平成 27 年度試験内定者のみなさんへ１．最初に―これだけはおさえてほしい４月採用までの準備４月採用の方々は入職まであと少しですね。みなさんそれぞれ、社会人に向けた準備をしているかと思いますが、あの頃の私のように学生生活最後の時間に没頭している人もおそらくいるはず・・・ということで、まずは今から間に合う、採用初日までにしておくと安心なことをお伝えします！ ○用意しておく物印鑑採用されるにあたり印を押す必要のある書類がたくさんあります。仕事でも毎日のように「回覧」や「決裁」で書類に印を押すことになりますので、所謂「シャチハタ」（朱肉のいらないインクが入ったもの）ではなく「印鑑」（朱肉が必要でゴム製でないもの）を用意しておいてください。手帳使い慣れたものがある人はそれに越したことはありませんが、今から用意する場合には、あまり小さすぎず、日毎の詳細を書き込めるページのある方が、自分のメモや反省なんかも残せて良いです。以前、上司が１冊で４年使える手帳を使っていて、毎日の仕事や反省をメモしていらっしゃいました。それをもとに、前年度の反省や今年度との進捗の差なんかを常に把握されていたり、複数年単位で俯瞰的に部署全体、大学全体の動向を見ているのを目の当たりにしました。仕事が出来る方の秘訣を垣間見た気がしましたよ！ノート教えてもらったことや気付いたこと、研修や講演会のメモ、新聞等の切り抜き、覚えきれそうにない人物名と特徴（これ、よくやりました）等、自分の糧になりそうなこと全てを書き留める場所を作っておくと、困ったときに便利です。入ったばかりの頃はもちろん重宝しますが、課長でもそういったなんでもノートを持っていらっしゃる方もいて、違う部署なのに「少し前に○○に載ってたこの記事、今度の出張の参考になるんじゃない？」と教えていただいたことがあります。なんとなく経験とともに視野が広がるんだろうなーと漠然と思っていた自分に、いくつになっても勉強あるのみ！という背中を見せられた気がしました。社会人らしい服装（数パターン）慣れない毎日で朝の支度もばたばたしてしまうことが多くなります。女性の場合は毎日スーツという部署は珍しいと思いますので、あらかじめ「オフィスカジュアル」でコーディネート数パターンを決めておくと、朝の支度に余裕をもてるのでお勧めです。男性はスーツがほとんどだと思いますが、その分、毎日のお手入れやアイロンがけなんかに慣れておくといいと思います。 ○準備しておくとよいこと朝起きる時間に慣れておく夜型の方も多いかと思います。朝が苦手な私の経験上、数日間同じ時間に就寝、起床して体を慣らすのが１番手堅い寝坊防止法です。初日やその後数日は緊張、気合いで目が覚めると思いますが、疲れが溜まってきた頃、目覚ましが鳴ったのに全く目が覚めなかった（泣）、となることがあります（経験談）。特に夜型の方は、今日から社会人時間で生活をしてみてはいかがでしょうか。基本的なことばかりですが、緊張していたり慣れない生活だと、普段できていることができなくなって慌ててしまうことがありますので、基本を抑えて安心して４月１日を迎えましょう。そして、いよいよ４月１日当日、緊張しても不安でも、これだけは忘れないでほしいポイントもお伝えします。第一印象は、話す内容よりも話し方や様子（ノンバーバルコミュニケーション）に基づく部分が大きいとよく言われているように、個人的には、４月１日はこれを頑張ればほとんどＯＫだと思います。 ○４月１日、これだけは気をつけよう！しっかり声を出す面接で経験されたかもしれませんが、緊張、不安があると、自分で思っている以上に声が出ないものです。４月１日は挨拶まわりをしたり、金曜日なので歓迎会が催される場合もあるかと思いますが、人前、１対１、どちらも、しっかり声が出ているか意識してみましょう。きっと、しっかり相手に伝えようという意志が伝わって、最初の信頼を得ることに繋がりますよ！挨拶をする上司世代に聞いてみると、「挨拶をきちんとできない若者がいる」のが気になるようです。挨拶をきちんとするのは基本と言われているだけに、意外でした。もしかすると、自分では挨拶しているつもりが、相手には伝わっていないことがあるのかもしれません。目を合わせないで会釈だけ、声が出ていない、そういった場合には相手からは挨拶しているように見えないこともあるのかもしれません。逆に言えば、誰だかよくわからないけど見たことあるなあと思いながらも、とりあえず笑顔で挨拶していただけで良い評判がたつ、なんてお得なこともあります（経験談）。コミュニケーションはまずは挨拶からです。お互いに楽しく仕事を進めるのに、こんなにシンプルな方法は他にありません。是非、初日からしっかり挨拶をしていきましょう！笑顔緊張したり真剣になるほど、怖い顔になってしまいがちです。とりあえず４月１日は笑顔でいることを意識してみましょう。上述のとおり、それだけで良い印象を持ってもらえたらそれに越したことはないですよね。２．新入職員時代の不安を解消する①～調べてみよう～へ３．新入職員時代の不安を解消する②～聞いてみよう～へ