され、本校から
は私と山田副会長、高田監事、河合後援会副会長が参加をしました。
当日は各校の実践発表に先立ち少年犯罪予防委員会代表
幸島
美智子さんによる講演
がありました。演題「『心を育てる』~ネット社会における子育て~」ということでお話
をしていただきました。
内容については以下の通りです。
1.高校生を取り巻く問題
(1)初発型非行の現状
①初発型非行:万引き、自転車盗、オートバイ盗、占有離脱物横領
②少年犯罪(刑法犯)の 70 %が初発型非行(検挙最多年齢 16 歳)
(2)薬物乱用
①若者に薬物が広がった経緯と薬物の種類
(興奮系・抑制系・幻覚系・合成麻薬)
②一度でも使えば脳にダメージが残る(体制・依存性・幻覚・妄想)
(3)いじめ問題
①いじめによって人生が変わる
②本当の解決は加害者の心のケア
(4)ネット(携帯電話)による犯罪被害・加害
①被害:ネットいじめ、出会いの被害、薬物乱用、架空請求、個人情報の流出
②加害:詐欺、威力業務妨害
2.ネット・ケータイの落とし穴
(1)子どもたちが利用しているサービス
モバゲータウン・ミクシィ・グリー・携帯小説・動画共有サイト(ユーチュー
ブ・ニコニコ動画)・自己紹介サイト(プロフ)
(2)ワンクリック詐欺・架空請求の被害(個人情報の流出)
(3)「出会い」による犯罪被害
①非出会い系サイト利用による援助交際の実態
②性のハードルはなぜ下がったのか
(4)ネットいじめ
①ネットいじめの特徴(匿名性、不特定多数に知られる、流出情報は取り返せ
ない)
②匿名のいじめは警察へ相談
(5)ケータイ依存・ネット中毒
①ケータイ依存:10 代の女子は 4 割が入浴中にも使用
②ネット中毒:オンラインRPGゲーム等
-1-
3.非行の現状を等してみる少年たちの心
(1)非行少年の多くが虐待経験者という事実
①虐待(身体・性的・ネグレクト・心理的)
②非行の背景(虐待・離婚・経済的)
(2)寂しさで穴の開いた心
温
①基本的信頼関係の確立
② 10 年毎の親の覚悟とは
過保護型
(3)プレッシャーで潰れる心
バランス型
甘
厳
①高偏差値学校の生徒の万引き
②決定的に足りないよう時期の遊び
放任・拒否型
過支配型
(4)成長しない幼い心
①過干渉では生まれない「生きる力」
冷
②人と人との関わり不足
4.成熟した真の大人に育てるために
(1)子育ての最終目標とは
「自立(自律)した常識のある大人に育て上げ、社会に送り出すこと」
(2)常識は親が教えるもの
話さなければわからない
(3)規範意識の育み方
卑怯は恥ずかしい、これだけでいい
(4)自己肯定感の生み方
①ありのままを認める、愛情を感じる言葉かけ
②祖国愛の手本を示す
(5)「問題解決能力」の大切さ
①問題解決能力、コミュニケーション能力の生み方
②判断力と責任力、情緒
(6)みんな我が子と思う子育て
我が子の友だちは皆我が子
(7)「ありがとう」の言霊
続いて各校実践発表の内容です。
Ⅰ.幸手高校より「幸手高校の生徒指導とPTA」という内容で発表がありま
した。
①学校行事への支援
・文化祭の一般公開では、生徒が安心して活動できるよう、生活指導部のメンバ
ーが分担して校内を巡回
・長距離走大会では進路保体部のメンバーが飲み物の配布、生徒の安全確保と行
事運営に協力
-2-
②進路講演会・教育懇談会
・進路講演会は、進路保体部のメンバーが学校の進路指導部と連携して、講師の
選出から講演の内容まで、保護者のニーズに応えるために工夫
③登校時の交通安全指導
・専門部の生活指導部では、年 3 回生徒指導部の先生方と一緒に登校時の交通安
全指導を行っている
④ハッピーハンド交通安全街頭キャンペーン
・幸手警察の協力の下、生徒が家庭科の授業中に作成した「鍋つかみ(ハッピー
ハンド)」を学校の近くの交差点で生徒達と一緒にドライバーの方に配布
今年で 13 回目を迎えた
⑤防災体験研修
・総務部の主催で防災体験研修を実施した。池袋にある防災館で、地震体験、煙体
験、消火体験の防災ツアーを体験し、参加者全員が地震や火災の怖さ、普段の備
えの大切さなどを学んだ
