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シンガポール事務所

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【シンガポール総選挙】シンガポール
シンガポール議会総選挙が5月6日、行われ、与党・人民行動党(PAP)の勝利に終わっ
た。
結果は定員 84 名に対し、PAPは 82 人が当選し、野党は前回に引き続き小選挙区での2議
席を維持した。PAPの得票率は 66.6%で、独立後 10 回行われた選挙のうち、6番目の高さ
となった。
シンガポールでは選挙権、被選挙権ともに21歳以上で、投票日に正当な理由なくして投票
しなかった人は選挙人名簿から抹消されるため、再登録する必要(有料)が出てくる。また、
投票用紙に通し番号がついているなど、日本の制度とは異なる点が多い。
また、選挙区についても小選挙区制と5-6人のグループを単位とするグループ選挙区制の
2本立てとなっている。元々小選挙区のみであったが、独立後第6回(1988 年)の選挙の際、
初めてグループ選挙が導入された。導入時は3人区・13 選挙区であったが、その後、4、5、
6人区と順次拡大され、前回の選挙で4人区がなくなり、現在は5人区が9、6人区が5選挙
区となっている
今回の選挙は4月 27 日告示、5月6日投票の9日間の選挙戦となった。
27 日には、PAP候補 37 人が投票を待たずして無投票当選を決めたが、告示日に過半数を
上回る無投票当選が出なかったのは 1988 年以来 18 年ぶりであった。
投票は全国 422 の投票所で行われ、今回初めて、ロンドンや東京など海外8ヶ所で海外投票
が実施された。
無投票選挙区を除いた登録有権者数は 122 万 2,884 人、投票率は 94.01%であった。
(JIJI-Web 参照)
【農業都市建設計画】マレーシア
マレーシア政府はアグロポリス(Agropolis)と呼ばれるいわば「農業都市」の建設を行う
こととしている。アグロポリスは、バイオテクノロジーを用いた農作物の生成などマレーシア
農業の拠点としたい考えである。
アグロポリスは、農業分野における研究開発(R&D)を高めることがその建設の主眼であり、
国内の大学や研究所のほか各種の国際的な農業研究機関も入る予定である。
また、R&D の他にも、農家や農業企業家が作物を展示できる施設を設けるほか、ビジネス計
画やその実現可能性に関して助言する部署も設けることとしている。
(11 April 2006 New Straits Times 参照)
【外国投資法制の動向~新投資法案を中心に】インドネシア
インドネシア投資調整庁(Badan Koordinasi Penanaman Modal: BKPM)は、26 日、2006 年
第1四半期の投資実績(事業開始ベース)について、外国投資額は前年同時期と比較して約 30%
増となる 26 億米ドルと好調であったことを発表した。件数は 226 件で、同 15 件の増加であっ
た。国別では、日本からの投資額が5億 4,000 万米ドル(25 件)と最多、件数では、韓国から
1
の投資が 48 件と目立っている。
インドネシアでは、投資を外国投資と内国投資に大別し、それぞれ外国投資法、内国投資法
という基本法を制定している。さらに、外国投資法の運用にあたっては、大統領令、大臣令等
により、投資額や出資比率、投資規制対象分野の制定(いわゆるネガティブ・リスト方式)等
が定められている。
しかし、外国投資法が制定されたのは 1967 年であり、法改正を経ているとはいえ約 40 年が
経過し、アジア通貨危機やスハルト政権の崩壊といった内外情勢の変化にそぐわない部分が指
摘されている。また、大統領令や大臣令が必要の都度発出されていたため、制度が複雑になり、
整合性が取れないケースが発生しているとの声もある。このような背景から、経済のグローバ
リゼーション(すなわち規制緩和)の観点から、新投資法案の制定が求められていた。
例えば、現行法では、外国資本により設立された企業(Penanaman Modal Asing: PMA)は他
の国内企業(Penanaman Modal Dalam Negeri: PMDN)と異なったステータスが与えられている。
PMA の投資認可については期間が 30 年に制限されており、100%外国資本の場合は、事業開始
後 15 年以内に、インドネシア企業にその株式の一部を譲渡しなければならない旨規定されて
