経営コンサルタント養成講座について経営コンサルタント筒井健太私は 2013 年に当講座を卒業し、2014 年より日本生産性本部の経営コンサルタントとして入職しました。私はこの 10 年ほど、MBA を含め、コンサルティングに関わる勉強を続けてきました、その中でも当講座は経営コンサルティングの実践力を習得するには一級の内容であると私は思っています。そう思った理由は以下の 3 点です。 (1)「コンサルタントに必要な経営知識とスキルを網羅的且つ深く学べる」当講座では、経営に必要な知識に加え、コンサルタントに必要なスキルを習得することができます。この両面から講座が構成されていたことが今でも役に立っています。経営に関する知識の基本的な科目に加え、「中小企業 M&A」「小売業マーケティング」等、各分野でさらに深堀りした専門科目が用意されており、さらに「一般科目」と呼ばれるコンサルタントに必須のスキル類が学べるのも特徴的です。例えば、プレゼンテーション、ファシリテーションといったものは非常に実践的で、現在の業務にも大変役立っています。 (2)コンサルティングを本業とする講師陣による実践的講義当講座を担当する講師は、いずれも「実践を積み重ねた経験に裏打ちされた内容を講義する」タイプであり、ほとんどが日本生産性本部の現役経営コンサルタントです。当講座では知識的な伝授のみではなく、実践を積んだ現役コンサルタントならではの適用事例紹介やケース紹介といったリアルな内容が披露され、講義で得た知識をどのように活用していけばコンサルティングに役立つかわかります。 (3)座学を活かした実習による企業診断の実践コンサルティングは机上で学ぶことではなく実践です。当講座では実在の企業にお邪魔し、座学で学んだ内容を総動員して診断を行った上で、経営課題を提案する機会が 2 回もあります。私は当講座受講時には、すでに MBA を取得しておりましたが、当講座の企業診断の実習は MBA では経験のし得ない非常に実践的な内容でした。実習には現役の日本生産性本部の経営コンサルタントが同行し受講者を指導します。分析や提案に行き詰まったときに、インストラクターからは視界が急に晴れるようなアドバイスをもらえます。このようなことができるのは実戦経験を積んだコンサルタントであるからできることだ、ということを実感しました。私も経営に関して色々な研修を受講してきましたが、ここまで実践的に企業診断を行う講座に初めて出会いました。日本生産性本部の経営コンサルタント養成講座は、大変実践的であり、かつ、綿密に構築されたプログラムです。経営コンサルタントとして実践的な修得・体得を必要とされている方々にはぜひおすすめしたいプログラムです。