海外プロジェクトファイナンスの実務

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海外プロジェクトファイナンスの実務
~リスク分析・キャッシュフロー分析、具体的な組成方法を中心に~
い の う え よ し あ き
井上 義 明 氏
講師
オーストラリア・ニュージーランド銀行
スペシャライズドファイナンス ジャパン
本部長
日時 平成27年9月4日(金)午後1時30分~午後4時30分
日本企業による海外プロジェクトファイナンスは 商社・電力会社等を中心に担われてきた。
近年は資源エネルギーやインフラ関連の会社も海外大型事業の資金調達にプロジェクトファイナンス
を利用するなど利用者の裾野が広がってきている。また、日本の金融機関はメガバンクに加え
それ以外の銀行や金融機関も海外プロジェクトファイナンスに強い興味を示している。案件は
大型化しつつあり、融資金額は増大しつつある。 一方、この世界の知識やノウハウはほとんど
実務家の中にあり、書籍等だけの学習では実際に仕事 で役立てることは出来ない。
本 講 義 は 、海 外 プ ロ ジ ェ ク ト フ ァ イ ナ ン ス に つ い て 最 近 の 動 向 を 踏 ま え つ つ 、そ の 内 容 、特 徴 、
類型、沿革を概観したうえで、具体的なリスク分析、ストラクチャリング、キャッシュフロー
分析などの手法や組成プロセスを多くの実例に触れながら詳細に解説する。
各国において資源開発、プ ラ ン ト 、 発 電 、 イ ン フ ラ 等 の 広 範 な 案 件 を 手 掛 け 豊 富 な 実 務 経 験 を
有する講師が解説する、海外プロジェクトファイナンスに関する決定版のセミナーである。
1.プロジェクトファイナンス 序論
(1)市 場 近 況 、 意 義 、 特 徴 、 利 用 理 由
(2)類 型 、 沿 革 、 関 係 者 、 今 後 の 展 望 な ど
2.プロジェクトファイナンスのリスク分析とストラクチャリング
(1)ス ポ ン サ ー リ ス ク
(3)埋 蔵 量 リ ス ク
(5)操 業 リ ス ク
(7)販 売 リ ス ク
(9)キ ャ ッ シ ュ フ ロ ー リ ス ク
(11)災 害 リ ス ク
(2)完 工 リ ス ク
(4)原 料 ・ 燃 料 調 達 リ ス ク
(6)技 術 リ ス ク
(8)金 利 ・ 為 替 リ ス ク
(10)環 境 リ ス ク
(12)カ ン ト リ ー ( 政 治 ) リ ス ク
3.キャッシュフロー分析の要点
(1)キ ャ ッ シ ュ フ ロ ー 分 析 の 目 的
(2)キ ャ ッ シ ュ フ ロ ー 分 析 の 手 法
(3)キ ャ ッ シ ュ フ ロ ー 分 析 の 留 意 点 と 限 界
4.プロジェクトファイナンスの組成プロセス
(1)ス ト ラ ク チ ャ リ ン グ 段 階
(a)プ ロ ジ ェ ク ト ド キ ュ メ ン ツ の 作 成 ・ 交 渉 (b)キ ャ ッ シ ュ フ ロ ー モ デ ル の 作 成
(c)リ ス ク 分 析 ・ リ ス ク 分 担
(d)タ ー ム シ ー ト の 作 成
(2)イ ン プ リ メ ン テ ー シ ョ ン 段 階
インフォメーションメモランダムから融資契約調印まで
5.質疑応答
提 供 図 書 井 上 義 明 氏 著 「 実 践 プ ロ ジ ェ ク ト フ ァ イ ナ ン ス 」 日 経 BP社 2011年 6月 3,024円 ( 税 込 )
【 講 師紹 介 】 1984 年 富 士 銀 行 ( 現み ず ほ フ ィ ナン シ ャ ル グ ルー プ ) 入 行 、 1990 年 プ ロ ジェ ク ト フ ァ イナ ン ス 部 。
1993 年 ニ ュ ー ヨー ク 支 店 融 資 課 課長 、1996 年 ヒ ュ ース ト ン 支店 プ ロ ジ ェ クト &エネ ル ギ ー課 課 長 、2000 年 プロ ジ ェ クト
フ ァ イナ ン ス 部 部 長代 理 、 同 参 事役 を 経 て 、 2005 年 国 際 協 力銀 行 プ ロ ジ ェク ト フ ァ イ ナン ス 部 参 事 (出 向 )。
