9月 - 青梅市教育委員会

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No.
平成28年度 学校だより
5
霞台小
5
3
青梅市立霞台小学校
青梅市新町 1-35-1
電話 0428-31-3090
校長 森 清隆
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リオデジャネイロ・オリンピック から学ぶこと
~学校と家庭が互いに子供を看て、力を付ける 2学期に!~
校長
森
清 隆
この夏は、4 年に一度のスポーツの祭典“オリンピック”がブラジルのリオデジ
ャネイロで開催されました。リオデジャネイロは、日本から見て地球の反対側です。
東京とは、昼も夜も、季節も反対でした。ご家庭では、どんな会話がなされたでしょう。
今回、日夜メダルラッシュに沸き、41 個ものメダルを獲得しました。
●体操:男子団体決勝で念願の金メダル!個人総合では内村選手が最終種目で逆転の金メダル。
●水泳:萩野選手が男子 400m個人メドレーで金メダル!女子 200m平泳ぎで金藤選手、金メダル。
●柔道:ロンドン五輪で金メダル0から3つの金メダル。復活、日本柔道。
●レスリング:伊調選手が史上初の女子4連覇。女子で4つの金メダル。
●バドミントン:女子ダブルス、最終セット5連続ポイントをとっての逆転で金メダル!
●卓球:男子団体銀メダル、女子団体銅メダル、男子個人では水谷選手が初の銅メダル。
●陸上:男子 4×100mリレーで、アジア新記録での銀メダル。
他の競技でも・・・
日々、感動的なシーンがいくつもいくつもありました。そこには、選手の最後まで自分を信じ
て戦うハートがあり、それは、相手との戦いを超えた自分との戦いであったのだと思います。
終盤の逆転劇だったレスリング女子の金メダルに、バドミントン女子ダブルスの最終セットの
5連続ポイントなど、心を揺さぶるシーンがたくさんありました。こうした日本選手のあきらめ
ない姿に学ぶものがたくさんあります。
そして、選手だけでなく、選手を支えるコーチや競技団体や組織の取組も忘れてはなりません。
柔道は、日本の格技“柔道”ではなく国際的な“JUDO”です。ロンドンの敗戦をふまえて他国
選手のデータ分析を進め、他国の民族格闘技を研究し、練習に取り入れた成果とも言えます。バ
ドミントンでは、海外からコーチを招聘して強化を図ってきています。卓球では、 水谷選手をは
じめ若い選手に早くから海外での試合を多く経験させていました。
学校ではどうでしょう。子供を選手として考えれば、学校の担任をはじめ教員や家庭での保護
者は、コーチにあたるでしょう。
子供との関係を考えるとき、子供が活躍できるように励ますことが大切なことです。子供は何
ができていて何ができていないかという実態から子供の課題をしっかりととらえて、その課題解
決のための方策を立てていく。取組にあたっては、やればできるよと励まし、そして、できたら
大いに褒めていき、自信をつける。日々の家庭学習について、家庭でも気を配り、できているこ
とを褒め、できていないことを励ます。子供は自分を看てくれていることが力になります。オリ
ンピックの選手は、コーチに看てもらっていることを実感しています。それ故、コーチは選手の
メダルを我がこととして喜んでいます。
今日から2学期が始まりました。学校と家庭でしっかりと子供を看て、励まし、ともにできた
ことを喜び、子供を伸ばしていく。学校と家庭が互いに子供を看て、学習面も生活面も、子供に
“生きる力”を培っていく。そういう2学期にしていきたいと考えています。ご協力をよろしく
お願いいたします。
市議会議場にて(開始前の打合せ)
打合せ
市議会議場(開始前の打合せ)
青梅市 HP より
詳しくは
代表委員会から6年生2名が参加してきました。実際の市
議会議場で意見陳述をしてきました。委員会として、別室で
泉中学校生徒会、若草小児童会と話合いをしてきました。
お知らせ
本校 高澤 修一副校長は、7月 31 日付けでご自身
の都合により退職をいたしました。後任副校長が赴任
次第、保護者の皆様にご連絡いたします。
6年2組担任 田村恵美子教諭は、病気のため、年
度末まで療養のため、お休みいたします。2学期より
穴澤由紀子主任教諭が6年2組担任として入ります。
東京都教育委員会
委員会で泉中校区の話合い
人権尊重教育推進校としての取組
平成 28・29 年度人権尊重教育推進校として取り組んでいます。
校内での取り組みについてお伝えすると共に、保護者の皆様におか
れましても、学校での取組について知っていただき、ご家庭でも学校と
歩調を合わせて取り組んでいただければ幸いです。
8月26日(金) 校内研究会 午前
●DVD 視聴「imagination ~想う つながる 一歩ふみだす~」より
「いじめをなくすのは、あなた」
● 講 演 「 東京都人権施策推進指針に示された人権課題について
~人権課題を取り上げた実践に向けて~」
講師 東京都人権啓発推進センター 坂井 新二 専門員
地名「新町」をキーワードに、人権課題「同和問
東京都総務局が所轄す
る東京都の人権啓発の中
心的な組織で、活躍され
ている先生です。
題」を中心にしながら、平成 27 年 8 月に改訂さ
れた「東京都人権施策推進指針」に示された 16
の人権課題について概括的に説明をしていただ
きました。2 学期からの実践に生かしていきます。
校内研修会 午後
●講演「SNS について」
講師 文教大学 石橋
▲ お贈りした鳩時計
▲代表委員会から理事長さんへ
これまでに、
代表委員会で集めて
あったプルトップを活かして福祉施設へ打診の上、今回
の鳩時計の寄贈となりました。
代表委員会の代表が、青梅市根ヶ布にある目の不
自由な高齢者が入所されている「聖明園 曙荘」にお伺
いして、鳩時計を届けてきました。利用者の方々が触っ
たり音を楽しんだりできる鳩時計です。聖明園 本間理
事長や職員の方、利用者の方々から大変喜ばれまし
た。こうした地域とのかかわりを大切にしていきます。
※なお、現在はプルトップの収集を行っていません。
警視庁 OB で少年相談
を担当され、臨床心理士
でもあります。SNS につい
て造詣の深い先生です。
昭良 教授
人権課題「インターネットによる人権侵害」にかか
わる内容でもあります。様々な SNS に関することを
教えていただきました。ポイントは、何のためのスマ
ホかを明確にして、家庭でしっかりと子供とのルー
ルを作り、守らせていけるかだと話されました。
校内研究 9月
9月21日(水) 研究授業 いじめに関する授業 3年2組
講師 東京都教育庁指導部指導企画課
人権教育指導班 統括指導主事・指導主事
9月28日(水) 研究授業 人権課題を取り上げた授業 2年3組
講師 専修大学 神山 安弘 教授