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推定⽅方法概要
2016.10.4
現在の都市の姿を表す6つの主要情報
n  ⼈人⼝口分布
n  施設配置
n  公共交通の配置
n  緑地の配置
n  ⼟土地利利⽤用計画
n  ⾏行行政コスト
input
⼈人⼝口分布
を推定
•  コーホート推計 •  居住を誘導する地域への優先的な配分
都市施設の •  ⼈人⼝口密度度の存在閾値で配置変化を推定
配置推定
⾏行行政コスト •  推定した⼈人⼝口分布、施設⽴立立地に応じて計算
を算定
output
住環境14指標として表⽰示
2
⼈人⼝口分布を推定する
推定時の仮定
•  市内の住宅宅需要は市内で満たされる
•  都市計画に居住誘導がある場合、住宅宅の新規需要、更更新の際には誘導地域に新たに住居を求める
ものとする。誘導地域のデフォルト設定は平成22年年度度版⼈人⼝口集中(DID)地区。
•  世帯数に⽐比例例して⼈人⼝口、市街地⾯面積は増減する
推定フロー
そのままの都市構造:
計画された都市構造:
建物更更新予測
⼈人⼝口
コーホート
予測⼈人⼝口
住宅宅数
新規需要住宅宅数
更更新住宅宅数
t年年
居住地選択
居住誘導地域へ
の配分
(世帯増加率率率を
重みとする)
社⼈人研による市全
体の将来⼈人⼝口推定
値で補正
将来⼈人⼝口
将来住宅宅数
将来市街地⾯面積
t+5年年
3
施設配置を推定する
Ø 現存の⽴立立地状況をもとに、各施設ごとのカバー距離離圏の⼈人⼝口
密度度における閾値を設定する。
Ø ⺠民間の営利利施設(コンビニ、スーパー、⼤大型商業施設)につ
いては、閾値を下回れば持続可能性が低いとし、閾値をこえ
れば存続する、とする
Ø 公共の施設(病院、学校、介護施設、保育施設、⾏行行政施設、
公園)については、「そのままの都市構造」の場合現状から
変化しないとし、「計画された都市構造」の場合は⺠民間の営
利利施設と同様の振る舞いとした。
Ø デフォルト版では、施設ごとの⼩小分類などは考慮せず、⼀一律律
のルールで計算している。
将来⼈人⼝口の推計値
設定閾値
下回れば「持続可能
性が低い」と判断
各施設の存在閾値(デフォルト設定値)
•  現時点のデフォルトバージョンは、施設のカバー距
離離を⼀一律律で1kmと仮定し、施設数が0となるエリア <例例:茨城県⽔水⼾戸市の設定値>
の平均⼈人⼝口密度度として設定(設定により可変)
施設
1km圏内⼈人⼝口密度度
⼈人⼝口密度度ごとのメッシュ内医療療施設数
8
メッシュ内医療療施設数
7
6
5
4
3
施設数が0となる平均⼈人⼝口密度度
を閾値として設定
2
1
0
0
2000
4000
6000
⼈人⼝口密度度
8000
10000
12000
病院
223 ⼈人/ km2
学校
302 ⼈人/ km2
介護施設
301 ⼈人 /km2
⾏行行政施設
317 ⼈人 /km2
公園
294 ⼈人 /km2 コンビニ
276 ⼈人 /km2
スーパーマーケット
310 ⼈人 /km2
⼤大型商業施設
276 ⼈人 /km2
5
アクセス時間の計算
Ø 各施設について、対象メッシュからその施
設が存在するメッシュまでの、中⼼心点の最
短移動時間を計算する
Ø 移動⼿手段は、徒歩および公共交通機関(現時
点で鉄道のみ)とする
※バスルート・時刻表データ等が揃えば反
映も可能
■:対象メッシュ
■:施設が存在する最も近いメッシュ
―:最短移動時間ルート
6
推定⽅方法:⾏行行政コストを算定する
•  ⾃自治体発表の予算報告などから、分野ごとの歳出額を⽤用いる
•  都市構造の影響を受けると考えられる分野を選択し、その歳出額は代表的な影響因⼦子の増減に⽐比例例す
ると仮定する。
•  都市構造の影響を受けない分野の歳出額についてはコンスタントであると仮定し、⾜足し合わせる
<例例:⽔水⼾戸市Ver. の代表影響因⼦子の設定>
constant
歳出分野
代表影響因子
⾦金金額
572778000
t
-
議会
7274040000
t
-
総務
15914356000
f
⺠民⽣生
⾼高齢者数
2046612000
f
衛⽣生
市街地⾯面積
36329000
f
労働
総⼈人⼝口
1792794000
t
-
農林林⽔水産業
857264000
t
-
商⼯工
342299000
f
⼟土⽊木
市街地⾯面積
3682609000
f
消防
市街地⾯面積
985652000
f
教育
学校数
1000
f
災害復復旧
市街地⾯面積
10808825000
t
-
公債費
100000000
t
-
予備費
例例えば:
推定年年の歳出分野「労働費」は
36.3(百万円)×​推定年年の総⼈人⼝口/H
26年年の総⼈人⼝口 7