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第3回 大木曽水路再整備等に係る技術専門委員会
議事要旨
日時;平成 22 年 4 月 20 日(火) 13:30~15:00
場所;高砂市役所 南庁舎 5階 大会議室
議事要旨;
1開 会
2 副市長あいさつ
・前回の専門委員会で、水路の損傷が明らかになっているので何らかの対策が必要である、市として
この大木曽水路をどう考えていくのか基本方針をまとめる必要があるという意見をいただいた。
・本日は、「現地調査のまとめ」、「水路再整備案」、「道路整備素案」について、専門的見地から
意見をいただきたい。
・なお、次回、5月下旬に予定をしている第4回委員会で、概ねの取りまとめをしたい。
3 会長あいさつ
・本日は、現地調査等を含めて問題点が明らかになってきたことから、それに対してどういう形で対
応すれば良いのかということと、全体的な形での計画の進め方についても議論を進めていくので、
忌憚のないご意見、積極的なご発言をお願いしたい。
4議 題
① 現地調査等のまとめについて
・事務局から資料 3-2、資料 3-1(p1~p5)の内容を説明
(委員)
・3 ページの現況のまとめの 2)の PCB 固化処理土等の 3 段落目で、植物の PCB 含有値の単位が「㎎/
㎏」であるが、比較のための牛乳の単位が「ppm」で同等ではないので、もう少し参考になる「㎎/
㎏」などのデータがあれば。なければ削除しても良いのでは。
・これから対策を取るうえにおいて、5 ページの資料は参考になるが、右下の図の断面図はそれぞれ
A-A断面からD-D断面に対応すると思うので、凡例を注記いただきたい。
(事務局)
・3 ページは、植物に基準がないので引用しているが、単位については整理したい。
・5 ページの横断図は、上からA-A、B-Bの順である。きちんと表示する。
(会長)
・牛乳は液体で、植物は固体なので、比較にならないのではという意見である。
(委員)
・比重は 1 なので、「ppm」を「㎎/㎏」に直しても良い。
(委員)
・3 ページの表 3.1 で、損傷の原因として勾配がきついとあるが、勾配がきつくなればなるほど不安
定化する。
・その表の中にアスファルトパネル、シート系、コンクリートと 3 つあるが、アスファルトパネルの
場合は1:1.5 で、シート系は1:2.0、コンクリートは1:1.5 から1:2.0。ここで言っているコン
クリートは、
コンクリートブロックなのかコンクリートを打った状態のものなのかがわかりにくい。
1
(事務局)
・これはカタログをそのまま転記しているので、工法協会に問い合わせるなどして確認したい。
・ほかの工法と比較するための表ではなく、1:1 で施工されているものがどうかということ示すた
めの表である。
(委員)
・4 ページの墓地の状況で、道路計画のときに詳細に調べると思うが、斎場と墓地との関連はあるの
か。斎場と墓地との関連があるのであれば、1つのコントロールポイントになる。
(事務局)
・斎場は都市計画施設として区域が決められており、都市計画道路と斎場が接している状況である。
墓地は、今は高砂市の墓地であるが、もともとは合併前の高砂町の墓地であり、都市計画の墓地で
はない。墓地と斎場は隣接しているが、離してはいけないというものではない。
(会長)
・ここに道ができれば、墓地と斎場の縁が全く切れてしまうので、それが可能なのかどうか。そこが
かなり重要なポイントになると指摘された。
(委員)
・斎場で火葬したあとは家へ持ち帰り、何日かして埋葬することになるので、直接には無関係と考え
て良いのでは。
・DD断面にボックスが入っているが、ここに三菱製紙の排水が入っているのか。
(事務局)
・DD断面は、沖浜ポンプ場から出ているボックスカルバートを表示しており、公道(市道)を通っ
ている。その右側に橙色の点線は三菱製紙の総合排水処理場から西港へ放流しているもので三菱製
紙の敷地内を通っているので、公道の中には入っていない。横断図に表記してあるボックスカルバ
ートは、沖浜ポンプ場からの排水のみである。
(会長)
・橙色の点線が三菱製紙の土地かどうかがわかりにくい。
(事務局)
・三菱製紙の土地に入っている排水の放流管も横断図に入れたい。
(会長)