⑥「人間としてのあり方生き方教育」等への参加、支援
〈主な生徒対象の講演会〉
・「伝えあうことの大切さ」講師:NHKアナウンサー
・「性の危機管理」
講師:赤枝六本木診療所医師
・「ケータイ安全教室」
講師:NTTドコモ
・「薬物乱用防止教室」
講師:本講担当教員
松尾
葛西
聖司
赤枝
実季
恒雄
氏
氏
氏
Ⅱ.県立松山女子高校より「子どもたちの笑顔のために」という内容で講演が
ありました。
①登校指導
・日頃から服装、頭髪の指導は行っているが、6 月・10 月の衣替えの時期に、生徒
指導部の先生方と生徒指導委員会のメンバーが協力して厳しくチェック
②愛の一声運動
・7 月から 9 月松山市が中心となって行っている活動に委員会だけではなく理事や
教職員など、学校関係者が積極的に参加
③競歩大会など学校行事への協力
・PTAが積極的に協力
コースを走る生徒達の誘導・観察を、保護者と先生方と
が協力しながら行う。そして、ゴールでは保護者の作る熱々の豚汁で出迎えます。
◆まとめ
子どもたちを見守るということは、学校とは違う保護者ならではの生徒指導なのだとい
う事に気付きました。私たち役員が出来ることは、保護者に学校まで来てもらい子どもた
ちを見てもらうため、あるいは保護者同士・学校と保護者がより理解し合えるための機会
を作り、子どもたちの夢の実現を側面から支えていきたいと思います。
-3-
Ⅲ.熊谷農業高校より「生徒指導とPTA活動」 という内容で講演がありまし
た。
①多彩なPTA行事
・支部懇談会は、1 学期末の土曜・日曜、計 5 日間にわたって開催される。学校か
ら進路、生徒指導、学習、部活動、その他学校生活全般について説明・連絡を受
けた後、学年別に分かれて活発な意見交換・懇談が行われる。このときPTA事
務局で準備される冊子は 70 ページを超える膨大なものとなっており、この資料
だけでも「学校で今何が行われているか」「学校がどう動いているのか」をすべ
て知ることが出来るほど
・春の「グリーンフェスティバル」と秋の「熊農祭PTAバザー」は熊農PTA 2
代イベントである。これに関わる保護者の人数は、春・秋共に 400 名を超える
・多くの行事を遂行するための諸会議、打ち合わせが随時開かれており、会議だけ
でも延べ 20 回を超える。役員は何度も学校に足を運ぶことになり、仕事のやり
繰りなど大変ですが、皆さん「第 2 の高校生活」を楽しんでいる。
②こどもたちの安全と健全な成長は、すべての親の願い
・生活指導委員会の提案により、PTA・後援会では、『しけは家庭から』と題す
るアピールを採択し、子どもの教育を学校任せにせず、生活面での指導は保護者
が積極的に関わっていこうという取り組みを展開しています。総会や支部懇談会
などの場面を通じて、趣旨の確認と家庭における子育て教育の取り組みを訴えて
います。
・「ケータイ連絡網」学校のこと、学校での子どもの様子をもっと知りたいという
役員・保護者の声で導入検討、平成 21 年度よりPTAが中心になって運用開始
緊急事項に限らず、日常の学校の話題、日程などの連絡を中心に配信
・各種委員会で主催する行事の多くが親子で参加できる企画となっている。子ども
を巻き込み、子どもに寄り添いながらPTA活動を展開することで、子どもは親
の生き方や考え方、子どもに対する親の願いを自ずから学び取るのではないでし
ょうか。
◆まとめ
「開かれた学校造り」を積極的に推進する学校の方針によって、支部懇談会資料、
ケータイ連絡網等によって様々な情報が家庭に届けられることは、親として心強い
限りです。「だから学校に任せておけば安心」という事ではありません。親として
子どもが通う学校に関心を持ち、PTA活動を等して学校教育に関わっていくこと
はきわめて重要なことです。
★当日は 4 校の実践発表がありましたが市立県陽高校の発表は南部支部役員等研修会と内
容が同じでしたので掲載しておりません。
-4-
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