第59号 子どもの口腔機能の健全な発達

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第59号
H26.10.1
の口腔機能の健全な発達
小6まで目が離せない!子育て中のお母さんに伝えたいことがあります!
子どもの口腔機能の発達を見守っていきましょう!
人が食べ物を口にとりこみ、咀嚼、嚥下するためには口腔機能が正しく成長、発達していることが不可欠です。
口腔機能とは、咀嚼筋、頬筋、舌などを中心に咀嚼、嚥下機能を獲得していきます。
子どもは成長の中で乳歯列、永久歯が順次完成していくことで、正しい噛み合わせができていきます。
もっとも悪い噛み方は上下の唇が開いた状態でクチャクチャ噛むことです。
前噛みになりやすく後方の歯列が狭くなり姿勢まで崩れてきてしまいます。
自宅で
出来る
事
子供を
見て
あげよう
具材の大きさを工夫して歯並びを良くする
◎噛みごたえのある食材を意識して取り入れること
具体的には、ゴボウ、レンコン、乾物などの食物繊維を多く含む食品や弾力性のあるタコ、貝、キノコ
◎調理する時に切り方を大きくすること
◎調理方法と過熱時間を調節すること、料理の仕方でも咀嚼回数は変わります。
子どもの歯やお口の成長にあわせて食べ物の形や大きさを変えてみて下さい!
After
『正しい姿勢、正しく噛む、正しく飲み込む』習慣はしっかりと身につけよう
☆背筋を伸ばして、横からみてS字ラインになるように姿勢を正す。
☆噛む時は口元をしっかり締めて、飲み込む際は少し顎を引く。
☆きちんと両足をそろえて床につける。
唾液の中和力は10代後半までに成熟します。できるだけ早く中和力を向上させるには、根菜、海藻などを
積極的に摂取し、よく噛むこと、魚の骨を口の中で選り分けるなど口の機能を日常的に使うことなどが
大切です。すると、学童期でも高い中和力を獲得できます。
口腔習癖が歯列不正を引き起こす
代表例が指しゃぶりです。3~4歳までの指しゃぶりは発達途上でみられる生理的なものです。
5~6歳を過ぎても継続する指しゃぶりは上下の歯が噛み合わない歯列不正(開咬)、顎骨の変形を招いたり
咀嚼、嚥下、発音などの口腔機能への悪影響を及ぼしたりします。
また、上の前歯で下唇を噛んだり爪を噛んだりするなども歯列不正につながります。
「正しい姿勢、正しく噛む、正しく飲み込む」という習慣は子どものころにしっかりと身につけておくことが必要です。
そして、大人になってからもこの習慣を維持することで口腔機能は長く守られるのです。
生活習慣を見直し、歯医者で正しい歯ブラシ方法を学び予防することで
生涯素敵な笑顔でいられるようにしましょう♪
(保育士 本藤)
ブログやってます
あらい いい歯ドットコム
http://arai118.com
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