自立に向かう子

5月16日(月)3校時
国語科授業
デザインシート
場所
3年3組教室
前西 里恵
VISION
教科テーマ
自立に向かう子
言葉をとおして、高め合おう
国語科の学びのプロセス
Ⅰ 主体的な学びのプロセス
「言葉」に着目し、その意味を自分なりに解釈し、言葉の力を獲得する
Ⅱ 対話的な学びのプロセス
言葉を通して、思いや考えを伝え合い、そこから自分の意見や考えを練り上げる
Ⅲ 深い学びのプロセス
身につけた言葉の力を、他の作品や生活の中でいかす
子どもの姿
これからの社会に必要な力
いろんな事象に興味・関心が広がるこ
の時期に、国語に対する関心も広げ、言
語感覚を養う活動にたくさん取り組みた
い。2年生までの活動では、登場人物に
なりきる“劇化”や、思いや感想を伝え合
コンセプト
う“交流”を通して、考えを表現すること
が多かった。そうした活動では、演じる楽
コンセプトについて
しさや、伝わる喜びだけが目立ち、「言葉
をとおして高めよう」という本質に迫れて
いたかとても疑問であった。言語感覚を
養うためには、多くの作品を読んだり、言
葉を使った表現方法を知っておくことも
大切である。ここではまず『言葉で遊ぼ
う』にある“遊び”を通して、言葉のもつ
“おもしろさ”に気づかせたい。
若者言葉に象徴されるように、長い言
葉が省略されたり、二つの意味が合わさ
って新たな言葉がつくられたり、時代の変
化とともに言葉の更新がとても速くなって
きている。またネットやメールなど、表現の
ツールが変化し、相手との交信速度も上
がるにつれ、瞬時に理解し返信しなくては
ならなかったり、文字数や表現方法に制
限がかかったりして、言葉と向き合う時間
は短く、表現手段は多様になってきた。そ
こで言葉とじっくり向き合い、様々な言語
活動に取り組むことで、国語のおもしろさ
に気付き、さらに親しんでいこうとする意
欲につなげ、豊かに表現しようとする活動
につなげたい。
コンセプト
言葉に親しみ表現する
コンセプトについて
年間をとおして、様々な言語活動(記録、説明、報告、紹介、感想、討論など)を取り入
れ、系統的・段階的だけでなく、螺旋的・反復的に繰り返し学習し、課題を探究することができ
る国語の能力を身に付けたい。
『書く』という言語活動を中心に豊かに表現する
年間のストーリーデザイン
0.経験した言葉遊びを振り返る。
・1,2年生で経験した言葉遊びを振り返
り、学習計画を立てる。
1学期
① 言葉あそびを知る。(本時)
言葉と向き合い、遊びをとおして、さらに意
欲的に活動に取り組もうとしている。
② 詩に親しむ。
③ 運動会の案内状を書く。
④ 宿泊の依頼文、礼文を書く。
【きつつきの商売】
・オリジナル注文票を作成する
【こまを楽しむ】
・○○の調査・報告文を作成する
【もうすぐ雨に】
・他の作品と比較して分析する
【里山は未来の風景】
・宿泊のフォトブックをつくる
2学期
⑤ 俳句、いろは歌、短歌を書く。
⑥ ことわざに親しむ。
⑦ 音訓かるたを作る。
【ちいちゃんのかげおくり】
・テーマ読書を行い作品にせまる
【すがたをかえる大豆】
・すがたをかえる○○のコラムを書く
【三年とうげ】
・民話や昔話の1分間 PR をする
3学期
⑧ 詩集を作る。
⑨ 1年間のニュース原稿を書く。
⑩ 国語の作品文集を作る。
【ありの行列】
・観察・実験の資料・グラフを分析する
【モチモチの木】
・同じ作者の他の作品でポスターをつくる
手 立 て
Ⅰ 「言葉」に着目し、その意味を自分なりに
解釈し、言葉の力を獲得する。
○クイズやなぞなぞなど、日々の活動の中で
言葉に興味がもてるような取り組みを行う。
○あいうえお作文や古今東西ゲームなど、言
葉遊びをとおして、言語に親しむ活動を
日々の活動の中で楽しむ。
(各領域(2)内容)
Ⅱ 言葉を通して、思いや考えを伝え合い、そ
こから自分なりの意見や考えを練り上げる。
○「読むこと」の内容を理解したり、自分の思
いや考えを交流したりする時に、各領域の
特性を生かしながら児童主体の言語活動
を活発に取り入れ、国語の能力を調和的
に育てる工夫をする。
(各領域(2)内容-②)
Ⅲ 身につけた言葉の力を、他の作品(学習
材)や生活(他教科の授業)の中でいかす。
○国語の授業で培った言葉の力が実生活で
も生きて働くように、係や当番活動、他教
科でも積極的に取り入れ、様々な場面で言
語活動を工夫し、充実を図っていく。
(伝統的な言語文化と国語の特質に関
する事項(1)-イ-(ア))
年間の願う子どもの姿
言葉には、自分の思いや考えを表現するために必要な役割や働きがあることを知り、学習の
中で練り上げたり、実践したりすることをとおして、日常でも豊かに表現しようとする姿
本時の子どものゴールイメージ
言葉っておもしろいね。言葉を使った遊びを取り入れて、もっと表現してみたい。
本時のストーリーデザイン
手立て
◆前時の確認と本時の学習内容の確認。
①あいうえお作文
②早口言葉
③古今東西
・
言葉遊びから好きなものを選んで、作ったものを発表しよう。
◆他にどんな言葉遊びがあるかを知る。
①しゃれ
○「ふとんがふっとんだ。」
「イクラはいくらだ。」
・聞いたことがある。
・だじゃれなら、簡単そう。
・いくつか知っているのがあるよ。
②回文
○「きつつき」「しんぶんし」
・短いのならできそう。
・なかなか難しいな。
・長い文でも考えられるかな。
③アナグラム
○「とけい」→「けいと」
「くつみがき」→「実がつく木」
・自分の名前でできないかな。
・クイズにもなりそうだな。
・教室にあるもので考えてみよう。
◆言葉遊びをとおして作ったものを発表し、
Ⅰ 「言葉」に着目し、その意味を自分なりに
解釈し、言葉の力を獲得する。
〇自分が蓄えてきた言葉を使って、言葉
遊びを楽しむことで、国語のおもしろさに気
付き、さらに親しんでいこうとする意欲につ
なげる。
○自分で言葉遊びを選択し、興味をもっ
て取り組むことで、これからの言語活動を
豊かにし、表現の幅も広げる活動につなげ
る。
○言葉遊びを楽しめず、おもしろさを発見
できずにいる場合は、イメージマップを使っ
て、言葉遊びに加われる支援をする。
Ⅱ 言葉を通して、思いや考えを伝え合い、そこ
から自分なりの意見や考えを練り上げる。
○いろんな言葉遊びが考えられると、使っ
てみようという意欲につながり、豊かに表現
しようとする活動につながることを知る。
他にどんな遊びが考えられるかを出し合っ
てみよう。
・言葉だけでこんなに楽しい遊びが考えられ
るとは思わなかった。
・漢字を使った遊びも考えられないかな。
・雨の日にみんなで遊びたいな。
子どもの見とり方
→自分自身で言葉遊びに親しみ、楽しむこ
とができていたか。ノートに書き溜めたイ
メージマップをもとに、活動に取り組み、
楽しむことができているかを見とる。