清水港プレジャーボート係留施設使用規程 第1章 総則 (目的) 第1条 この規程は、法令(県条例及び規則を含む。以下同じ。)に規定するもののほか、 清水港港湾管理者静岡県(以下「港湾管理者」という。)が設置する清水港内のプレジャー ボート係留施設の使用許可を受けた者が遵守すべき事項を定めることにより、当該公共係留 施設の適正な管理運営を図ることを目的とする。 (定義) 第2条 この規程で「施設」とは、プレジャーボートの係留の用に供する施設のうち、港湾 管理者が設置するものをいう。 2 この要領で「使用者」とは、静岡県港湾管理条例(昭和36年静岡県条例第54号。以下「 条例」という。)第4条第1項の規定に基づき使用許可を受けた個人又は法人をいう。 3 2人以上の個人が共有するプレジャーボートにあっては、共有者を代表して使用許可を 受けた者のほか、プレジャーボート係留施設使用許可申請書の別紙(以下「別紙」という。 )に記載されている共有者全員を使用者とする。 4 法人が所有するプレジャーボートにあっては、法人の代表者、法人の社員又は従業員の うち法人所有船運航者として別紙に記載されている者を使用者に含むものとする。 第2章 施設の使用 (継続使用許可手続) 第3条 使用許可を受けた施設を引き続き使用しようとするときは、次の各号に定める期限 までに使用許可申請をしなければならない。 (1) 使用期間が1か月のとき 使用期間満了日の5日前の日(ただし、翌年度の継続使用許 可申請をする場合は、2月末日とする。) (2) 使用期間が6か月のとき 使用期間満了日の1か月前の日 (3) 使用期間が1年のとき 使用期間満了日の1か月前の日 2 毎年度、初回の使用許可申請の際には、次の添付書類(以下「添付書類」という。)を 提出しなければならない。 (1) 使用しようとする者の住民票の写し(法人にあっては、登記事項証明書) (2) 船舶安全法(昭和8年法律第11号)第9条第1項の船舶検査証書の写し (3) 海技免状又は小型船舶操縦免許証の写し 3 1か月又は6か月の使用期間を選択した使用者が、同一年度内の2回目以降の継続使用 許可申請書を提出する場合には、添付図書類の提出を省略することができる。 (係留場所) 第4条 使用者は、港湾管理者が指定する場所にプレジャーボートを係留しなければならな い。 2 港湾管理者は、港湾管理上の必要があると認めるときは、前項の規定により指定した係 留場所を変更することができる。 3 前項の規定に基づき係留場所を変更することに伴って生じる費用は、使用者の負担とす る。 第3章 使用者の責務 (禁止事項) 第5条 使用者は、許可を受けた施設に関し、権利を他人に譲渡し、若しくは担保に供し、 又は転貸してはならない。 2 使用者は、使用許可に係るプレジャーボート以外のプレジャーボートを係留してはなら ない。ただし、あらかじめ港湾管理者の承諾を受けた場合は、この限りではない。 3 使用者は、施設において火気を使用し、又は施設の周辺水域で遊泳若しくは漁ろうをし てはならない。 4 使用者は、施設を利用して営利行為をしてはならない。 (法令等の遵守) 第6条 使用者は、次に掲げる法令その他関係法令を遵守しなければならない。 (1) 河川法及び港湾法 (2) 港則法その他の海事関係法令 (3) 消防法その他消防関係法令及び静岡市火災予防条例 (4) 漁業関係法令 (5) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律その他の環境保全関係法令 (6) 道路交通法 (7) 小型船舶の登録等に関する法律 (8) プレジャーボート関係県条例 (プレジャーボートの自己管理) 第7条 使用者は、自己の責任においてプレジャーボートを管理するものとする。 2 使用者は、風雨等により被害が予想される場合、他の船舶及び施設に影響を及ぼすこと がないように十分な措置を講じなければならない。 (損害賠償) 第8条 使用者は、故意又は過失により港湾区域又は港湾施設において港湾管理者又は第三 者に損害を与えたときには、直ちにその損害を被害者に賠償しなければならない。 2 使用者は、災害その他やむを得ない事由又は第三者の行為により損害を受けた場合にお いて、港湾管理者に対し、その損害の賠償を請求することができない。 (迷惑行為の禁止等) 第9条 使用者は、施設及びその周辺の環境を良好な状態に保持しなければならない。 2 使用者は、早朝又は深夜におけるプレジャーボートの使用を自粛し、騒音防止に努めな ければならない。 3 使用者は、エンジンの起動後、速やかに離岸しなければならない。着岸後は、速やかに エンジンを停止しなければならない。 4 使用者は、住宅、事業所等の近傍への無断駐車及び通行の妨げとなる迷惑駐車をしては ならない。 5 使用者は、用便、ゴミ処理等の公衆衛生の保持については、自らの責任で適切に対処し なければならない。 6 使用者は、地域住民のために整備された共益施設を無断で使用してはならない。 7 使用者は、陸閘等の開閉についてのルールを守らなければならない。 8 使用者は、前各号に定めるもののほか、常に施設の周辺の住民、事業者等に迷惑又は損 害を与えることがないよう留意しなければならない。 (ステッカーの貼付) 第10条 使用者は、港湾管理者が交付するステッカーを自己のプレジャーボートの船外から 見やすい両船側に貼り付けておかなければならない。 2 使用者は、次の各号に掲げる場合は、前項のステッカーを港湾管理者に返納しなければ ならない。 (1) 使用者が、自己のプレジャーボートを清水港以外の地域の係留施設に係留保管する場合 (2) 使用者が、自己のプレジャーボートを他人に譲渡し、又は廃棄処分する場合 第4章 折戸湾内の航行に関する特記事項 (航行に関する遵守事項) 第11条 使用者は、折戸湾内に貯木場が設置されていることにかんがみ、プレジャーボート の航行に当たっては次に定める事項を遵守しなければならない。 (1) 使用者は、別図に指定された航路以外の水域を航行してはならない。 (2) 使用者は、折戸湾内においては、波が立たない速度で航行しなければならない。 (貯木場施設の使用に関する遵守事項) 第12条 使用者は、みだりに貯木場施設を使用し、又は操作をしてはならない。 2 使用者は、油類の投棄・漏出その他海洋汚染の原因となる行為をしてはならない。 3 使用者は、貯木場を夜間航行する場合は、プレジャーボートが木材係留施設、流木防止 施設及び木材との接触その他の事故を起こさないよう特段の注意を払わなければならない。 (その他の事項) 第13条 使用者は、この規程に定めるもののほか、港湾管理者が港湾の適正な管理を図るた めに必要な指示を行ったときは、その指示に従わなければならない。 附 則 この規程は、平成14年4月24日から施行する。 附 則 この規程は、平成16年4月1日から施行する。 附 則 この規程は、平成22年4月1日から施行する。 附 則 この規程は、平成24年4月1日から施行する。 附 則 この規程は、平成25年4月1日から施行する。
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