いる。
そのような中、3月に新投資法案が国会に提出された。成立の見通しはまだ立っていない状
況であるが、BKPM によると、法案では、PMA と PMDN の同一待遇が規定されており、投資認可
期間の撤廃、地元企業への株式譲渡義務といった条項は廃止される。この点ついては、関係者
からも国際的常識に沿った内容だと評価されている。
また、これらに関連して、BKPM の投資認可権限の地方自治体への移管が検討されているとの
ことである。そもそも、地方自治法に関する大統領令(1999 年大統領令第 120 号)において、
州知事および投資調整委員会(Badan Koordinasi Penannaman Modal Daerah: BKPMD)は、内
国投資、外国投資について認可する権限を有すると規定している。また、地方自治法(1999 年
法律第 22 号(当時)
、現行法は 2004 年法律第 32 号)および同政令(2000 年第 25 号)も、外
国投資の承認は州の業務であることが書かれている。
しかし、2004 年、メガワティ大統領(当時)は、大統領令(第 28 号、29 号)により、これ
らの権限を地方から中央(BKPM)に移譲した。これに対し地方からは、地方自治法に反する運
用は行われるべきではないとし、どの機関が窓口になるかが明確でないため、海外の投資家が
困惑していると主張していた。
今回の移管が実現すれば、地方自治体レベルでの自由な投資環境の整備が可能となり、自治
体間での競争も起こることから、自治体独自の取り組みも行われるのではないかと期待されて
いる。
(時事通信社 web サイト http://join21.jiji.com
BKPM web サイト http://www.bkpm.go.id/en/
参照)
【メガプロジェクトを一時中断~続行の是非は新政府の決定に委ねる】タイ
タイでは、4月2日が投票日だった下院選挙以来、タクシン首相の首相指名辞退等で政局の
混迷が続いているが、暫定政府は4月 18 日の閣議で、大規模インフラ整備事業計画(メガプ
ロジェクト)を中断することを決定した。事業総額 1.7 兆バーツのこのプロジェクトは、首都
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圏の鉄道網の整備、灌漑治水システム等を外資導入で一気に進めるという構想で、当初は4月
28 日に入札を行う予定であった。
「開発のためのパートナーシップ」と題して、事業提案させ
る方針を発表していたが、プロポーザルの提出期限を無期限延期することにした。首相代行を
務めるチッチャイ・ワナサット副首相兼法相は、プロジェクトを続行させるかどうは新政府が
決めることになるだろうと語っている。
国家経済社会開発委員会事務局は、3月に発表した経済見通しで今年の経済成長率予測を
4.5~5.5%としていた。しかし、この予測はメガプロジェクトによるインフラ整備への投資支
出を期待した数値だったため、予測の前提が崩れたことで景気見通しは下方修正が避けられな
いとの見方が広がっている。タイ財務省が5月末に発表する四半期ごとの経済見通しでは、政
府投資支出の減少を前提とした経済成長予測がなされる見込みである。
(19 April 2006 Business Times、24 April 2006 週刊タイ経済、Bangkok Post 等参照)
【第 10 回ベトナム共産党大会開催、マイン書記長続投へ】ベトナム
ベトナム共産党は、4 月 18 日から8日間にわたり、5年に1度の党大会を開催した。今大会
の焦点は党最高指導部の人事であった。今年3月の党中央委員会総会では、最高指導者ノン・
ドク・マイン書記長の留任が内定していたが、その後運輸省を舞台にした ODA 資金管理に絡む
汚職事件で副大臣らが逮捕され、ダオ・ディン・ビン運輸相が辞意を表明する事態に発展した
ことを受け、国内や党内にマイン書記長らの責任を問う厳しい声も出ていたからである。その
ため、今大会は以前と異なり、各国要人の招待を中止して「実質的な討論」が行われた。
しかしながら、結果として次期書記長にはマイン書記長が再任されるとともに、党序列2位
のチャン・ドク・ルオン大統領と3位のファン・バン・カイ首相が引退するなどの人事が発表
された。書記長に続く順位の政治局員として、公安相のレ・ホン・アイン氏、第一副首相のグ
エン・タン・ズン氏、ホーチミン市党委員会書記のグエン・ミン・チェット氏らが昇格してお
