ファイル名 092521F62h08多今井皮フ形成外科 編集:笠井 営業:高畠 小組制作:笠井 9/7 12:00 9/8 17:00 9/13 校了1 00/00 00:00 00/00 00:00 00/00 00/00 00:00 00/00 00:00 00/00 00:00 00/00 00:00 00/00 00:00 00/00 素足をキレイに保つには Q. どうすればいいですか? 医療 ホットライン 爪がキレイに生えてこないので、ペディキュアなどの おしゃれができません。夏場は足の裏の皮がむけたり …。素足をキレイに保つには、何から始めればいい? まずは足の健康調査を。気軽に 「フットチェック」 を受けてみてください。 足は人目につきにくく、靴や靴下で隠れて き爪や陥入爪(かんにゅうそう)など生え方に いることが多いため、チェックを怠りがちで 問題があるのであれば、症状に合わせた治療 す。足のさまざまな症状には、治療に時間が が必要です。 かかるものもあります。来年の春には自信を また、イボ、ウオノメ、タコなど、足の裏 持って素足を出せるよう、自分の足が今どの のできものを、自分で削ったりしてケアする ような状態なのか、一度「フットチェック」を ことで、根治までの期間を長引かせたり、症 受けてみてはいかがでしょう。 状を再発させている方がいらっしゃいます。 形成外科や皮膚科では、フットチェックを イボ、ウオノメ、タコは、それぞれ似ている 行なっているところもあります。フットチェ ようで、症状も治療方法も異なります。 ックを習慣づけることで、たとえば水虫の疑 タコ・ウオノメは、長時間にわたって圧迫 いがあれば、その場ですぐに感染しているか や摩擦などの刺激を受けた際、外部の刺激か どうかが分かりますし、本人も気づいていな ら皮膚を守るために起こる角質増殖です。タ い爪白癬(爪の水虫)など潜在的な症状が見つ コは、角質が外に向かって増殖するので、表 かることもあります。 面を削って治療するのに対し、ウオノメは、 爪の変形については、靴が合っていないせ 外側への角質増殖に加えて、皮膚の奥へ奥へ いでつぶれてしまっているのか、それとも巻 と増殖するため、芯まで除去することが必要 今週の回答者 今井皮フ形成外科クリニック 理事長・院長 今井由典さん 信州大学医学部卒業。 同大形成外科で診療、研究に 従事後、2000年開院 です。イボは、タコ・ウオノメとは原因が全 く違って、ウイルスに感染して生じるもの。 液体窒素で凍結させるなどの治療を施しま す。 足には、実にさまざまな症状があります。 足からの情報をきちんとキャッチすることを 心がけて、素足美人を目指してください。 2010年9月25日付 「リビング多摩 」に掲載されました
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