千葉大学リサーチ・アシスタント(RA)実施要領(たたき台)

千葉大学リサーチ・アシスタント(RA)実施要項
(目的)
第1 この要項は,千葉大学における学術研究の一層の推進に資する研究支援体制の
充実・強化並びに若手研究者の養成・確保を促進するため、本学が行う研究プロジ
ェクト等に,優秀な大学院学生を参画させ,研究業務を委嘱することで,研究活動
の効果的な推進と,若手研究者としての研究遂行能力の育成を図るため,必要な事
項を定めるものである。
(名称)
第2 第1において研究プロジェクト等に参画する学生の名称は,リサーチ・アシス
タント(以下「RA」という。)とする。
(委嘱する研究業務)
第3 RAは,第1に掲げる目的のため,研究活動に有益な研究業務に従事するもの
とする。
2 RAに委嘱された学生は,採択された研究業務を適正に遂行しなければならない。
なお,その遂行にあたっては,授業等に支障のない範囲で,別に定める時間以上を
目安として行うものとする。
(委嘱対象者)
第4 RAとして委嘱することのできる者は,大学院博士後期課程(医学薬学府にあ
っては,4年博士課程または後期3年博士課程)に在学する学生とする。
(委嘱期間等)
第5 RAの委嘱期間は,4月1日から翌年の3月31日までの1年間の範囲内とす
る。
2 委嘱の開始日は月の初日からとし,終了日は月の末日とする。
(委嘱手続等)
第6 各部局等(COE拠点等を含む)において,RAを委嘱しようとする場合は,
第4に定める学生を対象に適切な範囲において公募等により周知の上,同学生から
提出されたRA研究業務計画書(様式1)の審査を行う。
2 委嘱の可否及び委嘱しようとする研究業務の単価については,各部局等において
複数の者で構成された既存の組織(例えば、部局版「学術推進企画室」等)(以下
「評価組織」という。)により審査の上,部局長等が委嘱の可否及び委嘱しようと
する研究業務の単価を決定するものとする。
3 各部局等においては,RAに委嘱する学生に対して,RA研究業務委嘱通知書(様
式2)を交付するものとする。
(研究業務の経過報告及び支払)
第7 RAに委嘱された学生は,毎月末に,当該月におけるRA研究業務経過報告書
(様式3)を部局長等に提出するものとする。
2 部局長等は,評価組織においてRA研究業務経過報告書により研究業務が計画通
りに進捗していることを確認の上,経費の支払を行う。
3 部局長等は,研究業務が計画通りに進捗していない等の場合は,RAに対し指導
助言及び研究業務の取りやめを行うことができるものとする。
(研究業務終了報告書)
第8 RAに委嘱された学生は,研究業務終了時にRA研究業務終了報告書(様式4)
を部局長等に提出するものとする。
2 各部局等の評価組織において,RA研究業務終了報告書により研究業務内容を評
価する。
(委嘱内容の変更等)
第9 RAに委嘱された者は,委嘱期間の途中で,研究業務計画に変更が生じた場合
には,速やかに,RA研究業務変更計画書(様式5)を部局長等に提出すること。
2 部局長等は,前項の提出があった場合は,評価組織において審査のうえ,RA研
究業務変更通知書(様式2)又はRA研究業務委嘱廃止通知書(様式6)を交付す
ることとする。
(RAの経費)
第10 RAを委嘱するための財源については,公的研究費を財源とする委託費等を
除くすべての経費を財源とすることができるものとする。
(その他)
第11 この要項に定めるもののほか,RA制度の実施に関して必要な事項は,別に
定めるものとする。
附 則
この要項は,平成20年6月25日から実施する。