り、このうちズン氏は5月の国会で首相に就任すると見られている。
この他党大会では、政治報告、2006‐10 年の経済社会発展5カ年計画(GDP 目標成長率 7.5
‐8%)
、党構築と党条例改正に関する報告等について討議が行われ、改革開放路線「ドイモイ
(刷新)
」政策の継続を確認して4月 25 日に閉幕した。
(26 April 2006 Viet Nam News 等参照)
【ラオスで総選挙―政府指導部、大幅刷新へ】ラオス
ラオス国民議会(国会、一院制、定数 115 人)選挙の投票が4月 30 日に行われた。総選挙
は 1975 年にラオス人民革命党による社会主義政権誕生以来6回目。
ラオス選挙管理委員会の発表によると、国民議会定数 115 議席に対し 175 人が立候補した。
ほとんどの立候補者は、従来どおり行政府や国営企業の関係者で占められているものの、今回
はこのうち4人が私企業経営者となっている。民間の企業経営が出馬するのは初めてのこと。
本来、国民議会の任期は 2007 年2月までだが、今年3月に開催された人民革命党党大会の
指導部刷新に伴い、繰り上げ総選挙が実施された。来月には国会が招集され、カムタイ大統領
やブンニャン首相の引退に伴う政府指導部の大幅な人事の刷新が行われる。
党大会では、ナショナルゴールとして「2020 年までの後発発展途上国からの脱却」を掲げた
3
上で、今後5年間の国家指針となる新「5カ年計画」を採択した。総選挙後に国会で選出され
る政府指導部は、経済発展重視の布陣になる見込みだ。
(世界日報社,30 April 2006 参照)
【日本は最大のドナー国】カンボジア
4月 26 日、タケオ州-プノムダン国道2号線竣工式が行われた。
ソン・チャントル公共事業運輸大臣によると、今回の工事は水害を防ぐ方法がとられ、総工
費 13,190,899 ドルのうち、日本から無償支援として 12,497,929 ドルが拠出されたとのことで
ある。フン・セン首相は「この道路は日本からの支援があったから完成したのである」と感謝
の言葉を述べるとともに、日本がカンボジアにとっての最大のドナー国であることを取り上げ
た。
高橋文明在カンボジア日本国大使は、式典にて「国道2号線は、メコン河地域の輸送にとっ
て重要な道路であり、また、カンボジア国内だけでなくベトナムとの観光、経済活動にも寄与
するものである」と述べた。
(27 April 2006 locomo.com(カンボジア地元紙ラスメイカンプチア新聞 日本語版)参照)
【2006 年は日比友好年~記念事業への参加を募集】フィリピン
2006 年は、日本とフィリピンの間で賠償協定及び平和条約が発効し、国交を正常化してから
50 年の節目の年にあたることから、フィリピンのアロヨ大統領の宣言により、本年は
「Philippines-Japan Friendship Year」
、
また7月 23 日は
「Philippines-Japan Friendship Day」
とされた。
在フィリピン日本国大使館は、フィリピン外務省他と日比友好年諮問委員会を設置し、1年
を通じて様々な事業を実施すべく、関係者との話し合いを行っていて、既にいくつもの友好年
記念行事を実施している。1月6日にロムロ外務大臣と山崎大使の共同記者会見を行い、11 日
には塩崎外務副大臣の出席の下、和太鼓「倭」とフィリピンの「Negros Drumbeaters」の共演
で、友好年がスタートした。
在フィリピン日本国大使館広報文化センターによれば、「現在、フィリピンと日本の間には
18 の姉妹都市提携、さらに多くの交流関係があり、善意と友情の息の長い様々な活動が、日比
友好関係促進の基盤となっている。こうした交流関係にある日本各地の自治体の方々の企画や
活動は、日比友好年である本年においては一層意義深いものであるので、日比友好年記念行事
に参加を希望される場合は、ぜひご一報いただきたい。参加申請の方法及び年間行事日程につ
いては当館のウェブサイト(http://www.ph.emb-japan.go.jp)に掲載しているので、ご覧い
ただきたい」としている。
2006 年の日比友好年は、経済、政治、科学技術、環境、文化等多岐にわたる交流関係をはぐ
くんできた日本とフィリピンの人々にとって、相互理解を深め、友好関係を一層強化する年に
なるものと期待されている。
(在フィリピン日本国大使館広報文化センター)
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