ヒントゲーム

教材等名
ヒントゲーム
<出題用カード>
(解答用シートを
切り離したもの)
5種類の解答用シートを掲載しています。シート1は比
較的ヒントを出しやすい内容にしています。他に、動物や
食べ物を集めたシート、季節に関する内容のシートなどが
<解答用シート>
あります。実態に合わせてご利用ください。
主な対象
幼児、小学生
教科・領域等
使用場面
教育センターにおける教育相談
育てたい力
言語理解、言語表出、概念形成
教材の説明
<使用するもの>
<使い方>
解答用シート、出題用カード(解答用シートを切り離したもの)
出題者は、出題用カードを一枚選び、カードの絵に関連するヒントを出します。
解答者は、ヒントを聞いて、解答用シートの中からそれに当てはまる絵を選び、
答えます。
例:「果物です」
「色は黄色です」
「すっぱいです」→
支援者がヒン
トを出し、子ど
もが答える場合
答えは「レモン」
①
○ ヒントは子どもの発達の状況に合わせた内容にします。上位概念の理解が難し
い子どもであれば、鳴き声やジェスチャーを交えて楽しくゲームをしましょう。
○ 一つめや二つめのヒントでは答えが限定できないようなヒントの出し方をす
ると、最後まで話を聞く練習になります。
○ 子どもは、支援者の出題を聞くことで、ヒントの出し方を学びます。
②
○ ものの名前を直接言ってはいけないことを伝えておきます。
○ ヒントを出すことが苦手な子どもの場合、
「くだもの」
「どうぶつ」
「たべもの」
などヒントの例を示しておくと、手掛かりになります。また、出題用カードの中
から子ども自身がヒントを出しやすいものを選ぶようにすると、無理なく取り組
めます。
○ 得意な子どもの場合、「ヒントは3つ出すこと」などのルールを加えることも
できます。
子どもがヒン
トを出し、支援
者が答える場合
制作者より一言
子どもの興味や目的に合わせて内容を変えると、利用範囲が広がります。例えば、
都道府県名や歴史上の人物のシートを作って社会科の教材として使う、なんてこと
もできそうですね。また、ヒントゲームとしてではなく、絵カードのマッチング課
題として使うこともできます。いろいろ工夫して使ってください。
制作者
愛媛県総合教育センター
参考資料等
イラストは、
「楽しい保育CD-ROM」
(マール社/ⓒChikako Sakuma ※二次使
用不可)
、
「具満タン」(デザインエクスチェンジ株式会社)を使用。
掲載年
2010