・左岸側には、いろいろな構造物がある。特に水に関する構造物があるということが理解できた。
② 水路再整備について(案)
・事務局から資料 3-1(p6~p14、p18)の内容を説明
(会長)
・土壌汚染対策法が改正され、3,000 ㎡以上ということから、大木曽水路の場合は条件に合うが、規
則 25 条にある形質変更の対象となる土地の区域外への搬出、土地の形質変更あるいは 50 ㎝以上な
どの条件に該当しなければ、土壌汚染対策法は適用されない。7ページは、形質変更等に該当する
場合の対応のフローが示されている。
・土壌汚染対策法について、あるいは全体として大木曽水路再整備の案に対する質問又は意見等をお
願いしたい。
2
(委員)
・10 ページの外力による固化処理土への影響は、「細かい粒径になって接触面積が増えても溶出が
認められなかった」ということなので、説明があった「粒径2㎜」が大事である。それぐらい小さ
くなって接触面積が増えても溶出が認められなかったということが分るようにしていただきたい。
・ブロックマットは工法名なのか製品名なのか。ここで期待されていることは、地表面の形状になじ
むことと、植生が活着して熱的な負荷が被覆材に加わらないという熱環境負荷を下げる効果がある
という性能ではないかと思うので、このブロックマットという表現は気になる。
(事務局)
・固化処理土への影響は、先ほど説明したように加筆する。
・ブロックマットは一般的に使われている名称だと考えているが確認する。
(委員)
・10 ページの固化処理土の考え方で、砕いてふるいに通して試験した結果溶出がなかったというこ
とは、あとあと水路や道路の設計、あるいは施工のときに大変重要な点になる。
・固化処理土が、例えば盛土をしたときにその加重で沈下するとかいったことにもあまり影響がない
というところにつながるので、この場でよく確認しておきたい。
・変形やひび割れ、土砂化しても溶出はしないということで、あとあとの設計、施工も考えられる。
(事務局)
・地震などの急な外力と、長時間かけての外力が想定されるが、施工後 30 年あまり経た固化処理土
の溶出試験で、人工的に外力を加えて溶出しなかった、粒径2㎜にして接触面積を増やしても溶出
しなかったということを確認した。
(委員)
・11 ページの方針の①で、「現在の水路の範囲を基本とする」とあるが、配置だけの記載で前回検
討した流下能力も触れておくべき。
・③で「固化処理土と分離し、固化処理土が水路内に流入しない構造とする」とあるが、「分離する」
まででいいのでは。
・なお書きで、「葦は固化処理土への影響を考慮して残さない」とあるが、固化処理土への影響では
なく、現状調査から見てシートへの影響なのでは。
(事務局)
・1点目、前回検討した流下能力を記載する。
・2点目、固化処理土と水路の中の分離が目的なので、表現は再検討する。
・3点目、シートに影響しているので、表現は再検討する。
(会長)
・10 ページで、流量計算結果から 1.3 ㎥/sec で、断面積を小さくしても十分に流下能力を持ってい
ることを前回確認した。
・全体として断面は小さくなっているが、流下能力に対しては全く問題なく、むしろ緩やかな斜面勾
配が取れるということをしっかり記述していただきたい。
・固化処理土対策ということで、盛立地の PCB 固化処理土の検討と同様に全量撤去、分解処理あるい
は現地封じ込めという形で案を検討し、現実的な対応として固化処理土の上部を遮水シート等で覆
う案が浮かび上がってくる。
・基本になるところは、遮水シートを敷いたときに、より耐久性を増すということである。前回の委
員会でもあったが、遮水シートは紫外線に弱いので、紫外線が当たらない構造にしようとすれば、
土を敷くとか、ブロックマットのようなものを置くことも1つの例であるので、「このような工法
もある」ということで良いのでは。
3
(会長)
・大木曽水路再整備(案)について、固化処理土対策から、3)の所で水路再整備計画検討の方針とし
て1番から5番までを見ると、リスクは長期間にしないこと、周辺住民へのリスクも低減していく
こと、固化された PCB の溶出はないことの確認からすれば、13 ページにある1つの案が出てくる
ということになる。本日、こういう形でまとめたいがいかがか。
(委員)
・13 ページの絵について、種々の工法を比較して優劣を決めるのではないか。またプロポーザルで
