SI 29-5 - Sennheiser

SI 29-5
IR 赤外線オーディオ伝送テクノロジー
モジュレター
Cat. No. 003986
概要
SI 29-5は、5-チャンネルモジュレータです。そのオーディオチャンネルは、32のナロー
バンドチャンネルの何れにでもプログラムすることができ、内蔵のIR伝送ダイオードに
よりモニターすることができます。モジュレータは簡単にプログラムでき、そして、全ての
モジュレータ機能をモニターするためにクリアなLEDディスプレイを備えています。
特徴
最大5つのナローバンドオーディオチャンネルによるモジュレータ
各オーディオチャンネルは、32のキャリヤー周波数の何れにでもプログラムする
ことができます
● 最大32のチャンネルのシステムを作るために、いくつかのユニットをカスケード接続
することができます
● IRモニタリングダイオード内蔵
● 19インチ(1U)ハウジング
●
●
推奨するアクセサリー
● プラグインACユニット
NT 29 ヨーロッパ仕様
NT 29-120 USA 仕様
NT 29-UK UK 仕様
● BNC-BNC 同軸ケーブル
GZA 1019 A 1 (1 m)
GZA 1019 A 5 (5 m)
GZA 1019 A 10 (10 m)
● GZV 1019 A BNC カプラー
ゼンハイザージャパン株式会社
Cat. No. 004002
Cat. No. 004003
Cat. No. 004004
Cat. No. 002324
Cat. No. 002325
Cat. No. 002326
Cat. No. 002368
テクニカルデータ
モジュレーション .................................................ナローバンドFM
ノミナル/ピークディビエーション ...........................± 6 kHz/± 7 kHz
増幅制限 ..... リミッティングアンプリファイヤー (最大 30 dB)
ディビエーション表示................. ピーク /5 dB/3 dB/ 1 dB/0 dB/
-1 dB/-3 dB /-5 dB /-7 dB/
-10 dB/ -15 dB/- 20 dB
オーディオチャンネル.................................................................. 5
チャンネル周波数 .................................... 55 … 1,335 kHz
AF 入力 I......................................... トランスフォーマー-バランス
XLR-3F ソケット、オプショナル
12 V ファンタムパワリング
AF 入力 II ..................................... 25 ピンDサブソケット、
AF 入力 I とパラレル、
オプショナル 12 V ファンタムパワリング
入力感度 ................... 50 mV - 1.5 V (ライン) オプショナル
0.5 mV - 30 mV (マイクロフォン)
AF 周波数特性 ................................ 50 … 12,000 Hz
歪率 ................................................................................< 0.5 %
AF S/N比 ................................. > 70 dB (A)rms
RF 出力 ................................ 2 x BNC、耐ショート回路
RF カスケーディングソケット .................................................2 x BNC
出力インピーダンス ...........................................................50Ω
ハーモニックスの抑制 ........................................ > 60 dB
電源 ......... 12 V AC、NT 29 プラグインACユニットから
消費電力 ............................................. 最大 17 W
寸法 ............................. 約 485 x 45 x 340 mm
重量 ................................................................. 約 4 kg
SI 29-5
IR 赤外線オーディオ伝送テクノロジー モジュレター
45 mm
340 mm
SI 29-5は、コンパクトな19インチ(1U)筐体のマルチチャンネルモジュレータです。5つのオーディ
オチャンネルは、32の標準化されたナローバンドチャンネルの何れにでも、プログラムすること
ができます。32-チャンネルシステムを作るため、後部のカスケーディングソケットを使い、最大
7台のSI 29-5をカスケード接続することができます。モジュレータの後部のAF入力は、2通りが
可能です。オーディオ信号を個々のXLR-3Fソケット、または全ての入力のために25-ピンDサブ
コネクタのどちらかからを、選択できます。両方の入力は、パラレルに接続されていて、トランス
型バランスです。
485 mm
モジュレータは、メニュー・キーと+/−ボタンでプログラムします。INPUTと+または−キーを同時
に押すことによって、伝送するオーディオチャンネルを選ぶことができます。CHANNELで、選択
したオーディオチャンネルに、32の標準化されたキャリヤー周波数のうちの1つを割り当てること
ができます。不慮のリプログラムを避けるために、モジュレータに新しいキャリヤー周波数を割
り当てて、+/−ボタンを離した後で、約1.5秒間CHANNELキーを押さえている必要があります。
チャンネル0-31の他に、オーディオチャンネルをオフにする“OF”(オフ)位置を選ぶこともできま
す。対応するLEDが、消えます。チャンネルの数は、それに応じてラジエーターのカバーエリアを
減らすので、使っていないチャンネルのスイッチを切ることで、ラジエーターの出力パワーを増や
すことになります。
SI 29-5 の寸法
12 3
5
4
6
7
1 オーディオチャンネル(1 - 5)を示すためのLEDディスプレイ
2 伝送チャンネル(0 - 31)を示すためのLEDディスプレイ
3 RF出力信号をモニターするためのIR伝送ダイオード
4 ディビエーションを表示するLED バーグラフ
5 メニューキー
6 それらの信号をRF出力に届ける、オーディオ入力を示す
ための5つのLED
7 +/-キー
AF LEVELキーは、対応するオーディオ入力の感度を調節します。50ステップで、50mVから3V間
でライン信号を調節することができます。全てのモジュレータ設定は、EEPROMに保存されます。
その結果、たとえモジュレータが長期間の間電源を入れなかったとしても、データは保存された
ままです。ラジエーターがまだ接続されないか、技術者のエリアがカバーされていないとき、2つ
のIRモニタリングダイオードの助けを借りて、適当なIRレシーバーで、RF信号を聞くことができま
す。
SI 29-5のRF出力に、IRラジエーターの2つのチェーンを接続することができます。BNCソケット
は、耐ショート回路です。RFカスケーディングソケットによって、いくつかのSI 29-5の合わせた
信号を、ミックスすることができます。2つのソケットは、パラレル接続されていて、入力として、
そして、出力として使うことができます。
SI 29-5 のフロントパネル
1
2
3 4
5
6
1 追加のSI 29-5を接続するための、BNC RF
カスケーディングソケット
2 5つのXLR-3Fオーディオ入力、トランス型バランス
3 追加のSI 29-5を接続するための、BNC RF
カスケーディングソケット
4 ラジエーターへのBNC RF出力、耐ショート
5 プラグインAC電源ユニットのためのソケット、コネクタは
ソケットに差し込んで回転させます。
6 XLR-3入力とパラレルの、全てのオーディオ
入力のための25-ピンDサブソケット
SI 29-5 のリアパネル
ゼンハイザージャパン株式会社
例えば、左の下の図面のように、15-チャンネルシステムをセットアップするためには、単に
(特別注文する必要のない)BNC-BNCケーブルで、モジュレターを接続してください。全ての
モジュレターの信号は、RF出力ソケットの何れででも利用でき、ちょうど前の様に装置を操作
することができます。マルチチャンネルシステムをセットアップするときは、二重にキャリヤー
周波数を割り当てないように、特に注意を払わなければなりません。たとえ1つのチャンネルが
キャリヤーを送るだけであるとしても、他のチャンネルのモジュレートされた信号の伝送は妨害
を受けてしまいます。