バンコク気候ガイドバンコクは年間の平均気温が28～29℃もあり、1年中常夏のような気候です。シーズンとしては大きく3つに分けられ、それぞれの特徴があります。 3月～5月 1年の中で最も気温が高くなる時期です。35～40℃近くまで上がる日もあります。また、湿度も高いため蒸し暑く感じます。夜になっても冷え込むことはなく、熱帯夜が続きます。 6月～10月雨季の時期です。日本の梅雨のように、 1日中雨が降り続くことはなく、1日に1回程度スコールが降ります。スコールは大粒の雨が激しく降ります。もし、スコールに見舞われたら、近くのショップやホテルなどの屋内で、雨がやむのを待つのがよいでしょう。 3月～10月観光のワンポイントアドバイス 11月～2月 3月～5月の際の屋外の観光には、体調管理を十分に注意する必要があります。日中の暑い時間帯には、ショッピングモールなど屋内施設で過ごし、夜にはマーケットで楽しむなど、工夫して観光しましょう。気候が安定しており、1年の中で最も過ごしやすい季節です。気温もあまり高くならないため、観光にはベストシーズンです。 12～1月には、気温が17～18℃に下がることもあり、寒くなる時もあります。 6 月～ 10月のスコール（通り雨）は、傘が役に立たないほど激しく降る事があります。現地の人たちは、傘をささず濡れながら歩いていたり、やむまで雨宿りすることが多いです。スコールがきたら、ショッピングモールやデパートに行って買い物を楽しんだり、カフェでほっと一息ついたりしながら、やむまで待つのが雨も楽しむタイ流の楽しみ方です。バンコク旅行のお役立ちアイテム服装のめやす □日焼け止めバンコクは1年中、温暖な気候のため通気性のよい服が◎ 日本の夏服で対応可です。 □サングラス □帽子 □汗拭き用タオル □カーディガンやストールなどの羽織れる物 □折りたたみ傘 □虫除けスプレー（必須）レストランやホテル、地下鉄などでは冷房が強く効いているので、羽織物を持っていくと安心です。服装選びの＜ワンポイント＞街中を観光する際には、歩きやすいサンダルが便利。スコールの際も、サンダルであれば濡れても心配ありません。ただし、一部寺院や一部施設（レストラン等）では、NGの場合もあるので注意。敬虔な仏教国のタイでは、寺院は神聖な信仰の場です。寺院に参拝する際には、節度ある服装を心がけるようにしましょう。ワット・プラケオ、王宮、一部寺院などでは、タンクトップやホットパンツといった極端に肌を露出した服装、かかとの無いサンダルでは入場することができないので、注意しましょう。寺院や王宮を参拝する際には、袖のあるシャツ、長ズボン、ロングスカート、靴もスニーカーなどを準備しておきましょう。レポーター名鉄観光村瀬示帆荻本尚子＜2015年11月24日＞