実施するのであれば、構造条件などの要件を整理して示すことになるのではないか。13 ページは
一例である。
・13 ページの赤線箇所はシートが二重になっているのか。ブロックについているシートとそれとは
別にアスファルトを含んだシートの二重構造になっていて、青線箇所はブロックについている透水
性のシートだけだという見方で良いのか。
(事務局)
・赤線箇所は、ブロックについているシートの下にアスファルト含浸シートという二重構造であり、
青線箇所は、ブロックについているシートである。
(委員)
・赤線箇所は、完全に密閉、遮水することから水圧によって全体が浮き上がる可能性があるので、構
造検討にあたっては注意が必要である。
(事務局)
・浮き上がり防止については、実施の段階で検証していきたい。
(委員)
・13 ページで、PCB 固化処理土は三菱重工の塀まであるのか。その上の土かぶりはどれぐらいか。
(事務局)
・5 ページで水路は黒の破線で、固化処理土の範囲がそのまわりの柿色である。三菱重工の敷地は薄
い水色で表示している。概ね境界まで固化処理土がある。
・覆土厚は1m以上ある。
(会長)
・大木曽水路再整備案の再整備の方針については、概ね1番から5番にある形で整理をしていただき
その方針を決める。そうすれば固化処理土対策は見えてくるので1~5の方針については、意見を
踏まえてよりわかりやすい形で記述いただきたい。
③ 道路整備について(素案)
・事務局から資料 3-1(p15~p17)の内容を説明
(会長)
・道路の考え方について、高砂市道から市街地へのアクセスということ、1日 4,500 台ぐらいの交通
量なので2車線を考えていること、臨海部の道路ネットワークを含めて考えることとしているが、
事業効果の早期発現を考えると記載されているので、西港の再整備とも関わっているということが
考え方になる。
・道路については難しい部分がある。左岸ルート案、右岸ルート案も難しいところがあるが、この素
案について意見等をお願いしたい。
4
(会長)
・基本的には、道路は固化処理土と縁を切っていただきたい。
・右岸ルートにした場合、こういう形で現実に構造物が作れるのかが技術的な問題として残るのでは
ないか。これだけの重量物を支える道路であれば、杭や路盤材をしっかりやるために掘削が必要に
なるなどの条件が出てくるのではないか。
(事務局)
・右岸に配置した場合の概ねの断面である。
・現地調査時に行った固化処理土の圧縮試験や強度などを、今後設計するにあたって参考にする。
・一般的に道路で下層地盤が軟弱な場合、路床の厚さを確保することなどで、載荷重が分散されると
考えている。
(委員)
・「都計の変更は今回行わない」とあるが、「臨海部の道路ネットワークの動向を見つつ検討」は、
臨海部の道路ネットワークによっては、将来交通量が変わって4車線が必要になるとも取れる。こ
の委員会で、1日 4,500 台で2車線、そしてある程度ルートが絞れれば、都計変更ができるのでは
ないか。
(事務局)
・将来交通量1日当たりこの区間で 4,500 台は、最新のデータを借りて計算したものである。
・「動向を見つつ」については、都市計画決定している路線で整備ができていないところもある、ま
た臨海部で神戸市から姫路市にかけての道路が検討されていることから動向を見つつということで
あるが、これらが整備されても、周辺の土地利用や臨海部の将来発生交通量などから、4車線が必
要な交通量にならないと考えている。
(会長)
・都市計画変更は、ルートだけでなく、4 車線で計画していたのを 2 車線にするのも計画の変更にな
るのか。
(事務局)
・4 車線まま線形を変更する、4 車線を 2 車線にする、あるいは廃止も変更である。
(委員)
・右岸ルートでネックになりそうなのが「橋が必要」である。橋長が 10mぐらいなので、何か工夫
があると考える。水路の暗渠化、あるいは杭のいらない構造など、知恵を出すと出てきそうだ。も
う少し踏み込んだ検討をしてみてはどうか。
(事務局)
・暗渠化や、水路底の高さをあわせた中で下が掘れるかについて、検証の中に含めたい。
(委員)
・最終的には将来交通需要は公共事業としての便益の話になり、どちらが良いのかということを決め
る際には事業費が絡んでくる。この検討会で、2案の優劣の意見を述べると、公共事業として成立
