平成27年12月4日(金) 3学年進路指導部だより 第 11 号 新潟市立万代高等学校 進路指導部 *Per aspera ad astra (ペル アスペラ アド アストラ) ラテン語で「苦難を通じて星々(栄光)へ」の意味。 センター特編スタート! まだまだ伸びる! 過去 3 年の進研1 1 月マーク模試全国平均 2014 2013 2012 平均 国語 105.4 105.4 119.0 109.9 数1 58.7 55.9 57.6 数2 46.6 47.7 118.3 英語(リス) 過去 3 年のセンター試験全国平均 2015 2014 2013 平均 模試との差 国語 119.2 98.7 101.0 106.3 -3.6 57.4 数1 61.2 62.1 51.2 58.2 0.8 49.4 47.9 数2 39.3 53.9 55.6 49.6 1.7 103.0 112.8 111.4 116.2 118.9 119.2 118.1 6.7 30.1 28.6 30.0 29.6 英語(リス) 35.4 33.2 31.5 33.4 3.8 世界史 53.2 53.1 50.4 52.2 世界史 65.6 68.4 62.4 65.5 13.3 日本史 50.7 52.8 50.8 51.4 日本史 62.0 66.3 62.1 63.5 12.1 地理 55.0 59.5 59.5 58.0 地理 58.6 69.7 61.9 63.4 5.4 倫理 52.1 47.8 52.2 50.7 倫理 53.4 60.9 58.9 57.7 7.0 政治経済 47.3 48.1 47.2 47.5 政治経済 54.8 53.9 55.5 54.7 7.2 現代社会 55.3 49.0 48.8 51.0 現代社会 59.0 58.3 60.5 59.3 8.3 倫理政経 56.0 53.1 55.1 54.7 倫理政経 59.6 67.3 60.7 62.5 7.8 物理 56.6 61.1 53.1 56.9 物理 64.3 61.6 62.7 62.9 6.0 化学 57.4 54.8 55.2 55.8 化学 62.5 69.4 63.7 65.2 9.4 生物 44.3 51.9 52.1 49.4 生物 55.0 53.3 61.3 56.5 7.1 地学 43.1 50.9 51.5 48.5 地学 40.9 50.2 68.7 53.3 4.8 英語(筆記) 英語(筆記) やはり理社の追い込みはすごい! でも国数英だって現役は伸ばします 「現役生は最後まで伸びる」のはこのデータを見ると本当だと分かります。日本全国、これからが追い込みシーズン です。現役生と浪人生の差が一気に詰まるのもこの時期です。実際、現役生はここにあげた数字以上に伸びます。 12月から1月にかけて、全国の大学合格者の平均家庭学習時間は 8.3 時間以上です(進路指導部だより 6 号参照)。 言い換えればこの学習時間を確保できない受験生は一気に取り残されます! センター特編に集中して取り組み、時間 配分や試験のカンを養いましょう。 20 年以上前、新潟県は大学進学率が全国で常に45位以下(つまり最下位争い)の常連でした。その頃は2学期の期 末考査が終れば、生徒の自主性にまかせて学校のセンター対策はほぼ皆無でした。センター試験成績全国順位ももちろ ん下位。一番伸びる時期に放任されたら、伸びるわけがないのです! 新潟県が進学率を大きく伸ばしたのは各校でセンターに向けて対策を取るようになったことが大きな要因です。自己 流マイペース調整を続けて太刀打ちできるほど、センター試験は甘くありません。仲間と机を並べて、日々切磋琢磨す ることで自分を伸ばすのが今の時期です。苦しいし、大変かもしれないけれど、必死について来れば必ず伸びます。 データが証明しています。日本中がそうなのだ! 本気を出してセンター特編に臨んでください。 また、センター試験を受験しない人は、周囲に「今が勝負!」という人がたくさんいることに留意して、だらだらし た態度を取らないでください。受験は団体戦、という雰囲気が必要です! 遅刻、居眠り、厳禁! 特編のオキテ 「あきらめるな」「気を抜くな」 ① センター試験の全国平均点はどの教科もほぼ6割 むしろ目標はボーダー突破! 偏差値は関係ありません。特編授業で使用するセンター対策問題集もセンター試験の難易度とほぼ同じですから、こ の問題も平均6割と思ってください。平均突破はもちろんのこと、特編ではボーダーラインを越えることが当面の目標 になります。(あと、模試とは違い、センターは本番です! センターで E 判定がついたらほぼ合格はありません) 今、点数が平均に届いていなくても、表面の得点の伸びを見てもらえれば、まだまだやれることが分かるでしょう。 あきらめず、ボーダー突破を目指そう。 自分の第一志望校のボーダーラインをきちんと把握してますか? そのボーダーラインに届くには各教科何点取れ ばいいか、具体的にプランを立てていますか? 苦手科目でどうしても穴が開くなら、得意科目で穴を埋めることができますか? 「やらされてる感」満載で特編を受けることが無いようにしよう。常に攻める姿勢を忘れずに。 「あと何点」 目標シート(例) 国語 数ⅠA 数ⅡB 英語 ここにはボーダー L 計 目標点 模試 あと何点 *合計がボーダーになるように目標点を割り振ります。苦手な科目は得意科目でカバーせよ ここには地歴・公民・理科を ② コンピュータは非情! 日々、確認! マークミス、欄ずれ、ケアレスミス・・・コンピュータは無慈悲にミスを切り捨てます。 COMPASSで受験生の度数分布を見た人はわかると思いますが、合格ライン当たりは同点の受験生がたくさんい ます。だから1点差で不合格というのは普通です。「たかが1点」というかもしれませんが、同点の生徒が100人以 上いることもざらなのです。勝負とはそういうもの。1点にもこだわりを! マークシートで採点の際は必ず、自己採点の結果と機械採点の結果を比較し、誤差がないかどうか確認しましょう。 出願するときには自己採点の結果だけが頼りです。自己採点の信頼性を上げることが出願には必要不可欠なのです! 集中力を切らさず、気を抜かず、マーク形式に慣れてください。 ③ 勉強するから伸びる 勉強しなければ失敗する 多くの教科が11月よりも平均が上がります。たった1か月ほどですが、こんなに上がるのです。でも自然に上がる わけではありません。日本全国、追い込みをかけてくるのがこの1か月。言い換えれば、やるからにはこのくらい伸ば せ、ということです。 また伸び代が小さいからこの教科は捨てよう、などと考えないように。オリンピック選手がタイムが伸びないからと いって練習サボりますか? タイムが伸びなくても、練習し続けなければ、そのタイムは出ないのです。 受験する科目に優劣をつけず、まんべんなく準備をしてください。 ④ 家では必ず、解説を熟読し、復習を 授業中ですべて解説されるわけではありません。自分が間違ったところは自分がチェックする姿勢を忘れずに。特編 でやった問題がほぼ同じ形で出題されていることもよくあります。 また、正解だった問題でも、「適当に書いたら合っていた」ものは理解していないものと同じこと。自信がなければ 必ずチェックしておこう。 (ただし、本番はわからない問題でもとりあえずマークせよ! 困ったら君のラッキーナンバーを塗れ!)
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