2006 年より現職。現職ではプロジェクトファイナンス、ECA ファイナンス、ストラクチャードファイナンスなどを所管 す る 。
英 検 1 級 ( 優 良 賞 )。 早 稲 田 大 学 大 学 院 商 学 研 究 科 修 士 課 程 修 了 。 著 書 :『 実 践 プ ロ ジ ェ ク ト フ ァ イ ナ ン ス 』( 日 経
BP 社 2011 年 )、『LNG プ ロジ ェ ク トフ ァ イ ナ ン ス』( 金融 財 政 事情 研 究 会 2015 年)。
【 オ ース ト ラ リ ア ・ニ ュ ー ジ ー ラン ド 銀 行 】 1835 年 に 設 立 され た 豪 州 四 大銀 行 の 一 行 。本 店 は メ ル ボル ン 。 従 業 員 数
約 48,000 人 。 世 界 33 カ 国 に 拠 点 を 擁 し 、 支 店 ・ 駐 在 事 務 所 の 総 数 は 約 1,400。 プ ロ ジ ェ ク ト フ ァ イ ナ ン ス 業 務 は
長 年 積 極 的 に 推 進 、 特 に 資 源 ・ エ ネ ル ギ ー 分 野 で 強 み 。 日 本 に は 1969 年 に 進 出 し 、 日 本 国 内 に 現 在 東 京 ( 丸 の 内)、
大 阪 、名 古 屋 の 3 拠点 を 有 す る 。長 期 債 格 付は Aa2(ム ー デ ィー ズ )/AA-(スタ ン ダ ー ド &プ ア ー ズ )。
※ 録 音 ・ビ デ オ 撮 影 は ご 遠 慮 下 さ い 。
■主催
金融財務研究会
h t t p : / / w w w. k i n y u . c o . j p
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Twitter: https://twitter.com/#!/keichoken
Blog: http://keichoken.blogspot.com/
開 催 日
会
場
平成27年9月4日(金)
13:30 ~16:30
茅 場 町 ・グ リ ン ヒ ル ビ ル
金融財務研究会本社 セミナールーム
東京都中央区日本橋茅場町 1-10-8
TEL 03-5651-2030
地下鉄東西線・日比谷線 茅場町駅
6番出口より徒歩1分
( 開 場 は 開 演 の 3 0 分 前 で す 。)
参 加 費
申 込 先
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振込口座
1名 につ き 3 7,10 0円
(消 費 税 、 参 考 資 料 を 含 む 。)
1社 2名 以上 同時 に 参加 お申 込み いた
だいた場合、お2人目から1名につき32,000円。後日追加申込みが予定されてい
る場合はその旨ご連絡下さい。又、書籍ご持参の方は、2,400円引きとなります。
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FAX 03-5695-8005
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ら も お 申 込 い た だ け ま す 。折 り 返 し 、受 講 証 と 請 求 書 を 郵 送 致 し ま す 。参 加 費 は 下
記 の 普 通 預 金 口 座 に 開 催 日 前 日 ま で に お 振 込 み 下 さ い 。( 但 し 経 理 の 都 合 等 で 間 に
合 わ な い 場 合 は 、 ご 連 絡 い た だ け れ ば お 待 ち い た し ま す 。) 参 加 費 の 払 戻 し は 致 し
ま せ ん の で 申 し 込 ま れ た 方 が ご 都 合 の 悪 い 時 は 代 理 の 方 が ご 出 席 下 さ い 。又 当 日 ご
参 加 に な れ な か っ た 場 合 、当 社 お よ び 経 営 調 査 研 究 会 主 催 の 他 の セ ミ ナ ー に 無 料 で
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