するかを評価する際の議論を縛ってしまうのではないか。むしろ課題の抽出を行うことがこの検討
会の役割と考える。
(事務局)
・各ルートの課題等について技術的に意見をいただきたい。
5
(委員)
・最終の委員会で1つの案が決定するのではないか。
・固化処理土対策を優先し、それをベースにして大木曽水路再整備を、そしてそれを踏まえて道路整
備ということであるが、一昔前は道路最優先だった。今の時代はそうではない。大木曽水路再整備
があって、残った空間に道路を通す、遠慮がちであっても、これからの道路作りはこうなっていく。
一直線に通す案もあるが、昔ならいざ知らず、今は無理だ。
・昭和 30 年代の都市計画決定当時の幅の中で、かつ、整備済みの沖浜平津線に直進でつなぐことを
前提としているが、当時は4車線でかなりの交通量が想定されていたと思う。しかし配分結果の日
交通量 4,500 台はかなり少ない台数なので、直結してまっすぐ流す必要があるのかどうかを検討し
ていただきたい。
・左岸は、いろいろな地下埋設物があり、墓地もあることから、沿道住環境にできるだけ影響を及ぼ
さないという視点でいくと右岸が残ってくる。右岸の中で、現行の沖浜平津線に直結しない、かつ
水路を渡河しないオプションがないのかどうか。できるだけ沿道土地所有者の方にも協力いただい
て、何とか PCB のところを避けつつ、直結もこだわらないというオプションがいろいろ書けるので
はないか。
・4,500 台の内訳は、沿道利用より、西港から現在の沖浜平津線に通過していく交通が大半だという
ことになれば、沿道の方にとって道路は離れているほうが良いので、右岸がやや有利になる。交通
の質も考えながら検討するのが良い。
(会長)
・道路の考え方の検討の方針で、①と④は大木曽水路の特殊性、この検討会で議論してきたことから
外せない。
・「原則」と書いているが、道路整備において一部掘削が出てくるかもしれないが、「原則そうしな
いほうが、やはりリスクを考えたときには良い」と考える。
・②について、道路を作るうえで、環境への影響を考えると当然の条件である。
・③の2車線+片側歩道の 10.5mについて、水路を挟んで4mぐらいの道路を作り、両岸で一方通
行にすることも考えられるのでは。車がどのようなルートで動くかを考えたとき、一方通行やルー
プの考え方もおかしくはない。
・大木曽水路の特殊性を考えると、方針の中で1番と4番は外していただきたくない。次に左岸ルー
ト・右岸ルートについて、利点・欠点あるいは短所・長所などの技術的なことについては指摘でき
る。委員会で決めてしまうこともなきにしもあらず。
(会長)
・大木曽水路の再整備については「案」で出ているので、次回にまとめたい。
・道路については少し難しいが、基本的には方針を確認し、ルートは複数案併記になるのか、あるい
は「そういうことを踏まえてルート決定し、詳細設計をしていただきたい」とするのかについて次
までに考えて、まとめたい。
(事務局)
・既存の沖浜平津線に直結しないオプションについては、ここに大型車がどれくらい通る将来予測で
あるか等について分析し、どのような交通の種類があるかも含めて検討したい。
・他のルートについても検討したい。
・委員会でのとりまとめについて、市内部で検討して次回の委員会につなげていきたい。
6
(会長)
・大木曽水路の問題点について、現地調査をしてわかってきた。
・PCB 固化処理土について、どう扱えば良いのかがかなり見えてきた。外部への流出等も踏まえて考
えると封じ込めるというのが一つの案ではないかと考える。
・固化処理土を掘削しないとなれば、ルートは別にして、道路の条件を工夫していかなければならな
い。
・我々が今まで発言したことも踏まえて事務局に整理していただき、少し具体的な形でまとめていた
だきたい。
④ その他
(事務局)
・次回の技術専門委員会は、5月 25 日(火)10 時 30 分からこの場所で開催する予定。
・本日の意見への対応も含めて、今回の調査のおおむねまとめを提案したい。
5閉 会
(会長)
・それでは本日の委員会はこれで終了する。
(事務局)
・これで第3回大木曽水路再整備等に係る技術専門委員会を終了します。
・先生方どうもありがとうございました。
以 上
7
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