12月

<平成27年度>
12 月 号
三ヶ日中学校区の目指す子ども像
三ヶ日の未来を担い、世界へ羽ばたく夢をのせて、自分らしく輝く子
2学期終了!
さようなら 2015 年
今年の冬は、暖冬傾向で過ごしやすい日
が続いていますが、学校は来週 22 日には終
業式を迎え、78 日間の2学期も終了します。
振り返れば、9月前半は長雨で台風 18 号
による休校もありました。そんな中、19 日
には予定通り運動会が実施され、子供たち
の頑張りで大いに盛り上がりました。また、
養護教諭の実習生もやってきた9月でした。
10 月には、陸上大会、中学3年生のハート
ふる体験では体力テストも一緒にやっても
らいました。6年生は東京への修学旅行が
一番の思い出でしょう。11 月には、音楽科
研究発表会、一鉢栽培の苗植え、収穫祭、
校外学習(1,2年生:浜松市フルーツパ
ーク、3年生:浜松科学館、4,5年生:
トヨタ自動車工場)などがありました。1,
2年生の秋祭りも楽しかったですね。12 月
には、劇団たんぽぽの観劇教室もありまし
た。多くの行事や活動を通して子供たちは、
様々な力を付けてきました。印象的だった
のは、子供たちの登校時の挨拶の声でした。
1学期の頃は、ごく限られた子たちの挨拶
の声が目立っていましたが、2学期が進む
につれ、姿が見えると誰彼となく、「おは
ようございます。」の元気一杯の声が響き
渡るようになりました。そして、毎日の1
時間1時間の授業を通して、学び合いを進
める中で、自ら学び、思いを表現できる子
になることを目指し、学習を積み重ねてき
た2学期だと感じています。
終業式では、始業式で今学期のめあてと
して掲げた3つの目標①「『はいっ』とさ
わやかな返事をする」②「友達の顔を見て
発表する」③「1学期よりも心を働かせて
聴く」の達成状況と、合言葉として掲げた
「ミッション・パッション・ハイテンショ
ン」を意識した生活ができたかをアンケー
トの結果を基に子供たちと振り返りたいと
考えています。
保護者や地域の皆様には、今年 1 年学校
を支えていただき感謝申し上げます。
よいお年をお迎えください。
友達関係図
(校長室から№15 から)
「君たちは、友達が何人いますか?」
「じゃ、今『友達』の顔を思いうかべた
ときに、ある子は『友達』、ある子は『友
達』じゃない、と区別したよね。じゃ、そ
の基準は何?」「よく遊ぶから」「気が合
うから」「話していて楽しいから」「趣味
が合うから」いろいろな基準があると思い
ます。何かで心がつながっているから、友
達なんだよね。どんな心でつながっている
のかは、さっき言ったみたいにいろいろだ
よね。でもね。中には「あの子は本当の友
達といえるかな」とか「本当の“友情”」
って何だろう、と悩む人もいるかもしれな
い。そのときは、その子とどんな心でつな
がっているのかな、と悩むわけだよね。実
はね、こんな心でつながってしまうことも
あるんだね。さみしいからつながっている
だけというのは「つ
るむ」なんていう言
葉があるけれど、そ
ういうことだね。中
には「ずるさ」でつ
ながる「ワル友達」
もあるし、なまけ心
でつながる「サボり
友達」という友達関
係だってある。これ
じゃ、本当の友情と
は言えないね。やっ
ぱり本当の友情は、お互いが成長し合うも
のでなくちゃね。信頼とか尊敬でつながる
友達ができたら、素晴らしいね。
マスコットキャラクターを誕生させよう
今、校内では子供たちが平山小のマスコ
ットキャラクター作りに頭をひねっていま
す。今年は平山小学校独立 60 周年の記念の
年、6年生のリーダー塾の中で、全校で何
か思い出になるものを残そうということに
なり、家康くんがゆるキャラグランプリを
獲得したことも影響してか、マスコットキ
ャラクターを誕生させることになりまし
た。6年生から、「平山」を名前に生かす
ということで、名前は「ひらくん、やまち
ゃん」平山のシンボルであるみかんをモチ
ーフにした2人ペアのマスコットを募集す
るという告知が全校になされました。
今月 18 日に応募作が出そろい、3 学期に
入ったら全校投票で決め、学習発表会の第
1部「独立 60 周年記念式典」の中で発表す
る予定になっています。どんなキャラクタ
ーが出来上がるのかお楽しみに!!
スマホの使い方は大丈夫?
携帯電話やスマホの安全な使用について
は、健全育成会や県・市PTA連絡協議会から
も各家庭で責任ある対応をするよう呼び掛
けられているところです。また、学力・学習状
況調査からも使用時間と学力との相関関係
が報告されているのも御存知だと思います。
そこで、本校でも簡単な実態調査を行い
ました。携帯電話(スマホ)を個人で持ってい
る子供はありませんが、親と共有していると
答えた子供は34%、携帯をネットにつなげた
り、ゲームをしたりすると答えた子供が77%
という結果でした。子供の生活
環境からスマホを排除するこ
とは、もはやできません。いか
に上手なつきあい方をしてい
くかについて、学校でも情報モ
ラルの学習を進めています。
今後、町内の小中学校とPTAが協力して、
実態把握とルール作りを進めていくことが
必要だと考え、準備を進めているところで
す。各御家庭でも、スマホだけでなく、ゲーム
機の通信機能の使用実態も含めて把握して
いただきたいと思います。「知らぬは大人ば
かりなり」では困りますよね。
読書好きの子供を育てよう
(第 2 弾)
前号では「読書は習慣、習慣づけは親の
役目」として、3つのアプローチ法(①本
があるのが当たり前の環境を作る ②親が
本を読む姿を子供に見せる ③本を読む時
間を決める)を紹介しましたが、今回もさ
らに3つの方法を紹介したいと思います。
① 本は惜しまずどんどん買う
・本なら買ってもらえると思わせる
・祖父母からのプレゼントは本と決める
・古本屋を利用する
② 図書館で本をごそっと借りてくる
・10 冊、20 冊単位で並べる
・大人向けの関連本も混ぜてみる
③ ラノベから読書習慣確立
・ライトノベル:軽い文体でさくさく読める小説
※ 良い本、名作、読み応えのある文学作品
を読ませたいと思いがちですが、本好きに
なるまではなんでもよいのです。
12 月 1 日に3,5年生対象に浜松市新学
力調査(国・算)が行われました。国語は
もちろん算数でも、長い文章題と資料によ
る出題がなされ、まず、どんな状況で、何
を問われている問題なのか、答えにたどり
着くためには、どういう筋道で求めていけ
ば良いのか、つまり、算数の知識と計算力
だけでなく、言葉の力や論理的な思考力が
身に付いていなければ、なかなか解けない
問題になっていました。
そのためにも、読書好きな子供にするこ
とは、学力アップの早道だと思います。
2週間の冬休み、テレビやゲームにかじ
りついてばかりいないで、静かに読書をす
る時間が少しでも長くなることを願ってい
ます。
12 月 18 日(金)までの皆出席日数
授業日数149日中、116日
放課後、学校に遊びに来て運動場で元気に
遊ぶ子供たちの姿が多く見られます。