2012 年6月 21 日 シングルマザーと震災の影響を受けた女性を応援するイベント「インクルフェア」に協力 イベント内にて、美容相談会「ビューティ・カフェ」を実施 株式会社カネボウ化粧品 カネボウ化粧品は、2012 年 6 月 15 日・16 日に、東日 本大震災の被災地である岩手県のシングルマザーと震災 の影響を受けた女性を対象に、美容相談会「ビューティ・ カフェ」を実施しました。 今回の美容相談会は、特定非営利活動法人 インクルい わて主催のイベント「インクルフェア」のプログラムのひ とつとして行ったものです。「インクルフェア」では、カ ネボウ化粧品のほかにも多くの企業や団体が参画し、シン グルマザーや被災地の女性が前向きになれるよう、多彩なプログラムを実施しました。カネボ ウ化粧品では、今後も特定非営利活動法人 インクルいわてへの協力を継続していく予定です。 ◆ ◆ ◆ カネボウ化粧品では、企業の「使命」として「美しさの先に、笑顔を。」を掲げており、美し さの先に笑顔があふれる幸福な社会の実現に向け、持続的な活動を推進しています。今後も、 「化粧」や「美容」を通じた「つながるコミュニティづくり」形成に寄与する活動に取り組ん でいきます。 「化粧」「美容」を通じたコミュニケーション インクルいわては、岩手県のひとり親世帯の親と子が、楽しく健康 で文化的な生活を自ら歩むことができるよう、ひとり親世帯と地域住 民を対象に、就業支援事業、生活支援事業、地域連携事業等を行う特 定非営利活動法人です。ひとり親世帯の親と子が貧困に陥らず、差別、 偏見、社会的排除にさらされることのないバリアフリー社会の実現に 寄与することを目的に活動しています。 今般、インクルいわてが、岩手県のシングルマザーと東日本大震災 の影響を受けた女性を応援するイベント「イ ンクルフェア」を開催。多くの企業や団体が 参画し、2日間にわたり、「シングルマザー 座談会」や「キッズ&ママカフェ」「出張レ ストラン」などの多彩なプログラムを実施し ました。 その中で、カネボウ化粧品は、本社からスタッフを派遣し、シング ルマザーと被災地の女性を対象とした美容相談会「ビューティ・カフ ェ」を企画。2日間で約 60 名の方にご参加いただき、肌測定や簡単 ローションマスク、ハンドケアなどを実施しました。会場では、楽し そうな会話や笑い声が途切れることなく、終始和やかな雰囲気に包ま れました。参加者の皆さんからも、 「いつも家族の手をマッサージしているが、自分がされたの は初めて。やはりしてもらうと気持ちがいい」 「子どもにもハンドマッサージをしてあげられそ う。親子で一緒に楽しめる」 「ポカポカと体が温まり、リラックスできた。幸せな気分になった」 「ポイントメイクをするのは久しぶり。色選びが楽しい」 「今日は母にもついて来てもらい、娘 を見てもらっている。おかげでこうしてゆっくりできた」「疲れもとれたし、『ほっ』とした気 持ちになった」 「これからはもっと自分のことに注意を向けていきたい」などの声を頂戴しまし た。カネボウ化粧品のスタッフも、 「化粧」や「美容」を通じたコミュニケーションの重要性を 改めて確認、肌に関することやメイクアップといった共通の話題からコミュニティづくりがで きることを改めて実感しました。カネボウ化粧品では、これからも「化粧」や「美容」をテー マとするコミュニケーションや人と人の心の会話を大切にし、多くの方が「つながるコミュニ ティづくり」に取り組んでいきます。 <実施概要> ■日にち 2012 年6月 15 日(金)16 日(土) ■場 アイーナ(いわて県民情報交流センター) 所 〒020-0045 岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7番1号 ■内 容 ■主催団体 ・肌測定器によるお肌状態の測定と、適切なお手入れアドバイス ・コットンを用いた簡単ローションマスクのご紹介と実践 ・ハンドクリームとパラフィンパックによるハンドケアトリートメント 特定非営利活動法人 インクルいわて ■主催者コメント 「東日本大震災から1年3ヶ月強が経過し、復興もゆっくり進んできまし たが、被災者の中にはまだまだ先の見えない方が大勢いらっしゃいます。 出口が見えない中、心身ともに癒されない毎日を送っている方は多いの です。中でも、ひとりで子育てをしていらっしゃるシングルマザーの方 にとっては、これからさらに復興が進む中で、新たな悩みに直面される ことも出てくるのではないかと考えています。そのような方たちには、 人の手によって寄り添って差し上げることがとても大切です。例えば、今回のフェアの ように、おいしいものを食べて人とのコミュニケーションを深めたり、化粧や肌のお話 に触れたり。カネボウ化粧品には、スキンケアアドバイスとハンドケアマッサージでご 協力いただきました。スタッフの皆さんと参加者の方の会話や明るい笑顔に触れ、今回 のフェアの意義を実感しました。また、母親が自分自身に手をかけ、キレイになり、明 るくなると、何よりお子さまが嬉しい気持ちになれるし元気になります。長い長い復興 の途中ですが、シングルマザーや被災者の方の支援に向け、私たちとしてできる限りの 活動を継続して実施していきたいと思います」(特定非営利活動法人 インクルいわて 理事長 山屋 理恵さん) <参考:カネボウ化粧品の社会貢献活動> カネボウ化粧品では、企業の「使命」として、「美しさの先に、笑顔を。」を掲げています。 人が化粧やお手入れによって前向きになり、人との関わりの中で喜びや楽しみを見つけ、美 しさが持つ無限の力を感じ取り、社会に笑顔の連鎖が広がることを、カネボウ化粧品の“存 在意義”である「使命」に込めています。 社会貢献においても、美しさの先に笑顔があふれる幸福な社会の実現に向け持続的な活動を 推進し、「化粧」や「美容」を通じた女性のコミュニティ形成に寄与させていきます。 <カネボウ化粧品の社会貢献活動方針> ①次世代の育成に役立つ活動を行います。 ②地域の社会・文化の発展に貢献することを目指した活動を行います。 ③持続可能な社会に向けて、環境を守り育てる活動を行います。 ④カネボウの持つ資源を有効に活かせる活動を行います。 ⑤社会的支援として、バリアフリー社会を推進する活動を行います。 ⑥一人ひとりの社員が良き市民として、社会的活動に参加できるような風土を つくります。 今後も、社会の声に耳を傾け、カネボウ化粧品ならではの資産を有効に活用できる社会貢献 活動を創出していきます。
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