ちゅうりっぷのうた便り - 福祉作業所ちゅうりっぷのうた

NPO 法人
ちゅうりっぷのうた便り
NO.163
2016.9月号
どこかさやさやと9月
台風一過、朝夕は涼しく、吹く風にもどこか心
地よさが感じられます。東北~北海道に上陸した
台風 10 号、11 号と相次いだこともあって思いも
よらぬ被害を被られた方へお見舞い申し上げます
と共に犠牲になられた方々には心からご冥福をお
祈りいたします。南の海に、また台風が生まれて
います。どうか大きくならないようにと願わずに
はいられません。
川岸ガーデンに吹きこぼれるはずの萩のピンクや白の小粒の花が見えなくなり、あっ
と言う間に葉ばかり繁ってしまいました。この夏が例年にない暑さの日々だったからか
もしれないと思ったりしています。ところが近々花が咲き、しだれた枝がかわいい色に
染まっていてほっと嬉しくなりました。
妙に暑過ぎても雨が降っても風が吹いても変わらず来ていただく伊達直子さん本当
にありがとうございました。また、第一月曜日の資源物回収にお世話いただく山口さん、
早木さん、田中さん、いつも気掛けて資源物・アルミ缶を置いてくださる方、きちんと
揃え紙ひもでぴしゃっと結わえてくださる方、ご協力いただくすべての方々にお礼申し
上げます。
8月は、デイサービスできてくれる支援学校の高校生の皆さ
んと共に賑やかに力強く楽しく過ごせました。そのせいか9月
になって、生徒さんが学校へ帰っていた後はスコーンと静かで
淋しい“ちゅうりっぷ”になってしまいました。あるお母さん
からのお便りにはこう書かれていました。
「夏休み、ここへ通わせていただき、とっても助かりました。
色々とご迷惑を掛けたかもしれませんが、楽しそうに通ってく
れたのが何よりでした。
」
グループホーム“ちゅうりっぷの家”
温かいお心を根っこにして、皆さんの知恵や力や技が
滴り落ちる汗といっしょにホームが立ち上がっています。
しっかりと、どっしりと…。こんな関係各位のお仕事に
深く敬意を払います。お陰さまで、かっぽりと守られな
がら生活できそうです。9月末~10月初めには完成を
みます。
ギャラリーも活動します
9月20日(火)からシニア世代の方々に作品をお願いして、ギャラリーもゆとり世代
の作品を飾ることができそうです。人生の深みを込めた先品群は中々見応えがあります。
是非お出かけ下さい。
また、10月には当グル-プホームの落成を記念して若い女流画家のおふたりに作品
展をしていただくことにしています。お一人は、洋画の百武さん、もう一人は日本画の
高祖さんです。どうぞ、ご観覧いただきますように
本人部会で
秋は行楽シーズン。私たちもご多聞にもれず、秋の研修旅行を予定しています。行き先
は、働く仲間たちの希望に応えたいと話し合いをしました。旅行
の話が始まると、気持ちはわくわく、どきどき、たくさんの候補
地がでました。最後は全員一致で長崎バイオパークに決まりまし
た。さて、どんな旅になるかとても楽しみです。
新しい年のカレンダー完成間近
いよいよ、今年も新作カレンダー発注の時期になりました。
今年は新しい事業グループホーム・ショートステイの建設
を記念して、絵を描きたかったすべての仲間たちの作品を載
せています。12 ヶ月をこえ、あと 2 ページを記念の記に増量しています。仲間たちの誰
かの絵をカットするなどとてもできないことでした。スタッフの知恵をかり、後頁では
ありますが、来年 1 年の暦、再来年 1 年の暦に絵を添えてみました。どうぞ、今年も是
非、お手許においてかわいがってくださいますようお願いいたします。
ギャラリー案内
9月 20 日(火)
~30 日(金)
10 月の予定
開館時間 10:00~17:00
第 14 回シニア世代 匠の技展
―今年もお元気なことを確かめ、より深くなった
作品との出会いが楽しめます―
5 日(水)~20 日(木) 新しい年の原画展
25 日(火)~30(日)最終日16:30まで
若い女流画家の2人展 ―洋画&日本画
障がい福祉作業所・ギャラリー
ちゅうりっぷのうた
代表 本村容子
〠849-0501 佐賀県杵島郡江北町大字山口1399番地7(肥前山口駅南)
【TEL・FAX】0952-86-4520
【ホームページ】 http://tulip8.com