国際食資源関連シンポジウム 国際化時代における食文化 〜フランス料理と日本料理 美食をこえた世界遺産の意味〜 講演者 ジャン・ロベール・ピット (元フランスパリ第四大学(ソルボンヌ大学)学長・人文地理学者) 主催 北海道大学大学院農学研究院 食と景観の地理学が専門で、フランス料理の世界遺産登録にも貢献されたジャン・ロベ ール・ピット氏をお招きした講演会を開催いたします。 ピット氏は現在、フランスにおいて美食に関するアカデミーの設立に関わられています。 日本通でも知られ、今回は国際化時代における食のあり方について、フランス料理と日本 料理をテーマにご講演いただきます。単なるグルメとしての食ではなく、地域の風土(テ ロワール)を磨き上げることで世界に通じる食につながり、それが地域の誇りにもつなが ります。国際化の時代において「グローカル」な視点から「多様な食」のあり方を追求す ることの意義についてお話いただきます。 日時 2015年8月6日(木) 13 時〜15 時 場所 北海道大学農学部食資源研究棟 3 階セミナー室 札幌市北区北 9 条西 9 丁目 その他 ・講演は英語で行われます。通訳はございませんのでご了承下さい ・定員 90 名 ・参加費無料・事前申し込み不要 問い合せ 北海道大学大学院農学研究院 FAX (小林国之) 011−706−2462 メール [email protected] 演者紹介 ジャン・ロベール・ピット 1949 年パリ市生まれ。パリ・ソルボンヌ大学卒業。文学博士。景観と食文化の専門家 であり、パリ地理学会会長、国際地理学フェスティバル開発協会会長、食の遺産と文 化のフランス委員会委員長を務めており、さらに、シャトー・デュ・クロ・ド・ヴージョで開催される『Livres en Vignes(ワインの本)』祭の代表者でもある。2011 年には、フランス・ワイン・アカデミー会長となった。 2003 年から 2008 年までパリ第四大学(パリ・ソルボンヌ大学)学長。著作に『美食のフランス』、『フラン ス文化と風景(上下)』、『ボルドーVS ブルゴーニュ せめぎ合う情熱』、『ワインの世界史』など多数。
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