平成28年度 学 校 校訓 要 覧 『和而不同』 「人と和することは大事であるが、不和雷同することを戒 めた」孔子の『論語』にある古くして永遠に新しい人生哲 学を昭和 33 年野上中学校開校以来、本校校訓としている。 〒 640-1121 和歌山県海草郡紀美野町下佐々 940 TEL:073 - 489 - 2459 FAX:073 - 489 - 5175 e-mail [email protected] Ⅰ 教育目標 自ら考え、学ぶ力を身につけさせるとともに、自然や人々との関わりを通して感性豊かな心を養い、心身 ともにたくましい生徒の育成を期するとともに、不確実性の時代をたくましく生き抜く社会人としての素 養を育成する。 ~すべての子どもの幸せのために Ⅱ 今、そして10年先をみすえて~ 目指す生徒像 (1)自ら学ぶ意欲と考える力や判断力を身につけ、行動できる生徒の育成。 (2)自他を重んじ、道徳的実践力を身につけた生徒の育成。 (3)豊かな感性を育て自然の美しさに感動できる生徒の育成。 (4)健康でたくましい体力を身につけた生徒の育成。 (5)凡事徹底(礼を正す 場を清める 時や約束を守る)ができる生徒の育成。 (6)わがふるさとを愛し誇りを持てる生徒の育成。 (7)自己肯定感、自己有用感の持てる生徒の育成。 (8)忍耐強く物事に取り組むことのできる生徒。 Ⅲ 経営方針 「共に学び Ⅳ 共に育つ」 ~授業づくり 仲間づくり 集団づくり~ 努力目標 1 凡事徹底 ○挨拶や礼を正すことのできる生徒 ○時と場に応じたあいさつ、言葉、服装のできる生徒の育成 ○時や他者、自分との約束が守れる生徒 ○清掃活動を実践できる生徒の育成 ○整理整頓を心がける生徒の育成 2 確かな学力の育成 ○一人一人の学びを大切にする。 ○基礎基本の定着を図る。 ○生徒が主体的・協働的に学習し共に「学びあう」姿勢を醸成する。 ○TT指導や少人数指導の工夫・改善に努める。 ○家庭学習の定着、習慣化を図る。 ○補充学習の充実、読書活動の推進を図る。 ○特別支援教育の充実に努める。 3 豊かな心の育成 ○教育活動全体を通じた道徳教育、人権教育の推進に努める。 ○勤労意識・ボランティア意識の醸成を図る。 ○自己肯定感、自己有用感の高揚を図る。 ○体験活動による豊かな人間性の育成に努める。 ○Q-Uアンケートの実施と活用、グループアプローチの推進を図る。 ○自然や人とのふれあいを深める。 ○ 人間関係づくり能力の育成に努める。 ○ 中1ギャップ解消に向けた取り組みに努める。(小中連携) 4 たくましく健康な体の育成 ○教科体育の工夫 体力・スポーツテストの分析・活用を図る。 ○部活動の充実に努める。 ○健康教育の充実を図る。 ○安全教育、性教育の充実に努める。 ○基本的生活習慣を身につけ、生活の中に自発的な運動習慣の定着を図る。 ○体育祭・マラソン大会等の体育的行事を通して体力の向上を図る。 Ⅴ 職員心得 ~職員の本気が生徒の本気を引き出す~ ○ 健康で明るく、人間性豊かな教師 ○ 凡事徹底の率先垂範ができる教師 ○ 子どもを愛し、子どもと共に成長する教師 ○ 責任感と熱意をもって実践する教師 ○ 研修に努め、自らの専門性を高める教師 ○ 夢や思いを生徒に語り、生徒の思いに傾聴できる教師 *方針の具体的項目 (1)心豊かな人間の育成 ・人間尊重の精神を基盤として望ましい人間関係の確立を目指す。 ・人間としての生き方について自覚を高め、道徳的実践力を身につけさせる。 ・自然・地域・人とのふれあい体験を通し感性豊かな温かい心を育てる教育活動を展開する。 ・ボランティア活動の推進を図る。 (2)一人一人を生かす教育の展開 ・生徒一人一人の特性等を的確に把握し、個性の伸長に努める。 ・生徒の目標達成状況を正しく評価し、能力の伸長を図るべくきめ細かい支援を行う。 ・生徒一人一人に役割分担をもたせ、集団の一員としての自覚と行動力を高める。 ・生徒の進路について、個々の能力・適正をよく理解して、その指導に努める。 (3)調和と統一のある学校運営 ・教育公務員としての自覚を高め、専門職としてふさわしい教養を身につけるための研修に努める。 ・教職員相互の信頼と共通理解を深め、組織として機能する学校運営を進める。 ・生徒との心のふれあいを大切にし、ゆとりと充実のある学校生活の創造を目指す。 ・施設等の工夫・改善を図り、人間形成の場としてふさわしい教育環境の創出に努める。 (4)確かな学力の育成 ・「わかる授業」の創出に努める。 ・生徒が主体的・協働的に学習し共に「学びあう」授業づくりに努める。 ・少人数指導・TT指導等を組み入れ、密度の濃い授業展開を図る。 ・補充指導等の充実に努め、基礎・基本の定着を図る。 (5)体位・体力の向上と健康・安全の徹底 ・生命尊重の精神を理解させ、すすんで自己の健康管理に努めさせる。 ・部活動を通して、スポーツに親しませるとともに強い意志と体力を育てる。 ・交通安全や非常災害対策について計画的に指導や訓練を行うとともに、環境の整備や安全点 検を行い、事故防止に努める。 ・健康教育と性教育の推進を図る。 (6)人権教育の推進 ・人権を尊重し、差別のない社会を実現するために寄与できる人間の育成を目指す。 ・人権に関する知的理解の深化を図り、人権感覚の育成に全教育活動を通して取り組む。 (7)特別支援教育の推進 ・個々のつまづきや困難の状況の把握に努め、障害に応じた指導の充実を図る。 ・教職員の研修を深めるとともに、軽度発達障害のある生徒に対する校内における全体的な支 援体制を整備するため、校内委員会の充実を図る。 (8)教育相談的指導の推進 ・教職員、スクール・カウンセラー、スクールソーシャルワーカー及び学校教育支援員を中心 に校内体制を整備し、その機能の充実に努めるとともに関係機関との連携を図る。 ・教育相談において、生徒がもつ様々な悩みや不安を自らの力で問題を克服できる適切な指導 や保護者等への適切な指導援助を行う。 (9)家庭・地域との連携 ・学校教育、家庭教育のあり方について、保護者や地域の方々の理解と協力を得るために、広報 活動や話し合いの機会を拡充する。 ・保護者や地域の願いを的確に受け止め、教育実践に生かすように努めるとともに地域共育コミ ュニティの推進に努める。 野上中学校校歌 作曲 作詞 北原 吉田 雄一 敏 雲がとぶ 山なみに 今日も希望の たのもしく 一、仰ぐ生石の 三つの誓いも 青春の 栄えあれ 野上中学 こゝにつどえる おゝ 若きわれらの時代よ のかみ あゝ夢多き のかみ 栄えあれ 明日の理想を ゆくところ 描きつゝ せゝらぎに まことを求め 溢るゝを 二、きくや野上の いのちのさちの 野上中学 若きわれらの行く手よ おゝ あゝ遥かなる のかみ 朝明けに のかみ 三、み佐々が原の 鐘はなる 栄えあれ 自由を告ぐる ひとすじに 栄えあれ 平和のねがい 生くる日の 栄えあれ 野上中学 明るく清く おゝ 若きわれらの母校よ のかみ あゝ輝ける のかみ 栄えあれ 本 昭和33年 4月 5月 34年 3月 12月 35年 4月 5月 36年 2月 9月 40年 8月 41年 9月 43年 1月 10月 45年12月 47年 8月 54年 9月 56年 4月 57年 3月 59年 3月 60年11月 62年11月 63年 9月 11月 平成 2年 4月 3年 1月 4年 3月 5年 4月 10月 6年11月 9年 3月 11年12月 12年11月 13年 6月 14年 4月 11月 11月 16年 4月 17年10月 18年 4月 19年10月 20年 4月 21年10月 22年 4月 23年 4月 25年 4月 26年 2月 校 の 沿 革 職員発令 第1回入学式 校章制定 育友会結成 校歌制定(作詞 吉田敏 作曲 北原雄一) 柔剣道場完成 校訓「和而不同」制定 揮毫 武者小路実篤氏 体育館完成 増築工事(4教室)完成 中庭に泉水完成 運動場整備拡張・盛り土工事 補食給食(生牛乳飲用)開始 10周年記念式挙行 給食室完成(冬季みそ汁給食開始) 時計塔完成(屋野房太郎氏寄贈) 技術科教室新設 プール竣工 第1回育友会キックボール大会開催 教育課程改訂「ゆとりと充実」を学校創意で実施 新校舎第1期工事竣工 特別教室(理科室等)竣工 中学校教育課程研究発表会開催(文部省指定) 道徳教育研究発表会開催(県教委指定) 中庭にブロンズ像設置(見上あさみ氏寄贈) 育友会文部大臣表彰受賞 新体育館竣工 開校30年を記念する集いを開催(津本陽氏講演会) 技術科室(インダストリアルアーツ)完成 町立武道館竣工 コンピュータ教室完成 武道指導推進校研究発表会開催(文部省指定) 40周年記念としてクスノキを中庭に植樹 エイズ教育講演会開催(五島真理為氏) 総合的な学習を試行(ボランティア 職場体験 国際理解) 県中学校特別活動研究大会会場校として校内音楽祭を公開 完全週5日制がスタート 県学校体育研究大会分科会会場校(研究授業・研究協議) 学校開放週間(地域学習・職場体験・生涯学習) 平成 16・17 年度児童生徒の心に響く道徳教育推進校の指定を受ける(文部科学省) 道徳教育研究発表会(文部科学省指定) 平成 18・19 年度児童生徒の心に響く道徳教育推進校の指定を受ける(文部科学省) 道徳教育研究発表会(文部科学省指定) 平成20・21年度道徳教育実践研究事業校の指定を受ける(文部科学省) 道徳教育研究発表会(文部科学省指定) 平成22年度道徳教育自校研究を行う わかやま環境学習プログラムモデルスクール(県指定) 給食始まる 大規模改修 竣工内覧会
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